JPH09293553A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JPH09293553A JPH09293553A JP8108294A JP10829496A JPH09293553A JP H09293553 A JPH09293553 A JP H09293553A JP 8108294 A JP8108294 A JP 8108294A JP 10829496 A JP10829496 A JP 10829496A JP H09293553 A JPH09293553 A JP H09293553A
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5213—Covers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/639—Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
- H01R13/6397—Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap with means for preventing unauthorised use
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
り付けられた状態を確実に維持できるようにする。 【解決手段】 カバー20をコネクタ本体10に取り付
けると、連結保持部30が受け部16に係合して離脱規
制される。連結保持部30と受け部16の係合は外部か
ら解除できず、破断可能部31を破断しない限り連結を
解除することはできない。したがって、カバー20とコ
ネクタ本体10の連結状態が確実に維持される。
Description
ける端子金具への接続部に対して相手側連結体を連結し
た構成になるコネクタに関するものである。
イッチの操作により機器を作動させるために、スイッチ
側の回路に接続したコネクタと機器側の回路に接続した
コネクタとを連結することにより両コネクタの端子金具
を互いに嵌合させて両回路を電気的に接続し、スイッチ
の操作により起動信号が発せられると機器が作動するよ
うにしたものがある。
離されている状態では、コネクタの接続面において端子
金具が外部へ露出した状態となっているため、雌形のコ
ネクタ内に異物が侵入したり、雄形の端子金具に異物が
付着したりする虞がある。そこで、コネクタの接続面を
覆う状態に保持可能であり、且つ必要なときには接続面
を開放状態とすることが可能な手段が必要とされる。こ
のように手段として、コネクタの接続面にカバーを被せ
るように嵌め込むことが考えられる。しかし、単にカバ
ーを嵌め込んだだけでは外れる可能性がある。また、カ
バーにロックアームを設けてそのロックアームをコネク
タに係合して外れないようにロックすることも考えられ
るが、通常ロック手段ではロック解除操作が行えるよう
にしてあるために誤ってロック解除される虞があり、カ
バーが外れてしまう可能性は依然として残る。
の接続部分に対して相手側部材を取り付けた状態に確実
に維持されることが要求される場合に、従来では好適な
手段が存在しなかった。本発明は、上述した事情に鑑み
て創案されたものであって、端子金具への接続部に対し
て相手側部材が取り付けられた状態を確実に維持するこ
とができるコネクタを提供することを目的とする。
金具を備えたコネクタ本体と、このコネクタ本体におけ
る端子金具への接続部に対して連結可能な相手側連結体
と、破断可能部を備えてコネクタ本体と相手側連結体と
の間に設けられ、コネクタ本体と相手側連結体とを連結
状態に保持可能であると共に破断可能部を破断すること
によって連結状態を解除可能な連結保持部と、を備えて
なるところに特徴を有する。
て、連結保持部がコネクタ本体側に解除不能に連結され
ているところに特徴を有する。請求項3の発明は、請求
項1又は請求項2の発明において、相手側連結体が、コ
ネクタ本体の接続部に対して覆い被せるように取り付け
られるカバーであるところに特徴を有する。請求項4の
発明は、請求項3の発明において、カバーに、接続部へ
の連結状態においてコネクタ本体に備えた複数の端子金
具同士を短絡させるショート端子が取り付けられている
ところに特徴を有する。
ネクタ本体の端子金具への接続部に対して相手側連結体
を連結すると、その連結状態は連結保持部によって保持
されるため、接続部が容易に開放される虞はない。破断
可能部を破断すると連結状態が解除されるため、相手側
連結体を外して接続部を開放させることができる。連結
保持部による連結状態は破断可能部を破断しない限り解
除することができないため、相手側連結体による接続部
への取付け状態を確実に維持することができる。
相手側連結体に一体成形されているタイプでは、相手側
連結体を一旦連結した後にその連結を解除するとコネク
タ本体に連結保持部の残片が残るが、相手側連結体を連
結しない場合には残片は残らない。また、連結保持部が
コネクタ本体と一体成形されているタイプでは、連結が
解除されると破断可能部に破断の形跡が残る。したがっ
てコネクタ本体の接続部が開放されている状態でも、連
結保持部の残片の有無または破断可能部における破断の
形跡の有無を確認すれば、相手側連結体が連結されてい
たか否かを判別することができる。
部を覆い被せるように取り付けられるから、接続部にお
ける異物の侵入や端子金具への異物の付着などを防止す
ることができる。請求項4の発明においては、カバーを
接続部に連結すると、コネクタ本体のターミナル同士が
短絡されるため、連結状態の間は、コネクタ本体が接続
されている回路の安定化が図られる。
図1乃至図7を参照して説明する。本実施形態のコネク
タは、雌形のコネクタハウジング(本発明の構成要件で
あるコネクタ本体である。以下、雌ハウジングという)
10と、カバー(本発明の構成要件である相手側連結
体)20と、連結保持部30とを備えて構成され、雌ハ
ウジング10とカバー20は互いに別体の部品として成
形され、連結保持部30はカバー20に一体成形されて
いる。
11が上下二段に分かれて2室ずつ横並びとなって形成
されている。各キャビティ11内には雌ハウジング10
の後端面の挿入口から雌端子金具(本発明の構成要件で
ある端子金具)12が挿入されてランス13により戻り
規制された状態に収容されている。キャビティ11の前
部は雌ハウジング10の前端面に開口しており、この開
口部14には、雌ハウジング10に相手側コネクタ(図
示せず)を嵌合したときにその雄端子金具(図示せず)
が挿入されるようになっており、その雄端子金具と雌端
子金具12が嵌合すると互いに導通可能となる。この雌
ハウジング10の前端部は本発明の構成要件である端子
金具への接続部に相当し、この接続部15にカバー20
が取り付けられるようになっている。
おり、その後端部には、連結保持部30が係合される受
け部16が形成されている。受け部16は前面のみが開
口する箱状をなし、その前面の開口から連結保持部30
が嵌入されるようになっている。受け部16の左右両側
の内壁面には左右一対の係止部17が形成されており、
この係止部17に連結保持部30の係止突起33が係止
されることにより連結保持部30が受け部16からの離
脱不能に保持される。
ング10と対向する側の面)が開口した箱形状をなし、
雌ハウジング10の接続部15に対して被せるように嵌
合される。カバー20を雌ハウジング10に嵌合する
と、接続部15の前端面と外周面が覆われて外部から遮
蔽されるようになる。カバー20の底板部には、雌ハウ
ジング10への嵌合状態を保持するための連結保持部3
0が一体に形成されている。カバー20の底板部の前端
部は方形に切欠されたようになっていて、この切欠部3
5の奥端縁から板状をなす連結保持部30が前方へ片持
ち状に延出している。切欠部35の奥端縁と連結保持部
30の基端縁とは、左右一対の破断可能部31によって
連結されている。この破断可能部31は、連結保持部3
0の板厚よりも薄くなっており、両破断可能部31の間
に開口させた治具挿入部32に治具(図示せず)を差し
込んでこじるように操作すると、破断可能部31が破断
されるようになっている。この破断可能部31が破断さ
れると、連結保持部30がカバー20から分離される。
尚、破断可能部31は厚さが薄くなっているが、連結保
持部30をカバー20に対して一定の姿勢に維持するの
に必要な強度は備えている。
20を雌ハウジング10に嵌合するのに伴って受け部1
6に嵌入される。この受け部16に嵌入される部分には
その両側縁から突出するように左右一対の係止突起33
が形成されており、この係止突起33が受け部16の係
止部17に係止されると、連結保持部30の受け部16
からの抜けが規制されるようになる。また、連結保持部
30には、係止突起33の形成されている位置から側縁
に沿って前後両側に延びる細長い肉抜き部34が形成さ
れており、受け部16への嵌入時には肉抜き部34の幅
を狭めつつ係止突起33が内側へ退避することによって
係止部17を通過できるようにしてある。尚、係止突起
33の前側の縁部は嵌入方向に対して傾斜しているた
め、嵌入操作が円滑に行われるようになっている。
0の上段側の2個の雌端子金具12同士を短絡されるた
めのショート端子21が設けられている。ショート端子
21は、カバー20の内部空間に突出する2本のタブ2
1Aを有し、カバー20を雌ハウジング10に取り付け
た状態において2本のタブ21Aが2個の雌端子金具1
2に嵌合して両雌端子金具12を導通可能状態とするよ
うになっている。次に本実施形態の作用について説明す
る。カバー20を雌ハウジング10に取り付ける際に
は、連結保持部30を雌ハウジング10の底面に沿わせ
つつカバー20を雌ハウジング10の接続部15に覆い
被せるようにして嵌合する。カバー20と雌ハウジング
10が正規嵌合位置に至ると、連結保持部30の先端部
が受け部16内に嵌入されて係止突起33が係止部17
に係止し、この係止突起33と係止部17との係合によ
り、カバー20と雌ハウジング10とが連結状態にロッ
クされる。
係止部17との係合が受け部16によって外部から遮蔽
された空間内で行われているため、外部から係止突起3
3と係止部17の係合を解除することができないように
なっている。例えば連結保持部30の底面に沿わせて薄
板状の治具を受け部16内に挿入したとしても、係止突
起33は側面側に形成されているため、その治具を係止
突起33に引っ掛けて係合解除方向に変位させることは
できない。また、連結保持部30の側面に沿って挿入し
た治具を斜めにこじって係止突起33を係合解除方向に
変位させようとしても、連結保持部30の側面とカバー
20の底板部との間のスリットの幅が狭くて治具のこじ
り操作ができないため、この方法でも係止突起33と係
止部17の係合を解除することはできない。さらに、受
け部16の前縁とカバー20の前縁との隙間を通して治
具を横方向から連結保持部30の側面に突き当てても、
この治具が突き当たる位置は係止突起33から離れてい
るため、係止突起33を十分に変位させることができ
ず、この方法でも係合解除することはできない。このよ
うに、係止突起33と係止部17との係合によって、カ
バー20と雌ハウジング10の連結状態が保持される。
を解除する際には、治具(図示せず)を治具挿入部32
に差し込んでこじることにより、破断可能部31を引き
ちぎるようにして破断させる。すると、カバー20から
連結保持部30が分離するため、連結状態が解除され
る。連結が解除されたら、カバー20を雌ハウジング1
0から外せばよい。また、カバー20を雌ハウジング1
0から取り外した後、係止突起33と係止部17との係
合は依然として解除されないままであるから、雌ハウジ
ング10にはカバー20から分離された連結保持部30
が残される。
20を雌ハウジング10に連結すると、連結保持部30
の係止突起33と雌ハウジング10の係止部17が解除
不能にロックされ、破断可能部31を破断しない限り連
結状態を解除することができないようになっている。し
たがって、カバー20と雌ハウジング10の連結状態を
確実に維持することができる。また、一旦カバー20を
雌ハウジング10に連結した後に連結を解除した場合に
は雌ハウジング10に連結保持部30が必ず残るが、カ
バー20を雌ハウジング10に連結しない場合には連結
保持部30が雌ハウジング10に残ることはない。した
がって、カバー20と雌ハウジング10とが分離した状
態において雌ハウジング10に連結保持部30が残って
いるか否かを確認すれば、カバー20が一旦連結されて
から外されたのか、当初からカバー20は連結されてい
なかったのかを判別することができる。
接続部15に対して覆い被さるように取り付けられるか
ら、雌ハウジング10の前端面におけるキャビティ11
の開口部14だけでなく、雌ハウジング10の前端部の
外周面までも外部から遮蔽されるようになっている。し
たがって、開口部14からキャビティ11内への異物の
侵入が確実に防止される。また、カバー20を雌ハウジ
ング10に取り付けた状態では、カバー20に設けたシ
ョート端子21が端子金具に嵌合してその雌端子金具1
2同士を短絡させるため、雌ハウジング10が接続され
ている回路が電気的に安定した状態が保たれる。
実施形態2を図8乃至図12を参照して説明する。本実
施形態は、上記実施形態1においてカバー20と雌ハウ
ジング40の連結構造及び雌ハウジング40の構造を異
ならせたものである。その他の構成については上記実施
形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符
号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。尚、
カバー20については実施形態1のものと形状の異なる
部分もあるが、基本的な構成は実施形態1のカバー20
と同じであるため、同一符号を付して説明を省略する。
キャビティ41が横並びに形成され、各キャビティ41
には雌ハウジング40の後端面の挿入口から雌端子金具
(図示せず)が挿入されてランス43により戻り規制さ
れた状態に収容されるようになっている。キャビティ4
1の前部は雌ハウジング40の前端面に開口しており、
この開口部44には、雌ハウジング40に相手側コネク
タ(図示せず)を嵌合したときにその雄端子金具(図示
せず)が挿入される。この雌ハウジング40の前端部は
本発明の構成要件である端子金具への接続部に相当し、
この接続部45にカバー20が取り付けられる。
その後端部には受け部46が形成されている。受け部4
6は左右方向に延びるブリッジ状をなし、この受け部4
6には連結保持部50がくぐり抜けるようにして取り付
けられる。受け部46には、雌ハウジング40の底面か
ら突出する係止部47が形成されている。係止部47
は、左右方向に延び、断面が直角三角形をなす。係止部
47の前側(連結保持部50と対向する側)の面は連結
保持部50の進入を容易にするためにその進入方向に対
して傾斜しており、後側の面は連結保持部50の係止突
起51を係止させるために連結保持部50の進入方向に
対して直角をなしている。この係止部47に係止突起5
1が係止されることにより連結保持部50が受け部46
からの抜け方向の移動が規制される。
同様なので、説明は省略する。カバー20には連結保持
部50が一体成形によって設けられている。連結保持部
50は、カバー20の底板部の前端縁から前方に向かっ
て延出するベルト形状をなし、その上面(雌ハウジング
40の底面と対応する面)には、複数の係止突起51が
一定ピッチで形成されている。この係止突起51は、雌
ハウジング40の係止部47と同じく断面が直角三角形
をなしていて、前側(受け部46と対向する側)の面は
係止部47の乗り越えを容易にするために受け部46へ
の進入方向に対して傾斜し、後側の面は係止部47との
係止を確実にするために進入方向に対して直角をなして
いる。
側面から突出する左右一対の翼片52が形成されてい
る。この翼片52は係止突起51が係止部47に係止し
た状態で受け部46の前端面と当接可能な位置に配され
ている。さらに、この翼片52よりもさらに基端側の位
置には、上面を円弧形に切欠することによって厚さを薄
くしてなる破断可能部53が形成されている。この破断
可能部53においては、カバー20を雌ハウジング40
に連結したときに雌ハウジング40の底面との間に治具
(図示せず)の挿入を許容する隙間が空くようになって
いる。この隙間に治具を差し込んでこじるように操作す
ると、破断可能部53が破断されるようになっている。
尚、破断可能部53は厚さが薄くなっているが、連結保
持部50をカバー20に対して一定の姿勢に維持するの
に必要な強度は備えている。
る。連結保持部50を雌ハウジング40の底面に沿わせ
つつカバー20を雌ハウジング40の接続部45に覆い
被せるようにして嵌合すると、連結保持部50の先端部
が受け部46内をくぐり抜けて係止突起51が係止部4
7に係止し、この係止突起51と係止部47との係合に
より、カバー20と雌ハウジング40とが連結状態にロ
ックされる。この連結状態においては、係止突起51と
係止部47との係合が受け部46によって外部から遮蔽
された空間内で行われているため、外部から係止突起5
1と係止部47の係合を解除することができないように
なっており、この係止突起51と係止部47との係合に
よってカバー20と雌ハウジング40の連結状態が保持
される。
を解除する際には、治具(図示せず)を破断可能部53
と雌ハウジング40の底面との隙間に差し込んでこじる
ことにより、破断可能部53を破断させる。すると、カ
バー20から連結保持部50が分離して連結状態が解除
される。連結が解除されると、カバー20を雌ハウジン
グ40から抜き取ることができる。また、カバー20か
ら分離された連結保持部50は、係止突起51と係止部
47との係合によって戻り方向の移動が規制されてい
る。しかも、連結保持部50をくぐり抜け方向に引き抜
こうとしても、翼片52が受け部46の前端縁に当接す
ることによって引き抜くことはできない。したがって、
連結保持部50は受け部46から取り外すことができ
ず、雌ハウジング40に残されることになる。
施形態1と同様に、カバー20と雌ハウジング40の連
結状態を確実に維持することができるとともに、雌ハウ
ジング40における連結保持部50の有無によってカバ
ー20が雌ハウジング40に取り付けられたか否かを判
別することができ、また、開口部44からキャビティ4
1内への異物の侵入が確実に防止され、さらに、カバー
20に設けたショート端子21により雌ハウジング40
が接続されている回路の安定化を図ることができる。
実施形態3を図13乃至図17を参照して説明する。本
実施形態は、上記実施形態2においてカバー20と雌ハ
ウジング40の連結構造を異ならせたものである。その
他の構成については上記実施形態2と同じであるため、
同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び
効果の説明は省略する。雌ハウジング40の底面の後端
部には、前面に型抜き孔が開口した箱形をなす受け部6
0が形成され、この受け部60には、底面側に開口する
長円形の嵌合孔61が形成されている。一方、カバー2
0の底板部には、連結保持部70がヒンジ状の破断可能
部71を介して一体成形されている。破断可能部71は
厚さが薄くなっており、容易に撓み変形することができ
るようになっている。連結保持部70の先端部には、嵌
合孔61の半円形の縁部と整合するような半円形をなす
脚部72が左右一対突成されており、各脚部72の突端
には、脚部72から外側へ張り出す略四半球形の係止突
起73が形成されている。脚部72は内側へ弾性撓みを
生じることが可能となっており、これによって係止突起
73が嵌合孔61の孔縁を通過することができるように
なる。
る。カバー20を雌ハウジング40の接続部45に覆い
被せるようにして嵌合した後、連結保持部70を下方か
ら押し付けるようにして受け部60に嵌合させる。する
と、係止突起73が嵌合孔61を通過して受け部60内
に収容され、嵌合孔61の孔縁に係止する。これによ
り、連結保持部70が受け部60から離脱不能となり、
カバー20と雌ハウジング40とが連結状態にロックさ
れる。連結状態では、係止突起73と嵌合孔61との係
合が受け部60によって外部から遮蔽された空間内で行
われているため、外部から係止突起73と係止部の係合
を解除することができなようになっており、これによっ
てカバー20と雌ハウジング40の連結状態が保持され
る。
を解除する際には、治具(図示せず)を破断可能部71
と雌ハウジング40の底面との隙間に差し込んでこじる
ことにより破断可能部71を破断させ、カバー20から
連結保持部70を分離する。また、カバー20から分離
された連結保持部70は、係止突起73と嵌合孔61と
の係合によって雌ハウジング40に残されることにな
る。 <実施形態4>次に、本発明を具体化した実施形態4を
図18乃至図21を参照して説明する。本実施形態は、
雌ハウジング(コネクタ本体)に連結される相手側連結
体を雄形のコネクタハウジング(以下、雄ハウジングと
いう)80としたものである。また、雌ハウジング40
については上記実施形態2及び実施形態3の雌ハウジン
グ40と同じであり、雄ハウジング80と雌ハウジング
40との連結構造については上記実施形態1と同じであ
るため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、
作用及び効果の説明は省略する。
1が横並びに形成され、各キャビティ81にはその後端
の挿入口から雄端子金具82が挿入されてランス83に
より戻り規制された状態に収容されている。キャビティ
81の前端の開口部84からは雄タブ82Aがフード部
85内に突出している。かかる雄ハウジング80は、そ
のフード部85を雌ハウジング40の接続部45に対し
て覆い被せるようにして嵌合される。
85の底板部から前方へ延出するようにして連結保持部
30が形成されている。連結保持部30は、上記実施形
態1の連結保持部30と同じ構成になり、左右一対の係
止突起33と破断可能部31とを備えている。一方、雌
ハウジング40には、実施形態1の受け部16と同じ構
成になる受け部16が形成され、この受け部16内には
係止突起33と係合される係止部17が形成されてい
る。
合すると、雄タブ82Aが雌端子金具12と嵌合して雄
雌両端子金具12,82が接続されると共に、雌ハウジ
ング40の接続部45がフード部85によって外部から
遮蔽されて異物の侵入が防止される。この雄ハウジング
80と雌ハウジング40の嵌合動作に伴い、連結保持部
30が受け部16に嵌入されて係止部17と係止突起3
3とが係止し、もって雄ハウジング80と雌ハウジング
40とが連結状態に保持される。連結状態では、係止突
起33と係止部17の係止を外部から解除することがで
きないため、連結状態が確実に維持される。
破断して連結保持部30を雄ハウジング80から分離す
ればよい。分離された連結保持部30は、受け部16に
係合された状態のまま雌ハウジング40に残される。こ
のように本実施形態においても、上記実施形態1と同様
に、雄ハウジング80と雌ハウジング40の連結状態を
確実に維持することができるとともに、雌ハウジング4
0における連結保持部30の有無によって雄ハウジング
80が雌ハウジング40に取り付けられたか否かを判別
することができ、また、開口部44からキャビティ81
内への異物の侵入が確実に防止される。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では連結保持部を破断して連結を解
除したときにその連結保持部の残片がコネクタ本体側に
残るようにしたが、連結解除のときに連結保持部の残片
がコネクタ本体に残らない構成としてもよい。
を相手側連結体に一体成形したが、連結保持部をコネク
タ本体側に一体成形する構成としてもよい。この場合、
連結保持部を破断して連結を解除するとその破断の形跡
が残るため、コネクタ本体の接続部が開放された状態で
も、その破断の形跡の有無を確認することにより相手側
連結体が一旦連結された後に連結を解除されたのか、相
手側連結体が当初より連結されていなかったのかを判別
することができる。
連結体とを互いに別体部品とする構成としてもよい。こ
の場合、連結解除したときの連結保持部の残片は相手側
連結体に残るようにしてもよく、残らないようにしても
よい。 (4)連結保持部をコネクタ本体に一体成形すると共に
相手側連結体にも別の連結保持部を一体成形し、これら
の連結保持部を夫々相手側連結体とコネクタ本体に連結
する構成としてもよい。
側連結体側の双方に一体成形し、コネクタ本体と相手側
連結体が連結されると双方の連結保持部同士が離脱不能
に係合されて連結状態が保持される構成としてもよい。 (6)連結保持部のコネクタ本体への係合構造は上記実
施形態に示したものに限らず、一旦係合すると外部から
の係合解除操作ができないようなものであれば他の係合
構造を採用することができる。
雌コネクタである場合について説明したが、本発明はコ
ネクタ本体が雄コネクタである場合にも適用することが
できる。 (8)実施形態1乃至実施形態3においてカバーにショ
ート端子を設けない構成としてもよい。
ングに連結する前の状態をあらわす斜視図
結する前の状態をあらわす底面図
結する前の状態をあらわす断面図
結した状態をあらわす底面図
結した状態をあらわす断面図
結を解除した状態をあらわす底面図
結を解除した状態をあらわす断面図
結する前の状態をあらわす底面図
結する前の状態をあらわす断面図
連結した状態をあらわす断面図
連結を解除した状態をあらわす底面図
連結を解除した状態をあらわす断面図
連結する前の状態をあらわす底面図
連結する前の状態をあらわす断面図
連結した状態をあらわす断面図
連結を解除した状態をあらわす断面図
ングの連結構造の詳細をあらわす部分断面図
ングに連結する前の状態をあらわす底面図
ングに連結する前の状態をあらわす断面図
ングに連結した状態をあらわす断面図
ングの連結を解除した状態をあらわす底面図
Claims (4)
- 【請求項1】 端子金具を備えたコネクタ本体と、 このコネクタ本体における前記端子金具への接続部に対
して連結可能な相手側連結体と、 破断可能部を備えて前記コネクタ本体と前記相手側連結
体との間に設けられ、前記コネクタ本体と前記相手側連
結体とを連結状態に保持可能であると共に前記破断可能
部を破断することによって前記連結状態を解除可能な連
結保持部と、を備えてなることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 連結保持部はコネクタ本体側に解除不能
に連結されていることを特徴とする請求項1記載のコネ
クタ。 - 【請求項3】 相手側連結体が、コネクタ本体の接続部
に対して覆い被せるように取り付けられるカバーである
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネク
タ。 - 【請求項4】 カバーには、接続部への連結状態におい
てコネクタ本体に備えた複数の端子金具同士を短絡させ
るショート端子が取り付けられていることを特徴とする
請求項3記載のコネクタ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8108294A JPH09293553A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | コネクタ |
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EP97301625A EP0803939B1 (en) | 1996-04-26 | 1997-03-12 | Connector |
US08/825,181 US5904588A (en) | 1996-04-26 | 1997-03-27 | Connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8108294A JPH09293553A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09293553A true JPH09293553A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14481042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8108294A Pending JPH09293553A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | コネクタ |
Country Status (4)
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EP (1) | EP0803939B1 (ja) |
JP (1) | JPH09293553A (ja) |
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DE9205811U1 (de) * | 1992-04-30 | 1992-08-13 | Erich Jaeger GmbH & Co KG, 6380 Bad Homburg | Steckverbindung, insbesondere für den elektrischen Anschluß von Anhängerfahrzeugen |
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1997
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- 1997-03-12 EP EP97301625A patent/EP0803939B1/en not_active Expired - Lifetime
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