JPH09286208A

JPH09286208A - スノースパイクタイヤ

Info

Publication number: JPH09286208A
Application number: JP8134096A
Authority: JP
Inventors: Isao Fujita; 功藤田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-04-18
Filing date: 1996-04-18
Publication date: 1997-11-04

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】雪道や氷ついた道を安全に走るための、自動
車用滑り止めタイヤの提供。【解決手段】スパイク装着用の穴１を有するタイヤ
と、スパイク２と、ステンレス板３と、ゴム板４より構
成され、空気の小量の継ぎ足しで、タイヤの内部より接
地面にスパイク２を出すようにした事が特徴です。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は雪道や氷ついた道
を安全に走るための、自動車用滑り止めタイヤで有る。
滑り止めは、タイヤにチューブを入れて空気の圧力で、
スパイクを押し出す様にした物で有る。

【０００２】

【従来の技術】従来の、スパイクタイヤは、タイヤの表
面にいぼ状に出る様に、スパイクを埋め込んで、固定し
た物で有った。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。（イ）雪のないアスファルト道を走るには適していませ
ん。発進、停止時に、アスファルトに傷をつけ粉埃を舞
い上がらせ、大変な公害になり現在では使用禁止になり
ました。（ロ）現在使用されている滑り止めは、タイヤの外側に
装着するもので凸凹が大きいため、振動がはげしく乗り
ごこちが悪い。本発明は、このような欠点を除くための
ものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）タイヤに穴（１）を開ける。穴（１）の大きさ
は、スパイク（２）より細くする。穴（１）にスパイク
（２）を図１のように差し込むスパイク（２）は、釘状
にしておく。（ロ）ステンレス板（３）は一枚ものにせず、５等分に
して、継ぎ目を３ｃｍづつ重ねる。これは、スパイク
（２）を押し出したり押し込まれた時に生じる誤差をス
テンレス板（３）の重ねた部分で補う。（ハ）ゴム板（４）は、弾力性にとんで丈夫な物をつか
う。長さは一枚にしてステンレス板（３）より２ｃｍほ
ど長くする。幅もステンレス（３）より両側に２ｃｍづ
つ広くする。（ニ）ゴム板（４）に、ステンレス（３）を重ねていな
い部分を５枚とも接着していく。それをタイヤの内側の
スパイク（２）の頭にそわせて、ゴム板（４）の両側の
はしをタイヤの内側に接着していく。ステンレス板
（３）の重ね合わせた部分は接着しません。最後のステ
ンレス板（３）は、最初の部分と重ね合わせる。ゴム板
（４）も同じようにして重ねた部分を接着する。それに
チューブを入れてホイールにはめる。本発明は以上のよ
うな構成よりなる、スノースパイクタイヤである。

【０００５】

【発明の実施の形態】スノースパイクタイヤは空気を通
常より、多めに入れる事で、スパイク（２）がタイヤの
接地面より出てきます。この状態で雪道や氷ついた道を
安全に走る事ができるのです。

【０００６】

【実施例】

（イ）自動車に装着して、アスファルト道を走るには、
空気圧を通常より少なめにして走ると自動車の重量で、
スパイク（２）がタイヤの接地面までへっこんだままに
なる。（ロ）雪道で滑りやすくなると通常まで空気を入れる事
で、スパイク（２）が接地面より出てきて、雪道を走れ
るようになり、又アスファルト道に来た時には、スパイ
ク（２）の状態は、自動車の重量でタイヤの接地面だけ
が中に押し込まれるため、アスファルト道を、傷をつけ
る事がなく走れる。（ハ）氷ついた路面では、空気を通常より多めに入れる
事で自動車の重量でもスパイク（２）が出たままにな
る。空気の圧力だけでこのような効果がえられる。

【０００７】

【発明の効果】本発明は以上のような構造です。これを
使用するには足踏式空気入れだけで、スノースパイクタ
イヤになる。又空気入れを使えない雪道では市販されて
いる掌の平で握れるほどの小形ガス圧縮ボンベを使用す
れば簡単である。このように女性の方にでも簡単に扱う
事ができます。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の断面図

【符号の説明】

１穴２スパイク３ステンレス板４ゴム板

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】タイヤの内側より接地面に、スパイクを
押し出す。