JPH0928903A - 当たり回数通報装置 - Google Patents

当たり回数通報装置

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JPH0928903A
JPH0928903A JP18153495A JP18153495A JPH0928903A JP H0928903 A JPH0928903 A JP H0928903A JP 18153495 A JP18153495 A JP 18153495A JP 18153495 A JP18153495 A JP 18153495A JP H0928903 A JPH0928903 A JP H0928903A
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JP
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special
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Withdrawn
Application number
JP18153495A
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English (en)
Inventor
Eriko Sato
英理子 佐藤
Shoji Sato
昭治 佐藤
Shogo Tatsumi
正吾 巽
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TAIYO ELECTRIC CO
Taiyo Elecs Co Ltd
Original Assignee
TAIYO ELECTRIC CO
Taiyo Elecs Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 当たり確率が変動する弾球遊技機の連チャン
回数を通報する。 【解決手段】 パチンコ機10の当たり判定確率が高確
率であると、比較的短い間隔で次々と当たりが発生し特
別遊技が実行される(連チャンする)可能性が十分あ
る。呼出ランプ装置2は、このような場合に応じて、連
チャン3回まで(連チャンフラグF2=1〜3)、連チ
ャン6回まで(連チャンフラグF2=4〜6)、連チャ
ン9回まで(連チャンフラグF2=7〜9)、連チャン
10回以上(連チャンフラグF2>9)の4段階に合わ
せて、4種類の音声パターン1〜4が決定され、パチン
コ機10の特別遊技に合わせて、その音声パターンに対
応する音声出力がなされる。このように、連チャン回数
に応じた音声が出力されるので、各回の特別遊技自体は
同じであることにより、遊技者が感じる不満は解消され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機におけ
る当たりの回数を通報する当たり回数通報装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技球が特定の始動口(始動入賞
口)に入賞するなどの判定実行条件が成立すると、所定
の当たり確率に応じて当たり外れを判定し、当たりであ
れば遊技者に有利な特別遊技を実行する弾球遊技機があ
る。この当たりの表示は、例えば遊技盤の中央に設けら
れた図柄表示装置に予め設定された特別図柄を表示する
ことでなされる。
【0003】特別遊技の形態は各種あるが一例を挙げる
と、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開口され、ここに
遊技球が約10個入賞すると大入賞口の開放動作は終了
させられる。このとき大入賞口内の特定領域と呼ばれる
領域に遊技球が1個でも入賞していれば、大入賞口は再
度開口される。そして、この動作は、通常、1回の特別
遊技中に最大16回繰り返される。
【0004】この種の弾球遊技機の中には、複数種類の
特別図柄中で特に定められた確率変動図柄が表示された
ときには、例えば2回ないし3回の当たりが成立するま
での間、当たりの判定確率を向上させるものがある。こ
れは、比較的短い間隔で特別遊技を実行するようにし
て、遊技者の興趣を高めるものである。この形態の弾球
遊技機は確率変動機とも呼ばれている。
【0005】さらに、この確率変動機において、当たり
の判定確率が向上されている期間(確率向上期間)中に
確率変動図柄が表示されると、確率向上期間を延長する
ことにより、遊技者の興趣を高めようとする弾球遊技機
(例えば特開平6−170045号公報)がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この特開平6−170
045号公報に開示される弾球遊技機では、確率向上期
間中には特別図柄が表示されやすく、比較的短い間隔で
特別遊技が実行される(俗にいう連チャンする)のであ
るが、多回数の連チャンがあっても各回の特別遊技自体
は同じであり、遊技者にとってはややものたりない面が
あった。
【0007】本発明は、このような遊技者の不満を解消
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の当たり回数通報装置は、
確率向上条件が成立すると当たり確率を向上させ確率復
帰条件が成立すると前記当たり確率の向上を解除する確
率変動手段と、判定実行条件が成立すると前記当たり確
率に応じて当たりを判定する判定手段と、前記判定手段
により当たりが判定されると遊技者に有利な特別遊技を
実行する特別遊技実行手段と、前記当たり確率に応じた
確率信号を出力する確率信号出力手段と、前記判定手段
により当たりが判定されると当たり信号を出力する当た
り信号出力手段とを備える弾球遊技機からの前記確率信
号と前記当たり信号とを取得する信号取得手段と、前記
確率信号と前記当たり信号とに基づいて前記確率向上条
件の成立から前記確率復帰条件の成立までの期間内おけ
る前記当たりの判定回数をカウントするカウント手段
と、該カウント手段によるカウント値に応じた通報を出
力する通報手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】上記の構成になる当たり回数通報
装置においては、信号取得手段は、弾球遊技機からの確
率信号と当たり信号とを取得する。弾球遊技機では、確
率変動手段は、確率向上条件が成立すると当たり確率を
向上させ確率復帰条件が成立すると当たり確率の向上を
解除する。確率向上条件としては、前述の図柄表示装置
における特定図柄の表示あるいは制御処理において特定
図柄が選択されることが例示されるが、これらに限定さ
れない。確率復帰条件としては、当たりが成立したが図
柄表示装置には特定図柄が表示されない(特別図柄は表
示されている)ことが2回連続する等が例示されるが、
これに限定されない。なお、例えば特別遊技の実行中に
限って当たり確率の向上を解除する構成としても構わな
い。また、当たり確率も高低の2段階に限らず、3段階
以上に変化されてもよい。
【0010】判定手段は、判定実行条件が成立すると前
記当たり確率に応じて当たりを判定する。判定実行条件
としては、前述のように遊技球が特定の始動口(始動入
賞口)に入賞したり通過したりすることによって成立す
るが、これら以外で条件成立としてもかまわない。要
は、当たり判定のきっかけとなる条件として、判定実行
条件が特定されていればよいのである。
【0011】特別遊技実行手段は、判定手段により当た
りが判定されると遊技者に有利な特別遊技を実行する。
特別遊技の形態としては前述の例が挙げられるが、これ
以外の形態でもかまわないことは言うまでもない。確率
信号出力手段は当たり確率に応じた確率信号を出力し、
当たり信号出力手段は判定手段により当たりが判定され
ると当たり信号を出力する。これらの信号が、信号取得
手段によって取得される。本来、これらの信号は、パチ
ンコ店の管理用に使用されるホールコンピュータに送ら
れる各種の信号やデータの一部である。普通、確率変動
機と呼ばれる弾球遊技機には、確率信号出力手段および
当たり信号出力手段に相当する構成が設けられているの
で、このような構成を特別に設ける必要はない。
【0012】カウント手段は、確率信号と当たり信号と
に基づいて確率向上条件の成立から確率復帰条件の成立
までの期間内おける当たりの判定回数をカウントする。
通報手段は、カウント手段によるカウント値に応じた通
報を出力する。この通報としては、映像、光、音声が例
示される。具体的な出力形態としては、連チャン回数そ
のものを表示することや連チャン回数に応じて変化する
映像を表示すること、連チャン回数に応じて特別なラン
プを点灯したり、回転灯を点灯すること、各種の音声を
出力すること等が例示される。
【0013】このように、連チャン回数に応じた通報が
出力されるので、各回の特別遊技自体が同じであること
により、遊技者が感じる不満は解消される。また、ラン
プや音声を用いれば、その弾球遊技機の周辺の遊技者も
他人の連チャンを知ることになる。したがって、周辺の
遊技者の対抗心や競争心を煽る等の波及効果もある。
【0014】このような効果を発揮させるために、当た
り回数通報装置は、例えばパチンコ店に設置されている
各弾球遊技機との対応が明確になるように、弾球遊技機
に接近して設置されるのが好ましい。具体的な例を挙げ
ると、弾球遊技機の上方の、俗に「かもい」と呼ばれる
位置に設置するのが好適である。
【0015】なお、弾球遊技機としてはパチンコ機やア
レンジボール式パチンコ機が例示されるが、これら以外
の形態でも構わない。
【0016】
【具体例】次に、本発明の一具体例により発明の実施の
形態をさらに詳しく説明する。図1に示すように、遊技
機設置島1には、弾球遊技機としてのパチンコ機10が
複数並置されており、各パチンコ機10の直上には当た
り回数通報装置として機能する呼出ランプ装置2が設置
されている。この呼出ランプ装置2は直下のパチンコ機
10と一対一で対応しており、図示しないスイッチの操
作によってランプが点灯する装置で、パチンコ機10に
トラブルが発生した場合などに遊技者が店員を呼び出す
目的で点灯される。
【0017】図3に示すように、パチンコ機10には、
前面をガラス板12で覆われた遊技盤14が組み付けら
れており、ガラス板12と遊技盤14との間に遊技領域
16が形成されている。遊技盤14の中央部には、図柄
表示装置30の一部となる液晶表示盤32が装着されて
いる。この図柄表示装置30は、0〜9の10種類の数
字およびA、C、E、F、Hのアルファベットから構成
される3桁の図柄配列を液晶表示盤32に表示可能であ
り、000〜HHHまでの3375種類の図柄配列を表
示できる。また、本具体例では、000、111、22
2、333、444、555、666、777、88
8、999、AAA、CCC、EEE、FFF、HHH
の15種類の図柄配列が大当たり表示用の当たり配列
(特別図柄)として設定されている。したがって、残り
は外れ図柄となり、全図柄配列に対する当たり配列の割
合は、15/3375=1/225である。
【0018】また、図柄表示装置30は、液晶表示盤3
2に、これら図柄配列の背景映像となる動画像や図柄配
列を含まない各種の画像を表示させることができる。液
晶表示盤32の下方には始動入賞口34が設けられてお
り、その下方にはアタッカーと称される大入賞口36が
配されている。また、遊技盤14には風車や周知の入賞
口等(図示略)が設置されている。なお、パチンコ機1
0の全体的な構成や上述した以外の各部は従来技術に従
っているので図示および説明は省略する。
【0019】次に、パチンコ機10の制御系について図
4を参照して説明する。パチンコ機10は、図示しない
制御基板に組み込まれた制御装置40を備えている。図
4に示すように、制御装置40は、CPU78、ROM
80、RAM82、カウンタ42、44、46、入力回
路76、出力回路90およびサウンドジェネレータ94
がバスライン96により互いに接続されたマイクロコン
ピュータとして構成されている。CPU78は、予めR
OM80に格納されている各種のプログラムやデータを
使用して、各種の演算処理や制御処理を行うことがで
き、確率変動手段、判定手段、特別遊技実行手段、確率
信号出力手段および当たり信号出力手段として機能す
る。
【0020】カウンタ42は、0〜(152 −1)の2
25種類のカウント値C1を昇順に且つ繰り返し算出す
る。カウンタ44は、0〜14の15種類のカウント値
C2を昇順に且つ繰り返し算出する。カウンタ46は、
0〜(153 −1)までの153 種類のカウント値C3
を昇順に且つ繰り返し算出する。CPU78は、これら
カウンタ42、44、46が出力するカウント値C1、
C2、C3を随時読み込むことができる。
【0021】CPU78は、カウント値C1を当たり外
れの判定用に、カウント値C2を特別図柄の配列決定用
に、カウント値C3を外れ図柄の配列決定用に使用す
る。なお、本具体例では、当たり外れの判定における当
たりの確率は、当たり値が0〜(152 −1)の範囲で
設定される1種類の数値(本具体例では111)とされ
る低確率(1/225)と当たり値が0〜(152
1)の範囲で設定される10種類の数値(本具体例では
111〜120)とされる高確率(10/225)の2
段階に設定されており、どちらかの確率で当たりが判定
される。
【0022】サウンドジェネレータ94は、CPU78
から送られてくるディジタルデータに基づいてアナログ
の音声信号を合成してアンプ92出力できる。アンプ9
2は音声信号を増幅してスピーカ50に送り、外部出力
させる。制御装置40の入力回路76には、一般入賞口
(図示略)に設置されている一般入賞スイッチ61、始
動入賞口34の内部に設置されている始動入賞スイッチ
64、大入賞口36の内部に設置されている大入賞口用
カウントスイッチ72、同じく大入賞口36の内部に設
置されている継続入賞スイッチ70、発射ハンドルに内
蔵されている発射ハンドルスイッチ60やセンサ類(図
示略)等が接続されており、始動入賞スイッチ64から
の始動信号等、これら各スイッチや他のセンサ類からの
信号が入力される。
【0023】出力回路90には、映像データプロセッサ
(VDP)38、ソレノイド84、大入賞口36を開閉
するためのソレノイド84やその他のソレノイド(図示
略)、パチンコ機10の前面側に配置された装飾ランプ
を点滅させるための電飾装置86、パチンコ機10の稼
働状況をホールコンピュータ4(図2参照)に出力する
ための外部情報端子88、遊技球を発射するための発射
装置62、賞球を払い出すための払出し装置66等が接
続されている。制御装置40は、これらパチンコ機10
の各部の稼動を制御する信号を出力することにより各部
の動作を制御することができる。
【0024】また、制御装置40は、設定された時間毎
のセーフ球数に対応するセーフ球信号、設定された時間
毎のアウト球数に対応するアウト球信号、当たり確率が
高確率または低確率にあることを示す確率信号、当たり
の成立によって特別遊技が実行されていることを示す当
たり信号としての特賞信号、不正行為やトラブルの内容
を示すトラブル信号等を外部情報端子88から出力す
る。つまり、CPU78、出力回路90および外部情報
端子88によって確率信号出力手段および当たり信号出
力手段が構成されている。
【0025】なお、映像データプロセッサ38には液晶
表示盤32が接続されており、この両者で図柄表示装置
30が構成されている。この映像データプロセッサ38
は、CPU78から提供されるデータに従ってマトリク
スデータを生成し、このマトリクスデータに基づく映像
を液晶表示盤32に表示させるための機構である。
【0026】図2に示すように、各パチンコ機10の外
部情報端子88は信号線6によってホールコンピュータ
4に接続されている。したがって、ホールコンピュータ
4は、上述のセーフ球信号、アウト球信号、確率信号、
特賞信号、トラブル信号等を取得して、各パチンコ機1
0毎の稼働状況を把握することができる。
【0027】また、各信号線6は途中で分岐して呼出ラ
ンプ装置2に接続されており、確率信号および特賞信号
は呼出ランプ装置2にも入力される構成である。図5に
示すように、呼出ランプ装置2は、CPU47、ROM
48、RAM49、入力回路50、出力回路51および
サウンドジェネレータ52等を備えるマイクロコンピュ
ータ53、入力回路50に接続された呼出スイッチ5
4、出力回路51に接続されたランプ55、サウンドジ
ェネレータ52に接続されたアンプ56およびスピーカ
57等を備えている。ランプ55およびスピーカ57
は、遊技機設置島1の外面側に配されており、図1に示
される半透明プラスチック製のカバー58に覆われてい
る。また、入力回路50には、上述した信号線6が接続
されており、確率信号および特賞信号が入力される。
【0028】次に、上述した構成になるパチンコ機10
および呼出ランプ装置2の動作について説明する。ま
ず、図6および図7に従ってパチンコ機10の動作を説
明する。パチンコ機10の電源が投入されると、制御装
置40のCPU78は、図6に示されるメインルーチン
を開始し、確率変動フラグF1を0にセットする(ステ
ップ301)。
【0029】続いて、CPU78は、当たり判定の確率
値を低確率(1/225)に設定し、確率信号をローレ
ベルとする(ステップ302)。次に、CPU78は、
始動入賞口34の始動入賞スイッチ64からの始動信号
を待つ(ステップ303)。なお、ここで始動信号がな
ければ他の処理に回って、適宜の時間を経過した後にこ
のルーチンに戻る構成とすることも可能である。
【0030】始動信号を受信したならば、CPU78
は、次のステップ304に進んで、図7に示される図柄
決定サブルーチンを実行する。図7に示すように、図柄
決定サブルーチンを開始すると、CPU78はカウンタ
42、44、46の各カウント値C1、C2、C3を読
み込む(ステップ401)。続いて、CPU78は、カ
ウント値C1に基づいて当たり外れを判定する。この判
定は、カウント値C1が当たり値と一致するか否かによ
り行われ、低確率では、カウント値C1=111であれ
ば当たりである。また、高確率では、カウント値C1=
111〜120であれば当たりである。
【0031】ここで当たりと判定した場合、CPU78
はステップ403に進んで、カウント値C2に基づいて
特別図柄の配列を決定する。この配列の決定は、カウン
ト値C2が0であれば、特別図柄の配列は000、カウ
ント値C2=1なら配列は111、カウント値C2=3
なら配列は222のように決定される。
【0032】なお、始動入賞口34への入賞のタイミン
グは予測できないので、CPU78は予測不可能なタイ
ミングでカウント値C1、C2を読込むことになる。つ
まり、CPU78において当たり判定に使用されるカウ
ント値C1および特別図柄の配列決定に使用されるカウ
ント値C2は、予測不可能なタイミングで選択され、実
態として乱数となっている。
【0033】一方、判定が外れの場合には、CPU78
は、カウンタ46のカウント値C3に対応する外れ図柄
の配列を、000〜HHHまでの3375種類の図柄配
列から選択する。ただし、この図柄配列中には、特別図
柄となる図柄配列が含まれているので、そのような図柄
配列が選択された場合には、カウント値C3に1を加算
した数値に対応する外れ図柄の配列を選択し直す。
【0034】CPU78は、ステップ403またはステ
ップ404の処理の後、メインルーチンに戻る。図6に
示すように、CPU78は、図柄決定サブルーチンで決
定した図柄配列を映像データプロセッサ38に送信し、
液晶表示盤32に表示させる(ステップ305)。な
お、この図柄配列の表示は、従来技術と同様に、3桁の
図柄を変動表示した後、1桁ずつ静止表示し、最後に3
桁とも静止表示させる構成である。
【0035】次に、CPU78は、図柄決定サブルーチ
ンで決定された図柄が特別図柄であれば(ステップ30
6:YES)、次のステップ308に移行し、外れ図柄
であれば(ステップ306:NO)、ステップ303に
回帰する。ステップ308では、CPU78は当たり配
列が「111」、「333」、「555」、「77
7」、「999」のいずれかの特定図柄であるかを判定
する。ここで当たり配列が特定図柄であれば(ステップ
308:YES)、CPU78は、確率変動フラグF1
を2にセットして(ステップ309)、ステップ310
に進む。また、当たり配列が特定図柄でなければ(ステ
ップ308:NO)、CPU78は、ステップ310に
進む。
【0036】ステップ310においては、CPU78
は、ソレノイド84を励磁させて大入賞口36を開放さ
せるなど、周知の特別遊技のための処理を実行し、外部
情報端子88から特賞信号を出力する。したがって、C
PU78およびソレノイド84は特別遊技実行手段とし
て機能している。
【0037】この特別遊技のための処理を終えると、C
PU78は、確率変動フラグF1=0かを判定する(ス
テップ311)。ここで、確率変動フラグF1=0であ
れば(ステップ311:YES)、CPU78はステッ
プ302に回帰する。一方、確率変動フラグF1≠0で
あれば(ステップ311:NO)、CPU78は、ステ
ップ312に進んで、確率変動フラグF1を1だけデク
リメントする。さらに、CPU78は、当たり確率を高
確率(10/225)にセットして(ステップ31
3)、ステップ303に回帰する。
【0038】以上のように、特別図柄の配列が特定図柄
であると(ステップ308:YES)、確率変動ラグF
1が2にセットされる(ステップ309)。このためス
テップ311では、確率変動フラグF1≠0と判定され
るので、当たり確率が高確率とされる(ステップ31
3)。この高確率状態で始動信号が入力されると、図柄
決定サブルーチン(図6、ステップ402)で当たりと
なる確率が高くなる。したがって、比較的短い間隔で当
たりが発生し特別遊技が実行されることになる。すなわ
ち、図柄決定ルーチンの処理において、15種類の特別
図柄の内「111」、「333」、「555」、「77
7」、「999」の5種類の特定図柄のいずれかが決定
されると、確率向上条件が成立したことになる。
【0039】この具体例では、一旦セットされた確率変
動フラグF1が0にされるには、特定図柄以外の特別図
柄による当たりが2回続くことが必要である。つまり、
これが確率復帰条件となっている。そして、この2回の
当たりのうち少なくとも1回が特定図柄(確率変動図
柄)であれば、高確率状態は途切れないことになる。こ
のため、比較的短い間隔で次々と当たりが発生し特別遊
技が実行される(連チャンする)可能性が十分ある。
【0040】なお、特別遊技の実行中に限って当たり判
定確率が低確率に戻されるが、確率信号のレベルは切り
換えられない。次に、図8および図9に従って呼出ラン
プ装置2の動作を説明する。呼出ランプ装置2の電源が
投入されると、CPU47は、図8に示されるメインル
ーチンを開始し、連チャンフラグF2を1にセットする
(ステップ801)。続いて、CPU47は、パチンコ
機10から送られてくる確率信号のレベルを判定し(ス
テップ802)、確率信号がローレベルであれば(ステ
ップ802:ロー)、ステップ801に回帰する。ま
た、確率信号がハイレベルであれば(ステップ802:
ハイ)、CPU47は、ステップ803に進んで特賞信
号が入力されるのを待つ。そして、特賞信号が入力され
たなら(ステップ803:YES)、CPU47は連チ
ャンフラグF2を1だけインクリメントする。
【0041】ここで連チャンフラグF2について説明す
る。まず確率信号がローレベルからハイレベルに切り換
えられたということは、パチンコ機10の動作において
述べたように、その契機となる当たりがあったというこ
とになる。従って、次に特賞信号があれば、これは2回
目の当たりに該当している。このため、連チャンフラグ
F2の初期値を1とすることにより、何回目の当たりで
あるかに対応させている。
【0042】次のステップ805では、CPU47は図
9に示される音声決定サブルーチンを実行し、ステップ
802に回帰する。そして確率信号がハイレベルにある
限りは、ステップ803〜805が繰り返される。つま
り、ステップ804では、パチンコ機10における当た
り判定確率が高確率であるときの連チャン回数(ただし
初回は低確率での当たりである)が算出される。
【0043】次に、その連チャン回数の算出に続いて実
行される音声決定サブルーチンの処理を図9にしたがっ
て説明する。図9に示すように、音声決定サブルーチン
を開始すると、CPU47は、連チャンフラグF2>3
を判定する(ステップ501)。ここで、連チャンフラ
グF2が3以下であれば(ステップ501:NO)、C
PU47は、ステップ502に進んで音声パターン1を
選択し、特賞信号が継続している間つまりパチンコ機1
0で特別遊技が実行されている間、音声パターン1の音
声データをサウンドジェネレータ52に送出する。サウ
ンドジェネレータ52は、この音声データに基づいて音
声信号を合成し、アンプ56に送出し、スピーカ57か
ら外部出力させる。
【0044】連チャンフラグF2が3を越えていれば
(ステップ501:YES)、CPU47は、ステップ
503に進んで、連チャンフラグF2>6を判定する。
ここで、連チャンフラグF2が6以下であれば(ステッ
プ503:NO)、CPU47は、ステップ504に進
んで音声パターン2を選択し、上述と同様に音声パター
ン2の音声データをサウンドジェネレータ52に送出す
る。この音声データに基づく音声がスピーカ57から外
部出力される。
【0045】連チャンフラグF2が6を越えていれば
(ステップ503:YES)、CPU47は、ステップ
505に進んで、連チャンフラグF2>9を判定する。
ここで、連チャンフラグF2が9以下であれば(ステッ
プ505:NO)、CPU47は、ステップ506に進
んで音声パターン3を選択し、上述と同様に音声パター
ン3の音声データをサウンドジェネレータ52に送出す
る。この音声データに基づく音声がスピーカ57から外
部出力される。
【0046】また、連チャンフラグF2が9を越えてい
れば(ステップ505:YES)、CPU47は、ステ
ップ507に進んで、音声パターン4を選択し、上述と
同様に音声パターン4の音声データをサウンドジェネレ
ータ52に送出する。この音声データに基づく音声がス
ピーカ57から外部出力される。
【0047】そして、CPU47は、ステップ502、
504、506または507の処理の後、メインルーチ
ンに戻る。前述のように、パチンコ機10の当たり判定
確率が高確率であると、比較的短い間隔で次々と当たり
が発生し特別遊技が実行される(連チャンする)可能性
が十分ある。呼出ランプ装置2は、このような場合に応
じて、連チャン3回まで(連チャンフラグF2=1〜
3)、連チャン6回まで(連チャンフラグF2=4〜
6)、連チャン9回まで(連チャンフラグF2=7〜
9)、連チャン10回以上(連チャンフラグF2>9)
の4段階に合わせて、4種類の音声パターン1〜4が決
定され、パチンコ機10の特別遊技に合わせて、その音
声パターンに対応する音声出力がなされる。
【0048】このように、連チャン回数に応じた音声が
出力されるので、各回の特別遊技自体は同じであること
により、遊技者が感じる不満は解消される。また、その
連チャンしているパチンコ機10の周辺の遊技者が、他
人の連チャンを知ることになる。したがって、周辺の遊
技者の対抗心や競争心を煽る等の波及効果もある。
【0049】なお、呼出ランプ装置2は、上述の処理と
は別に、呼出スイッチ54がオンとされた際には、ラン
プ55を点灯させる。したがって、従来の呼出ランプ装
置と同様の使用が可能である。また、上述の音声出力に
対応させてランプ55を点滅させる等の構成を採用でき
る。
【0050】この具体例の呼出ランプ装置は、本発明の
当たり通報装置に該当しているが、この呼出ランプ装置
2において、入力回路50が信号取得手段に該当し、C
PU47がカウント手段として機能し、CPU47、サ
ウンドジェネレータ52、アンプ56およびスピーカ5
7によって通報手段が構成されている。
【0051】以上、具体例に従って、本発明の実施の形
態について説明したが、本発明はこのような具体例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。例え
ば、具体例では、当たり回数通報装置としての呼出ラン
プ装置2においてマイクロコンピュータを使用している
が、アナログ回路によって同様の機能を発揮させる構成
としてもよい。
【0052】また、具体例では、音声パターンを4段階
に切り換えているが、5段階以上とすることや、2また
は3段階とすることも可能である。音声パターンを変え
る手法としては、音楽自体を変える、音楽の音量を変化
させる、連チャン回数を音声出力する等様々であるが、
要は、連チャン回数が更新されたことを遊技者や周囲に
認識させることができれば、音声出力の形態は何でもよ
い。
【0053】このような音声出力は、特別遊技中だけ出
力する方式、特別遊技と特別遊技の間の高確率中だけ出
力する方式、連チャン開始となる最初の特別遊技から高
確率期間が終了して低確率状態に戻るまでの間を通じて
出力を継続する(当然ながら出力内容は変化する)方式
等が考えられ、これらを組み合わせることも可能であ
る。
【0054】なお、連チャン回数を通報するための出力
形態としては、連チャン回数そのものを数字で表示する
ことや連チャン回数に応じて変化する映像を表示するこ
と、連チャン回数に応じて特別なランプを点灯したり、
回転灯を点灯する等、音声だけではなく、光や映像など
を使用できることは言うまでもない。
【0055】さらに、具体例では従来から遊技機設置島
に備えられている呼出ランプ装置を当たり回数通報装置
として兼用させているが、他の装置を当たり通報装置と
して利用することや当たり回数通報装置を独立の装置と
して設置することもできる。あるいは、ホールコンピュ
ータ自身に当たり回数通報装置としての機能を備えさせ
てもよい。このようにすれば、例えば遊技機設置島には
通報手段に相当するスピーカだけを設置すれば済む等、
装置の簡素化が可能となる他、当たり回数をホールコン
ピュータでデータ処理することも簡単である。
【0056】なお、具体例では、特別遊技の実行中に限
って当たり判定確率が低確率に戻されても確率信号のレ
ベルは切り換えられない構成としているが、判定確率に
対応して確率信号をローレベルに切り換えてもよい。こ
のようにしても、特別遊技の実行中であることを示す特
賞信号が入力されるから、この確率信号のレベル変化
は、確率復帰条件の成立による確率の変動ではないこと
が判定でき、具体例で示したような処理を行う上での支
障とはならない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の当
たり回数通報装置は、この装置と対になる弾球遊技機の
連チャン回数に応じた通報を出力するので、各回の特別
遊技自体が同じであることにより、遊技者が感じる不満
は解消される。
【0058】また、ランプや音声を用いれば、その弾球
遊技機の周辺の遊技者も他人の連チャンを知ることにな
る。したがって、周辺の遊技者の対抗心や競争心を煽る
等の波及効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 具体例のパチンコ機および呼出ランプ装置が
設置されている遊技機設置島の外観図である。
【図2】 具体例のパチンコ機からの外部に出力される
信号の系統を説明するブロック図である。
【図3】 具体例のパチンコ機の正面図である。
【図4】 具体例のパチンコ機の制御系のブロック図で
ある。
【図5】 具体例の呼出ランプ装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】 具体例のパチンコ機においてCPUが実行す
るメインルーチンのフローチャートである。
【図7】 具体例のパチンコ機においてCPUが実行す
る図柄決定サブルーチンのフローチャートである。
【図8】 具体例の呼出ランプ装置においてCPUが実
行するメインルーチンのフローチャートである。
【図9】 具体例の呼出ランプ装置においてCPUが実
行する音声決定サブルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・遊技機設置島、 2・・・呼出ランプ装置(当たり回数通報装置)、 10・・・パチンコ機(弾球遊技機)、 47・・・CPU(カウント手段、通報手段) 50・・・入力回路(信号取得手段)、 52・・・サウンドジェネレータ(通報手段)、 53・・・マイクロコンピュータ、 56・・・アンプ(通報手段)、 57・・・スピーカ(通報手段)、 78・・・CPU(確率変動手段、判定手段、特別遊技
実行手段、確率信号出力手段、当たり信号出力手段) 84・・・ソレノイド(特別遊技実行手段) 88・・・外部情報端子(確率信号出力手段、当たり信
号出力手段)、 90・・・出力回路(確率信号出力手段、当たり信号出
力手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 確率向上条件が成立すると当たり確率を
    向上させ確率復帰条件が成立すると前記当たり確率の向
    上を解除する確率変動手段と、判定実行条件が成立する
    と前記当たり確率に応じて当たりを判定する判定手段
    と、前記判定手段により当たりが判定されると遊技者に
    有利な特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、前記当
    たり確率に応じた確率信号を出力する確率信号出力手段
    と、前記判定手段により当たりが判定されると当たり信
    号を出力する当たり信号出力手段とを備える弾球遊技機
    からの前記確率信号と前記当たり信号とを取得する信号
    取得手段と、 前記確率信号と前記当たり信号とに基づいて前記確率向
    上条件の成立から前記確率復帰条件の成立までの期間内
    おける前記当たりの判定回数をカウントするカウント手
    段と、 該カウント手段によるカウント値に応じた通報を出力す
    る通報手段とを設けたことを特徴とする当たり回数通報
    装置。
JP18153495A 1995-07-18 1995-07-18 当たり回数通報装置 Withdrawn JPH0928903A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014023627A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2016064298A (ja) * 2015-12-25 2016-04-28 株式会社北電子 遊技装置及び遊技装置用プログラム

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JP2014023627A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Sankyo Co Ltd 遊技機
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