JPH0714725B2 - 巻取紙被包外装紙の開封除去装置 - Google Patents

巻取紙被包外装紙の開封除去装置

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JPH0714725B2
JPH0714725B2 JP32122990A JP32122990A JPH0714725B2 JP H0714725 B2 JPH0714725 B2 JP H0714725B2 JP 32122990 A JP32122990 A JP 32122990A JP 32122990 A JP32122990 A JP 32122990A JP H0714725 B2 JPH0714725 B2 JP H0714725B2
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JP
Japan
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paper
exterior
exterior paper
roller
slit
Prior art date
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JP32122990A
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English (en)
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JPH04201829A (ja
Inventor
藤雄 谷口
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は巻取紙を被包している外装紙を人手作業に依ら
ず開封除去するものであって、特に新聞印刷用紙として
輪転機に装架する巻取紙の外装紙開封除去作業の自動化
に利用されるものである。
従来の技術 巻取紙被包外装紙の開封除去手段として、人手作業に依
らず、機械的に行う技術手段は、例えば、特開昭63−21
8034号公報、特開昭63−307030号公報および特開昭63−
317431号公報等に開示されているが、特開昭63−218034
号公報並びに特開昭63−317431号公報に開示されたいづ
れの技術内容も、巻取紙両側端周縁から内側に折りたた
まれた外装紙の折り返し側端縁をまくり上げてから、外
装紙を巻取紙の軸線に沿って切断開封するものであり、
また、特開昭63−307030号公報に開示された技術内容
は、外装紙の折り返し側端縁をまくり上げることなく、
巻取紙外周を被包している外装紙部分をレーザビームに
よって切断し、該切断開口に外装紙剥離手段の舌片を挿
入して巻取紙を強制回動させることにより、外装紙の折
り返し側端縁をも強制的に破断させ、外装紙の剥離除去
を行うものである。
発明が解決しようとする課題 上述した前者の従来技術は、外装紙の折り返し側端縁を
まくり上げるためのグリッパ機構並びにまくり上げた折
り返し側端縁の裏側に挿入される切断開封カッタとを有
する複雑な機構を設けた開封ヘッドを必要とするばかり
でなく、外装紙が二重に巻きつけられた始端部並びに後
端部の重ね合せ部分を避け、容易に開封切断できる一重
部分を選択して開封切断するための検出手段等を要し、
開封切断操作がきわめて面倒且つ複雑であり、また、後
者の従来技術は、レーザビームで外装紙を切断するた
め、レーザビームの熱影響が巻取紙の表面にまで及び、
巻取紙の表面部分の数枚までも切断するおそれが生じる
ばかりでなく、外装紙が燃えるという危険もあった。
課題を解決するための手段 そこで、本発明は上述した従来技術の課題を解決するた
め、巻取紙を被包している外装紙の外周部分に巻取紙軸
線方向に裂傷痕又はミシン目等のスリットを付与し、該
スリット線の一方の側の外装紙を押圧パッドで回動阻止
し他方の側を駆動ローラで強制回動させることにより、
該スリット線に引張り力を作用させて分断し、外装紙を
スリット部分より切断し開封させるものである。
作用 外装紙の表面にスリット付与カッタで裂傷痕又はミシン
目を付けることにより分断し易くしたので、裂傷痕又は
ミシン目等のスリットを挟んで一側を押えパッドで押圧
固定し、他側を該スリットに分断方向の張力をかける
と、容易にスリットに沿って外装紙が分断される。
そして、分断後に前記押えパッドを外装紙表面より離隔
すると、外装紙はスリットより分断して開封された下方
に展開するから、巻取紙を回動させて展開した外装紙の
分断端縁を引出し搬送することにより、外装紙を巻取紙
より除去するものである。
実施例 外装紙1′に包装されて巻取紙1が搬送コンベヤ2によ
って開封位置に達すると、一対の支承ローラ3a,3bが上
動して該巻取紙1を搬送コンベヤ2より浮上させる。
また、開封ヘッド4を巻取紙の軸方向に移動させる案内
レール5を上部横枠6aに垂設した門型架枠の支柱枠6bに
は、先端に外装紙押えパッド7aを有する俯仰アーム7bの
基端が回動自在に枢支され、該俯仰アーム7bは紙押えシ
リンダ7cにより俯仰操作される。
更に、前記開封ヘッド4は前記案内レール5上を走行す
る台車8に取付けられた昇降駆動杆8a,8bに吊設され、
該昇降駆動杆は台車8に取付けた駆動歯車8cに噛合する
ラック杆を有し、駆動歯車8cの正逆回動により台車8に
対して昇降する。
昇降駆動杆8a,8bの下端に吊設した開封ヘッド4には、
スリッタ回転刃4aと該刃4aの駆動モータ4bが設けられる
とともに、該刃4aに対向した位置に外装紙面当接ローラ
4cが取付けられ、スリッタ回転刃4aの下端は外装紙面当
接ローラ4cの下端に対して切り込み深さに相当する分だ
け僅かに下方に突出している。
そして、開封ヘッド4の側部には、外装紙面当接ローラ
4cが外装紙表面に当接したことを検知する検知ローラ9
が垂設され、該検知ローラからの検知信号により開封ヘ
ッド4の降下動作は停止する。
そこで、外装紙に包装された巻取紙1が支承ローラ3a,3
bの上動によって所定高さに浮上すると、駆動歯車8cの
作動により昇降駆動杆8a,8bが降下し、検知ローラ9が
外装紙表面に当接すると駆動歯車8cの作動が停止して、
開封ヘッド4は外装紙面当接ローラ4cで外装紙表面を押
接しスリッタ回転刃4aを外装紙表面に押圧する。
そして、台車8に螺合したねじ軸10をモータMを正転駆
動すると、台車8は案内レール5上を前進走行し、開封
ヘッド4は巻取紙軸線に沿って移動するから、このと
き、駆動モータ4bを作動してスリッタ回転刃4aを回転さ
せると、該回転刃4aにより外装紙に巻取紙軸線方向の裂
傷痕が刻設される。
なお、スリッタ回転刃4aがミシン目刻設刃であるとき
は、駆動モータ4bを不要とし、開封ヘッド4の走行に伴
って回転刃が回動し、外装紙上にミシン目を刻設するこ
とができる。
次に、紙押えシリンダ7cを伸長作動して外装紙押えパッ
ド7aを前記裂傷痕の一側に押圧したのち、支承ローラ3
a,3bを正転駆動して、前記裂傷痕又はミシン目等のスリ
ットに張力を負荷する方向、すなわち、第1図において
巻取紙1を時計方向(矢印イ方向)に回動させると、外
装紙のスリットを境にして外装紙の一側は前記パッド7a
により回動を阻止され他側は回動せしめられるから、外
装紙はスリット縁に沿って分断し、外装紙は切断開封せ
しめられる。その際、外装紙両側の折返し端部も破断せ
しめられる。
外装紙を切断開封すると、支承ローラ3a,3bの正転駆動
を停止し、紙押えシリンダ7cを縮小作動して外装紙押え
パッド7aを外装紙表面より離反し、再び支承ローラ3a,3
bを逆転駆動することにより、外装紙の押えパッド側の
スリット端が排紙ベルトコンベヤ11上に展開落下し、該
コンベヤ11によってシュレッダ等に送られて細断され
る。
なお、該コンベヤ11には裁断カッタ等を付設して外装紙
の長さを適量分断してシュレッダに送ってもよい。
発明の効果 本発明は、開封ヘッドに取付けたスリッタ回転刃の刃先
が、外装紙面当接ローラの周面より僅かに突出している
ので、スリッタ回転刃の刃先が外装紙に包装された巻取
紙の表面にまで達せず巻取紙表面に傷を付けるおそれは
なく、また、スリッタ回転刃の刃先による外装紙表面の
スリット刻設程度が外装紙表面の多少の起伏状態により
不充分であって、スリットの刻設されない部分が生じて
も、外装紙のスリット刻設線を挟んで両側に強い裂断張
力を作用させるので、外装紙はスリット線にそって確実
に分断されて開封されるものであり、さらに、開封後の
外装紙は、切断開封のため展開落下しても、巻取紙支承
ローラの正逆回転操作により容易に排出することがで
き、巻取紙より除去されることになり、巻取紙被包外装
紙を人手手段に依存することなく、機械的に開封除去す
ることができるので、特に新聞印刷工程の自動化に画期
的な役割を果すことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は正面説明図、第
2図は側面説明図である。 1……巻取紙、1′……外装紙、3a,3b……支承ローラ 4……開封ヘッド、4a……スリッタ回転刃 4c……外装紙面当接ローラ、5……案内レール 7a……外装紙押えパッド、7b……俯仰アーム 8……台車、8a,8b……昇降駆動杆、9……検知ローラ 10……ねじ軸、11……排紙ベルトコンベヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻取紙軸線方向に走行移動する台車に昇降
    駆動杆を設け、昇降駆動杆の下端に外装紙面当接ローラ
    と該ローラの周面より僅かに刃先が突出したスリット付
    与カッタを回転自在に軸支した開封ヘッドを吊設すると
    ともに、巻取紙被包外装紙に刻設したスリットの一側に
    押圧する外装紙押えパッドを外装紙表面に接離可能に設
    け、巻取紙被包外装紙を回転駆動する支承ローラを昇降
    可能に設けた巻取紙被包外装紙の開封除去装置。
JP32122990A 1990-11-27 1990-11-27 巻取紙被包外装紙の開封除去装置 Expired - Lifetime JPH0714725B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP32122990A JPH0714725B2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 巻取紙被包外装紙の開封除去装置

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JP32122990A JPH0714725B2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 巻取紙被包外装紙の開封除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04201829A JPH04201829A (ja) 1992-07-22
JPH0714725B2 true JPH0714725B2 (ja) 1995-02-22

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ID=18130255

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JP32122990A Expired - Lifetime JPH0714725B2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 巻取紙被包外装紙の開封除去装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL192569C (nl) * 1994-03-16 1997-10-03 Jan Jasper Jacob Van Oord Inrichting voor het ter verwijdering openen van de verpakking uit folieachtig materiaal, zoals pakpapier van een cilindrisch voorwerp.
DE19710657A1 (de) * 1997-03-14 1998-09-17 Focke & Co Verfahren und Vorrichtung zum Handhaben von Bobinen
US5911666A (en) * 1997-06-12 1999-06-15 Lantech Management Corp. And Lantech Holding Corp. Method and apparatus for disposing of packaging material
CN115195849B (zh) * 2022-05-27 2024-04-30 新石器慧通(北京)科技有限公司 一种无人车远程控制方法和装置

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