JPH09291861A - Ｖ型エンジンの吸気系構造 - Google Patents
Ｖ型エンジンの吸気系構造Info
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- JPH09291861A JPH09291861A JP13128596A JP13128596A JPH09291861A JP H09291861 A JPH09291861 A JP H09291861A JP 13128596 A JP13128596 A JP 13128596A JP 13128596 A JP13128596 A JP 13128596A JP H09291861 A JPH09291861 A JP H09291861A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- speed control
- idle speed
- control chamber
- surge tank
- Prior art date
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 Ｖ型エンジンの吸気系において、エンジンの
上部の有効利用を図ると共に、外観上の見栄えをよくす
る。 【解決手段】 Ｖ型エンジン本体の左右のバンクの上部
に各々サージタンク２を設け、この二つのサージタンク
２を覆うサージタンクカバー14の下面に、吸気レゾネー
タ部15とアイドルスピードコントロールチャンバー部16
とを一体に形成して、従来、吸気レゾネータ部15やアイ
ドルスピードコントロールチャンバー部16とが取り付け
られていた、取付場所を空けるようにする。これによっ
て、この空いたスペースに他の部材を取付けることがで
きる等、空いたところを有効に利用することができる。
さらに、吸気レゾネータ部15やアイドルスピードコント
ロールチャンバー部16をサージタンクカバー14の下面に
取付けることにより、エンジンの外観の見栄えを向上さ
せることができる。
上部の有効利用を図ると共に、外観上の見栄えをよくす
る。 【解決手段】 Ｖ型エンジン本体の左右のバンクの上部
に各々サージタンク２を設け、この二つのサージタンク
２を覆うサージタンクカバー14の下面に、吸気レゾネー
タ部15とアイドルスピードコントロールチャンバー部16
とを一体に形成して、従来、吸気レゾネータ部15やアイ
ドルスピードコントロールチャンバー部16とが取り付け
られていた、取付場所を空けるようにする。これによっ
て、この空いたスペースに他の部材を取付けることがで
きる等、空いたところを有効に利用することができる。
さらに、吸気レゾネータ部15やアイドルスピードコント
ロールチャンバー部16をサージタンクカバー14の下面に
取付けることにより、エンジンの外観の見栄えを向上さ
せることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、Ｖ型エンジンのサ
ージタンクカバーの下面に吸気レゾネータ部及びアイド
ルスピードコントロールチャンバー部を一体に形成した
Ｖ型エンジンの吸気系構造に関するものである。
ージタンクカバーの下面に吸気レゾネータ部及びアイド
ルスピードコントロールチャンバー部を一体に形成した
Ｖ型エンジンの吸気系構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】Ｖ型エンジンの吸気系を、図４に基づい
て簡単に説明する。Ｖ型エンジン１のエンジン本体の左
右に別れたバンクの上部には吸気の脈動や吸気干渉等を
防止するサージタンク２，２が各々設けられている。サ
ージタンク２，２の一側端部は各々分岐通路３，３を介
してスロットルボデー４に連結されている。
て簡単に説明する。Ｖ型エンジン１のエンジン本体の左
右に別れたバンクの上部には吸気の脈動や吸気干渉等を
防止するサージタンク２，２が各々設けられている。サ
ージタンク２，２の一側端部は各々分岐通路３，３を介
してスロットルボデー４に連結されている。
【０００３】スロットルボデー４は吸気ダクト５を介し
てエアクリーナ６に連結している。また、サージタンク
２，２の他側端部同士は連結パイプ７によって接続さ
れ、連通している。
てエアクリーナ６に連結している。また、サージタンク
２，２の他側端部同士は連結パイプ７によって接続さ
れ、連通している。
【０００４】吸気ダクト５には特定周波数の吸気騒音を
低減させるための吸気レゾネータ部８が連結されてい
る。また、スロットルボデー４は、アイドルスピードコ
ントロールチャンバー部（ボリューム）９を介して分岐
通路３の一つに接続したアイドルスピードコントロール
弁10に接続している。アイドルスピードコントロールチ
ャンバー部９はアイドルスピードコントロール弁10の制
御特性を向上させ、かつ、騒音対策をするためのもので
ある。
低減させるための吸気レゾネータ部８が連結されてい
る。また、スロットルボデー４は、アイドルスピードコ
ントロールチャンバー部（ボリューム）９を介して分岐
通路３の一つに接続したアイドルスピードコントロール
弁10に接続している。アイドルスピードコントロールチ
ャンバー部９はアイドルスピードコントロール弁10の制
御特性を向上させ、かつ、騒音対策をするためのもので
ある。
【０００５】上記二つのサージタンク２，２には、図５
に示すようなサージタンクカバー11が渡架され、バンク
の略中央、すなわち、サージタンク２，２間に配置され
ているエンジン用の部材等を覆っている。サージタンク
カバー11は、外観向上のためデザイン性のあるものが使
用されている。なお、図４において、符号12で示すもの
は、エキゾーストマニホルドである。
に示すようなサージタンクカバー11が渡架され、バンク
の略中央、すなわち、サージタンク２，２間に配置され
ているエンジン用の部材等を覆っている。サージタンク
カバー11は、外観向上のためデザイン性のあるものが使
用されている。なお、図４において、符号12で示すもの
は、エキゾーストマニホルドである。
【０００６】なお、エンジンのシリンダヘッドカバーと
して、実開昭６１−７３０６２号公報に開示されている
ものがある。この公報に開示されているものは、ターボ
チャージャからインタークーラを介してスロットルボデ
ーに至る吸気通路の一部と、騒音を減衰させるための共
鳴室とをシリンダヘッドカバー内に一体に設けたもので
ある。
して、実開昭６１−７３０６２号公報に開示されている
ものがある。この公報に開示されているものは、ターボ
チャージャからインタークーラを介してスロットルボデ
ーに至る吸気通路の一部と、騒音を減衰させるための共
鳴室とをシリンダヘッドカバー内に一体に設けたもので
ある。
【０００７】また、車両の遮音カバーとして、実開平２
ー１００８５８号公報に開示されているものがある。こ
の公報に開示されているものは、エンジンの周囲を覆う
遮音カバーに内容積を有する部品、例えば、吸気レゾネ
ータ等を一体に形成させたものである。
ー１００８５８号公報に開示されているものがある。こ
の公報に開示されているものは、エンジンの周囲を覆う
遮音カバーに内容積を有する部品、例えば、吸気レゾネ
ータ等を一体に形成させたものである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
において、吸気レゾネータ部やアイドルスピードコント
ロールチャンバー部は、通常、吸気ダクトや分岐通路の
周囲に取付けられているが、取付位置によっては他の部
材の配置が規制される虞がある。また、取付位置によっ
ては、外観上の見栄えが悪くなる問題もある。
において、吸気レゾネータ部やアイドルスピードコント
ロールチャンバー部は、通常、吸気ダクトや分岐通路の
周囲に取付けられているが、取付位置によっては他の部
材の配置が規制される虞がある。また、取付位置によっ
ては、外観上の見栄えが悪くなる問題もある。
【０００９】また、吸気レゾネータやアイドルスピード
コントロールチャンバー部は、各々を適宜位置に固定す
る必要がある。これによりそれだけ取付工数がかかって
作業効率が低下する問題がある。
コントロールチャンバー部は、各々を適宜位置に固定す
る必要がある。これによりそれだけ取付工数がかかって
作業効率が低下する問題がある。
【００１０】なお、実開昭６１−７３０６２号公報に開
示されているエンジンのシリンダヘッドカバーは、吸気
通路の一部と共鳴室とをシリンダヘッドカバー内に一体
に形成させたものであるが、共鳴室をサージタンクカバ
ーの下面に設けたものではない。
示されているエンジンのシリンダヘッドカバーは、吸気
通路の一部と共鳴室とをシリンダヘッドカバー内に一体
に形成させたものであるが、共鳴室をサージタンクカバ
ーの下面に設けたものではない。
【００１１】また、実開平２ー１００８５８号公報に開
示されている車両の遮音カバーは、エンジンを覆う遮音
カバーに吸気レゾネータ等を一体に形成したものである
が、吸気レゾネータ等が遮音カバーを挟んで形成されて
いるので、部品の片側部分が遮音カバーより外側に突出
することになり外観上、見栄えが悪くなる問題がある。
示されている車両の遮音カバーは、エンジンを覆う遮音
カバーに吸気レゾネータ等を一体に形成したものである
が、吸気レゾネータ等が遮音カバーを挟んで形成されて
いるので、部品の片側部分が遮音カバーより外側に突出
することになり外観上、見栄えが悪くなる問題がある。
【００１２】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、サージタンクカバーの下面に吸気レ
ゾネータ部及びアイドルスピードコントロールチャンバ
ー部を取付けて、Ｖ型エンジンの上部を有効に利用でき
るようにすると共に、外観上の見栄えをよくし、かつ、
作業効率を向上させたＶ型エンジンの吸気系構造を提供
することを目的とする。
になされたもので、サージタンクカバーの下面に吸気レ
ゾネータ部及びアイドルスピードコントロールチャンバ
ー部を取付けて、Ｖ型エンジンの上部を有効に利用でき
るようにすると共に、外観上の見栄えをよくし、かつ、
作業効率を向上させたＶ型エンジンの吸気系構造を提供
することを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
Ｖ型エンジン本体の左右のバンクの上部に各々サージタ
ンクを設け、該２つのサージタンクの間に一側をエアク
リーナに接続した吸気ダクトを配設し、該吸気ダクトの
他側を前記バンクの略中央に配置したスロットルボデー
を介して前記２つのサージタンクに接続し、該２つのサ
ージタンクを覆うサージタンクカバーの下面に、前記吸
気ダクトに連通する吸気レゾネータ部とアイドリング制
御用のアイドルスピードコントロールチャンバー部とを
一体に装着したことを特徴とするものである。
Ｖ型エンジン本体の左右のバンクの上部に各々サージタ
ンクを設け、該２つのサージタンクの間に一側をエアク
リーナに接続した吸気ダクトを配設し、該吸気ダクトの
他側を前記バンクの略中央に配置したスロットルボデー
を介して前記２つのサージタンクに接続し、該２つのサ
ージタンクを覆うサージタンクカバーの下面に、前記吸
気ダクトに連通する吸気レゾネータ部とアイドリング制
御用のアイドルスピードコントロールチャンバー部とを
一体に装着したことを特徴とするものである。
【００１４】このようにしたので、Ｖ型エンジン本体の
左右のバンクの上部に各々設けた、サージタンクを覆う
サージタンクカバーの下面に、一方をエアクリーナに接
続させ他方をスロットルボデーに接続させた、吸気ダク
トの吸気レゾネータ部と、アイドリング制御用のアイド
ルスピードコントロールチャンバー部とを一体に取付け
て、従来、吸気レゾネータ部やアイドルスピードコント
ロールチャンバー部とが取付けられていた、取付場所を
空けて他の部材が取り付けできるような場所を確保す
る。
左右のバンクの上部に各々設けた、サージタンクを覆う
サージタンクカバーの下面に、一方をエアクリーナに接
続させ他方をスロットルボデーに接続させた、吸気ダク
トの吸気レゾネータ部と、アイドリング制御用のアイド
ルスピードコントロールチャンバー部とを一体に取付け
て、従来、吸気レゾネータ部やアイドルスピードコント
ロールチャンバー部とが取付けられていた、取付場所を
空けて他の部材が取り付けできるような場所を確保す
る。
【００１５】請求項２記載の発明は、前記サージタンク
カバーに一体に設けた吸気レゾネータ部及びアイドルス
ピードコントロールチャンバー部は、前記吸気ダクトを
中心として、その両側に各々振り分けて取付けたことを
特徴とするものである。
カバーに一体に設けた吸気レゾネータ部及びアイドルス
ピードコントロールチャンバー部は、前記吸気ダクトを
中心として、その両側に各々振り分けて取付けたことを
特徴とするものである。
【００１６】このように前記吸気レゾネータ部及びアイ
ドルスピードコントロールチャンバー部の各々を吸気ダ
クトを中心として、吸気ダクトの両側に振り分けて取付
け、両者の相互干渉を回避させる。
ドルスピードコントロールチャンバー部の各々を吸気ダ
クトを中心として、吸気ダクトの両側に振り分けて取付
け、両者の相互干渉を回避させる。
【００１７】
【発明の実施の形態】請求項１の記載から把握される本
発明において、図１及び図２に示すように、Ｖ型エンジ
ン本体の左右のバンクの上部に各々サージタンク２，２
を設け、この二つのサージタンク２，２の間に一側をエ
アクリーナ６に接続した吸気ダクト５を配設し、吸気ダ
クト５の他側を前記バンクの略中央に配置したスロット
ルボデー４を介して二つのサージタンク２，２に接続す
る。二つのサージタンク２，２を覆うサージタンクカバ
ー14の下面に、吸気ダクト５に連通する吸気レゾネータ
部15と、アイドリング制御用のアイドルスピードコント
ロールチャンバー部16とを一体に形成する。
発明において、図１及び図２に示すように、Ｖ型エンジ
ン本体の左右のバンクの上部に各々サージタンク２，２
を設け、この二つのサージタンク２，２の間に一側をエ
アクリーナ６に接続した吸気ダクト５を配設し、吸気ダ
クト５の他側を前記バンクの略中央に配置したスロット
ルボデー４を介して二つのサージタンク２，２に接続す
る。二つのサージタンク２，２を覆うサージタンクカバ
ー14の下面に、吸気ダクト５に連通する吸気レゾネータ
部15と、アイドリング制御用のアイドルスピードコント
ロールチャンバー部16とを一体に形成する。
【００１８】請求項２の記載から把握される本発明にお
いて、図１及び図２に示すように、サージタンクカバー
14に一体に設けた吸気レゾネータ部15及びアイドルスピ
ードコントロールチャンバー部16は、吸気ダクト５を中
心として、その両側に各々振り分けて取付ける。
いて、図１及び図２に示すように、サージタンクカバー
14に一体に設けた吸気レゾネータ部15及びアイドルスピ
ードコントロールチャンバー部16は、吸気ダクト５を中
心として、その両側に各々振り分けて取付ける。
【００１９】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図１及び図２に基
づいて説明する。図１及び図２はＶ型エンジン１（図４
参照）の吸気系のみを示したもので、図１は一部断面正
面図であり、図２はその上面図である。図１において、
符号２，２で示すものは左右のバンクの上部に設けたサ
ージタンクである。サージタンク２，２の下部はインテ
ークマニホルド13となっている。
づいて説明する。図１及び図２はＶ型エンジン１（図４
参照）の吸気系のみを示したもので、図１は一部断面正
面図であり、図２はその上面図である。図１において、
符号２，２で示すものは左右のバンクの上部に設けたサ
ージタンクである。サージタンク２，２の下部はインテ
ークマニホルド13となっている。
【００２０】サージタンク２，２の間には一側をエアク
リーナ６に連結した吸気ダクト５が配設されている。吸
気ダクト５の他側はスロットルボデー４の一方側に連結
している。また、スロットルボデー４の他方側には分岐
通路３，３が接続しており、分岐通路３，３は各々左右
のサージタンク２，２の一側端部に接続されている。さ
らに、サージタンク２，２の他側端部同士は連結パイプ
７により結合されている。
リーナ６に連結した吸気ダクト５が配設されている。吸
気ダクト５の他側はスロットルボデー４の一方側に連結
している。また、スロットルボデー４の他方側には分岐
通路３，３が接続しており、分岐通路３，３は各々左右
のサージタンク２，２の一側端部に接続されている。さ
らに、サージタンク２，２の他側端部同士は連結パイプ
７により結合されている。
【００２１】左右のサージタンク２，２には、図３に示
すようなサージタンクカバー14が渡架されている。この
サージタンクカバー14によってサージタンク２，２の一
部が覆われていることになる。また、サージタンクカバ
ー14の下面には吸気騒音を低減させるための吸気レゾネ
ータ部15が一体に形成されると共に、アイドルスピード
コントロール弁10の制御特性を向上させ、かつ、騒音等
対策用のアイドルスピードコントロールチャンバー部
（ボリューム）16が一体に形成されている。
すようなサージタンクカバー14が渡架されている。この
サージタンクカバー14によってサージタンク２，２の一
部が覆われていることになる。また、サージタンクカバ
ー14の下面には吸気騒音を低減させるための吸気レゾネ
ータ部15が一体に形成されると共に、アイドルスピード
コントロール弁10の制御特性を向上させ、かつ、騒音等
対策用のアイドルスピードコントロールチャンバー部
（ボリューム）16が一体に形成されている。
【００２２】サージタンクカバーに一体に設けた上記吸
気レゾネータ部15及びアイドルスピードコントロールチ
ャンバー部16は、吸気ダクト５を中心として、その両側
に各々振り分けられて取付けられている。これにより両
部材の干渉が起こらなくなる。
気レゾネータ部15及びアイドルスピードコントロールチ
ャンバー部16は、吸気ダクト５を中心として、その両側
に各々振り分けられて取付けられている。これにより両
部材の干渉が起こらなくなる。
【００２３】このように、吸気レゾネータ部15及びアイ
ドルスピードコントロールチャンバー部16とを、サージ
タンクカバー14の下面とインテークマニホルド13との間
に配置させることより、サージタンクカバー14の外観を
変形することなく、サージタンクカバー14と、吸気レゾ
ネータ部15及びアイドルスピードコントロールチャンバ
ー部16との一体化が可能になる。
ドルスピードコントロールチャンバー部16とを、サージ
タンクカバー14の下面とインテークマニホルド13との間
に配置させることより、サージタンクカバー14の外観を
変形することなく、サージタンクカバー14と、吸気レゾ
ネータ部15及びアイドルスピードコントロールチャンバ
ー部16との一体化が可能になる。
【００２４】そして、吸気レゾネータ部15と吸気ダクト
５とはホース17によって連結されている。また、アイド
ルスピードコントロールチャンバー部16と、分岐通路３
に接続したアイドルスピードコントロール弁10とはホー
ス18によって連結され、さらに、アイドルスピードコン
トロールチャンバー部16とスロットルボデー４とはホー
ス19によって連結されている。
５とはホース17によって連結されている。また、アイド
ルスピードコントロールチャンバー部16と、分岐通路３
に接続したアイドルスピードコントロール弁10とはホー
ス18によって連結され、さらに、アイドルスピードコン
トロールチャンバー部16とスロットルボデー４とはホー
ス19によって連結されている。
【００２５】次に、本実施例の作用を説明する。以上説
明したように、Ｖ型エンジン本体の左右のバンクの上部
に設けたサージタンク２，２を覆うサージタンクカバー
11の下面に、一側をエアクリーナ６に接続させ、他側を
スロットルボデー４に接続させた吸気ダクト５の吸気レ
ゾネータ部15と、アイドルスピードコントロール弁10の
制御特性を向上させ、かつ、騒音対策用のアイドルスピ
ードコントロールチャンバー部16とを一体に取付けて、
従来、吸気レゾネータ部15やアイドルスピードコントロ
ールチャンバー部16とが取付けられていた、取付場所を
空けることが可能になる。
明したように、Ｖ型エンジン本体の左右のバンクの上部
に設けたサージタンク２，２を覆うサージタンクカバー
11の下面に、一側をエアクリーナ６に接続させ、他側を
スロットルボデー４に接続させた吸気ダクト５の吸気レ
ゾネータ部15と、アイドルスピードコントロール弁10の
制御特性を向上させ、かつ、騒音対策用のアイドルスピ
ードコントロールチャンバー部16とを一体に取付けて、
従来、吸気レゾネータ部15やアイドルスピードコントロ
ールチャンバー部16とが取付けられていた、取付場所を
空けることが可能になる。
【００２６】さらに、従来、吸気レゾネータ部15やアイ
ドルスピードコントロールチャンバー部16が取付けられ
ていた場所を空けて他の部材を配設することができるよ
うにする。
ドルスピードコントロールチャンバー部16が取付けられ
ていた場所を空けて他の部材を配設することができるよ
うにする。
【００２７】
【発明の効果】請求項１記載の発明においては、Ｖ型エ
ンジン本体の左右のバンクの上部に各々サージタンクを
設け、この２つのサージタンクを覆うサージタンクカバ
ーの下面に、吸気レゾネータ部とアイドルスピードコン
トロールチャンバー部とを一体に形成したので、従来、
吸気レゾネータ部やアイドルスピードコントロールチャ
ンバー部とが取り付けられていた、取付場所を空けるこ
とができる。
ンジン本体の左右のバンクの上部に各々サージタンクを
設け、この２つのサージタンクを覆うサージタンクカバ
ーの下面に、吸気レゾネータ部とアイドルスピードコン
トロールチャンバー部とを一体に形成したので、従来、
吸気レゾネータ部やアイドルスピードコントロールチャ
ンバー部とが取り付けられていた、取付場所を空けるこ
とができる。
【００２８】これによって、この空いたスペースに他の
部材を取付けることができる等、空いたところを有効に
利用することができると共に、Ｖ型エンジンの左右のサ
ージタンクを覆うサージタンクカバーの下面及び下方
の、従来使用されていなかったデッドスペースをも有効
に利用することができる。また、吸気レゾネータ部やア
イドルスピードコントロールチャンバー部とサージタン
クカバーとを一体化したので、従来のように固定する作
業がなくなり作業効率を向上させることができる。
部材を取付けることができる等、空いたところを有効に
利用することができると共に、Ｖ型エンジンの左右のサ
ージタンクを覆うサージタンクカバーの下面及び下方
の、従来使用されていなかったデッドスペースをも有効
に利用することができる。また、吸気レゾネータ部やア
イドルスピードコントロールチャンバー部とサージタン
クカバーとを一体化したので、従来のように固定する作
業がなくなり作業効率を向上させることができる。
【００２９】さらに、吸気レゾネータ部やアイドルスピ
ードコントロールチャンバー部をサージタンクカバーの
下面に取付けることにより、従来、吸気レゾネータ部や
アイドルスピードコントロールチャンバー部が無造作に
取付けられていた場所をなくなり、エンジンの外観の見
栄えを向上させることができる。
ードコントロールチャンバー部をサージタンクカバーの
下面に取付けることにより、従来、吸気レゾネータ部や
アイドルスピードコントロールチャンバー部が無造作に
取付けられていた場所をなくなり、エンジンの外観の見
栄えを向上させることができる。
【００３０】請求項２記載の発明においては、吸気レゾ
ネータ部及びアイドルスピードコントロールチャンバー
部の各々を吸気ダクトを中心として、吸気ダクトの両側
に振り分けて取付けたので、両者の相互干渉を回避させ
ることができる。これによって、サージタンクカバーの
下面の取付スペースを有効に活用することができる。
ネータ部及びアイドルスピードコントロールチャンバー
部の各々を吸気ダクトを中心として、吸気ダクトの両側
に振り分けて取付けたので、両者の相互干渉を回避させ
ることができる。これによって、サージタンクカバーの
下面の取付スペースを有効に活用することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す要部の一部断面正面図
である。
である。
【図２】図１に示すものの上面図である。
【図３】図２に示すもののサージタンクカバーの斜視図
である。
である。
【図４】従来のＶ型エンジンの吸気系を説明するための
図である。
図である。
【図５】図４に示すものの従来のサージタンクカバーの
斜視図である。
斜視図である。
２ サージタンク ４ スロットルボデー ５ 吸気ダクト ６ エアクリーナ 14 サージタンクカバー 15 吸気レゾネータ部 16 アイドルスピードコントロールチャンバー部
Claims (2)
- 【請求項１】 Ｖ型エンジン本体の左右のバンクの上部
に各々サージタンクを設け、該２つのサージタンクの間
に一側をエアクリーナに接続した吸気ダクトを配設し、
該吸気ダクトの他側を前記バンクの略中央に配置したス
ロットルボデーを介して前記２つのサージタンクに接続
し、該２つのサージタンクを覆うサージタンクカバーの
下面に、前記吸気ダクトに連通する吸気レゾネータ部と
アイドリング制御用のアイドルスピードコントロールチ
ャンバー部とを一体に装着したことを特徴とするＶ型エ
ンジンの吸気系構造。 - 【請求項２】 前記サージタンクカバーに一体に設けた
吸気レゾネータ部及びアイドルスピードコントロールチ
ャンバー部は、前記吸気ダクトを中心として、その両側
に各々振り分けて取付けたことを特徴とする請求項１記
載のＶ型エンジンの吸気系構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13128596A JPH09291861A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | Ｖ型エンジンの吸気系構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13128596A JPH09291861A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | Ｖ型エンジンの吸気系構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09291861A true JPH09291861A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=15054387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13128596A Pending JPH09291861A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | Ｖ型エンジンの吸気系構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09291861A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11421633B2 (en) | 2019-03-29 | 2022-08-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Outboard machine |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP13128596A patent/JPH09291861A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11421633B2 (en) | 2019-03-29 | 2022-08-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Outboard machine |
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