JPH09297524A - 施設管理システムの訓練シミュレーション装置 - Google Patents

施設管理システムの訓練シミュレーション装置

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JPH09297524A
JPH09297524A JP11100196A JP11100196A JPH09297524A JP H09297524 A JPH09297524 A JP H09297524A JP 11100196 A JP11100196 A JP 11100196A JP 11100196 A JP11100196 A JP 11100196A JP H09297524 A JPH09297524 A JP H09297524A
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simulation
operator
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training
management system
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JP11100196A
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English (en)
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Kazusane Ogida
和實 扇田
博 ▲高▼橋
Hiroshi Takahashi
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はシステム化された監視・管理装置に
おけるオペレータの訓練を行う施設管理システムの訓練
シミュレーション装置に関し、実際に想定される災害状
況に対して被害を最小限に抑えるための迅速かつ的確な
操作を行えるように効果的に訓練を実現することを目的
とする。 【解決手段】 訓練シミュレーションの動作を統括する
フロー制御部13に対して、主要構成としてメモリ2
4、疑似パルスデータ部26、疑似アナログデータ部2
7、疑似状変データ部28と表示等を行うための状変検
出部30が設けられる。メモリ24は種々の状態変化に
応じたシミュレーション情報がシナリオテーブル251
〜25n 、シナリオ情報、ヘルプ情報に格納されてお
り、シミュレーション起動時に対応のシナリオ情報をフ
ロー制御部13が読み出し、上記各データ部26〜28
より疑似データを発生させて様々なシチュエーションの
訓練シミュレーションを実現する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システム化された
監視・管理装置におけるオペレータの訓練を行う施設管
理システムの訓練シミュレーション装置に関する。近
年、システム化された監視・管理装置は、多種多様なシ
ステムがネットワーク化され、その保守や緊急時の対応
が非常に難しくなっている。警報データや異常が発生し
た場合の対処方法等の操作内容が多種にわたるため、緊
急時の対応がオペレータの熟練レベルにより左右され
る。このため、警報データの内容をオペレータが確認
し、その内容に基づいて操作方法を調べて操作するので
は、操作までに時間がかかり、迅速な対応が行えなくな
る。
【0002】従って、人為的なミスや迅速な対応を行う
ために訓練シミュレーションによるオペレータの操作レ
ベルを向上させ、災害時の迅速な対応及び操作を行わせ
ることが必要となる。
【0003】
【従来の技術】従来、システム化された監視・管理装置
を操作するオペレータをシミュレーションにより訓練を
行うものとして、例えば特開平6−289771号公報
及び特開平7−154879号公報に記載された内容の
ものが知られている。
【0004】特開平6−289771号公報に記載のも
のは、ビルオートメーション訓練シミュレータに関する
もので、ビルオートメーションシステムにおいて疑似発
生させるビル設備の状変、警報に連動して生起する新た
な状変、警報を決定する機能を新たに加えることによ
り、的確に連動する事象を発生させる処理を実現でき、
実際の状変、警報に対する対応処理の訓練として最適な
環境を作り出せるようにしたものである。
【0005】また、特開平7−154879号公報のも
のは監視制御操作に関するもので、子局から受信した監
視制御対象機器の状態データを格納する領域を新たに運
用用記憶領域とシミュレーション用記憶領域とに分ける
ことにより、シミュレーションモードの際には装置の運
用に支障をきたすことなく実際に運用している監視制御
装置を用いて火災発生の操作訓練を行うことができるよ
うにしたものである。
【0006】これらは、共にオペレータによる一つの入
力に対して一つのシミュレーションパターンをCRT上
にのみ表示して行う訓練シミュレーションである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公知例の
ものは、シミュレーション機能の状況や状態の種類が少
ないため、災害発生後の関連機器の状態やその状態にな
るまでの時間等が実際と異なる場合があり、また、現場
機器の故障や複数箇所からの同時災害発生など、様々な
シチュエーションに対応するために、異常事態に対して
オペレータが操作マニュアルや設備の関連等を調べなが
ら操作を行うことから、復旧操作に時間を要して被害が
大きくなり、効果的なシミュレーション訓練を行うこと
ができないという問題がある。
【0008】また、広大な敷地に存在する複数建屋等を
集中監視するシステムや電話や特定回線を使用した群管
理システムなどは、災害発生場所が複数存在するため、
ある一定の処理操作だけでは、対応できずオペレータの
熟練レベルにより、災害を最小限に抑えられず被害が大
きくなり、効果的なシミュレーション訓練ができないと
いう問題がある。
【0009】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、実際に想定される災害状況に対して被害を最小
限に抑えるための迅速かつ的確な操作を行えるように効
果的な訓練を実現する施設管理システムの訓練シミュレ
ーション装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1では、所定領域内で複数の管理対象に情報
収集手段が所定数配置され、種々の状態変化に対して該
情報収集手段からの情報に基づき対処を施すことをシミ
ュレーションしてオペレータを訓練する施設管理システ
ムの訓練シミュレーション装置において、前記種々の状
態変化に応じた種々のシミュレーション情報が所定数格
納されるメモリ手段と、該メモリ手段に格納された種々
のシミュレーション情報に応じた前記情報収集手段の情
報に対応する疑似情報を発生させる疑似情報発生手段
と、入力されるシミュレーション起動信号に応じて該メ
モリ手段からシミュレーション対象の該シミュレーショ
ン情報を読み出し、これに対応して該疑似情報発生手段
より対象の疑似情報を発生させて状況を表示手段に表示
させ、前記オペレータによるシミュレーション操作に応
答して該シミュレーション情報に基づき状況変化させて
表示させる制御手段と、を有して施設管理システムの訓
練シミュレーション装置が構成される。
【0011】請求項2では、請求項1記載のメモリ手段
に格納される前記シミュレーション情報が書き替え自在
とされてなる。請求項3では、請求項1又は2記載のメ
モリ手段は、前記オペレータに対する操作指示情報が格
納され、入力される操作指示情報要求信号に基づいて前
記制御手段より表示させてなる。
【0012】請求項4では、請求項1〜3の何れか一項
において、前記オペレータからのシミュレーション操作
の内容をチェックし、チェック内容を前記制御手段より
表示させるための操作判定手段が設けられる。請求項5
では、請求項4において、前記操作判定部による操作誤
りの判断に応じて操作誤りの履歴を前記オペレータごと
に記憶し、所定時に前記制御手段により表示させるため
の操作誤り記憶手段が設けられる。
【0013】請求項6では、請求項1〜5の何れか一項
において、前記オペレータによるシミュレーション操作
の履歴を該オペレータごとに記憶し、所定時に前記制御
手段より表示させるための操作記憶手段が設けられる。
請求項7では、請求項1〜6の何れか一項において、シ
ミュレーションの進行によるシミュレーション対象の状
況変化の動作履歴を前記オペレータごとに記憶し、所定
時に前記制御手段より表示させるための動作記憶手段が
設けられる。
【0014】請求項8では、請求項1〜7の何れか一項
において、シミュレーション起動時に、前記オペレータ
からの所定入力信号で正規なオペレータによるか否かを
判断するオペレータ判定手段が設けられる。請求項9で
は、請求項1〜8の何れか一項において、シミュレーシ
ョン起動時に、前記オペレータからの所定入力信号で該
オペレータのシミュレーション履歴に応じた熟練度を判
断し、該熟練度に応じて前記制御手段による所定の表示
内容の設定を行わせるためのオペレータスキル判定手段
が設けられる。
【0015】請求項10では、請求項1〜9の何れか一
項において、シミュレーション動作中であることを表示
する動作表示手段が設けられる。請求項11では、請求
項1〜10の何れか一項において、シミュレーション起
動を所定時に行わせる起動制御手段が設けられる。
【0016】上述のように請求項1の発明では、予めメ
モリ手段に種々のシミュレーション情報を格納してお
き、制御手段がシミュレーション開始時に所定のシミュ
レーション情報を読み出し疑似情報発生手段より疑似情
報を発生させて状況表示を行わせ、オペレータの操作に
応答して状況変化させて表示させることでシミュレーシ
ョン訓練を行う。これにより、様々なシチュエーション
によるシミュレーション訓練が行われ、実際に想定され
る災害状況に対して被害を最小限に抑えるための迅速か
つ的確な操作を行えるように効果的な訓練を実現するこ
とが可能となる。
【0017】請求項2の発明では、メモリ手段に格納さ
れるシミュレーション情報が適宜書き換えられる。これ
により、様々なシチュエーションによるシミュレーショ
ンが可能となって訓練効果の向上を図ることが可能とな
る。請求項3の発明では、メモリ手段に操作指示情報を
格納しておき、オペレータの要求で表示させる。これに
より、オペレータに対するヘルプ機能を備えさせて訓練
効果の向上を図ることが可能となる。
【0018】請求項4の発明では、オペレータの操作を
操作判定手段でチェックし表示させる。これにより、操
作内容の正誤がチェックされて効果的な訓練を行うこと
が可能となる。請求項5の発明では、操作誤り記憶手段
に操作誤りの履歴を記憶させて所定時に表示させる。こ
れにより、オペレータの熟練度に応じた訓練を行わせる
ことが可能となる。
【0019】請求項6の発明では、操作記憶手段にオペ
レータの操作の履歴を記憶させて所定時に表示させる。
これにより、訓練結果が表示等されることで訓練結果を
向上させることが可能となる。請求項7の発明では、動
作記憶手段にシミュレーション対象の状態変化の動作履
歴を記憶させて所定時に表示させる。これにより、訓練
結果が表示されることで訓練効果を向上させることが可
能となる。
【0020】請求項8の発明では、オペレータ判定手段
がシミュレーション起動時に正規なオペレータか否かを
判定する。これにより、誤動作や他人の不正使用を防止
することが可能となる。請求項9の発明では、オペレー
タスキル判定手段がオペレータの熟練度を判定し、これ
に応じた所定の表示内容を設定させる。これにより、オ
ペレータの熟練度でガイダンス表示等の内容を任意に変
更可能となり、効果的な訓練を行うことが可能となる。
【0021】請求項10の発明では、動作表示手段がシ
ミュレーション動作中に動作中表示を行う。これによ
り、シミュレーション中であることを容易に認識するこ
とが可能となる。請求項11の発明では、起動制御手段
が所定時にシミュレーション起動を行わせる。これによ
り、任意の日付、時刻にシミュレーション起動が可能と
なって、実際に即した状態で訓練を行い、訓練効果を向
上させることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施例の構成
図を示す。図1は施設管理システムに使用される訓練シ
ミュレーション装置としてのHIS(ヒューマンマシン
インタフェースシステム)11の構成ブロック図を示し
たもので、後述するキーボードやマウス(座標入力装
置)等の入力装置に接続されてオペレータより所定の信
号が入力されるHMI(ヒューマンマシンインタフェー
ス)12を備える。また、当該HIS11の制御を統括
する制御手段であるフロー制御部13を備える。
【0023】HMI12には、訓練シミュレーション起
動時にオペレータからのパスワードの入力信号を受ける
オペレータ判定手段であるパスワード判定部14が接続
され、このパスワード判定部14にオペレータスキル判
定手段であるオペレータレベル判定部15が接続され
る。このパスワード判定部14及びオペレータレベル判
定部15からの各判定結果がフロー制御部13に送られ
るように接続される。
【0024】ここで、パスワード判定部14は、シミュ
レーション起動時にオペレータから入力されるパスワー
ドで入力操作したオペレータが正規なオペレータである
か否かを判定する(後述する)。また、オペレータレベ
ル判定部15は、シミュレーション起動時にオペレータ
がパスワード判定部14で正規なオペレータであり、か
つ該オペレータからのパスワードで当該オペレータのシ
ミュレーション履歴に応じた熟練度を判断するものであ
る(後述する)。
【0025】一方、HMI12に入力されるオペレータ
からの操作による制御指令入力や各種画面表示依頼等の
要求信号が操作判定手段である操作判定部16に入力す
るように接続される。この操作判定部16はオペレータ
からのシミュレーション操作の内部をチェックするもの
で、このチェックに応じてメッセージ出力部17、操作
誤り記憶手段である操作ミス記憶部18を起動するよう
に接続される。メッセージ出力部17は操作判定部16
で検出された操作の誤りをフロー制御部13よりオペレ
ータに通知する処理部であり、操作ミス記憶部18は操
作判定部16で検出した操作誤りの履歴をオペレータご
とに記憶する処理部である。
【0026】また、操作判定部16は、入力される誤り
のない信号をその種類に応じてフロー制御部13やシミ
ュレーション起動部19に供給するように接続される。
このシミュレーション起動部19はHMI12からの訓
練シミュレーション起動指示(制御指令)によりフロー
制御部13を起動する処理部であり、フロー制御部13
を起動させた後にシミュレーション動作中であることを
動作表示手段であるシミュレーション動作中表示部20
を起動させるべく接続される。
【0027】なお、シミュレーション起動部19には起
動制御手段である第1のタイマ管理部21が接続され
る。第1のタイマ管理部21は、後述のシナリオ情報に
指定された任意の日付、時刻にシミュレーション起動部
19をトリガして訓練シミュレーションを自動的に立ち
上げさせるための時間管理を行う処理部である。すなわ
ち、シミュレーション起動部19はオペレータからの訓
練シミュレーション起動指示の他に、第1のタイマ管理
部21によっても動作してフロー制御部13のシミュレ
ーション起動を行わせる。
【0028】フロー制御部13は、データを展開するバ
ッファを備え(図示せず)、所定のプログラムに沿って
各制御を行うもので、上記操作判定部16等と接続状態
にされると共に、操作記憶手段である操作記憶部22及
び動作記憶手段である動作記憶部23が接続状態とされ
る。操作記憶部22は、オペレータによるシミュレーシ
ョン操作の履歴をオペレータごとに記憶する処理部であ
り、動作記憶部23はシミュレーション進行中の状況変
化(シミュレーション上の現場設備の災害等とその対処
に応じた状況変化)の動作履歴をオペレータごとに記憶
する処理部であって、共にフロー制御部13より例えば
シミュレーション終了時にオペレータに対して表示(適
宜印字を含む)を行う。
【0029】また、フロー制御部13は、シミュレーシ
ョン情報が書き換え自在に格納されたメモリ24と接続
されており、シミュレーション開始時に該メモリ24よ
りシミュレーション情報を読み出す。メモリ24は所定
数のシミュレーション状況に応じた所定数のシナリオテ
ーブル251 ,252 ,…25n と、各シナリオテーブ
ル251 ,252 ,…25n にそれぞれ対応するシナリ
オ情報とがシミュレーション情報として格納されてお
り、また操作指示情報としてのヘルプ情報が格納される
(後述する)。
【0030】さらに、フロー制御部13には、疑似パル
スデータ部26、疑似アナログデータ部27及び疑似状
変データ部28で構成される疑似情報発生手段が接続さ
れる。疑似パルスデータ部26は例えば水道、ガス、配
電の検出信号としてのパルスデータを疑似的に保有し、
疑似アナログ部27は例えば温度、湿度の検出信号とし
てのアナログデータを疑似的に保有し、疑似状変データ
部28は例えば火災、水害等をデータとして疑似的に保
有するもので、フロー制御部13からの要求で疑似的に
発生される処理部である。
【0031】上記疑似パルスデータ部26、疑似アナロ
グデータ部27、疑似状変データ部28は、それぞれに
接続される第2のタイマ管理部29で発生される疑似デ
ータを一定の間隔や指定の時刻に変化させる時刻管理が
行われる。また、フロー制御部13に状変検出部30が
接続され、該状変検出部30は該フロー制御部13によ
り発生させた上記状変や警報情報の画面表示、印字出
力、編集等を行う処理部で、後述のCRTやプリンタ等
に接続されるものである。
【0032】そこで、図2に、図1のHISが用いられ
るシステム構成図を示す。図2において、例えばLAN
(TCP/IP)等のネットワーク31上の各監視エリ
アごとにそれぞれDPS(ディストリビューテッドプロ
セッシングシステム)321〜32n が設置され、一の
DPS321 〜32n のエリアの各監視場所にそれぞれ
RS(リモートステーション)33が設置される。上記
DPS321 〜32n及びRS33により情報収集手段
が構成される。
【0033】上記RS33は各監視地点に設置されたセ
ンサ状態や計測値の情報を収集するものであり、DPS
321 〜32n は各配下の所定数のRS33の情報を収
集するものである。また、ネットワーク31を介して各
監視エリアを監視室34において監視するもので、監視
室34に上記HIS11が設置され、このHIS11に
CRT35や入力装置(キーボードやマウス等)36が
接続されてオペレータ37が監視を行うものである。
【0034】このようなシステムは、HIS11が、施
設管理システムにおける実際の監視及び制御(HISは
別構成であり(図示せず)、図1の構成を含んでいる)
と、訓練シミュレーションにおいて監視、制御する総て
の処理とを行う。実際上の監視及び制御は、各監視点に
配置してあるセンサーの状態や計測値は、RS33によ
り収集され、DPS321 〜32n からの収集要求に対
して、状態や計測値の変化したもののみをDPS321
〜32n に送信する。状態や計測値の変化があった監視
点を収集したDPS321 〜32n は、HIS11に対
して自動的に状態や計測値の情報を送信する。オペレー
タ37は、CRT35に表示される、本システムが管理
している総ての監視点について、その状態や計測値を確
認出来、且つ遠隔からの制御操作も可能としている。
【0035】そして、訓練シミュレーションを行う場合
には、図1に示す構成を用いて行うものである。続い
て、図3に、図1のメモリ内容の説明図を示す。図1に
示すメモリ24は上述のようにシナリオテーブル251
〜25n を備えており、図3に示すように各シナリオテ
ーブル251 〜25n はイベント(シミュレーション内
容)ごとに設定される。各シナリオテーブル251 〜2
n においては、一つのイベントに対して3ワード
(0,1,2)で構成される3ワードバウンダリのテー
ブルとなっている。
【0036】相対「0」ワード目は、シナリオ番号が格
納されており、例えばテーブル25 1 のシナリオ番号1
は火災等の状態変化発生、テーブル252 のシナリオ番
号2は温度等のアナログ計測値の変化発生、テーブル2
3 のシナリオ番号3は漏水等のパルス変化発生、テー
ブル25n のシナリオ番号nはウェイト時間設定等のよ
うに設定される。従って、後述のようにフロー制御部1
3がシナリオ番号を読み出して、これに対応するように
上記疑似パルスデータ部26、疑似アナログデータ部2
7、又は疑似状変データ部28を起動させて疑似データ
を発生させるためのものである。
【0037】また、相対「1」ワード目には、シナリオ
番号に対応するシナリオ情報の詳細情報のアドレスが示
されており、該アドレスに応じた該当のシナリオ情報に
よって、何れかの機器をどのように変化させるかの情報
が記憶されている。シナリオ情報は、図3に示すよう
に、変化の種類に応じた所定数の処理番号と、各処理番
号でそれぞれ特定される例えば状態変化インターバル、
状態変化情報、状態変化点情報、制御内容、制御点情
報、及び状態変化終了コードで構成される。処理番号
は、例えば上述のように状態変化、アナログ変化、パル
ス変化等に応じて設定され、総ての処理番号に対応する
ものの終了を示すものとしてシナリオ終了コードが付さ
れる。
【0038】例えば、状態変化の処理番号に対応するも
のを説明すると、状態変化ごとに所定数の状態変化情報
及びこれに付随する状態変化点情報、制御内容、制御点
情報を一つのブロック情報a1 ,a2 ,…が設定され、
各状態変化に移行するときのインターバルが状態変化イ
ンターバルに設定される。また、状態変化情報は例えば
ON/OFF/アラーム/ノーマル等で状態変化発生の
有無の情報が設定され、状態変化点情報に発生場所のデ
ータ等が設定される。制御内容は例えばどのような操作
をすべきか等の情報が設定され、制御点情報は例えば何
れの場合で行うか等の情報が設定されるもので、情報の
必要性がない場合にはヌルデータとされる。
【0039】そして、一つの処理番号における総ての情
報の最後には状態変化終了コードが付される。すなわ
ち、シミュレーション起動指示があったときには、フロ
ー制御部13により指示されたシミュレーション対象の
テーブルのシナリオ情報アドレスに対応するシナリオ情
報をシナリオ終了コードまで読み出しが行われるもので
ある。
【0040】また、各シナリオテーブル251 〜25n
の、相対「2」ワード目にはシナリオ番号に対応するヘ
ルプ情報のアドレスが示され、アドレスに応じたヘルプ
情報が設定される。そして、オペレータからの操作指示
要求信号であるヘルプ表示要求により、ヘルプ情報の内
容がフロー制御部13により読み出され、状態検出部3
0を介してCRT35に表示されるものである。このヘ
ルプ情報はどのような状況のときにどのような操作をす
べきかを示したものである。
【0041】このように、シナリオテーブル251 ,2
2 及びこれに付随するシナリオ情報、ヘルプ情報を複
数設定することができ、テーブルの格納値により様々な
シチュエーションを発生させることができるものであ
る。次に、図4に、オペレータとHISとの間の一送受
信例の説明図を示す。訓練シミュレーションの起動は、
上述のようにオペレータ37からの制御指令入力による
場合と、第1のタイマ管理部21により設定された目的
等で自動的に行われる場合とがあり、第1のタイマ管理
部21で自動的に行うことで、オペレータの実際に即し
た対応を訓練することができ、訓練効果を向上させるこ
とができるものである。
【0042】図4において、訓練シミュレーション起動
時、オペレータ37より入力装置36を介してパスワー
ドが入力されて、パスワード情報がHIS11に送られ
る(A1)。HIS11では、パスワード判定部14が
パスワードが登録済のものと一致しているか否か(オペ
レータが正規か否か)をチェックし、不一致の場合には
制御指令を許可しない(A2)。これにより、誤動作や
他人の不正使用を防止することができる。
【0043】また、オペレータレベル判定部15がパス
ワードからオペレータ名を割出し、オペレータ37のレ
ベルを決定すると共に、制御指令の入力を許可すべく制
御指令入力許可信号をオペレータ37側に送り、実際的
にはCRT35に表示する(A3)。オペレータ37の
スキルを判定することでオペレータの熟練度でガイダン
ス表示等の内容を任意に変更可能となって、効果的な訓
練を行うことができるものである。
【0044】オペレータ37は訓練シミュレーションの
制御指令を入力し、制御指令内容がHIS11に送られ
る(A4)。HIS11側の操作判定部16では制御指
令の内容が正しいかどうかをチェックする(A5)。こ
れにより、操作内容の正誤がチェックされて効果的な訓
練を行うことができる。
【0045】そこで、制御指令の内容が正しくない場合
には、メッセージ出力部17が制御指令の誤りの内容を
メッセージとしてCRT35に画面出力してCRT35
で表示させる。なお、オペレータ37は再度制御指令を
入力することになる(A6)。また、操作ミス記録部1
8は制御指令の誤りの内容を履歴として記録する(A
7)。これにより、この操作誤りの履歴をシミュレーシ
ョン終了後にオペレータ37に示すことで、熟練の度合
を認識させることができると共に、熟練度に応じた訓練
を行うことができる。
【0046】一方、オペレータ37による制御指令の内
容が正しい場合には、シミュレーション動作中表示部2
0は訓練シミュレーションが動作中であることをオペレ
ータ37に知らせるための画面表示をCRT35上に行
わせることで、シミュレーション中であることを容易に
認識させることができる(A8)。また、シミュレーシ
ョン起動部19は、訓練シミュレーションの制御指令に
よりフロー制御部13の起動を行う(A9)。
【0047】そこで、フロー制御部13はメモリ24の
シナリオテーブル251 〜25n に指定された条件、動
作内容に従って、パルス、アナログ、状変の状態を各デ
ータ部26〜28から第2のタイマ管理部29による一
定間隔や指定時間で疑似的に発生させて訓練シミュレー
ションを行う(A10)。このとき、状変検出部30は
疑似的に発生した状変や警報情報を検出してオペレータ
37に知らせるための画面表示をCRT35に対して行
う(A11)。
【0048】そして、操作記憶部22が訓練シミュレー
ションで操作した内容を総て記録し(A12)、また動
作記録部23が訓練シミュレーションで動作した現場設
備の動作履歴を記録する(A13)。これにより、訓練
効果を向上させることができるものである。
【0049】このように訓練シミュレーションが実行さ
れてオペレータ37によるシミュレーション操作が随時
行われて、該当制御指令に対応する訓練シミュレーショ
ンの処理完了となると、シミュレーション動作表示部2
0が訓練シミュレーションが動作完了したことをオペレ
ータ37に知らせるための画面表示をCRT35上に行
うものである。
【0050】次に、図5及び図6に、本発明におけるH
ISの処理のフローチャートを示す。なお、図5及び図
6のHISの処理は、図4と重複する部分もあるが、省
略せずに説明する。図5において、オペレータ37から
の制御指令に対して、操作判定部16が制御指令の内容
が正しいか否かをチェックする(ステップ(S)1)。
操作判定部16が正しくないと判断したときには(S
2)、メッセージ出力部17が制御指令の誤りの内容を
画面に出力してCRT35に表示させ(S3)、操作ミ
ス記録部18が制御指令の誤りの内容を履歴として記録
して(S4)、終了する。そして、オペレータ35から
の再度の制御指令指示を待つ。
【0051】また、オペレータ37からの制御指令が正
しい場合には(S2)、シミュレーション動作中表示部
20が訓練シミュレーション動作中であることをオペレ
ータ37に知らせるための画面表示を行う(S5)。そ
して、シミュレーション起動部19が訓練シミュレーシ
ョンの制御指令によりフロー制御部13の起動を行う
(S6)。なお、第1のタイマ管理部21によりフロー
制御部13の起動を任意の指定日、時刻に起動すること
ができる。
【0052】続いて、図6において、フロー制御部13
は制御指令の内容の種別から対応するシナリオ情報、ヘ
ルプ情報のアドレスが書かれているシナリオテーブル2
1〜25n を獲得した後、制御指令のシナリオ番号等
の内容に対応するシナリオ情報、ヘルプ情報のアドレス
を読み込む(S8)。また、フロー制御部13は読み込
んだシナリオ情報、ヘルプ情報のアドレスから該当する
シナリオ情報、ヘルプ情報を読み込む(S9)。そし
て、フロー制御部13は読み込んだシナリオ情報の先頭
から順に状態変化終了コードまでを読み込む(S1
0)。
【0053】次いで、フロー制御部13はシナリオ番号
を読み込み、シナリオ番号が状態変化であれば疑似状変
データ部28に処理を依頼し、アナログ変化であれば疑
似アナログデータ部27に処理を依頼し、パルス変化で
あれば疑似パルスデータ部26に処理を依頼する(S1
1)。処理を依頼された疑似状変データ部28、疑似ア
ナログデータ部27、又は疑似パルスデータ部26は、
シナリオ情報に書かれている処理内容(状態変化インタ
ーバル、状態変化情報、状態変化点情報)を読み込み、
第2のタイマ管理部29に一定間隔毎又は指定時間後に
指定された状態変化点情報を疑似的に変化させるように
処理を依頼する(S12)。
【0054】処理を依頼された第2のタイマ管理部29
は一定間隔毎又は指定時間後に指定された状態変化点情
報の状態を疑似的に変化させる(S13)。このとき、
状変検出部30は、疑似的に発生した状変や警報情報の
画面表示、印字出力、編集等の処理を行う(S14)。
【0055】ここで、オペレータ37よりヘルプ要求
(クリック操作等)があったか否かが判断され(S1
5)、ヘルプ要求があればオペレータ37からの要求内
容をフロー制御部13が読み込んだヘルプ情報を画面出
力する(S16)。ヘルプ要求がなければ、通常の処理
フローで操作記録部22及び動作記録部23が訓練シミ
ュレーションにて操作した内容や動作した現場設備の動
作履歴を記録する(S17)。
【0056】そこで、シナリオ終了か否かが判断され
(S18)、終了でなければ、フロー制御部13は読み
込んだシナリオ情報の次の情報を状態変化終了コードま
で読み込み(S19)、S11に戻って繰り返し行われ
る。また、シナリオ終了であれば、シミュレーション動
作表示部20が訓練シミュレーションが動作終了したこ
とをオペレータ37に知らせるための画面表示を行い、
終了するものである(S20)。
【0057】続いて、図7〜図12に所定の処理の段階
での画面表示内容を示して説明する。図7に、シミュレ
ーション起動のための画面表示の一例の説明図を示す。
また、図8に、パスワード入力画面表示の一例の説明図
を示す。図7は、シミュレーション起動要求の場合の画
面表示であり、初期メニューが表示される。例えば、表
示中には、起動時にクリック操作による「訓練シミュレ
ーション開始」が表示され、動作中では「訓練シミュレ
ーション」が赤文字表示される。
【0058】そして、図8に示すように、オペレータ3
7が登録された正規のオペレータであるか否かを判断す
るためのパスワード入力要求の画面表示を行う。オペレ
ータ37からのパスワードの入力で、登録されているパ
スワードが入力された場合のみ実際のシミュレーション
起動が行われ、誤動作や他人の不正使用を防止するもの
である。
【0059】次に、図9に、オペレータレベル決定後の
画面表示の一例の説明図を示す。上記図8に示すパスワ
ードが登録されておりオペレータ37が正規のオペレー
タであると判定されると、当該パスワードに基づいて特
定されたオペレータの熟練度(スキル)をオペレータレ
ベル判定部15が判定した後に、図9に示す画面表示で
オペレータ37からの制御指令(何れの種類のシミュレ
ーションを行うかの指令)の入力を可能とする。ここ
で、オペレータ37のスキルの判定は、当該オペレータ
37の履歴を参照して、例えばヘルプ要求の頻度で判断
する。
【0060】そして、ヘルプ要求の頻度の高いレベル
(スキル)の低いオペレータ37に対しては、例えば制
御機器や制御内容をシナリオテーブル251 〜25n
らHMI12に表示出力を行い、円滑な制御を促す。ま
た、ヘルプ要求の頻度が極めて低いレベル(スキル)の
高いオペレータ37に対しては、例えば制御機器や制御
内容を表示しないようにするものである。
【0061】また、図10に、操作履歴表示の一例の説
明図を示す。図10は、訓練シミュレーション動作終了
後に、オペレータごとに操作記憶部22にタイムスタン
プ(年月日時分)が付加された操作情報が記憶された操
作履歴を表示した場合の画面を示しており、オペレータ
37からの要求に応じて表示される。オペレータ37は
訓練シミュレーション終了後に操作履歴を確認すること
により操作内容をチェックすることができ、また表示さ
れている操作履歴情報をプリント出力することもできる
ものである。
【0062】また、図11に、操作ミス状況表示の一例
の説明図を示す。図11は、訓練シミュレーション動作
終了後等でオペレータ37の操作ミスの情報がタイムス
タンプ(年月日時分)が付加されて操作ミス記憶部22
に記憶された操作ミス履歴を表示した場合を示してお
り、オペレータ37からの要求に応じて表示され、適宜
表示画面の操作ミス履歴情報がプリント出力される。オ
ペレータ37は、訓練シミュレーション終了後に操作ミ
ス状況を確認することができ、操作ミス内容のチェック
が可能となるものである。
【0063】続いて、図12に、動作履歴表示の一例の
説明図を示す。図12は、訓練シミュレーション中に変
化した現場設備の動作履歴の全部がオペレータごとにタ
イムスタンプ(年月日時分)を付加されて記憶された全
動作履歴を表示した場合を示しており、オペレータ37
からの要求に応じて表示され、適宜表示画面の動作履歴
情報がプリント出力される。オペレータ37は、この動
作履歴を上記操作履歴及び操作ミス履歴と共に訓練シミ
ュレーション終了後に確認することで操作内容のチェッ
クを行ってレベル向上の一助とすることができ、訓練効
果の向上が図られるものである。
【0064】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
予めメモリ手段に種々のシミュレーション情報を格納し
ておき、制御手段がシミュレーション開始時に所定のシ
ミュレーション情報を読み出し疑似情報発生手段より疑
似情報を発生させて状況表示を行わせ、オペレータの操
作に応答して状況変化させて表示させることでシミュレ
ーション訓練を行うことにより、様々なシチュエーショ
ンによるシミュレーション訓練が行われ、実際に想定さ
れる災害状況に対して被害を最小限に抑えるための迅速
かつ的確な操作を行えるように効果的な訓練を実現する
ことができる。
【0065】請求項2の発明によれば、メモリ手段に格
納されるシミュレーション情報が適宜書き換えられるこ
とにより、様々なシチュエーションによるシミュレーシ
ョンが可能となって訓練効果の向上を図ることができ
る。請求項3の発明によれば、メモリ手段に操作指示情
報を格納しておき、オペレータの要求で表示させること
により、オペレータに対するヘルプ機能を備えさせて訓
練効果の向上を図ることができる。
【0066】請求項4の発明によれば、オペレータの操
作を操作判定手段でチェックし表示させることにより、
操作内容の正誤がチェックされて効果的な訓練を行うこ
とができる。請求項5の発明によれば、操作誤り記憶手
段に操作誤りの履歴を記憶させて所定時に表示させるこ
とにより、オペレータの熟練度に応じた訓練を行わせる
ことができる。
【0067】請求項6の発明によれば、操作記憶手段に
オペレータの操作の履歴を記憶させて所定時に表示させ
ることにより、訓練結果が表示等されることで訓練結果
を向上させることができる。請求項7の発明によれば、
動作記憶手段にシミュレーション対象の状態変化の動作
履歴を記憶させて所定時に表示等させることにより、訓
練結果が表示等されることで訓練効果を向上させること
ができる。
【0068】請求項8の発明によれば、オペレータ判定
手段がシミュレーション起動時に正規なオペレータか否
かを判定することにより、誤動作や他人の不正使用を防
止することができる。請求項9の発明によれば、オペレ
ータスキル判定手段がオペレータの熟練度を判定し、こ
れに応じた所定の表示内容を設定させることにより、オ
ペレータの熟練度でガイダンス表示等の内容を任意に変
更可能となり、効果的な訓練を行うことができる。
【0069】請求項10の発明によれば、動作表示手段
がシミュレーション動作中に動作中表示を行うことによ
り、シミュレーション中であることを容易に認識するこ
とができる。請求項11の発明によれば、起動制御手段
が所定時にシミュレーション起動を行わせることによ
り、任意の目的、時刻にシミュレーション起動が可能と
なって、実際に即した状態で訓練を行い、訓練効果を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1のHISが用いられるシステム構成図であ
る。
【図3】図1のメモリ内容の説明図である。
【図4】オペレータとHISとの間の一送受信例の説明
図である。
【図5】本発明におけるHISの処理のフローチャート
(1)である。
【図6】本発明におけるHISの処理のフローチャート
(2)である。
【図7】シミュレーション起動のための画面表示の一例
の説明図である。
【図8】パスワード入力画面表示の一例の説明図であ
る。
【図9】オペレータレベル決定後の画面表示の一例の説
明図である。
【図10】操作履歴表示の一例の説明図である。
【図11】操作ミス状況表示の一例の説明図である。
【図12】動作履歴表示の一例の説明図である。
【符号の説明】
11 HIS 12 HMI 13 フロー制御部 14 パスワード判定部 15 オペレータレベル判定部 16 操作判定部 17 メッセージ出力部 18 操作ミス記録部 19 シミュレーション起動部 20 シミュレーション動作中表示部 21 第1のタイマ管理部 22 操作記憶部 23 動作記憶部 24 メモリ 251 〜25n シナリオテーブル 26 疑似パルスデータ部 27 疑似アナログデータ部 28 疑似状変データ部 29 第2のタイマ管理部 30 状変検出部 31 ネットワーク 321 〜32n DPS 33 RS 34 監視室 35 CRT 36 入力装置 37 オペレータ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定領域内で複数の管理対象に情報収集
    手段が所定数配置され、種々の状態変化に対して該情報
    収集手段からの情報に基づき対処を施すことをシミュレ
    ーションしてオペレータを訓練する施設管理システムの
    訓練シミュレーション装置において、 前記種々の状態変化に応じた種々のシミュレーション情
    報が所定数格納されるメモリ手段と、 該メモリ手段に格納された種々のシミュレーション情報
    に応じた前記情報収集手段の情報に対応する疑似情報を
    発生させる疑似情報発生手段と、 入力されるシミュレーション起動信号に応じて該メモリ
    手段からシミュレーション対象の該シミュレーション情
    報を読み出し、これに対応して該疑似情報発生手段より
    対象の疑似情報を発生させて状況を表示手段に表示さ
    せ、前記オペレータによるシミュレーション操作に応答
    して該シミュレーション情報に基づき状況変化させて表
    示させる制御手段と、 を有することを特徴とする施設管理システムの訓練シミ
    ュレーション装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメモリ手段に格納される
    前記シミュレーション情報が書き替え自在とされてなる
    ことを特徴とする施設管理システムの訓練シミュレーシ
    ョン装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のメモリ手段は、前
    記オペレータに対する操作指示情報が格納され、入力さ
    れる操作指示情報要求信号に基づいて前記制御手段より
    表示させてなることを特徴とする施設管理システムの訓
    練シミュレーション装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか一項において、前
    記オペレータからのシミュレーション操作の内容をチェ
    ックし、チェック内容を前記制御手段より表示させるた
    めの操作判定手段が設けられることを特徴とする施設管
    理システムの訓練シミュレーション装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記操作判定部によ
    る操作誤りの判断に応じて操作誤りの履歴を前記オペレ
    ータごとに記憶し、所定時に前記制御手段により表示さ
    せるための操作誤り記憶手段が設けられることを特徴と
    する施設管理システムの訓練シミュレーション装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか一項において、前
    記オペレータによるシミュレーション操作の履歴を該オ
    ペレータごとに記憶し、所定時に前記制御手段より表示
    させるための操作記憶手段が設けられることを特徴とす
    る施設管理システムの訓練シミュレーション装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れか一項において、シ
    ミュレーションの進行によるシミュレーション対象の状
    況変化の動作履歴を前記オペレータごとに記憶し、所定
    時に前記制御手段より表示させるための動作記憶手段が
    設けられることを特徴とする施設管理システムの訓練シ
    ミュレーション装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れか一項において、シ
    ミュレーション起動時に、前記オペレータからの所定入
    力信号で正規なオペレータによるか否かを判断するオペ
    レータ判定手段が設けられることを特徴とする施設管理
    システムの訓練シミュレーション装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れか一項において、シ
    ミュレーション起動時に、前記オペレータからの所定入
    力信号で該オペレータのシミュレーション履歴に応じた
    熟練度を判断し、該熟練度に応じて前記制御手段による
    所定の表示内容の設定を行わせるためのオペレータスキ
    ル判定手段が設けられることを特徴とする施設管理シス
    テムの訓練シミュレーション装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れか一項において、
    シミュレーション動作中であることを表示する動作表示
    手段が設けられることを特徴とする施設管理システムの
    訓練シミュレーション装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10の何れか一項におい
    て、シミュレーション起動を所定時に行わせる起動制御
    手段が設けられることを特徴とする施設管理システムの
    訓練シミュレーション装置。
JP11100196A 1996-05-01 1996-05-01 施設管理システムの訓練シミュレーション装置 Withdrawn JPH09297524A (ja)

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