JPH09292417A - 演算装置 - Google Patents
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- JPH09292417A JPH09292417A JP9039474A JP3947497A JPH09292417A JP H09292417 A JPH09292417 A JP H09292417A JP 9039474 A JP9039474 A JP 9039474A JP 3947497 A JP3947497 A JP 3947497A JP H09292417 A JPH09292417 A JP H09292417A
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Abstract
目的とする。 【解決手段】 第1、第2の1ビットA/D変換器10
1,102は、被測定系の電圧、電流にそれぞれ正比例
した各入力電圧をそれぞれ1ビットのコードに変換す
る。第1、第2のアップダウンカウンタ109,110
は、そのコードによりそれぞれクロックのアップ/ダウ
ンカウントが制御され、各入力電圧のA/D変換値をそ
れぞれ出力する。ラッチ113は、入力されるデータの
1クロック前のデータを保持して出力する。加減算器1
12は、第1、第2の1ビットA/D変換器101,1
02の各出力データ及び当該各出力データの排他的論理
和による制御の基で、ラッチ113の出力データに第
1、第2のアップダウンカウンタ109,110の各出
力データ及び数値1を加減算することにより、各入力電
圧の積に比例した演算データをラッチ113に出力す
る。加算器114は、ラッチから出力されたデータを積
算する。
Description
電流により電力又は電力量を演算する演算装置に関す
る。
置としては、例えば図7に示すようなものがある。同図
において、T1,T2は被測定系の電圧、電流に正比例
した各電圧V1,A1を入力する入力端子、201,2
02は各電圧V1,A1をそれぞれデジタル値に変換す
る第1、第2のA/D変換器である。203はCPUで
あり、第1、第2のA/D変換器201,202からの
デジタル値出力を一定間隔ごとにソフトウェアで乗算、
積算する。この装置では、W=V1・A1cosψを演
算する。このような演算装置は、一般的に、1周期以上
積算して単位時間に換算すれば電力計として、また無限
時間積分を行えば電力量計として機能する。
V1・A1sinψを演算すればよいので、90°の移
相が必要となる。実用上は電圧V1の方が移相しやすい
ので、従来において無効電力を求めるにはCPU203
が電圧V1をシフトする処理を行っている。
演算装置では、電力と無効電力のいずれを求める場合に
おいても、(イ)CPUのソフトウェアで乗算を行って
いるので乗算命令処理に時間がかかる。(ロ)CPUの
ソフトウェアで乗算を行っているのでソフトウェアが忙
しく、他の仕事をソフトウェアで行いにくい。(ハ)A
/D変換器を使用しているので変換に時間がかかり、サ
ンプリング頻度を上げにくい。その結果、精度を上げる
ためにA/D変換器のビット数も多くすると、変換に時
間がかかることに加えて高価なものとなる、という諸種
の問題点があった。
ては、CPUのソフトウェアで電圧V1のデータを移相
しているため、例えばA/D変換器の出力が16ビット
データであるならば、その16ビットをシフトしなけれ
ばならず、処理が複雑になると共に、過多なメモリやレ
ジスタが必要になるという問題点があった。
電力計、電力量計を全てハードウェアで組むことがで
き、又はソフトウェア処理を最小限にすることでCPU
を小型化し、システムとして低コスト化することがで
き、またアナログ部が少なくLSI化しても小型化が可
能でこの点においても低コスト化することができ、さら
にサンプリング頻度を上げて高精度化することができる
演算装置を提供することを目的とする。
ドウェアとしての簡易な移相回路を付加するのみで無効
電力を得ることができる演算装置を提供することを目的
とする。
に、請求項1記載の発明は、被測定系の電圧、電流にそ
れぞれ正比例した各入力電圧をそれぞれ1ビットのコー
ドに変換する第1、第2の1ビットA/D変換器と、該
第1、第2の1ビットA/D変換器から出力された前記
コードによりそれぞれクロックのアップ/ダウンカウン
トが制御され、前記各入力電圧のA/D変換値をそれぞ
れ出力する第1、第2のアップダウンカウンタと、入力
されるデータの1クロック前のデータを保持して出力す
るラッチと、前記第1、第2の1ビットA/D変換器の
各出力データ及び当該各出力データの排他的論理和によ
る制御の基で、該ラッチの出力データに前記第1、第2
のアップダウンカウンタの各出力データ及び数値1を加
減算することにより、前記各入力電圧の積に比例した演
算データを前記ラッチに出力する加減算器と、前記ラッ
チから出力されたデータを積算する加算器と、を有する
ことを要旨とする。
それぞれ正比例した各入力電圧が第1、第2の1ビット
A/D変換器でそれぞれ1ビットのコードに変換され、
第1、第2のアップダウンカウンタでその各入力電圧の
A/D変換値が得られる。このA/D変換値を基に加減
算器で各入力電圧の積に比例した演算データが得られ、
この演算データを加算器で加算することにより電力量が
計測される。電力量演算装置を全てハードウェアで構成
することができてCPUソフトウェアを介在させずに演
算が可能であり、またアナログ部としては1ビットA/
D変換器の部分のみで非常に少なくLSI化しても小型
にすることが可能となる。さらにA/D変換機能部はサ
ンプリング頻度を上げて高精度化することが可能とな
る。
の演算装置において、前記加算器から出力されるデータ
は、一定時間ごとにクリアされるように構成してなるこ
とを要旨とする。この構成により、上記請求項1記載の
発明とほぼ同様の機能を有する電力演算装置を実現する
ことが可能となる。
の演算装置において、前記第1の1ビットA/D変換器
と前記第1のアップダウンカウンタとの間に設けられ、
第1の1ビットA/D変換器の出力データを、前記被測
定系の電圧に正比例した入力電圧の信号の1/4位相分
の時間遅延させて、前記第1のアップダウンカウンタに
出力する遅延回路を、更に備えたことを要旨とする。こ
の構成により、上記電力量演算器の作用効果と同様の作
用効果を有する無効電力量演算器が得られる。
の演算装置において、前記被測定系の電圧に正比例した
入力電圧の信号の周波数を逐次検出し、その周波数の情
報を遅延回路に与える周波数検出回路を、更に備えたこ
とを要旨とする。この構成により、被測定系の電圧の周
波数が変動した場合においても、正確に1/4位相分の
時間遅延が行える。
の演算装置において、前記遅延回路は、直列に接続さ
れ、第1段目に第1の1ビットA/D変換器の出力信号
が入力され、クロックφを基準信号として動作する複数
のシフトレジスタと、前記周波数検出回路からの信号を
デコードするデコーダと、前記デコーダの出力信号のそ
れぞれを一方の入力端子に入力すると共に、前記複数の
シフトレジスタのそれぞれの出力信号を他方の入力端子
に入力する複数の論理積ゲートと、前記複数の論理積ゲ
ートのそれぞれの出力信号を入力する論理和ゲートと、
を備えることを要旨とする。
請求項5記載の演算装置において、前記加算器から出力
されるデータは、一定時間ごとにクリアされるように構
成してなることを要旨とする。この構成により、無効電
力演算装置を実現することが可能となる。
請求項6記載の演算装置において、前記第1、第2のア
ップダウンカウンタ、前記加減算器、前記ラッチ、及び
前記加算器の少なくとも一部の機能を、CPUソフトウ
ェアで実行させるように構成してなることを要旨とす
る。この構成により、少なくとも従来に比べて高精度で
低コストの、電力量、電力、無効電力量、及び無効電力
を算出する演算装置を実現することが可能となる。
施形態を詳細に説明する。
施形態の構成図である。図1において、T1,T2は被
測定系の電圧、電流に正比例した各電圧V1,A1を入
力する入力端子、101,102はデルタ変調器と呼ば
れる第1、第2の1ビットA/D変換器であり、コンパ
レータ103,104、積分器105,106及びD型
フリップフロップ107,108をそれぞれ内蔵し、入
力した電圧V1,A1をそれぞれパルス列f(n),g
(n)に符号化(コード化)して出力する。その出力タ
イミングはクロックφにより決められる。即ち、第1
(又は第2)の1ビットA/D変換器101(又は10
2)は、クロックφの立上がり時に積分器105(又は
106)の出力電圧F(n)(又はG(n))と入力電
圧V1(又はA1)の大きさをコンパレータ103(又
は104)で比較し、V1>Fa(n)(又はA1>G
a(n))のときはD型フリップフロップ107(又は
108)を介してHレベルを出力し、積分器105(又
は106)の出力は+Δvだけ加算される。またV1<
Fa(n)(又はA1<Ga(n))のときはD型フリ
ップフロップ107(又は108)を介してLレベルを
出力し、積分器105(又は106)の出力は−Δvだ
け加算、すなわちΔvだけ減算される。109,110
は第1、第2のアップダウンカウンタであり、1ビット
A/D変換器101,102の出力f(n),g(n)
によりアップ/ダウンカウントが制御され、クロックφ
の数をカウントする。第1、第2のアップダウンカウン
タ109,110の出力は、それぞれFd(n−1),
Gd(n−1)となり、入力電圧V1,A1をA/D変
換した値となる。111は排他的論理和ゲートであり、
第1、第2の1ビットA/D変換器101,102の出
力f(n),g(n)の排他的論理和h(n)を出力す
る。112は加減算器であり、4つの入力A,B,C,
Dのデジタル値(ラッチ113の出力値W(n−1)、
第1のアップダウンカウンタ109の出力値Fd(n−
1)、第2のアップダウンカウンタ110の出力値Gd
(n−1)、数値+1)を加減算しており、B,C,D
入力については、(+/−)端子に入力される信号(g
(n),f(n),h(n))により加減が決定され
る。つまり(+/−)端子がHレベルなら加算、Lレベ
ルなら減算となる。加減算器112の出力は、瞬時ごと
の入力電圧の積V1・A1に比例した値W(n)とな
る。113はラッチであり、クロックφにより加減算器
112の出力W(n)の1クロック前の信号W(n−
1)をラッチする。したがってその出力はW(n−1)
である。114は加算器であり、クロックφのタイミン
グでラッチ113の出力W(n−1)と加算器114自
身の1クロック前までの総和、即ちW(i)についてi
が1から(n−2)までの積分値との加算を行ってい
る。その結果、瞬時ごとの入力電圧V1,A1の乗算値
の積分値∫W(i)を得るようになっている。
作用を、図2(a)乃至2(g)を用いて説明する。図
2(a)乃至2(g)のそれぞれは各部の波形を示して
おり、図2(a)のV1、図2(d)のA1は被測定系
の電圧、電流に正比例した電圧、図2(c)のf
(n)、図2(f)のg(n)はそれぞれV1,A1を
デルタ変調したパルスであり、その値は+1又は−1し
かない。図2(b)のFa(n)、図2(e)のGa
(n)は第1、第2の1ビットA/D変換器101,1
02中の積分器105,106の出力であり、それぞれ
の入力電圧V1,A1のコード化された値である。図2
(g)のnは図2(a)乃至2(f)におけるn番目を
表している。
入力電圧の積V1・A1を求めることである。V1はF
(n)に略等しく、A1はG(n)に略等しいので、F
(n)・G(n)=W(n)と定義する。n回動作まで
の第1の1ビットA/D変換器101の出力をf
(1),f(2),f(3),…,f(n)とすると、
そのときの積分器105の出力電圧Fa(n)は、式
(1)で表現できる。
の出力はf(n)によりアップ/ダウンカウントが制御
され、クロックφの数をカウントするので、Fa(n)
をデジタルコード化した値Fdとなる。ただしクロック
φの関係でFd(n)ではなく(n−1)回目の値Fd
(n−1)を出力することになる。いま求めたい値F
(n)・G(n)=W(n)は、式(2)で表現でき
る。
1,g(n)=±1であるので、式(2)は以下の4つ
の状態で表すことができる。
2の出力データW(n)をサンプルし、クロックφの1
クロックディレイを利用してW(n−1)としてサンプ
ルしておき、加減算器112によりラッチ113の出力
データW(n−1)、第1のアップダウンカウンタ10
9の出力データFd(n−1)、第2のアップダウンカ
ウンタ110の出力データGd(n−1)及び数値1の
加減算を行えばW(n)を求めることができる。
算の意味をわかりやすく説明する。上記乃至の場合
が、それぞれ図3(a)乃至3(d)に対応している。
それぞれの図において、実線で囲まれた部分がW(n)
であり、点線で囲まれた部分がW(n−1)である。ま
た、右下がり斜線の部分がF(n−1)であり、左下が
り斜線の部分がG(n−1)である。
すように、W(n)を求める際に、W(n−1)にF
(n−1)及びG(n−1)を加えただけでは、1だけ
不足しているので1を加えている。上記の場合におい
ては、図3(b)に示すように、W(n)を求める際
に、W(n−1)からF(n−1)を差し引き、G(n
−1)を加えると、1だけ余分に加えていることになる
ので、1を差し引いている。上記の場合においては、
図3(c)に示すように、W(n)を求める際に、W
(n−1)にF(n−1)を加え、G(n−1)を差し
引くと、1だけ余分に加えていることになるので、1を
差し引いている。上記の場合においては、図3(d)
に示すように、W(n)を求める際に、W(n−1)か
らF(n−1)及びG(n−1)を差し引くと、1だけ
不足しているので1を加えている。
1),Gd(n−1)、1の加減算はそれぞれg
(n),f(n),h(n)(f(n)とg(n)のE
Xnor)により制御される。これにより加減算器11
2の出力データは入力電圧の積V1・A1に正比例した
値W(n)となる。また、このW(n)はV1,A1の
n番目の瞬間の乗算値であるので実際に電力量や電力を
求めるためにはV1・A1=W(n)又はW(n−1)
の積分値が必要となる。このため、加算器114で、加
算器114自身の出力データ、即ちW(i)について、
iが1から(n−2)までの積分値とW(n−1)とを
加算し積分を行っている。
形態において、加算器114で無限積分を行うことで、
電力量を計測する電力量演算装置が実現される。
力量演算装置を全てハードウェアで構成することができ
てCPUソフトウェアを介在させずに演算することがで
き、CPUを小型化することができる。またアナログ部
としては1ビットA/D変換器の部分のみで非常に少な
くLSI化しても小型にすることができ、低コスト化す
ることができる。さらにA/D変換機能部はサンプリン
グ頻度を上げて高精度化することができる。
秒、又は被測定交流信号の数周期ごとにクリアし、それ
までの積算値を単位時間に換算することで、電力を測定
する電力演算装置が実現される。
109,110以降は、全体又は一部をCPUソフトウ
ェアで行うことによっても、低コストの電力量又は電力
演算装置を実現することが可能である。特に、加減算器
112以降をCPUソフトウェアで行うことは、現実的
であり効果的である。
4の入力データをラッチ113の出力W(n−1)では
なく、加減算器112の出力W(n)としてもよく、ま
たデルタ変調器(1ビットA/D変換器101,10
2)をデルタシグマ変調器としても上記と同様の作用、
効果が得られる。
施形態の構成図であり、無効電力又は無効電力量を算出
するための実施形態を示す図である。前述のように、無
効電力又は無効電力量を算出するためには、90°の移
相が必要となるが、この実施形態においては、第1の1
ビットA/D変換器101と第1のアップダウンカウン
タ109との間に遅延回路115を設けている。この遅
延回路115は、例えば、シフトレジスタやデジタルP
LL,CCDなどで構成され、第1の1ビットA/D変
換器101の出力f(n)を、端子T1に入力される信
号の1/4位相分の時間(例えば、その信号の周波数が
50Hzならば5ms)遅延させて、信号fr(n)と
して出力している。
1,102、第1、第2のアダウンカウンタ109,1
10、加減算器112、ラッチ113、及び加算器11
4の動作は第一実施形態と同様である。しかしながら、
この実施形態においては、遅延回路115により信号f
(n)を90°移相させているので、加減算器112は
Fr(n)・G(n)を演算することとなり、結果とし
て無効電力又は無効電力量が算出できることとなる。
施形態の構成図である。この実施形態においては、上記
第二実施形態の構成に更に周波数検出回路116が加え
られている。周波数検出回路116は、信号V1の周波
数を逐次検出し、その情報を遅延回路115に与えてい
る。遅延回路は115、周波数検出回路116から信号
V1の周波数の情報を入力しているので、信号f(n)
の移相を正確に行うことができる。
路115の具体的な構成例を示す図である。同図におい
て、この遅延回路は、直列に接続され、第1段目に第1
の1ビットA/D変換器101の出力信号f(n)が入
力され、クロックφを基準信号として動作する複数のシ
フトレジスタ122と、周波数検出回路116からの信
号をデコードするデコーダ121と、デコーダ121の
出力信号のそれぞれを一方の入力端子に入力すると共
に、複数のシフトレジスタ122のそれぞれの出力信号
を他方の入力端子に入力する複数の論理積ゲート123
と、複数の論理積ゲート123のそれぞれの出力信号を
入力する論理和ゲート124と、で構成される。
24により、各シフトレジスタ122の出力のうち、適
当な段数の出力を選択し、信号fr(n)として出力し
ている。このような構成により、信号V1の周波数が変
動しても、周波数検出回路116からの周波数の情報に
基づいて、正確に信号f(n)を移相させることができ
る。
明によれば、被測定系の電圧、電流にそれぞれ正比例し
た各入力電圧が第1、第2の1ビットA/D変換器でそ
れぞれ1ビットのコードに変換され、第1、第2のアッ
プダウンカウンタでその各入力電圧のA/D変換値が得
られる。このA/D変換値を基に加減算器で各入力電圧
の積に比例した演算データが得られ、この演算データを
加算器で加算することにより電力量が計測される。電力
量演算装置を全てハードウェアで構成することができて
CPUソフトウェアを介在させずに演算が可能であり、
またアナログ部としては1ビットA/D変換器の部分の
みで非常に少なくLSI化しても小型にすることが可能
となる。さらにA/D変換機能部はサンプリング頻度を
上げて高精度化することが可能となる。
から出力されるデータは、一定時間ごとにクリアされる
ように構成したため、上記請求項1記載の発明とほぼ同
様の効果を有する電力演算装置を実現することが可能と
なる。
1ビットA/D変換器と前記第1のアップダウンカウン
タとの間に設けられ、第1の1ビットA/D変換器の出
力データを、前記被測定系の電圧に正比例した入力電圧
の信号の1/4位相分の時間遅延させて、前記第1のア
ップダウンカウンタに出力する遅延回路を、更に備えた
ので、上記電力量演算器の作用効果と同様の作用効果を
有する無効電力量演算器が得られる。
系の電圧に正比例した入力電圧の信号の周波数を逐次検
出し、その周波数の情報を遅延回路に与える周波数検出
回路を、更に備えたので、被測定系の電圧の周波数が変
動した場合においても、正確に1/4位相分の時間遅延
が行える。
路は、直列に接続され、第1段目に第1の1ビットA/
D変換器の出力信号が入力され、クロックφを基準信号
として動作する複数のシフトレジスタと、前記周波数検
出回路からの信号をデコードするデコーダと、前記デコ
ーダの出力信号のそれぞれを一方の入力端子に入力する
と共に、前記複数のシフトレジスタのそれぞれの出力信
号を他方の入力端子に入力する複数の論理積ゲートと、
前記複数の論理積ゲートのそれぞれの出力信号を入力す
る論理和ゲートと、を備えたので、確実に周波数の変動
に対して適応できる。
から出力されるデータは、一定時間ごとにクリアされる
ように構成してため、上記請求項1記載の発明とほぼ同
様の効果を有する無効電力演算装置を実現することが可
能となる。
第2のアップダウンカウンタ、前記加減算器、前記ラッ
チ、及び前記加算器の少なくとも一部の機能を、CPU
ソフトウェアで実行させるように構成したので、少なく
とも従来に比べて高精度で低コストの、電力量、電力、
無効電力量、及び無効電力を算出する演算装置を実現す
ることが可能となる。
図である。
形を示す図である。
意味を説明するための図である。
図である。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 被測定系の電圧、電流にそれぞれ正比例
した各入力電圧をそれぞれ1ビットのコードに変換する
第1、第2の1ビットA/D変換器と、該第1、第2の
1ビットA/D変換器から出力された前記コードにより
それぞれクロックのアップ/ダウンカウントが制御さ
れ、前記各入力電圧のA/D変換値をそれぞれ出力する
第1、第2のアップダウンカウンタと、入力されるデー
タの1クロック前のデータを保持して出力するラッチ
と、前記第1、第2の1ビットA/D変換器の各出力デ
ータ及び当該各出力データの排他的論理和による制御の
基で、該ラッチの出力データに前記第1、第2のアップ
ダウンカウンタの各出力データ及び数値1を加減算する
ことにより、前記各入力電圧の積に比例した演算データ
を前記ラッチに出力する加減算器と、前記ラッチから出
力されたデータを積算する加算器と、を有することを特
徴とする演算装置。 - 【請求項2】 前記加算器から出力されるデータは、一
定時間ごとにクリアされるように構成してなることを特
徴とする請求項1記載の演算装置。 - 【請求項3】 前記第1の1ビットA/D変換器と前記
第1のアップダウンカウンタとの間に設けられ、第1の
1ビットA/D変換器の出力データを、前記被測定系の
電圧に正比例した入力電圧の信号の1/4位相分の時間
遅延させて、前記第1のアップダウンカウンタに出力す
る遅延回路を更に備えたことを特徴とする請求項1記載
の演算装置。 - 【請求項4】 前記被測定系の電圧に正比例した入力電
圧の信号の周波数を逐次検出し、その周波数の情報を遅
延回路に与える周波数検出回路を更に備えたことを特徴
とする請求項3記載の演算装置。 - 【請求項5】 前記遅延回路は、直列に接続され、第1
段目に第1の1ビットA/D変換器の出力信号が入力さ
れ、クロックφを基準信号として動作する複数のシフト
レジスタと、前記周波数検出回路からの信号をデコード
するデコーダと、前記デコーダの出力信号のそれぞれを
一方の入力端子に入力すると共に、前記複数のシフトレ
ジスタのそれぞれの出力信号を他方の入力端子に入力す
る複数の論理積ゲートと、前記複数の論理積ゲートのそ
れぞれの出力信号を入力する論理和ゲートと、を備える
ことを特徴とする請求項4記載の演算装置。 - 【請求項6】 前記加算器から出力されるデータは、一
定時間ごとにクリアされるように構成してなることを特
徴とする請求項3乃至請求項5記載の演算装置。 - 【請求項7】 前記第1、第2のアップダウンカウン
タ、前記加減算器、前記ラッチ、及び前記加算器の少な
くとも一部の機能を、CPUソフトウェアで実行させる
ように構成してなることを特徴とする請求項1乃至請求
項6記載の演算装置。
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JP8-44877 | 1996-03-01 | ||
JP03947497A JP3319701B2 (ja) | 1996-03-01 | 1997-02-24 | 演算装置 |
Publications (2)
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US6473699B2 (en) | 1998-03-10 | 2002-10-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power arithmetic apparatus |
US6496783B1 (en) | 1999-03-05 | 2002-12-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electric power calculation system |
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- 1997-02-24 JP JP03947497A patent/JP3319701B2/ja not_active Expired - Lifetime
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