JPH09297823A - Icカードリーダ - Google Patents

Icカードリーダ

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JPH09297823A
JPH09297823A JP13431396A JP13431396A JPH09297823A JP H09297823 A JPH09297823 A JP H09297823A JP 13431396 A JP13431396 A JP 13431396A JP 13431396 A JP13431396 A JP 13431396A JP H09297823 A JPH09297823 A JP H09297823A
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Katsuaki Oguchi
勝章 小口
Takaharu Matsuno
隆治 松野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2列の接点ブロックの中間に、カード走行を
阻止させるためのストッパアームを設けることにより、
ICコンタクトの破損を未然に防止する。 【解決手段】 カード走行方向に対して2列に配置した
IC接点群7a、7bから成る接点ブロック7の中間に
ストッパアーム20を設けている。ストッパアーム20
は、接点ブロック7を有するIC接点ホルダ6の一端側
にアーム支点受け21を設けて、先端が直角方向にL字
状に形成されたアーム先端部20aを有するレバーとし
て形成され、アーム支持受け21を中心として矢印P方
向に回動可能に保持されている。これによって、IC接
点の破損を未然に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードに記録
された各種情報の読み取りを行い、又はICカードに情
報の書き込みを行うためのICカードリーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のICカードリーダは、図6及び図
7にその実施例を示す。図6は、従来のカードリーダの
外匡を外した本体主要部の平面図を示し、図7は図6の
側面図を表している。図6及び図7において、従来のカ
ードリーダ1は、ICカード3を取り込むためのゲート
2と、このゲート2のカード通路を開閉するシャッタ4
と、ゲート2に取込まれたICカード3を搬送路に沿っ
て装置内部に搬送するローラ8から構成されている。さ
らに、搬送路には、ローラ8に続いてローラ9及びロー
ラ10が設けられ、ICカード3を搬送路上に連続して
搬送することができるように構成されている。
【0003】ローラ8と9の間には、IC接点ホルダ6
が設けられ、図示していないプランジャとアームを介し
てソレノイド12に連結されている。このIC接点ホル
ダ6には、多数のIC接点で構成される端子群7a、7
bから成る接点ブロック7が形成されていて、図示して
いないプランジャの作動により、支点16を中心にして
上下方向に移動自在にできるように設けられている。そ
して、ローラ8の回転により、ICカードリーダ1の装
置内部の所定位置まで搬送されたICカード3に、ソレ
ノイド12の作動によってプランジャが吸引され、所定
の位置に設けられたIC接点ホルダ6を降下動作させ
て、IC接点群7a、7bをICカード3に設けた接触
端子群3a、3bに接触させている。これによって、I
Cカード3の接触端子群とIC接点群7a、7bから成
る接点ブロック7の間が電気的に結合されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなIC接点
ホルダ6の作動モードは、通常に使用されている状態で
は問題が生じることはない。しかし、例えば上位プログ
ラムが暴走して誤作動を起こした場合や、テスト状態で
の手動操作が行われた場合には、IC接点ホルダ6が下
降したままの状態でICカード3が図7の矢印F方向に
搬送される場合がり、この場合にはICカード3の端面
3Fが、IC接点7aは持ち上げるがIC接点7bは持
ち上げることができず当接してしまい、IC接点7bの
接点を押し込んでIC接点7bが破損する危険があっ
た。又、ICカード3が左側の位置から矢印G方向に搬
送された場合にも、IC接点7bは持ち上げられて問題
はないが、IC接点7aが破損される危険があった。従
って、このようなICカードリーダの問題点を未然に防
止する必要性に迫られていた。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、簡単な構造であって且つコンパクトな機構を
付加することにより、上記のようなICカードリーダの
機能上の致命的な問題点を未然に防止することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1に関わるICカ−ドリ−ダは、ICカードに設けた接
触端子に当接してデータの授受を行う接点をカード走行
方向に対して2列に配置した接点ブロックを有し、該接
点ブロックを上記接点が上記接触端子に当接する位置と
離間する位置とを移動自在に支持し、上記接点が上記接
触端子に当接する位置において上記接点は上記カード端
面と係合しあう係合形状部を有するように構成したIC
カードリーダにおいて、上記接点ブロックは、上記接点
の係合形状部よりもカード走行方向上流側にカード端面
と係合してカード走行を停止させるストッパを設けたこ
とを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2に関わるカ−ドリ−ダ
は、上記接点は線材を屈曲させて構成したものであり、
上記接点の係合形状部は2列の接点の内側になるように
配置され、2列の接点の中間にストッパを設けたことを
特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に関わるカ−ドリ−ダ
は、上記ストッパがカードと当接する位置は、ICカー
ドに設けた接触端子及びエンボス部を避けた位置となさ
れたことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4に関わるカ−ドリ−ダ
は、上記ストッパは上記接点ブロックに回動可能に保持
されたレバーであることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明のカードリーダにお
ける実施の形態を図面に示す実施例に基つ゛いて説明す
る。
【0011】図1は、本発明に係るカードリーダの実施
例で、外匡を外した場合の主要部の一部を切り欠いた平
面図を表している。図2は、本発明に係る主要部分の側
面図を示し、図3は、図2を右から見た側面図である。
さらに、図4は図2におけるIC接点ホルダ部の拡大図
である。
【0012】本発明に係るICカードリーダ1は、図1
において説明するように、カード走行方向に対して直交
する方向に2列に配置した接触端子群3a、3bを有す
るICカード3と、このICカード3に設けた接触端子
群3a、3bに当接してデータの授受を行うために、カ
ード走行方向に対して、2列に配置したIC接点群7
a、7bから成る接点ブロック7と、この接点ブロック
7をIC接点群7a、7bが接触端子群3a、3bに当
接する位置と離間する位置とを移動自在に支持するIC
接点ホルダ6から構成されている。
【0013】上記接点ブロック7には、後述するよう
に、ICカ−ド端面と係合する側の接点の係合形状部A
の位置よりも、カード走行方向上流側にICカード3の
端面3Fと係合してカード走行を停止させるための、ス
トッパアーム20を設けていることを特徴とする。この
接点ブロック7を構成するIC接点群7a、7bは、線
材を屈曲させてねじりコイルバネ状に構成されており、
一端側をIC接点ホルダ6に取り付けると共に自由端側
をIC接点ホルダ6の係止部に係止させることにより、
下降位置に保持されている(図2のIC接点7bの位置
参照)。そして、上記接点の係合形状部は、線材を屈曲
して形成したことにより、2列のIC接点群7a、7b
の内側になるように配置されていて、前記2列の接点群
の中間にストッパアーム20を設けている。
【0014】さらに、上記ストッパアーム20がICカ
ード3と当接する位置は、ICカード3に設けた接触端
子群3a、3b及びエンボス部を避けた位置に設定する
ことが望ましく、避けた位置に設定しておくと、通常動
作によりIC接点群7a、7bが接触端子群3a、3b
に当接したのち、誤動作によりカード移送が行われたと
してもストッパア−ム20が接触端子群3a、3b又
は、エンボス部と係合し合って故障の原因になることを
避けるためである。
【0015】このストッパアーム20は、図3に示すよ
うに接点ブロック7を有するIC接点ホルダ6の一端側
にアーム支点受け21を設けて、先端が直角方向にL字
状に形成されたアーム先端部20aを有するレバーとし
て形成されている。そして、ストッパアーム20はアー
ム支持受け21を中心として矢印P方向に回動可能に保
持されている。又、ストッパアーム20には、アーム支
持受け21に対応する他端側のIC接点ホルダ6にガイ
ド溝22を形成してアーム先端部20aを所定位置に案
内している。ストッパアーム20はさらに、ICカード
3を確実に停止させるために、図3に2点鎖線で示すよ
うに、アーム先端部20aを下側フレーム27に設けた
凹部28内に嵌入させるようにしてもよい。そして、ス
トッパアーム20はカード搬送力に十分耐えられるよう
な剛性を備えるものとする。
【0016】ストッパアーム20は又、通常の動作状態
では、単にカ−ド上に乗せられるものであるので、自重
で下降する程度の軽負荷に設定され、通常のICカード
の位置決めを行うための負荷として、及びIC接点の係
合動作が円滑に行われるように、ICカードに加わる負
荷を軽減している。又、アーム支点受け21は、図1に
示すように、IC接点の引出し用フレキシブルケーブル
17のパターンを回避した位置に該アーム支点受け21
が配置されている。
【0017】上記の構成において、本発明に係るICカ
ードリーダの作用は、図2及び図4に示すようになる。
先ず、IC接点ホルダ6の作動モードにおいて通常に使
用されている状態では、IC接点ホルダ6は図2におい
て、2点鎖線に示す位置にあり、ICカ−ド3が所定の
位置に停止すると接点ブロック7が下降する。たとえ
ば、上位プログラムが暴走して誤作動を起こした場合
や、テスト状態での手動操作が行われた場合に接点ブロ
ック7が下降状態にあったとしても、図4に示すように
矢印F方向から搬送されたICカード3の移動を阻止す
ることができる。即ち、接点ブロック7の下降と共にス
トッパアーム20も下降してICカード3の端面3Fに
おいてICカード3の移動を阻止することができ、IC
カ−ド3の端面3FがIC接点7bの係合形状部Aを押
し込むことを防ぐことができる。又、ICカード3が接
点ブロック7よりも左側にあり、この状態から矢印G方
向に前進しても端面3Gがストッパア−ム20により阻
止されることになる。これによって、IC接点群7a側
の係合形状部Aを押し込む子とを防ぐことができ、それ
ぞれの破損を未然に防止できることとなる。
【0018】本発明に係る他の実施例は図5(a)、
(b)に示し、(a)はストッパアーム部の平面図、
(b)は側面部分断面図を表す。図5(a)、(b)に
おいて、ストッパアーム25は、先端部分にヒゲ状バネ
26をICカードの走行方向に沿ってストッパアーム本
体と一体的に形成し、IC接点ホルダ6の端部に嵌入し
てストッパアーム25が持ち上げられた時に、安定した
復帰付勢力を与えている。
【0019】以上のように、本発明に係る実施例を具体
的に説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変更が
可能である。例えば上記実施例では、ストッパアームは
自重で下降する程度の軽負荷に設定されているが、スプ
リング或はその他の付勢手段を用いて負荷に安定性を保
有させてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るIC
カードリーダにあっては、カード走行方向に対して2列
に配置した接触端子群を有するICカードと、カード走
行方向に対して2列に配置したIC接点群から成る接点
ブロックと、この接点ブロックをIC接点群が接触端子
群に当接する位置と離間する位置とを移動自在に支持す
るIC接点ホルダから構成され、接点ブロックには、接
点の係合形状部の位置よりも、カード走行方向上流側に
ICカードの端面と係合してカード走行を停止させるた
めのストッパアームを設けたものであるから、誤動作時
にICカードはストッパアームにより移動を阻止できる
ため、IC接点群が破損することはなく、接点ブロック
の破損を未然に防止できる。
【0021】又、上記IC接点群は線材を屈曲させて構
成したものであり、上記IC接点群の係合形状部は2列
の接点の内側になるように配置され、2列の接点の中間
にストッパアームを設けたことにより、何れのカード走
行方向であっても確実にICカード走行を阻止すること
ができる。
【0022】さらに、上記ストッパアームがICカード
と当接する位置は、ICカードに設けた接触端子及びエ
ンボス部を避けた位置となされたことにより、通常動作
による、IC接点が当接する時、誤動作によりカード移
送が行われたとしても、接触端子群又はエンボス部がス
トッパア−ムと係合し合って故障の原因になるのを避け
ることができる。
【0023】さらに又、上記ストッパアームは上記接点
ブロックに回動可能に保持されたレバーであることによ
り、必要な部品はカードストッパ1点のみであり、簡単
な構造で済むことになる。そして、カードの厚み方向や
走行方向に対してスペースを最小にすることができ、小
型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るICカードリーダの実施例で、
外匡を外した場合の主要部分の一部を切り欠いた平面図
である。
【図2】本発明に係る、主要部の側面図を表している。
【図3】本発明に係る、図2に対応した部分の要部の側
面図である。
【図4】本発明に係る、図2におけるIC接点ホルダ部
の拡大図である。
【図5】本発明に係るICカードリーダの他の実施例
で、(a)はストッパアーム部の平面図、(b)は側面
部分断面図である。
【図6】従来のICカードリーダの、外匡を外した本体
主要部の平面図である。
【図7】図6の側面図である。
【符号の説明】
3 ICカード 3a、3b 接触端子群 3F、3G 端面 6 IC接点ホルダ 7 接点ブロック 7a、7b IC接点群 20、25 ストッパアーム 21 アーム支点受け 26 ヒゲ状バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICカードに設けた接触端子に当接してデ
    ータの授受を行う接点をカード走行方向に対して2列に
    配置した接点ブロックを有し、該接点ブロックを上記接
    点が上記接触端子に当接する位置と離間する位置とを移
    動自在に支持し、上記接点が上記接触端子に当接する位
    置において上記接点は上記カード端面と係合しあう係合
    形状部を有するように構成したICカードリーダにおい
    て、上記接点ブロックは、上記接点の係合形状部よりも
    カード走行方向上流側にカード端面と係合してカード走
    行を停止させるストッパを設けたことを特徴とするIC
    カードリーダ。
  2. 【請求項2】上記接点は線材を屈曲させて構成したもの
    であり、上記接点の係合形状部は2列の接点の内側にな
    るように配置され、2列の接点の中間にストッパを設け
    たことを特徴とする請求項1記載のICカードリーダ。
  3. 【請求項3】上記ストッパがカードと当接する位置は、
    ICカードに設けた接触端子及びエンボス部を避けた位
    置となされたことを特徴とする請求項2記載のICカー
    ドリーダ。
  4. 【請求項4】上記ストッパは上記接点ブロックに回動可
    能に保持されたレバーであることを特徴とする請求項2
    記載のICカードリーダ。
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