JPH09293559A - 低挿入力コネクタ - Google Patents
低挿入力コネクタInfo
- Publication number
- JPH09293559A JPH09293559A JP8107602A JP10760296A JPH09293559A JP H09293559 A JPH09293559 A JP H09293559A JP 8107602 A JP8107602 A JP 8107602A JP 10760296 A JP10760296 A JP 10760296A JP H09293559 A JPH09293559 A JP H09293559A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- cam
- fitting
- movable member
- insertion force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62905—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、コネクタ相互の嵌合力を軽減した
低挿入力コネクタに関し、嵌合工程の作業性の優れた低
挿入力コネクタを提供することを課題とする。 【解決手段】 コネクタハウジング1、2相互の嵌合を
嵌合誘導具3を介して行うようにした低挿入力コネクタ
Aにおいて、嵌合誘導具3を可動部材4と、操作部材5
とから構成し、可動部材4にカム溝10とカム追従子1
1を設け、操作部材5にカム追従子11を係入する駆動
用カム溝13を設け、他方のコネクタハウジング2のカ
ム突起9をカム溝10に係入し、操作部材5を嵌合方向
Pへ押し進めることにより、駆動用カム溝13に係入し
たカム追従子11を介して可動部材4を移動させてコネ
クタハウジング1と2を嵌合させるようにしている。
低挿入力コネクタに関し、嵌合工程の作業性の優れた低
挿入力コネクタを提供することを課題とする。 【解決手段】 コネクタハウジング1、2相互の嵌合を
嵌合誘導具3を介して行うようにした低挿入力コネクタ
Aにおいて、嵌合誘導具3を可動部材4と、操作部材5
とから構成し、可動部材4にカム溝10とカム追従子1
1を設け、操作部材5にカム追従子11を係入する駆動
用カム溝13を設け、他方のコネクタハウジング2のカ
ム突起9をカム溝10に係入し、操作部材5を嵌合方向
Pへ押し進めることにより、駆動用カム溝13に係入し
たカム追従子11を介して可動部材4を移動させてコネ
クタハウジング1と2を嵌合させるようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気配線の接続に
使用されるコネクタ相互の嵌合力を軽減した低挿入力コ
ネクタに関する。
使用されるコネクタ相互の嵌合力を軽減した低挿入力コ
ネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】内蔵する端子数の多い多極コネクタにあ
っては、コネクタ相互の嵌合に大きな挿入力を必要と
し、結合作業が困難となる問題点がある。そこで、コネ
クタ相互の結合作業を容易にするため、特開昭61−2
03581号公報には、図8に示すような、カムの原理
を利用して比較的小さい挿入力を加えることにより、多
極コネクタの場合も容易に結合できるようにしたコネク
タ組立体Kが開示されている。
っては、コネクタ相互の嵌合に大きな挿入力を必要と
し、結合作業が困難となる問題点がある。そこで、コネ
クタ相互の結合作業を容易にするため、特開昭61−2
03581号公報には、図8に示すような、カムの原理
を利用して比較的小さい挿入力を加えることにより、多
極コネクタの場合も容易に結合できるようにしたコネク
タ組立体Kが開示されている。
【0003】コネクタ組立体Kは、第一ハウジングa
と、第二ハウジングbと、カム従動体cとから成る。第
一ハウジングaにカム従動体cを組付けておき、図9に
示すように、第一ハウジングaに対し第二ハウジングb
を嵌入し、カム従動体cを右方向へ移動させると、カム
従動体cの追従子dが第一ハウジングaのスロットeお
よび第二ハウジングbのカムトラックf内を移動するに
従って、図10に示すように、第一ハウジングaと第二
ハウジングbとの嵌合が行われるようにしている。
と、第二ハウジングbと、カム従動体cとから成る。第
一ハウジングaにカム従動体cを組付けておき、図9に
示すように、第一ハウジングaに対し第二ハウジングb
を嵌入し、カム従動体cを右方向へ移動させると、カム
従動体cの追従子dが第一ハウジングaのスロットeお
よび第二ハウジングbのカムトラックf内を移動するに
従って、図10に示すように、第一ハウジングaと第二
ハウジングbとの嵌合が行われるようにしている。
【0004】しかし、このようなコネクタ組立体Kは、
第一ハウジングaにカム従動体cを組付ける際に横方向
に突出した空間を必要とし、作業者もカム従動体cを横
方向へ移動させる作業空間を要し、とくに低挿入力を期
待するときは移動距離を大きくしなければならず、、第
一ハウジングaおよび第二ハウジングbの大きさに比較
してかなり大きな作業空間が必要となる欠点がある。
第一ハウジングaにカム従動体cを組付ける際に横方向
に突出した空間を必要とし、作業者もカム従動体cを横
方向へ移動させる作業空間を要し、とくに低挿入力を期
待するときは移動距離を大きくしなければならず、、第
一ハウジングaおよび第二ハウジングbの大きさに比較
してかなり大きな作業空間が必要となる欠点がある。
【0005】上記の欠点を解消する一手段として、特開
平2−123681号公報には、図11に示すような、
てこの原理を利用してカムを移動させるようにしたコネ
クタ組立体K′が提案されている。コネクタ組立体K′
は、固定部材gと可動部材hからなるハウジング部材
a′と、カバー部材b′と、ラッチ機構を有するレバー
アームiとから成る。
平2−123681号公報には、図11に示すような、
てこの原理を利用してカムを移動させるようにしたコネ
クタ組立体K′が提案されている。コネクタ組立体K′
は、固定部材gと可動部材hからなるハウジング部材
a′と、カバー部材b′と、ラッチ機構を有するレバー
アームiとから成る。
【0006】可動部材hのカム凹部jおよび固定部材g
のノッチkに、カバー部材b′のカム突起mを係入し
て、可動部材hを横方向へ移動させることにより、カバ
ー部材b′を縦方向への運動に変換するようにしてい
る。可動部材hを横方向へ移動はレバーアームiの回動
によって行うようにしている。しかしながら、コネクタ
組立体K′は、レバーアームiを回動するために、カバ
ー部材b′の上方に操作空間を要し、また、ハウジング
部材a′およびカバー部材b′から導出される電線とレ
バーアームiの回動空間とが干渉しない方向に配置する
必要があるなどの問題点を有している。
のノッチkに、カバー部材b′のカム突起mを係入し
て、可動部材hを横方向へ移動させることにより、カバ
ー部材b′を縦方向への運動に変換するようにしてい
る。可動部材hを横方向へ移動はレバーアームiの回動
によって行うようにしている。しかしながら、コネクタ
組立体K′は、レバーアームiを回動するために、カバ
ー部材b′の上方に操作空間を要し、また、ハウジング
部材a′およびカバー部材b′から導出される電線とレ
バーアームiの回動空間とが干渉しない方向に配置する
必要があるなどの問題点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、狭い場所においても嵌合
作業が容易に実施でき、導出する電線の取回しの自由度
の高い、嵌合工程の作業性の優れた低挿入力コネクタを
提供することを課題とする。
点に着目してなされたもので、狭い場所においても嵌合
作業が容易に実施でき、導出する電線の取回しの自由度
の高い、嵌合工程の作業性の優れた低挿入力コネクタを
提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、相嵌合する一対のコネクタハウジングの
一方のコネクタハウジングに嵌合誘導具を装着し、該嵌
合誘導具を介してコネクタハウジング相互の嵌合を行う
ようにした低挿入力コネクタにおいて、前記嵌合誘導具
を、一方のコネクタハウジングに対し嵌合方向とほぼ直
交する方向に移動可能に装着した可動部材と、ほぼ嵌合
方向に移動可能に装着した操作部材とから構成し、該可
動部材にカム溝とカム追従子を設け、該操作部材に該カ
ム追従子を係入する駆動用カム溝を設け、他方のコネク
タハウジングに設けたカム突起を該カム溝に係入して該
操作部材を嵌合方向へ押し進めることにより、該駆動用
カム溝に係入したカム追従子を介して可動部材を移動さ
せて双方のコネクタハウジングを互いに嵌合させるよう
にしたことを特徴とする。可動部材のカム溝と、他方の
コネクタハウジングのカム突起とが、それぞれ複数個並
設されていることが好ましい(請求項2)。
め、本発明は、相嵌合する一対のコネクタハウジングの
一方のコネクタハウジングに嵌合誘導具を装着し、該嵌
合誘導具を介してコネクタハウジング相互の嵌合を行う
ようにした低挿入力コネクタにおいて、前記嵌合誘導具
を、一方のコネクタハウジングに対し嵌合方向とほぼ直
交する方向に移動可能に装着した可動部材と、ほぼ嵌合
方向に移動可能に装着した操作部材とから構成し、該可
動部材にカム溝とカム追従子を設け、該操作部材に該カ
ム追従子を係入する駆動用カム溝を設け、他方のコネク
タハウジングに設けたカム突起を該カム溝に係入して該
操作部材を嵌合方向へ押し進めることにより、該駆動用
カム溝に係入したカム追従子を介して可動部材を移動さ
せて双方のコネクタハウジングを互いに嵌合させるよう
にしたことを特徴とする。可動部材のカム溝と、他方の
コネクタハウジングのカム突起とが、それぞれ複数個並
設されていることが好ましい(請求項2)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。図1は、本発明の実施例に係わる低挿入力コネ
クタAを示す平面図であり、図2は、その分解平面図で
ある。低挿入力コネクタAは、相嵌合する一対のコネク
タハウジング1、2と、一方のコネクタハウジング1に
装着した嵌合誘導具3とから構成されている。嵌合誘導
具3は、可動部材4と、操作部材5とから成る。
明する。図1は、本発明の実施例に係わる低挿入力コネ
クタAを示す平面図であり、図2は、その分解平面図で
ある。低挿入力コネクタAは、相嵌合する一対のコネク
タハウジング1、2と、一方のコネクタハウジング1に
装着した嵌合誘導具3とから構成されている。嵌合誘導
具3は、可動部材4と、操作部材5とから成る。
【0010】一対のコネクタハウジング1、2は、それ
ぞれ内部に複数の端子金具(図示せず)を収容してお
り、コネクタハウジング1、2相互の嵌合によって端子
金具を互いに嵌合させて電気回路の接続を行うように構
成されている。一方のコネクタハウジング1の外壁1a
には、図3に示すように、可動部材4を移動自在に装着
するための案内溝6、6′が、コネクタハウジング1、
2相互の嵌合方向に対しほぼ直交する方向に形成されて
いる。一方の案内溝6には、導入口7、7が並設してあ
る。一方の側壁1bには誘導溝8が設けてある。
ぞれ内部に複数の端子金具(図示せず)を収容してお
り、コネクタハウジング1、2相互の嵌合によって端子
金具を互いに嵌合させて電気回路の接続を行うように構
成されている。一方のコネクタハウジング1の外壁1a
には、図3に示すように、可動部材4を移動自在に装着
するための案内溝6、6′が、コネクタハウジング1、
2相互の嵌合方向に対しほぼ直交する方向に形成されて
いる。一方の案内溝6には、導入口7、7が並設してあ
る。一方の側壁1bには誘導溝8が設けてある。
【0011】他方のコネクタハウジング2の外壁2aに
は、導入口7、7に対応する位置にカム突起9、9が設
けてある。可動部材4は、短冊形の平板状に形成され、
他方のコネクタハウジング2のカム突起9、9を係入す
るカム溝10、10が形成され、端部にはカム追従子1
1が下向きに突設されている。可動部材4は、その側縁
部4a、4a′を一方のコネクタハウジング1の案内溝
6、6′に挿入することにより、一方のコネクタハウジ
ング1に対し嵌合方向に対しほぼ直交する方向に移動自
在に装着される。
は、導入口7、7に対応する位置にカム突起9、9が設
けてある。可動部材4は、短冊形の平板状に形成され、
他方のコネクタハウジング2のカム突起9、9を係入す
るカム溝10、10が形成され、端部にはカム追従子1
1が下向きに突設されている。可動部材4は、その側縁
部4a、4a′を一方のコネクタハウジング1の案内溝
6、6′に挿入することにより、一方のコネクタハウジ
ング1に対し嵌合方向に対しほぼ直交する方向に移動自
在に装着される。
【0012】操作部材5は、矩形板状に形成された基板
部5aの側縁部に導入突条12が付設され、一端には操
作部5bが設けられている。基板部5aには、駆動用カ
ム溝13が形成されている。一方のコネクタハウジング
1の誘導溝8に導入突条12を挿入して、可動部材4の
カム追従子11を駆動用カム溝13内に係入することに
より、操作部材5の嵌合方向への操作に従って可動部材
4を一方のコネクタハウジング1の案内溝6、6′に沿
って移動させることができるようにしている。
部5aの側縁部に導入突条12が付設され、一端には操
作部5bが設けられている。基板部5aには、駆動用カ
ム溝13が形成されている。一方のコネクタハウジング
1の誘導溝8に導入突条12を挿入して、可動部材4の
カム追従子11を駆動用カム溝13内に係入することに
より、操作部材5の嵌合方向への操作に従って可動部材
4を一方のコネクタハウジング1の案内溝6、6′に沿
って移動させることができるようにしている。
【0013】次に、コネクタハウジング1、2相互を嵌
合する操作について説明する。先ず、図1に示したよう
に、可動部材4および操作部材5を装着した一方のコネ
クタハウジング1のフード部1cに、他方のコネクタハ
ウジング2を嵌入する。このとき、一方のコネクタハウ
ジング1の導入口7、7から他方のコネクタハウジング
2のカム突起9、9を、可動部材4のカム溝10、10
内に係入する。
合する操作について説明する。先ず、図1に示したよう
に、可動部材4および操作部材5を装着した一方のコネ
クタハウジング1のフード部1cに、他方のコネクタハ
ウジング2を嵌入する。このとき、一方のコネクタハウ
ジング1の導入口7、7から他方のコネクタハウジング
2のカム突起9、9を、可動部材4のカム溝10、10
内に係入する。
【0014】そして、操作部材5の操作部5bを手指な
どで矢印P方向へ押し進めると、駆動用カム溝13に沿
って可動部材4のカム追従子11が押圧され、可動部材
4が矢印Q方向へ移動する。可動部材4の矢印Q方向へ
の移動に伴って、他方のコネクタハウジング2のカム突
起9、9がカム溝10、10に従って嵌合方向に進入
し、コネクタハウジング1、2相互の嵌合が行われ、図
4に示すように、嵌合が完了する。なお、コネクタハウ
ジング1、2相互の嵌合の解除を行うときは、操作部材
5を逆方向(矢印Pの逆方向)へ引き戻せば簡単にコネ
クタハウジング1、2相互を離脱させることができる。
どで矢印P方向へ押し進めると、駆動用カム溝13に沿
って可動部材4のカム追従子11が押圧され、可動部材
4が矢印Q方向へ移動する。可動部材4の矢印Q方向へ
の移動に伴って、他方のコネクタハウジング2のカム突
起9、9がカム溝10、10に従って嵌合方向に進入
し、コネクタハウジング1、2相互の嵌合が行われ、図
4に示すように、嵌合が完了する。なお、コネクタハウ
ジング1、2相互の嵌合の解除を行うときは、操作部材
5を逆方向(矢印Pの逆方向)へ引き戻せば簡単にコネ
クタハウジング1、2相互を離脱させることができる。
【0015】図5に示すように、コネクタハウジング
1、2相互の嵌合行程をXとしたときの、嵌合誘導具3
による低挿入力効果は次のようになる。図6および図7
に示すように、可動部材4のカム溝10、10のストロ
ークをY、および操作部材5の駆動用カム溝13のスト
ロークをZに設定すると、コネクタハウジング1、2相
互の挿入力に対し、可動部材4の操作力はX/Yで済
み、操作部材5が可動部材4を移動させるに要する力は
Y/Zとなる。したがって、コネクタハウジング1、2
相互を挿入するに要する嵌合誘導具3の操作部材5の操
作力は、(X/Y)×(Y/Z)=X/Zとなる。すな
わち、双方のコネクタハウジング1、2自体の挿入力の
X/Z倍に低減される。
1、2相互の嵌合行程をXとしたときの、嵌合誘導具3
による低挿入力効果は次のようになる。図6および図7
に示すように、可動部材4のカム溝10、10のストロ
ークをY、および操作部材5の駆動用カム溝13のスト
ロークをZに設定すると、コネクタハウジング1、2相
互の挿入力に対し、可動部材4の操作力はX/Yで済
み、操作部材5が可動部材4を移動させるに要する力は
Y/Zとなる。したがって、コネクタハウジング1、2
相互を挿入するに要する嵌合誘導具3の操作部材5の操
作力は、(X/Y)×(Y/Z)=X/Zとなる。すな
わち、双方のコネクタハウジング1、2自体の挿入力の
X/Z倍に低減される。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、嵌合誘導具の操作部材
を嵌合方向へ押し進める操作により、可動部材を嵌合方
向とほぼ直交方向へ移動させてコネクタハウジング相互
の嵌合を行うようにしているため、コネクタハウジング
の周辺の操作空間が少なくて済み、狭い場所での作業
性、およびコネクタハウジングから導出する電線の取回
しの自由度が向上する。また、カム溝のストロークを可
動部材と嵌合誘導部材の2段に分けて設定することがで
きるため、挿入力の低減を大きく設定することが容易と
なるなどの多くの利点がある。
を嵌合方向へ押し進める操作により、可動部材を嵌合方
向とほぼ直交方向へ移動させてコネクタハウジング相互
の嵌合を行うようにしているため、コネクタハウジング
の周辺の操作空間が少なくて済み、狭い場所での作業
性、およびコネクタハウジングから導出する電線の取回
しの自由度が向上する。また、カム溝のストロークを可
動部材と嵌合誘導部材の2段に分けて設定することがで
きるため、挿入力の低減を大きく設定することが容易と
なるなどの多くの利点がある。
【図1】本発明の実施例に係わる低挿入力コネクタを示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】図1の低挿入力コネクタの分解平面図である。
【図3】図1の一方のコネクタハウジングを示す正面図
である。
である。
【図4】図1の双方のコネクタハウジングが嵌合した状
態を示す平面図である。
態を示す平面図である。
【図5】図1の双方のコネクタハウジングの嵌合行程を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】図1の可動部材のストロークを示す説明図であ
る。
る。
【図7】図1の操作部材のストロークを示す説明図であ
る。
る。
【図8】従来の低挿入力のコネクタ組立体を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図9】図8のコネクタ組立体の嵌合の初期状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図10】図9のコネクタ組立体の嵌合が完了した状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図11】従来の別のコネクタ組立体を示す斜視図であ
る。
る。
A 低挿入力コネクタ 1 一方のコネクタハウジング 2 他方のコネクタハウジング 3 嵌合誘導具 4 可動部材 5 操作部材 9 カム突起 10 カム溝 11 カム追従子 13 駆動用カム溝
Claims (2)
- 【請求項1】 相嵌合する一対のコネクタハウジングの
一方のコネクタハウジングに嵌合誘導具を装着し、該嵌
合誘導具を介してコネクタハウジング相互の嵌合を行う
ようにした低挿入力コネクタにおいて、 前記嵌合誘導具を、一方のコネクタハウジングに対し嵌
合方向とほぼ直交する方向に移動可能に装着した可動部
材と、ほぼ嵌合方向に移動可能に装着した操作部材とか
ら構成し、該可動部材にカム溝とカム追従子を設け、該
操作部材に該カム追従子を係入する駆動用カム溝を設
け、他方のコネクタハウジングに設けたカム突起を該カ
ム溝に係入して該操作部材を嵌合方向へ押し進めること
により、該駆動用カム溝に係入したカム追従子を介して
可動部材を移動させて双方のコネクタハウジングを互い
に嵌合させるようにしたことを特徴とする低挿入力コネ
クタ。 - 【請求項2】 可動部材のカム溝と、他方のコネクタハ
ウジングのカム突起とが、それぞれ複数個並設されてい
ることを特徴とする請求項1記載の低挿入力コネクタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08107602A JP3107148B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 低挿入力コネクタ |
EP97106923A EP0803938A1 (en) | 1996-04-26 | 1997-04-25 | Low insertion force connector |
US08/840,696 US5816833A (en) | 1996-04-26 | 1997-04-25 | Low insertion force connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08107602A JP3107148B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 低挿入力コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09293559A true JPH09293559A (ja) | 1997-11-11 |
JP3107148B2 JP3107148B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=14463338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08107602A Expired - Fee Related JP3107148B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 低挿入力コネクタ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5816833A (ja) |
EP (1) | EP0803938A1 (ja) |
JP (1) | JP3107148B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11260483A (ja) * | 1998-03-11 | 1999-09-24 | Yazaki Corp | 自動車ドア用コネクタの接続構造 |
JP2007130128A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波診断装置用コネクタ |
JP4806033B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2011-11-02 | エフシーアイ | 押圧噛合補助型電気コネクタ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3638070B2 (ja) * | 1996-12-26 | 2005-04-13 | 矢崎総業株式会社 | J/bのコネクタ接続構造 |
JP3384527B2 (ja) * | 1997-01-08 | 2003-03-10 | 矢崎総業株式会社 | Lifコネクタ |
JP3309368B2 (ja) * | 1997-01-08 | 2002-07-29 | 矢崎総業株式会社 | Lifコネクタ |
JP3309367B2 (ja) * | 1997-01-08 | 2002-07-29 | 矢崎総業株式会社 | Lifコネクタ |
DE10153475A1 (de) * | 2001-10-30 | 2003-05-22 | Delphi Tech Inc | Elektrischer Verbinder |
CN103225729B (zh) * | 2013-05-17 | 2015-11-04 | 四川长虹空调有限公司 | 家用电器支架及其滑动支架安装方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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