JPH07334779A - 機械警備システムのための警備診断方法及び装置 - Google Patents

機械警備システムのための警備診断方法及び装置

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JPH07334779A
JPH07334779A JP15182394A JP15182394A JPH07334779A JP H07334779 A JPH07334779 A JP H07334779A JP 15182394 A JP15182394 A JP 15182394A JP 15182394 A JP15182394 A JP 15182394A JP H07334779 A JPH07334779 A JP H07334779A
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JP
Japan
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JP15182394A
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English (en)
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Koji Oda
宏二 織田
Takashi Suda
孝 須田
Hiroyuki Minamizawa
広之 南澤
Shinichi Kobayashi
眞一 小林
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NIPPON DENSHI KOGAKU KK
Ueda Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
NIPPON DENSHI KOGAKU KK
Ueda Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練者でなくとも、機械警備システムの構築
のための警備診断情報を容易に得ることができるように
すること。 【構成】 施設データ、警備機器データ、及び警戒対象
データを入力し記憶しておくための記憶部(3、4、
5)と、施設データと警戒対象データとに基づき、施設
内に侵入者があった場合の侵入者の行動をシミュレーシ
ョンして侵入者の行動軌跡データを作成する行動軌跡デ
ータ作成手段(6)とを設け、設置データ作成手段
(7)によって、行動軌跡データと警備機器データとか
ら施設内に設置すべき警備機器の配置データを作成する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械警備システムを導
入する際に必要な警備診断情報を手軽に得ることができ
るようにした警備診断方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場、テナントビル等の施設に機械警備
システムを設置しようとする場合、そのシステムの内容
は、当該施設の構造は勿論のこと採用する警報機器によ
っても大きく左右される。このため、従来では、各種の
警報機器についての専門知識を有する技術者が、施設の
扉、窓、通路等の種々の状況を考慮して機械警備のため
の最適な警報機器の配置を決定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、機械警
備の対象となる工場、オフィスビル等の建物の構造は様
々であり、一方、警報機器の機能、特徴等もまた様々で
あるから、最適な機械警備システムを決定するための警
備診断を迅速且つ適確に行うには経験豊富な熟練者を必
要とするものである。
【0004】本発明の目的は、したがって、高度な専門
知識を必要とすることなしに、機械警備システムの構築
のための警備診断情報を誰でも容易に得ることができ
る、機械警備システムのための警備診断方法及び装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の方法の特徴は、所与の施設に機械警備システ
ムを設置する際に必要な警備診断を行うため、施設に関
する施設データ、警備機器の種類、特徴、用途に関する
警備機器データ、及び当該施設における警戒対象に関す
る警戒対象データを予め用意しておき、施設データと警
戒対象データとに基づき施設内に侵入者があった場合の
侵入者の侵入から退出までの行動軌跡をシミュレーショ
ンし、該シミュレーション結果と警備機器データとに基
づき、施設内に設置すべき警備機器の配置データを作成
するようにした点にある。
【0006】また、本発明による機械警備システムのた
めの警備診断装置の特徴は、施設に関する施設データ、
警備機器の種類、特徴、用途に関する警備機器データ、
及び上記施設における警戒対象に関する警戒対象データ
を入力し記憶しておくための記憶部と、上記施設データ
と警戒対象データとに基づき、上記施設内に侵入者があ
った場合の侵入者の侵入から退出までの行動をシミュレ
ーションして侵入者の行動軌跡データを作成する行動軌
跡データ作成手段と、該行動軌跡データと警備機器デー
タとに基づき、施設内に設置すべき警備機器の配置デー
タを作成する設置データ作成手段とを備えた点にある。
【0007】
【作用】本発明の方法では、予め用意された施設データ
と警戒対象データとに基づき施設内に侵入者があった場
合侵入者がとるであろう侵入から退出までの行動をシミ
ュレーションしてその行動軌跡を得、該シミュレーショ
ン結果と警備機器データとに基づき、施設内に設置すべ
き警備機器の配置データが作成される。
【0008】また、本発明の装置では、行動軌跡データ
作成手段において、建物の間取り、隣接地の状況等から
侵入場所及びその方法が推定され、且つ警戒対象データ
から建物内における行動がシミュレーションされ、侵入
者の行動軌跡データが作成される。配置データ作成手段
では、この行動軌跡データが参照され、例えばその行動
軌跡の密度差により使用すべき警備機器の種類、その設
置位置が決定される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
につき詳細に説明する。
【0010】図1は本発明による警備診断装置の一実施
例のブロック図である。この警備診断装置1は、工場、
オフィスビル等の所与の警備対象施設に機械警備システ
ムを設置しようとする場合に必要とされる警備診断を行
い、その警備対象施設に最適の警備システムを構築する
ために必要な警備診断情報を出力するための装置であ
る。
【0011】警備診断装置1は、警備診断に必要な各種
のデータを入力するための入力装置2を具えている。こ
の入力装置2からは、警備対象施設、すなわち機械警備
システムを導入しようとする建物に関するデータとし
て、建物の平面図、窓、扉の種類、数、壁の種類、隣接
地の状況等を示す施設データが所定の形式のディジタル
データとして、第1記憶部3内に格納される。
【0012】また、使用できる警備機器、例えば、マグ
ネットスイッチ、バイブレーションスイッチ、レフリミ
ット、パッシブセンサ、赤外線警報器等の各特徴、用途
を示す警備機器データが所定の形式のディジタルデータ
として第2記憶部4内に予め格納されている。なお、警
備機器データの追加、変更、削除を入力装置2から任意
に行うことができるのは勿論である。さらに、その都度
必要な警備機器データを入力装置2から入力する構成で
あってもよい。
【0013】入力装置2からは、当該警備対象施設にお
いて警戒対象となる設備、又は場所を示す警戒対象デー
タを入力することができ、この警戒対象データは第3記
憶部5に格納される。
【0014】ここで、第1記憶部3、第2記憶部4及び
第3記憶部5は別個のハードウェアであってもよいが、
ランダムアクセスメモリの如き単一の記憶装置を例えば
3つの領域に分け、各領域をそれぞれの記憶部に対応さ
せてもよい。
【0015】第1記憶部3内に格納されている設置デー
タと第3記憶部5内に格納されている警戒対象データと
は行動軌跡データ作成部6に入力され、ここで、当該施
設に対してあらゆる侵入場所、侵入方法を想定し、それ
による侵入者の建物内での行動を警戒対象データを参照
してシミュレーションし、侵入者があった場合における
侵入者の行動軌跡に関する行動軌跡データが作成され
る。
【0016】このようにして得られた行動軌跡データ
は、第2記憶部4から警備機器データを受け取っている
配置データ作成部7に入力される。ここでは、行動軌跡
データに基づく侵入者の行動軌跡の密度の程度を考慮し
て、施設内のどの位置にどの種類の警備機器を設置すれ
ばよいのかを示す配置データが所定のアルゴリズムに従
って作成される。
【0017】この配置データが本装置1による警備診断
結果として出力され、CRT表示部8にてその内容が表
示される。CRT表示部8は公知のCRT表示装置とし
て構成され、陰極線管上に警備機器を設置すべき場所及
びその警備機器の種類が適宜の形態で表示される。この
表示形態は、建物の平面図を併用して表示してもよい
し、又は単なる表形式で表示してもよい。いずれの表示
形態であってもその表示内容をプリンタ9にて用紙上に
印刷することができる。
【0018】この構成によると、決定された警備機器の
警報信号を組み合わせ、すなわち、侵入者の行動パター
ンに応じた警報信号の最適の組み合わせにより、誤報の
著しい低減を図ることが可能であり、警報器の発報確度
を高める機械警備の効果レベルを設定できる。また、警
備診断の結果に技術者の個人差が影響しないので、警備
診断結果は常に客観性に優れたものとなる。
【0019】図2には、マイクロコンピュータを用いて
構成された本発明の他の実施例が示されている。図2に
示された警備診断装置10において、診断すべき建物の
図面を入力するための図面入力装置11、キー入力装置
12、プリンタ13及びCRT表示器14は、入出力イ
ンターフェイス部15と接続されており、入出力インタ
ーフェイス部15、中央演算処理装置(CPU)16、
読出し専用メモリ(ROM)17及びランダムアクセス
メモリ(RAM)18はバス19を介して接続されてい
る。
【0020】ROM17内には警備診断プログラムが予
め格納されており、この警備診断プログラムに従って各
種データの処理が実行され、図1に示す警備診断装置1
と同様の機能が達成される。
【0021】図3を参照してその作動について説明す
る。この警備診断プログラム21が起動されると、ステ
ップ22でデータ入力モードとなる。ステップ22で
は、図1の第1乃至第3記憶部3〜5内に格納されるべ
き施設データ、警備機器データ及び警戒対象データに相
応するデータが図面入力装置11及びキー入力装置12
から入力される。ただし、警備機器データの如き警備診
断のための共通データは、予めROM17に格納してお
くこともできる。
【0022】データ入力終了を示す終了コードをキー入
力装置12(または図面入力装置11)から入力する
と、ステップ23の判別結果がYESとなり、ステップ
24に進む。
【0023】ステップ24では、図1の行動軌跡データ
作成部6におけるデータ処理内容に相当する行動軌跡デ
ータ作成演算が実行され、行動軌跡データが得られる。
【0024】次のステップ25では、図1の配置データ
作成部7におけるデータ処理内容に相当する配置データ
作成演算が実行され、これにより、施設内のでの位置に
どの種類の警備機器を設置すればよいのかを示す配置デ
ータが得られる。
【0025】このようにして得られた配置データはステ
ップ26で表示処理に付され、この配置データが本装置
10による警備診断結果として出力される。その内容は
CRT表示器14上に表示されると共に、所望により、
プリンタ13にて印刷される。これは図1に示した警備
診断装置1の場合と同様である。本装置10によれば、
図1の警備診断装置1と同様の効果を得ることができ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、機械警備
システムを設置しようとする施設に関するデータ等の所
要のデータを与えるだけで、特に熟練を要することなく
誰でも適確な警備診断を行うことができ、個人差のな
い、均一な高品質の警備診断が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による警備診断装置の一実施例のブロッ
ク図。
【図2】本発明による警備診断装置の他の実施例のブロ
ック図。
【図3】図2に示す警備診断装置において実行される警
備診断プログラムを示すフローチャート
【符号の説明】
1、10 警備診断装置 3 第1記憶部 4 第2記憶部 5 第3記憶部 6 行動軌跡データ作成部 7 配置データ作成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南澤 広之 長野県上田市踏入2丁目10番19号 上田日 本無線株式会社内 (72)発明者 小林 眞一 長野県上田市踏入2丁目10番19号 上田日 本無線株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所与の施設に機械警備システムを設置す
    る際に必要な警備診断方法において、 前記施設に関する施設データ、警備機器の種類、特徴、
    用途に関する警備機器データ、及び前記施設における警
    戒対象に関する警戒対象データを予め用意し、 前記施設データと警戒対象データとに基づき、前記施設
    内に侵入者があった場合の侵入者の侵入から退出までの
    行動軌跡をシミュレーションし、 該シミュレーション結果と前記警備機器データとに基づ
    き、前記施設内に設置すべき警備機器の配置データを作
    成することを特徴とする機械警備システムのための警備
    診断方法。
  2. 【請求項2】 所与の施設に機械警備システムを設置す
    る際に必要な警備診断情報を出力するための装置であっ
    て、 前記施設に関する施設データ、警備機器の種類、特徴、
    用途に関する警備機器データ、及び前記施設における警
    戒対象に関する警戒対象データを入力し記憶しておくた
    めの記憶部と、 前記施設データと警戒対象データとに基づき、前記施設
    内に侵入者があった場合の侵入者の侵入から退出までの
    行動をシミュレーションして侵入者の行動軌跡データを
    作成する行動軌跡データ作成手段と、 該行動軌跡データと前記警備機器データとに基づき、前
    記施設内に設置すべき警備機器の配置データを作成する
    設置データ作成手段とを備えたことを特徴とする機械警
    備システムのための警備診断装置。
JP15182394A 1994-06-10 1994-06-10 機械警備システムのための警備診断方法及び装置 Pending JPH07334779A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005022457A1 (fr) 2003-08-27 2005-03-10 Zakrytoe Aktsionernoe Obschestvo Proizvodstvenno-Vnedrencheskoe Predpriyatie 'amulet' Procede permettant de concevoir un systeme de securite integree pour un objet
JP2006107231A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Shimizu Corp 避難行動予測システムおよび避難行動予測方法
JP2008536199A (ja) * 2005-02-24 2008-09-04 ウルトラヴィジョン セキュリティー システムズ,インコーポレーテッド セキュリティ・システムをモデリングおよびテストする方法

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