JP2022137930A - 架台 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、非特許文献1に記載された架台は、洗濯機の上方に、衣類乾燥機を積載するための積載部を有する。積載部は、洗濯機の蓋が開くスペースを確保するために、洗濯機の上面から所定の距離以上離れた位置に設けられている。
本発明は、床面から衣類乾燥機の上面までの高さを低くできる架台を提供することを目的とする。
ここで、前記積載部は、直方体状または四角筒状であり、前記凹部は、前記積載部を貫通する孔であっても良い。
また、前記積載部は、板金にて構成されており、前記凹部は、前記積載面から筒状に折り曲げられた部位であっても良い。
また、前記積載部は、前記凹部に接続するように設けられて、前記脚部材を当該凹部に案内する溝を有しても良い。
また、前記積載部は、前記衣類乾燥機に設けられた複数の脚部材それぞれが嵌め込まれる複数の凹部を有し、前記積載面に直交する方向に見た場合に、前記複数の凹部の内の一の凹部の大きさは、他の凹部の大きさよりも小さくても良い。
また、前記一の凹部は、前記衣類乾燥機に設けられた拝湿筒の真下にあっても良い。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る架台10の概略構成の一例を示す図である。
図2は、架台10に衣類乾燥機100を載せた状態の一例を示す図である。
図3および図4は、衣類乾燥機100の外観の一例を示す斜視図である。図3は、衣類乾燥機100を上方から見た斜視図であり、図4は、衣類乾燥機100を下方から見た斜視図である。
衣類乾燥機100は、回転ドラム(不図示)や回転ドラムを回転させるモータ(不図示)等を収容する筐体110を有している。筐体110には、回転ドラムに衣類を投入するための衣類投入口101が設けられている。以下では、衣類投入口101が設けられている側を「前側」と称し、衣類投入口101の前に立った人が衣類乾燥機100を見た場合の、左側、右側、上側、下側を、それぞれ、「左側」、「右側」、「上側」、「下側」と称し、回転ドラムの奥側を「後側」と称する場合がある。
天板113には、回転ドラム内の空気を筐体110の外部に導く排気口120が設けられている。図3に示した例では、排気口120は、天板113の左側の後部に設けられている。排気口120には、図2に示すように、排湿筒150が接続される。
また、衣類乾燥機100は、底板114における下側の面である底面115から下方に突出した脚部材130を複数(本実施形態においては4つ)有している。図4に示した例では、4つの脚部材130は、底板114の四隅に設けられており、右前に設けられた右前脚部材131と、左前に設けられた左前脚部材132と、右後に設けられた右後脚部材133と、左後に設けられた左後脚部材134である。左後脚部材134は、右前脚部材131、左前脚部材132および右後脚部材133よりも、排気口120に近い位置に設けられている。図3および図4に示した衣類乾燥機100においては、左後脚部材134は、排気口120の真下に設けられている。
次に、架台10の積載部20と支持部40とについて詳述する。
{支持部40}
図1に示すように、支持部40は、下部において前後方向に延びた脚部41と、後部おいて脚部41と積載部20との間に設けられ、上下方向に延びた支柱42とを有している。脚部41および支柱42は、架台10における右端部と左端部のそれぞれに設けられている。脚部41および支柱42は、例えば金属製の四角筒状や円筒状の部材であることを例示することができる。また、脚部41と支柱42とは、例えば、溶接等で接合されているか、または、ボルト等の締付部材にて締め付けられていることを例示することができる。
図5は、積載部20を構成する部材を組み立てる前の状態の一例を示す図である。
積載部20は、右部において前後方向に延びた右前後部材21と、左部において前後方向に延びた左前後部材22とを有している。右前後部材21および左前後部材22は、それぞれ、例えば金属製の四角筒状や円筒状の部材であることを例示することができる。なお、右前後部材21および左前後部材22における、前端部および後端部の開口部には、開口部を塞ぐキャップ20a(図1参照)が取り付けられている。
前左右部材23の左突出部232および後左右部材24の左突出部242は、左前後部材22に、締付部材25にて締め付けられている。なお、左突出部232および左突出部242は、左前後部材22に、溶接等で接合されていても良い。
なお、以下の説明において、右前孔315、右後孔316、左前孔325および左後孔326を、区別する必要がない場合には、これらをまとめて「貫通孔35」と称する場合がある。貫通孔35は、円柱状であることを例示することができる。
以上の構成により、右積載部材31、左積載部材32、前接続部材33および後接続部材34は、一体化され、積載ユニット30を構成している。
以上のように構成された架台10に衣類乾燥機100が載せられる際、衣類乾燥機100の脚部材130が、積載部20に形成された貫通孔35に嵌め込まれる。つまり、上方から見た場合の貫通孔35の大きさは、脚部材130の外形の大きさよりも大きい。そして、右前脚部材131が、積載部20の右積載部材31に形成された右前孔315に嵌め込まれ、右後脚部材133が、積載部20の右積載部材31に形成された右後孔316に嵌め込まれる。また、左前脚部材132が、積載部20の左積載部材32に形成された左前孔325に嵌め込まれ、左後脚部材134が、積載部20の左積載部材32に形成された左後孔326に嵌め込まれる。このように、貫通孔35は、積載面310または積載面320から凹み、脚部材130が嵌まり込む凹部の一例として機能する。なお、図6は、右前脚部材131が右前孔315に嵌め込まれた状態と左前脚部材132が左前孔325に嵌め込まれた状態を示す断面図の一例を示す図である。
それゆえ、以上のように構成された架台10によれば、例えば、積載部20に貫通孔35が形成されておらず、脚部材130が積載面310または積載面320の上に載せられる構成と比べて、脚部材130の高さの分、床面から衣類乾燥機100の上面113aまでの高さを低くすることができる。
図7は、脚部材130が第2の実施形態に係る貫通孔635に嵌め込まれた状態を示す断面図の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る架台16は、第1の実施形態に係る架台10に対して、右積載部材31に相当する右積載部材631、および、左積載部材32に相当する左積載部材632が、それぞれ、右積載部材31、左積載部材32と異なる。以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。第1の実施形態と第2の実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
また、図7に示すように、貫通孔635の下側に、貫通孔635の大きさよりも大きなワッシャ140を設け、締付部材141の雄ねじを脚部材130の下端部に形成された雌ねじに締め付けることで、衣類乾燥機100を、架台16に固定しても良い。その結果、衣類乾燥機100が駆動することに起因して衣類乾燥機100が振動したとしても衣類乾燥機100が架台16から脱落することが抑制される。なお、基部611および基部621の上下方向の大きさは、脚部材130の高さ(上下方向の大きさ)と同一、または、脚部材130の高さよりも若干大きいことを例示することができる。これにより、ワッシャ140が、貫通孔635の周囲の基部611および基部621と、脚部材130との両方に接触し易くなり、衣類乾燥機100と架台16とが相対的に移動することが抑制される。ただし、衣類乾燥機100は、ワッシャ140や締付部材141を用いて架台16に固定されていなくても良い。
図8は、脚部材130が第3の実施形態に係る収容部735に嵌め込まれた状態を示す断面図の一例を示す図である。
第3の実施形態に係る架台17は、第1の実施形態に係る架台10に対して、右積載部材31に相当する右積載部材731、および、左積載部材32に相当する左積載部材732が、それぞれ、右積載部材31、左積載部材32と異なる。以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。第1の実施形態と第2の実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
つまり、右積載部材731は、板金を用いて成形されており、上面が積載面710となる板状の基部711を有している。また、右積載部材731は、右端部に、基部711から下方に突出した右側部712を有し、左端部に、基部711から下方に突出した左側部713を有している。また、右積載部材731は、基部711から、前方に突出した前突出部313と、後方に突出した後突出部314とを有している。右側部712および左側部713は、折り曲げ加工が施されることで成形されていることを例示することができる。
また、右積載部材731は、前部に、右前脚部材131を収容する右前収容部715と、後部に、右後脚部材133を収容する右後収容部(不図示)とを有している。
また、左積載部材732は、前部に、左前脚部材132を収容する左前収容部725と、後部に、左後脚部材134を収容する左後収容部(不図示)とを有している。
また、図8に示すように、収容部735の下側に、収容部735の下端面の大きさよりも大きなワッシャ140を設け、締付部材141の雄ねじを脚部材130の下端部に形成された雌ねじに締め付けることで、衣類乾燥機100を、架台17に固定しても良い。その結果、衣類乾燥機100が駆動することに起因して衣類乾燥機100が振動したとしても衣類乾燥機100が架台17から脱落することが抑制される。なお、右積載部材731、左積載部材732における積載面710、積載面720から収容部735の下端面までの上下方向の大きさは、脚部材130の高さ(上下方向の大きさ)と同一、または、脚部材130の高さよりも若干大きいことを例示することができる。これにより、ワッシャ140が、収容部735の下端面と、脚部材130との両方に接触し易くなり、衣類乾燥機100と架台17とが相対的に移動することが抑制される。ただし、衣類乾燥機100は、ワッシャ140や締付部材141を用いて架台17に固定されていなくても良い。
収容部735は、図8に例示した円筒状ではなく、脚部材130の下端面を支持する底部736を有していても良い。かかる場合には、右積載部材731、左積載部材732における積載面710、積載面720から収容部735の底部736の下面までの上下方向の大きさは、脚部材130の高さ(上下方向の大きさ)と同一、または、脚部材130の高さよりも若干大きいことを例示することができる。ワッシャ140の外径は、底部736に形成された締付部材141を通す貫通孔737よりも大きければ良い。
図10は、第4の実施形態に係る右積載部材831および左積載部材832の概略構成の一例を示す図である。
第4の実施形態に係る架台18は、第2の実施形態に係る架台16に対して、右積載部材631に相当する右積載部材831、および、左積載部材632に相当する左積載部材832がそれぞれ、右積載部材631、左積載部材632と異なる。以下、第2の実施形態と異なる点について説明する。第2の実施形態と第4の実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
また、溝835は、例えば、切削加工にて成形することができる。右積載部材631および左積載部材632が樹脂である場合には、型にて成形しても良い。
また、溝835は、第1の実施形態に係る貫通孔35の前方や、第3の実施形態に係る収容部735の前方に設けても良い。右積載部材31、左積載部材32、右積載部材731および左積載部材732を作製する際に、プレス加工等を施すことで溝835を成形することを例示することができる。
ここで、前記積載部は、直方体状または四角筒状であり、前記凹部は、前記積載部を貫通する孔であっても良い。
また、前記積載部は、板金にて構成されており、前記凹部は、前記積載面から筒状に折り曲げられた部位であっても良い。
また、前記積載部は、前記凹部に接続するように設けられて、前記脚部材を当該凹部に案内する溝を有しても良い。
また、前記積載部は、前記衣類乾燥機に設けられた複数の脚部材それぞれが嵌め込まれる複数の凹部を有し、前記積載面に直交する方向に見た場合に、前記複数の凹部の内の一の凹部の大きさは、他の凹部の大きさよりも小さくても良い。
また、前記一の凹部は、前記衣類乾燥機に接続された排湿筒の真下にあっても良い。
Claims (6)
- 底面から下方に突出した脚部材を有する衣類乾燥機を載せる架台であって、
前記衣類乾燥機を載せる積載部に、
前記底面が載る積載面と、
前記積載面から凹み、前記脚部材が嵌まり込む凹部と、
を有する架台。 - 前記積載部は、直方体状または四角筒状であり、
前記凹部は、前記積載部を貫通する孔である
請求項1に記載の架台。 - 前記積載部は、板金にて構成されており、
前記凹部は、前記積載面から筒状に折り曲げられた部位である
請求項1に記載の架台。 - 前記積載部は、前記凹部に接続するように設けられて、前記脚部材を当該凹部に案内する溝を有する
請求項1から3のいずれか1項に記載の架台。 - 前記積載部は、前記衣類乾燥機に設けられた複数の脚部材それぞれが嵌め込まれる複数の凹部を有し、
前記積載面に直交する方向に見た場合に、前記複数の凹部の内の一の凹部の大きさは、他の凹部の大きさよりも小さい
請求項1から4のいずれか1項に記載の架台。 - 前記一の凹部は、前記衣類乾燥機に設けられた拝湿筒の真下にある
請求項5に記載の架台。
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