JPH09293698A - 半導体基板の製造方法 - Google Patents

半導体基板の製造方法

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JPH09293698A
JPH09293698A JP8104979A JP10497996A JPH09293698A JP H09293698 A JPH09293698 A JP H09293698A JP 8104979 A JP8104979 A JP 8104979A JP 10497996 A JP10497996 A JP 10497996A JP H09293698 A JPH09293698 A JP H09293698A
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film
silicon substrate
polysilicon film
insulating film
substrate
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JP8104979A
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Makoto Hashimoto
誠 橋本
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SOI層の膜厚を高精度に制御することので
きる、半導体基板の製造方法の提供が望まれている。 【解決手段】 表面に段差を有する第一のシリコン基板
1に第一の絶縁膜2を形成する。第一の絶縁膜2を覆っ
て第二の絶縁膜4を形成する。第二の絶縁膜4を覆って
ポリシリコン膜5を形成する。ポリシリコン膜5に、P
型あるいはN型の不純物を1×1017個/cm3 以上1
×1019個/cm3 未満の体積濃度でドーピングする。
ポリシリコン膜5を熱処理し、ドーピングした不純物を
活性化させてこれを拡散させる。ポリシリコン膜5を平
坦化し、ポリシリコン膜5の平坦化された面に第二のシ
リコン基板6を貼り合わせる。第一のシリコン基板1を
研削し、さらに化学的研磨法によって研磨する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体基板の製造方
法に係り、詳しくはシリコン基板どうしを貼り合わせて
SOI(Silicon on insyulator )基板を形成する、半
導体基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】酸化膜等からなる絶縁膜上に配設された
単結晶シリコン層にトランジスタを形成するSOI技術
は、優れた耐放射線特性、ラッチアップ特性を有し、シ
ョートチャンネル効果抑制にも優れていることなどか
ら、その研究が進められている。特に、ウエハ貼り合わ
せ技術を用いたSOI基板の製造方法は、きわめて欠陥
の少ないSOI層が得られることなどから、近年最も注
目されている技術の一つである。
【0003】このようなウエハ貼り合わせ技術を用いて
薄膜SOI基板を得る方法としては、例えば図3(a)
〜(d)に示すような、酸化膜研磨ストッパを用いた選
択研磨法が知られている。この方法ではまず、図3
(a)に示すように予め凹凸を形成した第一のシリコン
基板1の、凹凸形成面を酸化してSiO2 とし、これに
より研磨ストッパ層として機能する酸化膜2を形成す
る。次に図3(b)に示すように該酸化膜2上の凸面部
にポリシリコン膜からなる裏面ゲートパターン3を形成
し、さらに該裏面ゲートパターン3を覆ってSiO2
らなる酸化膜4、ポリシリコン膜5を順次形成する。続
いて、外側に面するポリシリコン膜5の表面を化学的機
械的研磨法(CMP法)等により研磨し、これを平坦化
する。
【0004】次いで、ポリシリコン膜5の平坦化した面
にて、該第一のシリコン基板1とこれとは別に用意した
第二のシリコン基板6とを貼り合わせる。次いで、第一
のシリコン基板1の裏面、すなわち第二のシリコン基板
6に貼り合わせた側の面と反対側の面を、図3(c)に
示すように第一のシリコン基板1の膜厚T1 が10μm
程度になるまで研削する。なお、この図3(c)および
図3(d)では、図3(b)において第一のシリコン基
板1が下にあったのを上にしている。
【0005】続いて、前記研削面を化学的機械的研磨法
によって研磨することにより研削傷等の研削ダメージを
除去し、その後、エチレンジアミン水溶液を研磨液とし
て用いた化学的研磨法により、図3(d)に示すように
酸化膜2を形成した側の面において、該酸化膜2の凸面
2a全体が露出した状態となるまで研磨し、これにより
当初に形成した凹凸の段差にほぼ等しい膜厚を有するS
OI層7を備えたSOI基板8を得る。
【0006】ここで、この化学的研磨法としては、エチ
レンジアミン水溶液を研磨液として用い、このエチレン
ジアミン水溶液とシリコンとの反応生成物を研磨布で拭
き取るといった方法が採られる。このような化学的研磨
法によれば、研磨ストッパ層となる酸化膜2が露出する
と、該酸化膜2が露出した領域の凸面2a間に形成され
るSOI層7の研磨速度が、該化学的研磨法によってシ
リコンを研磨した場合の通常の研磨速度に比べその1/
40程度にまで抑えられる。したがって、この酸化膜2
が露出していない領域では、第一のシリコン基板1の研
磨が選択的に進行するのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年ではデ
バイス構造の微細化、高集積化などに伴い、SOI層に
要求される膜厚精度が厳しくなりつつある。例えば、ゲ
ート長が0.18μmのデバイスにおいて要求されるS
OI層の膜厚精度は30±4nmである。しかして、こ
のように高精度にSOI層の膜厚を制御することは、前
述した従来のプロセスでは極めて困難である。なぜな
ら、SOI層の膜厚を高精度に制御するためには、研磨
開始前の第一のシリコン基板1の膜厚T1 をなるべく薄
くする必要があるものの、現状では、以下の理由により
これを十分薄くすることができないからである。
【0008】ここで、SOI層の膜厚を高精度に制御す
るのに前記膜厚T1 をなるべく薄くすることが必要であ
る理由は、T1 は研磨によって除去すべき第一のシリコ
ン基板1の膜厚、すなわち研磨取り代そのものであり、
この研磨取り代が小さいほど、研磨速度の面内ばらつき
に与える影響が小さくなるからである。膜厚T1 をなる
べく薄くするためには、研磨処理に先立って行う研削処
理を、研削後の、すなわち研磨開始の前の第一のシリコ
ン基板1の膜厚T1 を正確に推定して行う必要がある。
【0009】研磨開始前の第一のシリコン基板1の膜厚
1 は、図3(c)に示した研削後の貼り合わせ基板9
の厚さから、第二のシリコン基板6の厚さ、ポリシリコ
ン膜5の厚さ、酸化膜4の厚さ、および酸化膜2の厚さ
を引くことで推定(算出)される。ここで、研削後の貼
り合わせ基板9の厚さ、および第二のシリコン基板6の
厚さについては、静電容量法を用いた電気的測定によっ
て計測される。また、ポリシリコン膜5の厚さ、酸化膜
4の厚さ、および酸化膜2の厚さについては、光学的測
定によって計測される。
【0010】本発明者等の実験によると、このようにし
て算出されるT1 の推定値は、このT1 を直接光学的に
測定して得られた値より1.0μm程度厚くなってしま
う。本発明者は、このようにT1 の測定値と推定値との
間に差が生じてしまう原因を調べた結果、この差のうち
の約半分はポリシリコン膜5中に発生したトラップに起
因していることを究明した。すなわち、図4の模式図に
示すようにポリシリコン膜5中に発生したトラップ10
が自由正孔11を捕獲することにより、ポリシリコン膜
5および第二のシリコン基板6中に空乏層が発生し、こ
れにより研削後の貼り合わせ基板9の基板容量が変化し
てしまう。そして、このように貼り合わせ基板9の基板
容量が変化してしまうと、静電容量法を用いた電気的測
定によって得られる貼り合わせ基板9の厚さが本来の厚
さと異なって測定されてしまい、結果としてT1 の測定
値と推定値との間に差が生じてしまうのである。ここ
で、図4においては裏面ゲートパターン3についてその
図示を省略している。
【0011】なお、T1 の測定値と推定値との間の差の
残り半分は、酸化膜4および酸化膜2の容量やウエハ張
り合わせ直前に行われる砥粒研磨の取り代であり、これ
らについてはT1 を推定する際にその補正が可能であ
る。ところが、前記ポリシリコン膜5および第二のシリ
コン基板6中の空乏層については、その幅がポリシリコ
ン膜5中のトラップ密度、および第二のシリコン基板6
の不純物濃度に依存することから、該空乏層に起因する
差分を補正することは非常に困難である。しかして、こ
のようにT1 の推定値が正しい(測定値)に対して大き
な差を有していると、研磨開始前の第一のシリコン基板
1の膜厚T1 を薄膜化するのがきわめて困難であり、前
述したように高精度にSOI層の膜厚を制御することが
できないのである。
【0012】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、研磨開始前の第一のシリ
コン基板1の膜厚T1 の薄膜化を容易にし、SOI層の
膜厚を高精度に制御し得るようにするべく、研削後の貼
り合わせ基板の厚さの測定誤差を大幅に減少させること
のできる半導体基板の製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明における請求項1
記載の半導体基板の製造方法では、表面に段差を有する
第一のシリコン基板の、前記段差を有する面に第一の絶
縁膜を形成する第1工程と、前記第一の絶縁膜を覆って
第一のシリコン基板上に第二の絶縁膜を形成する第2工
程と、前記第二の絶縁膜を覆って第一のシリコン基板上
にポリシリコン膜を形成する第3工程と、前記ポリシリ
コン膜に、P型あるいはN型の不純物を1×1017個/
cm3 以上1×1019個/cm3 未満の体積濃度でドー
ピングする第4工程と、前記ポリシリコン膜を熱処理
し、ドーピングした不純物を活性化させてこれを拡散さ
せる第5工程と、前記ポリシリコン膜を平坦化する第6
工程と、前記ポリシリコン膜の平坦化された面に第二の
シリコン基板を貼り合わせる第7工程と、前記第一のシ
リコン基板の、前記絶縁膜を形成した面と反対側の面を
研削する第8工程と、該研削工程にて研削した面を化学
的研磨法によって研磨する第9工程と、を備えたことを
前記課題の解決手段とした。
【0014】この製造方法によれば、第一のシリコン基
板上にポリシリコン膜を形成した後、該ポリシリコン膜
にP型あるいはN型の不純物を1×1017個/cm3
上1×1019個/cm3 未満の体積濃度でドーピング
し、さらにこれを熱処理してドーピングした不純物を活
性化させるので、ポリシリコン膜にドーピングされ活性
化された不純物が、ポリシリコン膜中、さらに第二のシ
リコン基板中に空乏層が発生するのを抑止するものとな
る。
【0015】請求項2記載の半導体基板の製造方法で
は、表面に段差を有する第一のシリコン基板の、前記段
差を有する面に第一の絶縁膜を形成する第1工程と、前
記第一の絶縁膜を覆って第一のシリコン基板上に第二の
絶縁膜を形成する第2工程と、前記第二の絶縁膜を覆っ
て第一のシリコン基板上に水素を吸着した膜を形成する
第3工程と、前記水素を吸着した膜を覆って第一のシリ
コン基板上にポリシリコン膜を形成する第4工程と、前
記ポリシリコン膜を形成した第一のシリコン基板を、ア
ニール処理する第5工程と、前記ポリシリコン膜を平坦
化する第6工程と、前記ポリシリコン膜の平坦化された
面に第二のシリコン基板を貼り合わせる第7工程と、前
記第一のシリコン基板の、前記絶縁膜を形成した面と反
対側の面を研削する第8工程と、該研削工程にて研削し
た面を化学的研磨法によって研磨する第9工程と、を備
えたことを前記課題の解決手段とした。
【0016】この製造方法によれば、第一のシリコン基
板上に水素を吸着した膜を形成し、その上にポリシリコ
ン膜を形成し、その後この第一のシリコン基板をアニー
ル処理するので、ポリシリコン膜中のトラップが、アニ
ール処理によって水素を吸着した膜から拡散する水素原
子によってターミネイトされ、これによりポリシリコン
膜中および第二のシリコン基板中に空乏層が発生するの
が抑止される。
【0017】請求項3記載の半導体基板の製造方法で
は、表面に段差を有する第一のシリコン基板の、前記段
差を有する面に第一の絶縁膜を形成する第1工程と、前
記第一の絶縁膜を覆って第一のシリコン基板上に第二の
絶縁膜を形成する第2工程と、前記第二の絶縁膜を覆っ
て第一のシリコン基板上にポリシリコン膜を形成する第
3工程と、前記ポリシリコン膜を形成した第一のシリコ
ン基板を、水素雰囲気中にてアニール処理する第4工程
と、前記ポリシリコン膜を平坦化する第5工程と、前記
ポリシリコン膜の平坦化された面に第二のシリコン基板
を貼り合わせる第6工程と、前記第一のシリコン基板
の、前記絶縁膜を形成した面と反対側の面を研削する第
7工程と、該研削工程にて研削した面を化学的研磨法に
よって研磨する第8工程と、を備えたことを前記課題の
解決手段とした。
【0018】この製造方法によれば、第一のシリコン基
板上にポリシリコン膜を形成した後、この第一のシリコ
ン基板を水素雰囲気中にてアニール処理するので、ポリ
シリコン膜中のトラップが、アニール処理によりポリシ
リコン膜表面から拡散した雰囲気中の水素原子によって
ターミネイトされ、これによりポリシリコン膜中および
第二のシリコン基板中に空乏層が発生するのが抑止され
る。
【0019】請求項4記載の半導体基板の製造方法で
は、表面に段差を有する第一のシリコン基板の、前記段
差を有する面に第一の絶縁膜を形成する第1工程と、前
記第一の絶縁膜を覆って第一のシリコン基板上に第二の
絶縁膜を形成する第2工程と、前記第二の絶縁膜を覆っ
て第一のシリコン基板上にポリシリコン膜を形成する第
3工程と、前記ポリシリコン膜を平坦化する第4工程
と、前記ポリシリコン膜の平坦化された面に第二のシリ
コン基板を貼り合わせ、かつその状態でこれら第一、第
二のシリコン基板を水素雰囲気中にてアニール処理する
第5工程と、前記第一のシリコン基板の、前記絶縁膜を
形成した面と反対側の面を研削する第6工程と、該研削
工程にて研削した面を化学的研磨法によって研磨する第
7工程と、を備えたことを前記課題の解決手段とした。
【0020】この製造方法によれば、ポリシリコン膜の
平坦化された面に第二のシリコン基板を貼り合わせた状
態で、これら第一、第二のシリコン基板を水素雰囲気中
にてアニール処理するので、ポリシリコン膜中のトラッ
プが、アニール処理により第一、第二のシリコン基板の
貼り合わせ界面や第二のシリコン基板を通って拡散した
雰囲気中の水素原子によってターミネイトされ、これに
よりポリシリコン膜中および第二のシリコン基板中に空
乏層が発生するのが抑止される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体基板の製造
方法を詳しく説明する。図1(a)〜(d)は、本発明
の第1実施形態例を説明するための図である。この第1
実施形態例が図3(a)〜(d)に示した従来の方法と
異なるところは、主に、ポリシリコン膜を形成した後該
ポリシリコン膜中に不純物をドーピングする点にある。
【0022】すなわち、この第1実施形態例では、図1
(a)に示すように第一のシリコン基板1の凹凸形成面
にSiO2 からなる酸化膜(第一の絶縁膜)2を形成
し、続いて図1(b)に示すように従来と同様にして該
酸化膜2上の凸面部にポリシリコン膜からなる裏面ゲー
トパターン3を形成し、さらに該裏面ゲートパターン3
を覆ってSiO2 からなる酸化膜(第二の絶縁膜)4、
ポリシリコン膜5を順次形成する。次いで、形成したポ
リシリコン膜5に、P型あるいはN型の不純物をイオン
注入法によってドーピングする。ドーピングする不純物
の体積濃度範囲としては、1×1017個/cm3 以上1
×1019個/cm3 未満とされる。
【0023】ドーピングする不純物の体積濃度を1×1
17個/cm3 以上としたのは、濃度下限はポリシリコ
ン膜5中のトラップ密度で定まるからである。すなわ
ち、このトラップ密度はポリシリコン膜5の堆積条件
や、その後の温度履歴によって変化する。一般にポリシ
リコン膜5中のトラップ密度は、堆積直後に最大値をと
り、通常の600℃程度での減圧CVDで得られるポリ
シリコン膜における典型的なトラップ密度の値は1×1
18個/cm3 程度である。また堆積後、堆積温度以上
の温度によるアニールによってトラップ密度は減少する
ものの、1×1017個/cm3 以下にすることは困難で
ある。したがって、トラップをより多く確実に消失させ
るためには、ドーピングする不純物の体積濃度を1×1
17個/cm 3 以上としなければならないのである。
【0024】また、ドーピングする不純物の体積濃度を
1×1019個/cm3 未満としたのは、濃度上限はポリ
シリコン膜5の砥粒研磨による平坦化によって決まるか
らである。一般に、アルカリ系研磨剤を用いたシリコン
の化学的機械的研磨においては、研磨液によるエッチン
グ作用(化学的研磨作用)と研磨砥粒による機械的研磨
作用との大きさの比を適切に調整することで、研磨面の
粗さを極小にするようにしている。特に、シリコン基板
貼り合わせ面を研磨によって形成する場合には、貼り合
わせ界面での気泡発生を抑えるため、研磨面の粗さの低
減が極めて重要となっている。しかしながら、アルカリ
系研磨剤を用いたシリコンの化学的機械的研磨において
は、シリコン中の不純物濃度が1×1019/cm3 を越
えると、研磨液によるエッチング作用が大きく変化する
ことが知られている。すなわち、通常では不純物がN型
の場合エッチング作用が大きくなり、不純物がP型の場
合エッチング作用が小さくなってしまうのである。しか
して、この現象は、研磨液によるエッチング作用(化学
的研磨作用)と研磨砥粒による機械的研磨作用との大き
さのバランスを崩し、研磨面の粗さを増大して貼り合わ
せ界面での気泡発生を招いてしまう。したがって、ポリ
シリコン膜5の化学的機械的研磨を適正に行うために
は、ドーピングする不純物の体積濃度を1×1019個/
cm3 未満としなければならないのである。そして、こ
れらの理由から、本発明における請求項1記載の製造方
法では、ドーピングする不純物の体積濃度範囲を、1×
1017個/cm3 以上1×1019個/cm3 未満として
いるのである。
【0025】このようにしてポリシリコン膜5中に不純
物をイオン注入した後、図1(c)に示すようにポリシ
リコン膜5上に、例えばシリコン酸化膜からなるキャッ
ピング膜20を形成する。ここで、このキャッピング膜
20を形成するのは、この後行うアニール処理におい
て、先にイオン注入した不純物が外方拡散するのを防止
するためである。次いで、キャッピング膜20を形成し
た第一のシリコン基板1を、例えば1100℃という高
温で10秒間程度アニール処理(熱処理)し、ドーピン
グした不純物を活性化させてこれを拡散させる。次い
で、キャッピング膜20をエッチングによって選択的に
除去し、さらに従来と同様にしてポリシリコン膜5を砥
粒研磨により平坦化する。
【0026】続いて、従来と同様に、ポリシリコン膜5
の平坦化した面にて該第一のシリコン基板1とこれとは
別に用意した第二のシリコン基板6とを貼り合わせ、図
4(d)に示すように貼り合わせ基板21を形成する。
以下、従来と同様にして第一のシリコン基板1の裏面を
研削し、さらに研削面を化学的機械的研磨法によって研
磨して研削面における研削傷等の研削ダメージを除去す
る。その後、この研磨面をさらに化学的研磨法によって
研磨し、図1(d)に示したごとく従来と同様にSOI
層を備えたSOI基板、すなわち半導体基板を得る。
【0027】このような半導体基板の製造方法にあって
は、第一のシリコン基板5上にポリシリコン膜5を形成
した後、該ポリシリコン膜5にP型あるいはN型の不純
物、すなわちドナーあるいはアクセプターを導入し、こ
れをアニール処理して活性化させるので、活性化した不
純物によってポリシリコン膜5中、さらに第二のシリコ
ン基板6中に空乏層が発生するのを抑止することができ
る。したがって、研削後の貼り合わせ基板21の厚さの
測定誤差を大幅に減少させることができ、これにより研
磨開始前の第一のシリコン基板1の膜厚T1 の薄膜化を
容易にすることができ、よってSOI層の膜厚を高精度
に制御するようにすることができる。
【0028】次に、本発明の製造方法の第2実施形態例
を図2を参照して説明する。この第2実施形態例が図3
(a)〜(d)に示した従来の方法と異なるところは、
図2に示すように、第一のシリコン基板1上に水素を吸
着した膜22を形成し、その上にポリシリコン膜5を形
成し、その後この第一のシリコン基板1をアニール処理
する点にある。すなわち、この第2実施形態例でも、従
来と同様図3(a)に示したように第一のシリコン基板
1の凹凸形成面にSiO2 からなる酸化膜(第一の絶縁
膜)2を形成し、続いて図2に示すように従来と同様に
して該酸化膜2上の凸面部にポリシリコン膜からなる裏
面ゲートパターン3を形成し、さらに該裏面ゲートパタ
ーン3を覆ってSiO2 からなる酸化膜(第二の絶縁
膜)4を形成する。
【0029】次に、この酸化膜4を覆って第一のシリコ
ン基板1上に水素を吸着した膜22を形成する。この膜
22の形成としては、例えば、シランガスと窒素ガスと
をソースとしたプラズマCVD法により、窒化シリコン
膜を形成するといった方法が採られる。このような方法
によって得られる窒化シリコン膜は、その膜中に多量の
水素を有したものとなり、すなわち本発明における水素
を吸着した膜22となる。次いで、この水素を吸着した
膜22を覆ってポリシリコン膜5を従来と同様にして形
成し、さらにこのポリシリコン膜5を砥粒研磨により平
坦化する。続いて、平坦化したポリシリコン膜5を有す
る第一のシリコン基板1を、例えば1100℃という高
温で10秒間程度アニール処理する。
【0030】次いで、従来と同様に、ポリシリコン膜5
の平坦化した面にて該第一のシリコン基板1とこれとは
別に用意した第二のシリコン基板6とを貼り合わせ、図
2に示すように貼り合わせ基板23を形成する。以下、
従来と同様にして第一のシリコン基板1の裏面を研削
し、さらに研削面を化学的機械的研磨法によって研磨し
て研削面における研削傷等の研削ダメージを除去する。
その後、この研磨面をさらに化学的研磨法によって研磨
し、図3(d)に示したごとく従来と同様にSOI層を
備えたSOI基板、すなわち半導体基板を得る。
【0031】このような半導体基板の製造方法にあって
は、第一のシリコン基板1上に水素を吸着した膜22を
形成し、その上にポリシリコン膜5を形成し、その後こ
の第一のシリコン基板1をアニール処理するので、ポリ
シリコン膜中のトラップを、アニール処理によって水素
を吸着した膜22から拡散する水素原子によってターミ
ネイトし、これによりポリシリコン膜中および第二のシ
リコン基板中に空乏層が発生するのを抑止することがで
きる。したがって、研削後の貼り合わせ基板23の厚さ
の測定誤差を大幅に減少させることができ、これにより
研磨開始前の第一のシリコン基板1の膜厚T1 の薄膜化
を容易にすることができ、よってSOI層の膜厚を高精
度に制御するようにすることができる。
【0032】次に、本発明の製造方法の第3実施形態例
を説明する。この第3実施形態例が図3(a)〜(d)
に示した従来の方法と異なるところは、平坦化ポリシリ
コン5を形成した後、該ポリシリコン膜5を形成した第
一のシリコン基板1を、水素雰囲気中にてアニール処理
する点にある。すなわち、この第3実施形態例でも、従
来と同様図3(a)に示したように第一のシリコン基板
1の凹凸形成面にSiO2 からなる酸化膜(第一の絶縁
膜)2を形成し、続いて該酸化膜2上の凸面部にポリシ
リコン膜からなる裏面ゲートパターン3を形成し、さら
に該裏面ゲートパターン3を覆ってSiO2 からなる酸
化膜(第二の絶縁膜)4、ポリシリコン膜5を順次形成
する。続いて、外側に面するポリシリコン膜5の表面を
化学的機械的研磨法(CMP法)等により研磨し、これ
を平坦化する。
【0033】次いで、この平坦化ポリシリコン膜5を形
成した第一のシリコン基板1を、水素雰囲気中にて例え
ば1100℃で10秒間程度アニール処理する。以下、
前記第2実施形態例と同様に、ポリシリコン膜5の平坦
化した面にて該第一のシリコン基板1とこれとは別に用
意した第二のシリコン基板6とを貼り合わせて貼り合わ
せ基板23を形成する。次いで、第一のシリコン基板1
の裏面を研削し、さらに研削面を化学的機械的研磨法に
よって研磨して研削面における研削傷等の研削ダメージ
を除去する。その後、この研磨面をさらに化学的研磨法
によって研磨し、従来と同様にSOI層を備えたSOI
基板、すなわち半導体基板を得る。
【0034】このような半導体基板の製造方法にあって
は、第一のシリコン基板1上にポリシリコン膜5を形成
した後、この第一のシリコン基板を水素雰囲気中にてア
ニール処理するので、ポリシリコン膜5中のトラップ
を、アニール処理によりポリシリコン膜5表面から拡散
した雰囲気中の水素原子によってターミネイトすること
ができ、これによりポリシリコン膜中および第二のシリ
コン基板中に空乏層が発生するのを抑止することができ
る。したがって、研削後の貼り合わせ基板の厚さの測定
誤差を大幅に減少させることができ、これにより研磨開
始前の第一のシリコン基板1の膜厚T1 の薄膜化を容易
にすることができ、よってSOI層の膜厚を高精度に制
御するようにすることができる。
【0035】次に、本発明の製造方法の第4実施形態例
を説明する。この第4実施形態例が図3(a)〜(d)
に示した従来の方法と異なるところは、ポリシリコン膜
5の平坦化された面に第二のシリコン基板6を貼り合わ
せた状態で、これら第一、第二のシリコン基板1、6を
水素雰囲気中にてアニール処理する点にある。すなわ
ち、この第4実施形態例でも、従来と同様図3(a)に
示したように第一のシリコン基板1の凹凸形成面にSi
2 からなる酸化膜(第一の絶縁膜)2を形成し、続い
て該酸化膜2上の凸面部にポリシリコン膜からなる裏面
ゲートパターン3を形成し、さらに該裏面ゲートパター
ン3を覆ってSiO2 からなる酸化膜(第二の絶縁膜)
4、ポリシリコン膜5を順次形成する。続いて、外側に
面するポリシリコン膜5の表面を化学的機械的研磨法
(CMP法)等により研磨し、これを平坦化する。
【0036】次いで、この平坦化ポリシリコン膜5を形
成した第一のシリコン基板1を、ポリシリコン膜5の平
坦化した面にて該第一のシリコン基板1とこれとは別に
用意した第二のシリコン基板6とを貼り合わせて貼り合
わせ基板を形成する。次いで、この第一、第二のシリコ
ン基板1、6からなる貼り合わせ基板を水素雰囲気中に
て例えば1100℃で10秒間程度アニール処理する。
以下、従来と同様に第一のシリコン基板1の裏面を研削
し、さらに研削面を化学的機械的研磨法によって研磨し
て研削面における研削傷等の研削ダメージを除去する。
その後、この研磨面をさらに化学的研磨法によって研磨
し、従来と同様にSOI層を備えたSOI基板、すなわ
ち半導体基板を得る。
【0037】このような半導体基板の製造方法にあって
は、ポリシリコン膜5の平坦化された面に第二のシリコ
ン基板6を貼り合わせた状態で、これら第一、第二のシ
リコン基板を水素雰囲気中にてアニール処理するので、
ポリシリコン膜5中のトラップを、アニール処理により
第一、第二のシリコン基板1、6の貼り合わせ界面や第
二のシリコン基板2を通って拡散した雰囲気中の水素原
子によってターミネイトすることができ、これによりポ
リシリコン膜5中および第二のシリコン基板6中に空乏
層が発生するのを抑止することができる。したがって、
研削後の貼り合わせ基板の厚さの測定誤差を大幅に減少
させることができ、これにより研磨開始前の第一のシリ
コン基板1の膜厚T1 の薄膜化を容易にすることがで
き、よってSOI層の膜厚を高精度に制御するようにす
ることができる。
【0038】ただし、この例においては、前述したよう
に水素拡散が、基板1、6の貼り合わせ界面における気
泡中のわずかな水素ガスによる拡散と、アニール雰囲気
中から第二のシリコン基板6を通る水素拡散との2種類
しか考えられないので、ポリシリコン膜5中のトラップ
を全てターミネイトするだけの十分な水素が供給されな
いおそれがある。したがって、この第一、第二のシリコ
ン基板からなる貼り合わせ基板を水素雰囲気中にてアニ
ール処理する本実施形態例を採用する場合には、先に述
べた第2実施形態例のごとく水素を吸着した膜22を形
成する手法や、第3実施形態例のごとくポリシリコン膜
5を形成した後、これを水素雰囲気中にてアニール処理
する手法を併用するのが、ポリシリコン膜5中のトラッ
プをより確実にターミネイトするうえで好ましい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体基板
の製造方法は、ポリシリコン膜中および第二のシリコン
基板中に空乏層が発生するのを抑止するようにしたもの
であるから、研削後の貼り合わせ基板の厚さの測定誤差
を大幅に減少させることができ、これにより研磨開始前
の第一のシリコン基板の膜厚T1 の薄膜化を容易にする
ことができる。したがって、研磨レートの面内ばらつき
を抑え、これにより得られるSOI層の膜厚を高精度に
制御するようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は、本発明の半導体基板の製造
方法の第1実施形態例を説明するための工程説明図であ
る。
【図2】本発明の半導体基板の製造方法の第2実施形態
例を説明するための要部側断面図である。
【図3】(a)〜(d)は、従来の半導体基板の製造方
法の一例を説明するための工程説明図である。
【図4】従来の製造方法における課題を説明するための
模式図である。
【符号の説明】
1 第一のシリコン基板 2 酸化膜(第一の絶縁
膜) 4 酸化膜(第二の絶縁膜) 5 ポリシリコン膜 6 第二のシリコン基板 21、23 張り合わせ基
板 22 水素を吸着した膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/762 H01L 21/306 M 27/12 21/76 D 27/148 27/14 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に段差を有する第一のシリコン基板
    の、前記段差を有する面に第一の絶縁膜を形成する第1
    工程と、 前記第一の絶縁膜を覆って第一のシリコン基板上に第二
    の絶縁膜を形成する第2工程と、 前記第二の絶縁膜を覆って第一のシリコン基板上にポリ
    シリコン膜を形成する第3工程と、 前記ポリシリコン膜に、P型あるいはN型の不純物を1
    ×1017個/cm3 以上1×1019個/cm3 未満の体
    積濃度でドーピングする第4工程と、 前記ポリシリコン膜を熱処理し、ドーピングした不純物
    を活性化させてこれを拡散させる第5工程と、 前記ポリシリコン膜を平坦化する第6工程と、 前記ポリシリコン膜の平坦化された面に第二のシリコン
    基板を貼り合わせる第7工程と、 前記第一のシリコン基板の、前記絶縁膜を形成した面と
    反対側の面を研削する第8工程と、 該研削工程にて研削した面を化学的研磨法によって研磨
    する第9工程と、を備えたことを特徴とする半導体基板
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 表面に段差を有する第一のシリコン基板
    の、前記段差を有する面に第一の絶縁膜を形成する第1
    工程と、 前記第一の絶縁膜を覆って第一のシリコン基板上に第二
    の絶縁膜を形成する第2工程と、 前記第二の絶縁膜を覆って第一のシリコン基板上に水素
    を吸着した膜を形成する第3工程と、 前記水素を吸着した膜を覆って第一のシリコン基板上に
    ポリシリコン膜を形成する第4工程と、 前記ポリシリコン膜を形成した第一のシリコン基板を、
    アニール処理する第5工程と、 前記ポリシリコン膜を平坦化する第6工程と、 前記ポリシリコン膜の平坦化された面に第二のシリコン
    基板を貼り合わせる第7工程と、 前記第一のシリコン基板の、前記絶縁膜を形成した面と
    反対側の面を研削する第8工程と、 該研削工程にて研削した面を化学的研磨法によって研磨
    する第9工程と、を備えたことを特徴とする半導体基板
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 表面に段差を有する第一のシリコン基板
    の、前記段差を有する面に第一の絶縁膜を形成する第1
    工程と、 前記第一の絶縁膜を覆って第一のシリコン基板上に第二
    の絶縁膜を形成する第2工程と、 前記第二の絶縁膜を覆って第一のシリコン基板上にポリ
    シリコン膜を形成する第3工程と、 前記ポリシリコン膜を形成した第一のシリコン基板を、
    水素雰囲気中にてアニール処理する第4工程と、 前記ポリシリコン膜を平坦化する第5工程と、 前記ポリシリコン膜の平坦化された面に第二のシリコン
    基板を貼り合わせる第6工程と、 前記第一のシリコン基板の、前記絶縁膜を形成した面と
    反対側の面を研削する第7工程と、 該研削工程にて研削した面を化学的研磨法によって研磨
    する第8工程と、を備えたことを特徴とする半導体基板
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 表面に段差を有する第一のシリコン基板
    の、前記段差を有する面に第一の絶縁膜を形成する第1
    工程と、 前記第一の絶縁膜を覆って第一のシリコン基板上に第二
    の絶縁膜を形成する第2工程と、 前記第二の絶縁膜を覆って第一のシリコン基板上にポリ
    シリコン膜を形成する第3工程と、 前記ポリシリコン膜を平坦化する第4工程と、 前記ポリシリコン膜の平坦化された面に第二のシリコン
    基板を貼り合わせ、かつその状態でこれら第一、第二の
    シリコン基板を水素雰囲気中にてアニール処理する第5
    工程と、 前記第一のシリコン基板の、前記絶縁膜を形成した面と
    反対側の面を研削する第6工程と、 該研削工程にて研削した面を化学的研磨法によって研磨
    する第7工程と、を備えたことを特徴とする半導体基板
    の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014050694A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 ソニー株式会社 半導体装置および電子機器
US10777424B2 (en) 2018-02-27 2020-09-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for manufacturing semiconductor device

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