JPH0928904A - 遊技機の表示ユニット装置 - Google Patents
遊技機の表示ユニット装置Info
- Publication number
- JPH0928904A JPH0928904A JP20136795A JP20136795A JPH0928904A JP H0928904 A JPH0928904 A JP H0928904A JP 20136795 A JP20136795 A JP 20136795A JP 20136795 A JP20136795 A JP 20136795A JP H0928904 A JPH0928904 A JP H0928904A
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- JP
- Japan
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- gaming machine
- display unit
- power
- power supply
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源電圧の変動により日毎のスタート回数や
大当り回数についての情報などが消滅せず、また翌日判
定が正確に行える遊技機の表示ユニット装置を提供す
る。 【構成】 それぞれの遊技機に近接して設けられ、その
遊技機から発生する日毎のスタート回数、大当り回数、
従業員呼出情報を少くとも表示する表示部とその表示制
御部とを備えた遊技機の表示ユニット装置において、前
記遊技機で発生したスタート回数、大当り回数の日毎の
各種情報を前記表示制御の電源パワーオフ期間保存して
おくための情報保持手段を備えていることを特徴とす
る。
大当り回数についての情報などが消滅せず、また翌日判
定が正確に行える遊技機の表示ユニット装置を提供す
る。 【構成】 それぞれの遊技機に近接して設けられ、その
遊技機から発生する日毎のスタート回数、大当り回数、
従業員呼出情報を少くとも表示する表示部とその表示制
御部とを備えた遊技機の表示ユニット装置において、前
記遊技機で発生したスタート回数、大当り回数の日毎の
各種情報を前記表示制御の電源パワーオフ期間保存して
おくための情報保持手段を備えていることを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技機で発生した日
毎のスタート回数、大当り回数などについての各種情報
が電源電圧の低下により破損するのを防止すると共に、
電源のパワーオン・オフによる翌日判定により日付切換
を正確に行う遊技機の表示ユニット装置に関する。
毎のスタート回数、大当り回数などについての各種情報
が電源電圧の低下により破損するのを防止すると共に、
電源のパワーオン・オフによる翌日判定により日付切換
を正確に行う遊技機の表示ユニット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の遊技産業、とくにパチンコゲーム
産業などにおける技術革新はマイクロエレクトロニクス
の発展に従ってハイテク化の方向へ進んでいる。各遊技
機に近接して設けられる遊技機の表示ユニット装置にお
いても、従来では従業員の呼び出しや大当りが生じたこ
とを単にランプの点滅で表示していたのに対し、最近の
遊技機の表示ユニット装置は当該遊技機についての各種
情報を表示して、プレーヤの射幸心を煽るような工夫が
なされるようになってきている。
産業などにおける技術革新はマイクロエレクトロニクス
の発展に従ってハイテク化の方向へ進んでいる。各遊技
機に近接して設けられる遊技機の表示ユニット装置にお
いても、従来では従業員の呼び出しや大当りが生じたこ
とを単にランプの点滅で表示していたのに対し、最近の
遊技機の表示ユニット装置は当該遊技機についての各種
情報を表示して、プレーヤの射幸心を煽るような工夫が
なされるようになってきている。
【0003】このような従来の遊技機の表示ユニット装
置では、瞬停が発生すると当該遊技機で生じた表示中の
前記各種情報が破壊されたり、あるいは誤ったデータに
変化して、前記各種情報が正常に表示されない。また、
遊技場の営業が終了し電源のパワーオフ操作がおこなわ
れたときにも、前記各種情報は消滅してしまう。
置では、瞬停が発生すると当該遊技機で生じた表示中の
前記各種情報が破壊されたり、あるいは誤ったデータに
変化して、前記各種情報が正常に表示されない。また、
遊技場の営業が終了し電源のパワーオフ操作がおこなわ
れたときにも、前記各種情報は消滅してしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の遊技機の表示ユ
ニット装置はこのように構成されているので、前記各種
情報を例えばスタート回数、大当り回数をそれぞれ「前
日」,「本日」などのようにそれぞれ日々の経過に従っ
て表示する場合には、前記「前日」に得られた前記各種
情報および前記「本日」に得られた前記各種情報をパワ
ーオフにより消滅させることなく保存しておく必要があ
るが、瞬停や遊技場の営業が終了したときのパワーオフ
操作により前記各種情報が消滅してしまう問題点があっ
た。
ニット装置はこのように構成されているので、前記各種
情報を例えばスタート回数、大当り回数をそれぞれ「前
日」,「本日」などのようにそれぞれ日々の経過に従っ
て表示する場合には、前記「前日」に得られた前記各種
情報および前記「本日」に得られた前記各種情報をパワ
ーオフにより消滅させることなく保存しておく必要があ
るが、瞬停や遊技場の営業が終了したときのパワーオフ
操作により前記各種情報が消滅してしまう問題点があっ
た。
【0005】また、遊技店の開店前に、昨日に「本日」
として記録したスタート回数、大当り回数のデータを今
日の「前日」のデータとして、そのスタート回数、大当
り回数などを表示ユニット装置へ一台ずつ従業員が設定
することは時間がかかることなので、その設定を表示ユ
ニット装置のパワーオンあるいはパワーオフに同期させ
て翌日判定を行い、それによって前記のような日付切換
を行うとすれば、瞬停や人為的なミスによる電源の遮断
などにより前記翌日判定が誤ったものとなって、遊技場
全体に影響を及ぼしかねない状況を招来する問題点があ
った。
として記録したスタート回数、大当り回数のデータを今
日の「前日」のデータとして、そのスタート回数、大当
り回数などを表示ユニット装置へ一台ずつ従業員が設定
することは時間がかかることなので、その設定を表示ユ
ニット装置のパワーオンあるいはパワーオフに同期させ
て翌日判定を行い、それによって前記のような日付切換
を行うとすれば、瞬停や人為的なミスによる電源の遮断
などにより前記翌日判定が誤ったものとなって、遊技場
全体に影響を及ぼしかねない状況を招来する問題点があ
った。
【0006】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、電源電圧の変動に対する信頼性を向
上させ表示情報の翌日判定を正確にした遊技機の表示ユ
ニット装置を提供することを目的とする。
になされたもので、電源電圧の変動に対する信頼性を向
上させ表示情報の翌日判定を正確にした遊技機の表示ユ
ニット装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遊技機の表
示ユニット装置は、それぞれの遊技機に近接して設けら
れ、その遊技機から発生する日毎のスタート回数、大当
り回数、従業員呼出情報を少くとも表示する表示部とそ
の表示制御部とを備えた遊技機の表示ユニット装置にお
いて、前記遊技機で発生したスタート回数、大当り回数
の日毎の各種情報を前記表示制御の電源パワーオフ期間
保存しておくための情報保持手段を備えていることを特
徴とする。
示ユニット装置は、それぞれの遊技機に近接して設けら
れ、その遊技機から発生する日毎のスタート回数、大当
り回数、従業員呼出情報を少くとも表示する表示部とそ
の表示制御部とを備えた遊技機の表示ユニット装置にお
いて、前記遊技機で発生したスタート回数、大当り回数
の日毎の各種情報を前記表示制御の電源パワーオフ期間
保存しておくための情報保持手段を備えていることを特
徴とする。
【0008】また、本発明に係る遊技機の表示ユニット
装置の前記情報保持手段は、前記情報保持手段は、前記
表示制御部の電源電圧の低下する変化率を小さくする電
圧変化率抑制回路と、前記電源電圧が所定の電圧値まで
低下したことを検出する電圧検出回路と、該電圧検出回
路が前記電源電圧の所定の電圧値までの低下を検出した
ときに前記各種情報を不揮発性で書込可能なメモリへ退
避させる情報退避手段とを有し、前記電圧検出回路が検
出した電源電圧が所定の電圧値まで低下している状態が
所定時間継続していることを検出する継続期間検出手段
と、所定時間継続期間を検出したときは表示ユニットの
電源をパワーオフの状態とするパワーオフ手段と、前記
パワーオフ手段による電源パワーオフの状態で電源パワ
ーオンの状態となったとき翌日と判定し日付を切換えて
表示を行う翌日判定日付切換手段とを備えたことを特徴
とする。
装置の前記情報保持手段は、前記情報保持手段は、前記
表示制御部の電源電圧の低下する変化率を小さくする電
圧変化率抑制回路と、前記電源電圧が所定の電圧値まで
低下したことを検出する電圧検出回路と、該電圧検出回
路が前記電源電圧の所定の電圧値までの低下を検出した
ときに前記各種情報を不揮発性で書込可能なメモリへ退
避させる情報退避手段とを有し、前記電圧検出回路が検
出した電源電圧が所定の電圧値まで低下している状態が
所定時間継続していることを検出する継続期間検出手段
と、所定時間継続期間を検出したときは表示ユニットの
電源をパワーオフの状態とするパワーオフ手段と、前記
パワーオフ手段による電源パワーオフの状態で電源パワ
ーオンの状態となったとき翌日と判定し日付を切換えて
表示を行う翌日判定日付切換手段とを備えたことを特徴
とする。
【0009】
【作用】本発明における遊技機の表示ユニット装置は、
当該遊技機で生じた「大当り」の状態についての情報な
どの各種情報をパワーオフ後も保存するから、瞬停や誤
った電源遮断操作などによる前記各種情報の破壊が確実
に防止され、瞬停や前記電源遮断操作などによる電源電
圧の変動に対する信頼性が向上する。
当該遊技機で生じた「大当り」の状態についての情報な
どの各種情報をパワーオフ後も保存するから、瞬停や誤
った電源遮断操作などによる前記各種情報の破壊が確実
に防止され、瞬停や前記電源遮断操作などによる電源電
圧の変動に対する信頼性が向上する。
【0010】また、本発明における遊技機の表示ユニッ
ト装置は、マイクロコンピュータの電源電圧が電源断な
どの場合、最初は電圧変化率抑制回路により徐々に低下
し、この間電源が回復すれば元の電圧に戻る。回復がな
ければ、所定の電圧値まで低下すると、情報退避手段が
当該遊技機で生じた「大当り」の状態についての情報な
どの各種情報を不揮発性で書込可能なメモリへ退避さ
せ、表示制御部すなわち例えばマイクロコンピュータ
(CPU)をスリープ状態(高い周波数のクロック発振
器の発振をオフなどして消費電力を少くさせる状態)に
する。さらに所定の電圧値まで低下した電源電圧の電圧
値が所定時間続くと、電源パワーオフとなり機能を停止
する。以上のようにして、パワーオフとなった状態で、
外部スイッチなどの操作からパワーオンとなったときは
翌日と判定し、日付切換を行ってスタート回数や大当り
数を表示する。以上のようにして、瞬停や誤った電源遮
断操作と1日の営業が終ったときに行われるパワーオフ
操作とを確実に識別でき、また瞬停や誤った電源遮断操
作のときには短時間で電源電圧が回復することから、こ
れら瞬停や誤った電源遮断操作による電源電圧の低下は
電圧変化率抑制回路により回避され、前記各種情報の破
壊が確実に防止され、瞬停や前記電源遮断操作などによ
る電源電圧の変動に対する信頼性が向上する。
ト装置は、マイクロコンピュータの電源電圧が電源断な
どの場合、最初は電圧変化率抑制回路により徐々に低下
し、この間電源が回復すれば元の電圧に戻る。回復がな
ければ、所定の電圧値まで低下すると、情報退避手段が
当該遊技機で生じた「大当り」の状態についての情報な
どの各種情報を不揮発性で書込可能なメモリへ退避さ
せ、表示制御部すなわち例えばマイクロコンピュータ
(CPU)をスリープ状態(高い周波数のクロック発振
器の発振をオフなどして消費電力を少くさせる状態)に
する。さらに所定の電圧値まで低下した電源電圧の電圧
値が所定時間続くと、電源パワーオフとなり機能を停止
する。以上のようにして、パワーオフとなった状態で、
外部スイッチなどの操作からパワーオンとなったときは
翌日と判定し、日付切換を行ってスタート回数や大当り
数を表示する。以上のようにして、瞬停や誤った電源遮
断操作と1日の営業が終ったときに行われるパワーオフ
操作とを確実に識別でき、また瞬停や誤った電源遮断操
作のときには短時間で電源電圧が回復することから、こ
れら瞬停や誤った電源遮断操作による電源電圧の低下は
電圧変化率抑制回路により回避され、前記各種情報の破
壊が確実に防止され、瞬停や前記電源遮断操作などによ
る電源電圧の変動に対する信頼性が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は、本実施例の遊技機の表示ユニット装置の構
成を示す平面図であり、図において1は表示ユニット装
置、1aは表示ユニット装置1の表示制御部である表示
制御部(CPU)、1bは表示ユニット装置1の表示部
である。2は遊技機である。図2は、本実施例の遊技機
の表示ユニット装置のマイクロコンピュータ1aおよび
その電源回路の構成を示すブロック図である。図におい
て、11はVcc電源、12はダイオードである。13
はダイオード12を経て表示制御部であるCPU16へ
直流電力を供給する電源ライン、14は電解コンデンサ
であり、比較的大きな容量を有している。15は電源ラ
イン13の電圧が所定の電圧値まで低下したことを検出
する電圧検出回路、17はEEPROM(不揮発性で書
込可能なメモリ)、18はRAM、19は読み出し専用
のROMである。
る。図1は、本実施例の遊技機の表示ユニット装置の構
成を示す平面図であり、図において1は表示ユニット装
置、1aは表示ユニット装置1の表示制御部である表示
制御部(CPU)、1bは表示ユニット装置1の表示部
である。2は遊技機である。図2は、本実施例の遊技機
の表示ユニット装置のマイクロコンピュータ1aおよび
その電源回路の構成を示すブロック図である。図におい
て、11はVcc電源、12はダイオードである。13
はダイオード12を経て表示制御部であるCPU16へ
直流電力を供給する電源ライン、14は電解コンデンサ
であり、比較的大きな容量を有している。15は電源ラ
イン13の電圧が所定の電圧値まで低下したことを検出
する電圧検出回路、17はEEPROM(不揮発性で書
込可能なメモリ)、18はRAM、19は読み出し専用
のROMである。
【0012】次に、本実施例の動作を説明する。電源ラ
イン13の直流電圧Vcc′は電解コンデンサ14によ
りバックアップされており、また電源11と電源ライン
13との間にはダイオード12が挿入され、またCPU
16の入力抵抗が大きいことから、瞬停あるいはパワー
オフの状態が短時間発生しても電源ライン13の電位は
ほとんど変化しないが、長時間のパワーオフの状態に対
しては前記電圧Vcc′は徐々に低下する。前記電位V
cc′の低下が所定の電圧レベル、例えば4ボルトに低
下すると、この電位Vcc′の低下を電圧検出回路15
が検出してCPU16へ割込信号を出力する。
イン13の直流電圧Vcc′は電解コンデンサ14によ
りバックアップされており、また電源11と電源ライン
13との間にはダイオード12が挿入され、またCPU
16の入力抵抗が大きいことから、瞬停あるいはパワー
オフの状態が短時間発生しても電源ライン13の電位は
ほとんど変化しないが、長時間のパワーオフの状態に対
しては前記電圧Vcc′は徐々に低下する。前記電位V
cc′の低下が所定の電圧レベル、例えば4ボルトに低
下すると、この電位Vcc′の低下を電圧検出回路15
が検出してCPU16へ割込信号を出力する。
【0013】図3は、電源ライン13の電圧Vcc′が
前記所定の電圧値まで低下したことを電圧検出回路15
が検出したときに、電圧検出回路15から出力される割
込信号を基に実行される処理動作を示すフローチャート
である。このフローチャートによれば前記割込信号が入
力されると最初のステップS1において、例えばスター
ト回数や大当り回数それぞれの「本日」,「前日」など
のRAMデータをEEPROM17の「本日」,「前
日」などのデータエリアへ格納し退避させる。続くステ
ップS2では電源ライン13の電圧Vcc′が正常値へ
復帰したか判断する。瞬停や誤った電源遮断操作におい
ては、短時間で前記電源電圧は正常値へ復帰する。従っ
て、ステップS2で電源ライン13の電圧Vcc′が正
常値へ復帰したと判断したときには、ステップS8で前
記EEPROM17の「本日」,「前日」データエリア
へ退避させたデータをRAM8へ再転送して、通常の処
理動作へ復帰する。
前記所定の電圧値まで低下したことを電圧検出回路15
が検出したときに、電圧検出回路15から出力される割
込信号を基に実行される処理動作を示すフローチャート
である。このフローチャートによれば前記割込信号が入
力されると最初のステップS1において、例えばスター
ト回数や大当り回数それぞれの「本日」,「前日」など
のRAMデータをEEPROM17の「本日」,「前
日」などのデータエリアへ格納し退避させる。続くステ
ップS2では電源ライン13の電圧Vcc′が正常値へ
復帰したか判断する。瞬停や誤った電源遮断操作におい
ては、短時間で前記電源電圧は正常値へ復帰する。従っ
て、ステップS2で電源ライン13の電圧Vcc′が正
常値へ復帰したと判断したときには、ステップS8で前
記EEPROM17の「本日」,「前日」データエリア
へ退避させたデータをRAM8へ再転送して、通常の処
理動作へ復帰する。
【0014】一方、ステップS2において電源ライン1
3の電圧Vcc′がさらに低下し、所定の電圧に達すれ
ば、正常値へ復帰していないと判断し、次のステップS
3でスリープモードへ移行する。このスリープモードで
は、CPU16は高速クロックの発振をオフとし低速ク
ロックにより動作の低消費電力化が図られる。このよう
にCPU16周辺の回路は低消費電力で動作しており、
ステップS4ではスリープモードで電源電圧が正常値に
戻ったかを調べる。もし正常値に戻れば、ステップS5
においてスリープモードを解除して、ステップS8へ進
む。もし正常値でなければ、ステップS6へ進む。図示
していないタイマから所定の時間間隔で出力される割込
信号により所定の時間、例えば2時間が経過したかを判
断する。この2時間の経過の判定は、CPU16が割込
信号のたびに検出を行い電源ライン13の電圧Vcc′
が正常値へ復帰していないと判断した回数から判定する
ことが出来る。つまり、(CPU6の検出周期)×(連
続して電源ライン13の電圧Vcc′が正常値へ復帰し
ていないと判断したときの回数)から判定可能である。
この結果、2時間が経過していないときにはステップS
4へ戻る。また、2時間が経過しているときにはステッ
プS7へ進んでCPU16は自分を含む周辺回路の電源
をパワーオフの状態とする。
3の電圧Vcc′がさらに低下し、所定の電圧に達すれ
ば、正常値へ復帰していないと判断し、次のステップS
3でスリープモードへ移行する。このスリープモードで
は、CPU16は高速クロックの発振をオフとし低速ク
ロックにより動作の低消費電力化が図られる。このよう
にCPU16周辺の回路は低消費電力で動作しており、
ステップS4ではスリープモードで電源電圧が正常値に
戻ったかを調べる。もし正常値に戻れば、ステップS5
においてスリープモードを解除して、ステップS8へ進
む。もし正常値でなければ、ステップS6へ進む。図示
していないタイマから所定の時間間隔で出力される割込
信号により所定の時間、例えば2時間が経過したかを判
断する。この2時間の経過の判定は、CPU16が割込
信号のたびに検出を行い電源ライン13の電圧Vcc′
が正常値へ復帰していないと判断した回数から判定する
ことが出来る。つまり、(CPU6の検出周期)×(連
続して電源ライン13の電圧Vcc′が正常値へ復帰し
ていないと判断したときの回数)から判定可能である。
この結果、2時間が経過していないときにはステップS
4へ戻る。また、2時間が経過しているときにはステッ
プS7へ進んでCPU16は自分を含む周辺回路の電源
をパワーオフの状態とする。
【0015】この結果、瞬停や短時間の電源遮断によっ
ては、CPU16の動作は影響を受けることがない。ま
た、遊技場の終了時における電源遮断操作によるパワー
オフのときには、CPU16は自分を含む周辺回路を最
終的にダウンさせ機能を停止する。尚、この場合でも当
該遊技機で発生したスタート回数や大当り回数について
の情報などの「本日」,「前日」などの得られた各種情
報はEEPROM17へ転送されて保存されているため
消滅することはない。
ては、CPU16の動作は影響を受けることがない。ま
た、遊技場の終了時における電源遮断操作によるパワー
オフのときには、CPU16は自分を含む周辺回路を最
終的にダウンさせ機能を停止する。尚、この場合でも当
該遊技機で発生したスタート回数や大当り回数について
の情報などの「本日」,「前日」などの得られた各種情
報はEEPROM17へ転送されて保存されているため
消滅することはない。
【0016】図4は、このようにして電源がパワーオフ
となり機能を停止した遊技機の表示ユニット装置のCP
U16が翌日、再度立ち上がる際の動作を示すフローチ
ャートである。このフローチャートによれば、ステップ
S11で初期設定処理を行った後(RAM18の「本
日」データエリアを0とするなど)、続くステップS1
2でEEPROM17の「本日」データエリアへ退避さ
れ保存されている各種情報を、RAM18の「前日」デ
ータエリアへシフトする。そして次のステップS13で
「前日」データエリアへ転送された前記各種情報である
データを遊技機の表示ユニット装置の表示部1bへ「前
日」のデータとして表示する。
となり機能を停止した遊技機の表示ユニット装置のCP
U16が翌日、再度立ち上がる際の動作を示すフローチ
ャートである。このフローチャートによれば、ステップ
S11で初期設定処理を行った後(RAM18の「本
日」データエリアを0とするなど)、続くステップS1
2でEEPROM17の「本日」データエリアへ退避さ
れ保存されている各種情報を、RAM18の「前日」デ
ータエリアへシフトする。そして次のステップS13で
「前日」データエリアへ転送された前記各種情報である
データを遊技機の表示ユニット装置の表示部1bへ「前
日」のデータとして表示する。
【0017】ステップS14では、今日つまり「本日」
の当該遊技機で発生したスタート回数や大当り回数つい
ての情報などの各種情報についての処理を行い、このと
き得られた「本日」のデータは続くステップS15にお
いてRAM18へ書き込まれ、更に次のステップS16
で「本日」のデータとして遊技機の表示ユニット装置の
表示部1bへ表示される。
の当該遊技機で発生したスタート回数や大当り回数つい
ての情報などの各種情報についての処理を行い、このと
き得られた「本日」のデータは続くステップS15にお
いてRAM18へ書き込まれ、更に次のステップS16
で「本日」のデータとして遊技機の表示ユニット装置の
表示部1bへ表示される。
【0018】
【発明の効果】このように、本発明によれば瞬停や短時
間のパワーオフによっては、表示ユニット装置の表示制
御部の動作が影響を受けることがないように構成し、ス
タート回数や大当り回数についての情報などの各種情報
を消滅させることなく確実に保存するようにし、さらに
瞬停や短時間のパワーオフと1日が終了したときのパワ
ーオフとを確実に区別できるようにしたので、電源電圧
の変動による各種情報の消滅を確実に防止できると共
に、表示ユニット電源のパワーオフによる翌日判定が確
実となり日付切換が自動的に信頼性高く行われるので、
日付切換作業が容易に短時間で行えることとなる効果が
ある。
間のパワーオフによっては、表示ユニット装置の表示制
御部の動作が影響を受けることがないように構成し、ス
タート回数や大当り回数についての情報などの各種情報
を消滅させることなく確実に保存するようにし、さらに
瞬停や短時間のパワーオフと1日が終了したときのパワ
ーオフとを確実に区別できるようにしたので、電源電圧
の変動による各種情報の消滅を確実に防止できると共
に、表示ユニット電源のパワーオフによる翌日判定が確
実となり日付切換が自動的に信頼性高く行われるので、
日付切換作業が容易に短時間で行えることとなる効果が
ある。
【図1】本発明の一実施例による遊技機の表示ユニット
装置の構成を示す平面図である。
装置の構成を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例による遊技機の表示ユニット
装置の表示制御部およびその電源回路の構成を示すブロ
ック図である。
装置の表示制御部およびその電源回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の一実施例による遊技機の表示ユニット
装置の電圧検出回路から出力される割込信号を基に実行
される処理動作を示すフローチャートである。
装置の電圧検出回路から出力される割込信号を基に実行
される処理動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例による遊技機の表示ユニット
装置の機能を停止した表示制御部が翌日、再度立ち上が
る際の動作を示すフローチャートである。
装置の機能を停止した表示制御部が翌日、再度立ち上が
る際の動作を示すフローチャートである。
1 表示ユニット装置 1a 表示制御部(CPU16) 1b 表示器 2 遊技機 12 ダイオード 14 電解コンデンサ(電圧変化率抑制回路) 15 電圧検出回路 16 CPU(情報保持手段,情報退避手段,継続期間
検出手段,パワーオフ手段,翌日判定日付切換手段) 17 EEPROM(メモリ)
検出手段,パワーオフ手段,翌日判定日付切換手段) 17 EEPROM(メモリ)
Claims (2)
- 【請求項1】 それぞれの遊技機に近接して設けられ、
その遊技機から発生する日毎のスタート回数、大当り回
数、従業員呼出情報を少くとも表示する表示部とその表
示制御部とを備えた遊技機の表示ユニット装置におい
て、前記遊技機で発生したスタート回数、大当り回数の
日毎の各種情報を前記表示制御の電源パワーオフ期間保
存しておくための情報保持手段を備えていることを特徴
とする遊技機の表示ユニット装置。 - 【請求項2】 前記情報保持手段は、前記表示制御部の
電源電圧の低下する変化率を小さくする電圧変化率抑制
回路と、前記電源電圧が所定の電圧値まで低下したこと
を検出する電圧検出回路と、該電圧検出回路が前記電源
電圧の所定の電圧値までの低下を検出したときに前記各
種情報を不揮発性で書込可能なメモリへ退避させる情報
退避手段とを有し、前記電圧検出回路が検出した電源電
圧が所定の電圧値まで低下している状態が所定時間継続
していることを検出する継続期間検出手段と、所定時間
継続期間を検出したときは表示ユニットの電源をパワー
オフの状態とするパワーオフ手段と、前記パワーオフ手
段による電源パワーオフの状態で電源パワーオンの状態
となったとき翌日と判定し日付を切換えて表示を行う翌
日判定日付切換手段とを備えたことを特徴とする請求項
1記載の遊技機の表示ユニット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20136795A JPH0928904A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 遊技機の表示ユニット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20136795A JPH0928904A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 遊技機の表示ユニット装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0928904A true JPH0928904A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16439890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20136795A Pending JPH0928904A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 遊技機の表示ユニット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0928904A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002028289A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-29 | Sankyo Kk | 遊技機 |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP20136795A patent/JPH0928904A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002028289A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-29 | Sankyo Kk | 遊技機 |
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