JPH09286148A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH09286148A
JPH09286148A JP10244996A JP10244996A JPH09286148A JP H09286148 A JPH09286148 A JP H09286148A JP 10244996 A JP10244996 A JP 10244996A JP 10244996 A JP10244996 A JP 10244996A JP H09286148 A JPH09286148 A JP H09286148A
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JP
Japan
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platen
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rotation axis
gap
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JP10244996A
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English (en)
Inventor
Kimio Nakamura
公夫 中村
Kazumi Kotani
和己 小谷
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ギャップ調整を正確かつ迅速に行えるようにす
る。 【解決手段】プラテン10の両側端(14,14)を回
転軸線Qを中心に回動可能に本体(2L,2R)に取付
けるとともに、プラテン10に回転軸線Qとの距離(d
1,d2)がそれぞれに異なる複数(2)の印字面(1
2,13)を形成しかつ一方側端に回転軸線Qとの距離
がいずれの印字面(12,13)との距離(d1,d
2)よりも小さくされた待機部15を形成し、さらに用
紙検出手段18と印字ヘッド待機移動手段(21,2
2,7,7C)と選択手段(21,22)と位置決め手
段(21,22,16,17,17C)とを設け、プラ
テン10と印字ヘッド6との間に用紙を挿入するだけで
印字面を選択しかつ選択された印字面の向きを印字ヘッ
ド6側に静止させることにより当該用紙の厚さに相応す
るギャップgに迅速かつ正確に自動調整可能に構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回動可能なプラテ
ンに複数の印字面を形成し、このプラテンを回動させて
印字ヘッドに対向する印字面を選択して印字ヘッドとプ
ラテンとの間のギャップを調整可能なプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5,図6において、プリンタ1Pの本
体の一部を形成するX方向の左右サイドフレーム2L,
2R間には、第1のガイドシャフト3Pと第2のガイド
シャフト4とが渡設されている。印字ヘッド6(ヘッド
ドライバ6C)を搭載したキャリア5Pは、前部がブッ
シュを介して第1のガイドシャフト3Pに摺動可能に装
着され、かつ後部5PEは第2のガイドシャフト4に係
合されている。
【0003】この印字ヘッド6と対向配設されたプラテ
ン10Pは、頂部が印字面11Pとされた台形板部材か
らなり、左右サイドフレーム2L,2Rに第1のガイド
シャフト3Pと平行として渡設かつ固着されている。
【0004】したがって、図示省略した公知のキャリア
移動装置(キャリアモータ,スプロケット,タイミング
ベルト等)を駆動して、キャリア5Pつまりは印字ヘッ
ド6をX方向に移動させつつ印字ヘッド6を駆動すれ
ば、プラテン10P(11P)との間に挿入セットされ
た用紙に印字することができる。この用紙は、図示省略
した公知の用紙送り装置(紙送りモータ,ギヤ列,送り
ローラ等)によって、図6でZ(例えば、上→下)方向
へ1行送りされる。
【0005】かかるプリンタ1Pでは、プラテン10P
(印字面11P)と印字ヘッド6との間の距離つまりギ
ャップgの大きさが、印字品質を左右する。ギャップg
が大きいと印字濃度が薄くなったりカスレたりする。ギ
ャップgが小さいと印字濃度は濃くなるが印字不能とな
ったり型式によっては印字ヘッド6を破壊する虞れがあ
る。そこで、ギャップ調整装置19Pを設け、用紙の厚
さに対応する好適なギャップgに調整可能としている。
【0006】従来のギャップ調整装置19Pは、第1の
ガイドシャフト3Pの両側端に図6に示す偏芯量eだけ
芯ずれさせた偏芯シャフト3E,3Eを設け、かつ偏芯
シャフト3E,3Eを本体(2L,2R)に回転可能に
装着するとともに、一方の偏芯シャフト3Eに取付けら
れたギヤ3Gにギヤ列16Pを介して調整モータ17P
を連結してある。
【0007】かくして、調整モータ17Pを回転させか
つギヤ列16P,ギヤ3Gを介して偏芯シャフト3Eを
回転させれば、その偏芯作用によって印字ヘッド6を図
6で上下方向に移動させることができる。すなわち、キ
ャリア5Pを後部5PEが係合する第2のガイドシャフ
ト4を中心として回動傾斜させることにより、ギャップ
gを拡縮調整動作することができる。なお、調整すべき
ギャップ設定量はキー操作により行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるプリ
ンタ1Pも例外でなく印字品質の一段の向上を図りつつ
一層の小型軽量化および低コスト化が強く要請されてい
る。この要請を満たすべく検討すると、次のような点が
問題として挙げられかつ改善の余地がある。
【0009】すなわち、偏芯シャフト(3E,3P,3
E)の加工が難しく寸法精度を上げるにはコスト高が伴
う。また、キャリア5Pを上下移動させかつ第2のガイ
ドシャフト4を中心とする円弧運動を利用してギャップ
gを調整するものであるから、プラテン10P(11
P)に対して印字ヘッド6が傾斜する。したがって、印
字品質の劣悪化を招来する。この問題を解消して印字品
質を向上させるには、第1および第2のガイドシャフト
3P,4間のY方向における距離を増大しなければなら
ない。したがって、キャリア5Pが高重量となるので、
調整モータ17Pの大容量化と消費電力の増大を招き、
結果として小型軽量化および低コスト化を阻害する。
【0010】さらに、台形のプラテン10Pの加工も難
しい。つまり、印字面11PをX方向の全域において平
滑とすることは、印字幅が大きくなるにしたがって非常
に難しくコスト高となる。しかも、これらの負担を前提
として全域を平滑化させることができたとしても、プラ
テン10P(11P)を第1のガイドシャフト3Pに平
行として本体(2L,2R)に固定しなければならない
ので、慎重な作業のもとに多大な労力・時間を必要と
し、結果として一層のコスト高を招く。また,偏芯作用
を利用するために、ギャップgを高精度で正確かつ迅速
に調整することが難しい。
【0011】さらに、従来のギャップ調整装置19Pの
中には、印字ヘッド6を搭載したキャリア5P全体をY
方向に往復移動可能としかつ印字ヘッド6を一旦プラテ
ン10P(11P)に一定押圧力で当接し、しかる後に
キャリア5P全体をギャップgに相当する距離だけ後退
させる方式のものがあるが、この方式は上記偏芯方式の
場合の問題の他、さらに上記偏芯方式に比較して一段と
大型高重量,高コストとなるばかりかギャップ調整時間
が長いので結果として印字速度を低下させるという問題
がある。
【0012】本発明の目的は、ギャップ調整を正確かつ
迅速に行える小型軽量で低コストのプリンタを提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】従来のギャップ調整装置
は、上記のいずれの方式でも、印字ヘッドを可動側とし
て変位させることにより静止側のプラテン(印字面)と
の間のギャップを調整可能とされている。しかも、汎用
性乃至適用性拡大の観点からギャップを所定範囲内にお
いて連続または連続的に調整可能とするものが多い。
【0014】しかるに、幾多の運用の実際を分析すれ
ば、用紙の厚薄が例えば数十種類以上に及ぶ場合はほと
んど見受けられない。せいぜい2〜3種類である場合が
圧倒的に多い。一方において、印字品質(特に、印字濃
度)に着目すると、現今では、例えば印字ヘッドのイン
パクト力や加熱温度等をヘッドドライバ側の電子的乃至
電気的処理によって調整することが比較的容易になって
いる。しかし、1枚用紙と多数(例えば、4)枚綴り用
紙との差異までを消化するまでには至っていない。
【0015】さらに、機械的技術事項を再認識すれば、
平板状部材を平滑仕上するよりも丸軸部材を平滑仕上す
るほうが時間的,コスト的,精度的にも遥かに容易であ
ること周知である。平滑面を対向する他の部材と平行に
取付ける点に対しても同様である。さらに、同一重量物
を直線移動させる場合よりも回転させる場合の方が、速
度,位置決め精度および動力のいずれにおいても有利で
ある。
【0016】本発明は、かかる事実に着目しつつ発想の
逆転により、印字ヘッドを静止側としかつプラテン(印
字面)側を回転軸線を中心に回動可能として、プラテン
の回転角度により印字ヘッドとの間の距離が異なる印字
面を選択してギャップを調整可能とするものである。
【0017】すなわち、請求項1の発明は、印字ヘッド
とプラテンとを具備するプリンタにおいて、前記プラテ
ンを回転軸線を中心に回動可能に形成するとともにプラ
テンに回転軸線との距離がそれぞれに異なる複数の印字
面を形成し、プラテンを回動させて前記印字ヘッドに向
わせる印字面を選択することによって前記印字ヘッドと
前記プラテンとの間のギャップを調整可能に構成した、
ことを特徴とする。
【0018】かかる発明では、印字対象たる用紙が厚い
場合には、プラテンを回動させてその回転軸線との距離
が小さい印字面を選択して印字ヘッドに対向させる。こ
れに対して用紙が薄い場合は回転軸線との距離が大きい
印字面を選択して印字ヘッドに対向させる。したがっ
て、印字ヘッドとの間のギャップを正確かつ迅速に調整
することができる。
【0019】また、請求項2の発明は、印字ヘッドとプ
ラテンとを具備するプリンタにおいて、前記プラテンの
両側端を回転軸線を中心に回動可能として本体に取付け
るとともに、プラテンに回転軸線との距離がそれぞれに
異なる複数の印字面を形成しかつ少くとも一方側端に回
転軸線との距離がいずれの印字面との距離よりも小さく
された待機部を形成し、前記印字ヘッドが待機部に対向
する位置にある場合に前記プラテンを回動可能かつ選択
された印字面の向きを前記印字ヘッド側に向う位置に静
止可能に形成し、前記印字ヘッドと前記プラテンとの間
のギャップを選択静止された印字面に対応する値に調整
可能に形成した、ことを特徴とする。
【0020】かかる発明では、ギャップを調整する場合
には、手動または自動的に印字ヘッドをプラテンの長手
方向に移動させて一方側端側の待機部に対向する位置に
止める。しかる後に両側端が本体に回転軸線を中心とし
て回動可能に取付けられたプラテンを回動させる。この
際、待機部は回転軸線との距離がいずれの印字面との距
離よりも小さくされているので、印字ヘッドとプラテン
とが干渉することを完全回避できるから、プラテンを円
滑に回動できる。この回動により選択する印字面を印字
ヘッド側に向けて静止させる。したがって、印字ヘッド
との間のギャップを正確かつ迅速に調整することができ
るとともに、印字ヘッドの待機部への移動を含むギャッ
プ調整の自動化が容易となる。
【0021】また、請求項3の発明は、印字ヘッドとプ
ラテンとを具備するプリンタにおいて、前記プラテンの
両側端を回転軸線を中心に回動可能に本体に取付けると
ともに、前記プラテンに回転軸線との距離が異なる2つ
の印字面を形成しかつ少くとも一方側端に回転軸線との
距離がいずれの印字面との距離よりも小さくされた待機
部を形成し、前記印字ヘッドと前記プラテンとの間に挿
入された用紙が1枚用紙および複数枚用紙のいずれであ
るかを検出する用紙検出手段と,この用紙検出手段で1
枚用紙であると検出された場合に回転軸線との距離が大
きい方の印字面を選択しかつ複数枚用紙であると検出さ
れた場合に距離が小さい方の印字面を選択する選択手段
と,前記プラテンを回転軸線を中心に回動駆動して選択
された印字面を前記印字ヘッド側へ向う位置に位置決め
する位置決め手段とを設け、前記プラテンと前記印字ヘ
ッドとの間に用紙を挿入するだけで前記印字ヘッドと前
記プラテンとの間のギャップを当該用紙の厚さに相応す
るギャップに自動調整可能に形成した、ことを特徴とす
る。
【0022】かかる発明では、用紙検出手段が印字ヘッ
ドとプラテンとの間に挿入された用紙が1枚用紙である
と検出すると、選択手段がプラテンの回転軸線との距離
が大きい方の印字面を選択する。すると、位置決め手段
がプラテンを回転軸線を中心に回動駆動して選択された
印字面を印字ヘッドへ向う位置に位置決めする。挿入用
紙が複数枚用の場合は回転軸線との距離が小さい方の印
字面が選択されかつ位置決めされる。したがって、プラ
テンと印字ヘッドとの間に用紙を挿入するだけで、1枚
用紙および複数枚用紙のいずれの場合でも当該用紙厚さ
に相応するギャップを迅速かつ正確に自動調整できる。
【0023】さらに、請求項4の発明は、前記印字ヘッ
ドを前記待機部に対向する位置に移動させる印字ヘッド
待機移動手段を設けるとともに前記位置決め手段を前記
印字ヘッドが前記待機部に対向する位置にある場合に位
置決め動作可能に形成したプリンタである。
【0024】かかる発明では、例えばギャップ調整要求
信号が発せられると、印字ヘッド待機移動手段が印字ヘ
ッドを待機部に対向する位置に移動させる。しかる後に
位置決め手段が選択された印字面の位置決めを行なう。
したがって、請求項3の発明の場合と同様な作用効果を
奏し得ることはもとより、例えば印字ヘッドを一時的に
プラテンと反対の方向に手動後退させたり待機部に手動
移動しなくてもよいから完全自動化を容易に図れる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本プリンタは、図1〜図3に示す如
く、プラテン10の両側端(14,14)を回転軸線Q
を中心に回動可能に本体(2L,2R)に取付けるとと
もに、プラテン10に回転軸線Qとの距離(d1,d
2)がそれぞれに異なる複数(2)の印字面(12,1
3)を形成しかつ一方側端に回転軸線Qとの距離がいず
れの印字面(12,13)との距離(d1,d2)より
も小さくされた待機部15を形成し、さらに用紙検出手
段18と印字ヘッド待機移動手段(21,22,7,7
C)と選択手段(21,22)と位置決め手段(21,
22,16,17,17C)とを設け、プラテン10と
印字ヘッド6との間に用紙を挿入するだけで印字面を選
択しかつ選択された印字面の向きを印字ヘッド6側に静
止させることにより当該用紙の厚さに相応するギャップ
gに迅速かつ正確に自動調整可能に構成されている。
【0026】図1,図2において、プラテン10は、直
径D1の丸軸部材11の両側端を切欠いて第1の印字面
12と第2の印字面13とが形成されかつ両側端には直
径D2の小径部14,14が同芯として形成されるとと
もに本体(サイドフレーム2L,2R)に回転軸線Qを
中心に回動可能に装着されている。回転軸線Qと第1の
印字面12との距離d1は、第2の印字面13との距離
d2よりも大きい(d1>d2)。
【0027】すなわち、印字ヘッド6をギャップ調整上
において静止側とすると、第1の印字面12を印字ヘッ
ド6に向かわせた際のギャップgは1枚用紙に好適な小
さいものとされ、これとは反対に第2の印字面13を向
かわせた際のギャップgは複数枚用紙に好適な大きいも
のとなる。
【0028】なお、複数枚用紙は、複数(例えば、4)
枚の用紙を一体的に綴った例えば伝票用紙の他、通常的
に使用する1枚用紙の厚さに対し、この発明においては
その複数枚以上の厚さを持つ1枚用紙も含む概念であ
る。また、プラテン10には3以上の印字面を形成する
ことができる。
【0029】したがって、印字面の数が多い方がプラテ
ン10の回転軸線Qを中心とする見掛上回転半径が平均
化されるが、この実施形態のように数(2つ)が少ない
場合でかつ印字面12,13の図2で上下方向の寸法
(高さ)を拡大しようとする場合には、印字面12,1
3を印字ヘッド6に対向静止させた状態に比較して、プ
ラテン10の回動中の見掛け回転半径が大きくなる。し
たがって、プラテン10と印字ヘッド6とが接触(干
渉)する場合が生じる。
【0030】かくして、上記小径部14,14を設ける
際に、一方側端(図1で右方向)側の寸法を長くして待
機部15を形成してある。この待機部15(詳しくは、
小径部14)の回転軸線Qとの距離D2/2は、図2に
示すようにいずれの印字面12,13との距離d1,d
2よりも当然に小さい。
【0031】図1において、印字ヘッド6を搭載するキ
ャリア5の前部は第1のガイドシャフト3にブッシュを
介して摺動可能に装着されるとともに後部5Eは第2の
ガイドシャフト4に係合されている。いわば回転止めで
ある。この発明におけるギャップ調整上の静止側はキャ
リア5(印字ヘッド6)とされている。したがって、従
来例(図5,図6)のギャップ調整装置19Pのように
印字ヘッド6を上下移動させることがないので、両ガイ
ドシャフト3,4間のY方向の寸法は従来例の場合に比
較して非常に小さくできる。したがって、キャリア5の
大幅な小型軽量化および低コスト化を図れるわけであ
る。
【0032】さらに、印字ヘッド6およびそのヘッドド
ライバ6Cは、図1で右方向の待機部15に寄せた位置
としてキャリア5に搭載してある。印字幅の拡大化を図
りつつ待機部15の短縮化を図るためである。
【0033】もとより、ギャップ調整上からすれば、印
字ヘッド6はプラテン10と反対方向に一時的に後退可
能としてキャリア5に取付けてもよい。つまり、ギャッ
プ調整に先立って、手動または自動によりバネの付勢力
に抗して印字ヘッド6を後退させギャップ調整後に元に
前進させるようにしてもよい。印字ヘッド6とプラテン
10と干渉を回避のためである。一方において、ギャッ
プ調整以前に、印字ヘッド6を手動または自動により待
機部15へ位置決めするように形成してもよい。
【0034】さて、小径部14の先端には、図1に示す
サイドフレーム2Rの外側でギヤ14Gが固着され、こ
のギヤ14Gにはギヤ列16を介して調整モータ17に
連結されている。したがって、調整モータ17を回転さ
せれば、プラテン10を回転軸線Qを中心に回動できる
とともに選択された印字面12,13を印字ヘッド6に
向かわせた位置に止めることができる。
【0035】ここに、駆動制御装置20は、図3に示す
如く、制御部(CPU21,ROM22,RAM2
3)、印字データの転送元たる上位機(例えば、パソコ
ン)とのデータ通信用のインターフェイス(I/F)2
4および入出力ポート(I/O)25を含み、プリンタ
1を全体的に駆動制御できる。
【0036】すなわち、制御部(21〜23)には、バ
スを介して印字ヘッド6用のドライバ6C,ギャップ調
整装置19の一部を形成する調整モータ17用のドライ
バ7C,キャリア移動装置の一部を形成するキャリアモ
ータ7用のドライバ7C,用紙送り装置の一部を形成す
る紙送りモータ8用のドライバ8Cが接続され、かつ入
出力ポート25には用紙検出手段を形成する図2に示す
用紙センサ18が接続されている。
【0037】用紙センサ18は、印字ヘッド6とプラテ
ン10との間に挿入された用紙を検出する。この実施形
態では1枚用紙および複数枚用紙のいずれであるかを検
出する。つまり、間接的に挿入用紙の厚さを検出してい
ることになる。したがって、印字面を3以上設ける場合
には、用紙検出手段(用紙センサ18)を用紙厚検出手
段(用紙厚センサ)から形成してもよいと理解される。
【0038】キャリア移動装置は、キャリアモータ7を
回転させることにより、その回転動力をギヤ,スプロケ
ット,タイミングベルトに伝達しつつキャリア5を図1
に示すX方向に往復移動させることができる。また、用
紙送り装置は、紙送りモータ8を回転駆動しつつ1枚用
紙および複数枚用紙を下方から図2に示すZ方向に送り
かつ印字中は1行分送りするとともに印字後に上方に排
出可能である。なお、これら各装置は公知ゆえこれ以上
の説明は省略する。
【0039】また、選択手段は、用紙検出手段(18)
で検出(図4のST10のYES,ST11)された用
紙が1枚用紙である場合(ST13のYES)には回転
軸線Qとの距離が大きい方(d1)の印字面12を選択
しかつ複数枚用紙である場合(ST13のNO)には小
さい方(d2)の印字面13を選択する手段で、選択制
御プログラムを格納させたROM22とCPU21とか
ら形成され、図4のST14,ST15で実行される。
【0040】なお、ギャップ調整動作のみを自動化する
場合は、選択手段を図3では図示省略したキーボードや
ディップスイッチ等から形成し、印字面を直接または間
接的に選択設定可能としかつRAM23に選択印字面を
記憶可能とするように形成してもよい。
【0041】印字ヘッド待機移動手段は、印字ヘッド6
を待機部15に対向する位置に移動させる手段で、印字
ヘッド待機移動制御プログラムを格納させたROM22
とCPU21とキャリア移動装置の一部を形成するモー
タドライバ7Cおよびキャリアモータ7とから形成さ
れ、図4のST12で実行される。
【0042】すなわち、この実施形態では、CPU21
が用紙が検出(ST12)されたことを条件にROM2
2に格納されたプログラムに基きモータドライバ7Cに
信号(例えば、パルス数)を出力してキャリアモータ7
を回転させ、印字ヘッド6を待機部15へ移動させて停
止させる。
【0043】位置決め手段は、プラテン10を回転軸線
Qを中心に回動駆動して選択された印字面を印字ヘッド
6側へ向う位置に位置決めする手段で、選択位置決め制
御プログラムを格納させたROM22とCPU21とギ
ャップ調整装置19を形成するモータドライバ17C,
調整モータ17およびギヤ列16とから形成されてい
る。
【0044】例えば、選択手段(21,22)によって
距離(d1)の大きい印字面12が選択(ST14)さ
れた場合には、CPU21はモータドライバ17Cに信
号(例えば、パルス数)を出力して調整モータ17を回
動させ、その印字面12が印字ヘッド6と図2で垂直に
対向するように位置決めしかつ停止する。
【0045】なお、この実施形態では、調整モータ17
をステッピングモータから形成し、位置決め停止後はホ
ールド動作により調整モータ17をその回転角度に保持
可能とされている。キャリアモータ7および紙送りモー
タ8も同様な構造・機能とされている。
【0046】また、この実施形態では、位置決め手段
(21,22,17等)は、印字ヘッド待機移動手段
(21,22,7等)によって印字ヘッド6が待機部1
5に対向する位置にある場合(ST12)に、位置決め
動作(ST16)するものとされている。したがって、
プラテン10と印字ヘッド6との接触干渉を完全に回避
させることができる。
【0047】さらに、選択手段(21,22等)によっ
て選択された印字面(例えば、12)が既に印字ヘッド
6に対向する位置に位置決めされている場合には、位置
決め手段(21,22等)は位置決め動作しないものと
されている。したがって、同一用紙を繰り返し印字対象
とする場合に都合が良い。
【0048】次に、この実施形態の作用・動作を説明す
る。図1において、用紙送り装置(8等)によって1枚
用紙がZ方向に送られると、用紙検出手段(18)が検
出動作する。すなわち、制御部(21〜23)は、用紙
が挿入される(図4のST10のYES)と、用紙検出
手段(18)が検出した1枚用紙であることを確認(S
T11)する。
【0049】すると、印字ヘッド待機移動手段(21,
22,7C,7)が、キャリア移動装置との協働のもと
にキャリア5を図1で右方向に移動させ、印字ヘッド6
を待機部15に対向する位置で静止させる(ST1
2)。かくして、選択手段(21,22)は、用紙検出
手段(18)によって検出された挿入用紙が1枚用紙で
ある(ST13のYES)ので、距離(d1)の大きい
印字面12を選択(ST14)する。引続き、位置決め
手段(21,22,17,17C)が働く。
【0050】すなわち、CPU21はモータドライバ1
7Cに信号(パルス数)を出力する。調整モータ17が
パルス数相当の所定角度だけ回転する。これにより、プ
ラテン10は、回転軸線Qを中心に回動し、選択印字面
12を図1に示すように印字ヘッド6側に向う位置で静
止される。したがって、1枚用紙に相応するギャップg
に正確かつ迅速に自動調整することができるとともに、
調整モータ17のホールド作用により調整後ギャップg
を正確かつ安定して保持することができる。
【0051】かくして、CPU21は、上位機からイン
ターフェイス24を介して転送入力された印字データに
基き、キャリア移動装置を駆動制御してキャリア5をX
方向に移動させつつ印字ヘッド6を駆動して印字処理
(ST17)する。用紙送り装置(8等)は、1行印字
終了毎に1行分だけ1枚用紙をZ方向に送る。
【0052】複数枚用紙が検出された場合(ST13の
NO)には、距離(d2)の小さい印字面13が選択
(ST15)され、図2に示す場合と逆に当該選択印字
面13が印字ヘッド6に対向する。したがって、プラテ
ン10(印字面13)と印字ヘッド6との間のギャップ
gは拡大され、複数枚用紙に相応するギャップgに調整
されるので、高印字品質を維持しつつ円滑に印字でき
る。
【0053】しかして、この実施形態によれば、プラテ
ン10を回転軸線Qを中心に回動可能に形成するととも
にプラテン10に回転軸線Qとの距離(d1,d2)が
それぞれに異なる複数(2つ)の印字面12,13を形
成し、プラテンを回動させて印字ヘッド6に向わせる印
字面(12)を選択することによって印字ヘッド6とプ
ラテン10(12)との間のギャップgを調整可能に構
成されているので、従来のギャップ調整装置19Pの場
合に比較して、大幅な小型軽量化および低コスト化を達
成できるとともに、ギャップを高精度で正確かつ迅速に
調整することができる。しかも、プラテン10(12)
に対して印字ヘッド6が傾かないので印字品質を大幅に
向上できる。さらに、印字面の平滑仕上を容易に行え寸
法精度も比較的に簡単に向上できる。
【0054】また、少くとも一方側端(14)に回転軸
線Qとの距離がいずれの印字面12,13との距離(d
1,d2)よりも小さく(D2/2)された待機部15
を形成し、印字ヘッド6が待機部15に対向する位置に
ある場合にプラテン10を回動可能かつ選択された印字
面12,13の向きを印字ヘッド側6に向う位置に静止
可能に形成し、ギャップgを選択静止された印字面に対
応する値に調整可能に形成されているので、印字ヘッド
6を待機部15に対向する位置に静止させておけば印字
ヘッド6を一時的に傾斜させたり持上げたりあるいはプ
ラテン10と反対方向に後退させたりする必要がなくな
るから、印字ヘッド6の待機部15への移動を含むギャ
ップ調整の自動化が容易である。
【0055】また、用紙検出手段(18)と選択手段
(21,22)と位置決め手段(21,22,17等)
とを設け、プラテン10と印字ヘッド6との間に用紙を
挿入するだけでギャップgを1枚用紙および複数用紙の
いずれの場合でも当該用紙の厚さに相応するギャップに
自動調整可能に形成されているので、用紙厚さの差に相
応する大きなギャップ量でも迅速かつ正確に自動調整す
ることができる。
【0056】また、用紙検出手段(18)が1枚用紙お
よび多数枚用紙のいずれであるかを検出しかつこの検出
結果により相応するギャップgに自動調整するので、例
えば4枚綴りの伝票と送付書等の1枚用紙とを交互に高
速印字することができる。
【0057】また、印字ヘッド待機移動手段(21,2
2,7等)を設けるとともに位置決め手段(21,22
等)を印字ヘッド6が待機部15に対向する位置にある
場合に位置決め動作可能に形成されているので、ギャッ
プ調整前に例えば印字ヘッド6を一時的にプラテン10
と反対方向に手動後退させたり待機部へ手動移動させな
くてもよいから、完全自動化を図れる。
【0058】また、ギャップ調整装置19がプラテン1
0を回動させることによりギャップgを調整可能である
から、換言すればキャリア5を傾斜させなくともよいか
ら、キャリア5をより大幅に小型軽量化および低コスト
化できる。したがって、キャリアモータ7の小容量化と
ともに消費電力も小さくできる。
【0059】さらに、プラテン10がステッピングモー
タからなる調整モータ17で回動かつ停止されるので、
印字面12,13を印字ヘッド6と高精度で平行位置決
めできるとともにホールド動作によりその位置を確実か
つ安定して保持できる。したがって、より正確なギャッ
プgに調整でき印字品質をより一段と向上できかつ迅速
な調整により印字高速化も図れる。
【0060】さらにまた、各印字面12,13は丸軸部
材11に加工されかつプラテン10全体として回転軸線
Qを中心に本体(2L,2R)に装着されるので、それ
らの加工,組立が楽でこの点からも大幅なコスト低減が
できる。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、プラテンを回
転軸線を中心に回動可能に形成するとともにプラテンに
回転軸線との距離がそれぞれに異なる複数の印字面を形
成し、プラテンを回動させて印字ヘッドに向わせる印字
面を選択することによって印字ヘッドとプラテンとの間
のギャップを調整可能に構成されているので、次のよう
な優れた効果を奏する。
【0062】 プラテン側を可動側とし印字ヘッド側
を静止側とするので、従来のギャップ調整装置の場合に
比較して、大幅な小型軽量化および低コスト化を達成で
きる。 プラテンを回動させて印字面を選択することにより
ギャップ調整するので、印字面ごとのギャップを高精度
で正確かつ迅速に調整できる。 プラテンに対して印字ヘッドが傾かないので、印字
品質を大幅に向上できる。 プラテンを丸軸部材に複数の印字面を加工すること
により形成可能であるから、印字面の平滑仕上を容易に
行え寸法精度も比較的に簡単に向上できる。この点から
も、より大幅なコスト低減と印字品質の向上とを図れ
る。 印字ヘッドを搭載するキャリアの小型軽量化を図れ
るので、調整モータおよび消費電力の小容量化が容易で
ある。 プラテンの本体への組立が容易でかつ印字幅の拡大
性に対する適用性が広い。
【0063】また、請求項2の発明によれば、プラテン
の両側端を回転軸線を中心に回動可能として本体に取付
けるとともに、プラテンに回転軸線との距離がそれぞれ
に異なる複数の印字面を形成しかつ少くとも一方側端に
回転軸線との距離がいずれの印字面との距離よりも小さ
くされた待機部を形成し、印字ヘッドが待機部に対向す
る位置にある場合にプラテンを回動可能かつ選択された
印字面の向きを印字ヘッド側に向う位置に静止可能に形
成し、ギャップを選択静止された印字面に対応する値に
調整可能に形成されているので、請求項1の発明の場合
と同様な効果を奏し得ることはもとより、印字ヘッドを
待機部に対向する位置に静止させておけば印字ヘッドを
一時的に傾斜させたり持上げたりあるいはプラテンと反
対方向に後退させたりする必要がなくなるから、印字ヘ
ッドの待機部への移動を含むギャップ調整の自動化が容
易である。
【0064】また、請求項3の発明によれば、プラテン
の両側端を回転軸線を中心に回動可能に本体に取付ける
とともに、プラテンに回転軸線との距離が異なる2つの
印字面を形成しかつ少くとも一方側端に回転軸線との距
離がいずれの印字面との距離よりも小さくされた待機部
を形成し、用紙検出手段と選択手段と位置決め手段とを
設け、プラテンと印字ヘッドとの間に用紙を挿入するだ
けでギャップを1枚用紙および複数用紙のいずれの場合
でも当該用紙の厚さに相応するギャップに自動調整可能
に形成されているので、請求項1の発明の場合と同様な
効果を奏し得ることはもとより、さらに用紙厚さの差に
相応する大きなギャップ量でも迅速かつ正確に自動調整
することができる。
【0065】さらに、請求項4の発明によれば、印字ヘ
ッドを待機部に対向する位置に移動させる印字ヘッド待
機移動手段を設けるとともに位置決め手段を印字ヘッド
が待機部に対向する位置にある場合に位置決め動作可能
に形成されているので、請求項3の発明の場合と同様な
効果を奏し得ることはもとより、さらにギャップ調整前
に例えば印字ヘッドを一時的にプラテンと反対方向に手
動後退させたり待機部へ手動移動させなくてもよいから
完全自動化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図である。
【図2】同じく、側面図である。
【図3】同じく、ブロック図である。
【図4】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図5】従来例を説明するための斜視図である。
【図6】同じく、側面図である。
【符号の説明】 1 プリンタ 2 サイドフレーム(本体) 3 第1のガイドシャフト 4 第2のガイドシャフト 5 キャリア 6 印字ヘッド 6C ヘッドドライバ 7 キャリアモータ(印字ヘッド待機移動手段) 7C モータドライバ(印字ヘッド待機移動手段) 8 紙送りモータ 8C モータドライバ 10 プラテン 11 丸軸部材 12 第1の印字面 13 第2の印字面 14 小径部(側端) 15 待機部 16 ギヤ列(位置決め手段) 17 調整モータ(位置決め手段) 17C モータドライバ(位置決め手段) 18 用紙センサ(用紙検出手段) 19 ギャップ調整装置 20 駆動制御装置 21 CPU(選択手段,位置決め手段、印字ヘッド待
機移動手段) 22 ROM(選択手段,位置決め手段、印字ヘッド待
機移動手段) 23 RAM Q 回転軸線 d1,d2 距離 g ギャップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドとプラテンとを具備するプリ
    ンタにおいて、 前記プラテンを回転軸線を中心に回動可能に形成すると
    ともにプラテンに回転軸線との距離がそれぞれに異なる
    複数の印字面を形成し、プラテンを回動させて前記印字
    ヘッドに向わせる印字面を選択することによって前記印
    字ヘッドと前記プラテンとの間のギャップを調整可能に
    構成した、ことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 印字ヘッドとプラテンとを具備するプリ
    ンタにおいて、 前記プラテンの両側端を回転軸線を中心に回動可能とし
    て本体に取付けるとともに、プラテンに回転軸線との距
    離がそれぞれに異なる複数の印字面を形成しかつ少くと
    も一方側端に回転軸線との距離がいずれの印字面との距
    離よりも小さくされた待機部を形成し、前記印字ヘッド
    が待機部に対向する位置にある場合に前記プラテンを回
    動可能かつ選択された印字面の向きを前記印字ヘッド側
    に向う位置に静止可能に形成し、前記印字ヘッドと前記
    プラテンとの間のギャップを選択静止された印字面に対
    応する値に調整可能に形成した、ことを特徴とするプリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】 印字ヘッドとプラテンとを具備するプリ
    ンタにおいて、 前記プラテンの両側端を回転軸線を中心に回動可能に本
    体に取付けるとともに、前記プラテンに回転軸線との距
    離が異なる2つの印字面を形成しかつ少くとも一方側端
    に回転軸線との距離がいずれの印字面との距離よりも小
    さくされた待機部を形成し、前記印字ヘッドと前記プラ
    テンとの間に挿入された用紙が1枚用紙および複数枚用
    紙のいずれであるかを検出する用紙検出手段と,この用
    紙検出手段で1枚用紙であると検出された場合に回転軸
    線との距離が大きい方の印字面を選択しかつ複数枚用紙
    であると検出された場合に距離が小さい方の印字面を選
    択する選択手段と,前記プラテンを回転軸線を中心に回
    動駆動して選択された印字面を前記印字ヘッド側へ向う
    位置に位置決めする位置決め手段とを設け、前記プラテ
    ンと前記印字ヘッドとの間に用紙を挿入するだけで前記
    印字ヘッドと前記プラテンとの間のギャップを当該用紙
    の厚さに相応するギャップに自動調整可能に形成した、
    ことを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記印字ヘッドを前記待機部に対向する
    位置に移動させる印字ヘッド待機移動手段を設けるとと
    もに前記位置決め手段を前記印字ヘッドが前記待機部に
    対向する位置にある場合に位置決め動作可能に形成した
    請求項3記載のプリンタ。
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