JPH09290898A - カクテル飲料自動製造機 - Google Patents
カクテル飲料自動製造機Info
- Publication number
- JPH09290898A JPH09290898A JP8102096A JP10209696A JPH09290898A JP H09290898 A JPH09290898 A JP H09290898A JP 8102096 A JP8102096 A JP 8102096A JP 10209696 A JP10209696 A JP 10209696A JP H09290898 A JPH09290898 A JP H09290898A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- raw material
- cocktail
- shaker
- drink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D3/00—Apparatus or devices for controlling flow of liquids under gravity from storage containers for dispensing purposes
- B67D3/0012—Apparatus or devices for controlling flow of liquids under gravity from storage containers for dispensing purposes provided with mixing devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】客の所望するカクテル飲料をその場で製造す
る、従来に無い新規なカクテル飲料自動製造機を提供す
る。 【解決手段】カクテル飲料の原料を収容する複数の原料
タンク4と、原料タンクから抽出した複数種の原料を取
り込んで攪拌する攪拌機構付きシェイカータンク5と、
シェイカータンクを低温状態に保冷する冷却ユニット6
と、ベンドステージ3と、各原料タンクから原料供給弁
7を介してシェイカータンクとの間に集中配管した原料
供給ホース8、シェイカータンクとベンドステージとの
間に配管した供給弁9付きカクテル飲料供給ホース10
と、カクテル飲料の選択ボタン2と、制御部12とをキ
ャビネット1に装備し、選択ボタンで選択したカクテル
飲料に対応した原料を原料タンクから所要量ずつ抽出し
てシェイカータンクに導入,攪拌した後、ベンドステー
ジに載置したグラス13に注いで提供する。
る、従来に無い新規なカクテル飲料自動製造機を提供す
る。 【解決手段】カクテル飲料の原料を収容する複数の原料
タンク4と、原料タンクから抽出した複数種の原料を取
り込んで攪拌する攪拌機構付きシェイカータンク5と、
シェイカータンクを低温状態に保冷する冷却ユニット6
と、ベンドステージ3と、各原料タンクから原料供給弁
7を介してシェイカータンクとの間に集中配管した原料
供給ホース8、シェイカータンクとベンドステージとの
間に配管した供給弁9付きカクテル飲料供給ホース10
と、カクテル飲料の選択ボタン2と、制御部12とをキ
ャビネット1に装備し、選択ボタンで選択したカクテル
飲料に対応した原料を原料タンクから所要量ずつ抽出し
てシェイカータンクに導入,攪拌した後、ベンドステー
ジに載置したグラス13に注いで提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スナック,居酒屋
などに設置して、客の所望するカクテル飲料をその場で
製造して提供するカクテル飲料自動製造機に関する。
などに設置して、客の所望するカクテル飲料をその場で
製造して提供するカクテル飲料自動製造機に関する。
【0002】
【従来の技術】スナック,居酒屋,レストランなどで客
にカクテル飲料を提供する場合に、従来では、専任のバ
ーテンダーが客の所望するカクテル飲料に合わせて選ん
だ複数種のリキュール,スピリッツなどの原料を氷と一
緒にシェイカーに入れ、シェイカーを振って十分に攪拌
した上でグラスに注いで客に提供する、あるいは飲料メ
ーカーで製造した市販の瓶,缶入りカクテル飲料をグラ
スに移して客に提供するようにしており、カップ式飲料
自動販売機のように選択ボタンで指定した飲料を調製し
て客に提供するカクテル飲料自動製造機はない。
にカクテル飲料を提供する場合に、従来では、専任のバ
ーテンダーが客の所望するカクテル飲料に合わせて選ん
だ複数種のリキュール,スピリッツなどの原料を氷と一
緒にシェイカーに入れ、シェイカーを振って十分に攪拌
した上でグラスに注いで客に提供する、あるいは飲料メ
ーカーで製造した市販の瓶,缶入りカクテル飲料をグラ
スに移して客に提供するようにしており、カップ式飲料
自動販売機のように選択ボタンで指定した飲料を調製し
て客に提供するカクテル飲料自動製造機はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今ではバ
イキング方式のレストラン,大衆居酒屋などでも客の嗜
好の多様化に合わせてカクテル飲料を店のメニューに加
える傾向が増えつつあるが、人件費の節減,省人力化の
面から専任のバーテンダーに代わるカクテル飲料自動製
造機の出現が望まれている。
イキング方式のレストラン,大衆居酒屋などでも客の嗜
好の多様化に合わせてカクテル飲料を店のメニューに加
える傾向が増えつつあるが、人件費の節減,省人力化の
面から専任のバーテンダーに代わるカクテル飲料自動製
造機の出現が望まれている。
【0004】本発明は上記の要望に応えるものとして、
従来にない新規なカクテル飲料自動製造機を提供するこ
とを目的とする。
従来にない新規なカクテル飲料自動製造機を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカクテル飲料自動製造機は、カクテル飲料
の原料を個別に収容する複数の原料タンクと、原料タン
クから抽出した複数種の原料を取り込んで攪拌する攪拌
機構付きシェイカータンクと、シェイカータンクを低温
状態に保冷する冷却ユニットと、ベンドステージと、各
原料タンクから原料供給弁を介してシェイカータンクと
の間に集中配管した原料供給管路と、シェイカータンク
とベンドステージとの間に配管したカクテル飲料供給管
路と、カクテル飲料を指定する選択ボタンと、統括制御
部とをキャビネットに装備し、選択ボタンで指定したカ
クテル飲料の製造指令に基づき原料タンクから所要量ず
つ抽出した原料をシェイカータンクに導入して攪拌した
後、ベンドステージに載置したグラスに注入して客に提
供するよう構成するものとする。
に、本発明のカクテル飲料自動製造機は、カクテル飲料
の原料を個別に収容する複数の原料タンクと、原料タン
クから抽出した複数種の原料を取り込んで攪拌する攪拌
機構付きシェイカータンクと、シェイカータンクを低温
状態に保冷する冷却ユニットと、ベンドステージと、各
原料タンクから原料供給弁を介してシェイカータンクと
の間に集中配管した原料供給管路と、シェイカータンク
とベンドステージとの間に配管したカクテル飲料供給管
路と、カクテル飲料を指定する選択ボタンと、統括制御
部とをキャビネットに装備し、選択ボタンで指定したカ
クテル飲料の製造指令に基づき原料タンクから所要量ず
つ抽出した原料をシェイカータンクに導入して攪拌した
後、ベンドステージに載置したグラスに注入して客に提
供するよう構成するものとする。
【0006】そして、前記構成におけるシェイカータン
クの攪拌機構は、タンク内に組み込んだ電動式の攪拌羽
根,もしくは攪拌棒、あるいはシェイカータンク自身を
揺する加振機構で構成することができ、また加振機構で
揺するシェイカータンク内には原料の攪拌を促進する攪
拌玉を収容するのがよい。さらに、本発明によれば、マ
ルガリータなどのソルティなカクテル飲料を製造する際
に、グラスの縁に塩を付着させる手段として、ベンドス
テージに設置したターンテーブルにグラスを載せた状態
で、ターンテーブルを回転させながらグラスの縁に水を
含んだスポンジを押しつけて濡らし、その上に塩を振り
かけてグラスの縁に塩を付着させる塩付けユニットを備
えるものとする。
クの攪拌機構は、タンク内に組み込んだ電動式の攪拌羽
根,もしくは攪拌棒、あるいはシェイカータンク自身を
揺する加振機構で構成することができ、また加振機構で
揺するシェイカータンク内には原料の攪拌を促進する攪
拌玉を収容するのがよい。さらに、本発明によれば、マ
ルガリータなどのソルティなカクテル飲料を製造する際
に、グラスの縁に塩を付着させる手段として、ベンドス
テージに設置したターンテーブルにグラスを載せた状態
で、ターンテーブルを回転させながらグラスの縁に水を
含んだスポンジを押しつけて濡らし、その上に塩を振り
かけてグラスの縁に塩を付着させる塩付けユニットを備
えるものとする。
【0007】上記構成のカクテル飲料自動製造機におい
て、ベンドステージにグラスをセットし、選択ボタンで
所望のカクテル飲料を指定すると、そのメニューに対応
して統括制御部(マイクロコンピユータ)が複数種の原
料選択,並びに各原料の適正供給量を演算するととも
に、制御部からの出力指令に基づいて各種の原料タンク
の原料供給弁を開閉制御し、選択された原料を抽出して
シェイカータンクに供給する。なお、シェイカータンク
は冷却ユニットにより常時低温に保冷されている。次い
でシェイカータンクの攪拌機構が始動し、シェイカータ
ンクに導入した原料を攪拌してカクテル飲料を調製した
後、シェイカータンクからカクテル飲料を供給管路を通
じてベンドステージに置かれたグラスに注いで客に提供
する。なお、この場合にマルガリータなどのソルティな
カクテル飲料を選択すると、カクテル飲料を注ぐ前に塩
付けユニットが始動してグラスの縁に塩を自動的に付着
させる。
て、ベンドステージにグラスをセットし、選択ボタンで
所望のカクテル飲料を指定すると、そのメニューに対応
して統括制御部(マイクロコンピユータ)が複数種の原
料選択,並びに各原料の適正供給量を演算するととも
に、制御部からの出力指令に基づいて各種の原料タンク
の原料供給弁を開閉制御し、選択された原料を抽出して
シェイカータンクに供給する。なお、シェイカータンク
は冷却ユニットにより常時低温に保冷されている。次い
でシェイカータンクの攪拌機構が始動し、シェイカータ
ンクに導入した原料を攪拌してカクテル飲料を調製した
後、シェイカータンクからカクテル飲料を供給管路を通
じてベンドステージに置かれたグラスに注いで客に提供
する。なお、この場合にマルガリータなどのソルティな
カクテル飲料を選択すると、カクテル飲料を注ぐ前に塩
付けユニットが始動してグラスの縁に塩を自動的に付着
させる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。まず、図1にカクテル飲料自動製造機
全体の構成を示す。図において、1はキャビネットで、
その前面扉にはカクテル飲料の選択ボタン2,ベンドス
テージ3、および必要によりコイン機構などを備えてお
り、庫内にはカクテル飲料の原料となる各種リキュー
ル,スピリッツなどを個別に収容する複数の原料タンク
4(#1〜#4)、攪拌機構付きのシェイカータンク
5、シェイカータンクを低温に保冷する冷却ユニット6
が図示のようなレイアウトで組み込まれている。そし
て、原料タンク,シェイカータンク,ベンドステージの
間には、各原料タンク4から原料供給弁7を介してシェ
イカータンク5との間に接続した原料供給ホース8、シ
ェイカータンク5からカクテル飲料供給弁9を介してベ
ンドステージ3との間に敷設したカクテル飲料供給ホー
ス10が配管されている。その他に、ベンドステージ3
に配備したグラスの塩付けユニット11、ターンテーブ
ル11a、および制御部(マイクロコンピユータ)12
を備えている。なお、シェイカータンク5の攪拌機構,
塩付けユニット11についてはその構成を後記する。
づいて説明する。まず、図1にカクテル飲料自動製造機
全体の構成を示す。図において、1はキャビネットで、
その前面扉にはカクテル飲料の選択ボタン2,ベンドス
テージ3、および必要によりコイン機構などを備えてお
り、庫内にはカクテル飲料の原料となる各種リキュー
ル,スピリッツなどを個別に収容する複数の原料タンク
4(#1〜#4)、攪拌機構付きのシェイカータンク
5、シェイカータンクを低温に保冷する冷却ユニット6
が図示のようなレイアウトで組み込まれている。そし
て、原料タンク,シェイカータンク,ベンドステージの
間には、各原料タンク4から原料供給弁7を介してシェ
イカータンク5との間に接続した原料供給ホース8、シ
ェイカータンク5からカクテル飲料供給弁9を介してベ
ンドステージ3との間に敷設したカクテル飲料供給ホー
ス10が配管されている。その他に、ベンドステージ3
に配備したグラスの塩付けユニット11、ターンテーブ
ル11a、および制御部(マイクロコンピユータ)12
を備えている。なお、シェイカータンク5の攪拌機構,
塩付けユニット11についてはその構成を後記する。
【0009】ここで、図1によりカクテル飲料の製造,
供給動作を述べる。客がベンドステージ3にグラス13
をセットし、所要金額のコインを投入した上で所望する
カクテル飲料を選択ボタン2で選択すると、その選択信
号を基に制御部12では、そのカクテル飲料に対応する
原料種類の指定,および一杯分のカクテル飲料に仕上げ
るための原料の供給量を決定し、その出力指令に基づい
て、まず指定された複数の原料タンク4の原料供給弁7
を開き、所定量の原料をホース8を通じてシェイカータ
ンク5に供給する。なお、シェイカータンク5は冷却ユ
ニット6により常時低温状態に保冷されている。続いて
シェイカータンク5の攪拌機構が始動してタンク内に導
入された各種原料を攪拌してカクテル飲料を調製する。
また、この攪拌動作によりカクテル飲料は低温に冷却さ
れる。そして原料の攪拌が済むと、次にカクテル飲料供
給弁9を開き、シェイカータンク5に貯留されているカ
クテル飲料をグラス13に注いで一回分の製造,供給動
作を終了する。なお、原料タンク4への原料補給は、図
示のようにタンクの蓋4aを外し、原料ボトル14から
原料タンク4に注ぎ込んで行う。
供給動作を述べる。客がベンドステージ3にグラス13
をセットし、所要金額のコインを投入した上で所望する
カクテル飲料を選択ボタン2で選択すると、その選択信
号を基に制御部12では、そのカクテル飲料に対応する
原料種類の指定,および一杯分のカクテル飲料に仕上げ
るための原料の供給量を決定し、その出力指令に基づい
て、まず指定された複数の原料タンク4の原料供給弁7
を開き、所定量の原料をホース8を通じてシェイカータ
ンク5に供給する。なお、シェイカータンク5は冷却ユ
ニット6により常時低温状態に保冷されている。続いて
シェイカータンク5の攪拌機構が始動してタンク内に導
入された各種原料を攪拌してカクテル飲料を調製する。
また、この攪拌動作によりカクテル飲料は低温に冷却さ
れる。そして原料の攪拌が済むと、次にカクテル飲料供
給弁9を開き、シェイカータンク5に貯留されているカ
クテル飲料をグラス13に注いで一回分の製造,供給動
作を終了する。なお、原料タンク4への原料補給は、図
示のようにタンクの蓋4aを外し、原料ボトル14から
原料タンク4に注ぎ込んで行う。
【0010】次に、前記のシェイカータンク5に付設し
た攪拌機構の実施例を図2,図3,図4に示す。まず、
図2の実施例では、シェイカータンク5に攪拌羽根15
を組み込み、この攪拌羽根15を駆動モータ16で回転
駆動するよう構成している。また、図3の実施例では、
図2における攪拌羽根15の代わりに複数本の攪拌棒
(マドラー)17を採用して駆動モータ16に連結して
いる。さらに、図4の実施例は、図2,図3の攪拌方式
とは異なり、シェイカータンク5自身を上下に揺すって
原料を攪拌する方式のものであり、シェイカータンク5
は上下動可能にガイド支持され、その側面にはクランク
機構18,駆動モータ16を組合せた上下動の加振機構
19が連結されている。
た攪拌機構の実施例を図2,図3,図4に示す。まず、
図2の実施例では、シェイカータンク5に攪拌羽根15
を組み込み、この攪拌羽根15を駆動モータ16で回転
駆動するよう構成している。また、図3の実施例では、
図2における攪拌羽根15の代わりに複数本の攪拌棒
(マドラー)17を採用して駆動モータ16に連結して
いる。さらに、図4の実施例は、図2,図3の攪拌方式
とは異なり、シェイカータンク5自身を上下に揺すって
原料を攪拌する方式のものであり、シェイカータンク5
は上下動可能にガイド支持され、その側面にはクランク
機構18,駆動モータ16を組合せた上下動の加振機構
19が連結されている。
【0011】なお、図4の実施例では、原料供給ホース
8をシェイカータンク5に直接接続せずに、タンク上蓋
5aの開口部に臨ませて配管し、かつ前記上蓋5aには
原料攪拌時に飲料がこぼれ出るのを防ぐために迷路状に
配した仕切板5bを備えている。また、シェイカータン
ク5の出口側にはタンクと切り離して中継用のボウル2
0を備え、このボウル20からベンドステージに通じる
飲料供給ホース10を引出している。さらに、原料の攪
拌効果を高めるために、シェイカータンク5の内部には
鋼球などで作った複数個の攪拌玉21が収容されてい
る。なお、この攪拌玉21がシェイカータンク5の出口
に詰まるのを防ぐために、タンクの底部には金網などの
仕切り22を備えている。
8をシェイカータンク5に直接接続せずに、タンク上蓋
5aの開口部に臨ませて配管し、かつ前記上蓋5aには
原料攪拌時に飲料がこぼれ出るのを防ぐために迷路状に
配した仕切板5bを備えている。また、シェイカータン
ク5の出口側にはタンクと切り離して中継用のボウル2
0を備え、このボウル20からベンドステージに通じる
飲料供給ホース10を引出している。さらに、原料の攪
拌効果を高めるために、シェイカータンク5の内部には
鋼球などで作った複数個の攪拌玉21が収容されてい
る。なお、この攪拌玉21がシェイカータンク5の出口
に詰まるのを防ぐために、タンクの底部には金網などの
仕切り22を備えている。
【0012】次に、図1に示した塩付けユニット11の
具体的な構成,およびその動作を図5,図6で説明す
る。すなわち、マルガリータなどのカクテル飲料では、
グラス13の縁に塩を付着させておき、この塩を舌先で
舐めながらカクテル飲料を飲むようにしている。そこ
で、当該カクテル飲料自動製造機では、ベンドステージ
3に塩付けユニット11を装備し、ソルティなカクテル
飲料を製造する場合の対応を図っている。
具体的な構成,およびその動作を図5,図6で説明す
る。すなわち、マルガリータなどのカクテル飲料では、
グラス13の縁に塩を付着させておき、この塩を舌先で
舐めながらカクテル飲料を飲むようにしている。そこ
で、当該カクテル飲料自動製造機では、ベンドステージ
3に塩付けユニット11を装備し、ソルティなカクテル
飲料を製造する場合の対応を図っている。
【0013】この塩付けユニット11は、ベンドステー
ジの底部に設置したターンテーブル11aと、塩タンク
11bと、水タンク11cと、塩タンク11bから供給
を受けた塩散布ガイド11dと、水タンク11cからの
補給水を含む水濡らし用スポンジ11eを具備し、塩散
布ガイド11d,スポンジ11eが図示されてない移動
機構で矢印方向に前進,後退する。
ジの底部に設置したターンテーブル11aと、塩タンク
11bと、水タンク11cと、塩タンク11bから供給
を受けた塩散布ガイド11dと、水タンク11cからの
補給水を含む水濡らし用スポンジ11eを具備し、塩散
布ガイド11d,スポンジ11eが図示されてない移動
機構で矢印方向に前進,後退する。
【0014】そして、ベンドステージに設置したターン
テーブル11aの中央にグラス13をセットした状態
で、マルガリータなどのソルティなカクテル飲料を選択
すると、制御部からの指令で前記の塩散布ガイド11
d,スポンジ11eが待機位置から前進して図示のよう
にグラス13の縁へアクセスするように移動した後、タ
ーンテーブル11aを緩速で1回転させながら、塩タン
ク11b,水タンク11cから塩,水を少量ずつ供給す
る。これにより、図6(a),(b)で示すように、水を
含んだスポンジ11eがグラス13の縁を濡らし、続い
てその上に塩を散布してグラス周縁に沿って塩付けを行
う。なお、グラス13の縁から外側にこぼれ落ちた塩は
ガイド11dの中に回収される。また、ターンテーブル
11aが1回転し、グラス13の全周に沿って縁に塩が
付着すると、ターンテーブル11aを停止し、塩散布ガ
イド11d,スポンジ11eを待機位置に後退させ、そ
の後にシェイカータンク5で調製したカクテル飲料をグ
ラス13に注ぐ。
テーブル11aの中央にグラス13をセットした状態
で、マルガリータなどのソルティなカクテル飲料を選択
すると、制御部からの指令で前記の塩散布ガイド11
d,スポンジ11eが待機位置から前進して図示のよう
にグラス13の縁へアクセスするように移動した後、タ
ーンテーブル11aを緩速で1回転させながら、塩タン
ク11b,水タンク11cから塩,水を少量ずつ供給す
る。これにより、図6(a),(b)で示すように、水を
含んだスポンジ11eがグラス13の縁を濡らし、続い
てその上に塩を散布してグラス周縁に沿って塩付けを行
う。なお、グラス13の縁から外側にこぼれ落ちた塩は
ガイド11dの中に回収される。また、ターンテーブル
11aが1回転し、グラス13の全周に沿って縁に塩が
付着すると、ターンテーブル11aを停止し、塩散布ガ
イド11d,スポンジ11eを待機位置に後退させ、そ
の後にシェイカータンク5で調製したカクテル飲料をグ
ラス13に注ぐ。
【0015】なお、図1の実施例では原料タンク4を4
基備えているが、そのタンクの数を増やすことにより、
その原料の組合せでカクテル飲料のメニューを大幅に増
やすことができる。
基備えているが、そのタンクの数を増やすことにより、
その原料の組合せでカクテル飲料のメニューを大幅に増
やすことができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のカクテル飲
料自動製造機によれば、所望のカクテル飲料を選択ボタ
ンで指定するだけで、その場でカクテル飲料を製造し、
グラスに注いで客に提供することできる。したがって、
専任のバーテンダーが居ない大衆居酒屋,あるいはバイ
キング方式のレストランなどでも、セルフサービス方式
で本格的なカクテル飲料を客に提供できる。
料自動製造機によれば、所望のカクテル飲料を選択ボタ
ンで指定するだけで、その場でカクテル飲料を製造し、
グラスに注いで客に提供することできる。したがって、
専任のバーテンダーが居ない大衆居酒屋,あるいはバイ
キング方式のレストランなどでも、セルフサービス方式
で本格的なカクテル飲料を客に提供できる。
【0017】しかも、原料タンクに収容するリキュー
ル,スピリッツなどの原料の種類を変えることでカクテ
ル飲料のメニューも自由に変更できるほか、塩付けユニ
ットを付設することでマルガリータなどのソルティなカ
クテル飲料にも対応できるなど、機能面でも実用性の高
いカクテル飲料自動製造機を提供することができる。
ル,スピリッツなどの原料の種類を変えることでカクテ
ル飲料のメニューも自由に変更できるほか、塩付けユニ
ットを付設することでマルガリータなどのソルティなカ
クテル飲料にも対応できるなど、機能面でも実用性の高
いカクテル飲料自動製造機を提供することができる。
【図1】本発明の実施例によるカクテル飲料自動製造機
の全体構成図
の全体構成図
【図2】図1におけるシェイカータンク攪拌機構の一実
施例の構成図
施例の構成図
【図3】図2と異なるシェイカータンク攪拌機構の実施
例の構成図
例の構成図
【図4】図2,図3とさらに異なるシェイカータンク攪
拌機構の実施例の構成図
拌機構の実施例の構成図
【図5】図1における塩付けユニットの具体的な実施例
の構成図
の構成図
【図6】図5の塩付けユニットの機能説明図であり、
(a)はグラスの縁を水で濡らすスポンジ、(b)はグ
ラスの縁に塩を付着させる塩散布ガイドの動作状態図
(a)はグラスの縁を水で濡らすスポンジ、(b)はグ
ラスの縁に塩を付着させる塩散布ガイドの動作状態図
1 キャビネット 2 選択ボタン 3 ベンドステージ 4 原料タンク 5 シェイカータンク 6 冷却ユニット 7 原料供給弁 8 原料供給ホース 9 カクテル飲料供給弁 10 カクテル飲料供給ホース 11 塩付けユニット 11a ターンテーブル 11d 塩散布ガイド 11e 水濡らし用スポンジ 12 制御部 13 グラス 15 攪拌羽根 16 駆動モータ 17 攪拌棒 19 加振機構 21 攪拌玉
Claims (6)
- 【請求項1】カクテル飲料の原料を個別に収容する複数
の原料タンクと、原料タンクから抽出した複数種の原料
を取り込んで攪拌する攪拌機構付きシェイカータンク
と、シェイカータンクを低温状態に保冷する冷却ユニッ
トと、ベンドステージと、各原料タンクから原料供給弁
を介してシェイカータンクとの間に集中配管した原料供
給管路と、シェイカータンクとベンドステージとの間に
配管したカクテル飲料供給管路と、カクテル飲料を指定
する選択ボタンと、統括制御部とをキャビネットに装備
し、選択ボタンで指定したカクテル飲料の製造指令に基
づき原料タンクから所要量ずつ抽出した原料をシェイカ
ータンクに導入して攪拌した後、ベンドステージに載置
したグラスに注入することを特徴とするカクテル飲料自
動製造機。 - 【請求項2】請求項1記載のカクテル飲料自動製造機に
おいて、シェイカータンクの攪拌機構が、タンク内に組
み込んだ電動式の攪拌羽根であることを特徴とするカク
テル飲料自動製造機。 - 【請求項3】請求項1記載のカクテル飲料自動製造機に
おいて、シェイカータンクの攪拌機構が、タンク内に組
み込んだ電動式の攪拌棒であることを特徴とするカクテ
ル飲料自動製造機。 - 【請求項4】請求項1記載のカクテル飲料自動製造機に
おいて、シェイカータンクの攪拌機構が、タンク自身を
揺する加振機構であることを特徴とするカクテル飲料自
動製造機。 - 【請求項5】請求項4記載のカクテル飲料自動製造機に
おいて、シェイカータンク内に原料の攪拌を促進する攪
拌玉を収容しておくことを特徴とするカクテル飲料自動
製造機。 - 【請求項6】請求項1記載のカクテル飲料自動製造機に
おいて、ソルティなカクテル飲料を製造する際に、ベン
ドステージに設置したターンテーブルにグラスを載せた
状態で、ターンテーブルを回転させながらグラスの縁に
水を含んだスポンジを押しつけて濡らし、その上に塩を
振りかけてグラスの縁に塩を付着させる塩付けユニット
を備えたことを特徴とするカクテル飲料自動製造機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8102096A JPH09290898A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | カクテル飲料自動製造機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8102096A JPH09290898A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | カクテル飲料自動製造機 |
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ID=14318258
Family Applications (1)
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JP8102096A Pending JPH09290898A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | カクテル飲料自動製造機 |
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- 1996-04-24 JP JP8102096A patent/JPH09290898A/ja active Pending
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