JP4650816B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ機、雀球遊技機、スロットマシン等の遊技機のうち、画像表示装置を備えている遊技機に関し、遊技制御装置のバックアップ機能を利用して、遊技制御装置の不正交換を早期に発見することができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技制御装置の不正交換を発見するため、封印シール等を使用して対応していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の封印シールでは、シールの剥離等を巧妙に行ったり、シール自体を偽造シール等に張り替えられることで、正規の装置か否かを判断することが困難となるために対応が遅れて、遊技店が多大な損害を受けることがしばしばあった。
【0004】
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1に記載の発明は、バックアップした遊技データを利用して、遊技制御装置の不正交換を早期発見することを可能としたものである。
また、請求項1に記載の発明は、遊技機の動作タイムを、電源の供給再開時に表示可能とすることにより、遊技制御装置の不正交換の発見を更に容易に可能としたものである。
また、請求項1に記載の発明は、遊技機の動作タイムを累積的にカウントすることによって、遊技制御装置の不正交換の発見を更に正確かつ容易に可能としたものである。
また、請求項1に記載の発明は、バックアップ電源を省略することができるようにしたものである。
【0005】
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、バックアップした遊技データを利用して、遊技制御装置の不正交換を早期発見することを可能としたものである。
【0006】
また、請求項2に記載の発明は、遊技機の動作タイムを、電源の供給再開時に表示可能とすることにより、遊技制御装置の不正交換の発見を更に容易に可能としたものである。
また、請求項2に記載の発明は、遊技機の動作タイムを累積的にカウントすることによって、遊技制御装置の不正交換の発見を更に正確かつ容易に可能としたものである。
また、請求項2に記載の発明は、バックアップ電源により遊技データを保持することができるようにしたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0010】
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第一に、遊技機(10)には、例えば図1に示すように、遊技制御装置(20)と、画像表示装置(50)と、電源供給装置(30)とを備える。
【0011】
上記遊技制御装置(20)は、遊技を制御するものである。
前記画像表示装置(50)は、遊技制御装置(20)からの制御信号にもとづいて画像を表示するためのものである。
前記電源供給装置(30)は、遊技制御装置(20)に電源を供給するものである。
第二に、遊技制御装置(20)には、バックアップデータ記憶手段(24)と、バックアップ処理実行手段(25)とを備える。
【0012】
上記バックアップデータ記憶手段(24)は、遊技データを記憶可能なものである。
前記バックアップ処理実行手段(25)は、電源供給装置(30)からの電源の供給が遮断される直前の遊技データを、バックアップデータ記憶手段(24)に記憶するためのものである。
【0013】
第三に、遊技制御装置(20)には、例えば図1に示すように、バックアップデータ表示制御手段(26)を備える。
上記バックアップデータ表示制御手段(26)は、電源供給装置(30)からの電源の供給の遮断後、電源供給装置(30)からの電源の供給が再開されたことを条件に、バックアップデータ記憶手段(24)に記憶された遊技データを読み出し、読み出した遊技データにもとづいた画像データを画像表示装置(50)に表示するためのものである。
第四に、遊技制御装置(20)には、例えば図1に示すように、動作タイマ手段(23)を備える。
上記動作タイマ手段(23)は、電源供給装置(30)からの電源の供給が開始されたことを条件に、動作タイムをカウントするためのものである。
第五に、遊技データには、動作タイマ手段(23)によりカウントされた動作タイマデータを含む。
【0015】
第六に、バックアップデータ表示制御手段(26)は、動作タイマデータにもとづいた画像データを画像表示装置(50)に表示するようにしている。
第七に、動作タイマ手段(23)は、電源供給装置(30)からの電源の供給の遮断後、電源供給装置(30)からの電源の供給が再開されたことを条件に、バックアップデータ記憶手段(24)に記憶された動作タイマデータを読み出し、読み出した動作タイマデータを用いて動作タイムを累積的にカウントするようにしている。
第八に、バックアップデータ記憶手段(24)には、図示しないが、不揮発性メモリを使用している。上記不揮発性メモリは、電源を切っても記憶した内容が保存されるメモリを意味する。
第九に、遊技機(10)は、複数台の同一機種が隣接し且つ、同時に電源が投入されて起動するように設置されている。
第十に、画像表示装置(50)は、複数台設置された遊技機(10)に備えられ、各遊技機(10)の遊技制御装置(20)に設けられた動作タイマ手段(23)により累積的にカウントされた動作タイマデータにもとづいた画像データを起動時に表示するようにしており、管理者が複数台設置された遊技機(10)の各画像表示装置(50)を見比べることで、遊技制御装置(20)が不正に交換されていると推測可能になっている。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、次の点を特徴とする。
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第一に、遊技機(10)には、例えば図1に示すように、遊技制御装置(20)と、画像表示装置(50)と、電源供給装置(30)とを備える。
【0011】
上記遊技制御装置(20)は、遊技を制御するものである。
前記画像表示装置(50)は、遊技制御装置(20)からの制御信号にもとづいて画像を表示するためのものである。
前記電源供給装置(30)は、遊技制御装置(20)に電源を供給するものである。
第二に、遊技制御装置(20)には、バックアップデータ記憶手段(24)と、バックアップ処理実行手段(25)とを備える。
【0012】
上記バックアップデータ記憶手段(24)は、遊技データを記憶可能なものである。
前記バックアップ処理実行手段(25)は、電源供給装置(30)からの電源の供給が遮断される直前の遊技データを、バックアップデータ記憶手段(24)に記憶するためのものである。
【0013】
第三に、遊技制御装置(20)には、例えば図1に示すように、バックアップデータ表示制御手段(26)を備える。
上記バックアップデータ表示制御手段(26)は、電源供給装置(30)からの電源の供給の遮断後、電源供給装置(30)からの電源の供給が再開されたことを条件に、バックアップデータ記憶手段(24)に記憶された遊技データを読み出し、読み出した遊技データにもとづいた画像データを画像表示装置(50)に表示するためのものである。
第四に、遊技制御装置(20)には、例えば図1に示すように、動作タイマ手段(23)を備える。
上記動作タイマ手段(23)は、電源供給装置(30)からの電源の供給が開始されたことを条件に、動作タイムをカウントするためのものである。
第五に、遊技データには、動作タイマ手段(23)によりカウントされた動作タイマデータを含む。
【0015】
第六に、バックアップデータ表示制御手段(26)は、動作タイマデータにもとづいた画像データを画像表示装置(50)に表示するようにしている。
第七に、動作タイマ手段(23)は、電源供給装置(30)からの電源の供給の遮断後、電源供給装置(30)からの電源の供給が再開されたことを条件に、バックアップデータ記憶手段(24)に記憶された動作タイマデータを読み出し、読み出した動作タイマデータを用いて動作タイムを累積的にカウントするようにしている。
第八に、遊技機(10)には、例えば図1に示すように、バックアップ電源(40)を備える。
上記バックアップ電源(40)は、バックアップデータ記憶手段(24)に記憶された遊技データを保持するためのものである。
第九に、遊技機(10)は、複数台の同一機種が隣接し且つ、同時に電源が投入されて起動するように設置されている。
第十に、画像表示装置(50)は、複数台設置された遊技機(10)に備えられ、各遊技機(10)の遊技制御装置(20)に設けられた動作タイマ手段(23)により累積的にカウントされた動作タイマデータにもとづいた画像データを起動時に表示するようにしており、管理者が複数台設置された遊技機(10)の各画像表示装置(50)を見比べることで、遊技制御装置(20)が不正に交換されていると推測可能になっている。
【0019】
【発明の実施の形態】
(図面の説明)
図1〜2は、本発明の実施の形態の一例を示すものである。
図1は、遊技機の概略を示すブロック図、図2は遊技制御装置の動作を説明するためのフローチャートをそれぞれ示すものである。
(遊技機10)
図1中、10は、遊技機を示すものであり、例えばパチンコ機を例に挙げて説明する。
【0020】
なお、遊技機10は、パチンコ機に限らず、雀球遊技機、スロットマシン等であっても良い。
(遊技制御装置20)
上記遊技機10は、図1に示すように、遊技制御装置20を中心に構成されている。
【0021】
上記遊技制御装置20は、パチンコ遊技を制御するものである。
具体的には、遊技制御装置20は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、遊技制御装置20は、図1に示すように、次の手段として機能する。
【0022】
(1)電断検出手段21
(2)電源切替手段22
(3)動作タイマ手段23
(4)バックアップデータ記憶手段24
(5)バックアップ処理実行手段25
(6)バックアップデータ表示制御手段26
なお、遊技制御装置20の手段は、上記した(1)〜(6)の手段に限定されない。また、バックアップデータ記憶手段24に、後述するが、不揮発性メモリを使用する場合には、後述するバックアップ電源40が不要となるので、電源切替手段22を省くことができる。
【0023】
さらに、電断検出手段21を、後述する電源供給装置30側に設けることも可能である。この場合には、電源供給装置30側に設けた電断検出手段(図示せず)からの検出信号を、遊技制御装置20に送信する。電断検出手段(図示せず)を、電源供給装置30側に設けた場合には、遊技制御装置20側の電断検出手段 21は省くことが可能である。
【0024】
一方、遊技制御装置20の入力段には、次のパーツを備える。
(1)電源供給装置30
(2)バックアップ電源40
なお、遊技制御装置20の入力段のパーツは、上記した(1)〜(2)に限定されない。また、バックアップデータ記憶手段24に、後述するが、不揮発性メモリを使用する場合には、バックアップ電源40が不要となる。
【0025】
つぎに、遊技制御装置20の出力段には、次のパーツを備える。
(1)画像表示装置50
なお、遊技制御装置20の出力段のパーツは、上記した(1)に限定されない。
(電源供給装置30)
電源供給装置30は、遊技制御装置20等に電源を供給するものである。
【0026】
具体的には、電源供給装置30は、AC電源を遊技制御装置20等の動作に適した電源を生成するものである。
例えば、電源供給装置30は、図示しないが、ブリッジダイオード・DCコンバータ等を中心に構成されている。
(バックアップ電源40)
バックアップ電源40は、電源供給装置30からの電源の供給が遮断された場合に、遊技制御装置20のバックアップデータ記憶手段24に電源を供給するためのものである。
【0027】
具体的には、バックアップ電源40は、図示しないが、コンデンサ等で構成されている。
なお、バックアップ電源40は、バックアップデータ記憶手段24に、後述するが、不揮発性メモリを使用する場合には、不要である。
(画像表示装置50)
画像表示装置50は、遊技制御装置20からの制御信号にもとづいて画像を表示するためのものである。
【0028】
具体的には、画像表示装置50には、例えば液晶表示装置やCRT、LED、ランプ等が使用されている。
なお、本実施の形態を実現するに当たっては、数字が表示可能な装置を用いることが望ましい。
(電断検出手段21)
電断検出手段21は、電源供給装置30からの電源の供給が遮断されたことを検出するためのものである。
【0029】
具体的には、電断検出手段21は、図示しないが、出力電圧と基準電圧とを比較する比較回路等で構成されている。
例えば、電源供給装置30の出力電圧を30Vと仮定した場合には、出力電圧が基準電圧、例えば20Vを下回った際に、電源供給装置30からの電源の供給が遮断されたものと見なし、電断検出手段 21から検出信号を出力するようにしている。
【0030】
電源供給装置30は、先に説明したように、ブリッジダイオード・DCコンバータ等を中心に構成されているため、遊技店が停電等した場合にも、出力電圧が徐々に低下する。そして、出力電圧が基準電圧、例えば20Vを下回り、0Vになる間の、例えば5V程度の電源を使用して、出力電圧が基準電圧、例えば20Vを下回る直前の遊技データを、後述するが、バックアップ処理実行手段25によりバックアップデータ記憶手段24に記憶している。
【0031】
なお、電断検出手段21を、電源供給装置30側に設けることも可能である。
(電源切替手段22)
電源切替手段22は、電断検出手段21からの検出信号にもとづいて、電源供給装置30による電源供給から、バックアップ電源40による電源供給に切り替えるためのものである。
【0032】
具体的には、電源切替手段22は、図示しないが、電気的スイッチング回路等で構成される。
なお、電源切替手段22は、バックアップデータ記憶手段24に、後述するが、不揮発性メモリを使用する場合には、不要である。
(動作タイマ手段23)
動作タイマ手段23は、電源供給装置30からの電源の供給が開始されたことを条件に、動作タイムをカウントするためのものである。
【0033】
具体的には、動作タイマ手段23は、電断検出手段21からの検出信号の入力後、電源供給装置30からの電源の供給が再開されたことを条件に、バックアップデータ記憶手段24に記憶された遊技データのうち、動作タイマデータを読み出し、読み出した動作タイマデータを用いて動作タイムを累積的にカウントするようにしている。
【0034】
なお、「開始」は、遊技機10を遊技店に設置し、初期の電源投入時を意味する。また、「再開」は、初期の電源投入時以降の電源投入を意味する。
(バックアップデータ記憶手段24)
バックアップデータ記憶手段24は、電源供給装置30からの電源の供給の遮断中、遊技データを記憶するためのものである。
【0035】
上記遊技データには、動作タイマ手段23によりカウントされた動作タイマデータを含む。
具体的には、バックアップデータ記憶手段24には、図示しないが、次のパーツを使用することができる。
(1)遊技制御装置20のRAM共用
バックアップデータ記憶手段24には、図示しないが、遊技制御装置20の前述したRAMを使用できる。
【0036】
上記遊技制御装置20のRAMを共用する場合には、バックアップ電源40及び電源切替手段22が必要となる。
これに対し、利点としては、専用のRAMを用意する必要が無く、部品点数を減少できる。
(2)専用の揮発性メモリ
バックアップデータ記憶手段24には、図示しないが、遊技制御装置20のRAMとは別に、専用の揮発性メモリを使用できる。
【0037】
上記揮発性メモリは、電源を切ると記憶していた内容が消えてしまうメモリを意味する。
このため、専用の揮発性メモリを使用する場合には、バックアップ電源40及び電源切替手段22が必要となる。
揮発性メモリとしては、例えばSRAMを使用できる。
【0038】
上記SRAMは、半導体記憶素子のひとつであり、記憶内容を保っておくためのデータの再書き込み(リフレッシュ)動作が不要で、スタティックRAMとも呼ばれるている。
(3)専用の不揮発性メモリ
バックアップデータ記憶手段24には、図示しないが、遊技制御装置20のRAMとは別に、専用の不揮発性メモリを使用できる。
【0039】
上記不揮発性メモリは、電源を切っても記憶した内容が保存されるメモリを意味する。
このため、不揮発性メモリを使用する場合には、バックアップ電源40及び電源切替手段22が不要となり、部品点数を減少できる。
不揮発性メモリとしては、例えばフラッシュメモリを使用できる。
【0040】
上記フラッシュメモリは、書き換え可能な読み出し専用メモリーであるPROMのうち、電気的に全内容あるいは一部分を消して内容を書き直せるメモリを意味する。
フラッシュメモリとしては、例えばEEPROMやフラッシュROMを使用できる。
【0041】
上記EEPROMは、上記特別な装置によって内容を書き換えられるROMのうち、電気的にバイト単位で内容が消せるものを意味する。
(バックアップ処理実行手段25)
バックアップ処理実行手段25は、電断検出手段21からの検出信号にもとづいて、電源供給装置30からの電源の供給が遮断された時の、動作タイマデータを含む遊技データを、バックアップデータ記憶手段24に記憶するためのものである。
【0042】
具体的には、バックアップ処理実行手段25は、図示しないが、例えば最上位の割り込みプログラムとして構成する。
これは、電断発生後、遊技データを記憶させるために必要な電源が供給されている間に、遊技データをバックアップ処理実行手段25に記憶させる必要があるためである。
(バックアップデータ表示制御手段26)
バックアップデータ表示制御手段26は、電断検出手段21からの検出信号の入力後、電源供給装置30からの電源の供給が再開されたことを条件に、バックアップデータ記憶手段24に記憶された、動作タイマデータを含む遊技データを読み出し、読み出した遊技データのうち、少なくとも動作タイマデータにもとづいた画像を画像表示装置50に表示するためのものである。
(作用)
つぎに、上記した構成を備える遊技機10の動作について、図2に示すフローチャートを用いて以下に説明する。
【0043】
まず、電源供給装置30からの電源の供給が開始又は再開されると、図2に示すように、第1のステップS1に進み、パワーオンリセットを行い、次の第2のステップS2に進み、初期設定が行われる。
上記パワーオンリセットが行われると、電源供給装置30からの電源の供給が開始、ないしは再開される。
【0044】
前記初期設定は、遊技制御装置20において行われる。初期設定終了後、図2に示すように、次の第3のステップS3に進み、バックアップデータの確認が行われる。
上記バックアップデータの確認は、遊技制御装置20により行われる。
バックアップデータの確認後、図2に示すように、次の第4のステップS4に進み、動作タイマデータの読み込みが行われる。
【0045】
上記動作タイマデータの読み込みは、図1に示す遊技制御装置20のバックアップデータ表示制御手段26により行われる。
動作タイマデータの読み込み後、図2に示すように、次の第5のステップS5に進み、動作タイマデータが送信される。
上記動作タイマデータの送信は、図1に示す遊技制御装置20のバックアップデータ表示制御手段26により行われる。その結果、動作タイマデータにもとづいた画像データが、図示しないが、画像表示装置50に表示される。
【0046】
例えば、遊技機10は、図示しないが、ホールに複数台同時、ないしは同時期に設置され、しかも、ホール内において隣接、ないしは接近して設置される場合が多い。また、ホールの遊技機10は同時に起動される場合が多い。
このため、起動時に、隣り合う遊技機10の画像表示装置50には、ほぼ同じ動作タイマデータが表示される。
【0047】
これに対し、遊技制御装置20が不正に交換されている場合には、当該画像表示装置50には、隣り合う遊技機10の画像表示装置50と異なる動作タイマデータが表示される。
このため、遊技機10の起動時に、店員が隣り合う遊技機10の画像表示装置50を見比べることで、遊技制御装置20が不正に交換されていると推測できる遊技機10を視覚的に発見することができる。
【0048】
上記第5のステップS5の終了後、図2に示すように、適宜、次の第6のステップS6に進み、電断か否かが判定される。
上記電断の判定は、図1に示す遊技制御装置20の電断検出手段21により行われる。
電断と判定された場合には、図2に示すように、次の第7のステップS7に進み、バックアップ処理が行われる。
【0049】
上記バックアップ処理は、図1に示す遊技制御装置20のバックアップ処理実行手段25により行われる。
これに対し、電断で無いと判定された場合には、図2に示すように、次の第8のステップS8に進み、動作タイマの加算が行われる。
上記動作タイマ加算は、図1に示す遊技制御装置20の動作タイマ手段23により行われる。
【0050】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
【0051】
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、バックアップした遊技データを利用して、遊技制御装置の不正交換を早期発見することを可能となる。
また、請求項1に記載の発明によれば、遊技機の動作タイムを、電源の供給再開時に表示可能とすることにより、遊技制御装置の不正交換の発見を更に容易に可能となる。
また、請求項1に記載の発明によれば、遊技機の動作タイムを累積的にカウントすることによって、遊技制御装置の不正交換の発見を更に正確かつ容易に可能となる。
また、請求項1に記載の発明は、バックアップ電源を省略することができるようにしたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
【0051】
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、バックアップした遊技データを利用して、遊技制御装置の不正交換を早期発見することを可能となる。
また、請求項2に記載の発明によれば、遊技機の動作タイムを、電源の供給再開時に表示可能とすることにより、遊技制御装置の不正交換の発見を更に容易に可能となる。
また、請求項2に記載の発明によれば、遊技機の動作タイムを累積的にカウントすることによって、遊技制御装置の不正交換の発見を更に正確かつ容易に可能となる。
また、請求項2に記載の発明は、バックアップ電源により遊技データを保持することができるようにしたものである。このため、バックアップデータ記憶手段に、例えば比較的安価なRAMを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の概略を示すブロック図である。
【図2】遊技制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 遊技機 20 遊技制御装置
21 電断検出手段 22 電源切替手段
23 動作タイマ手段 24 バックアップデータ記憶手段
25 バックアップ処理実行手段 26 バックアップデータ表示制御手段
30 電源供給装置 40 バックアップ電源
50 画像表示装置
Claims (2)
- 遊技を制御する遊技制御装置と、
前記遊技制御装置からの制御信号にもとづいて画像を表示するための画像表示装置と、
前記遊技制御装置に電源を供給する電源供給装置とを備え、
前記遊技制御装置には、
遊技データを記憶可能なバックアップデータ記憶手段と、
前記電源供給装置からの電源の供給が遮断される直前の遊技データを、前記バックアップデータ記憶手段に記憶するためのバックアップ処理実行手段とを備える遊技機において、
前記遊技制御装置には、
前記電源供給装置からの電源の供給の遮断後、前記電源供給装置からの電源の供給が再開されたことを条件に、前記バックアップデータ記憶手段に記憶された前記遊技データを読み出し、読み出した前記遊技データにもとづいた画像データを前記画像表示装置に表示するためのバックアップデータ表示制御手段と、
前記電源供給装置からの電源の供給が開始されたことを条件に、動作タイムをカウントするための動作タイマ手段とを備え、
前記遊技データには、前記動作タイマ手段によりカウントされた動作タイマデータを含み、
前記バックアップデータ表示制御手段は、前記動作タイマデータにもとづいた画像データを前記画像表示装置に表示するようにしており、
前記動作タイマ手段は、
前記電源供給装置からの電源の供給の遮断後、前記電源供給装置からの電源の供給が再開されたことを条件に、前記バックアップデータ記憶手段に記憶された前記動作タイマデータを読み出し、読み出した前記動作タイマデータを用いて動作タイムを累積的にカウントするようにしており、
前記バックアップデータ記憶手段には、不揮発性メモリを使用しており、
前記遊技機は、複数台の同一機種が隣接し且つ、同時に電源が投入されて起動するように設置されており、
前記複数台設置された遊技機の各画像表示装置は、
各遊技機の遊技制御装置に設けられた動作タイマ手段により累積的にカウントされた動作タイマデータにもとづいた画像データを起動時に表示するようにしており、管理者が複数台設置された遊技機の各画像表示装置を見比べることで、遊技制御装置が不正に交換されていると推測可能になっていることを特徴とする遊技機。 - 遊技を制御する遊技制御装置と、
前記遊技制御装置からの制御信号にもとづいて画像を表示するための画像表示装置と、
前記遊技制御装置に電源を供給する電源供給装置とを備え、
前記遊技制御装置には、
遊技データを記憶可能なバックアップデータ記憶手段と、
前記電源供給装置からの電源の供給が遮断される直前の遊技データを、前記バックアップデータ記憶手段に記憶するためのバックアップ処理実行手段とを備える遊技機において、
前記遊技制御装置には、
前記電源供給装置からの電源の供給の遮断後、前記電源供給装置からの電源の供給が再開されたことを条件に、前記バックアップデータ記憶手段に記憶された前記遊技データを読み出し、読み出した前記遊技データにもとづいた画像データを前記画像表示装置に表示するためのバックアップデータ表示制御手段と、
前記電源供給装置からの電源の供給が開始されたことを条件に、動作タイムをカウントするための動作タイマ手段とを備え、
前記遊技データには、前記動作タイマ手段によりカウントされた動作タイマデータを含み、
前記バックアップデータ表示制御手段は、前記動作タイマデータにもとづいた画像データを前記画像表示装置に表示するようにしており、
前記動作タイマ手段は、
前記電源供給装置からの電源の供給の遮断後、前記電源供給装置からの電源の供給が再開されたことを条件に、前記バックアップデータ記憶手段に記憶された前記動作タイマデータを読み出し、読み出した前記動作タイマデータを用いて動作タイムを累積的にカウントするようにしており、
前記遊技機には、前記バックアップデータ記憶手段に記憶された前記遊技データを保持するためのバックアップ電源を備え、
前記遊技機は、複数台の同一機種が隣接し且つ、同時に電源が投入されて起動するように設置されており、
前記複数台設置された遊技機の各画像表示装置は、
各遊技機の遊技制御装置に設けられた動作タイマ手段により累積的にカウントされた動作タイマデータにもとづいた画像データを起動時に表示するようにしており、管理者が複数台設置された遊技機の各画像表示装置を見比べることで、遊技制御装置が不正に交換されていると推測可能になっていることを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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