JPH09292365A - 光走査型二次元濃度分布測定装置 - Google Patents
光走査型二次元濃度分布測定装置Info
- Publication number
- JPH09292365A JPH09292365A JP9049694A JP4969497A JPH09292365A JP H09292365 A JPH09292365 A JP H09292365A JP 9049694 A JP9049694 A JP 9049694A JP 4969497 A JP4969497 A JP 4969497A JP H09292365 A JPH09292365 A JP H09292365A
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- JP
- Japan
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- soi substrate
- concentration distribution
- distribution measuring
- measuring apparatus
- dimensional concentration
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成が簡単かつ高性能な光走査型二次元濃度
分布測定装置を提供すること。 【解決手段】 SOI基板1の一方の面に、電気的に分
離された複数のセンサアレイ8からなるセンシング部5
を形成するとともに、前記SOI基板1の他方の面に、
SOI基板1の裏面側からプローブ光を照射するための
固体発光エレメントアレイ19からなるプローブ光照射
部17を設け、さらに、前記センサアレイ8から信号を
取り出すためのシフトレジスタ16を前記SOI基板1
を構成する半導体基板2にモノリシックに設けた。
分布測定装置を提供すること。 【解決手段】 SOI基板1の一方の面に、電気的に分
離された複数のセンサアレイ8からなるセンシング部5
を形成するとともに、前記SOI基板1の他方の面に、
SOI基板1の裏面側からプローブ光を照射するための
固体発光エレメントアレイ19からなるプローブ光照射
部17を設け、さらに、前記センサアレイ8から信号を
取り出すためのシフトレジスタ16を前記SOI基板1
を構成する半導体基板2にモノリシックに設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば光走査型
pH画像装置などの光走査型二次元濃度分布測定装置に
関する。
pH画像装置などの光走査型二次元濃度分布測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】前記光走査型二次元濃度分布測定装置と
して、例えば、Jpn.J.Appl.Phys.Vo
l.33(1994)pp L394−L397に記載
してあるように、LAPS(Light−Addres
sable Potentiometric Sens
or)方式を採用して、pH感応膜の表面に生ずる電位
を測定するものがある。このような装置においては、E
IS(電解液E−絶縁体I−半導体S)構造に光を走査
し、この光走査によって半導体中において誘発された光
電流を取り出すことにより測定を行うことができる。
して、例えば、Jpn.J.Appl.Phys.Vo
l.33(1994)pp L394−L397に記載
してあるように、LAPS(Light−Addres
sable Potentiometric Sens
or)方式を採用して、pH感応膜の表面に生ずる電位
を測定するものがある。このような装置においては、E
IS(電解液E−絶縁体I−半導体S)構造に光を走査
し、この光走査によって半導体中において誘発された光
電流を取り出すことにより測定を行うことができる。
【0003】ところで、複数成分を同時に計測できる光
走査型二次元濃度分布測定装置として、この出願人に係
る特許出願「複数の溶存物質の濃度分布測定装置」(特
願平7−90320号)がある。この出願の装置は、半
導体基板の一方の面に電気的に分離された複数のセンサ
アレイからなるセンシング部を形成することにより、複
数の成分を効果的に測定することができるようにしたも
のであるが、センシング部を多数に分離した場合、解決
すべき問題が若干ある。例えば信号の取り出しのために
非常に複雑な配線が必要となる。
走査型二次元濃度分布測定装置として、この出願人に係
る特許出願「複数の溶存物質の濃度分布測定装置」(特
願平7−90320号)がある。この出願の装置は、半
導体基板の一方の面に電気的に分離された複数のセンサ
アレイからなるセンシング部を形成することにより、複
数の成分を効果的に測定することができるようにしたも
のであるが、センシング部を多数に分離した場合、解決
すべき問題が若干ある。例えば信号の取り出しのために
非常に複雑な配線が必要となる。
【0004】また、この出願人は、光走査型二次元濃度
分布測定装置におけるプローブ光照射部をLED(発光
ダイオード)、バックライト付きLC(液晶)、EL
(エレクトロルミネセンス)といった素子によって構成
し、このプローブ光照射部を、センシング部を形成した
半導体基板の他方の面に複合構造または一体構造で設け
ることを、「光走査型二次元濃度分布測定装置」(特願
平7−39114号)として特許出願している。しかし
ながら、現在の技術では、単結晶基板に二次元配置のア
レイ構造を構築することはきわめて困難で、将来の薄膜
基板の開発を待つ必要がある。
分布測定装置におけるプローブ光照射部をLED(発光
ダイオード)、バックライト付きLC(液晶)、EL
(エレクトロルミネセンス)といった素子によって構成
し、このプローブ光照射部を、センシング部を形成した
半導体基板の他方の面に複合構造または一体構造で設け
ることを、「光走査型二次元濃度分布測定装置」(特願
平7−39114号)として特許出願している。しかし
ながら、現在の技術では、単結晶基板に二次元配置のア
レイ構造を構築することはきわめて困難で、将来の薄膜
基板の開発を待つ必要がある。
【0005】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、構成が簡単かつ高性能な光走査
型二次元濃度分布測定装置を提供することである。
たもので、その目的は、構成が簡単かつ高性能な光走査
型二次元濃度分布測定装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の光走査型二次元濃度分布測定装置は、S
OI基板の一方の面に、電気的に分離された複数のセン
サアレイからなるセンシング部を形成するとともに、前
記SOI基板の他方の面に、SOI基板の裏面側からプ
ローブ光を照射するための固体発光エレメントアレイか
らなるプローブ光照射部を設け、さらに、前記センサア
レイから信号を取り出すためのシフトレジスタを前記S
OI基板を構成する半導体基板にモノリシックに設けた
ことを特徴としている。
め、この発明の光走査型二次元濃度分布測定装置は、S
OI基板の一方の面に、電気的に分離された複数のセン
サアレイからなるセンシング部を形成するとともに、前
記SOI基板の他方の面に、SOI基板の裏面側からプ
ローブ光を照射するための固体発光エレメントアレイか
らなるプローブ光照射部を設け、さらに、前記センサア
レイから信号を取り出すためのシフトレジスタを前記S
OI基板を構成する半導体基板にモノリシックに設けた
ことを特徴としている。
【0007】ここで、SOIとは、Silicon o
n Insulatorのことであり、SOI基板とし
ては、シリコン単結晶基板上に酸化アルミニウム薄膜を
エピタキシャル成長させ、この酸化アルミニウム薄膜上
にシリコン薄膜をエピタキシャル成長させたシリコン/
酸化アルミニウム/シリコンの三層構造のエピタキシャ
ル成長SOI基板がある。このようなエピタキシャル成
長SOI基板は、本件出願人に係る特願平7−2128
15号に詳しく説明されている。
n Insulatorのことであり、SOI基板とし
ては、シリコン単結晶基板上に酸化アルミニウム薄膜を
エピタキシャル成長させ、この酸化アルミニウム薄膜上
にシリコン薄膜をエピタキシャル成長させたシリコン/
酸化アルミニウム/シリコンの三層構造のエピタキシャ
ル成長SOI基板がある。このようなエピタキシャル成
長SOI基板は、本件出願人に係る特願平7−2128
15号に詳しく説明されている。
【0008】また、SOI基板として、2枚のシリコ
ン基板を酸化膜を介して接合したものや、シリコン基
板とガラス基板とを陽極接合したものや、サファイア
基板の上にシリコン薄膜をエピタキシャル成長させたS
OS(Silicon onSaphire)基板や、
シリコン基板中に酸素イオンを注入することにより酸
化物層を形成したSIMOX(Separation
by Inplanted Oxyzen)基板などを
用いることができる。このようなSOI基板は、本件出
願人に係る特願平7−207889号に詳しく説明され
ている。
ン基板を酸化膜を介して接合したものや、シリコン基
板とガラス基板とを陽極接合したものや、サファイア
基板の上にシリコン薄膜をエピタキシャル成長させたS
OS(Silicon onSaphire)基板や、
シリコン基板中に酸素イオンを注入することにより酸
化物層を形成したSIMOX(Separation
by Inplanted Oxyzen)基板などを
用いることができる。このようなSOI基板は、本件出
願人に係る特願平7−207889号に詳しく説明され
ている。
【0009】そして、固体発光エレメントアレイとして
は、LED以外の固体レーザ、LED、EL、バックラ
イト付きLCなどを用いることができる。
は、LED以外の固体レーザ、LED、EL、バックラ
イト付きLCなどを用いることができる。
【0010】さらに、シフトレジスタとしては、例えば
CCD(電荷結合素子)が用いられる。
CCD(電荷結合素子)が用いられる。
【0011】上記構成よりなる光走査型二次元濃度分布
測定装置は、完全な固体型二次元濃度分布測定装置であ
り、高速測定およびリアルタイム測定が可能となる。
測定装置は、完全な固体型二次元濃度分布測定装置であ
り、高速測定およびリアルタイム測定が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施例
を、図を参照しながら説明する。図1および図2は、こ
の発明の第1実施例に係る光走査型二次元濃度分布測定
装置を示し、これらの図において、1はエピタキシャル
成長SOI基板で、適宜の厚さのシリコン単結晶基板よ
りなる半導体基板2と、この半導体基板2のシフトレジ
スタ14(後述する)が形成される部分以外の上面にγ
−Al2 O3 をエピタキシャル成長させてなる適宜厚さ
の酸化アルミニウム薄膜3と、この酸化アルミニウム薄
膜3の上面にSi(100)をエピタキシャル成長させ
てなる適宜厚さのシリコン薄膜4とから構成されてい
る。
を、図を参照しながら説明する。図1および図2は、こ
の発明の第1実施例に係る光走査型二次元濃度分布測定
装置を示し、これらの図において、1はエピタキシャル
成長SOI基板で、適宜の厚さのシリコン単結晶基板よ
りなる半導体基板2と、この半導体基板2のシフトレジ
スタ14(後述する)が形成される部分以外の上面にγ
−Al2 O3 をエピタキシャル成長させてなる適宜厚さ
の酸化アルミニウム薄膜3と、この酸化アルミニウム薄
膜3の上面にSi(100)をエピタキシャル成長させ
てなる適宜厚さのシリコン薄膜4とから構成されてい
る。
【0013】5はシリコン薄膜4の上面に形成されるセ
ンシング部で、絶縁膜としてのSiO2 膜6およびSi
3 N4 膜7を熱酸化やCVDなどの手法によって順次形
成してなるもので、水溶液などのpHを測定できるよう
に構成されている。そして、このセンシング部5は、図
2に示すように、電気的に分離された複数の短冊状のシ
リコン薄膜4の上面に形成され、センサアレイ8を構成
している。つまり、隣接するセンサアレイ8の間には、
電気的絶縁部である非センシング部分9が介装されてお
り、センサアレイ8どうしは互いに電気的に絶縁されて
いる。
ンシング部で、絶縁膜としてのSiO2 膜6およびSi
3 N4 膜7を熱酸化やCVDなどの手法によって順次形
成してなるもので、水溶液などのpHを測定できるよう
に構成されている。そして、このセンシング部5は、図
2に示すように、電気的に分離された複数の短冊状のシ
リコン薄膜4の上面に形成され、センサアレイ8を構成
している。つまり、隣接するセンサアレイ8の間には、
電気的絶縁部である非センシング部分9が介装されてお
り、センサアレイ8どうしは互いに電気的に絶縁されて
いる。
【0014】10はセンシング部5の周囲を囲むように
して設けられる側壁で、適宜の材料よりなり、この側壁
10に囲われた部分に試料11が収容される。
して設けられる側壁で、適宜の材料よりなり、この側壁
10に囲われた部分に試料11が収容される。
【0015】12,13は対極、比較電極で、液体試料
10に浸漬されるようにして設けられるとともに、ポテ
ンショスタット14に電気的に接続されている。15は
半導体基板2に設けられるオーミック電極で、ポテンシ
ョスタット14に電気的に接続されている。
10に浸漬されるようにして設けられるとともに、ポテ
ンショスタット14に電気的に接続されている。15は
半導体基板2に設けられるオーミック電極で、ポテンシ
ョスタット14に電気的に接続されている。
【0016】16は半導体基板2の上面側にモノリシッ
クに設けられるシフトレジスタで、例えばCCDよりな
る。このシフトレジスタ16は、複数のセンサアレイ8
とそれぞれ電気的に接続され、センサアレイ8において
生じた電流を電荷として蓄積しておき順次取り出すもの
である。
クに設けられるシフトレジスタで、例えばCCDよりな
る。このシフトレジスタ16は、複数のセンサアレイ8
とそれぞれ電気的に接続され、センサアレイ8において
生じた電流を電荷として蓄積しておき順次取り出すもの
である。
【0017】17は半導体基板2の下面(裏面)に、上
面側のセンシング部5に対応するように設けられるプロ
ーブ光照射部で、図2に示すように、複数のLED18
を、図2において矢印Yで示す方向に一直線状に配置し
た固体発光エレメントアレー19を複数個一定の間隔d
をおいて並設してなるものである。このプローブ光照射
部17は、上述したセンシング部5などのセンサ部とは
別途製作され、半導体基板2の下面に適宜の手法により
接合される。なお、図2においては、プローブ光照射部
17を判りやすく図示するため、プローブ光照射部17
を半導体基板2の横に並べて図示している。
面側のセンシング部5に対応するように設けられるプロ
ーブ光照射部で、図2に示すように、複数のLED18
を、図2において矢印Yで示す方向に一直線状に配置し
た固体発光エレメントアレー19を複数個一定の間隔d
をおいて並設してなるものである。このプローブ光照射
部17は、上述したセンシング部5などのセンサ部とは
別途製作され、半導体基板2の下面に適宜の手法により
接合される。なお、図2においては、プローブ光照射部
17を判りやすく図示するため、プローブ光照射部17
を半導体基板2の横に並べて図示している。
【0018】20はプローブ光照射部17の固体発光エ
レメントアレイ19を一つの単位として順次点灯させる
ためのプローブ光照射制御部で、このプローブ光照射制
御部20からの信号を受けた固体発光エレメントアレイ
19のみが順次点灯する。
レメントアレイ19を一つの単位として順次点灯させる
ためのプローブ光照射制御部で、このプローブ光照射制
御部20からの信号を受けた固体発光エレメントアレイ
19のみが順次点灯する。
【0019】21はA/D変換器を含む制御回路で、コ
ンピュータ22からの指令に基づいてポテンショスタッ
ト14、プローブ光照射制御部20に対して制御信号を
送るとともに、シフトレジスタ16からの信号をA/D
変換してコンピュータ21に送るものである。コンピュ
ータ22は、制御回路21に対して適宜指令を送るとと
もに、制御回路21から入力される信号に基づいて適宜
演算や分析を行い、その結果をディスプレイ23に表示
したり、メモリに記憶する。
ンピュータ22からの指令に基づいてポテンショスタッ
ト14、プローブ光照射制御部20に対して制御信号を
送るとともに、シフトレジスタ16からの信号をA/D
変換してコンピュータ21に送るものである。コンピュ
ータ22は、制御回路21に対して適宜指令を送るとと
もに、制御回路21から入力される信号に基づいて適宜
演算や分析を行い、その結果をディスプレイ23に表示
したり、メモリに記憶する。
【0020】上記構成の光走査型二次元濃度分布測定装
置においては、センシング部5の側壁10に囲われた部
分に試料(例えば液体)11を入れると、センシング部
5のSi3 N4 膜7に、それに接する試料11のpHに
応じた電位が生ずる。この状態において、対極12とオ
ーミック電極15との間にバイアス電圧を印加してプロ
ーブ光照射部17の固体発光エレメントアレイ19を動
作させて、プローブ光24を図1において矢印X方向に
順次走査させると、光電流が発生し、この電流量は、S
i3 N4 膜7に接する試料11のpHに応じたものとな
る。
置においては、センシング部5の側壁10に囲われた部
分に試料(例えば液体)11を入れると、センシング部
5のSi3 N4 膜7に、それに接する試料11のpHに
応じた電位が生ずる。この状態において、対極12とオ
ーミック電極15との間にバイアス電圧を印加してプロ
ーブ光照射部17の固体発光エレメントアレイ19を動
作させて、プローブ光24を図1において矢印X方向に
順次走査させると、光電流が発生し、この電流量は、S
i3 N4 膜7に接する試料11のpHに応じたものとな
る。
【0021】そして、前記プローブ光24を矢印X方向
に順次スキャン操作しながら照射していくことにより、
その位置ごとの電位量に応じた電流量を取り出すことが
でき、位置信号(X,Y)と電流量によりpHを表す二
次元画像を得ることができる。
に順次スキャン操作しながら照射していくことにより、
その位置ごとの電位量に応じた電流量を取り出すことが
でき、位置信号(X,Y)と電流量によりpHを表す二
次元画像を得ることができる。
【0022】上記第1実施例に係る光走査型二次元濃度
分布測定装置においては、センシング部5をエピタキシ
ャル成長SOI基板1上に形成し、このセンシング部5
において発生した電流信号を順次取り出すためのシフト
レジスタ16を、エピタキシャル成長SOI基板1を構
成する半導体基板2にモノリシックに設けているので、
信号の取り出し構造が簡単であり、高速測定およびリア
ルタイム測定を行うことができる。また、エピタキシャ
ル成長SOI基板1は、電気的特性が良好かつ安定であ
るから、安定した測定を行うことができる。
分布測定装置においては、センシング部5をエピタキシ
ャル成長SOI基板1上に形成し、このセンシング部5
において発生した電流信号を順次取り出すためのシフト
レジスタ16を、エピタキシャル成長SOI基板1を構
成する半導体基板2にモノリシックに設けているので、
信号の取り出し構造が簡単であり、高速測定およびリア
ルタイム測定を行うことができる。また、エピタキシャ
ル成長SOI基板1は、電気的特性が良好かつ安定であ
るから、安定した測定を行うことができる。
【0023】上述の第1実施例においては、複数の固体
発光エレメントアレイ19を二次元的に配置してプロー
ブ光照射部17を構成したものであったが、このプロー
ブ光照射部17を、図3および図4に示すようにしても
よい。
発光エレメントアレイ19を二次元的に配置してプロー
ブ光照射部17を構成したものであったが、このプロー
ブ光照射部17を、図3および図4に示すようにしても
よい。
【0024】すなわち、図3および図4は、この発明の
第2実施例に係る光走査型二次元濃度分布測定装置を示
すもので、この実施例においては、プローブ光照射部1
7として、固体発光エレメントアレイ19と同様構成の
固体発光エレメントアレイ25を一つだけ設け、この固
体発光エレメントアレイ25を制御ドライバ26によっ
て、図3において両矢印27で示す方向に所定ピッチで
走査させるようにしている。
第2実施例に係る光走査型二次元濃度分布測定装置を示
すもので、この実施例においては、プローブ光照射部1
7として、固体発光エレメントアレイ19と同様構成の
固体発光エレメントアレイ25を一つだけ設け、この固
体発光エレメントアレイ25を制御ドライバ26によっ
て、図3において両矢印27で示す方向に所定ピッチで
走査させるようにしている。
【0025】このように構成した第2実施例に係る光走
査型二次元濃度分布測定装置の動作は、第1実施例の装
置と同じであるので、その詳細な説明は省略する。
査型二次元濃度分布測定装置の動作は、第1実施例の装
置と同じであるので、その詳細な説明は省略する。
【0026】この発明は、上述の実施例に限られるもの
ではなく、例えば、エピタキシャル成長SOI基板1に
代えて、上述した他のSOI基板を用いてもよい。この
SOI基板も電気的特性が良好かつ安定であるから、安
定した測定を行うことができる。また、固体発光エレメ
ントアレイ19,25としては、LED以外の固体レー
ザ、EL、バックライト付きLCなどを用いることがで
きる。
ではなく、例えば、エピタキシャル成長SOI基板1に
代えて、上述した他のSOI基板を用いてもよい。この
SOI基板も電気的特性が良好かつ安定であるから、安
定した測定を行うことができる。また、固体発光エレメ
ントアレイ19,25としては、LED以外の固体レー
ザ、EL、バックライト付きLCなどを用いることがで
きる。
【0027】
【発明の効果】この発明は、以上のような形態で実施さ
れ、以下のような効果を奏する。
れ、以下のような効果を奏する。
【0028】信号の取り出し構造が簡単であり、完全な
ソリッドステート化が図れ、光走査型二次元濃度分布測
定装置をコンパクトに構成でき、可搬タイプとすること
も可能となる。そして、高速測定およびリアルタイム測
定を行うことができ、測定時間が短縮される。
ソリッドステート化が図れ、光走査型二次元濃度分布測
定装置をコンパクトに構成でき、可搬タイプとすること
も可能となる。そして、高速測定およびリアルタイム測
定を行うことができ、測定時間が短縮される。
【図1】第1実施例の光走査型二次元濃度分布測定装置
の断面構造を示した概略構成図である。
の断面構造を示した概略構成図である。
【図2】前記光走査型二次元濃度分布測定装置の平面構
成を示した概略構成図である。
成を示した概略構成図である。
【図3】第2実施例の光走査型二次元濃度分布測定装置
の断面構造を示した概略構成図である。
の断面構造を示した概略構成図である。
【図4】前記光走査型二次元濃度分布測定装置の平面構
成を示した概略構成図である。
成を示した概略構成図である。
1…SOI基板、2…半導体基板、5…センシング部、
8…センサアレイ、16…シフトレジスタ、17…プロ
ーブ光照射部、19,25…固体発光エレメントアレ
イ、24…プローブ光。
8…センサアレイ、16…シフトレジスタ、17…プロ
ーブ光照射部、19,25…固体発光エレメントアレ
イ、24…プローブ光。
Claims (1)
- 【請求項1】 SOI基板の一方の面に、電気的に分離
された複数のセンサアレイからなるセンシング部を形成
するとともに、前記SOI基板の他方の面に、SOI基
板の裏面側からプローブ光を照射するための固体発光エ
レメントアレイからなるプローブ光照射部を設け、さら
に、前記センサアレイから信号を取り出すためのシフト
レジスタを前記SOI基板を構成する半導体基板にモノ
リシックに設けたことを特徴とする光走査型二次元濃度
分布測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9049694A JPH09292365A (ja) | 1996-02-29 | 1997-02-17 | 光走査型二次元濃度分布測定装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-71440 | 1996-02-29 | ||
JP7144096 | 1996-02-29 | ||
JP9049694A JPH09292365A (ja) | 1996-02-29 | 1997-02-17 | 光走査型二次元濃度分布測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09292365A true JPH09292365A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=26390138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9049694A Pending JPH09292365A (ja) | 1996-02-29 | 1997-02-17 | 光走査型二次元濃度分布測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09292365A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6991948B2 (en) | 2003-11-05 | 2006-01-31 | Solid State Measurements, Inc. | Method of electrical characterization of a silicon-on-insulator (SOI) wafer |
-
1997
- 1997-02-17 JP JP9049694A patent/JPH09292365A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6991948B2 (en) | 2003-11-05 | 2006-01-31 | Solid State Measurements, Inc. | Method of electrical characterization of a silicon-on-insulator (SOI) wafer |
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