JPH09235067A - 連続帳票スリット屑巻取処理装置 - Google Patents
連続帳票スリット屑巻取処理装置Info
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- JPH09235067A JPH09235067A JP7102696A JP7102696A JPH09235067A JP H09235067 A JPH09235067 A JP H09235067A JP 7102696 A JP7102696 A JP 7102696A JP 7102696 A JP7102696 A JP 7102696A JP H09235067 A JPH09235067 A JP H09235067A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 手作業でスリット屑の廃棄作業を行ったり、
または、フォ−クリフト等によりスリット屑の移動作業
を行うときもスリット屑の取り出し、掴み取り作業が容
易に行える連続売帳票スリット屑巻取処理装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 スリッター装置の下方に配置されたスリ
ット屑収納部11と、適宜な駆動源に連繋された回転体
14と、この回転体14に、この回転体14の中心線よ
り外れた適宜な位置にかつ、回転軸方向に平行に延設し
て、スリット屑収納部11内に複数のスリット屑巻取腕
13a、13bを配置し、前記スリット屑収納部11内
で連続帳票2のスリット屑10を巻き取るようにした連
続帳票スリット屑巻取処理装置Mであって、前記スリッ
ト屑収納部11に、前記回転体14と反対側に、収納し
たスリット屑10を取り出す開閉扉25と、前記巻取腕
13a、13bの周囲の所望位置に前記スリット屑巻取
腕13a、13bの延設方向に進退するスリット屑押し
出し部材26とを備えた.
または、フォ−クリフト等によりスリット屑の移動作業
を行うときもスリット屑の取り出し、掴み取り作業が容
易に行える連続売帳票スリット屑巻取処理装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 スリッター装置の下方に配置されたスリ
ット屑収納部11と、適宜な駆動源に連繋された回転体
14と、この回転体14に、この回転体14の中心線よ
り外れた適宜な位置にかつ、回転軸方向に平行に延設し
て、スリット屑収納部11内に複数のスリット屑巻取腕
13a、13bを配置し、前記スリット屑収納部11内
で連続帳票2のスリット屑10を巻き取るようにした連
続帳票スリット屑巻取処理装置Mであって、前記スリッ
ト屑収納部11に、前記回転体14と反対側に、収納し
たスリット屑10を取り出す開閉扉25と、前記巻取腕
13a、13bの周囲の所望位置に前記スリット屑巻取
腕13a、13bの延設方向に進退するスリット屑押し
出し部材26とを備えた.
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷あるいは印字
後の連続帳票を移送しつつマージナル部を切り落とし、
さらに単票に分断したり、連続帳票組をパーツ毎に分解
したりする等の加工を行う連続帳票処理装置の一部を構
成するもので、前記マージナル部が切り落とされて生ず
るスリット屑を巻き取って処理する連続帳票スリット屑
巻取処理装置に関する。なお、本明細書において連続帳
票とは、連続状態にあるか可撓性を備えた記入、印字あ
るいは印刷用シート、並びに記入、印字あるいは印刷さ
れたシートを意味する。
後の連続帳票を移送しつつマージナル部を切り落とし、
さらに単票に分断したり、連続帳票組をパーツ毎に分解
したりする等の加工を行う連続帳票処理装置の一部を構
成するもので、前記マージナル部が切り落とされて生ず
るスリット屑を巻き取って処理する連続帳票スリット屑
巻取処理装置に関する。なお、本明細書において連続帳
票とは、連続状態にあるか可撓性を備えた記入、印字あ
るいは印刷用シート、並びに記入、印字あるいは印刷さ
れたシートを意味する。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に、連続帳票に対する上述
の分断、分解等の加工に先立ち、印刷あるいは印字後は
不要となった連続帳票の幅方向端にあるマージナル部
を、スリッターで切り落として連続帳票から除去するこ
とが行われている。この切り落とされたマージナル部
は、スリット屑と呼ばれる幅が1.27cm〜2.54
cm程度の連続した帯状の紙となって、自重により連続
帳票処理装置の下部に設けられたスリット屑収納箱へ落
下し、適当な時期に取り捨てられている。
の分断、分解等の加工に先立ち、印刷あるいは印字後は
不要となった連続帳票の幅方向端にあるマージナル部
を、スリッターで切り落として連続帳票から除去するこ
とが行われている。この切り落とされたマージナル部
は、スリット屑と呼ばれる幅が1.27cm〜2.54
cm程度の連続した帯状の紙となって、自重により連続
帳票処理装置の下部に設けられたスリット屑収納箱へ落
下し、適当な時期に取り捨てられている。
【0003】ところで、最近における連続帳票処理装置
の高速化にともない、スリット屑の取り拾て回数が増加
し、この手間を減少させることか要望されている。従来
にあっては、このような要望に対処したものとして、フ
ォーク状の複数の巻取腕にスリット屑を巻き取らせる装
置(例えば、特公平2−41488号、実公平3−44
763号等)が知られており、多量のスリット屑を収納
箱に収納できるようになっている。
の高速化にともない、スリット屑の取り拾て回数が増加
し、この手間を減少させることか要望されている。従来
にあっては、このような要望に対処したものとして、フ
ォーク状の複数の巻取腕にスリット屑を巻き取らせる装
置(例えば、特公平2−41488号、実公平3−44
763号等)が知られており、多量のスリット屑を収納
箱に収納できるようになっている。
【0004】ところが、上述した装置は、装置内に収ま
ったスリット屑収納箱を引き出すことにより、巻取腕に
巻き取ったスリット屑を、前記巻取腕から脱却してスリ
ット屑収納箱内に落とした後、スリット屑収納箱に収ま
ったスリット屑をスリット屑の廃棄場所に移動し、その
後、収納箱から取り出してスリット屑のを廃棄しなけれ
ばならず、廃棄作業の回数は減らせるとはいえ、重量の
あるスリット屑の塊を収納箱から取り出す作業は、収納
箱自体の側壁が邪魔となり、不必要な労力を必要とし、
廃棄作業が煩雑であるという欠点があった。
ったスリット屑収納箱を引き出すことにより、巻取腕に
巻き取ったスリット屑を、前記巻取腕から脱却してスリ
ット屑収納箱内に落とした後、スリット屑収納箱に収ま
ったスリット屑をスリット屑の廃棄場所に移動し、その
後、収納箱から取り出してスリット屑のを廃棄しなけれ
ばならず、廃棄作業の回数は減らせるとはいえ、重量の
あるスリット屑の塊を収納箱から取り出す作業は、収納
箱自体の側壁が邪魔となり、不必要な労力を必要とし、
廃棄作業が煩雑であるという欠点があった。
【0005】そこで、上述した装置を改良したものとし
て、実公平6−13165号に示される装置が提案され
た。これは、スリット屑を巻き取るために前記スリット
屑収納部内に設けられた複数の巻取腕が、回転体から係
脱自在に連繋され、スリット屑収納部内から取り出す際
に、この複数の巻取腕を前記回転体から脱却して、巻き
取ったスリット屑を巻取腕とともにスリット屑収納部内
から取り出せ、しかも、離脱する側の巻取腕の端には、
スリット屑離脱阻止部材のによって、スリット屑が巻取
腕から離脱することがないので巻取腕の離脱阻止部材の
反対側を持って適宜な場所に移動して、その後、巻取腕
のみを抜き取りスリット屑のみを廃棄するようにしてい
る。
て、実公平6−13165号に示される装置が提案され
た。これは、スリット屑を巻き取るために前記スリット
屑収納部内に設けられた複数の巻取腕が、回転体から係
脱自在に連繋され、スリット屑収納部内から取り出す際
に、この複数の巻取腕を前記回転体から脱却して、巻き
取ったスリット屑を巻取腕とともにスリット屑収納部内
から取り出せ、しかも、離脱する側の巻取腕の端には、
スリット屑離脱阻止部材のによって、スリット屑が巻取
腕から離脱することがないので巻取腕の離脱阻止部材の
反対側を持って適宜な場所に移動して、その後、巻取腕
のみを抜き取りスリット屑のみを廃棄するようにしてい
る。
【0006】しかしながら、この装置においても、スリ
ット屑の廃棄場所が遠い場合、巻取腕を持って移動する
ことは、大変な労力を必要とし、また、スリット屑の廃
棄場所で巻取腕をスリット屑から抜き取る手間も繁雑で
あるという欠点があった。
ット屑の廃棄場所が遠い場合、巻取腕を持って移動する
ことは、大変な労力を必要とし、また、スリット屑の廃
棄場所で巻取腕をスリット屑から抜き取る手間も繁雑で
あるという欠点があった。
【0007】そこで、本願発明者は、手作業でスリット
屑の廃棄作業を行ったり、または、フォ−クリフト等に
よりスリット屑の移動作業を行うときもスリット屑の取
り出し、掴み取り作業が容易に行える連続帳票スリット
屑巻取処理装置を提供することを目的とする。
屑の廃棄作業を行ったり、または、フォ−クリフト等に
よりスリット屑の移動作業を行うときもスリット屑の取
り出し、掴み取り作業が容易に行える連続帳票スリット
屑巻取処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述した目的
を達成するために、上述した従来の装置を改良したもの
で、連続帳票を移送し、印刷あるいは印字、切断、加工
等の処理を行う処理装置におけるスリッター装置の下方
に配置されたスリット屑収納部と、適宜な駆動源に連繋
された回転体と、この回転体に、この回転体の中心線よ
り外れた適宜な位置にかつ、回転軸方向に平行に延設し
て、スリット屑収納部内に複数のスリット屑巻取腕を配
置し、前記スリット屑収納部内で連続帳票のスリット屑
を巻き取るようにした連続帳票スリット屑巻取処理装置
であって、前記スリット屑収納部に、前記回転体と反対
側に、収納したスリット屑を取り出す開閉扉と、前記巻
取腕の周囲の所望位置に前記スリット屑巻取腕の延設方
向に進退するスリット屑押し出し部材とを備えたもので
ある。
を達成するために、上述した従来の装置を改良したもの
で、連続帳票を移送し、印刷あるいは印字、切断、加工
等の処理を行う処理装置におけるスリッター装置の下方
に配置されたスリット屑収納部と、適宜な駆動源に連繋
された回転体と、この回転体に、この回転体の中心線よ
り外れた適宜な位置にかつ、回転軸方向に平行に延設し
て、スリット屑収納部内に複数のスリット屑巻取腕を配
置し、前記スリット屑収納部内で連続帳票のスリット屑
を巻き取るようにした連続帳票スリット屑巻取処理装置
であって、前記スリット屑収納部に、前記回転体と反対
側に、収納したスリット屑を取り出す開閉扉と、前記巻
取腕の周囲の所望位置に前記スリット屑巻取腕の延設方
向に進退するスリット屑押し出し部材とを備えたもので
ある。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の好適な実施例を添付
図面に基づき詳細に説明する。まず、第1の実施例を図
1〜図2に基づいて説明する。ここにおいて、図1は巻
取処理を行う装置全体を概略的に示す断面図、図2はス
リット屑収納部内における開閉蓋と巻取腕に巻き付いた
スリット屑を押し出すスリット屑押し出し部材との連繋
関係を示す斜視図である。
図面に基づき詳細に説明する。まず、第1の実施例を図
1〜図2に基づいて説明する。ここにおいて、図1は巻
取処理を行う装置全体を概略的に示す断面図、図2はス
リット屑収納部内における開閉蓋と巻取腕に巻き付いた
スリット屑を押し出すスリット屑押し出し部材との連繋
関係を示す斜視図である。
【0010】図1に示すように、連続帳票処理装置Mの
機体1の一端下部には、所定事項が印字あるいは印刷さ
れた連続帳票2がその折り兼切り用ミシン目3で折り畳
まれた状態で載置される載置台4が設けられている。前
記機体1内の載置台4の上部には、前記連続帳票2を移
送するための卜ラクター5が設けられ、このトラクター
5の送り方向端に対応位置して、前記連続帳票2のマー
ジナル部(図示せず)を切断するための上下一対の円刃
からなるスリッター装置6が、前記マージナル部を区画
形成する切り用ミシン目(図示せず)に対応位置すべく
軸方向に移動調整自在に設けられている。スリッター装
置6に続いて、前記連続帳票2をさらに同一方向に移送
する上下一対の低速ローラ7及び同じく上下一対の高速
ローラ8が配設され、これら各ローラー7、8の移送速
度差によって前記連続帳票2に張力が付与されるとも
に、折り兼切り用ミシン目3にブレード9が当接され
て、単位帳票毎に分断され、コンベアスタッカー16等
にスタックされる。
機体1の一端下部には、所定事項が印字あるいは印刷さ
れた連続帳票2がその折り兼切り用ミシン目3で折り畳
まれた状態で載置される載置台4が設けられている。前
記機体1内の載置台4の上部には、前記連続帳票2を移
送するための卜ラクター5が設けられ、このトラクター
5の送り方向端に対応位置して、前記連続帳票2のマー
ジナル部(図示せず)を切断するための上下一対の円刃
からなるスリッター装置6が、前記マージナル部を区画
形成する切り用ミシン目(図示せず)に対応位置すべく
軸方向に移動調整自在に設けられている。スリッター装
置6に続いて、前記連続帳票2をさらに同一方向に移送
する上下一対の低速ローラ7及び同じく上下一対の高速
ローラ8が配設され、これら各ローラー7、8の移送速
度差によって前記連続帳票2に張力が付与されるとも
に、折り兼切り用ミシン目3にブレード9が当接され
て、単位帳票毎に分断され、コンベアスタッカー16等
にスタックされる。
【0011】また、スリッター装置6の下方には、この
スリッター装置6で切断された連続帳票2のマージナル
部であるスリット屑10が落下するスリット屑収納部1
1が設けられている。この収納部11内には、機体1の
駆動源に連繋された回転体14と、この回転体14の中
心線より外れた適宜な位置にかつ、回転軸方向に平行に
延設して、複数のスリット屑巻取腕13a、13bを配
置し、前記スリット屑10の収納部11内で連続帳票の
スリット屑10を巻き取るようにしてなるものである。
スリッター装置6で切断された連続帳票2のマージナル
部であるスリット屑10が落下するスリット屑収納部1
1が設けられている。この収納部11内には、機体1の
駆動源に連繋された回転体14と、この回転体14の中
心線より外れた適宜な位置にかつ、回転軸方向に平行に
延設して、複数のスリット屑巻取腕13a、13bを配
置し、前記スリット屑10の収納部11内で連続帳票の
スリット屑10を巻き取るようにしてなるものである。
【0012】さらに、収納部11内の上部に巻取碗13
a、13bと平行に伸びる軸17を支点に揺動自在に支
持された抑え板18は、自重及びバネ等の適宜な押圧力
によって図1及び図2上、反時計方向に揺動するよう付
勢される一方、ストッパー19により前記方向への揺動
範囲が規制され、抑え板18の先端はその最下方位置に
おいて、上方に位置する巻取腕13a、13bの上方に
所定間隔をおいて位置するよう構成されている。
a、13bと平行に伸びる軸17を支点に揺動自在に支
持された抑え板18は、自重及びバネ等の適宜な押圧力
によって図1及び図2上、反時計方向に揺動するよう付
勢される一方、ストッパー19により前記方向への揺動
範囲が規制され、抑え板18の先端はその最下方位置に
おいて、上方に位置する巻取腕13a、13bの上方に
所定間隔をおいて位置するよう構成されている。
【0013】図2に示すように、巻取腕13a、13b
に巻き取られたスリット屑10が適宜量に達して、前記
抑え板18がほぼ水平になるようその先端が上方に押し
上げられると、検出器21によって、巻取腕13a、1
3bに巻き取ったスリット屑の満杯状態が検出され、連
続帳票処理装置Mの駆動部に対して、連続帳票2の移送
を停止させる信号か発せられるよう構成されている。な
お、抑え板18には、ほぼ水平状態に維持するためのロ
ック部材23が設けられ、その状態を維持するようにな
っている。
に巻き取られたスリット屑10が適宜量に達して、前記
抑え板18がほぼ水平になるようその先端が上方に押し
上げられると、検出器21によって、巻取腕13a、1
3bに巻き取ったスリット屑の満杯状態が検出され、連
続帳票処理装置Mの駆動部に対して、連続帳票2の移送
を停止させる信号か発せられるよう構成されている。な
お、抑え板18には、ほぼ水平状態に維持するためのロ
ック部材23が設けられ、その状態を維持するようにな
っている。
【0014】次に、前記スリット屑収納部11について
詳しく説明すると、前記回転体14と反対側に、収納し
たスリット屑10を取り出す開閉扉25が設けられると
ともに、前記巻取腕13a、13bの周囲の所望位置に
前記スリット屑巻取腕13a、13bの延設方向に進退
するスリット屑押し出し部材26を備えてなるももであ
る。このスリット屑押し出し部材26は、左右一対設け
られたモ−タ28の回転によりネジ溝が切られたネジシ
ャフト27が回転し、スリット屑押し出し部材26を保
持する移動部材29により巻取腕13a,13bの軸方
向に進退できるようになっている。また、スリット屑押
し出し部材26には、上部に切り欠き30が設けられ、
前記抑え板18が、どの様な傾きになっていても、ぶつ
からずに移動できるようになっている。
詳しく説明すると、前記回転体14と反対側に、収納し
たスリット屑10を取り出す開閉扉25が設けられると
ともに、前記巻取腕13a、13bの周囲の所望位置に
前記スリット屑巻取腕13a、13bの延設方向に進退
するスリット屑押し出し部材26を備えてなるももであ
る。このスリット屑押し出し部材26は、左右一対設け
られたモ−タ28の回転によりネジ溝が切られたネジシ
ャフト27が回転し、スリット屑押し出し部材26を保
持する移動部材29により巻取腕13a,13bの軸方
向に進退できるようになっている。また、スリット屑押
し出し部材26には、上部に切り欠き30が設けられ、
前記抑え板18が、どの様な傾きになっていても、ぶつ
からずに移動できるようになっている。
【0015】上述した実施例における処理作業について
説明する。図1において、連続帳票処理装置Mのトラク
ター5により載置台4上から引き上げられて機体1内に
移送された連続帳票2は、スリッター装置6によってそ
のマージナル部が切り落とされ、このマージナル部は帯
状のスリット屑10となって収納空間11へ落下する。
ここで、連続帳票2の紙厚が通常のもの、すなわち1m
2当たり50g程度であり、トラクター5による移送速
度が毎分約80m以下ならば、落下したスリット屑10
は、最初収納空間11の底部に溜まり、次いで巻取腕1
3a、13bに掬い上げられて巻きついて行く。一方、
連続帳票2の紙厚か通常よりも厚い場合、及び/または
トラクター5による移送速度がより高速な場合には、巻
取腕13a、13bの近傍に落下して、直接巻取腕13
a、13bに絡め取られて巻きついて行く。
説明する。図1において、連続帳票処理装置Mのトラク
ター5により載置台4上から引き上げられて機体1内に
移送された連続帳票2は、スリッター装置6によってそ
のマージナル部が切り落とされ、このマージナル部は帯
状のスリット屑10となって収納空間11へ落下する。
ここで、連続帳票2の紙厚が通常のもの、すなわち1m
2当たり50g程度であり、トラクター5による移送速
度が毎分約80m以下ならば、落下したスリット屑10
は、最初収納空間11の底部に溜まり、次いで巻取腕1
3a、13bに掬い上げられて巻きついて行く。一方、
連続帳票2の紙厚か通常よりも厚い場合、及び/または
トラクター5による移送速度がより高速な場合には、巻
取腕13a、13bの近傍に落下して、直接巻取腕13
a、13bに絡め取られて巻きついて行く。
【0016】巻きついたスリット屑10は、回転軸14
の回転にともない、抑え板18を通過する度にこれにし
ごかれるので、巻取腕13a、13bにたるみなく高密
度に巻き取られる。また、前記抑え板18は揺動自在で
その先端部と各巻取腕13a、13bとの間隔は所定範
囲内で変化し得るので、各巻取腕13a、13bに巻き
取られたスリット屑10は、当初は長円形断面の柱体状
となるが、徐々に円柱状になって行くものである。前記
各巻取腕13a、13bに巻き取られたスリット屑10
の直径が大きくなるにしたがって周速が早くなるので、
収納部11の底部に溜まっているスリット屑10は、巻
き上げられるとともに、図1及び図2上、右方向に引き
寄せられることになり、スリッター装置6からスリット
屑10が落下して来る空間が閉塞されることがない。
の回転にともない、抑え板18を通過する度にこれにし
ごかれるので、巻取腕13a、13bにたるみなく高密
度に巻き取られる。また、前記抑え板18は揺動自在で
その先端部と各巻取腕13a、13bとの間隔は所定範
囲内で変化し得るので、各巻取腕13a、13bに巻き
取られたスリット屑10は、当初は長円形断面の柱体状
となるが、徐々に円柱状になって行くものである。前記
各巻取腕13a、13bに巻き取られたスリット屑10
の直径が大きくなるにしたがって周速が早くなるので、
収納部11の底部に溜まっているスリット屑10は、巻
き上げられるとともに、図1及び図2上、右方向に引き
寄せられることになり、スリッター装置6からスリット
屑10が落下して来る空間が閉塞されることがない。
【0017】各巻取腕13a、13bに巻き取られたス
リット屑10の直径が所定の大きさに達すると、抑え板
18がほぼ水平状態となり、レバー22が押し下げられ
て検出器21が停止信号を発し、連続帳票処理装置Mの
駆動が停止される。ここで、ロック部材23により抑え
板18が水平状態に維持される。
リット屑10の直径が所定の大きさに達すると、抑え板
18がほぼ水平状態となり、レバー22が押し下げられ
て検出器21が停止信号を発し、連続帳票処理装置Mの
駆動が停止される。ここで、ロック部材23により抑え
板18が水平状態に維持される。
【0018】巻取腕13a、13bに巻き付いたスリッ
ト屑10の取り出しは、収納部11の開閉蓋25を開け
モ−タ28を駆動させるスリット屑押し出し部材26開
閉蓋25側へ移動させることにより巻取腕13a、13
bに巻き着いたスリット屑10の塊が機体1から突出し
て排出される。
ト屑10の取り出しは、収納部11の開閉蓋25を開け
モ−タ28を駆動させるスリット屑押し出し部材26開
閉蓋25側へ移動させることにより巻取腕13a、13
bに巻き着いたスリット屑10の塊が機体1から突出し
て排出される。
【0019】排出されたスリット屑10の塊は、箱に入
った状態ではないので、手作業で運ぶ場合も、例えば容
量の大きなごみ屑箱に移すことも、簡単にできる。ま
た、フォ−クリフト等によりスリット屑の移動作業を行
うときも特別な箱等に収納されているわけではないの
で、スリット屑の取り出し、掴み取り作業が容易に行え
る。このようにして収納部11からスリット屑10を引
き出してしまえば、連続帳票処理装置Mは、すぐに処理
を開始でき、効率の良い作業が行える。
った状態ではないので、手作業で運ぶ場合も、例えば容
量の大きなごみ屑箱に移すことも、簡単にできる。ま
た、フォ−クリフト等によりスリット屑の移動作業を行
うときも特別な箱等に収納されているわけではないの
で、スリット屑の取り出し、掴み取り作業が容易に行え
る。このようにして収納部11からスリット屑10を引
き出してしまえば、連続帳票処理装置Mは、すぐに処理
を開始でき、効率の良い作業が行える。
【0020】次に、前記スリット屑収納部11について
詳しく説明すると、前記回転体14と反対側に、収納し
たスリット屑10を取り出す開閉扉25が設けられると
ともに、前記巻取腕13a、13bの周囲の所望位置に
前記スリット屑巻取腕13a、13bの延設方向に進退
するスリット屑押し出し部材26を備えてなるももであ
る。このスリット屑押し出し部材26は、左右一対設け
られたモ−タ28の回転によりネジ溝が切られたネジシ
ャフト27が回転し、スリット屑押し出し部材26を保
持する移動部材29により巻取腕13a、13bの軸方
向に進退できるようになっている。また、スリット屑押
し出し部材26には、上部に切り欠き30が設けられ、
前記抑え板18が、どの様な傾きになっていても、ぶつ
からずに移動できるようになっている。
詳しく説明すると、前記回転体14と反対側に、収納し
たスリット屑10を取り出す開閉扉25が設けられると
ともに、前記巻取腕13a、13bの周囲の所望位置に
前記スリット屑巻取腕13a、13bの延設方向に進退
するスリット屑押し出し部材26を備えてなるももであ
る。このスリット屑押し出し部材26は、左右一対設け
られたモ−タ28の回転によりネジ溝が切られたネジシ
ャフト27が回転し、スリット屑押し出し部材26を保
持する移動部材29により巻取腕13a、13bの軸方
向に進退できるようになっている。また、スリット屑押
し出し部材26には、上部に切り欠き30が設けられ、
前記抑え板18が、どの様な傾きになっていても、ぶつ
からずに移動できるようになっている。
【0021】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、例えば、図3に示すように、スリッ
ト屑押し出し部材26は、モ−タ28等の駆動を利用せ
ず開閉扉25の開閉に伴なってワイヤ−33を引っ張る
構成にして、スリット屑押し出し部材26を保持する移
動部材29をネジシャフト27の代わりに設けた移動ス
テ−31上を移動させるようにしてもよい。また、ワイ
ヤ34は、スプリング32で移動部材29を回転体14
側に引っ張っており、開閉扉25が閉められるとスリッ
ト屑押し出し部材26が戻るように構成されている。な
お、図中開閉扉25が開かれたとき、その状態を保持す
る適宜なストッパ−、および開閉扉25を閉めるとき急
激に締まらないように、開閉扉25やスリット屑押し出
し部材26等の適宜な位置にオイルダンパ−等の緩衝部
材を設けると良い。また、開閉扉25は、上記実施例の
ように、上から下に開閉するようなもの以外に横方向に
開閉するものであってもよい。
れるものではなく、例えば、図3に示すように、スリッ
ト屑押し出し部材26は、モ−タ28等の駆動を利用せ
ず開閉扉25の開閉に伴なってワイヤ−33を引っ張る
構成にして、スリット屑押し出し部材26を保持する移
動部材29をネジシャフト27の代わりに設けた移動ス
テ−31上を移動させるようにしてもよい。また、ワイ
ヤ34は、スプリング32で移動部材29を回転体14
側に引っ張っており、開閉扉25が閉められるとスリッ
ト屑押し出し部材26が戻るように構成されている。な
お、図中開閉扉25が開かれたとき、その状態を保持す
る適宜なストッパ−、および開閉扉25を閉めるとき急
激に締まらないように、開閉扉25やスリット屑押し出
し部材26等の適宜な位置にオイルダンパ−等の緩衝部
材を設けると良い。また、開閉扉25は、上記実施例の
ように、上から下に開閉するようなもの以外に横方向に
開閉するものであってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したところで明らかなよ
うに、本発明によれば、巻取腕に巻き付いたスリット屑
の取り出しは、収納部の開閉蓋を開け、スリット屑押し
出し部材を開閉蓋側へ移動させることにより巻取腕スリ
ット屑の塊のみが機体から突出して排出され、特別な箱
に入った状態ではないので、手作業で運ぶ場合も、例え
ば容量の大きなごみ屑箱に移すことも、簡単にでき、し
かも、フォ−クリフト等によりスリット屑の移動作業を
行うときもスリット屑の取り出し、掴み取り作業が容易
に行える。このようにして収納部からスリット屑を引き
出ししてしまえば、連続帳票処理装置Mは、すぐに処理
を開始でき、作業効率が向上するという効果を奏する。
うに、本発明によれば、巻取腕に巻き付いたスリット屑
の取り出しは、収納部の開閉蓋を開け、スリット屑押し
出し部材を開閉蓋側へ移動させることにより巻取腕スリ
ット屑の塊のみが機体から突出して排出され、特別な箱
に入った状態ではないので、手作業で運ぶ場合も、例え
ば容量の大きなごみ屑箱に移すことも、簡単にでき、し
かも、フォ−クリフト等によりスリット屑の移動作業を
行うときもスリット屑の取り出し、掴み取り作業が容易
に行える。このようにして収納部からスリット屑を引き
出ししてしまえば、連続帳票処理装置Mは、すぐに処理
を開始でき、作業効率が向上するという効果を奏する。
【図1】本発明の連続帳票スリット屑巻取処理装置の全
体を示す概略断面説明図。
体を示す概略断面説明図。
【図2】図1のスリット屑収納部の斜視説明図。
【図3】図2のスリット屑収納部の他の実施例を示す斜
視説明図。
視説明図。
M 連続帳票スリット屑巻取処理装置 1 機体 10 スリット屑 11 スリット屑収納部 13a,13b 巻取腕 14 回転体 25 開閉蓋 26 スリット屑押し出し部材
Claims (1)
- 【請求項1】 連続帳票を移送し、印刷あるいは印字、
切断、加工等の処理を行う処理装置におけるスリッター
装置の下方に配置されたスリット屑収納部と、適宜な駆
動源に連繋された回転体と、この回転体に、この回転体
の中心線より外れた適宜な位置にかつ、回転軸方向に平
行に延設して、スリット屑収納部内に複数のスリット屑
巻取腕を配置し、前記スリット屑収納部内で連続帳票の
スリット屑を巻き取るようにした連続帳票スリット屑巻
取処理装置であって、前記スリット屑収納部に、前記回
転体と反対側に、収納したスリット屑を取り出す開閉扉
と、前記巻取腕の周囲の所望位置に前記スリット屑巻取
腕の延設方向に進退するスリット屑押し出し部材を備え
たことを特徴とする連続帳票スリット屑巻取処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7102696A JPH09235067A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 連続帳票スリット屑巻取処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7102696A JPH09235067A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 連続帳票スリット屑巻取処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09235067A true JPH09235067A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=13448614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7102696A Pending JPH09235067A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 連続帳票スリット屑巻取処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09235067A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106006155A (zh) * | 2016-07-01 | 2016-10-12 | 江苏太平橡胶股份有限公司 | 帘布擦胶平分卷取装置 |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP7102696A patent/JPH09235067A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106006155A (zh) * | 2016-07-01 | 2016-10-12 | 江苏太平橡胶股份有限公司 | 帘布擦胶平分卷取装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041117 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050114 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Effective date: 20050114 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050216 |