JPH09289319A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH09289319A
JPH09289319A JP10083596A JP10083596A JPH09289319A JP H09289319 A JPH09289319 A JP H09289319A JP 10083596 A JP10083596 A JP 10083596A JP 10083596 A JP10083596 A JP 10083596A JP H09289319 A JPH09289319 A JP H09289319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
semiconductor layer
insulating
source
drain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10083596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3201719B2 (ja
Inventor
Yoshiki Hayazaki
嘉城 早崎
Masahiko Suzumura
正彦 鈴村
Mitsuhide Maeda
光英 前田
Yuji Suzuki
裕二 鈴木
Yoshifumi Shirai
良史 白井
仁路 ▲高▼野
Masamichi Takano
Takashi Kishida
貴司 岸田
Takeshi Yoshida
岳司 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP10083596A priority Critical patent/JP3201719B2/ja
Publication of JPH09289319A publication Critical patent/JPH09289319A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3201719B2 publication Critical patent/JP3201719B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電極配線を形成した場合の電界集中による耐圧
低下が少なく高耐圧化が可能な半導体装置を提供する。 【解決手段】半導体基板1上に絶縁層2を介して半導体
層3が形成され、半導体層3内に、ドレイン領域4とウ
ェル領域5とが離間して形成され、ウェル領域5内にソ
ース領域6が形成されている。ウェル領域5上には絶縁
ゲート7が絶縁膜8を介して形成され、ドレイン領域4
上にはドレイン電極41が形成されている。ドレイン電
極に電気的に接続されたドレイン電極配線41aの下方
周辺には絶縁層2まで達する厚さの絶縁領域13が形成
され、この部分でソース領域6及びウェル領域5が切断
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びぞ
の製造方法に関し、特に電力変換用集積回路に用いられ
るパワー半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パワーICの高耐圧化に伴い、素
子間を絶縁層によって完全に分離できるSOI(Sil
icon on Insulator)構造を利用した
パワー半導体装置が注目されている。従来、この種のパ
ワー半導体装置のひとつとして、図18に示すような横
型2重拡散MOS電界効果トランジスタ、所謂LDMO
SFET(Lateral Double Diffu
sed MOSFET)が知られている。ここで、図1
8(a)はLDMOSFETの平面図を、図18(b)
は図18(a)のX−X’断面図を、図18(c)は図
18(a)のY−Y’断面図を示す。
【0003】このLDMOSFETは、単結晶シリコン
からなる半導体基板1の一表面上に絶縁層(所謂埋め込
み酸化膜)2を介してN形の半導体層3が形成され、半
導体層3の主表面側で半導体層3内に、N形(N+ 形)
のドレイン領域4とP形のウェル領域5とが離間して形
成され、ウェル領域5内の主表面側にN形(N+ 形)の
ソース領域6が形成されている。ここで、ドレイン領域
4とウェル領域5とは所定の耐圧を保持できるような距
離だけ離間して形成されている。ウェル領域5上には、
ドレイン領域4とソース領域6との間で半導体層3内を
流れる主電流を制御する(ウェル領域5の主表面側に所
謂チャネルを形成するための)絶縁ゲート7が絶縁膜8
を介して形成され、ドレイン電極4上にはドレイン電極
41が、ソース領域6上にはソース電極(図示せず)
が、絶縁ゲート7にはゲート電極(図示せず)が、それ
ぞれ形成されている。ここで、ドレイン領域4の平面形
状は外周が略平行な2つの直線部を有する長円状の形状
(図18(a)に示すドレイン電極41の平面形状と同
様の形状)に形成され、ソース領域6はドレイン領域4
との距離が略一定になるように、2つの直線部と直線部
同士を繋ぐ2つの円弧部とを有する形状に形成されてい
る(以下、このようなLDMOSFETをracetr
ack形状のLDMOSFETとも称す)。
【0004】ところで、上記racetrack形状の
LDMOSFETでは、大電流を流すためには所謂ゲー
ト幅を大きくする必要があり、一般的には図19に示す
ようにracetrack形状のLDMOSFETを複
数(n)個隣接して配置して、各LDMOSFETのド
レイン電極411 〜41n 、ソース電極、ゲート電極同
士を全て半導体層3の主表面で接続し、同時に動作する
一群のLDMOSFETを構成したり、図20に示すよ
うに、平面形状が略櫛形のLDMOSFETを構成した
りしている。
【0005】ここで、図20に示す構造では、ドレイ
ン、ソース、ゲートの各領域がそれぞれ連続して形成さ
れているので、配線に特別な配慮が不要であるという利
点を有するが、所定の耐圧(例えば、所謂RESURF
条件で決まる耐圧)を維持するためには各曲線部の曲率
を適正に設計する必要があり、このために(素子が形成
されない)不要な領域11の面積が大きくなり、面積効
率が悪いという欠点がある。また、素子形成領域(所謂
分離島)が、ソース領域が内接する四角形状の形状に形
成されているから、不要な領域11が存在することによ
って半導体層3からなる素子形成領域の面積が大きくな
り、絶縁層2を介して半導体層3と半導体基板1との間
に形成される寄生容量が大きくなって、その結果、LD
MOSFETのスイッチング時間が長くなってしまう。
これに対し、図19に示す構造は、各racetrac
k形状のLDMOSFET間では耐圧を維持するための
曲率を考慮する必要がなく、不要な領域が生じないの
で、面積効率が良く且つスイッチング時間が短いLDM
OSFETを構成することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図19に示
す構造では、各LDMOSFETの全ての電極を半導体
層3の主表面上で並列配線する必要があり、また、複数
のパワーLDMOSFETを用いた回路ブロックを1チ
ップに集積する構造でも、各LDMOSFETの全ての
電極を半導体層3の主表面上で配線する必要がある。こ
のためracetrack形状のLDMOSFETの中
心電極(この場合はドレイン電極41)に電気的に接続
されたドレイン電極配線41aが外部まで(つまり、ソ
ース領域6及びウェル領域5上を横切るように)延設さ
れる。ここで、ドレイン電極41とドレイン電極配線4
1aとは一体形成している。
【0007】しかしながら、図18に示すracetr
ack形状のLDMOSFETは、所定の耐圧が得られ
るように、半導体層3の寸法や濃度が設計されている
(1つの設計基準として例えばRESURF条件を満足
するように設計されている)にもかかわらず、半導体層
3の主表面上に絶縁膜8を介してドレイン電極配線41
aを形成すると、ドレイン電極配線41a下方では半導
体層3内部のポテンシャルがドレイン電極配線41aの
ポテンシャルに引かれ、その結果、図21に一点鎖線で
示すように半導体層3の主表面でのポテンシャルがソー
ス領域6側に密集するようになり、絶縁ゲート7下方の
ウェル領域5近傍で電界集中が発生して耐圧を低下させ
るという問題があった。
【0008】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、電極配線を形成した場合の電界集中
による耐圧低下が少なく高耐圧化が可能な半導体装置及
びその製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、絶縁層上に形成された半導体層
と、前記半導体層の主表面側で前記半導体層内に離間し
て形成された第2導電形のウェル領域及び第1導電形の
ドレイン領域と、前記ウェル領域内に形成された第1導
電形のソース領域と、前記ソース領域と前記半導体層と
の間に介在する前記ウェル領域上にゲート絶縁膜を介し
て形成された絶縁ゲートと、前記ドレイン領域上に形成
されたドレイン電極と、前記ソース領域上に形成された
ソース電極と、前記絶縁ゲートに接続されたゲート電極
とを備えた半導体装置であって、前記半導体層の主表面
から前記半導体層の内部に形成された絶縁領域が前記ソ
ース領域から前記ドレイン領域に亙って延設され、前記
ドレイン電極に電気的に接続されたドレイン電極配線が
前記絶縁領域上に形成されて成ることを特徴とするもの
であり、ドレイン電極配線下の半導体層には絶縁領域が
形成されているので、ドレイン電極配線のポテンシャル
が半導体層内のポテンシャルの分布を乱すことがなく、
ドレイン電極配線の影響による耐圧の低下を抑制するこ
とができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ソース領域及びウェル領域及び絶縁ゲートが絶縁領
域を除いて前記ドレイン領域の周囲を囲むように形成さ
れているので、ドレイン電極配線下に絶縁ゲート及びウ
ェル領域が存在せず、ドレイン電極配線のポテンシャル
の影響によるウェル領域近傍での電界集中が起きなくな
り、耐圧低下を抑制することができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、絶縁領域が、少なくともウェル領域の部分を除いて
形成されているので、ウェル領域が絶縁領域によって切
断されておらず、ソースのポテンシャルを連続的に半導
体層で連結できるのでソース基準電位をいっかりとター
ミネートでき、また、ドレイン電極下は絶縁領域が形成
されているから電界集中による耐圧の低下を抑制するこ
とができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、絶縁領域が、半導体層の主表面から半導体層内の途
中まで形成されているので、ソースのポテンシャルを絶
縁領域と絶縁層との間の半導体層内で連結できるから、
ソース基準電位を確実にターミネートでき、また、ドレ
イン電極配線下は絶縁領域が形成されているから電界集
中による耐圧の低下を抑制することができる。
【0013】請求項5の発明は、絶縁層上に形成された
半導体層と、前記半導体層の主表面側で前記半導体層内
に離間して形成された第2導電形のウェル領域及び第1
導電形のドレイン領域と、前記ウェル領域内に形成され
た第1導電形のソース領域と、前記ソース領域と前記半
導体層との間に介在する前記ウェル領域上にゲート絶縁
膜を介して形成された絶縁ゲートと、前記ドレイン領域
上に形成されたドレイン電極と、前記ソース領域上に形
成されたソース電極と、前記絶縁ゲートに接続されたゲ
ート電極と、前記各領域を外部素子と素子分離するため
に前記絶縁層に達する深さまで形成された素子分離領域
と、前記ソース領域から前記ドレイン領域に亙って前記
素子分離領域よりも薄く形成された絶縁領域とを備えた
半導体装置の製造方法であって、前記絶縁領域形成用の
開口部と前記絶縁領域形成用の開口部よりも開口幅が大
きい素子分離領域形成用の開口部とを有する1つのフォ
トマスクを使用してLOCOS法によって前記素子分離
領域が前記絶縁層に達するまで半導体層の酸化を行う工
程を有することを特徴とするものであり、絶縁領域では
酸化時に供給される酸素の量が素子分離領域よりも少な
いので、それぞれ厚さの違う絶縁領域と素子分離領域と
を同時に形成することができ、マスク枚数の削減、工程
の短縮化、低コスト化が可能となる。
【0014】請求項6の発明は、請求項2又は請求項4
の発明において、絶縁ゲートが絶縁領域に所定長さだけ
延設されているので、絶縁ゲートがフィールドプレート
として働き、切断されたソース領域のポテンシャルを容
易に連結できるので、ソース基準電位を確実にターミネ
ートできるとともに、ドレイン電極配線下が絶縁領域に
なっているために電界集中による耐圧低下を抑制するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 (実施形態1)図1(a)に本実施形態のLDMOSF
ETの平面図を、図1(b)に図(a)のX−X’断面
図を、図1(c)に図1(a)のY−Y’断面図を示
す。
【0016】本実施形態のLDMOSFETは、図18
で説明した従来のLDMOSFETと同様に、単結晶シ
リコンからなる半導体基板1の一表面上に絶縁層(所謂
埋め込み酸化膜)2を介してN形シリコンからなる半導
体層3が形成され、半導体層3の主表面側で半導体層3
内に、N形(N+ 形)のドレイン領域4とP形のウェル
領域5とが離間して形成され、ウェル領域5内の主表面
側にN形(N+ 形)のソース領域6が形成されている。
ここで、ドレイン領域4とウェル領域5とは所定の耐圧
を保持できるような距離だけ離間して形成されている。
ウェル領域5上にはドレイン領域4とソース領域6との
間で半導体層3内を流れる主電流を制御する(ウェル領
域5の主表面側に所謂チャネルを形成するための)絶縁
ゲート7が絶縁膜8を介して形成され、ドレイン領域4
上にはドレイン電極41が、ソース領域6上にはソース
電極(図示せず)が、絶縁ゲート7上にはゲート電極
(図示せず)が、それぞれ形成されている。
【0017】ここで、ドレイン領域4の平面形状は外周
が略平行な2つの直線部を有する長円状の形状に形成さ
れ、ソース領域6及びウェル領域5はドレイン領域4と
の距離が略一定になるようにドレイン領域4の周囲に一
部を除いて形成されている。すなわち、本LDMOSF
ETでは、racetrack形状の一方の円弧部にお
いてドレイン電極配線41aの下方周辺に、絶縁層2ま
で達する厚さの絶縁領域13が形成され、この部分でソ
ース領域6及びウェル領域5が切断されている。本LD
MOSFETでは半導体層3の厚さが薄く、絶縁領域1
3はLOCOS(LocalOxidationofS
ilicon)法により形成されたシリコン酸化膜から
なり、素子分離のために半導体層3の主表面から絶縁層
2の深さまで形成されたシリコン酸化膜からなる素子分
離領域12と一体形成されている。
【0018】ところで、図18で示した従来のLDMO
SFETにおいては、ドレイン電極配線41aを絶縁膜
8を介して半導体層3の上方に配線したため、ドレイン
電極配線41aのポテンシャルが絶縁膜8を介してドレ
イン電極配線41a下方周辺の半導体層3に影響を与
え、半導体層3のポテンシャル分布が乱れて電界集中が
発生し、その結果、耐圧が低下するという問題があっ
た。
【0019】しかしながら、本LDMOSFETでは、
ドレイン電極配線41aの下部に絶縁領域13が形成さ
れているので、半導体層3のポテンシャル分布は図2に
一点鎖線で示すようになり、従来例で説明した電界集中
は起こらない。すなわち、本LDMOSFETでは、ド
レイン電極配線41a下方の半導体層3内のポテンシャ
ルがドレイン電極配線41aのポテンシャルの影響を受
けにくくなり、ドレイン電極配線41下方での電界集中
が抑制されるので、電界集中による耐圧の低下を抑制す
ることができるのである。
【0020】(実施形態2)図3(a)に本実施形態の
横型LDMOSFETの平面図を、図3(b)に図3
(a)のX−X’断面図を、図3(c)に図3(a)の
Y−Y’断面図を示す。本実施形態のLDMOSFET
の基本構成は実施形態1と略同じであり、その特徴とす
るところは、ドレイン電極配線41a及び絶縁領域13
がracetrack形状の直線部分と略垂直になるよ
うに形成されていることにある。
【0021】ところで、実施形態1のLDMOSFET
では、半導体層3の主表面においてウェル領域5と絶縁
領域13とのなす角度が鋭角になり、ウェル領域5から
伸びる空乏層(ポテンシャル分布)と絶縁領域13との
なす角度も鋭角となるために、絶縁領域13と半導体層
3との界面の電界が半導体層3内よりも高くなり、この
界面近傍で電界集中が生じ耐圧が若干低下する。
【0022】これに対し、本LDMOSFETでは、半
導体層3の主表面内においてウェル領域5と絶縁領域1
3とがなす角度が略直角となり、この部分での電界分布
は半導体層3内の電界分布と略等しくなる。その結果、
絶縁領域13と半導体層3との界面での電界集中が緩和
されるので、ドレイン電極配線41aのポテンシャルに
よって生じる半導体層3内部の電界集中に伴う耐圧低下
を防止するとともに、半導体層3(半導体領域)と絶縁
領域13との界面の電界集中により生じる耐圧低下を抑
制することができるものである。
【0023】(実施形態3)図4(a)に本実施形態の
横型LDMOSFETの平面図を、図4(b)に図4
(a)のX−X’断面図を、図4(c)に図4(a)の
Y−Y’断面図を示す。本実施形態のLDMOSFET
の基本構成は実施形態1と略同じであり、その特徴とす
るところは、素子分離領域12と同時形成された絶縁領
域13が、ウェル領域5、ソース領域6、絶縁ゲート7
を切断しないようにドレイン領域4の円弧部まで延設さ
れ、その絶縁領域13の上にドレイン電極配線41aが
形成されていることにある。
【0024】ところで、実施形態1のLDMOSFET
では、絶縁領域13上に配線されたドレイン電極配線4
1の直下での電界集中が抑制され従来例よりも耐圧の低
下が少なくなるものの、ウェル領域5、ソース領域6、
絶縁ゲート7が絶縁領域13の存在する部分で不連続と
なるため、分断されたソースのポテンシャルが絶縁領域
13の内部で結合しきれず、絶縁領域13とウェル領域
5との界面近傍に電界が集中し、その結果、ドレイン電
極配線41aが存在しない場合よりも耐圧が低下してし
まう。
【0025】これに対し、本LDMOSFETでは、ウ
ェル領域5の不連続点がなくなるので、ソースのポテン
シャルはウェル領域5中で連続的に結合しており、図5
に一点鎖線で示すようなポテンシャル分布になり、絶縁
領域13とウェル領域5との界面近傍での電界集中が生
じなくなる。また、ドレイン電極41による電界集中も
絶縁領域13中で生じるため、臨界電界が半導体層3内
よりも高く、ドレイン電極配線41aを形成しない場合
と略同じ耐圧(例えば、所謂RESURF条件により最
適化された耐圧)が得られる。
【0026】(実施形態4)図6(a)に本実施形態の
横型LDMOSFETの平面図を、図6(b)に図6
(a)のX−X’断面図を、図6(c)に図6(a)の
Y−Y’断面図を示す。本実施形態のLDMOSFET
の基本構成は実施形態3と略同じであり、その特徴とす
るところは、素子分離領域12と同時形成された絶縁領
域13がracetrack形状の直線部分において、
ウェル領域5、ソース領域6、絶縁ゲート7を切断しな
いようにドレイン領域4の直線部まで延設され、その絶
縁領域13の上にドレイン電極配線41aが形成されて
いることにある。
【0027】ところで、実施形態3のLDMOSFET
では、半導体層3の主表面においてウェル領域5と絶縁
領域13とのなす角度が鋭角となり、ウェル領域5から
伸びる空乏層(ポテンシャル分布)と絶縁領域13との
なす角度も鋭角となるために、絶縁領域13と半導体層
3との界面の電界が半導体層3内よりも高くなり、この
界面近傍で電界集中が生じ耐圧が若干低下する。
【0028】これに対し、本LDMOSFETでは、半
導体層3の主表面内においてウェル領域5と絶縁領域1
3とがなす角度が略直角となり、この部分での電界分布
は半導体層3内の電界分布と略等しくなる。その結果、
絶縁領域13と半導体層3との界面での電界集中が緩和
されるので、ドレイン電極配線41aのポテンシャルに
よって生じる半導体層3内部の電界集中に伴う耐圧低下
を防止するとともに、半導体層3(半導体領域)と絶縁
領域13との界面の電界集中により生じる耐圧低下を抑
制することができるものである。
【0029】(実施形態5)図7(a)に本実施形態の
横型LDMOSFETの平面図を、図7(b)に図7
(a)のX−X’断面図を、図7(c)に図7(a)の
Y−Y’断面図を示す。本実施形態のLDMOSFET
の基本構成は実施形態1と略同じであり、その特徴とす
るところは、絶縁領域13が絶縁層2に達しないように
半導体層3の所定深さまで形成され、その絶縁領域13
の上にドレイン電極配線41aの上に形成されているこ
とにある。
【0030】ところで、実施形態1のLDMOSFET
では、絶縁領域13上に配線されたドレイン電極配線4
1の直下での電界集中が抑制され従来例よりも耐圧の低
下が少なくなるものの、ウェル領域5、ソース領域6、
絶縁ゲート7が絶縁領域13の存在する部分で不連続と
なるため、分断されたソースのポテンシャルが絶縁領域
13の内部で結合しきれず、絶縁領域13とウェル領域
5との界面近傍に電界が集中し、その結果、ドレイン電
極配線41aが存在しない場合よりも耐圧が低下してし
まう。
【0031】しかしながら、本LDMOSFETでは、
ウェル領域5、ソース領域6、絶縁ゲート7が絶縁領域
13の部分で不連続になっているが、絶縁領域13と絶
縁層2との間に半導体層3からなる間隙部18が形成さ
れているので、切断されたソース領域6の両端は間隙部
18を介して隣接することになり、ソースのポテンシャ
ルが間隙部18中で結合するので、半導体層3のポテン
シャル分布が図8に一点鎖線で示すようになり、ウェル
領域5と絶縁領域13との界面近傍に生じる電界集中の
発生が抑制される。また、ドレイン電極配線41aによ
る電界集中は絶縁領域13中で生じるため、臨界電界が
半導体層3内よりも高く、ドレイン電極配線41aを形
成しない場合と略同じ耐圧(例えば、所謂RESURF
条件により最適化された耐圧)が得られる。
【0032】(実施形態6)図9(a)に本実施形態の
横型LDMOSFETの平面図を、図9(b)に図9
(a)のX−X’断面図を、図9(c)に図9(a)の
Y−Y’断面図を示す。本実施形態のLDMOSFET
の基本構成は実施形態5と略同じであり、その特徴とす
るところは、絶縁領域13がracetrack形状の
直線部分と略垂直になるように形成されていることにあ
る。ここで、絶縁領域13と絶縁層2との間には実施形
態5と同様に半導体層3からなる間隙部18が存在して
いる。
【0033】ところで、実施形態5のLDMOSFET
では、半導体層3の主表面においてウェル領域5と絶縁
領域13とのなす角度が鋭角となり、ウェル領域5から
伸びる空乏層(ポテンシャル分布)と絶縁領域13との
なす角度も鋭角となるために、絶縁領域13と半導体層
3との界面の電界が半導体層3内よりも高くなり、この
界面近傍で電界集中が生じ耐圧が若干低下する。
【0034】これに対し、本LDMOSFETでは、半
導体層3の主表面内においてウェル領域5と絶縁領域1
3とがなす角度が略直角となり、この部分での電界分布
は半導体層3内の電界分布と略等しくなる。その結果、
絶縁領域13と半導体層3との界面での電界集中が緩和
されるので、ドレイン電極配線41aのポテンシャルに
よって生じる半導体層3内部の電界集中に伴う耐圧低下
を防止するとともに、半導体層3(半導体領域)と絶縁
領域13との界面の電界集中により生じる耐圧低下を抑
制することができるものである。
【0035】(実施形態7)本実施形態は、実施形態
5、実施形態6のLDMOSFETの製造方法に関し、
図10に示すような絶縁層2に達する深さまで形成され
た素子分離領域12と、絶縁層2に達せず半導体層3の
途中まで形成された絶縁領域13とを同時に形成する方
法について説明する。
【0036】本実施形態の製造方法では、LOCOS工
程におけるマスクとして図12(a)に示すようなフォ
トマスク20を使用する。図12(a),(b)におい
て22はマスク部であり、21が窓部である。マスク部
22において絶縁領域13を形成するための部分は、図
12(a)中のDの部分のようにマスク部22’と窓部
21’とが平行に所定間隔で形成され、素子分離領域1
2を形成するための窓部21に比べて半導体層3への酸
素供給量が少なくなるようにしてある。このため、LO
COS酸化工程の酸化時間を適当に選ぶことにより絶縁
領域13と素子分離領域12とを同時形成できるのであ
る。ここで、図中Dの部分の窓部21’の窓幅H2 とマ
スク部22’のマスク幅H1 とは、各窓部21の下に形
成される酸化膜(つまり、絶縁領域13)同士が繋がる
ように設計してある。
【0037】例えば、厚さ1μmの半導体層3をパイロ
ジェニック酸化法にて完全に酸化する場合、マージンを
含めて1100℃で20時間程度の時間が必要である。
この場合、素子分離領域12を形成するための領域では
窓部22の窓幅を、前記の酸化条件でLOCOS酸化膜
が絶縁層2に到達するために十分な酸素供給ができる窓
幅(例えば8μm以上)にし、絶縁領域13を形成する
ため領域では、半導体層3への酸素供給を制限してLO
COS酸化膜が半導体層3の途中で止まるような窓幅H
2 (例えば、4μm)にし、窓部21’のマスク部2
2’のマスク幅H 1 を、隣接するLOCOS酸化膜が繋
がる幅(例えば1.5μm)にしたフォトマスク20を
使用することによって絶縁領域13と素子分離領域12
を形成することができる。ここで、絶縁領域13の断面
形状は、図11に示すようになり、マスク部22’で覆
われていた部分では絶縁領域13の厚さが薄くなってい
る。
【0038】以上説明したように、本実施形態の製造方
法によれば、厚さのことなるLOCOS酸化膜を同時に
形成することができるため、フォトマスク枚数の削減、
工程の短縮化、低コスト化が可能となる。 (実施形態8)図13(a)に本実施形態の横型LDM
OSFETの平面図を、図13(b)に図13(a)の
X−X’断面図を、図13(c)に図13(a)のY−
Y’断面図を示す。
【0039】本LDMOSFETの基本構成は実施形態
5と略同じであり、その特徴とするところは、絶縁ゲー
ト7が、ドレイン電極配線41a下の絶縁領域13に所
定の長さだけオーバーラップするように延設されている
ことにある。本LDMOSFETでは、絶縁領域13に
延設された絶縁ゲート7が所謂フィールドプレートとし
て働き、この絶縁ゲート7のフィールドプレート効果に
よって、より効果的にソースのポテンシャルを間隙部1
8内で連結できるのでソース基準電位をしっかりとター
ミネートできるとともに、ドレイン電極配線41aによ
る電界集中も絶縁領域13中で生じるために、臨界電界
が半導体層3内よりも高く、さらに耐圧が向上するので
ある(例えば、耐圧が500ボルト程度のLDMOSF
ETの場合、絶縁ゲート7を絶縁領域13に5μm程度
延設されることによって50ボルト程度耐圧が向上す
る)。
【0040】(実施形態9)図15(a)に本実施形態
の横型LDMOSFETの平面図を、図15(b)に図
15(a)のX−X’断面図を、図15(c)に図15
(a)のY−Y’断面図を示す。本LDMOSFETの
基本構成は実施形態8と略同じであり、その特徴とする
ところは、絶縁領域13がracetrack形状の直
線部分と略垂直になるように形成され、その上にドレイ
ン電極配線41aが形成されていることにある。ここ
で、絶縁ゲート7は実施形態8と同様に、絶縁領域13
に所定の長さだけオーバーラップするように延設されて
いる。
【0041】ところで、実施形態8のLDMOSFET
では、半導体層3の主表面においてウェル領域5と絶縁
領域13とのなす角度が鋭角となり、ウェル領域5から
伸びる空乏層(ポテンシャル分布)と絶縁領域13との
なす角度も鋭角となるために、絶縁領域13と半導体層
3との界面の電界が半導体層3内よりも高くなり、この
界面近傍で電界集中が生じ耐圧が若干低下する。
【0042】これに対し、本LDMOSFETでは、半
導体層3の主表面内においてウェル領域5と絶縁領域1
3とがなす角度が略直角となり、この部分での電界分布
は半導体層3内の電界分布と略等しくなる。その結果、
絶縁領域13と半導体層3との界面での電界集中が緩和
されるので、ドレイン電極配線41aのポテンシャルに
よって生じる半導体層3内部の電界集中に伴う耐圧低下
を防止するとともに、半導体層3(半導体領域)と絶縁
領域13との界面の電界集中により生じる耐圧低下を抑
制することができるものである。
【0043】(実施形態10)図16(a)に本実施形
態の横型LDMOSFETの平面図を、図16(b)に
図16(a)のX−X’断面図を、図16(c)に図1
6(a)のY−Y’断面図を示す。本LDMOSFET
の基本構成は実施形態1と略同じであり、絶縁ゲート7
が、絶縁領域13に所定の長さ(例えば、5μm)だけ
オーバーラップするように延設されていることにある。
【0044】このため、本LDMOSFETでは、絶縁
領域13によって分断されたソース領域6間に半導体層
3からなる領域が存在しなくても、ソースのポテンシャ
ルが絶縁ゲートのフィールドプレート効果によって、よ
り効果的にソースのポテンシャルを絶縁領域13内で連
結できるので、ソース基準電位をよりしっかりとターミ
ネートできるとともに、ドレイン電極配線41aによる
電界集中も絶縁領域13中で生じるため、臨界電界が半
導体層3内よりも高く、さらに耐圧の向上ができる(例
えば、耐圧が500ボルト程度のLDMOSFETの場
合、絶縁ゲート7を絶縁領域13に5μm程度延設され
ることによって50ボルト程度耐圧が向上する)。
【0045】(実施形態11)図17(a)に本実施形
態の横型LDMOSFETの平面図を、図17(b)に
図17(a)のX−X’断面図を、図17(c)に図1
7(a)のY−Y’断面図を示す。本LDMOSFET
の基本構成は実施形態10と略同じであり、その特徴と
するところは、絶縁領域13がracetrack形状
の直線部分と略垂直になるように形成され、その上にド
レイン電極配線41aが形成されていることにある。こ
こで、絶縁ゲート7は実施形態10と同様に、絶縁領域
13に所定の長さだけオーバーラップするように延設さ
れている。
【0046】ところで、実施形態10のLDMOSFE
Tでは、半導体層3の主表面においてウェル領域5と絶
縁領域13とのなす角度が鋭角となり、ウェル領域5か
ら伸びる空乏層(ポテンシャル分布)と絶縁領域13と
のなす角度も鋭角となるために、絶縁領域13と半導体
層3との界面の電界が半導体層3内よりも高くなり、こ
の界面近傍で電界集中が生じ耐圧が若干低下する。
【0047】これに対し、本LDMOSFETでは、半
導体層3の主表面内においてウェル領域5と絶縁領域1
3とがなす角度が略直角となり、この部分での電界分布
は半導体層3内の電界分布と略等しくなる。その結果、
絶縁領域13と半導体層3との界面での電界集中が緩和
されるので、ドレイン電極配線41aのポテンシャルに
よって生じる半導体層3内部の電界集中に伴う耐圧低下
を防止するとともに、半導体層3(半導体領域)と絶縁
領域13との界面の電界集中により生じる耐圧低下を抑
制することができるものである。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明は、半導体層の主表面か
ら前記半導体層の内部に形成された絶縁領域がソース領
域からドレイン領域に亙って延設され、前記ドレイン電
極に電気的に接続されたドレイン電極配線が前記絶縁領
域上に形成されているので、ドレイン電極配線下の半導
体層には絶縁領域が形成されていることによってドレイ
ン電極配線のポテンシャルが半導体層内のポテンシャル
の分布を乱すことがなく、ドレイン電極配線の影響によ
る耐圧の低下を抑制することができるという効果があ
る。
【0049】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ソース領域及びウェル領域及び絶縁ゲートが絶縁領
域を除いて前記ドレイン領域の周囲を囲むように形成さ
れているので、ドレイン電極配線下に絶縁ゲート及びウ
ェル領域が存在せず、ドレイン電極配線のポテンシャル
の影響によるウェル領域近傍での電界集中が起きなくな
り、耐圧低下を抑制することができるという効果があ
る。
【0050】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、絶縁領域が、少なくともウェル領域の部分を除いて
形成されているので、ウェル領域が絶縁領域によって切
断されておらず、ソースのポテンシャルを連続的に半導
体層で連結できるのでソース基準電位をいっかりとター
ミネートでき、また、ドレイン電極下は絶縁領域が形成
されているから電界集中による耐圧の低下を抑制するこ
とができるという効果がある。
【0051】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、絶縁領域が、半導体層の主表面から半導体層内の途
中まで形成されているので、ソースのポテンシャルを絶
縁領域と絶縁層との間の半導体層内で連結できるから、
ソース基準電位を確実にターミネートでき、また、ドレ
イン電極配線下は絶縁領域が形成されているから電界集
中による耐圧の低下を抑制することができるという効果
がある。
【0052】請求項5の発明は、絶縁層上に形成された
半導体層と、前記半導体層の主表面側で前記半導体層内
に離間して形成された第2導電形のウェル領域及び第1
導電形のドレイン領域と、前記ウェル領域内に形成され
た第1導電形のソース領域と、前記ソース領域と前記半
導体層との間に介在する前記ウェル領域上にゲート絶縁
膜を介して形成された絶縁ゲートと、前記ドレイン領域
上に形成されたドレイン電極と、前記ソース領域上に形
成されたソース電極と、前記絶縁ゲートに接続されたゲ
ート電極と、前記各領域を外部素子と素子分離するため
に前記絶縁層に達する深さまで形成された素子分離領域
と、前記ソース領域から前記ドレイン領域に亙って前記
素子分離領域よりも薄く形成された絶縁領域とを備えた
半導体装置の製造方法であって、前記絶縁領域形成用の
開口部と前記絶縁領域形成用の開口部よりも開口幅が大
きい素子分離領域形成用の開口部とを有する1つのフォ
トマスクを使用してLOCOS法によって前記素子分離
領域が前記絶縁層に達するまで半導体層の酸化を行う工
程を有することを特徴とするものであり、絶縁領域では
酸化時に供給される酸素の量が素子分離領域よりも少な
いので、それぞれ厚さの違う絶縁領域と素子分離領域と
を同時に形成することができ、マスク枚数の削減、工程
の短縮化、低コスト化が可能となるという効果がある。
【0053】請求項6の発明は、請求項2又は請求項4
の発明において、絶縁ゲートが絶縁領域に所定長さだけ
延設されているので、絶縁ゲートがフィールドプレート
として働き、切断されたソース領域のポテンシャルを容
易に連結できるので、ソース基準電位を確実にターミネ
ートできるとともに、ドレイン電極配線下が絶縁領域に
なっているために電界集中による耐圧低下を抑制するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施形態1を示す平面図であり、
(b)は(a)のX−X’断面図、(c)は(a)のY
−Y’断面図である。
【図2】(a)は同上の要部Aのポテンシャル分布、
(b)は同上の要部Bのポテンシャル分布の説明図であ
る。
【図3】(a)は実施形態2を示す平面図であり、
(b)は(a)のX−X’断面図、(c)は(a)のY
−Y’断面図である。
【図4】(a)は実施形態3を示す平面図であり、
(b)は(a)のX−X’断面図、(c)は(a)のY
−Y’断面図である。
【図5】同上の要部Aのポテンシャル分布の説明図であ
る。
【図6】(a)は実施形態4を示す平面図であり、
(b)は(a)のX−X’断面図、(c)は(a)のY
−Y’断面図である。
【図7】(a)は実施形態5を示す平面図であり、
(b)は(a)のX−X’断面図、(c)は(a)のY
−Y’断面図である。
【図8】(a)は同上の要部Aのポテンシャル分布、
(b)は同上の要部Bのポテンシャル分布の説明図であ
る。
【図9】(a)は実施形態6を示す平面図であり、
(b)は(a)のX−X’断面図、(c)は(a)のY
−Y’断面図である。
【図10】(a)は実施形態7の半導体装置の平面図で
あり、(b)は(a)のX−X’断面図、(c)は
(a)のY−Y’断面図である。
【図11】同上の要部Aの拡大図である。
【図12】(a)は同上の製造に使用するフォトマスク
の説明図であり、(b)は(a)の要部Dの拡大図であ
る。
【図13】(a)は実施形態8を示す平面図であり、
(b)は(a)のX−X’断面図、(c)は(a)のY
−Y’断面図である。
【図14】(a)は同上の要部Aのポテンシャル分布、
(b)は同上の要部Bのポテンシャル分布の説明図であ
る。
【図15】(a)は実施形態9を示す平面図であり、
(b)は(a)のX−X’断面図、(c)は(a)のY
−Y’断面図である。
【図16】(a)は実施形態10を示す平面図であり、
(b)は(a)のX−X’断面図、(c)は(a)のY
−Y’断面図である。
【図17】(a)は実施形態11を示す平面図であり、
(b)は(a)のX−X’断面図、(c)は(a)のY
−Y’断面図である。
【図18】(a)は従来例を示す平面図であり、(b)
は(a)のX−X’断面図、(c)は(a)のY−Y’
断面図である。
【図19】他の従来例を示す概略平面図である。
【図20】別の従来例を示す概略平面図である。
【図21】図18における要部Aのポテンシャル分布の
説明図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 絶縁層 3 半導体層 4 ドレイン領域 5 ウェル領域 6 ソース領域 7 絶縁ゲート 8 絶縁膜 12 素子分離領域 13 絶縁領域 41 ドレイン電極 41a ドレイン電極配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 裕二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 白井 良史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 ▲高▼野 仁路 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 岸田 貴司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 吉田 岳司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層上に形成された半導体層と、前記
    半導体層の主表面側で前記半導体層内に離間して形成さ
    れた第2導電形のウェル領域及び第1導電形のドレイン
    領域と、前記ウェル領域内に形成された第1導電形のソ
    ース領域と、前記ソース領域と前記半導体層との間に介
    在する前記ウェル領域上にゲート絶縁膜を介して形成さ
    れた絶縁ゲートと、前記ドレイン領域上に形成されたド
    レイン電極と、前記ソース領域上に形成されたソース電
    極と、前記絶縁ゲートに接続されたゲート電極とを備え
    た半導体装置であって、前記半導体層の主表面から前記
    半導体層の内部に形成された絶縁領域が前記ソース領域
    から前記ドレイン領域に亙って延設され、前記ドレイン
    電極に電気的に接続されたドレイン電極配線が前記絶縁
    領域上に形成されて成ることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 ソース領域及びウェル領域及び絶縁ゲー
    トが絶縁領域を除いて前記ドレイン領域の周囲を囲むよ
    うに形成されて成ることを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置。
  3. 【請求項3】 絶縁領域は、少なくともウェル領域の部
    分を除いて形成されて成ることを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 絶縁領域は、半導体層の主表面から半導
    体層内の途中まで形成されて成ることを特徴とする請求
    項2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 絶縁層上に形成された半導体層と、前記
    半導体層の主表面側で前記半導体層内に離間して形成さ
    れた第2導電形のウェル領域及び第1導電形のドレイン
    領域と、前記ウェル領域内に形成された第1導電形のソ
    ース領域と、前記ソース領域と前記半導体層との間に介
    在する前記ウェル領域上にゲート絶縁膜を介して形成さ
    れた絶縁ゲートと、前記ドレイン領域上に形成されたド
    レイン電極と、前記ソース領域上に形成されたソース電
    極と、前記絶縁ゲートに接続されたゲート電極と、前記
    各領域を外部素子と素子分離するために前記絶縁層に達
    する深さまで形成された素子分離領域と、前記ソース領
    域から前記ドレイン領域に亙って前記素子分離領域より
    も薄く形成された絶縁領域とを備えた半導体装置の製造
    方法であって、前記絶縁領域形成用の開口部と前記絶縁
    領域形成用の開口部よりも開口幅が大きい素子分離領域
    形成用の開口部とを有する1つのフォトマスクを使用し
    てLOCOS法によって前記素子分離領域が前記絶縁層
    に達するまで半導体層の酸化を行う工程を有することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 絶縁ゲートが絶縁領域に所定長さだけ延
    設されて成ることを特徴とする請求項2又は請求項4記
    載の半導体装置。
JP10083596A 1996-04-23 1996-04-23 半導体装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3201719B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10083596A JP3201719B2 (ja) 1996-04-23 1996-04-23 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10083596A JP3201719B2 (ja) 1996-04-23 1996-04-23 半導体装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09289319A true JPH09289319A (ja) 1997-11-04
JP3201719B2 JP3201719B2 (ja) 2001-08-27

Family

ID=14284381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10083596A Expired - Fee Related JP3201719B2 (ja) 1996-04-23 1996-04-23 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3201719B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7538407B2 (en) 2003-10-20 2009-05-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Semiconductor apparatus
JP2012253359A (ja) * 2012-07-05 2012-12-20 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7538407B2 (en) 2003-10-20 2009-05-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Semiconductor apparatus
JP2012253359A (ja) * 2012-07-05 2012-12-20 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3201719B2 (ja) 2001-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5040045A (en) High voltage MOS transistor having shielded crossover path for a high voltage connection bus
JPS61196578A (ja) 絶縁ゲート電界効果トランジスタ装置
JP2001044431A (ja) 半導体装置
JPS61281554A (ja) Mis型半導体装置
JP3749191B2 (ja) 高耐圧半導体装置
JPH09289319A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH10189983A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPS6164165A (ja) Mos型電界効果トランジスタ
JP3137840B2 (ja) 半導体装置
JPH0222868A (ja) 絶縁ゲート電界効果トランジスタ
JP3362384B2 (ja) 半導体装置
JPH05190561A (ja) 半導体装置
JPH09129878A (ja) 半導体装置
US20230411515A1 (en) Semiconductor power device and method of manufacturing the same
JPS60262468A (ja) Mos型電界効果トランジスタ
JPH11214511A (ja) 半導体装置および半導体装置における配線方法
JP3503337B2 (ja) 半導体装置
JP3156595B2 (ja) 半導体装置
JP3064872B2 (ja) 電界効果トランジスタ
JP3430920B2 (ja) 半導体装置
JPH06120496A (ja) Mos型高耐圧トランジスタ
JP2973450B2 (ja) 半導体装置
JP3130645B2 (ja) 高耐圧mosトランジスタ
JP3275606B2 (ja) 横型パワーmosfet
JP2001111043A (ja) Mosfetの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010605

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees