JPH09291695A - 天井収納はしご - Google Patents

天井収納はしご

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Publication number
JPH09291695A
JPH09291695A JP8103023A JP10302396A JPH09291695A JP H09291695 A JPH09291695 A JP H09291695A JP 8103023 A JP8103023 A JP 8103023A JP 10302396 A JP10302396 A JP 10302396A JP H09291695 A JPH09291695 A JP H09291695A
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JP
Japan
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ladder
girder
ladder member
ceiling
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP8103023A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yasumura
武 安村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 はしご本体を折り畳んだ際に桁材に傷がつい
たり騒音を発したりすることがなく、同はしご本体の折
り畳まれた状態が安定してその回動出し入れ作業を不安
なく行うことができる天井収納はしごを提供する。 【解決手段】 桁材1間に踏み板材2が配設された上は
しご部材3、中はしご部材4、下はしご部材5を枢着具
6を介し連結して折り畳み自在なはしご本体7を形成
し、このはしご本体7を天井8の開口部9内に折り畳ま
れた状態で回動収納されるようになした天井収納はしご
において、収納折り畳み状態で、上はしご部材3と中は
しご部材4との間に介在される当接スペーサ11を中はし
ご部材4の桁材1に突設し、中はしご部材4と下はしご
部材5との間に介在される当接凸部12を下はしご部材5
の桁材1の下端に取着される接床体13に突設してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井に形成される
開口部より取り出され伸展垂下されて使用され、不使用
時に同開口部内に折り畳まれた状態で収納される天井収
納はしごに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図8に示す如く、両側の桁材
(イ)間に複数の踏み板材(ロ)を相互に間隔をあけて
架設固定して、上はしご部材(ハ)、中はしご部材
(ニ)、下はしご部材(ホ)を各々形成し、該上はしご
部材(ハ)、中はしご部材(ニ)、下はしご部材(ホ)
を枢着具(ヘ)を介し連結して、上はしご部材(ハ)の
上に中はしご部材(ニ)、該中はしご部材(ニ)の上に
下はしご部材(ホ)が各々積載されるように折り畳み自
在となったはしご本体(ト)を形成し、該はしご本体
(ト)の上はしご部材(ハ)の上端付近を天井(チ)に
形成される開口部(リ)の周縁に枢支具(ヌ)を介し連
結して、該開口部(リ)内に同はしご本体(ト)が折り
畳まれた状態で回動収納されるようになした天井収納は
しごは知られている。
【0003】この場合、天井(チ)に形成される開口部
(リ)を開閉する蓋板(ル)の上面に上はしご部材
(ハ)が付設固定され、該上はしご部材(ハ)の上端付
近に位置する同蓋板(ル)の端縁が枢支具(ヌ)を介し
て同開口部(リ)の周縁に連結されている。したがっ
て、蓋板(ル)を開けてはしご本体(ト)を開口部
(リ)より取り出し、該はしご本体(ト)を伸展垂下さ
せて、同はしご本体(ト)の下はしご部材(ホ)の桁材
(イ)の下端に取着される接床体(オ)を床面(ワ)に
当接設置させて使用することができる。又、不使用時に
は、はしご本体(ト)を折り畳んで蓋板(ル)を閉め、
同はしご本体(ト)を開口部(リ)内に折り畳まれた状
態で体裁良く収納することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、はしご本体(ト)を折り畳んだ際
に、上はしご部材(ハ)と中はしご部材(ニ)との間、
該中はしご部材(ニ)と下はしご部材(ホ)との間で、
桁材(イ)同士が当接して該桁材(イ)を傷つけたり騒
音を発したりするという問題があった。又、その際、桁
材(イ)同士が確実に当接しないことがあって、この場
合には、はしご本体(ト)の折り畳まれた状態が安定せ
ず、同はしご本体(ト)を回動させて開口部(リ)に出
し入れする作業が不安を感じるものとなるという問題も
あった。
【0005】本発明は、上記従来の技術における問題を
悉く解決するために発明されたもので、すなわち、その
課題は、はしご本体を折り畳んだ際に、桁材同士が直接
に当接することなくて該桁材に傷がついたり騒音を発し
たりすることが防止され、しかも、同はしご本体の折り
畳まれた状態が安定してその回動出し入れ作業を不安な
く行うことができる天井収納はしごを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
天井収納はしごは、両側の桁材間に複数の踏み板材を相
互に間隔をあけて架設固定して、上はしご部材、中はし
ご部材、下はしご部材を各々形成し、該上はしご部材、
中はしご部材、下はしご部材を枢着具を介し連結して、
上はしご部材の上に中はしご部材、該中はしご部材の上
に下はしご部材が各々積載されるように折り畳み自在と
なったはしご本体を形成し、該はしご本体の上はしご部
材の上端付近を天井に形成される開口部の周縁に枢支具
を介し連結して、該開口部内に同はしご本体が折り畳ま
れた状態で回動収納されるようになし、同はしご本体が
折り畳まれた状態で、上はしご部材と中はしご部材との
間に介在される当接スペーサを両者いずれかの桁材に突
設すると共に、中はしご部材と下はしご部材との間に介
在される当接凸部を下はしご部材の桁材の下端に取着さ
れる接床体に突設してなる。
【0007】したがって、この場合、はしご本体が折り
畳まれた状態で、上はしご部材と中はしご部材との間で
は、いずれかの桁材に突設される当接スペーサが両者の
桁材間に介在し、又、中はしご部材と下はしご部材との
間では、該下はしご部材の桁材の下端に取着された接床
体に突設される当接凸部が両者の桁材間に介在すること
になるので、桁材同士が直接に当接することなくて該桁
材に傷がついたり騒音を発したりすることが防止され、
しかも、同桁材同士は相互に当接スペーサ或いは当接凸
部を介して適宜間隔をあけ且つがたつきなく確実に積載
され、同はしご本体の折り畳まれた状態が安定してその
回動出し入れ作業を不安なく行うことができる。
【0008】本発明の請求項2記載の天井収納はしご
は、上記請求項1記載の天井収納はしごにおいて、はし
ご本体が折り畳まれた状態で、桁材に突設される当接ス
ペーサが対向する桁材に着脱自在に磁着されるものとな
したことを特徴とする。したがって、この場合は、特
に、はしご本体が折り畳まれた状態で、上はしご部材の
桁材と中はしご部材の桁材とが当接スペーサを介して磁
着するので、同はしご本体の折り畳まれた状態がより安
定して保持され、該折り畳まれた状態にあるはしご本体
を回動させて開口部より垂下させた際に、その勢いの反
動で同はしご本体の上はしご部材上に積載された中はし
ご部材及び下はしご部材が同上はしご部材から離れて回
動してしまうことも確実に防止される。
【0009】本発明の請求項3記載の天井収納はしご
は、上記請求項1又は2記載の天井収納はしごにおい
て、天井に形成される開口部を開閉する蓋板の上面に結
合スペーサを介して上はしご部材を付設固定し、該上は
しご部材の上端付近に位置する同蓋板の端縁を枢支具を
介して同開口部の周縁に連結したことを特徴とする。し
たがって、この場合は、特に、はしご本体を折り畳んで
蓋板を閉めることによって簡単に、同はしご本体を開口
部内に折り畳まれた状態で体裁良く収納することがで
き、しかも、同蓋板を開けることによって簡単に、折り
畳まれた状態にあるはしご本体を開口部から取り出すこ
とができて、はしご本体の出し入れ作業性と収納時の外
観が向上される。
【0010】本発明の請求項4記載の天井収納はしご
は、上記請求項3記載の天井収納はしごにおいて、踏み
板材の前後両端縁が両側の桁材の上下両側縁から突出す
るように同踏み板材を巾広に形成したことを特徴とす
る。したがって、この場合は、特に、踏み板材が巾広に
形成されてはしご昇降時の安全性が向上され、しかも、
この場合、踏み板材の前後両端縁が両側の桁材の上下両
側縁から突出するものであっても、はしご本体が折り畳
まれた状態で、桁材同士は相互に当接スペーサ或いは当
接凸部を介して適宜間隔をあけて支障なく積載される。
【0011】本発明の請求項5記載の天井収納はしご
は、上記請求項4記載の天井収納はしごにおいて、踏み
板材の前後両端縁の桁材の上下両側縁からの突出寸法を
当接スペーサ及び当接凸部の突出寸法以内に設定したこ
とを特徴とする。したがって、この場合は、特に、上記
の場合において、当接スペーサ或いは当接凸部によって
桁材間に形成される間隔範囲以内に踏み板材の前後両端
縁の突出部分が納まるので、はしご本体は折り畳まれた
際に同踏み板材の突出部分が邪魔にならず支障なく折り
畳まれる。
【0012】本発明の請求項6記載の天井収納はしご
は、上記請求項4記載の天井収納はしごにおいて、踏み
板材の前後両端縁の桁材の上下両側縁からの突出寸法を
当接スペーサ及び当接凸部の突出寸法よりも大きく設定
して、同踏み板材の突出部分がはしご本体の折り畳まれ
た状態で隣接するはしご部材の両側の桁材間に挿入係合
されるようになしたことを特徴とする。したがって、こ
の場合は、特に、上記の場合において、はしご本体が折
り畳まれた際に、踏み板材の前後両端縁の突出部分が隣
接するはしご部材の両側の桁材間に挿入係合されるの
で、はしご部材相互間でのずれ動きが防止されて、はし
ご本体が支障なく折り畳まれると共に同はしご本体の折
り畳まれた状態がより安定したもとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、本発明の請求項1
〜5に対応する一実施形態を示し、該実施形態の天井収
納はしごは、両側の桁材1間に複数の踏み板材2を相互
に間隔をあけて架設固定して、上はしご部材3、中はし
ご部材4、下はしご部材5を各々形成し、該上はしご部
材3、中はしご部材4、下はしご部材5を枢着具6を介
し連結して、上はしご部材3の上に中はしご部材4、該
中はしご部材4の上に下はしご部材5が各々積載される
ように折り畳み自在となったはしご本体7を形成し、該
はしご本体7の上はしご部材3の上端付近を天井8に形
成される開口部9の周縁に枢支具10を介し連結して、該
開口部9内に同はしご本体7が折り畳まれた状態で回動
収納されるようになしたものである。
【0014】この場合に、該実施形態の天井収納はしご
においては、はしご本体7が折り畳まれた状態で、上は
しご部材3と中はしご部材4との間に介在される当接ス
ペーサ11を中はしご部材4の桁材1に突設すると共に、
中はしご部材4と下はしご部材5との間に介在される当
接凸部12を下はしご部材5の桁材1の下端に取着される
接床体13に突設している。
【0015】又、該実施形態の天井収納はしごにおいて
は、天井8に形成される開口部9を開閉する蓋板14の上
面に結合スペーサ15を介して上はしご部材3が付設固定
されており、該上はしご部材3の上端付近に位置する同
蓋板14の端縁が枢支具10を介して同開口部9の周縁に連
結されている。又、はしご本体7が折り畳まれた状態
で、桁材1に突設される当接スペーサ11が対向する桁材
1に着脱自在に磁着されるものとなっている。又、踏み
板材2の前後両端縁が両側の桁材1の上下両側縁から突
出するように同踏み板材2は巾広に形成されており、こ
の場合、図4に示す如く、踏み板材2の前後両端縁の桁
材1の上下両側縁からの突出寸法aは当接スペーサ11及
び当接凸部12の突出寸法b以内に設定されている。
【0016】図2に示す如く、天井8に形成される開口
部9は矩形状であり、該開口部9に略合致する形状大き
さの蓋板14が、その短辺となる端縁が枢支具10を介して
同開口部9の周縁枠部の内面に取着固定されて連結され
ている。又、蓋板14の両側部は屈曲自在なリンク部材18
を介して開口部9の周縁枠部の両側内面に結合されてお
り、両リンク部材18の蓋板14側の端部付近と前記枢支具
10とが引っ張りスプリング19を介して結合されている。
この場合、両側のリンク部材18によって蓋板14の回動が
ガイド支持されると共に、両側の引っ張りスプリング19
によって該蓋板14が上方へ回動する方向に弾発付勢され
るので、同蓋板14の回動作業をスムーズに且つ軽くて楽
に行うことができる。
【0017】又、蓋板14を開けてはしご本体7を開口部
9より取り出し、該はしご本体7を伸展垂下させて、同
はしご本体7の下はしご部材5の両桁材1の下端に各々
嵌合されて取着される合成樹脂製の接床体13を床面23に
当接設置させて使用することができる。この場合、接床
体13はキャッブ状で、図4に示す如く、桁材1の前後に
b寸法だけ突出している。又、図2に示す如く、伸展垂
下されたはしご本体7の高位となる上はしご部材3の片
側の桁材1の外側面には、はしご昇降時の安全を図るた
めに手摺りバー材20が取り付けられており、該手摺りバ
ー材20及び前記リンク部材18、引っ張りスプリング19等
は、はしご本体7の折り畳みに支障を来さないように桁
材1の外側位置に配設されている。
【0018】又、蓋板14の開閉側端縁の裏面にはロック
部材21が付設され、該ロック部材21が着脱自在に係止さ
れるロック受け部材22が開口部9の周縁枠部の内面に付
設されており、図3に示す如く、蓋板14にて開口部9が
閉じられた際に、同ロック部材21がロック受け部材22に
係止されて、該蓋板14が閉じられた状態は確保されると
共に同蓋板14上に折り畳まれた状態にあるはしご本体7
が支持される。
【0019】各はしご部材3、4、5を構成する桁材1
は金属製中空型材でなり、両側の桁材1の内側面間に取
着固定される枢着具6によって上はしご部材3、中はし
ご部材4、下はしご部材5は相互に連結される。この場
合、図4に示す如く、枢着具6は一対の枢支片16を枢支
軸17にて回動自在に結合してなり、両枢支片16が上下に
隣接する桁材1の内側面に各々取着固定されている。
又、上はしご部材3は上記蓋板14よりも若干短い寸法に
形成されて該蓋板14の裏上面に付設固定されており、こ
の場合、同上はしご部材3の両側の桁材1と蓋板14の裏
上面とが結合スペーサ15を介して結合固定されている。
該上はしご部材3よりも短い寸法に中はしご部材4は形
成され、該中はしご部材4よりも更に若干短い寸法に下
はしご部材5が形成されている。
【0020】又、下はしご部材5の両側の桁材1の下端
は床面23に対応するように傾斜状に切断されており、該
傾斜状の下端に対応する傾斜形状に形成された上記接床
体13が同下端に嵌合取着されている。同傾斜と略平行と
なるように桁材1に対して傾斜させて各踏み板部材2は
配設されており、はしご本体7を伸展垂下させて接床体
13を床面23に当接設置させた使用状態では各踏み板部材
2が略水平に保持される。踏み板部材2も金属製中空型
材にて形成されており、図4に示す如く、その前後両端
縁が両側の桁材1の上下両側縁から各々a寸法だけ突出
する程度の巾広状に形成されており、又、同踏み板材2
の前後両端縁の突出寸法aよりも当接スペーサ11及び当
接凸部12の突出寸法bは小さく設定されている。
【0021】当接スペーサ11は中はしご部材4の両側の
桁材1の下端付近の外面に突設されており、該当接スペ
ーサ11はゴム磁石でなり、はしご本体7が折り畳まれた
際に対向する桁材1の外面に着脱自在に緩衝作用を伴っ
て磁着するものである。この場合、桁材1は磁石が磁着
し得る鉄等の金属で形成されているが、桁材1がアルミ
ニウム等の磁石が磁着し得ない金属或いは合成樹脂等で
形成されている場合には、ゴム磁石でなる当接スペーサ
11が磁着され得る部材を同桁材1の外面に付設しておい
ても良いし、又、ゴム磁石でない普通の磁石でなる当接
スペーサ11を上はしご部材3の両側の桁材1の上端付近
の外面に突設しても良いが、当接スペーサ11は緩衝性に
富む材質で形成されることが好ましい。又、接床体13を
ゴム磁石で形成して、はしご本体7が折り畳まれた状態
で、同接床体13に突設される当接凸部12が対向する桁材
1に着脱自在に磁着されるものとなすこともできる。
【0022】したがって、該実施形態の天井収納はしご
においては、はしご本体7が折り畳まれた状態で、上は
しご部材3と中はしご部材4との間では、桁材1に突設
される当接スペーサ11が対向する桁材1に当接して両桁
材1間に介在し、又、中はしご部材4と下はしご部材5
との間では、該下はしご部材5の桁材1の下端に取着さ
れた接床体13に突設される当接凸部12が両者の桁材1間
に介在することになるので、桁材1同士が直接に当接す
ることなくて該桁材1に傷がついたり騒音を発したりす
ることが防止される。しかも、同桁材1同士は相互に当
接スペーサ11或いは当接凸部12を介して寸法bの間隔を
あけて略平行に配置され、相互にがたつきなく確実に重
合積載されるので、はしご本体7の折り畳まれた状態が
安定してその回動出し入れ作業を不安なく行うことがで
きる。
【0023】又、該実施形態の天井収納はしごにおいて
は、はしご本体7が折り畳まれた状態で、上はしご部材
3の桁材1と中はしご部材4の桁材1とが当接スペーサ
11を介して磁着されるので、同はしご本体7の折り畳ま
れた状態がより安定して保持され、該折り畳まれた状態
にあるはしご本体7を回動させて開口部9より垂下させ
た際に、その勢いの反動で同はしご本体7の上はしご部
材3上に積載された中はしご部材4及び下はしご部材5
が同上はしご部材3から離れて回動してしまうことも確
実に防止される。
【0024】又、該実施形態の天井収納はしごにおいて
は、はしご本体7を折り畳んで蓋板14を閉めることによ
って簡単に、同はしご本体7を開口部9内に折り畳まれ
た状態で体裁良く収納することができ、しかも、同蓋板
14を開けることによって簡単に、同折り畳まれた状態に
あるはしご本体7を開口部9から取り出すことができ
て、はしご本体7の出し入れ作業性と収納時の外観が向
上されている。
【0025】又、該実施形態の天井収納はしごにおいて
は、踏み板材2が巾広に形成されてはしご昇降時の安全
性が向上されており、この場合、図4に示す如く、同踏
み板材2の前後両端縁は両側の桁材1の上下両側縁から
各々a寸法づつ突出しているが、はしご本体7が折り畳
まれた状態で、桁材1同士は相互に当接スペーサ11或い
は当接凸部12を介してb寸法の間隔をあけて支障なく積
載される。しかも、当接スペーサ11或いは当接凸部12に
よって桁材1間に形成される間隔寸法bの範囲以内に踏
み板材2の前後両端縁の寸法aの突出部分が納まるの
で、はしご本体7は折り畳まれた際に同踏み板材2の突
出部分が邪魔にならず支障なく折り畳まれる。
【0026】図5、図6は、本発明の請求項1〜4及び
6に対応する一実施形態を示し、該実施形態の天井収納
はしごにおいては、踏み板材2の前後両端縁の桁材1の
上下両側縁からの突出寸法aが当接スペーサ11及び当接
凸部12の突出寸法bよりも大きく設定されており、同踏
み板材2の突出部分がはしご本体7の折り畳まれた状態
で隣接するはしご部材3、4、5の両側の桁材1間に挿
入係合されるようになっている。したがって、この場合
は、はしご本体7が折り畳まれた際に、上はしご部材
3、中はしご部材4、下はしご部材5が踏み板材2を介
して相互に係合されることになり、同はしご部材3、
4、5相互間でのずれ動きが防止されて、はしご本体7
が支障なく折り畳まれると共に同はしご本体7の折り畳
まれた状態がより安定したもとなる。
【0027】又、該実施形態の天井収納はしごにおいて
は、各はしご部材3、4、5を構成する桁材1が外側方
へ開口するC型チャンネル材で形成され、該桁材1の開
口部分から挿入されるビス25が同桁材1を介して木製の
踏み板材2の端面にねじ込まれることによって、両側の
桁材1間に同踏み板材2が架設固定されている。それ以
外は上記実施形態におけると同様に構成されており、上
記実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
【0028】図7は、本発明の請求項1のみに対応する
一実施形態を示し、該実施形態の天井収納はしごにおい
ては、各はしご部材3、4、5を構成する桁材1及び踏
み板材2が全て木製で、各踏み板材2の前後両端縁は桁
材1の上下両側縁から突出することなく略合致するよう
に納まっている。又、当接スペーサ11が上はしご部材3
の両側の桁材1の上端付近の外面に取着突設されてお
り、該当接スペーサ11及び接床体13はいずれも合成樹脂
製で、該接床体13がブロック状に形成されて下はしご部
材5の両側の桁材1の下側角部分に取着固定されてい
る。又、枢着具6及び枢支具10はいずれも同様の蝶番に
て形成され、上はしご部材3の両側の桁材1の上端が同
枢支具10を介して開口部9の周縁内面に各々取着固定し
て連結されており、同周縁内面に別途の蝶番具26を介し
て蓋板14の端縁が枢着されている。この場合、折り畳ま
れた状態にあるはしご本体7の回動出し入れ動作と蓋板
14の回動開閉動作とは別々に行われることになる。
【0029】それ以外は上記実施形態におけると略同様
に構成されており、したがって、該実施形態の天井収納
はしごにおいても、はしご本体7が折り畳まれた状態
で、当接スペーサ11或いは当接凸部12が桁材1間に介在
して、同桁材1同士が直接に当接することはなく、該桁
材1に傷がついたり騒音を発したりすることが防止され
る。しかも、同桁材1同士は相互に適宜間隔をあけ且つ
がたつきなく確実に積載されて、同はしご本体7の折り
畳まれた状態が安定してその回動出し入れ作業を不安な
く行うことができる。
【0030】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の天
井収納はしごにおいては、はしご本体が折り畳まれた状
態で、当接スペーサ或いは当接凸部が桁材間に介在し、
同桁材同士が直接に当接することなくて、該桁材に傷が
ついたり騒音を発したりすることが防止され、しかも、
同桁材同士は相互に適宜間隔をあけ且つがたつきなく確
実に積載され、同はしご本体の折り畳まれた状態が安定
してその回動出し入れ作業を不安なく行うことができ
る。
【0031】又、本発明の請求項2記載の天井収納はし
ごにおいては、特に、はしご本体が折り畳まれた状態
で、上はしご部材の桁材と中はしご部材の桁材とが当接
スペーサを介して磁着するので、同はしご本体の折り畳
まれた状態がより安定して保持され、該折り畳まれた状
態にあるはしご本体を回動させている際に、積載された
中はしご部材及び下はしご部材が上はしご部材から離れ
て回動してしまうことも確実に防止される。
【0032】又、本発明の請求項3記載の天井収納はし
ごにおいては、特に、はしご本体を折り畳んで蓋板を閉
めることによって簡単に、同はしご本体を開口部内に折
り畳まれた状態で体裁良く収納することができ、しか
も、同蓋板を開けることによって簡単に、折り畳まれた
状態にあるはしご本体を開口部から取り出すことができ
て、はしご本体の出し入れ作業性と収納時の外観が向上
される。
【0033】又、本発明の請求項4記載の天井収納はし
ごにおいては、特に、踏み板材が巾広に形成されてはし
ご昇降時の安全性が向上され、しかも、この場合に、は
しご本体が折り畳まれた状態で、桁材同士は相互に適宜
間隔をあけて支障なく積載される。
【0034】又、本発明の請求項5記載の天井収納はし
ごにおいては、特に、上記の場合にあって、桁材間に形
成される間隔範囲以内に踏み板材の前後両端縁の突出部
分が納まるので、はしご本体は折り畳まれた際に同踏み
板材の突出部分が邪魔にならず支障なく折り畳まれる。
【0035】又、本発明の請求項6記載の天井収納はし
ごにおいては、特に、上記の場合にあって、はしご本体
が折り畳まれた際に、踏み板材の前後両端縁の突出部分
が隣接するはしご部材の両側の桁材間に挿入係合される
ので、はしご部材相互間でのずれ動きが防止されて、は
しご本体が支障なく折り畳まれると共に同はしご本体の
折り畳まれた状態がより安定したもとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である天井収納はしごの使
用状態を示す断面図。
【図2】同天井収納はしごの使用状態を示す斜視図。
【図3】同天井収納はしごの収納状態を示す断面図。
【図4】同天井収納はしごの収納状態における要部側面
図。
【図5】別の実施形態である天井収納はしごの収納状態
を示す要部側面図。
【図6】同天井収納はしごの収納状態における要部断面
図。
【図7】更に別の実施形態である天井収納はしごの使用
状態を示す断面図。
【図8】従来例である天井収納はしごの使用状態を示す
断面図。
【符号の説明】
1 桁材 2 踏み板材 3 上はしご部材 4 中はしご部材 5 下はしご部材 6 枢着具 7 はしご本体 8 天井 9 開口部 10 枢支具 11 当接スペーサ 12 当接凸部 13 接床体 14 蓋板 15 結合スペーサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側の桁材間に複数の踏み板材を相互に
    間隔をあけて架設固定して、上はしご部材、中はしご部
    材、下はしご部材を各々形成し、該上はしご部材、中は
    しご部材、下はしご部材を枢着具を介し連結して、上は
    しご部材の上に中はしご部材、該中はしご部材の上に下
    はしご部材が各々積載されるように折り畳み自在となっ
    たはしご本体を形成し、該はしご本体の上はしご部材の
    上端付近を天井に形成される開口部の周縁に枢支具を介
    し連結して、該開口部内に同はしご本体が折り畳まれた
    状態で回動収納されるようになし、同はしご本体が折り
    畳まれた状態で、上はしご部材と中はしご部材との間に
    介在される当接スペーサを両者いずれかの桁材に突設す
    ると共に、中はしご部材と下はしご部材との間に介在さ
    れる当接凸部を下はしご部材の桁材の下端に取着される
    接床体に突設してなる天井収納はしご。
  2. 【請求項2】 はしご本体が折り畳まれた状態で、桁材
    に突設される当接スペーサが対向する桁材に着脱自在に
    磁着されるものとなしたことを特徴とする請求項1記載
    の天井収納はしご。
  3. 【請求項3】 天井に形成される開口部を開閉する蓋板
    の上面に結合スペーサを介して上はしご部材を付設固定
    し、該上はしご部材の上端付近に位置する同蓋板の端縁
    を枢支具を介して同開口部の周縁に連結したことを特徴
    とする請求項1又は2記載の天井収納はしご。
  4. 【請求項4】 踏み板材の前後両端縁が両側の桁材の上
    下両側縁から突出するように同踏み板材を巾広に形成し
    たことを特徴とする請求項3記載の天井収納はしご。
  5. 【請求項5】 踏み板材の前後両端縁の桁材の上下両側
    縁からの突出寸法を当接スペーサ及び当接凸部の突出寸
    法以内に設定したことを特徴とする請求項4記載の天井
    収納はしご。
  6. 【請求項6】 踏み板材の前後両端縁の桁材の上下両側
    縁からの突出寸法を当接スペーサ及び当接凸部の突出寸
    法よりも大きく設定して、同踏み板材の突出部分がはし
    ご本体の折り畳まれた状態で隣接するはしご部材の両側
    の桁材間に挿入係合されるようになしたことを特徴とす
    る請求項4記載の天井収納はしご。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2862679A1 (fr) * 2003-11-25 2005-05-27 Francois Ros Escalier et echelle pliables a encombrement reduit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2862679A1 (fr) * 2003-11-25 2005-05-27 Francois Ros Escalier et echelle pliables a encombrement reduit
WO2005054595A1 (fr) * 2003-11-25 2005-06-16 Ros Francois Dispositif a marches pliable, de type escalier ou echelle

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