JP2005216246A - Icカードリーダ - Google Patents

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望 渡部
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Abstract

【課題】 ICカードが接点ブロックの後方に通り抜け可能であると共に通信品質を低下させない。
【解決手段】 ICカードに露出形成されたIC端子部に、IC接点ブロック4に保持させたIC接点5を当接させてデータの記録/再生をするように構成したICカードリーダ10において、IC接点ブロック4をカード走行路14から離間した位置とIC接点5がIC端子部に当接する位置との間で移動可能に設け、カード走行路14を構成するフレーム13のICカードの走行をガイドするガイド手段40に、IC接点5が通過可能であると共に通過したIC接点5を清掃するクリーニング手段41を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、接触式のICカードリーダに関する。さらに詳述すると、本発明はIC接点ブロックのIC接点を清掃する機構に関する。
ICカードの記録/再生を行うICカードリーダにおいては、ICカードのIC端子部とICカードリーダのIC接点ブロックのIC接点とを確実に接触させることが必要であることから、IC端子部やIC接点に付着した塵埃等で接触不良を起こさないようにクリーニングするようにしている。
そこで、IC端子部とIC接点との接触を確実にするための方法が従来より提案されている。IC接点を設けたIC接点ブロックをカード通路から離間した位置とIC接点がIC端子部に当接する位置との間で移動可能に設け、IC接点ブロックの移動に伴うIC接点の移動経路途中にICカードのIC端子部とIC接点とに接触するクリーニング部材を設けたものが知られている(特開平10−162106号公報参照)。この場合、ICカードの先端がIC接点ブロックに当接して奥側に押し込むとIC接点ブロックはリンク機構によって押し下げられる。このときに、IC端子部がクリーニング部材に接触しながら移動するとともに、IC接点ブロックを押し込んだ力から生じる接触圧によって当該クリーニング部材がIC端子部に押しつけられるようにしてICカードも移動し、IC端子部とIC接点とがクリーニングされる。
一方、カード通路のIC接点ブロックのIC接点に対向する部位に弾性材料からなるクリーニング部材を設けて、当該部分に透孔を形成したクリーニング用カードを挿入することによりIC接点がクリーニング部材に擦れてクリーニングされる機構が知られている(特開平6−176208号公報参照)。
特開平10−162106号 特開平6−176208号
しかしながら、上述したIC端子部とIC接点とにクリーニング部材を挟むものでは、IC接点ブロックを押し込む力を利用しているので、ICカードが接点ブロックの後方に通り抜ける構造では使用できない。このため、適用可能なICカードリーダが限定されてしまう。
また、IC接点に対向する部位にクリーニング部材を設けたものでは、IC接点を受ける部分が弾性を持つので、IC端子部とIC接点との接触時にICカード高さが不安定になってしまい通信品質が低下する虞がある。
そこで、本発明はICカードが接点ブロックの後方に通り抜け可能であると共に通信品質を低下させることのないICカードリーダを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ICカードに露出形成されたIC端子部に、IC接点ブロックに保持させたIC接点を当接させてデータの記録/再生をするように構成したICカードリーダにおいて、IC接点ブロックをカード走行路から離間した位置とIC接点がIC端子部に当接する位置との間で移動可能に設け、カード走行路を構成するフレームのICカードの走行をガイドするガイド手段に、IC接点が通過可能であると共に通過したIC接点を清掃するクリーニング手段を設けるようにしている。
したがって、ICカードをカード走行路に走行させることにより、IC接点ブロックが移動してIC接点がIC端子部に向けて移動する。このとき、IC接点はクリーニング手段を通過するので清掃される。その後、IC接点がIC端子部に接触する。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のICカードリーダにおいて、クリーニング手段はIC接点が接しながら出入りする透孔が形成されたシート部材であるようにしている。したがって、IC接点は透孔に出入りすることにより表面が透孔のエッジで擦られて清掃される。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のICカードリーダにおいて、透孔は切り込みであるようにしている。したがって、IC接点が透孔に出入りする際に切り込みが開かれるので、IC接点の表面が強く擦られて効果的に清掃することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1記載のICカードリーダにおいて、クリーニング手段は高速空気層であるようにしている。したがって、高速の空気流によりIC接点の表面のごみが吹き飛ばされる。
以上説明したように、請求項1記載のICカードリーダによれば、ICカードをカード走行路に走行させることによりIC接点ブロックが移動してIC接点がIC端子部に向けて移動すると、IC接点はクリーニング手段を通過するので清掃される。このため、IC接点とIC端子部との接触の精度を高めて通信品質を向上することができる。
また、IC接点ブロックあるいはクリーニング手段の移動だけで清掃できるので、従来のようにIC接点ブロックをICカードの先端で押し込む構造のICカードリーダのみに適用することには限られず、IC接点ブロックがアクチュエータにより移動するものにも適用することができる。よって、ICカードが奥側に抜ける構造のICカードリーダに適用することができるので、適用範囲を大幅に広げることができる。
しかも、ICカードがIC接点と接する位置にはクリーニング手段が無いので、従来のようにICカード高さが不安定になり通信品質が低下することはない。これにより、安定した通信品質を維持することができる。
さらに、既存のICカードリーダにクリーニング手段を追加するだけで良く経済性が良い。また、既存のICカードリーダと同等の通信品質を確保することができる。
そして、請求項2記載のICカードリーダによれば、クリーニング手段はIC接点が接しながら出入りする透孔が形成されたシート部材であるようにしているので、IC接点は透孔に出入りすることにより表面が透孔のエッジで擦られて清掃される。
また、請求項3記載のICカードリーダによれば、透孔は切り込みであるので、IC接点が透孔に出入りする際に切り込みが開かれ、IC接点の表面が強く擦られて効果的に清掃することができる。
さらに、請求項4記載のICカードリーダによれば、クリーニング手段は高速空気層であるので、高速の空気流によりIC接点の表面のごみが吹き飛ばされる。よって、IC接点の全方向に付着したごみを清掃することができる。
以下、本発明の構成を図面に示す最良の形態に基づいて詳細に説明する。
図1から図3に、本発明のICカードリーダ10の実施形態の一例を示す。このICカードリーダ10は、ICカード2に露出形成されたIC端子部3に、IC接点ブロック4に保持させたIC接点5を当接させてデータの記録/再生をするように構成したものである。そして、このICカードリーダ10は、IC接点ブロック4をカード走行路14から離間した位置とIC接点5がIC端子部3に当接する位置との間で移動可能に設け、カード走行路14を構成するフレーム13のICカード2の走行をガイドするガイド手段40に、IC接点5が通過可能であると共に通過したIC接点5を清掃するクリーニング手段41を設けるようにしている。
クリーニング手段41は、IC接点5が接しながら出入りする透孔42が形成されたシート部材であるようにしている。ここでは、例えばPETや塩化ビニルなどの軟らかい樹脂製のシートからなるものとしている。このため、IC接点5よりも軟らかい材質を用いているので、IC接点5を傷めることを防止できる。
また、クリーニング手段41の透孔42は溝状の切り込みからなるようにしている。これにより、IC接点5が透孔42に挿入されたときに押し広げるように作用するので、IC接点5の側面が透孔42のエッジで強く擦られて効果的に清掃される。
ガイド手段40はフレーム13に固定されている。このガイド手段40のIC接点ブロック4側にクリーニング手段41が貼り付けられている。このガイド手段40は、ICカード2の走行が安定するようにガイドする。そして、ICカード2が通常はフラット状であるのでガイド手段40に接することはないものの、ICカード2が曲がっている場合はガイド手段40に接してフラットに矯正する。また、カード走行路14は、ICカード2を走行する際の厚み方向の基準面となっている。
本実施形態では、IC接点ブロック4を昇降するために接点ブロック機構1を使用している。この接点ブロック機構1は、図4〜図9に示すように、接触式のICカード2のIC端子部3に接触して信号の授受を行うIC接点ブロック4を備えた機構であり、IC接点ブロック4に配置されIC端子部3に接触するIC接点5と、IC接点ブロック4をIC端子部3に接触・離脱可能に移動させる接点接離手段6と、IC接点5の一端が電気的に接続されるとともに接触式ICカード2との信号授受を制御するICカード制御回路基板(本明細書では単に「制御回路基板」ともいう)7とを有する。なお、図4〜図9ではガイド手段40の表示は省略している。
IC接点ブロック4は、ICカード2上のIC端子部3と接触するようカード走行路14に向かって並ぶIC接点5を備え、接点接離手段6に支持されてカード走行路14に臨んでいる。そして、接点接離手段6の作用によってICカード2に接近・離反可能で、ICカード2の表面にIC接点5を接触・離脱させて信号の授受を行う。
接点接離手段6は、具体的構成は特に限定されないが、本実施形態ではIC接点ブロック4をICカード2のIC端子部3に接触・離脱させる回動アーム8と、この回動アーム8を駆動する駆動源9とによって構成している。また、アクチュエータである駆動源9の具体的構成も限定されないが、本実施形態では図示するようにソレノイド(以下、符号9を付して表記する)を採用している。
回動アーム8は、図4に示すようにフレーム13の内側に支点23を中心として回動可能に設けたもので、回動端より上方に位置する上支点32においてソレノイド9のプランジャ22とピン結合され、かつ他端側にIC接点ブロック4が取り付けられる。回動アーム8は、回動することによってこのIC接点ブロック4を支点23を中心として一体的に回動させる。
ソレノイド9は、図4に示すようにプランジャ22を回動アーム8に回転可能に連結させ、このプランジャ22を直線状に往復させることによって回動アーム8を回動させる。この場合、プランジャ22はコイルばね24によって突出する方向に付勢されていて、ソレノイド9に通電していない間はばね力で突出してIC接点ブロック4をICカード2(あるいはカード走行路14)から離反させる一方、通電時はソレノイド9の筐体に引っ込んでIC接点ブロック4をICカード2側に移動させる。
IC接点5は、ICカード2のIC端子部3と接触して信号授受をし、通信を行うための接触端子である。IC接点5はICカード2の規格に対応するよう配置した例えば複数のコイルばねによって構成されている。コイルばねは例えばICカード2の進行方向と直交する方向に2列並べられている。コイルばねは、ICカード2と接触する側が図4に示すようにくさび形状であり、かつIC端子部3との十分な接触を確保できるよう、接触時に撓み得る部材で形成したものである。一方、他端側は制御回路基板7にはんだ付けして制御回路と電気的に導通させている。
制御回路基板7は、IC接点5を介してICカード2との間で通信し、ICカード2からの信号の授受を制御する信号伝達部として機能する。制御回路基板7は単独の基板でももちろん構わないが、本実施形態では、2つの基板によってこの制御回路基板7を構成し、一方の基板7aは図4に示すようにビス止めしてIC接点ブロック4と一体とし、他方の基板7bはフレーム13に固定している。そして、両基板7a,7bを中継ケーブル37によって接続している。
また、本実施形態では、IC接点ブロック機構1をIC接点ブロック4、IC接点5、接点接離手段6(回動アーム8、駆動源9)そして制御回路基板7によって固定し、フレーム13によってICカードリーダ10の所定の位置に取り付けるようにしている。この場合、固定とはIC接点ブロック機構1をユニット化してモジュールとして形成することを意味し、例えばバージョンアップに際し、ユニット化モジュールを切り替えるだけで済ませることを可能とする。したがって、接触式ICカードリーダ10におけるその他の部品は全く変更することなくモジュール交換などで対応することが可能となり、簡便である。
また、この制御回路基板7は図6に示すように制御用IC25を実装し、接触式ICカードリーダ10の本体側に設けられたメイン基板26内のCPU27によってコントロールされる。制御回路基板7はIC接点5のみを通じてICカード2のIC端子部3と通信することでき、換言すればIC接点5を構成するコイルばねのみを通じて通信することができるため、ライン間ノイズや外乱ノイズの発生の低減化が可能となる。
さらに、制御回路基板7とメイン基板26は図5に示すメイン基板中継ケーブル36によって接続するが、ノイズに強い信号での交信が可能であることから、その間のノイズは制御回路基板7により抑えることができる。なお、制御回路基板7としての両基板7a,7bを接続する中継ケーブル37としては、IC接点ブロック4が回動して上下動するため柔軟性のあるものを使用している。
さらに、本実施形態のIC接点ブロック機構1は図4および図5に示すようにブロック接離センサ33を備える。このセンサ33は回動アーム8の運動を検出して接離信号を出力するもので、図示するようにプランジャ22の近傍に配置されている。
以上、本実施形態のIC接点ブロック機構1について説明したが、以下においては、このIC接点ブロック機構1を備えた接触式ICカードリーダ10の構成について説明する。接触式ICカードリーダ10は、図7、図8に示すように、ICカード2が走行するカード走行路14と、ICカード2を搬送する搬送機構15を備え、さらに、ブロック接離センサ33や制御手段としてのメイン基板26などを備える。
搬送機構15は、駆動モータ28と、駆動ローラ17および従動ローラ18からなるローラ対と、駆動伝達部を構成する駆動プーリ19および伝達ベルト20とを備えている。この場合、駆動ローラ17はカード走行路14より上方に設けた駆動軸21に固定され、駆動プーリ19は駆動モータ28の中心回転軸および駆動軸21に固定されている。また、従動ローラ18はカード走行路14を挟んで駆動ローラ17と対向配置されている。そして、駆動プーリ19には伝達ベルト20が巻き掛けられ、この伝達ベルト20と駆動プーリ19を媒介として駆動力が各駆動軸21に伝達される。駆動軸21は、両側のフレーム13に回転自在に支持されている。
また、カード挿入口29にもっとも近い従動ローラ18の中心軸(図示省略)は、抑圧手段を構成する板ばね30の自由端の屈曲部によって軸支されている。板ばね30の基端側は、図7に示すようにビス31によってフレーム13に固定され、従動ローラ18を駆動ローラ17に向かって抑圧付勢している。駆動ローラ17と従動ローラ18とから構成されるローラ対は、特に図示していないが、フレーム13でその側面を構成されたカード走行路14の幅方向にそれぞれ配置されている。また、これらローラ対は、図9に示すICカード2のエンボス文字部2a、IC端子部3及び磁気ストライプ2bを避けて配置されている。
制御手段としてのメイン基板26は接触式ICカードリーダ10を制御する制御装置であり、その要部は周知のマイクロコンピュータから主に構成されている。メイン基板26は、ここでは、接触式ICカードリーダ10から入力される信号によって挿入されたICカード2を判断し、また、上記とは別のセンサ(図示省略)からの停止信号が入力されると駆動モータ28を停止させて搬送機構15を停止させるとともに、ソレノイド9に通電してIC接点ブロック4を移動させる。また、このメイン基板26は、情報の授受が終了するとソレノイド9への通電を止め、駆動モータ28を反転駆動させる。
以上のような構成の接触式ICカードリーダ10における動作を以下に説明する。まず、接触式ICカードリーダ10のカード挿入口29にICカード2を差し込むと、駆動モータ28が起動する。駆動モータ28が起動すると、その回転が駆動プーリ19、伝達ベルト20、駆動軸21を介して駆動ローラ17に伝達され、さらに従動ローラ18を含めたローラ対が回転駆動状態となる。
挿入されたICカード2は、駆動ローラ17および従動ローラ18で挟持されてカード走行路14内を搬送される。そして、図示しないセンサが検出し停止信号を出力すると、CPU27に格納されているプログラム指令が駆動モータ28を停止させ、ソレノイド9に通電させてプランジャ22を図4で矢示する方向に引き込ませる。移動したプランジャ22は回動アーム8を回動させ、IC接点ブロック4を支点23を中心にして矢示するように移動させる。これにより、IC接点ブロック4は図示するようにカード走行路14側へ接近する。
そして、IC接点ブロック4が支持しているIC接点5はクリーニング手段41の透孔を貫通し、このとき透孔のエッジがIC接点5の側面を擦ってごみを剥ぎ取って清掃する。さらに、IC接点5を停止状態にあるICカード2のIC端子部3に接触させる。
この状態でICカード2への情報入出力が終了すると、上述したプログラム指令によってソレノイド9への通電が断たれる。そうすると、コイルばね24のばね力によってプランジャ22が突出し、これに伴い回動アーム8が回動し、IC接点ブロック4がカード走行路14から離反して退避状態となる。このとき、IC接点5はクリーニング手段41の透孔のエッジにより擦られて清掃される。また、駆動モータ28が搬送時とは逆方向に回転し、カード走行路14内のICカード2をカード挿入口29側へ向けて搬送し、接触式ICカードリーダ10から排出する。
ここで、本実施形態において、IC接点5から落ちたごみ等はクリーニング手段41に溜まることがある。しかしながら、その量はクリーニング手段41をクリーニングするほどの量ではないので、特にクリーニング等のメンテナンスは必要ない。もし必要があれば、クリーニング手段41を交換するという簡単な作業でメンテナンスすることができる。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、本実施形態ではクリーニング手段41の透孔42を切り込みからなるものとしているが、これには限られず貫通穴であっても良い。また、本実施形態ではクリーニング手段41は透孔42を有するシート部材からなるようにしているが、これには限られず例えばウレタンフォームなどの材質からなるものとしたり、あるいはブラシから成るようにしても良い。また、本実施形態ではクリーニング手段41はガイド手段40のIC接点ブロック4側に貼り付けられているが、これには限られずICカード2側に貼り付けるようにしても良い。
さらには、クリーニング手段41としてエアガンなどにより高速空気層を通過させるようにしても良い。すなわち、IC接点5がガイド手段40に落とされる際に、エアガンで空気を吹き出すようにし、IC接点5に付着したごみ等を取り除くようにする。あるいは、流量が保持できるようにしてエアカーテンを形成するようにしても良い。
また、本実施形態ではクリーニング手段41がガイド手段40に固定されていてIC接点ブロック4の移動によりIC接点5が擦られるが、これには限られずクリーニング手段41が移動してIC接点5を擦るようにしても良い。この場合、IC接点5に付着したごみをより容易に落とすことができるようになる。
あるいは、クリーニング手段41あるいはガイド手段40にソレノイドやモータの駆動力を与えて微小振動するようにしても良い。この場合、ごみを落とす効果を増大させることができる。
また、上述した各実施形態ではモータによりICカードを取り込むICカードリーダ10について説明しているが、これには限られず手動式ICカードリーダに用いても良い。
本発明のICカードリーダのIC接点ブロックが上がった状態を示す主要部の斜視図である。 ICカードリーダのIC接点ブロックが下がった状態を示す主要部の斜視図である。 IC接点ブロックが下がった状態を示す主要部を下方から見た斜視図である。 ICカードリーダの接点ブロック機構を示す側面図である。 接点ブロック機構の平面図である。 制御回路基板およびメイン基板とICカードとの接続形態を示す図である。 ICカードリーダの構成を示す内部側面図である。 ICカードリーダを示す平面図である。 ICカードを示す平面図である。
符号の説明
1 ICカードリーダ
2 ICカード
3 IC端子部
4 IC接点ブロック
5 IC接点
13 フレーム
14 カード走行路
40 ガイド手段
41 クリーニング手段
42 透孔

Claims (4)

  1. ICカードに露出形成されたIC端子部に、IC接点ブロックに保持させたIC接点を当接させてデータの記録/再生をするように構成したICカードリーダにおいて、前記IC接点ブロックをカード走行路から離間した位置と前記IC接点が前記IC端子部に当接する位置との間で移動可能に設け、前記カード走行路を構成するフレームの前記ICカードの走行をガイドするガイド手段に、前記IC接点が通過可能であると共に通過した前記IC接点を清掃するクリーニング手段を設けたことを特徴とするICカードリーダ。
  2. 前記クリーニング手段は前記IC接点が接しながら出入りする透孔が形成されたシート部材であることを特徴とする請求項1記載のICカードリーダ。
  3. 前記透孔は切り込みであることを特徴とする請求項2記載のICカードリーダ。
  4. 前記クリーニング手段は高速空気層であることを特徴とする請求項1記載のICカードリーダ。
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