JPH09293358A - ディスク回転操作装置 - Google Patents

ディスク回転操作装置

Info

Publication number
JPH09293358A
JPH09293358A JP8108194A JP10819496A JPH09293358A JP H09293358 A JPH09293358 A JP H09293358A JP 8108194 A JP8108194 A JP 8108194A JP 10819496 A JP10819496 A JP 10819496A JP H09293358 A JPH09293358 A JP H09293358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
disc
shutter
cartridge
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8108194A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Kikuchi
修一 菊地
Koji Funato
孝次 船渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8108194A priority Critical patent/JPH09293358A/ja
Publication of JPH09293358A publication Critical patent/JPH09293358A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクカートリッジに収納されるディスク
を着実に回転させることのできるディスク回転操作装置
を提供する。 【解決手段】 把持して回転操作される回転操作部51
と、カートリッジ本体11のディスクテーブル進入開口
部26に進入されてディスク12の位置決めを行うと共
に保持するディスク保持部52と、ディスク12の一部
を外方に臨ませる記録及び/又は再生開口部27及び/
又はディスクテーブル進入開口部26を閉塞するシャッ
タ部材13を開状態に保持するシャッタ保持部53とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジ内に
収納された例えば磁気ディスク、光磁気ディスク、光デ
ィスク等のディスク状記録媒体を回転操作するために用
いられるディスク回転操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク又は光磁気ディスク等
の円盤状に形成されたディスクは、その保管時におい
て、記録及び/又は再生面の記録領域に塵、或いは埃が
付着し、又は傷等が生ずることを防止するため、ディス
クカートリッジに回転自在に収納されている。また、デ
ィスクカートリッジは、使用時に記録及び/又は再生装
置に装着する際に、記録領域に指の指紋等が付着しない
ようにディスクを保護している。そして、ディスクカー
トリッジは、このようにディスクを保護すると同時に、
記録及び/又は再生装置への装着を容易としている。
【0003】このディスクカートリッジ200は、図1
0に示すように、一対の略浅皿状に形成された上ハーフ
と下ハーフを突き合わせて接合して形成されるカートリ
ッジ本体201にディスク202を回転自在に収納して
構成されている。そして、このカートリッジ本体201
には、その前面側にシャッタ203がスライド自在に取
り付けられている。
【0004】カートリッジ本体201には、その内部に
ディスク202の外径寸法よりやや大径であって、且つ
ディスクの厚さ寸法よりやや大とされた円弧状の立上が
り壁によって構成されるディスク収納部が形成されてい
る。そして、このディスク収納部には、ディスク202
が回転自在に収納される。
【0005】このカートリッジ本体201に収納される
ディスク202は、ディスク基板と、このディスク基板
の中心部に取り付けられる記録及び/又は再生装置側の
ディスク駆動機構であるセンタスピンドルが係合する中
心穴を有するハブ204とにより構成されている。そし
て、このディスク基板には、中央領域に情報信号が記録
されない非記録領域が形成され、この非記録領域の外周
部に情報信号が記録される記録領域が形成されている。
また、ハブ204は、合成樹脂材料から形成されるリン
グ部材の一方の側に磁気吸着性を有する金属板を一体に
取り付けて構成されている。そして、ハブ204は、デ
ィスク基板の中央で、且つ非記録領域に取り付けられ
る。
【0006】カートリッジ本体201には、下ハーフ側
の中央領域にディスク駆動機構であるディスクテーブル
が進入するディスクテーブル進入開口部205が開設さ
れている。このディスクテーブル進入開口部205は、
ディスク202の中央領域に取り付けられたハブ204
を外方に臨ませる。
【0007】また、カートリッジ本体201には、上下
面に中央部から前面側に亘って左右方向略中央に位置し
て記録及び/又は再生開口部206が開設されている。
この記録及び/又は再生開口部206は、カートリッジ
本体201に収納されたディスク202の記録領域の一
部を外方に臨まさせている。
【0008】カートリッジ本体201の前面には、ディ
スクテーブル進入開口部205及び記録及び/又は再生
開口部206を閉塞する全体として略コ字状を呈したシ
ャッタ203がスライド自在に組み付けられている。こ
のシャッタ203は、記録及び/又は再生装置に装着さ
れる際に限って、ディスクテーブル進入開口部205及
び記録及び/又は再生開口部206を開放し、非使用時
には、ディスクテーブル進入開口部205及び記録及び
/又は再生開口部206を閉塞する状態とされている。
したがって、シャッタ203は、非使用時には、カート
リッジ本体201内に塵或いは埃等が進入することを防
止し、また、ディスク202の記録領域に手、指等が触
れるのを防止している。
【0009】このように構成されるディスクカートリッ
ジ200は、記録及び/又は再生装置のカートリッジ挿
入開口部から挿入され、ディスク駆動機構であるディス
クテーブルに装着されると、ディスクテーブルのカート
リッジ本体201の外周側に形成された位置決め穴に記
録及び/又は再生装置側に配設された位置決めピンが係
合されることによって位置決めがされる。
【0010】このディスクテーブルは、中心にハブ20
4に設けられた中心穴207に係合するセンタスピンド
ルを有すると共に、このセンタスピンドルの外周部側に
は、ディスク202のハブ204の周辺を支持するディ
スク受け面が構成されている。そして、このディスク受
け面の内周部には、ハブ204に取り付けられた金属板
を磁気吸引するためにセンタスピンドルを中心にして、
均一な磁界を発生させるように、リング状に形成された
マグネットが配設されている。したがって、ディスクカ
ートリッジ200は、記録及び/又は再生装置に装着さ
れると、ハブ204の中心穴207にセンタスピンドル
が係合し、そして、ディスク202がマグネットにマグ
ネットチャッキングされ、ディスクテーブルと一体に回
転可能な状態とされる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、ディスク
カートリッジ200は、記録及び/又は再生装置に装填
されることにより、カートリッジ本体201に設けられ
たディスクテーブル進入開口部205及び記録及び/又
は再生開口部206の開放が行われ、保管時等の非使用
時にあっては、不用意なディスクテーブル進入開口部2
05及び記録及び/又は再生開口部206の開放を禁止
し、カートリッジ本体201に収納されたディスク20
2の保護を図っている。
【0012】ところで、この種のディスクカートリッジ
200にあっては、記録及び/又は再生装置に装填しな
い場合にあっても、シャッタ203の開放操作をして、
ディスクテーブル進入開口部205及び記録及び/又は
再生開口部206を開放し、ディスク202をカートリ
ッジ本体201の外方に臨ませ、手動により回転操作を
する必要性が生ずる。例えば、ディスク202の情報信
号が記録される記録領域に塵芥が付着し、情報信号の書
き込みエラーを生じさせてしまった場合には、ディスク
202のクリーニングを行う必要がある。このディスク
202のクリーニングを行う場合には、カートリッジ本
体201内に収納されたディスク202を適宜回転操作
して不織布等のクリーニング部材を用いてクリーニング
を行う。
【0013】例えば、カートリッジ本体201内に収納
されたディスク202をクリーニングする際に用いられ
るディスク回転操作装置210は、図10に示すよう
に、ディスクカートリッジ200が収納される上側開口
部212と前面側開口部213が設けられた収納体21
1と、この上側開口部212を閉塞する蓋体214とを
備える。
【0014】そして、収納体211は、ディスクカート
リッジ200が配置される底面部215と、この底面部
215の相対向する側縁からディスクカートリッジ20
0の厚さ寸法よりやや大とされた高さ寸法を有する一対
の第1の立上がり壁216(216a、216b)と、
底面部215の第1の立上がり壁216が立設されない
側縁と第1の立上がり壁216の一方の側縁に連続して
立設される第2の立上がり壁217を備え、上面側に上
側開口部212を、また前面側に前面側開口部213を
それぞれ構成している。
【0015】また、底面部215は、収納されるディス
クカートリッジ200の外形寸法よりやや大に形成され
ている。そして、底面部215には、その前面側開口部
213にシャッタストッパ218が立設されている。こ
のシャッタストッパ218は、底面部215にディスク
カートリッジ200が収納された際に、ディスクカート
リッジ200側のシャッタ203を開蓋した状態に維持
させる。
【0016】このように構成される収納体211には、
記録及び/又は再生開口部206を上側開口部212側
にして、そしてシャッタ203を前面側開口部213側
にして収納される。この際、第1の立上がり壁216
は、底面部215に配置されたディスクカートリッジ2
00の幅方向でのズレを規制している。また、第2の立
上がり壁217は、ディスクカートリッジ200の縦寸
法のズレを規制している。
【0017】また、この収納体211の上側開口部21
2を開閉自在に取り付けられる蓋体214は、上側開口
部212の一部を閉塞する天板219と、この天板21
9の相対向する側縁から立設された第3の立上がり壁2
20(220a、220b)とから構成される。そし
て、この蓋体214は、図11に示すように、収納体2
11の第1の立上がり壁216と第2の立上がり壁21
7の近傍に凸設された凸部221が蓋体214の第3の
立上がり壁220に設けられた孔222に嵌合されるこ
とにより開閉自在に支持される。
【0018】天板219は、収納体211にディスクカ
ートリッジ200が収納された際にディスクテーブル進
入開口部205を覆わない大きさを有して形成されてい
る。したがって、天板219は、上側開口部212を閉
塞した際にも、ディスクカートリッジ200の記録及び
/又は再生開口部206を外方に臨ませる。
【0019】また、この天板219には、図10及び図
12に示すように、ディスクカートリッジ200のハブ
204に対応して回転操作部225が備えられている。
この回転操作部225は、天板219にハブ204の中
心穴207に対応して穿設された貫通穴226と、天板
219の外方に取り付けられカートリッジ本体201内
に収納されたディスク202を回転操作するための操作
部227と、ディスク202を支持し回転させる駆動台
228と、この駆動台228と操作部227を接続する
と共にハブ204の中心穴207に嵌合される支軸22
9とを備える。
【0020】このように構成されたディスク回転操作装
置210は、クリーニングされるディスクカートリッジ
200が収納され蓋体214が閉塞された状態におい
て、回転操作部225の支軸229がハブ204の中心
穴207に嵌合され、これと共に、駆動台228がディ
スク202のハブ204及びその周辺に当接される。ま
た、収納体211の設けられたシャッタストッパ218
は、ディスクカートリッジ200のシャッタ203を開
蓋した状態に維持する。
【0021】ディスク回転操作装置210は、このよう
な状態において、操作部222が回転操作されることに
より、支軸229及び駆動台228を介してディスク2
02を回転させる。そして、ディスク202は、カート
リッジ本体201の記録及び/又は再生開口部206よ
り臨まされた領域をクリーニング液が含浸された不織布
等により塵芥等の異物が払拭される。
【0022】しかしながら、ディスク回転操作装置21
0は、記録及び/又は再生開口部206が上側開口部2
12側にして収納される。そのため、ディスク202の
一方の主面は、記録及び/又は再生開口部206が収納
体211の底面部215に覆われ、ユーザが観察するこ
とができず、加えてユーザがディスク202の一方の主
面をクリーニングすることができなかった。
【0023】また、ユーザがディスクカートリッジ20
0に収納されたディスク202をこのディスク回転操作
装置210を用いてクリーニングする際には、回転操作
部225を蓋体214の内方に押圧してしまい、そのた
め、ディスク202がこれに当接する駆動台228によ
り押圧され、カートリッジ本体201内のディスク収納
壁等の内壁に接触し、ディスク202の表面を傷付けて
しまう場合があった。
【0024】さらには、このディスク回転操作装置21
0は、直接ディスク202の回転操作を行う回転操作部
225の他に収納体211と蓋体214とから構成され
ることから、部品数が増え生産コスト高になってしま
う。
【0025】そこで、本発明は、ディスクカートリッジ
に収納されるディスクを着実に回転させることのできる
ディスク回転操作装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク回
転操作装置は、上述のような課題を解決すべく、把持し
て回転操作される回転操作部と、回転操作部に取り付け
られ、カートリッジのディスク駆動機構進入開口部に進
入されてディスクの位置決めを行うと共にディスクを保
持するディスク保持部と、ディスクの一部を外方に臨ま
せる窓部及び/又はディスク駆動機構進入開口部を閉塞
するシャッタを開状態に保持するシャッタ保持部とを備
える。
【0027】以上のように構成されたディスク回転操作
装置は、シャッタ保持部によりディスクカートリッジの
窓部を開状態に維持した状態で、カートリッジ内に収納
されたディスクがディスク保持部により回転操作され
る。この際、ディスク回転操作装置は、カートリッジの
開口部にディスク保持部が嵌合されていることから、カ
ートリッジ内のディスク収納部の空間部内に持ち上げら
れる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディスク回転
操作装置の実施の形態について、図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0029】このディスク回転操作装置50は、例えば
図1に示すように、ディスクカートリッジが記録及び/
又は再生装置に装填されない非使用時に、カートリッジ
本体に設けられたディスクの一部を外方に臨ませる記録
及び/又は再生開口部を閉塞するシャッタ部材を開蓋さ
せた状態に維持し、ディスクを回転操作するものであ
る。そして、例えば、このディスク回転操作装置50
は、シャッタ部材が開蓋された状態において、ディスク
カートリッジに収納されたディスクに付着した塵芥を払
拭するため、ディスクを適宜回転操作して不織布等のク
リーニング部材を用いてクリーニングを行う際に用いら
れる。
【0030】このディスク回転操作装置50に用いられ
るディスクカートリッジ10は、例えば図2に示すよう
に、全体として略浅皿方形を呈して形成された上ハーフ
14と下ハーフ15とを組み合わせてカートリッジ本体
11を構成し、このカートリッジ本体11に光ディス
ク、光磁気ディスク等のディスク12が回転自在に収納
されている。カートリッジ本体11には、前面側にシャ
ッタ部材13がスライド自在に取り付けられている。
【0031】このカートリッジ本体11に収納されるデ
ィスク12は、情報信号が記録される記録領域16と、
この記録領域16の内周側に形成され中央に中心穴17
が穿設される内周保持部18と、記録領域16の外周側
に形成される非記録領域19と、この内周保持部18の
中心穴17に取り付けられ記録及び/又は再生装置側の
スピンドルが係合されるセンタ穴20が穿設された磁気
吸着性を有する金属材料からなるハブ21とを備える。
このディスク12は、全体として円盤状を呈して、ポリ
カーボネート樹脂等の合成樹脂材料によって形成され記
録領域16が設けられたディスク基板と、この記録領域
上にアルミニウム(Al)等により形成された反射層
と、この反射層を保護する保護層とにより構成される。
【0032】上ハーフ14及び下ハーフ15は、成形性
が良好で十分な機械的強度を有する合成樹脂材料、例え
ばABS樹脂等により、全体として略浅皿状を呈して形
成されている。また、これら上ハーフ14及び下ハーフ
15には、それぞれ周周りに立上がり周壁23(23
a、23b)が立設されている。そして、これら立上が
り周壁23は、上ハーフ14及び下ハーフ15を組み合
わせた状態において、互いに突き合わされて、複数のビ
スにより接合固定されて、カートリッジ本体11の外周
壁を構成する。
【0033】また、上ハーフ14及び下ハーフ15に
は、相対向する内面に立上がり周壁23に内接してそれ
ぞれが同一円周上に位置する複数の円弧壁から構成され
るディスク収納壁24が立設されている。これらディス
ク収納壁24は、上ハーフ14及び下ハーフ15が突き
合わせ接合された状態において、ディスク収納部25を
構成する。そして、このディスク収納部25は、収納さ
れたディスク12の収納位置を規制している。
【0034】下ハーフ15には、これらの中央領域に位
置して円形のディスクテーブル進入開口部26が設けら
れている。このディスクテーブル進入開口部26には、
記録及び/又は再生装置にディスクカートリッジ10を
装着した時に、ディスク収納部25に収納されたディス
ク12を回転駆動する記録及び/又は再生装置側のディ
スクテーブルが進入する。また、上ハーフ14及び下ハ
ーフ15には、前面側にディスク収納部25に回転自在
に収納されたディスク12の少なくとも記録領域16の
一部を内外周に亘って外方に臨ませる記録及び/又は再
生開口部27(27a、27b)が相対向して設けられ
ている。
【0035】上ハーフ14及び下ハーフ15には、その
前面側にシャッタ取付け凹部28が形成されて、その側
縁には、シャッタ部材13の位置を規制する段部29が
形成されている。このシャッタ取付け凹部28は、ディ
スクテーブル進入開口部26及び記録及び/又は再生開
口部27を含むシャッタ部材13がスライド動作を行う
範囲に形成されている。そして、このシャッタ取付け凹
部28には、ディスクテーブル進入開口部26及び記録
及び/又は再生開口部27を閉塞するシャッタ部材13
が取り付けられる。
【0036】このシャッタ部材13は、ディスクカート
リッジ10が記録及び/又は再生装置に装填されない非
使用時に、ディスクテーブル進入開口部26及び記録及
び/又は再生開口部27からディスク収納部25に塵や
埃等が進入して、ディスク収納部25に収納されたディ
スク12に付着することを防止し、また、ディスク12
の記録領域16に手、指等が触れるのを防止する。そし
て、このシャッタ部材13は、薄い金属板をプレス加工
して形成されており、上ハーフ14及び下ハーフ15側
のディスクテーブル進入開口部26及び記録及び/又は
再生開口部27を閉塞するに足る大きさを有する一対の
主面部31(31a、31b)と、これらを連結する連
結部32とにより構成され、全体として略コ字状を呈し
て形成されている。
【0037】主面部31aは、上ハーフ14側の記録及
び/又は再生開口部27aを閉塞するに十分な大きさを
有しており、主面部31bは、下ハーフ15側のディス
クテーブル進入開口部26と記録及び/又は再生開口部
27を閉塞するに十分な大きさを有している。そして、
このようなシャッタ部材13は、シャッタガイド部材3
5に複数のビス33にネジ止めされて固定される。
【0038】以上のように構成されるシャッタ部材13
は、シャッタ取付け凹部28にカートリッジ本体11を
狭持するように取り付けられ、主面部31bの端部がシ
ャッタ押さえ部材34により押さえ付けられていると共
に、シャッタガイド部材35が、カートリッジ本体11
側のシャッタガイド溝36に嵌合される。また、このシ
ャッタガイド部材35には、他方の端部がカートリッジ
本体11に掛け止められるシャッタスプリング37が掛
け止められており、このシャッタスプリング37により
図2に示すA方向に付勢している。そして、シャッタ部
材13は、記録及び/又は再生装置に装填されると、記
録及び/又は再生装置側のシャッタ開放機構により、図
2に示すB方向にスライドされて、ディスクテーブル進
入開口部26及び記録及び/又は再生開口部27を閉塞
した位置からディスクテーブル進入開口部26及び記録
及び/又は再生開口部27を開蓋した位置へと移動され
る。
【0039】また、下ハーフ15には、その表面に複数
の位置決め穴39(39a、39b)が設けられてい
る。この位置決め穴39は、ディスクカートリッジ10
が記録及び/又は再生装置に装填された際に、記録及び
/又は再生装置側の位置決めピンが嵌合されて、ディス
クカートリッジ10の位置決めが行われる。
【0040】このように構成されるディスクカートリッ
ジ10は、記録及び/又は再生装置に装填されると、デ
ィスクテーブルに装着され、ディスクテーブル側の位置
決めピンが下ハーフ15に設けられた位置決め穴39に
嵌合されることによって位置決めがなされる。そして、
このディスクテーブルは、その中心にハブ21に設けら
れたセンタ穴20に係合するセンタスピンドルを有する
と共に、このセンタスピンドルの外周側には、ディスク
12に突き当てられ支持するディスク受け面が構成され
ている。
【0041】そして、このディスク受け面には、その内
周部に金属材料からなるハブ21を磁気吸引をするため
にセンタスピンドルを中心にして均一な磁界を発生させ
るように、リング状に形成されたマグネットが配設され
ている。したがって、ディスクカートリッジ10は、記
録及び/又は再生装置に装填されると、ハブ21のセン
タ穴20にセンタスピンドルが係合し、そして、ディス
ク12が上記マグネットによりマグネットチャッキング
され、ディスクテーブルと一体に回転可能な状態とされ
る。
【0042】このようなディスクカートリッジ10に用
いられるディスク回転操作装置50は、図1及び図5に
示すように、把持して回転操作される回転操作部51
と、この回転操作部51に取り付けられ、ディスクテー
ブルが進入するディスクテーブル進入開口部26に進入
されてディスク12の位置決めを行うと共にディスク1
2を保持するディスク保持部52と、ディスクテーブル
進入開口部26及び記録及び/又は再生開口部27を閉
塞するシャッタ部材13を開状態に保持するシャッタ保
持部53とを備える。
【0043】回転操作部51は、熱可塑性樹脂であるポ
リアセタール樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂材料によ
り、全体として円筒状を呈して形成されている。この回
転操作部51には、その外周面に凹条溝が軸方向に多数
刻設されて把持部61が形成されている。そして、この
把持部61は、手指により把持されて、回転操作部51
を回転操作する。また、回転操作部51には、穴部62
が設けられている。この穴部62には、ディスク保持部
52が一体に取り付けられ、回転操作部51での回転操
作をディスク保持部52に伝達する。また、この回転操
作部51は、金型装置を用い上記の合成樹脂材料を金型
内に射出充填することにより成形することができ、容易
に製造することができる。
【0044】また、ディスク保持部52は、カートリッ
ジ本体11に回転自在に収納されたディスク12を支持
するディスク支持部材63と、ディスク12を磁気吸着
するためのマグネット64と、ディスク12に取り付け
られたハブ21に穿設されたセンタ穴20に係合される
駆動軸65とを備える。そして、ディスク支持部材63
及び駆動軸65は、熱可塑性樹脂であるポリアセタール
樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂材料により形成される。
【0045】ディスク支持部材63は、基体部66と、
この基体部66から張り出し形成されたディスク受け部
67と、基体部66の中央を貫通して設けられた軸穴6
8とを備える。この基体部66は、円筒状に形成され、
その一方の端部が回転操作部51の穴部62に嵌合され
一体とされる。したがって、この基体部66は、その外
径寸法が回転操作部51の穴部62の外径寸法とほぼ等
しくして形成されて、回転操作部51での回転操作をデ
ィスク保持部52へと伝達する。
【0046】また、ディスク受け部67は、基体部66
の他方の端部から張り出し形成され、ディスク12を受
ける受け皿状に形成されている。そして、このディスク
受け部67には、その端面にディスク受け面69が形成
されている。このディスク受け面69は、カートリッジ
本体11のディスクテーブル進入開口部26の穴径より
やや小とされ、そして、その外径がディスク12の内周
保持部18の外径よりやや小とされている。したがっ
て、このディスク受け面69は、ディスク12を保持し
た場合にも、ディスク12の記録領域16を傷付けるこ
とはない。また、軸穴68は、駆動軸65が嵌合され一
体に取り付けられる。したがって、この軸穴68は、駆
動軸65の外径寸法とほぼ等しくして形成されている。
【0047】この駆動軸65には、その一方の端部にデ
ィスク12のハブ21に穿設されたセンタ穴20に係合
されるセンタ軸70が設けられている。このセンタ軸7
0は、その先端部72が円錐状に形成されている。この
センタ軸70は、センタ穴20に係合されてディスク1
2の位置決めを行うと共に、その先端部72がディスク
カートリッジ10の上ハーフ14の内面に突き当てら
れ、ディスク収納部25の空間部を確保する。したがっ
て、ディスク12は、ディスク収納部25を構成するデ
ィスク収納壁24及び上ハーフ14や下ハーフ15の内
面に接触することなく保持される。
【0048】また、この駆動軸65には、段部73が形
成されている。段部73には、ハブ21を磁気吸着する
ためのリング状のマグネット64が配設される。このマ
グネット64は、サマリウムコバルト、バリウムフェラ
イト等の磁性材により形成される。そして、このマグネ
ット64は、例えば紫外線硬化型の接着剤等を用いて段
部73に取り付けられる。このようにマグネット64
は、回転操作部51が回転操作された際には、ディスク
12のハブ21を磁気吸着することにより、ディスク1
2を回転させる。
【0049】シャッタ保持部53は、全体として矩形形
状を呈した基台74と、ディスクテーブル進入開口部2
6及び記録及び/又は再生開口部27を閉塞するシャッ
タ部材13を開状態に維持するシャッタ保持ガイド75
と、ディスク回転操作装置50のディスクカートリッジ
10への位置決めを行う位置決めガイド76と、穴部7
7を備える。
【0050】シャッタ保持ガイド75(75a、75
b、75c、75d)は、基台74の側面と平行に4か
所に形成されている。そして、このシャッタ保持ガイド
75は、対向するシャッタ保持ガイド75a、75c又
はシャッタ保持ガイド75b、75dとが一対とされ、
その間隔がX寸法とされる。これらシャッタ保持ガイド
75b、75c又はシャッタガイド75b、75dが設
けられる間隔Xは、ディスクカートリッジ10のシャッ
タ部材13がディスクテーブル進入開口部26及び記録
及び/又は再生開口部27を開蓋した状態において、こ
のシャッタ部材13を開状態に保持できるように、カー
トリッジ本体11のシャッタ取付け凹部28の横寸法か
らシャッタ部材13の主面部31の短辺方向の寸法を差
し引いた寸法、すなわち図2に示すC寸法と等しくされ
る。また、シャッタ保持ガイド75は、シャッタ部材1
3を開状態に保持するため、その高さ寸法がシャッタ部
材13の主面部31の厚さ寸法と略等しくなる程度に立
設される。
【0051】これにより、シャッタ保持ガイド75は、
着実にシャッタ部材13を開状態に保持することができ
る。また、このシャッタ保持部材75は、シャッタ保持
ガイド75a、75c又はシャッタ保持ガイド75b、
75dのいずれを用いてもよく、シャッタ保持部53の
ディスクカートリッジ10への取付け方法の自由度を持
たせることができる。なお、このシャッタ保持ガイド7
5は、上述の通り、少なくともシャッタ部材13を開状
態に保持できるものであればよいことから、例えばシャ
ッタ保持ガイド75a、75c又はシャッタ保持ガイド
75b、75dのいずれか一方が基台74に設けられる
ものであっても良い。
【0052】また、位置決めガイド76は、シャッタ保
持ガイド75の内側の中央領域に駆動軸65が挿通され
る穴部77の周縁にリング状に設けられている。この位
置決めガイド76は、カートリッジ本体11のディスク
テーブル進入開口部26の穴径とほぼ等しくして形成さ
れている。したがって、この位置決めガイド76は、基
台74がディスクテーブル進入開口部26が設けられる
側のカートリッジ本体11に突き当てられた際に、ディ
スクテーブル進入開口部26に嵌合され、着実に位置決
めがなされる。また、この位置決めガイド76は、その
高さ寸法がカートリッジ本体11内に収納されたディス
ク12に接触しない程度に設けられ、ディスク12を傷
付けることはない。
【0053】また、基台74は、これらシャッタ保持ガ
イド75及び位置決めガイド76が設けられる側の主面
に、下ハーフ15側のカートリッジ本体11を受けるカ
ートリッジ受け面78が構成されている。すなわち、こ
のカートリッジ受け面78は、シャッタ保持部53がカ
ートリッジ本体11に取り付けられた際に、下ハーフ1
5の外面に突き当てられる。
【0054】また、位置決めガイド76の内方に設けら
れた穴部77には、ディスク保持部52が挿通される。
したがって、この穴部77は、ディスク保持部52の基
体部66の外径よりやや大とされた穴径を有して、ディ
スク保持部52が回転自在に取り付けられる。これによ
り、回転操作部51が回転操作されると、ディスク保持
部52が回転されることになる。
【0055】なお、以上のようなシャッタ保持部53
は、シャッタ部材13を開状態に保持できる構成であれ
ばよい。したがって、このディスク保持部52は、例え
ば次のように構成されていてもよい。なお、ディスク保
持部52と同一部材については、同一の符号を付して詳
細を省略する。例えば、このシャッタ保持部79は、図
3に示すように、シャッタ保持ガイド80が円形に構成
され、このシャッタ保持ガイド80の直径が上記図1に
示すC寸法と等しくされる。また、他の例であるシャッ
タ保持部81は、例えば図4に示すように、シャッタ保
持ガイド82が六角形等の多角形となるように形成さ
れ、その相対向する辺の間隔が図1に示すC寸法と等し
くなるように形成されている。このように構成されるシ
ャッタ保持部79、81は、いずれの場合においても、
シャッタ保持部79、81のディスクカートリッジ10
への装着方法の自由度を持たせることができる。
【0056】このように構成されるディスク回転操作装
置50は、次のように組み立てられる。すなわち、ディ
スク回転操作装置50は、先ず駆動軸65の段部73に
マグネット64を配設した後、駆動軸65をディスク支
持部材63の軸穴68に取り付け、この駆動軸65が取
り付けられたディスク支持部材63を基台74の穴部7
7に挿通させ、回転操作部51の穴部62に一体となる
ように取り付けられる。この際、ディスク支持部材63
のディスク受け面69は、ディスク12を支持できるよ
うに、シャッタ保持部53の位置決めガイド76より、
やや突出するように取り付けられる。
【0057】このように構成されたディスク回転操作装
置50は、例えば図6に示すように、ディスクカートリ
ッジ10に装着される際には、先ず手動でシャッタ部材
13がディスクテーブル進入開口部26及び記録及び/
又は再生開口部27を外方に臨ませる開状態にされたデ
ィスクカートリッジ10に装着される。具体的には、デ
ィスク回転操作装置50は、位置決めガイド76がカー
トリッジ本体11のディスクテーブル進入開口部26に
嵌合されると共に、シャッタ保持ガイド75が開状態と
されたシャッタ部材13の側縁とシャッタ取付け凹部2
8の側縁の段部29に嵌合され、シャッタ部材13を開
状態に保持する。そして、ディスク回転操作装置50
は、駆動軸65のセンタ軸70がハブ21のセンタ穴2
0に係合されると共にカートリッジ本体11の上ハーフ
14側の内面に突き当てられ、ディスク12がマグネッ
ト64により磁気吸着される。
【0058】そして、ディスク回転操作装置50は、こ
の状態において、回転操作部51が回転操作されると、
センタ軸70により位置決めがなされ磁気吸着されたデ
ィスク12を適宜回転させる。したがって、ディスク回
転操作装置50によれば、シャッタ部材13が開蓋され
記録及び/又は再生開口部27が外方に臨まされた状態
で、ディスク12を外方に臨ませることができる。これ
により、ユーザは、例えばディスク12のクリーニング
をする際に、塵芥等の異物が付着したディスク12の場
所を適宜ディスク12を回転させることにより見つけ、
クリーニング液が含浸された不織布等のクリーニング部
材を用いることに払拭することができる。ディスク回転
操作装置50は、ディスクカートリッジ10に装着され
た際に、カートリッジ本体11の記録及び/又は再生開
口部27を閉塞することがないことから、記録及び/又
は再生開口部27より外方に臨まされるディスク12の
両面をクリーニングすることができる。
【0059】この際、ディスク回転操作装置50は、セ
ンタ軸70の先端部72がカートリッジ本体11の上ハ
ーフ14側の内面に突き当てられると共に、シャッタ部
材13のカートリッジ受け面78がカートリッジ本体1
1の下ハーフ15側に突き当てられる。したがって、デ
ィスク12を回転させる際に回転操作部51を強くカー
トリッジ本体11の下ハーフ15側に押圧してしまった
場合にも、カートリッジ本体11内のディスク収納部2
5を一定の間隔Dを確保できる。これにより、ディスク
12は、ディスク収納壁24に接触し、又は上ハーフ1
4側の内面に接触することにより傷つけられることはな
い。
【0060】次に第2の実施の形態であるディスク回転
操作装置90は、例えば図7に示すように、上記シャッ
タ保持ガイド75を設けることなくシャッタ部材13を
開状態に保持できることを特徴とする。したがって、上
記回転操作部51とディスク保持部52は、同一の部材
であることから同一の符号を付して詳細を省略する。な
お、このディスク回転操作装置が用いられるディスクカ
ートリッジは、上記第1の実施の形態であるディスクカ
ートリッジ10と同一であるため同一の符号を付して詳
細は省略する。
【0061】このシャッタ保持部91は、全体として矩
形形状を呈した基台92と、ディスク回転操作装置90
のディスクカートリッジ10への位置決めを行う位置決
めガイド93とを備える。
【0062】この基台92は、熱可塑性樹脂であるポリ
アセタール樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂材料により、
全体として矩形形状に形成される。そして、この基台9
2は、その各側縁部94(94a、94b、94c、9
4d)が上記第1の実施の形態であるディスク回転操作
装置50のシャッタ保持ガイド75と同様な作用を持
つ。すなわち、この基台92は、対向する側縁部94
a、94bと側縁部94b、94dとが一対とされ、平
行となるように設けられ、それぞれの間隔がX寸法とさ
れる。
【0063】これら側縁部94a、94c又は側縁部9
4b、94dが設けられる間隔Xは、ディスクカートリ
ッジ10のシャッタ部材13がディスクテーブル進入開
口部26及び記録及び/又は再生開口部27を開蓋した
状態において、このシャッタ部材13を開状態に保持で
きるように、カートリッジ本体11のシャッタ取付け凹
部28の横寸法からシャッタ部材13の主面部31の短
辺方向の寸法を差し引いた寸法、すなわち図2に示すC
寸法と等しくされる。また、この基台92は、このよう
にシャッタ部材13を開状態に保持する必要があること
から、この厚さ寸法は少なくともシャッタ部材13の主
面部31の厚さ寸法よりやや大とされる。
【0064】これにより、基台92は、側縁部94によ
り、着実にシャッタ部材13を開状態に保持することが
できる。また、この基台92は、側縁部94a、94c
又は側縁部94b、94dのいずれを用いてもよく、デ
ィスク回転操作装置90のディスクカートリッジ10へ
の取付け方法の自由度を持たせることができる。なお、
この基台92は、上述の通り、少なくともシャッタ部材
13を開状態に保持できるものであればよいことから、
例えば側縁部94a、94c又は側縁部94b、94d
のいずれか一方がX寸法とされれば良い。
【0065】また、位置決めガイド93は、基台92の
中央領域に第1の実施の形態で説明した駆動軸65が挿
通される穴部77の周縁にリング状に設けられている。
この位置決めガイド93は、カートリッジ本体11のデ
ィスクテーブル進入開口部26の穴径とほぼ等しくして
形成されている。したがって、この位置決めガイド93
は、基台92がディスクテーブル進入開口部26が設け
られる側のカートリッジ本体11に突き当てられた際
に、ディスクテーブル進入開口部26に嵌合され、着実
に位置決めがなされる。また、この位置決めガイド93
は、その高さ寸法がカートリッジ本体11内に収納され
たディスク12に接触しない程度に設けられ、ディスク
12を傷付けることはない。
【0066】また、基台92は、位置決めガイド93が
設けられる側の主面が下ハーフ15側のカートリッジ本
体11を受けるカートリッジ受け面95として構成され
ている。すなわち、このカートリッジ受け面95は、シ
ャッタ保持部91がカートリッジ本体11に装着された
際に、下ハーフ15の外面に突き当てられる。したがっ
て、カートリッジ受け面95は、ディスク回転操作装置
90を用いてディスク12の回転操作を行う場合におい
ても、駆動軸65の先端部72が上ハーフ14側のカー
トリッジ本体11の内面に突き当てられると共に、下ハ
ーフ15側のカートリッジ本体11の外面に突き当てら
れる。したがって、ディスク12を回転させる際に回転
操作部51を強くカートリッジ本体11の下ハーフ15
側に押圧してしまった場合にも、カートリッジ本体11
内のディスク収納部25に一定の間隔Dを確保できる。
これにより、ディスク12は、ディスク収納壁24に接
触し、又は上ハーフ14側の内面に接触することにより
傷つけられることはない。
【0067】なお、この基台92は、その形状が上記の
矩形形状に限定されるものではなく、例えば基台92を
円形に構成し、その直径寸法を上記図1に示すC寸法に
してもよく、また、基台92を多角形となるように構成
し、その対向する辺の間隔を図1に示すC寸法にしても
よいのは勿論である。このように構成された基台92に
よれば、ディスク回転操作装置90のディスクカートリ
ッジ10への装着方法に自由度を持たせることができ
る。
【0068】このように構成されたディスク回転操作装
置90は、シャッタ保持部91には位置決めガイド93
を設けるだけでよいことから、基台92の形状が単純化
され生産効率の向上を図ることができる。
【0069】第3の実施の形態であるディスク回転操作
装置100は、磁気ディスクが収納されるディスクカー
トリッジに用いられ、ディスクのハブに設けられた位置
決め穴に係合する位置決め凸部が設けられたことを特徴
とする。
【0070】このディスク回転操作装置100が用いら
れるディスクカートリッジ110は、例えば図9に示す
ように、全体として略浅皿方形を呈して形成された上ハ
ーフ111と下ハーフ112とを組み合わせてカートリ
ッジ本体113を構成し、このカートリッジ本体113
に磁気ディスク114が回転自在に収納されている。ま
た、カートリッジ本体113には、前面側にシャッタ部
材115がスライド自在に取り付けられている。
【0071】このカートリッジ本体113に収納される
磁気ディスク114は、ディスク基板120と、このデ
ィスク基板120の中央領域に取り付けられるハブ12
1とから構成される。ディスク基板120は、例えば
0.04mm厚の薄い円板状の高分子フィルムから形成
され、その表面には磁気層が均一に形成されている。ま
た、ハブ121は、一枚の磁性体の金属板をプレス加工
して形成され、ディスク基板に穿設されたセンター穴に
取り付けられる。このハブ121には、その中央に記録
及び/又は再生装置側のスピンドルが係合されるセンタ
穴122と、その近傍に記録及び/又は再生装置側の駆
動軸が嵌合する位置決め穴123が穿設されている。
【0072】上ハーフ111及び下ハーフ112は、成
形性が良好で十分な機械的強度を有する合成樹脂材料、
例えばABS樹脂等により、全体として略浅皿状を呈し
て形成されている。また、これら上ハーフ111及び下
ハーフ112には、それぞれ周周りに立上がり周壁12
4(124a、124b)が立設されている。そして、
これら立上がり周壁124は、上ハーフ111及び下ハ
ーフ112を組み合わせた状態において、互いに突き合
わされて、超音波溶着等することにより接合固定され
て、カートリッジ本体113の外周壁を構成する。
【0073】また、上ハーフ111及び下ハーフ112
には、図示しないが相対向する内面に立上がり周壁12
4に内接してそれぞれが同一円周上に位置する複数の円
弧壁から構成されるディスク収納壁が立設されている。
これらディスク収納壁は、上ハーフ111及び下ハーフ
112が突き合わせ接合された状態において、ディスク
収納部を構成する。そして、このディスク収納部は、収
納された磁気ディスク114の収納位置を規制してい
る。
【0074】下ハーフ112には、これらの中央領域に
位置して円形のディスクテーブル進入開口部125が設
けられている。このディスクテーブル進入開口部125
には、記録及び/又は再生装置にディスクカートリッジ
110を装着した時に、ディスク収納部に収納された磁
気ディスク114を回転駆動する記録及び/又は再生装
置側のディスクテーブルが進入する。また、上ハーフ1
11及び下ハーフ112には、前面側にディスク収納部
25に回転自在に収納された磁気ディスク114の一部
を内外周に亘って外方に臨ませる記録及び/又は再生開
口部126が相対向して設けられている。
【0075】上ハーフ111及び下ハーフ112には、
その前面側にシャッタ取付け凹部127が形成されて、
その側縁には、シャッタ部材115の位置を規制する段
部128が形成されている。このシャッタ取付け凹部1
27は、記録及び/又は再生開口部126を含むシャッ
タ部材115がスライド動作を行う範囲で上ハーフ11
1と下ハーフ112にほぼ等しく形成されている。そし
て、このシャッタ取付け凹部127には、記録及び/又
は再生開口部126を閉塞するシャッタ部材115が取
り付けられる。
【0076】このシャッタ部材115は、ディスクカー
トリッジ110が記録及び/又は再生装置に装填されな
い非使用時に、記録及び/又は再生開口部126からデ
ィスク収納部に塵や埃等が進入して、ディスク収納部に
収納された磁気ディスク114に付着することを防止
し、また、磁気ディスク114の記録領域に手、指等が
触れるのを防止する。このシャッタ部材115は、薄い
金属板をプレス加工して形成されており、上ハーフ11
1及び下ハーフ112の記録及び/又は再生開口部12
6を閉塞するに足る大きさを有する一対の主面部129
と、これらを連結する連結部130とにより構成され、
全体として略コ字状を呈して形成されている。そして、
主面部129は、記録及び/又は再生開口部126を閉
塞するに十分な大きさを有している。また、この主面部
129には、記録及び/又は再生開口部126の開口寸
法よりやや大とされる開口部132が設けられている。
この開口部132は、シャッタ部材115がスライドさ
れた際に、記録及び/又は再生開口部129を外方に臨
ませる。
【0077】このように構成されたシャッタ部材115
は、カートリッジ本体113の前面側に設けられたシャ
ッタガイド溝131に係合され、図示しないシャッタス
プリングにより図9に示すE方向に付勢されている。そ
して、シャッタ部材115は、記録及び/又は再生装置
に装填されると、記録及び/又は再生装置側のシャッタ
開放機構により、図9に示すF方向にスライド動作され
て、記録及び/又は再生開口部126を閉塞した位置か
ら記録及び/又は再生開口部126を開口部132から
外方に臨ませる。
【0078】このように構成されるディスクカートリッ
ジ110は、記録及び/又は再生装置に装填されるとデ
ィスクテーブルに装着される。このディスクテーブル
は、中心にハブ121に設けられたセンタ穴122に係
合するセンタスピンドルと位置決め穴123に係合する
駆動軸とを有すると共に、これらの外周側には、磁気デ
ィスク114を支持するディスク受け面が構成されてい
る。
【0079】そして、このディスク受け面には、その内
周部に金属材料からなるハブ121を磁気吸引をするた
めにセンタスピンドルを中心にして均一な磁界を発生さ
せるように、リング状に形成されたマグネットが配設さ
れている。したがって、ディスクカートリッジ110
は、記録及び/又は再生装置に装填されると、ハブ12
1のセンタ穴122にセンタスピンドルが嵌合すると共
に位置決め穴123に駆動軸が係合され磁気ディスク1
14の位置決めがなされると共に、磁気ディスク114
がマグネットによりマグネットチャッキングされ、ディ
スクテーブルと一体に回転可能な状態とされる。
【0080】そして、このようなディスクカートリッジ
110に用いられるディスク回転操作装置100は、図
8に示すように、把持して回転操作される回転操作部1
41と、この回転操作部141に取り付けられ、ディス
クテーブル進入開口部125に進入されて磁気ディスク
114の位置決めを行うと共に磁気ディスク114を保
持するディスク保持部142と、シャッタ部材115を
開状態に保持するシャッタ保持部143とを備える。
【0081】回転操作部141は、熱可塑性樹脂である
ポリアセタール樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂材料によ
り、全体として円筒状を呈して形成されている。この回
転操作部141には、その外周面に凹条溝が軸方向に多
数刻設されて把持部150が形成されている。そして、
この把持部150は、手指により把持されて、回転操作
部141を回転操作する。また、回転操作部141に
は、穴部151が設けられている。この穴部151に
は、ディスク保持部142が一体に取り付けられ、回転
操作部141での回転操作をディスク保持部142に伝
達する。また、この回転操作部141は、金型装置を用
い上記の合成樹脂材料を金型内に射出充填することによ
り成形することができ、容易に製造することができる。
【0082】また、ディスク保持部142は、全体が円
筒状を呈して形成される基体部152と、この基体部1
52の一方の端部に設けられる円盤状のディスク受け部
153とから構成される。また、ディスク保持部142
は、熱可塑性樹脂であるポリアセタール樹脂、ABS樹
脂等の合成樹脂材料により形成される。
【0083】ディスク受け部153には、その中央部に
軸部154が設けられている。この軸部154は、その
先端部が円錐状に形成され、磁気ディスク114のハブ
121のセンタ穴122に係合される。この軸部154
は、ハブ121のセンタ穴122に係合されると共に、
カートリッジ本体113の上ハーフ111側の内面に突
き当てられる。この軸部154は、ハブ121のセンタ
穴122に係合されることにより磁気ディスク114の
位置決めを行うと共に、その先端部がカートリッジ本体
113の上ハーフ111側の内面に突き当てられ、カー
トリッジ本体113内のディスク収納部を確保する。
【0084】また、このディスク受け部153には、軸
部154の近傍に位置決め凸部155が設けられてい
る。この位置決め凸部155は、磁気ディスク114の
ハブ121に設けられた位置決め穴123に係合され、
軸部154と共に磁気ディスク114の位置決めを行
う。
【0085】また、ディスク受け部153は、これら軸
部154及び位置決め凸部155が設けられる側の主面
がディスク受け面156として構成されている。このデ
ィスク受け面156は、カートリッジ本体113のディ
スクテーブル進入開口部125の穴径よりやや小とさ
れ、そして、その外径が磁気ディスク114のハブ12
1の外径とほぼ等しくされている。したがって、このデ
ィスク受け面156は、磁気ディスク114を保持した
場合にも、磁気ディスク114の記録領域を傷付けるこ
とはない。
【0086】また、このディスク保持部142には、そ
の内部にハブ121を磁気吸着するためのリング状のマ
グネットが配設される。このマグネットは、サマリウム
コバルト、バリウムフェライト等の磁性材により形成さ
れる。そして、マグネットは、回転操作部141が回転
操作された際には、磁気ディスク114のハブ121を
磁気吸着することにより、磁気ディスク114を回転さ
せる。
【0087】このように構成されるディスク保持部14
2は、基体部152のディスク受け部153が設けられ
ない他方の端部が回転操作部141の穴部151に一体
となるように取り付けられ、回転操作部141での回転
操作がディスク保持部142へと伝達される。したがっ
て、この基体部152の直径寸法は、回転操作部141
の穴部151の直径寸法がほぼ等しく形成される。
【0088】シャッタ保持部143は、全体として凸字
形状を呈し、記録及び/又は再生開口部126を閉塞す
るシャッタ部材115を開状態に維持するシャッタ保持
ガイド157と、ディスク回転操作装置100のディス
クカートリッジ110への位置決めを行う位置決めガイ
ド158と、穴部159とを備える。
【0089】シャッタ保持ガイド157(157a、1
57b)は、シャッタ保持部143の突出部161に互
いに平行に設けられている。この突出部161は、シャ
ッタ保持部143がカートリッジ本体113に突き当て
られた際に、下ハーフ112側の記録及び/又は再生開
口部126のすべてを閉塞しないように突出して設けら
れている。そして、この突出部161に設けられるシャ
ッタ保持ガイド157は、シャッタ保持ガイド157a
とシャッタ保持ガイド157bの間隔がYとされる。
【0090】この間隔Yは、ディスクカートリッジ11
0のシャッタ部材115が記録及び/又は再生開口部1
25を開口部132より外方に臨まされた状態におい
て、この状態を保持できるように、シャッタ部材115
に設けられた開口部132の短辺方向の寸法である図9
に示すG寸法とされる。また、このシャッタ保持ガイド
157は、その長さ寸法が突出部161の突出する寸法
とほぼ等しくされるか、又はそれより小さくされる。し
たがって、シャッタ保持部143は、記録及び/又は再
生開口部126を突出部161によりすべて閉塞される
ことはない。さらには、このシャッタ保持ガイド157
は、シャッタ部材115を開状態に保持するため、その
高さ寸法がシャッタ部材115の主面部129の厚さ寸
法と略等しくなる程度に立設される。
【0091】また、位置決めガイド158は、シャッタ
保持ガイド157の内側の中央領域にディスク保持部1
42が挿通される穴部159の周縁に円環状に設けられ
ている。この位置決めガイド158は、カートリッジ本
体113のディスクテーブル進入開口部125の穴径と
ほぼ等しくして形成されている。したがって、この位置
決めガイド158は、シャッタ保持部143がディスク
テーブル進入開口部125が設けられる側のカートリッ
ジ本体113に突き当てられた際に、ディスクテーブル
進入開口部125に嵌合され、着実に位置決めがなされ
る。また、この位置決めガイド158は、その高さ寸法
がカートリッジ本体113内に収納された磁気ディスク
114に接触しない程度に設けられ、磁気ディスク11
4を傷付けることはない。
【0092】また、シャッタ保持部143には、これら
シャッタ保持ガイド157及び位置決めガイド158が
設けられる側の主面に、下ハーフ112側のカートリッ
ジ本体113を受けるカートリッジ受け面160が構成
されている。すなわち、このカートリッジ受け面160
は、シャッタ保持部143がカートリッジ本体113に
取り付けられた際に、下ハーフ113に突き当てられ
る。したがって、カートリッジ受け面160は、ディス
ク回転操作装置100を用いて磁気ディスク114の回
転操作を行う場合においても、上述の通り、ディスク保
持部142の軸部154の先端部が上ハーフ111側の
カートリッジ本体113の内面に突き当てられると共
に、下ハーフ112側のカートリッジ本体113の外面
に突き当てられる。
【0093】穴部159には、ディスク保持部142が
挿通される。したがって、この穴部159は、ディスク
保持部142の基体部152の外径よりやや大とされた
穴径を有して、ディスク保持部142が回転自在に取り
付けられる。これにより、ディスク保持部142は、回
転操作部141が回転操作されると、回転される。
【0094】このように構成されるディスク回転操作装
置100は、次のように組み立てられる。すなわち、デ
ィスク回転操作装置100は、マグネットが配設された
ディスク保持部142がシャッタ保持部143の穴部1
59に挿通されて、回転操作部141の穴部151に取
り付けられる。この際、ディスク保持部142のディス
ク受け面156は、磁気ディスク114を支持できるよ
うに、シャッタ保持部143の位置決めガイド158よ
り、やや突出するように取り付けられる。
【0095】このように構成されたディスク回転操作装
置100は、ディスクカートリッジ110に装着される
際には、先ず手動でシャッタ部材115が記録及び/又
は再生開口部126を外方に臨ませる開状態にされたデ
ィスクカートリッジ110に装着される。具体的には、
ディスク回転操作装置100は、位置決めガイド158
がカートリッジ本体113のディスクテーブル進入開口
部125に嵌合されると共に、シャッタ保持ガイド15
7がスライドされたシャッタ部材115の開口部132
に嵌合され、シャッタ部材115を開状態に保持する。
そして、ディスク回転操作装置100は、ディスク保持
部142の軸部154がハブ121のセンタ穴122に
係合し位置決め凸部155がハブ121の位置決め穴1
23に係合されると共にカートリッジ本体113の上ハ
ーフ111側の内面に突き当てられ、磁気ディスク11
4がマグネットによりディスク受け面156に磁気吸着
される。
【0096】そして、ディスク回転操作装置100は、
この状態において、回転操作部141が回転操作される
と、軸部154及び位置決め凸部155により位置決め
がなされ磁気吸着された磁気ディスク114を適宜回転
させる。したがって、ディスク回転操作装置100によ
れば、シャッタ部材115の開口部132より記録及び
/又は再生開口部126が外方に臨まされた状態で、磁
気ディスク114を外方に臨ませることができる。これ
により、ユーザは、例えば磁気ディスク114のクリー
ニングをする際に、塵芥等が付着した磁気ディスク11
4の場所を適宜磁気ディスク114を回転させることに
より見つけることができる。そして、ディスク回転操作
装置100は、ディスクカートリッジ110に装着され
た際に、カートリッジ本体113の記録及び/又は再生
開口部126を閉塞することがないことから、記録及び
/又は再生開口部126より外方に臨まされる磁気ディ
スク114の両面をクリーニングすることができる。
【0097】この際、ディスク回転操作装置100は、
軸部154の先端部がカートリッジ本体113の上ハー
フ111側の内面に突き当てられると共に、シャッタ部
材115のカートリッジ受け面160がカートリッジ本
体113の下ハーフ112側に突き当てられる。したが
って、ディスク回転操作装置100は、磁気ディスク1
14を回転させる際に回転操作部141を強くカートリ
ッジ本体113の下ハーフ112側に押圧してしまった
場合にも、カートリッジ本体113内のディスク収納部
を一定の間隔に確保できる。これにより、磁気ディスク
114は、ディスク収納壁に接触し、又は上ハーフ11
1側の内面に接触することにより傷つけられることはな
い。
【0098】
【発明の効果】本発明に係るディスク回転操作装置によ
れば、シャッタ保持部によりディスクカートリッジの窓
部を開状態に維持した状態で、カートリッジ内に収納さ
れたディスクを回転操作できる。また、ディスク回転操
作装置は、ディスク保持部がカートリッジの開口部に嵌
合されていることから、カートリッジ内のディスク収納
部の空間部内に持ち上げられる。したがって、ディスク
は、カートリッジ内の空間部にカートリッジの内壁に接
触することなく回転されることから、傷つけられること
はない。さらには、ディスク回転操作装置によれば、カ
ートリッジに収納されたディスクの両面が窓部より外方
に臨ませることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク回転操作装置の分解斜視
図である。
【図2】同ディスク回転操作装置に用いられるディスク
カートリッジの分解斜視図である。
【図3】シャッタ保持部の変形例を示す全体斜視図であ
る。
【図4】シャッタ保持部の変形例を示す全体斜視図であ
る。
【図5】同ディスク回転操作装置の一部切り欠き縦断面
図である。
【図6】同ディスク回転操作装置にディスクカートリッ
ジが装着された状態を示す要部一部切り欠き縦断面図で
ある。
【図7】第2の実施の形態であるディスク回転操作装置
の全体斜視図である。
【図8】第3の実施の形態であるディスク回転操作装置
の分解斜視図である。
【図9】同ディスク回転操作装置に用いられるディスク
カートリッジの全体斜視図である。
【図10】従来のディスク回転操作装置の全体斜視図で
ある。
【図11】同ディスク回転操作装置の収納体に取り付け
られる蓋体の構造を示す要部断面図である。
【図12】同ディスク回転操作装置の回転操作部の要部
縦断面図である。
【符号の説明】
10 ディスクカートリッジ、11 カートリッジ本
体、12 ディスク、13シャッタ部材、14 上ハー
フ、15 下ハーフ、21 ハブ、20 センタ穴、5
0 ディスク回転操作装置、51 回転操作部、52
ディスク保持部、53 シャッタ保持部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持して回転操作される回転操作部と、 上記回転操作部に取り付けられ、カートリッジのディス
    ク駆動機構進入開口部に進入されてディスクの位置決め
    を行うと共にディスクを保持するディスク保持部と、 ディスクの一部を外方に臨ませる窓部及び/又は上記デ
    ィスク駆動機構進入開口部を閉塞するシャッタを開状態
    に保持するシャッタ保持部と、 を備えることを特徴とするディスク回転操作装置。
  2. 【請求項2】 上記ディスク保持部には、マグネットが
    配設され、上記ディスクに取り付けられたハブを吸引す
    ることによりディスクを保持することを特徴とする請求
    項1記載のディスク回転操作装置。
  3. 【請求項3】 上記ハブには、ディスク駆動機構側のス
    ピンドルが嵌合されるセンタ穴が穿設され、 上記ディスク保持部には、上記センタ穴に挿通され、上
    記ディスクが収納されるカートリッジの内面に突き当て
    られる回転軸が設けられたことを特徴とする請求項1記
    載のディスク回転操作装置。
  4. 【請求項4】 上記シャッタ保持部には、上記カートリ
    ッジのディスク駆動機構進入開口部側の外面に突き当て
    られるカートリッジ保持部が設けられたことを特徴とす
    る請求項3記載のディスク回転操作装置。
  5. 【請求項5】 上記ディスク保持部には、ハブに穿設さ
    れた位置決め穴に嵌合する凸部が設けられ、ディスクの
    位置決めを行うことを特徴とする請求項1記載のディス
    ク回転操作装置。
JP8108194A 1996-04-26 1996-04-26 ディスク回転操作装置 Withdrawn JPH09293358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8108194A JPH09293358A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 ディスク回転操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8108194A JPH09293358A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 ディスク回転操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09293358A true JPH09293358A (ja) 1997-11-11

Family

ID=14478403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8108194A Withdrawn JPH09293358A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 ディスク回転操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09293358A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3381277B2 (ja) ディスクプレーヤ装置
JPH0457267A (ja) ディスクカートリッジ
KR20040086501A (ko) 디스크 카트리지
JPH07320359A (ja) 光ディスクカートリッジ及び光ディスクドライブ装置
JPH05159528A (ja) ディスククリーナ装置
JP3036108B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3465262B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH09293358A (ja) ディスク回転操作装置
JP3997607B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3379231B2 (ja) ディスクカートリッジおよびディスククランプ装置
JPH10320955A (ja) ディスクカートリッジ
JPH04245082A (ja) ディスクカートリッジ
JP3500840B2 (ja) ディスクカートリッジ
KR100699644B1 (ko) 디스크 카트리지, 데이터 저장 매체 및 디스크 드라이브
JP3489322B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH04332979A (ja) ディスクカートリッジ
JP3531321B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH0624058Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH09251748A (ja) ディスクカートリッジ
JPH0536237A (ja) デイスクカートリツジ用リボルバ
KR100369469B1 (ko) 클램퍼일체형디스크카트리지
JP2000260151A (ja) ディスクケース及びディスクカートリッジ
JP3063262B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3211293B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH06274957A (ja) 光磁気記録用磁気ヘッドのクリーニングディスク

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030701