JPH09294897A - 乾燥機等の設置台 - Google Patents

乾燥機等の設置台

Info

Publication number
JPH09294897A
JPH09294897A JP11249496A JP11249496A JPH09294897A JP H09294897 A JPH09294897 A JP H09294897A JP 11249496 A JP11249496 A JP 11249496A JP 11249496 A JP11249496 A JP 11249496A JP H09294897 A JPH09294897 A JP H09294897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
leg
stand
shelf
stanchion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11249496A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaya Matsui
久哉 松井
Masao Hamamoto
正夫 濱本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11249496A priority Critical patent/JPH09294897A/ja
Publication of JPH09294897A publication Critical patent/JPH09294897A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥機等の機器を設置する設置台において、
耐食性の高いステンレス材の特性を生かして耐腐食性を
向上し、塗装による表面処理を廃止するとともに、各構
成部材を高い強度で締結し、傷や変色による商品性の低
下を防止する。 【解決手段】 左右一対のスタンド部11の上方に棚部
21を固定し、左右のスタンド部11を横桟部10で繋
ぐ。少なくともスタンド部11をステンレス材により構
成し、かつスタンド部11と棚部21の結合は螺合固定
のみとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾燥機等の機器を
設置する設置台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の設置台は図3に示すよう
に構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】図に示すように、スタンド部1は脚部2と
支柱部3とからなり、脚部2と支柱部3は溶接のみによ
る結合または溶接と螺合の併用により結合されており、
左右一対に設けられている。また、脚部2には脚ゴム
4、調整脚5を取り付けている。支柱部3の上部には継
ぎ板6を挿嵌し、この継ぎ板6は、複数個のねじ穴位置
により高さが調整可能なように設け、支柱部3にねじに
て固定されている。
【0004】棚枠7は、支柱部3に挿嵌固定された継ぎ
板6に溶接のみによる結合または溶接と螺合の併用によ
り結合固定している。後棚8と前棚9は、それぞれ棚枠
7に取り付けている。なお、棚枠7には乾燥機設置固定
用の取り付け穴を設けている。横桟部10は、2本の帯
状部材の中央部をねじ止めしてx状に構成し、かつ各々
の端部を支柱部3にねじ止めされるように構成してい
る。
【0005】この種の設置台は、棚枠7に取り付けた後
棚8、前棚9の上面に乾燥機を載置し、スタンド部1の
間に洗濯機を設置してランドリーユニットとして使用す
る。このため、腐食による破壊を防ぐために、各構成部
材は塗装による表面処理が施されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、耐腐食性を確保するために、塗装による表面処理
を施しているが、各構成部材を塗装した後組立加工する
と、ねじ固定による結合では、ねじ締付により塗膜を破
壊してしまい、腐食から保護するための皮膜効果が得ら
れなくなり、また、溶接による結合では、塗装のために
溶接材料が乗らず、必要な強度が得られない問題や塗膜
が変色して商品価値が得られない問題がある。
【0007】このため、各構成部材を組立加工したユニ
ット状態にて塗装しなければならず、塗装処理するため
にはユニット状態となった大きな部材での搬送が必要と
なり、作業性が低下したり、また、単位時間当たりの塗
装個数が少なくコストが高くなるなどの問題を有してい
た。
【0008】一方、各構成部材の耐食性を向上する手段
として、各構成部材をステンレス材で構成することが考
えられるが、ステンレス材をロールフォーミング加工に
て各構成部材を形成する際に、表面に加工時の傷がつき
やすく、また、溶接による結合では、溶接箇所が変色し
て商品価値が得られない問題を有していた。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、耐食性の高いステンレス材の特性を生かして耐腐食
性を向上し、塗装による表面処理を廃止するとともに、
各構成部材を高い強度で締結し、傷や変色による商品性
の低下を防止することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の乾燥機等の設置
台の第1の手段は、少なくともスタンド部をステンレス
材により構成し、かつ各構成部材の結合は螺合固定のみ
としたものである。
【0011】これにより、耐食性の高いステンレス材の
特性を生かして耐腐食性を向上することができて、塗装
による表面処理を廃止することができ、螺合固定により
各構成部材を高い強度で締結することができ、溶接など
の加工、組立の際に発生する変色による商品性の低下を
防止することができる。
【0012】本発明の乾燥機等の設置台の第2の手段
は、少なくともスタンド部をステンレス材により構成
し、かつステンレス材よりなる構成部材の表面はヘアー
ライン加工の機械研磨を施したものである。
【0013】これにより、耐食性の高いステンレス材の
特性を生かして耐腐食性を向上することができて、塗装
による表面処理を廃止することができ、ヘアーライン加
工の機械研磨を施すことによって、加工、組立の際に発
生する傷や変色による商品性を損なうことがないように
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、左右一対のスタンド部と、このスタンド部の上方に
固定した棚部と、前記左右のスタンド部を繋ぐ横桟部と
を備え、少なくとも前記スタンド部をステンレス材によ
り構成し、かつ前記各構成部材の結合は螺合固定のみと
したものであり、耐腐食性を確保のための塗装による表
面処理を施すことなく設置台を形成することができ、こ
のため、塗装処理するためにユニット状態となった大き
な部材を搬送することにより、作業性が低下したり、単
位時間当たりの塗装個数が少なくコストが高くなるなど
を防止することができる。また、螺合固定により各構成
部材を高い強度で締結することができ、溶接などの加
工、組立の際に発生する変色による商品性の低下を防止
することができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、左右一対のスタ
ンド部と、このスタンド部の上方に固定した棚部と、前
記左右のスタンド部を繋ぐ横桟部とを備え、少なくとも
前記スタンド部をステンレス材により構成し、かつステ
ンレス材よりなる構成部材の表面はヘアーライン加工の
機械研磨を施したものであり、耐食性の高いステンレス
材の特性を生かして耐腐食性を向上することができて、
塗装による表面処理を廃止することができ、ヘアーライ
ン加工の機械研磨を施すことによって、加工、組立の際
に発生する傷や変色による商品性を損なうことがないよ
うにすることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号
を付して説明を省略する。
【0017】図1および図2に示すように、スタンド部
11は脚部12と支柱部13とからなり、脚部12は、
矩形の一辺を切り離し端部を内方に屈曲させた断面形状
にステンレス材をロールフォーミング加工し、その後に
ヘアーライン加工の機械研磨を施している。また、支柱
部13は、矩形断面形状にてエンドレスにステンレス材
をロールフォーミング加工し、その後にヘアーライン加
工の機械研磨を施している。脚部12に設けた挿嵌穴1
4に支柱部13を挿嵌し、ねじにて脚部2と支柱部3を
螺合により結合し、左右一対に設けている。
【0018】また、脚部12の後側部には脚ゴム4を装
着した補強板15をねじにて固着し、前端にはキャップ
16を装着し、前底部には調整脚5を装着した調整脚板
17を固着している。支柱部3の上部開口端には継ぎ板
18を挿嵌している。継ぎ板18に設けた複数個のねじ
穴19と支柱部13の上側部に設けたねじ穴20との組
み合わせにより、高さが調整可能なように継ぎ板18と
支柱部13をねじにて固定している。
【0019】棚部21は、乾燥機等を設置するもので、
矩形の一辺を切り離し端部を内方に屈曲させた断面形状
にステンレス材をロールフォーミング加工し、その後に
ヘアーライン加工の機械研磨を施した棒状材をコの字状
に形成した棚枠22と、この棚枠22にねじにて固着
し、乾燥機を固定支持する乾燥機設置固定用の複数個の
取付穴を設けた棚板23と、コ字状に形成された棚枠2
2の開放側を棚板23に螺合し、連結補強する後棚板2
4より構成している。
【0020】棚部21は、棚枠22の左右端部に設けた
切欠部25を支柱部13に挿嵌固定された継ぎ板18の
端部に設けた取付部26に嵌合させ、螺合により結合固
定することにより、スタンド部11と棚部21とを一体
化し設置台を構成する。横桟部10は、2本の帯状部材
の中央部同志をねじ止めしてx状に構成し、かつ各々の
端部は、支柱部13にねじ止めされるように構成してい
る。
【0021】上記構成において作用を説明すると、スタ
ンド部11の脚部12と支柱部13、棚部21の棚枠2
2をステンレス材で構成し、その表面は、ヘアーライン
加工の機械研磨を施しているため、加工、組立の際に発
生する傷や変色による商品性を損なうことがなく、棚部
21の上面に乾燥機を載置し、スタンド部11の間に洗
濯機を設置してランドリーユニットとして使用した場
合、ヘアーライン加工したステンレス材が目視でき、高
い商品性が得られる。また、水がかかったり、高湿度で
使用されても腐食することがない。
【0022】また、耐食性の高いステンレス材の特性を
生かして、耐腐食性を確保のための塗装による表面処理
を施すことなく設置台を形成することができ、加工、組
立の各工程における取扱い、搬送が構成部品単体にて可
能となり、ユニット状態となった大きな部材の搬送が不
必要となり、作業性が低下したり、また、単位時間当た
りの塗装個数が少なくコストが高くなるなどの問題を防
止することができる。
【0023】また、スタンド部11の脚部12と支柱部
13との間、棚部21の棚枠22と棚板23および後棚
板24との間、棚部21の棚枠22と継ぎ板18との間
などを螺合固定することにより、各構成部材を高い強度
で締結することができ、溶接などの加工、組立の際に発
生する変色による商品性の低下を防止することができ
る。さらに、各構成部材の結合は螺合固定のみとしてい
るので、分解性を向上することができ、リサイクル性を
容易にし、環境に対する配慮された構成を実現すること
ができる。
【0024】また、スタンド部11の脚部12と支柱部
13、棚部21の棚枠22などのステンレス材で構成し
た構成部材の表面は、ヘアーライン加工の機械研磨を施
すことによって、加工、組立の際に発生する傷や変色に
よる商品性を損なうことがないようにすることができ
る。
【0025】なお、上記実施例では、スタンド部11の
脚部12と支柱部13、および棚部21の棚枠22をス
テンレス材で構成しているが、スタンド部11の脚部1
2と支柱部13をステンレス材で構成してもよい。ま
た、ステンレス材で構成した部材は、その表面にヘアー
ライン加工の機械研磨を施しているが、このヘアーライ
ン加工は、必要に応じて施せばよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、左右一対のスタンド部と、このスタンド
部の上方に固定した棚部と、前記左右のスタンド部を繋
ぐ横桟部とを備え、少なくとも前記スタンド部をステン
レス材により構成し、かつ前記各構成部材の結合は螺合
固定のみとしたから、耐腐食性を確保のための塗装によ
る表面処理を施すことなく設置台を形成することがで
き、塗装処理するためにユニット状態となった大きな部
材を搬送することにより、作業性が低下したり、単位時
間当たりの塗装個数が少なくコストが高くなるなどを防
止することができる。また、螺合固定により各構成部材
を高い強度で締結することができ、溶接などの加工、組
立の際に発生する変色による商品性の低下を防止するこ
とができる。また、大型廃棄物の処理にみる不具合点
も、ねじ締結のみで構成することにより、分解性を高
め、塗装の表面処理を施しておらず、材料のリサイクル
性を高めることができ、環境に対する配慮した乾燥機等
の設置台を提供することができる。
【0027】また、請求項2に記載の発明によれば、左
右一対のスタンド部と、このスタンド部の上方に固定し
た棚部と、前記左右のスタンド部を繋ぐ横桟部とを備
え、少なくとも前記スタンド部をステンレス材により構
成し、かつステンレス材よりなる構成部材の表面はヘア
ーライン加工の機械研磨を施したから、ヘアーライン加
工の機械研磨を施すことによって、加工、組立の際に発
生する傷や変色による商品性を損なうことがないように
することができる。また、ステンレス材の加工におい
て、一般的に使用する表面の保護シートを不要とするこ
とができ、シートを取り除く後処理も不要とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の乾燥機等の設置台の斜視図
【図2】同乾燥機等の設置台の一部切欠した分解斜視図
【図3】従来の乾燥機等の設置台の斜視図
【符号の説明】
10 横桟部 11 スタンド部 21 棚部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のスタンド部と、このスタンド
    部の上方に固定した棚部と、前記左右のスタンド部を繋
    ぐ横桟部とを備え、少なくとも前記スタンド部をステン
    レス材により構成し、かつ前記各構成部材の結合は螺合
    固定のみとした乾燥機等の設置台。
  2. 【請求項2】 左右一対のスタンド部と、このスタンド
    部の上方に固定した棚部と、前記左右のスタンド部を繋
    ぐ横桟部とを備え、少なくとも前記スタンド部をステン
    レス材により構成し、かつステンレス材よりなる構成部
    材の表面はヘアーライン加工の機械研磨を施した乾燥機
    等の設置台。
JP11249496A 1996-05-07 1996-05-07 乾燥機等の設置台 Pending JPH09294897A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11249496A JPH09294897A (ja) 1996-05-07 1996-05-07 乾燥機等の設置台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11249496A JPH09294897A (ja) 1996-05-07 1996-05-07 乾燥機等の設置台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09294897A true JPH09294897A (ja) 1997-11-18

Family

ID=14588060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11249496A Pending JPH09294897A (ja) 1996-05-07 1996-05-07 乾燥機等の設置台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09294897A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6982206B1 (ja) * 2021-03-09 2021-12-17 東京瓦斯株式会社 架台

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6982206B1 (ja) * 2021-03-09 2021-12-17 東京瓦斯株式会社 架台
JP2022137930A (ja) * 2021-03-09 2022-09-22 東京瓦斯株式会社 架台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4467750B2 (ja) 金属枠体構造
KR100241819B1 (ko) 스위칭 캐비넷용 래크골조(骨組)
JPH08506476A (ja) キャビネット
KR100994046B1 (ko) 모서리 연결구
KR101964440B1 (ko) 조립형 테이블 및 그 테이블 제조방법
US11629444B2 (en) Frame of clothing treating device, and clothing treating device
JPH09294897A (ja) 乾燥機等の設置台
US6684545B2 (en) Picture frame
JP3658500B2 (ja) 機械装備用ブラケットの構造
JPH09322324A (ja) 閉鎖配電盤用箱体
CN214921795U (zh) 一种抽屉门的焊接工装
FR2712224B1 (fr) Machine à prélever et à visser des ensembles vis-plaquettes pour le montage de plaques diverses dans des bâtiments.
JPH07303795A (ja) 衣類乾燥機の置き台
JPH089497Y2 (ja) 配管保護ダクトの接続構造
JP4004574B2 (ja) パチンコ機設置島における島ブロックの連結構造
CN216552588U (zh) 一种建筑幕墙防水密封结构
CN216075924U (zh) 一种钢结构梁支撑
JP3629812B2 (ja) 乾燥機等の設置台
JP3392521B2 (ja) 物干し竿支持具
JPH0545260Y2 (ja)
CN209579460U (zh) 一种零件表面处理固定架
KR0123615Y1 (ko) 책장
JPH09228543A (ja) 吹抜部の天井構造
KR0155980B1 (ko) 차량구조물 지지대
CA2523095A1 (en) Arrangement for connecting two elements

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050401

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050412

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050622

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050802

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02