JPH09295725A - 連続帳票スリット屑巻取処理装置 - Google Patents
連続帳票スリット屑巻取処理装置Info
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- JPH09295725A JPH09295725A JP13447196A JP13447196A JPH09295725A JP H09295725 A JPH09295725 A JP H09295725A JP 13447196 A JP13447196 A JP 13447196A JP 13447196 A JP13447196 A JP 13447196A JP H09295725 A JPH09295725 A JP H09295725A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/50—Auxiliary process performed during handling process
- B65H2301/51—Modifying a characteristic of handled material
- B65H2301/513—Modifying electric properties
- B65H2301/5133—Removing electrostatic charge
Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 スリット屑の取り出し、掴み取り作業が容易
に行えるとともに押え板の開閉に伴う陽動動作も安全に
行なえること。 【解決手段】 スリット屑収納部11に、回転体14と
反対側に、引き出し可能なスリット屑載置台21と、ス
リット屑載置台21に押え板軸支持部材38を介して取
り付けられ、スリット屑収納部11内のスリット屑巻取
腕13a、13bの上方に巻取腕と平行な押え板軸36
を中心として揺動可能に配置されるスリット屑巻取押え
板18と、スリット屑載置台21の回転体側に取り付け
られる巻取腕の周囲の所望位置にスリット屑巻取腕の延
設方向に進退するスリット屑押し出し部材26を備え
る。スリット屑巻取押え板18とスリット屑載置台21
との間にスリット屑巻取押え板18の揺動緩衝部材31
を介在させる。
に行えるとともに押え板の開閉に伴う陽動動作も安全に
行なえること。 【解決手段】 スリット屑収納部11に、回転体14と
反対側に、引き出し可能なスリット屑載置台21と、ス
リット屑載置台21に押え板軸支持部材38を介して取
り付けられ、スリット屑収納部11内のスリット屑巻取
腕13a、13bの上方に巻取腕と平行な押え板軸36
を中心として揺動可能に配置されるスリット屑巻取押え
板18と、スリット屑載置台21の回転体側に取り付け
られる巻取腕の周囲の所望位置にスリット屑巻取腕の延
設方向に進退するスリット屑押し出し部材26を備え
る。スリット屑巻取押え板18とスリット屑載置台21
との間にスリット屑巻取押え板18の揺動緩衝部材31
を介在させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷あるいは印字
後の連続帳票を移送しつつマージナル部を切り落とし、
さらに単票に分断したり、連続帳票組をパーツ毎に分解
したりする等の加工を行う連続帳票処理装置の一部を構
成するもので、前記マージナル部が切り落とされて生ず
るスリット屑を巻き取って処理する連続帳票スリット屑
巻取処理装置に関する。なお、本明細書において連続帳
票とは、連続状態にあるか可撓性を備えた記入、印字あ
るいは印刷用シート、並びに記入、印字あるいは印刷さ
れたシートを意味する。
後の連続帳票を移送しつつマージナル部を切り落とし、
さらに単票に分断したり、連続帳票組をパーツ毎に分解
したりする等の加工を行う連続帳票処理装置の一部を構
成するもので、前記マージナル部が切り落とされて生ず
るスリット屑を巻き取って処理する連続帳票スリット屑
巻取処理装置に関する。なお、本明細書において連続帳
票とは、連続状態にあるか可撓性を備えた記入、印字あ
るいは印刷用シート、並びに記入、印字あるいは印刷さ
れたシートを意味する。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に、連続帳票に対する上述
の分断、分解等の加工に先立ち、印刷あるいは印字後は
不要となった連続帳票の幅方向端にあるマージナル部
を、スリッターで切り落として連続帳票から除去するこ
とが行われている。この切り落とされたマージナル部
は、スリット屑と呼ばれる幅が1.27cm〜2.54
cm程度の連続した帯状の紙となって、自重により連続
帳票処理装置の下部に設けられたスリット屑収納箱へ落
下し、適当な時期に取り捨てられている。
の分断、分解等の加工に先立ち、印刷あるいは印字後は
不要となった連続帳票の幅方向端にあるマージナル部
を、スリッターで切り落として連続帳票から除去するこ
とが行われている。この切り落とされたマージナル部
は、スリット屑と呼ばれる幅が1.27cm〜2.54
cm程度の連続した帯状の紙となって、自重により連続
帳票処理装置の下部に設けられたスリット屑収納箱へ落
下し、適当な時期に取り捨てられている。
【0003】ところで、最近における連続帳票処理装置
の高速化にともない、スリット屑の取り拾て回数が増加
し、この手間を減少させることか要望されている。従来
にあっては、このような要望に対処したものとして、フ
ォーク状の複数の巻取腕にスリット屑を巻き取らせる装
置(例えば、特公平2−41488号、実公平3−44
763号等)が知られており、多量のスリット屑を収納
箱に収納できるようになっている。
の高速化にともない、スリット屑の取り拾て回数が増加
し、この手間を減少させることか要望されている。従来
にあっては、このような要望に対処したものとして、フ
ォーク状の複数の巻取腕にスリット屑を巻き取らせる装
置(例えば、特公平2−41488号、実公平3−44
763号等)が知られており、多量のスリット屑を収納
箱に収納できるようになっている。
【0004】また、上述の公知の装置においては、スリ
ット屑をきつく巻き取るために巻き取り腕に押圧する押
え板が装置本体に取り付けられている。そのため装置内
に収まったスリット屑収納箱を引き出す際は、この押え
板がスリット屑収納箱に引っ掛からないようにして引き
出すようにしなくてはならず、繁雑な作業が伴ってい
た。そのため本願発明者らは、この押え板をスリット屑
収納箱側に取り付ける事を試みた。しかし、このような
装置は、装置内に収まったスリット屑収納箱を引き出す
ことにより、巻取腕に巻き取ったスリット屑を、前記巻
取腕から脱却してスリット屑収納箱内に落とした後、ス
リット屑収納箱に収まったスリット屑をスリット屑の廃
棄場所に移動し、その後、押え板を開き、収納箱から取
り出してスリット屑を廃棄しなければならず、廃棄作業
の回数は減らせるとはいえ、重量のあるスリット屑の塊
を収納箱から取り出す作業は、収納箱自体の側壁が邪魔
となり、不必要な労力を必要とし、廃棄作業が煩雑であ
るばかりか前述の押え板の開閉は、揺動可能状態である
ため不用意な開閉は、オペレータの身体にぶつかったり
して、非常に危険である等の欠点があった。
ット屑をきつく巻き取るために巻き取り腕に押圧する押
え板が装置本体に取り付けられている。そのため装置内
に収まったスリット屑収納箱を引き出す際は、この押え
板がスリット屑収納箱に引っ掛からないようにして引き
出すようにしなくてはならず、繁雑な作業が伴ってい
た。そのため本願発明者らは、この押え板をスリット屑
収納箱側に取り付ける事を試みた。しかし、このような
装置は、装置内に収まったスリット屑収納箱を引き出す
ことにより、巻取腕に巻き取ったスリット屑を、前記巻
取腕から脱却してスリット屑収納箱内に落とした後、ス
リット屑収納箱に収まったスリット屑をスリット屑の廃
棄場所に移動し、その後、押え板を開き、収納箱から取
り出してスリット屑を廃棄しなければならず、廃棄作業
の回数は減らせるとはいえ、重量のあるスリット屑の塊
を収納箱から取り出す作業は、収納箱自体の側壁が邪魔
となり、不必要な労力を必要とし、廃棄作業が煩雑であ
るばかりか前述の押え板の開閉は、揺動可能状態である
ため不用意な開閉は、オペレータの身体にぶつかったり
して、非常に危険である等の欠点があった。
【0005】
【課題を解決しようとする課題】そこで、本願発明者
は、手作業でスリット屑の廃棄作業を行ったり、また
は、フォ−クリフト等によりスリット屑の移動作業を行
うときもスリット屑の取り出し、掴み取り作業が容易に
行えるとともに、押え板の開閉に伴う揺動動作も安全に
行なえる連続帳票スリット屑巻取処理装置を提供するこ
とを目的とする。
は、手作業でスリット屑の廃棄作業を行ったり、また
は、フォ−クリフト等によりスリット屑の移動作業を行
うときもスリット屑の取り出し、掴み取り作業が容易に
行えるとともに、押え板の開閉に伴う揺動動作も安全に
行なえる連続帳票スリット屑巻取処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述した目的
を達成するために、上述した従来の装置を改良したもの
で、連続帳票を移送し、印刷あるいは印字、切断、加工
等の処理を行う処理装置におけるスリッター装置の下方
に配置されたスリット屑収納部と、適宜な駆動源に連繋
された回転体と、この回転体に、この回転体の中心線よ
り外れた適宜な位置にかつ、回転軸方向に平行に延設し
て、スリット屑収納部内に複数のスリット屑巻取腕を配
置し、前記スリット屑収納部内で連続帳票のスリット屑
を巻き取るようにした連続帳票スリット屑巻取処理装置
であって、前記スリット屑収納部に、前記回転体と反対
側に、引き出し可能なスリット屑載置台と、このスリッ
ト屑載置台に押え板軸支持部材を介して取り付けられ、
前記スリット屑収納部内の前記スリット屑巻取腕の上方
に巻取腕と平行な押え板軸を中心として揺動可能に配置
されるスリット屑巻取押え板と、スリット屑載置台の前
記回転体側に取り付けられる前記巻取腕の周囲の所望位
置に前記スリット屑巻取腕の延設方向に進退するスリッ
ト屑押し出し部材を備えてなるとともに、前記スリット
屑巻取押え板とスリット屑載置台との間にスリット屑巻
取押え板の揺動緩衝部材を介在させてなるものである。
を達成するために、上述した従来の装置を改良したもの
で、連続帳票を移送し、印刷あるいは印字、切断、加工
等の処理を行う処理装置におけるスリッター装置の下方
に配置されたスリット屑収納部と、適宜な駆動源に連繋
された回転体と、この回転体に、この回転体の中心線よ
り外れた適宜な位置にかつ、回転軸方向に平行に延設し
て、スリット屑収納部内に複数のスリット屑巻取腕を配
置し、前記スリット屑収納部内で連続帳票のスリット屑
を巻き取るようにした連続帳票スリット屑巻取処理装置
であって、前記スリット屑収納部に、前記回転体と反対
側に、引き出し可能なスリット屑載置台と、このスリッ
ト屑載置台に押え板軸支持部材を介して取り付けられ、
前記スリット屑収納部内の前記スリット屑巻取腕の上方
に巻取腕と平行な押え板軸を中心として揺動可能に配置
されるスリット屑巻取押え板と、スリット屑載置台の前
記回転体側に取り付けられる前記巻取腕の周囲の所望位
置に前記スリット屑巻取腕の延設方向に進退するスリッ
ト屑押し出し部材を備えてなるとともに、前記スリット
屑巻取押え板とスリット屑載置台との間にスリット屑巻
取押え板の揺動緩衝部材を介在させてなるものである。
【0007】
【発明の実施形態】以下、本発明の好適な実施例を添付
図面に基づき詳細を図1〜図3に基づいて説明する。こ
こにおいて、図1は巻取処理を行う装置全体を概略的に
示す断面図、図2はスリット屑収納部内におけるスリッ
ト屑載置台と巻取腕に巻き付いたスリット屑を押し出す
スリット屑押し出し部材との連繋関係を示す斜視図、図
3は押え板の開閉動作に伴う揺動状態を示す説明図であ
る。
図面に基づき詳細を図1〜図3に基づいて説明する。こ
こにおいて、図1は巻取処理を行う装置全体を概略的に
示す断面図、図2はスリット屑収納部内におけるスリッ
ト屑載置台と巻取腕に巻き付いたスリット屑を押し出す
スリット屑押し出し部材との連繋関係を示す斜視図、図
3は押え板の開閉動作に伴う揺動状態を示す説明図であ
る。
【0008】図1に示すように、連続帳票処理装置Mの
機体1の一端下部には、所定事項がか印字あるいは印刷
された連続帳票2がその折り兼切り用ミシン目3で折り
畳まれた状態で載置される載置台4が設けられている。
前記機体1内の帳票載置台4の上部には、前記連続帳票
2を移送するための卜ラクター5が設けられ、このトラ
クター5の送り方向端に対応位置して、前記連続帳票2
のマージナル部(図示せず)を切断するための上下一対
の円刃からなるスリッター装置6が、前記マージナル部
を区画形成する切り用ミシン目(図示せず)に対応位置
すべく軸方向に移動調整自在に設けられている。スリッ
ター装置6に続いて、前記連続帳票2をさらに同一方向
に移送する上下一対の低速ローラ7及び同じく上下一対
の高速ローラ8が配設され、これら各ローラー7、8の
移送速度差によって前記連続帳票2に張力が付与される
ともに、折り兼切り用ミシン目3にブレード9が当接さ
れて、単位帳票毎に分断され、コンベアスタッカー16
等にスタックされる。
機体1の一端下部には、所定事項がか印字あるいは印刷
された連続帳票2がその折り兼切り用ミシン目3で折り
畳まれた状態で載置される載置台4が設けられている。
前記機体1内の帳票載置台4の上部には、前記連続帳票
2を移送するための卜ラクター5が設けられ、このトラ
クター5の送り方向端に対応位置して、前記連続帳票2
のマージナル部(図示せず)を切断するための上下一対
の円刃からなるスリッター装置6が、前記マージナル部
を区画形成する切り用ミシン目(図示せず)に対応位置
すべく軸方向に移動調整自在に設けられている。スリッ
ター装置6に続いて、前記連続帳票2をさらに同一方向
に移送する上下一対の低速ローラ7及び同じく上下一対
の高速ローラ8が配設され、これら各ローラー7、8の
移送速度差によって前記連続帳票2に張力が付与される
ともに、折り兼切り用ミシン目3にブレード9が当接さ
れて、単位帳票毎に分断され、コンベアスタッカー16
等にスタックされる。
【0009】また、スリッター装置6の下方には、この
スリッター装置6で切断された連続帳票2のマージナル
部であるスリット屑10が落下するスリット屑収納部1
1が設けられている。この収納部11内には、機体1の
駆動源に連繋された回転体14と、この回転体14の中
心線より外れた適宜な位置にかつ、回転軸方向に平行に
延設して、複数のスリット屑巻取腕13a、13bを配
置し、前記スリット屑10の収納部11内でスリット屑
載置台21上に連続帳票のスリット屑10を巻き取るよ
うにしてなるものである。
スリッター装置6で切断された連続帳票2のマージナル
部であるスリット屑10が落下するスリット屑収納部1
1が設けられている。この収納部11内には、機体1の
駆動源に連繋された回転体14と、この回転体14の中
心線より外れた適宜な位置にかつ、回転軸方向に平行に
延設して、複数のスリット屑巻取腕13a、13bを配
置し、前記スリット屑10の収納部11内でスリット屑
載置台21上に連続帳票のスリット屑10を巻き取るよ
うにしてなるものである。
【0010】さらに、図2にも示されるようにスリット
屑載置台21には、巻取腕13a、13bと平行に伸び
る軸36を支点に揺動自在に支持部材38を介して支持
された押え板18が設けられている。この押え板18
は、自重で適宜な押圧力によって図1及び図2上、反時
計方向に揺動するよう付勢される一方、ストッパー37
により前記方向への揺動範囲が規制され、押え板18の
先端はその最下方位置において、巻取腕13a、13b
の上方に所定間隔をおいて位置するよう構成されてい
る。
屑載置台21には、巻取腕13a、13bと平行に伸び
る軸36を支点に揺動自在に支持部材38を介して支持
された押え板18が設けられている。この押え板18
は、自重で適宜な押圧力によって図1及び図2上、反時
計方向に揺動するよう付勢される一方、ストッパー37
により前記方向への揺動範囲が規制され、押え板18の
先端はその最下方位置において、巻取腕13a、13b
の上方に所定間隔をおいて位置するよう構成されてい
る。
【0011】また、押え板18には、アーム35が押え
板18に対して所定角度を有して一体的に固定接続され
ており、押え板18の揺動に伴ってアーム35も同様に
揺動するようになっている。一方、このアーム35端と
後述するスリット屑押し出し部材26の間には、ロッド
32が伸縮するオイルダンパー31からなる緩衝部材が
それぞれ固定点33、34で軸支されている。このオイ
ルダンパー31は、ロッド32が縮む方向に力が加わる
と、所定の反力は発生しないが、伸びる方向に力が加わ
ると、所定の反力が発生するように構成されたものであ
る。
板18に対して所定角度を有して一体的に固定接続され
ており、押え板18の揺動に伴ってアーム35も同様に
揺動するようになっている。一方、このアーム35端と
後述するスリット屑押し出し部材26の間には、ロッド
32が伸縮するオイルダンパー31からなる緩衝部材が
それぞれ固定点33、34で軸支されている。このオイ
ルダンパー31は、ロッド32が縮む方向に力が加わる
と、所定の反力は発生しないが、伸びる方向に力が加わ
ると、所定の反力が発生するように構成されたものであ
る。
【0012】図2に示すように、巻取腕13a、13b
に巻き取られたスリット屑10が適宜量に達して、前記
押え板18がほぼ水平になるようその先端が上方に押し
上げられると、軸36の回転状態を検出器21によっ
て、巻取腕13a、13bに巻き取ったスリット屑の満
杯状態が検出され、連続帳票処理装置Mの駆動部に対し
て、連続帳票2の移送を停止させる信号か発せられるよ
う構成されている。
に巻き取られたスリット屑10が適宜量に達して、前記
押え板18がほぼ水平になるようその先端が上方に押し
上げられると、軸36の回転状態を検出器21によっ
て、巻取腕13a、13bに巻き取ったスリット屑の満
杯状態が検出され、連続帳票処理装置Mの駆動部に対し
て、連続帳票2の移送を停止させる信号か発せられるよ
う構成されている。
【0013】次に、前記スリット屑収納部11について
詳しく説明すると、前記回転体14と反対側に、収納し
たスリット屑10を取り出す開閉扉(図示せず)が設け
られるとともに、前記スリット屑収納部11に、前記回
転体14と反対側に、引き出し可能なスリット屑載置台
21と、スリット屑載置台21の前記回転体14側に取
り付けられる前記巻取腕13a、13bの周囲の所望位
置に前記スリット屑巻取腕13a、13bの延設方向に
進退するスリット屑押し出し部材26を備えたものであ
る。また、スリット屑押し出し部材26は、前記巻取腕
13a、13bを囲んでU字状に構成され、前記押え板
18が、どの様な傾きになっていても、ぶつからずに移
動できるようになっている。また、回転体14とは反対
側(開閉扉側)のスリット屑載置台21には、このスリ
ット屑載置台21をスリット屑収納部11から引き出す
為の引き出し取手22が設けられ、引き出し方向に傾斜
可能に取り付けられている(点線参照)。しかも、スリ
ット屑載置台21の下面には、キャスタ−28が取り付
けられ、台車と同様に使用できる。23は、載置された
スリット屑10が運搬中に不用意に転げないようにした
溝である。
詳しく説明すると、前記回転体14と反対側に、収納し
たスリット屑10を取り出す開閉扉(図示せず)が設け
られるとともに、前記スリット屑収納部11に、前記回
転体14と反対側に、引き出し可能なスリット屑載置台
21と、スリット屑載置台21の前記回転体14側に取
り付けられる前記巻取腕13a、13bの周囲の所望位
置に前記スリット屑巻取腕13a、13bの延設方向に
進退するスリット屑押し出し部材26を備えたものであ
る。また、スリット屑押し出し部材26は、前記巻取腕
13a、13bを囲んでU字状に構成され、前記押え板
18が、どの様な傾きになっていても、ぶつからずに移
動できるようになっている。また、回転体14とは反対
側(開閉扉側)のスリット屑載置台21には、このスリ
ット屑載置台21をスリット屑収納部11から引き出す
為の引き出し取手22が設けられ、引き出し方向に傾斜
可能に取り付けられている(点線参照)。しかも、スリ
ット屑載置台21の下面には、キャスタ−28が取り付
けられ、台車と同様に使用できる。23は、載置された
スリット屑10が運搬中に不用意に転げないようにした
溝である。
【0014】次に、図3によって、押え板の開閉動作に
伴う揺動状態を説明すると、押え板18は、スリット屑
10が巻取腕13a,13bに巻き取られるにしたがっ
て、AからB迄はオイルダンパー31のロッド32は、
縮む方向に力が加わるので所定の反力は発生せず、押え
板18の自重でスリット屑10を巻取腕13a,13b
に巻きつける。Bの状態で、スリット屑10は満杯状態
なので、スリット屑載置台21を引き出してCの状態迄
(ほぼ垂直状態は)オイルダンパー31のロッド32
は、縮む方向に力が加わるので所定の反力は発生せず容
易に開く事ができるが、Dの状態迄開くと、オイルダン
パー31のロッド32は、伸びる方向に力が加わるので
所定の反力が発生して不用意に倒れる事はない。この状
態でスリット屑10を除去した後は、押え板18をDか
らC迄は、容易に閉まるが、それ以後は、オイルダンパ
ー31のロッド32は、伸びる方向に力が加わるので所
定の反力が発生してゆっくり閉まるので急激に倒れる事
はない。
伴う揺動状態を説明すると、押え板18は、スリット屑
10が巻取腕13a,13bに巻き取られるにしたがっ
て、AからB迄はオイルダンパー31のロッド32は、
縮む方向に力が加わるので所定の反力は発生せず、押え
板18の自重でスリット屑10を巻取腕13a,13b
に巻きつける。Bの状態で、スリット屑10は満杯状態
なので、スリット屑載置台21を引き出してCの状態迄
(ほぼ垂直状態は)オイルダンパー31のロッド32
は、縮む方向に力が加わるので所定の反力は発生せず容
易に開く事ができるが、Dの状態迄開くと、オイルダン
パー31のロッド32は、伸びる方向に力が加わるので
所定の反力が発生して不用意に倒れる事はない。この状
態でスリット屑10を除去した後は、押え板18をDか
らC迄は、容易に閉まるが、それ以後は、オイルダンパ
ー31のロッド32は、伸びる方向に力が加わるので所
定の反力が発生してゆっくり閉まるので急激に倒れる事
はない。
【0015】上述した実施例における処理作業について
説明する。図1において、連続帳票処理装置Mのトラク
ター5により載置台4上から引き上げられて機体1内に
移送された連続帳票2は、スリッター装置6によってそ
のマージナル部が切り落とされ、このマージナル部は帯
状のスリット屑10となって収納空間11へ落下する。
ここで、連続帳票2の紙厚が通常のもの、すなわち1m
2当たり50g程度であり、トラクター5による移送速
度が毎分約80m以下ならば、落下したスリット屑10
は、最初収納空間11の底部に溜まり、次いで巻取腕1
3a,13bに掬い上げられて巻きついて行く。一方、
連続帳票2の紙厚か通常よりも厚い場合、及び/または
トラクター5による移送速度がより高速な場合には、巻
取腕13a,13bの近傍に落下して、直接巻取腕13
a,13bに絡め取られて巻きついて行く。
説明する。図1において、連続帳票処理装置Mのトラク
ター5により載置台4上から引き上げられて機体1内に
移送された連続帳票2は、スリッター装置6によってそ
のマージナル部が切り落とされ、このマージナル部は帯
状のスリット屑10となって収納空間11へ落下する。
ここで、連続帳票2の紙厚が通常のもの、すなわち1m
2当たり50g程度であり、トラクター5による移送速
度が毎分約80m以下ならば、落下したスリット屑10
は、最初収納空間11の底部に溜まり、次いで巻取腕1
3a,13bに掬い上げられて巻きついて行く。一方、
連続帳票2の紙厚か通常よりも厚い場合、及び/または
トラクター5による移送速度がより高速な場合には、巻
取腕13a,13bの近傍に落下して、直接巻取腕13
a,13bに絡め取られて巻きついて行く。
【0016】巻きついたスリット屑10は、回転軸14
の回転にともない、押え板18を通過する度にこれにし
ごかれるので、巻取腕13a、13bにたるみなく高密
度に巻き取られる。また、前記押え板18は揺動自在で
その先端部と各巻取腕13a、13bとの間隔は所定範
囲内で変化し得るので、各巻取腕13a、13bに巻き
取られたスリット屑10は、当初は長円形断面の柱体状
となるが、徐々に円柱状になって行くものである。前記
各巻取腕13a、13bに巻き取られたスリット屑10
の直径が大きくなるにしたがって周速が早くなるので、
収納部11の底部に溜まっているスリット屑10は、巻
き上げられるとともに、図1及び図2上、右方向に引き
寄せられることになり、スリッター装置6からスリット
屑10が落下して来る空間が閉塞されることがない。
の回転にともない、押え板18を通過する度にこれにし
ごかれるので、巻取腕13a、13bにたるみなく高密
度に巻き取られる。また、前記押え板18は揺動自在で
その先端部と各巻取腕13a、13bとの間隔は所定範
囲内で変化し得るので、各巻取腕13a、13bに巻き
取られたスリット屑10は、当初は長円形断面の柱体状
となるが、徐々に円柱状になって行くものである。前記
各巻取腕13a、13bに巻き取られたスリット屑10
の直径が大きくなるにしたがって周速が早くなるので、
収納部11の底部に溜まっているスリット屑10は、巻
き上げられるとともに、図1及び図2上、右方向に引き
寄せられることになり、スリッター装置6からスリット
屑10が落下して来る空間が閉塞されることがない。
【0017】各巻取腕13a、13bに巻き取られたス
リット屑10の直径が所定の大きさに達すると、押え板
18がほぼ水平状態となり、軸36の状態を検出器21
が検出し、停止信号を発し、連続帳票処理装置Mの駆動
が停止される。
リット屑10の直径が所定の大きさに達すると、押え板
18がほぼ水平状態となり、軸36の状態を検出器21
が検出し、停止信号を発し、連続帳票処理装置Mの駆動
が停止される。
【0018】巻取腕13a、13bに巻き付いたスリッ
ト屑10の取り出しは、収納部11の開閉蓋を開け、ス
リット屑載置台21の引き出し取手22掴み、スリット
屑載置台21を引き出すと、巻取腕13a、13bに巻
き着いたスリット屑10がスリット屑押し出し部材26
により、巻取腕13a、13bから抜き取られスリット
屑載置台21にスリット屑10の塊が載置される。
ト屑10の取り出しは、収納部11の開閉蓋を開け、ス
リット屑載置台21の引き出し取手22掴み、スリット
屑載置台21を引き出すと、巻取腕13a、13bに巻
き着いたスリット屑10がスリット屑押し出し部材26
により、巻取腕13a、13bから抜き取られスリット
屑載置台21にスリット屑10の塊が載置される。
【0019】排出されたスリット屑10の塊は、箱に入
った状態ではないので、手作業で運ぶ場合も、例えば容
量の大きなごみ屑箱に移すことも、簡単にできる。ま
た、フォ−クリフト等によりスリット屑の移動作業を行
うときも特別な箱等に収納されているわけではないの
で、前述したように押え板18開くだけで、スリット屑
の取り出し、掴み取り作業が容易に行える。このように
して収納部11からスリット屑10を引き出して、スリ
ット屑10を廃棄してしまえば、連続帳票処理装置M
は、すぐに処理を開始でき、効率の良い作業が行える。
った状態ではないので、手作業で運ぶ場合も、例えば容
量の大きなごみ屑箱に移すことも、簡単にできる。ま
た、フォ−クリフト等によりスリット屑の移動作業を行
うときも特別な箱等に収納されているわけではないの
で、前述したように押え板18開くだけで、スリット屑
の取り出し、掴み取り作業が容易に行える。このように
して収納部11からスリット屑10を引き出して、スリ
ット屑10を廃棄してしまえば、連続帳票処理装置M
は、すぐに処理を開始でき、効率の良い作業が行える。
【0020】なお、本発明は、上述した実施例ではオイ
ルダンパー31からなる緩衝部材は、アーム35端とス
リット屑押し出し部材26の間に設けたが、これに限定
されるものではなく、直接、押え板とスリット屑載置台
に取り付けてもよい。また、載置台21上に設けた溝2
3は、U字状に限らず、V字状や台形であっても良く、
載置されたスリット屑10が運搬中に不用意に転げない
ようにした形状であれば良いが、載置台21上のスリッ
ト屑10の廃棄に際し、スリット屑10の掴み取りの動
作に邪魔になるような壁を構成してはない方が良い。
ルダンパー31からなる緩衝部材は、アーム35端とス
リット屑押し出し部材26の間に設けたが、これに限定
されるものではなく、直接、押え板とスリット屑載置台
に取り付けてもよい。また、載置台21上に設けた溝2
3は、U字状に限らず、V字状や台形であっても良く、
載置されたスリット屑10が運搬中に不用意に転げない
ようにした形状であれば良いが、載置台21上のスリッ
ト屑10の廃棄に際し、スリット屑10の掴み取りの動
作に邪魔になるような壁を構成してはない方が良い。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したところで明らかなよ
うに、本発明によれば、巻取腕に巻き付いたスリット屑
の取り出しは、収納部に配置されたスリット屑載置台を
引き出すだけで、スリット屑の塊のみが機体からスリッ
ト屑載置台に載置されて排出され、特別な箱に入った状
態ではないので、手作業で運ぶ場合も、例えば容量の大
きなごみ屑箱に移すことも、押え板を開くだけで簡単に
取り出せ、しかも、フォ−クリフト等によりスリット屑
の移動作業を行うときもスリット屑の取り出し、掴み取
り作業が容易に行える。このようにして収納部からスリ
ット屑を引き出しし廃棄てしまえば、連続帳票処理装置
Mは、すぐに処理を開始できるとともに押え板の開閉に
伴う揺動動作も安全に行なえ、作業効率が向上するとい
う効果を奏する。
うに、本発明によれば、巻取腕に巻き付いたスリット屑
の取り出しは、収納部に配置されたスリット屑載置台を
引き出すだけで、スリット屑の塊のみが機体からスリッ
ト屑載置台に載置されて排出され、特別な箱に入った状
態ではないので、手作業で運ぶ場合も、例えば容量の大
きなごみ屑箱に移すことも、押え板を開くだけで簡単に
取り出せ、しかも、フォ−クリフト等によりスリット屑
の移動作業を行うときもスリット屑の取り出し、掴み取
り作業が容易に行える。このようにして収納部からスリ
ット屑を引き出しし廃棄てしまえば、連続帳票処理装置
Mは、すぐに処理を開始できるとともに押え板の開閉に
伴う揺動動作も安全に行なえ、作業効率が向上するとい
う効果を奏する。
【図1】本発明の連続帳票スリット屑巻取処理装置の全
体を示す概略断面説明図。
体を示す概略断面説明図。
【図2】図1のスリット屑載置台の斜視説明図。
【図3】押え板の開閉動作に伴う揺動状態を示す説明図
M 連続帳票スリット屑巻取処理装置 1 機体 10 スリット屑 11 スリット屑収納部 13a,13b 巻取腕 14 回転体 18 押え板 21 スリット屑載置台 26 スリット屑押し出し部材 31 オイルダンパー
Claims (1)
- 【請求項1】 連続帳票を移送し、印刷あるいは印字、
切断、加工等の処理を行う処理装置におけるスリッター
装置の下方に配置されたスリット屑収納部と、適宜な駆
動源に連繋された回転体と、この回転体に、この回転体
の中心線より外れた適宜な位置にかつ、回転軸方向に平
行に延設して、スリット屑収納部内に複数のスリット屑
巻取腕を配置し、前記スリット屑収納部内で連続帳票の
スリット屑を巻き取るようにした連続帳票スリット屑巻
取処理装置であって、前記スリット屑収納部に、前記回
転体と反対側に、引き出し可能なスリット屑載置台と、
このスリット屑載置台に押え板軸支持部材を介して取り
付けられ、前記スリット屑収納部内の前記スリット屑巻
取腕の上方に巻取腕と平行な押え板軸を中心として揺動
可能に配置されるスリット屑巻取押え板と、スリット屑
載置台の前記回転体側に取り付けられる前記巻取腕の周
囲の所望位置に前記スリット屑巻取腕の延設方向に進退
するスリット屑押し出し部材を備えてなるとともに、前
記スリット屑巻取押え板とスリット屑載置台との間にス
リット屑巻取押え板の揺動緩衝部材を介在させてなるこ
とを特徴とする連続帳票スリット屑巻取処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13447196A JPH09295725A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 連続帳票スリット屑巻取処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13447196A JPH09295725A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 連続帳票スリット屑巻取処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09295725A true JPH09295725A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15129102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13447196A Pending JPH09295725A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 連続帳票スリット屑巻取処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09295725A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015202937A (ja) * | 2014-04-14 | 2015-11-16 | シーアイ化成株式会社 | 巻取装置 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP13447196A patent/JPH09295725A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015202937A (ja) * | 2014-04-14 | 2015-11-16 | シーアイ化成株式会社 | 巻取装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050105 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050511 |