JPH09286378A - 電動アシスト自転車の制御装置 - Google Patents

電動アシスト自転車の制御装置

Info

Publication number
JPH09286378A
JPH09286378A JP12250796A JP12250796A JPH09286378A JP H09286378 A JPH09286378 A JP H09286378A JP 12250796 A JP12250796 A JP 12250796A JP 12250796 A JP12250796 A JP 12250796A JP H09286378 A JPH09286378 A JP H09286378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
power
sensor
control circuit
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12250796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3508387B2 (ja
Inventor
Toru Matsubayashi
徹 松林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP12250796A priority Critical patent/JP3508387B2/ja
Publication of JPH09286378A publication Critical patent/JPH09286378A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3508387B2 publication Critical patent/JP3508387B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池の電力の浪費、及び電池の過放電を防止
する。 【解決手段】 制御装置10は、走行用モータ12へ電
池14の電力を供給する駆動回路16と、ペダルでの踏
力FL を検出する踏力センサ18と、踏力センサ18で
検出された踏力FL に基づき駆動回路16を制御する制
御回路22と、電池14の出力電圧Vを検出する電圧セ
ンサ24と、電池14の出力電流Iを検出する電流セン
サ26とを備えている。電池容量検出手段は、電圧セン
サ24、電流センサ26及び制御回路22の機能の一部
によって構成されている。故障診断手段は、制御回路2
2の機能の一部として実現されている。制御回路22
は、故障診断手段で異常が検出されると、走行用モータ
12への電力供給を停止させ、電池14の残存容量が一
定値以下に減少していれば、一定時間経過後にすべての
電力供給を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行用モータを補
助的に用いつつ走行可能な電動アシスト自転車の制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在市販されている電動アシスト自転車
は、入力される人力に対する一定比率のパワーを、走行
用モータで補う(パワーアシスト)ものである。この電
動アシスト自転車に組み込まれている制御装置は、走行
用モータへ電池の電力を供給する駆動回路と、ペダルで
の踏力を検出する踏力センサと、車速を検出する車速セ
ンサと、前記踏力センサで検出された踏力及び前記車速
センサで検出された車速に基づき前記駆動回路を制御す
る制御回路とを備えたものである。制御回路は、踏力と
車速とに基づき必要なモータ駆動力を算出し、このモー
タ駆動力に相当する電池の電力を、駆動回路を介して走
行用モータへ供給する。
【0003】ここで、時間をt、車速をv、踏力を
L 、モータ駆動力をFM 、駆動力をF(=FL
M )、アシスト比をη(=FM /FL )とする。
【0004】図8及び図9は従来の制御装置の動作を示
し、図8が時間tと駆動力Fとの関係を示すグラフ、図
9が車速vとアシスト比ηとの関係を示すグラフであ
る。以下、これらの図面に基づき説明する。
【0005】図8に示すように、踏力FL は、時間tに
対して凸状の曲線を描く。踏力FLの周期Tは、クラン
クの半回転に対応している。これは、ペダルが上死点又
は下死点の位置になると、踏力FL がほぼ零になるから
である。また、踏力FL の一周期T内では、アシスト比
ηが常に一定である。
【0006】しかし、アシスト比ηが常に一定では、高
速時において、車速の出し過ぎや電力消費の増大等の問
題が生ずる。そこで、図9に示すように、ある車速vH
以上になると、アシスト比ηを漸減させるものが知られ
ている(例えば特開平6-107266号公報)。
【0007】また、電池の残存容量が一定値以下となる
と、走行用モータへの電力供給を停止させる、電動アシ
スト自転車の制御装置が従来から知られている(例えば
特開平6-255563号公報)。さらに、故障診断機能を有
し、故障が検出されると、走行用モータへの電力供給を
停止させる、電動アシスト自転車の制御装置が従来から
知られている(例えば特開平7-33069 号公報)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来の制御装
置では、走行用モータへの電力供給が停止された後で
も、ランプ、センサ、制御回路等への電力供給はそのま
ま続けられる。したがって、走行用モータへの電力供給
が停止された後に、メインスイッチを切らないまま電動
アシスト自転車を放置すると、電池の電力を無駄に消費
してしまうだけでなく、電池が過放電によって劣化して
しまうという問題があった。
【0009】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、電池の電力の
浪費を防止できるとともに、電池の過放電を防止でき
る、制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成すべく研究を重ねた結果、電池の残存容量が一定値
以下になったら、すべての電力供給を停止させれば、い
かなる場合でも電池の過放電を回避できることを見い出
した。本発明は、この知見に基づきなされたものであ
る。
【0011】すなわち、本発明に係る制御装置は、走行
用モータへ電池の電力を供給する駆動回路と、ペダルで
の踏力を検出する踏力センサと、この踏力センサで検出
された踏力に基づき前記駆動回路を制御する制御回路
と、前記踏力センサ等の異常を検出する故障診断手段
と、前記電池の残存容量を検出する電池容量検出手段と
を備えている。以下、「踏力センサ等の異常」を「故
障」という。
【0012】前記制御回路は、前記故障診断手段で故障
が検出されると、次のように動作する機能を有してい
る。前記走行用モータへの電力供給を停止させるよう
に、前記駆動回路を制御する。このとき、前記電池容量
検出手段で検出された前記残存容量が一定値以下に減少
していれば、一定時間経過後にすべての電力供給を停止
させるように、電源スイッチを制御する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る制御装置の
一実施形態の基本的構成を示す機能ブロック図である。
以下、この図面に基づき説明する。
【0014】制御装置10は、走行用モータ12へ電池
14の電力を供給する駆動回路16と、ペダル38(図
2)での踏力FL を検出する踏力センサ18と、車速v
を検出する車速センサ20と、踏力センサ18で検出さ
れた踏力FL 及び車速センサ20で検出された車速vに
基づき駆動回路16を制御する制御回路22と、電池1
4の出力電圧Vを検出する電圧センサ24と、電池14
の出力電流Iを検出する電流センサ26とを備えてい
る。電池容量検出手段は、電圧センサ24、電流センサ
26及び制御回路22の機能の一部によって構成されて
いる。故障診断手段は、制御回路22の機能の一部とし
て実現されている。もちろん、電池容量検出手段又は故
障診断手段は、制御回路22とは別のマイクロコンピュ
ータ等によって構成することもできる。
【0015】制御回路22は、次の特徴的な機能を備え
ている。まず、踏力センサ18の出力電圧等に基づき、
故障診断を実行する。踏力センサ18の出力電圧は、例
えば、正常動作では0.3 〜4.7Vであるが、断線又は短絡
等の故障が発生すると0.3V以下又は4.7V以上となる。同
様にして、例えば車速センサ20、走行用モータ12、
駆動回路16、制御回路22、電池14等の故障を診断
する。
【0016】ここで、故障が検出されなければ、次のよ
うに動作する。.電流センサ26で得られた出力電流
I及び電圧センサ24で得られた出力電圧Vに基づき、
電池14の残存容量Cを求める。そして、残存容量Cが
一定値Ct1 以下となると、走行用モータ12への電力
供給を停止させるように、駆動回路16を制御する。
.その後、電圧センサ24で得られた出力電圧Vが一
定値Vt以下になると、残存容量Cが一定値Ct2 (<
Ct1 )以下であると判断し、すべての電力供給を停止
させるように、電源スイッチ28を制御する。
【0017】一方、故障が検出されると、次のように動
作する。.走行用モータ12への電力供給を停止させ
るように、駆動回路16を制御する。.電圧センサ2
4で得られた出力電圧Vが一定値Vt以下であれば、残
存容量Cが一定値Ct2 以下であると判断し、一定時間
Tt2 経過後にすべての電力供給を停止させるように、
電源スイッチ28を制御する。
【0018】次に、上記各構成要素をより具体的に例示
する。走行用モータ12は直流ブラシレスモータ、電池
14は酸化鉛電池である。駆動回路16は、走行用モー
タ12に通電するスイッチングトランジスタ回路と、通
電量をパルス幅で制御するPWM回路と、電池14に接
続する電磁開閉器とから構成されている。踏力センサ1
8は、ロードセル又はピエゾ素子等をペダル38又はク
ランク軸34(図2)等に取り付けたものである。車速
センサ20は、クランク軸34に取り付けられたタコジ
ェネレータ又はロータリエンコーダである。なお、車速
センサ20は、車速vに基づく制御をしなければ不要で
ある。制御回路22は、CPU、ROM、RAM、入出
力インタフェース回路等によって構成され、各種の機能
がコンピュータプログラムによって実現されている。電
圧センサ24は、電池14の正極に接続された導線であ
る。電流センサ26は、電池14の正極又は負極に接続
された電力線に介挿された、シャント抵抗器又は電流検
出コイルである。電源スイッチ28は、一般的な電磁リ
レーであり、踏力センサ18、車速センサ20、制御回
路22及び補器33等へ、電池14の電力を供給する。
補器33は、例えば前照灯等である。また、電源スイッ
チ28は、一個である必要はなく、複数個としてもよ
い。電源スイッチ28を複数個とした場合は、複数系統
に対して別々に電力を供給することが可能となる。
【0019】図2は、制御装置10を組み込んだ電動ア
シスト自転車の外観図である。以下、この図面に基づき
説明する。
【0020】電動アシスト自転車30は、普通の自転車
としての構成の他に、制御装置10、走行用モータ1
2、電池14、動力ユニット32、表示ランプ58(図
3)を含む補器33等を内蔵している。表示ランプ58
は、故障が発生した場合や、残存容量が極めて減少した
場合に、その情報を運転者に報知するものであり、発光
ダイオード又は液晶表示素子等からなるものである。ま
た、普通の自転車と同じように、クランク軸34の両端
にはクランク軸34に垂直にクランク36が固着され、
クランク36の先端にはペダル38が回動自在に取り付
けられている。
【0021】図3は、電動アシスト自転車30の機能ブ
ロック図である。以下、図2及び図3に基づき説明す
る。
【0022】走行用モータ12で発生した動力は、ワン
ウェイクラッチ40及び減速機42を介して、モータ駆
動力FM として合力装置44に伝達される。ペダル38
に加えられた踏力FL は、クランク軸34及びワンウェ
イクラッチ46を介して合力装置44に伝達される。合
力装置44では、モータ駆動力FM と踏力FL とを合成
して駆動力F(=FL +FM )として出力する。駆動力
Fは、動力伝達手段48及びワンウェイクラッチ50を
介して、後輪52を回転させる。これによって、電動ア
シスト自転車30が走行する。なお、ワンウェイクラッ
チ40,46,50は、電動アシスト自転車30が前進
する方向にのみ、動力を伝達するクラッチである。減速
機42は、ギヤ比によって回転数を落とすものである。
動力伝達手段48は、チェーン、駆動軸、ベルト等であ
る。
【0023】制御装置10は、残存容量Cが一定値Ct
1 以下となると、又は故障が発生すると、表示ランプ5
8を点灯する機能も有している。
【0024】図4及び図5は、合力装置44の構成を示
す概略図である。以下、図3乃至図5に基づき説明す
る。
【0025】合力装置44は、構造的にはオルダム軸継
手にやや類似している。すなわち、合力装置44は、踏
力FL を伝達するペダル側軸60L に固着された回転板
62L と、モータ駆動力FM を伝達するモータ側軸60
M に固着された回転板62Mと、回転板60L ,60M
に間隙をもって挟持された中間板64と、回転板6
L ,60M に形成された斜面状カム66L ,66
M と、斜面状カム66L ,66M に噛合するとともに中
間板64に形成された斜面68L ,68M と、中間板6
4の周端64aを図示しない転動体を介して摺動自在に
嵌挿させる摺動凹部70と、摺動凹部70を互いに逆方
向に付勢する圧縮ばね72L ,72M と、圧縮ばね72
L ,72M を固定する固定部74L ,74M とを備えた
構造となっている。したがって、斜面状カム66L は、
中間板64を回転させる力Pと中間板64を軸方向へ移
動させる力pとに踏力FL を分力して、斜面68L へ伝
達する。同様に、斜面状カム66M は、中間板64を回
転させる力Mと中間板64を軸方向へ移動させる力mと
にモータ駆動力FM を分力して、斜面68M へ伝達す
る。
【0026】直線型ポテンショメータ76は、直流定電
圧Vccが印加された抵抗体761と、摺動凹部70に固
着された可動接点762とからなる。直線型ポテンショ
メータ76からは、抵抗体761上の可動接点762の
位置によって決まる電圧VLが出力される。
【0027】圧縮ばね72L ,72M は、同一の材質及
び構造となっている。そのため、FM =FL であればm
=pとなるので、中間板64は回転板60L ,60M
ちょうど中央に位置する(図4)。また、FM <FL
なればとm<pとなるので、中間板64は、圧縮ばね7
M の付勢力と釣り合う位置まで、回転板60M 側に移
動する(図5)。これとは逆に、FM >FL でなればm
>pとなるので、中間板64は、圧縮ばね72L の付勢
力と釣り合う位置まで、回転板60L 側へ移動する(図
示せず)。
【0028】このとき、中間板64とともに可動接点7
62が移動することにより、モータ駆動力FM と踏力F
L との大小関係に対応して、電圧VL が直線型ポテンシ
ョメータ76から制御回路22(図3)へ出力される。
制御回路22は、例えばアシスト比ηが常に1となるよ
うに、すなわち常にFM =FL となるように、駆動回路
16(図3)を制御する。換言すると、直線型ポテンシ
ョメータ76は、モータ駆動力FM と踏力FL との比を
検出する、一種の踏力センサとして動作する。したがっ
て、制御回路22は、直線型ポテンショメータ76のみ
を用いて駆動回路16を制御することもできるし、踏力
センサ18(図3)のみを用いて駆動回路16を制御す
ることもできる。
【0029】図6及び図7は制御装置10の動作の一例
を示すフローチャートである。以下、図2乃至図7に基
づき、制御回路22の動作を中心に説明する。ただし、
本例において、電源スイッチ28は、二系統に別々に電
力供給するものである。その第一系統は制御回路22を
除く全てのものであり、第二系統は制御回路22のみで
ある。また、以下に述べる「タイマ」とは、制御回路2
2に内蔵されているものである。さらに、アシスト比η
は、パワーアシストを行う限り常に1以下である。
【0030】運転者が図示しないメインスイッチをオン
にすると、図6及び図7に示す動作が始まる。まず、制
御回路22は、故障診断を実行し(ステップ99)、故
障の有無を判断する(ステップ100)。故障が検出さ
れなければ、踏力FL を踏力センサ18から、車速vを
車速センサ20から、出力電流Iを電流センサ26から
それぞれ入力し、パワーアシスト制御を実行する(ステ
ップ101)。続いて、出力電流I及び出力電圧Vに基
づき、電池14の残存容量Cが一定値Ct1 以下になっ
たか否かを判断する(ステップ102)。C<Ct1
なければ、ステップ99へ戻る。
【0031】C<Ct1 であれば、パワーアシスト制御
を停止し(ステップ103)、残存容量用の表示ランプ
58をオンにし(ステップ104)、タイマをリセット
すなわち時間Tを‘0’にする(ステップ105)。続
いて、タイマをオンして時間Tを計測し始め(ステップ
106)、時間Tが一定時間Tt1 を越えたか否かを判
断する(ステップ107)。T>Tt1 でなければ、も
う一度ステップ107を実行する。T>Tt1 であれ
ば、第一系統の電源スイッチ28をオフにする(ステッ
プ108)。続いて、電圧センサ24から出力電圧Vを
入力し、出力電圧Vが一定値Vt以下になったか否かを
判断する(ステップ109)。V<Vtでなければ、も
う一度ステップ109を実行する。V<Vtであれば、
第二系統の電源スイッチ28をオフにして(ステップ1
10)、終了する。
【0032】このように、残存容量Cが一定値Ct1
下となると、走行用モータ12への電力供給を停止し、
その後、残存容量Cがさらに減少すると、すべての電力
供給を停止させている。したがって、走行用モータ12
への電力供給が停止された後に、メインスイッチを切ら
ないまま電動アシスト自転車30を放置しても、電池1
4が過放電となることはない。
【0033】一方、ステップ99,100で故障が検出
されると、パワーアシスト制御を停止し(ステップ20
1)、故障用の表示ランプ58をオンにする(ステップ
202)。続いて、電圧センサ24から出力電圧Vを入
力し、出力電圧Vが一定値Vt以下になったか否かを判
断する(ステップ203)。V<Vtであれば、タイマ
をリセットすなわち時間Tを‘0’にし(ステップ20
4)、タイマをオンして時間Tを計測し始め(ステップ
205)、時間Tが一定時間Tt2 を越えたか否かを判
断する(ステップ206)。T>Tt2 でなければ、も
う一度ステップ206を実行する。T>Tt2 であれ
ば、ステップ108へ進む。また、V<Vtでなけれ
ば、ステップ108へ進む。
【0034】このように、故障が検出され、かつ残存容
量Cが一定値Ct2 以下であっても、一定時間Tt2
経過するまでは、故障用の表示ランプ58が点灯してい
る。そのため、故障の発生を運転者に確実に知らせるこ
とができる。また、故障用の表示ランプ58の代わり
に、例えば故障用の警報ブザー等を用いてもよい。
【0035】なお、本発明は、いうまでもなく、上記実
施形態に限定されない。例えば、本発明は、電動アシス
ト自転車に限らず、電動アシストボート、電動アシスト
手押し台車、電動アシスト車椅子等にも適用することが
できる。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る制御装置によれば、故障を
検出したことにより走行用モータへの電力供給を停止さ
せた場合に、電池の残存容量が一定値以下であれば、す
べての電力供給を停止させるようにしたので、電池の電
力の浪費を防止できるとともに、電池の過放電を防止で
きる。しかも、電池の残存容量が一定値以下であって
も、一定時間内は電力供給を続けられるようにしたの
で、例えば表示ランプ等により、運転者に対して確実に
故障の発生を知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御装置の一実施形態における、
基本的構成を示す機能ブロック図である。
【図2】図1の制御装置を組み込んだ電動アシスト自転
車の外観図である。
【図3】図2の電動アシスト自転車の機能ブロック図で
ある。
【図4】図2の電動アシスト自転車における合力装置の
構成を示す概略図である。
【図5】図2の電動アシスト自転車における合力装置の
構成を示す概略図である。
【図6】図3における制御装置の動作の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図3における制御装置の動作の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図8】従来の制御装置の動作における、時間と駆動力
との関係を示すグラフである。
【図9】従来の制御装置の動作における、車速とアシス
ト比との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 制御装置 12 走行用モータ 14 電池 16 駆動回路 18 踏力センサ 20 車速センサ 22 制御回路 24 電圧センサ 26 電流センサ 28 電源スイッチ 30 電動アシスト自転車 33 補器 38 ペダル FL 踏力 v 車速 V 出力電圧 I 出力電流 C 残存容量

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用モータへ電池の電力を供給する駆
    動回路と、ペダルでの踏力を検出する踏力センサと、こ
    の踏力センサで検出された踏力に基づき前記駆動回路を
    制御する制御回路とを備えた、電動アシスト自転車の制
    御装置において、 前記踏力センサ等の異常を検出する故障診断手段と、前
    記電池の残存容量を検出する電池容量検出手段とが付設
    され、 前記制御回路は、 前記故障診断手段で異常が検出されると、 前記走行用モータへの電力供給を停止させるように、前
    記駆動回路を制御するとともに、このとき前記電池容量
    検出手段で検出された残存容量が一定値以下に減少して
    いれば、一定時間経過後にすべての電力供給を停止させ
    るように、電源スイッチを制御することを特徴とする、
    電動アシスト自転車の制御装置。
JP12250796A 1996-04-19 1996-04-19 電動アシスト自転車の制御装置 Expired - Fee Related JP3508387B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12250796A JP3508387B2 (ja) 1996-04-19 1996-04-19 電動アシスト自転車の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12250796A JP3508387B2 (ja) 1996-04-19 1996-04-19 電動アシスト自転車の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09286378A true JPH09286378A (ja) 1997-11-04
JP3508387B2 JP3508387B2 (ja) 2004-03-22

Family

ID=14837566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12250796A Expired - Fee Related JP3508387B2 (ja) 1996-04-19 1996-04-19 電動アシスト自転車の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3508387B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6593714B2 (en) * 2000-07-18 2003-07-15 Nissan Motor Co., Ltd. Motor control apparatus with a current sensor diagnostic apparatus and a current sensor diagnostic method
CN108896090A (zh) * 2018-06-28 2018-11-27 上海钧正网络科技有限公司 一种电单车踏频检测系统及其检测方法
WO2021192742A1 (ja) * 2020-03-26 2021-09-30 本田技研工業株式会社 電動アシスト装置及び自転車

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6593714B2 (en) * 2000-07-18 2003-07-15 Nissan Motor Co., Ltd. Motor control apparatus with a current sensor diagnostic apparatus and a current sensor diagnostic method
CN108896090A (zh) * 2018-06-28 2018-11-27 上海钧正网络科技有限公司 一种电单车踏频检测系统及其检测方法
CN108896090B (zh) * 2018-06-28 2024-04-16 上海钧正网络科技有限公司 一种电单车踏频检测系统及其检测方法
WO2021192742A1 (ja) * 2020-03-26 2021-09-30 本田技研工業株式会社 電動アシスト装置及び自転車
JPWO2021192742A1 (ja) * 2020-03-26 2021-09-30

Also Published As

Publication number Publication date
JP3508387B2 (ja) 2004-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0635423B1 (en) Muscle-operated vehicle
CA2511260C (en) Electrically assisted bicycle
US5971090A (en) Torque limiting device for motors in electically driven vehicles and electrically driven vehicle incorporation the torque limiting device
EP0728613B1 (en) Assist device for use in electric vehicle
JP2003320942A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2010264977A (ja) 電動アシスト自転車
JP3508387B2 (ja) 電動アシスト自転車の制御装置
JPH07172377A (ja) 電気自転車
JP3440729B2 (ja) 電気自転車
JP3935117B2 (ja) バッテリの負荷電力検出装置
JP4623864B2 (ja) 電動アシスト自転車
JPH09249184A (ja) 補助動力付き自転車等の補助動力制御装置
JPH1076987A (ja) 補助動力付き自転車
JPH1067378A (ja) 電動アシスト自転車のモータ制御装置
JPH09207865A (ja) 補助動力付き自転車等の補助動力制御装置
JP2973109B2 (ja) 駆動力補助装置付き自転車
JPH09202285A (ja) 補助動力付き自転車等の補助動力制御装置
JPH1081291A (ja) 電動アシスト自転車のモータ制御装置
JP2003134613A (ja) 動力伝達装置、自動車、自転車及び一方向クラッチ付きモータの制御方法
JPH09272486A (ja) 補助動力付き自転車
JPH10250674A (ja) 電気自転車とその制御方法
JPH1053188A (ja) 電気自転車の制御装置
JP2005145309A (ja) 電動補助自転車のバッテリ放電制御方法
JP2000142155A (ja) 電動駆動力アシスト車両
JPH0735157B2 (ja) 電動機補助式自転車

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031215

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees