JP3278029B2 - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
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- JP3278029B2 JP3278029B2 JP02037495A JP2037495A JP3278029B2 JP 3278029 B2 JP3278029 B2 JP 3278029B2 JP 02037495 A JP02037495 A JP 02037495A JP 2037495 A JP2037495 A JP 2037495A JP 3278029 B2 JP3278029 B2 JP 3278029B2
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- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばインクジェット
方式のプリンターやファクシミリ装置などの印字装置に
関する。
方式のプリンターやファクシミリ装置などの印字装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えばインクジェット方式印字装
置の一例として図７及び図８に示すものがある。これ
は、給紙方向Ａに沿って給紙ローラ１、紙送りローラ２
及び排紙ローラ３が所定間隔ごとに配列され、前記給紙
ローラ１は給紙用駆動軸１ａにその軸心方向に移動可能
に固定され、前記紙送りローラ２は紙送り用駆動軸２ａ
に固着され、前記排紙ローラ３は排紙用駆動軸３ａに固
着され、前記紙送りローラ２と排紙ローラとの間にガイ
ドロッド４及びガイドレール５に支持されて給紙方向Ａ
とは直交する方向に沿って往復移動自在なキャリッジ６
が設けられ、該キャリッジ６にインクジェット方式の印
字部７が取り付けられ、印字命令部の指令を受けて前記
各ローラ１，２，３、キャリッジ６及び印字部７を制御
する制御部が設けられており、用紙Ｐ１を給紙ホルダー
８にセットした後、印字命令部からの指令を受けた制御
部により前記各ローラ１，２，３が回転されて、前記給
紙ホルダー８から用紙Ｐ１を送り出すと共に、キャリッ
ジ６を往復移動させて、印字部７により用紙Ｐ１に印字
するようになっている。なお、９，１０は押えローラで
ある。
置の一例として図７及び図８に示すものがある。これ
は、給紙方向Ａに沿って給紙ローラ１、紙送りローラ２
及び排紙ローラ３が所定間隔ごとに配列され、前記給紙
ローラ１は給紙用駆動軸１ａにその軸心方向に移動可能
に固定され、前記紙送りローラ２は紙送り用駆動軸２ａ
に固着され、前記排紙ローラ３は排紙用駆動軸３ａに固
着され、前記紙送りローラ２と排紙ローラとの間にガイ
ドロッド４及びガイドレール５に支持されて給紙方向Ａ
とは直交する方向に沿って往復移動自在なキャリッジ６
が設けられ、該キャリッジ６にインクジェット方式の印
字部７が取り付けられ、印字命令部の指令を受けて前記
各ローラ１，２，３、キャリッジ６及び印字部７を制御
する制御部が設けられており、用紙Ｐ１を給紙ホルダー
８にセットした後、印字命令部からの指令を受けた制御
部により前記各ローラ１，２，３が回転されて、前記給
紙ホルダー８から用紙Ｐ１を送り出すと共に、キャリッ
ジ６を往復移動させて、印字部７により用紙Ｐ１に印字
するようになっている。なお、９，１０は押えローラで
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
給紙ローラ１の支持部材（給紙用駆動軸１ａ）とキャリ
ッジ６の支持部材（ガイドロッド４及びガイドレール
５）とが別個に設けられており、このため、部品点数が
多くて製作費が高くつくという難点がある。
給紙ローラ１の支持部材（給紙用駆動軸１ａ）とキャリ
ッジ６の支持部材（ガイドロッド４及びガイドレール
５）とが別個に設けられており、このため、部品点数が
多くて製作費が高くつくという難点がある。
【０００４】また、給紙ローラ１の軸方向の移動を手動
で行なうようになっており、図８に実線で示すように、
給紙ホルダー８に例えばＡ４形標準サイズの用紙Ｐ１を
セットし、その用紙Ｐ１に合わせて給紙ローラ１の位置
を設定している状態から、図８に仮想線で示すように、
前記給紙ホルダー８に例えばＢ５形小型サイズ（または
Ｂ４形大型サイズ）の用紙Ｐ２をセットして、サイズ換
えした場合には、用紙Ｐ１の中心Ｏ１に対して用紙Ｐ２
の中心Ｏ２が所定幅αずれるため、前記給紙ローラ１の
位置を変えずに回転させると、給紙ホルダー８から用紙
Ｐ２が蛇行して送り出される虞れがあり、その蛇行を防
止するためには、前記給紙ローラ１を手動で位置調整し
なくてはならず、その位置調整に手間がかかって面倒で
あるという欠点がある。
で行なうようになっており、図８に実線で示すように、
給紙ホルダー８に例えばＡ４形標準サイズの用紙Ｐ１を
セットし、その用紙Ｐ１に合わせて給紙ローラ１の位置
を設定している状態から、図８に仮想線で示すように、
前記給紙ホルダー８に例えばＢ５形小型サイズ（または
Ｂ４形大型サイズ）の用紙Ｐ２をセットして、サイズ換
えした場合には、用紙Ｐ１の中心Ｏ１に対して用紙Ｐ２
の中心Ｏ２が所定幅αずれるため、前記給紙ローラ１の
位置を変えずに回転させると、給紙ホルダー８から用紙
Ｐ２が蛇行して送り出される虞れがあり、その蛇行を防
止するためには、前記給紙ローラ１を手動で位置調整し
なくてはならず、その位置調整に手間がかかって面倒で
あるという欠点がある。
【０００５】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、部品
点数を少なくして製作費を安くすることができ、また、
用紙のサイズ換えに合わせて給紙ローラの位置を自動的
に変更することができる印字装置を提供することを目的
としている。
点数を少なくして製作費を安くすることができ、また、
用紙のサイズ換えに合わせて給紙ローラの位置を自動的
に変更することができる印字装置を提供することを目的
としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、給紙方向に沿って所定間隔
ごとに配列された給紙ローラ、紙送りローラ及び排紙ロ
ーラをそれぞれ回転駆動することにより給紙ホルダーか
ら用紙を送り出すと共に、給紙方向とは直交する方向に
沿ってキャリッジを往復移動させることにより、該キャ
リッジに取り付けた印字部により前記用紙に印字するよ
うにした印字装置において、前記給紙ローラは、給紙方
向とは直交する方向に配設された給紙用駆動軸に外嵌し
て、該駆動軸と一体に回転可能に構成されると共に、そ
の駆動軸の軸心方向に沿って移動可能に構成され、前記
キャリッジは、前記給紙用駆動軸と該駆動軸に平行する
ガイドレールとに給紙方向とは直交する方向に沿って移
動可能に支持されており、前記給紙ローラはキャリッジ
と一体的に移動するように前記キャリッジに回転自在に
挟持され、かつ外周面に、キャリッジと一体的に移動す
る際のキャリッジの移動を妨げないための平面部１Ａを
形成したことを特徴としている。
め、請求項１記載の発明は、給紙方向に沿って所定間隔
ごとに配列された給紙ローラ、紙送りローラ及び排紙ロ
ーラをそれぞれ回転駆動することにより給紙ホルダーか
ら用紙を送り出すと共に、給紙方向とは直交する方向に
沿ってキャリッジを往復移動させることにより、該キャ
リッジに取り付けた印字部により前記用紙に印字するよ
うにした印字装置において、前記給紙ローラは、給紙方
向とは直交する方向に配設された給紙用駆動軸に外嵌し
て、該駆動軸と一体に回転可能に構成されると共に、そ
の駆動軸の軸心方向に沿って移動可能に構成され、前記
キャリッジは、前記給紙用駆動軸と該駆動軸に平行する
ガイドレールとに給紙方向とは直交する方向に沿って移
動可能に支持されており、前記給紙ローラはキャリッジ
と一体的に移動するように前記キャリッジに回転自在に
挟持され、かつ外周面に、キャリッジと一体的に移動す
る際のキャリッジの移動を妨げないための平面部１Ａを
形成したことを特徴としている。
【０００７】請求項２記載の発明は、給紙方向に沿って
所定間隔ごとに配列された給紙ローラ、紙送りローラ及
び排紙ローラをそれぞれ回転駆動することにより給紙ホ
ルダーから用紙を送り出すと共に、給紙方向とは直交す
る方向に沿ってキャリッジを往復移動させることによ
り、該キャリッジに取り付けた印字部により前記用紙に
印字するようにした印字装置において、前記給紙ローラ
は、給紙方向とは直交する方向に配設された給紙用駆動
軸に外嵌して、該駆動軸と一体に回転可能に構成される
と共に、その駆動軸の軸心方向に沿って移動可能に構成
され、前記キャリッジは、前記給紙用駆動軸と該駆動軸
に平行するガイドレールとに給紙方向とは直交する方向
に沿って移動可能に支持されており、前記給紙ローラは
キャリッジと一体的に移動するように前記キャリッジの
両側に左右一対設けられ、かつその外周面に、キャリッ
ジと一体的に移動する際のキャリッジの移動を妨げない
ための平面部１Ａを形成したことを特徴としている。
所定間隔ごとに配列された給紙ローラ、紙送りローラ及
び排紙ローラをそれぞれ回転駆動することにより給紙ホ
ルダーから用紙を送り出すと共に、給紙方向とは直交す
る方向に沿ってキャリッジを往復移動させることによ
り、該キャリッジに取り付けた印字部により前記用紙に
印字するようにした印字装置において、前記給紙ローラ
は、給紙方向とは直交する方向に配設された給紙用駆動
軸に外嵌して、該駆動軸と一体に回転可能に構成される
と共に、その駆動軸の軸心方向に沿って移動可能に構成
され、前記キャリッジは、前記給紙用駆動軸と該駆動軸
に平行するガイドレールとに給紙方向とは直交する方向
に沿って移動可能に支持されており、前記給紙ローラは
キャリッジと一体的に移動するように前記キャリッジの
両側に左右一対設けられ、かつその外周面に、キャリッ
ジと一体的に移動する際のキャリッジの移動を妨げない
ための平面部１Ａを形成したことを特徴としている。
【０００８】請求項３記載の発明は、給紙方向に沿って
所定間隔ごとに配列した給紙ローラ、紙送りローラ及び
排紙ローラと印字部を取り付けたキャリッジとを制御す
る制御部が設けられ、該制御部により、前記各ローラを
回転駆動して、給紙ホルダーから用紙を送り出すと共
に、前記キャリッジを給紙方向とは直交する方向に往復
移動させて前記印字部により前記用紙に印字するように
した印字装置において、前記給紙ローラはその外周面
に、キャリッジと一体的に移動する際のキャリッジの移
動を妨げないための平面部１Ａが形成されると共に、前
記キャリッジに回転可能に連結され、前記制御部は、紙
サイズ設定部及び印字命令部からの指令を受けて、キャ
リッジを介して前記給紙ローラを用紙の中央部に移動さ
せるように構成されていることを特徴としている。
所定間隔ごとに配列した給紙ローラ、紙送りローラ及び
排紙ローラと印字部を取り付けたキャリッジとを制御す
る制御部が設けられ、該制御部により、前記各ローラを
回転駆動して、給紙ホルダーから用紙を送り出すと共
に、前記キャリッジを給紙方向とは直交する方向に往復
移動させて前記印字部により前記用紙に印字するように
した印字装置において、前記給紙ローラはその外周面
に、キャリッジと一体的に移動する際のキャリッジの移
動を妨げないための平面部１Ａが形成されると共に、前
記キャリッジに回転可能に連結され、前記制御部は、紙
サイズ設定部及び印字命令部からの指令を受けて、キャ
リッジを介して前記給紙ローラを用紙の中央部に移動さ
せるように構成されていることを特徴としている。
【０００９】
【作用】請求項１記載の発明において、給紙ホルダーに
用紙をセットし、給紙ローラ、紙送りローラ及び排紙ロ
ーラをそれぞれ回転駆動することにより、前記給紙ホル
ダーから用紙が送り出され、次に、キャリッジが往復移
動され、該キャリッジに取り付けた印字部により前記用
紙に印字することができる。
用紙をセットし、給紙ローラ、紙送りローラ及び排紙ロ
ーラをそれぞれ回転駆動することにより、前記給紙ホル
ダーから用紙が送り出され、次に、キャリッジが往復移
動され、該キャリッジに取り付けた印字部により前記用
紙に印字することができる。
【００１０】この場合、給紙ローラの支持部材（給紙用
駆動軸）がキャリッジの支持部材を兼ねているため、従
来に比べて、部品点数が少なく、製作費が安くつき、省
スペース小型化を可能とするものである。
駆動軸）がキャリッジの支持部材を兼ねているため、従
来に比べて、部品点数が少なく、製作費が安くつき、省
スペース小型化を可能とするものである。
【００１１】また、請求項１記載の発明によれば、給紙
ローラがキャリッジと一体的に移動するように、キャリ
ッジに回転自在に挟持されているため、給紙ホルダーに
用紙をセットした後、前記キャリッジを用紙の中央部に
移動させることにより、前記給紙ローラも前記用紙の中
央部に自動的に移動させることができ、これによって、
前記給紙ホルダーから前記用紙を蛇行させることなく直
線的に送り出すことができる。
ローラがキャリッジと一体的に移動するように、キャリ
ッジに回転自在に挟持されているため、給紙ホルダーに
用紙をセットした後、前記キャリッジを用紙の中央部に
移動させることにより、前記給紙ローラも前記用紙の中
央部に自動的に移動させることができ、これによって、
前記給紙ホルダーから前記用紙を蛇行させることなく直
線的に送り出すことができる。
【００１２】請求項２記載の発明によれば、前記給紙ロ
ーラがキャリッジの両側に左右一対設けられ、該両給紙
ローラがキャリッジに回転自在に連結されているため、
請求項１記載の発明と同様に、前記両給紙ローラを前記
用紙の中央部に自動的に移動させることができると共
に、その両給紙ローラの幅が広いため、前記給紙ホルダ
ーから前記用紙を一層確実に直線的に送り出すことがで
きる。
ーラがキャリッジの両側に左右一対設けられ、該両給紙
ローラがキャリッジに回転自在に連結されているため、
請求項１記載の発明と同様に、前記両給紙ローラを前記
用紙の中央部に自動的に移動させることができると共
に、その両給紙ローラの幅が広いため、前記給紙ホルダ
ーから前記用紙を一層確実に直線的に送り出すことがで
きる。
【００１３】請求項３記載の発明によれば、給紙ホルダ
ーに例えばＡ４形標準サイズの用紙をセットしている状
態から前記給紙ホルダーに例えばＢ５形小型サイズ（ま
たはＢ４形大型サイズ）の用紙をセットして、サイズ換
えした場合でも、紙サイズ設定部及び印字命令部からの
指令を受けた制御部により、キャリッジを介して前記給
紙ローラをサイズ換えした用紙の中央部に自動的に移動
させることができる。
ーに例えばＡ４形標準サイズの用紙をセットしている状
態から前記給紙ホルダーに例えばＢ５形小型サイズ（ま
たはＢ４形大型サイズ）の用紙をセットして、サイズ換
えした場合でも、紙サイズ設定部及び印字命令部からの
指令を受けた制御部により、キャリッジを介して前記給
紙ローラをサイズ換えした用紙の中央部に自動的に移動
させることができる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１〜図３は本発明の第１の実施例であるインク
ジェット方式の印字装置を示すものであって、給紙用駆
動軸１ａが円形軸の両側面を平面状にした横断面略小判
形に形成されると共に、給紙ローラ１に給紙用駆動軸１
ａと同形状の貫通孔が形成されており、該給紙ローラ１
を給紙用駆動軸１ａに外嵌させることにより、その給紙
ローラ１が給紙用駆動軸１ａと一体に回転可能に構成さ
れると共に、その給紙用駆動軸１ａの軸心方向に沿って
移動可能に構成されている。
する。図１〜図３は本発明の第１の実施例であるインク
ジェット方式の印字装置を示すものであって、給紙用駆
動軸１ａが円形軸の両側面を平面状にした横断面略小判
形に形成されると共に、給紙ローラ１に給紙用駆動軸１
ａと同形状の貫通孔が形成されており、該給紙ローラ１
を給紙用駆動軸１ａに外嵌させることにより、その給紙
ローラ１が給紙用駆動軸１ａと一体に回転可能に構成さ
れると共に、その給紙用駆動軸１ａの軸心方向に沿って
移動可能に構成されている。
【００１５】前記給紙ローラ１の外周面を部分的に切除
して平面部１Ａが形成されており、その平面部１Ａを給
紙ホルダー８にセットした例えばＡ４形標準サイズの用
紙Ｐ１に対向させた状態から、該給紙ローラ１を１回転
させることにより、給紙ホルダー８から用紙Ｐ１を送り
出すことができるようになっている。
して平面部１Ａが形成されており、その平面部１Ａを給
紙ホルダー８にセットした例えばＡ４形標準サイズの用
紙Ｐ１に対向させた状態から、該給紙ローラ１を１回転
させることにより、給紙ホルダー８から用紙Ｐ１を送り
出すことができるようになっている。
【００１６】キャリッジ６の一端部がガイドレール５に
摺動可能に支持されると共に、その他端部に貫設された
円形貫通孔１２が前記給紙用駆動軸１ａに回転可能に外
嵌されており、この場合、給紙ローラ１の支持部材（給
紙用駆動軸１ａ）がキャリッジ６の支持部材を兼ねてい
るため、従来に比べて、部品点数が少なく、製作費が安
くつき、省スペース小型化を可能とするものである。
摺動可能に支持されると共に、その他端部に貫設された
円形貫通孔１２が前記給紙用駆動軸１ａに回転可能に外
嵌されており、この場合、給紙ローラ１の支持部材（給
紙用駆動軸１ａ）がキャリッジ６の支持部材を兼ねてい
るため、従来に比べて、部品点数が少なく、製作費が安
くつき、省スペース小型化を可能とするものである。
【００１７】前記給紙ローラ１は、キャリッジ６に一体
的に移動できるように回転自在に挟持されているため、
図３実線に示すように、前記キャリッジ６を用紙Ｐ１の
中央部に移動させることにより、給紙ローラ１も用紙Ｐ
１の中央部に自動的に移動させることができ、これによ
って、給紙ホルダー８から用紙Ｐ１を蛇行させることな
く直線的に送り出すことができる。
的に移動できるように回転自在に挟持されているため、
図３実線に示すように、前記キャリッジ６を用紙Ｐ１の
中央部に移動させることにより、給紙ローラ１も用紙Ｐ
１の中央部に自動的に移動させることができ、これによ
って、給紙ホルダー８から用紙Ｐ１を蛇行させることな
く直線的に送り出すことができる。
【００１８】図４中、１４は印字装置の制御部であっ
て、マイクロコンピュータからなり、紙サイズ設定部１
５及び印字命令部１６からの指令信号を受けて、キャリ
ッジ駆動部６Ａ、給紙ローラ駆動部１Ａ、紙送りローラ
駆動部２Ａ、排紙ローラ駆動部３Ａ及び印字部７をそれ
ぞれ制御して、前記各ローラ１〜３を回転させると共
に、前記キャリッジ６を往復移動させ、更に、印字部７
を制御して、用紙Ｐ１に印字するように構成されてい
る。なお、上記以外の構成で、図７及び図８に示す従来
例と同様の部分については、同一符号を付してその説明
を省略する。
て、マイクロコンピュータからなり、紙サイズ設定部１
５及び印字命令部１６からの指令信号を受けて、キャリ
ッジ駆動部６Ａ、給紙ローラ駆動部１Ａ、紙送りローラ
駆動部２Ａ、排紙ローラ駆動部３Ａ及び印字部７をそれ
ぞれ制御して、前記各ローラ１〜３を回転させると共
に、前記キャリッジ６を往復移動させ、更に、印字部７
を制御して、用紙Ｐ１に印字するように構成されてい
る。なお、上記以外の構成で、図７及び図８に示す従来
例と同様の部分については、同一符号を付してその説明
を省略する。
【００１９】前記制御部１４の作用を図５のフローチャ
ートに基づき説明すると、まず、用紙Ｐ１を給紙ホルダ
ー８にセットし、紙サイズ設定部１５により用紙Ｐ１の
サイズ（Ａ４形標準サイズ）を設定し（Ｓ１）、印字命
令部１６により印字を指令する（Ｓ２）。次に、その印
字指令信号と給紙ホルダー８に用紙Ｐ１がセットされて
いることを検知する検知器の検知信号とが出力されてい
れば、給紙ホルダー８に用紙Ｐ１がセットされていると
判断し（Ｓ３）、キャリッジ６を待機位置から用紙Ｐ１
の中央部まで移動させ、それに連動して、給紙ローラ１
も待機位置から用紙Ｐ１の中央部に移動される（Ｓ
４）。印字指令信号の出力から所定時間経過後、給紙ロ
ーラ駆動部１Ａ、紙送りローラ駆動部２Ａ及び排紙ロー
ラ駆動部３Ａを作動させることにより、給紙ローラ１を
１回転させる（Ｓ５）と共に、紙送りローラ２及び排紙
ローラ３を回転させ（Ｓ６）、給紙ホルダー８から用紙
Ｐ１を送り出す。その送り出された用紙Ｐ１の先端が紙
送り検知用センサーにより検知され、その検知信号に基
づいてキャリッジ駆動部６Ａ及び印字部７を駆動して印
字を開始する（Ｓ７）。その印字が終了したならば（Ｓ
８）、その検知信号に基づいてキャリッジ６が元の待機
位置に戻され、それと同時に、給紙ローラ１も元の待機
位置に戻される（Ｓ９）。
ートに基づき説明すると、まず、用紙Ｐ１を給紙ホルダ
ー８にセットし、紙サイズ設定部１５により用紙Ｐ１の
サイズ（Ａ４形標準サイズ）を設定し（Ｓ１）、印字命
令部１６により印字を指令する（Ｓ２）。次に、その印
字指令信号と給紙ホルダー８に用紙Ｐ１がセットされて
いることを検知する検知器の検知信号とが出力されてい
れば、給紙ホルダー８に用紙Ｐ１がセットされていると
判断し（Ｓ３）、キャリッジ６を待機位置から用紙Ｐ１
の中央部まで移動させ、それに連動して、給紙ローラ１
も待機位置から用紙Ｐ１の中央部に移動される（Ｓ
４）。印字指令信号の出力から所定時間経過後、給紙ロ
ーラ駆動部１Ａ、紙送りローラ駆動部２Ａ及び排紙ロー
ラ駆動部３Ａを作動させることにより、給紙ローラ１を
１回転させる（Ｓ５）と共に、紙送りローラ２及び排紙
ローラ３を回転させ（Ｓ６）、給紙ホルダー８から用紙
Ｐ１を送り出す。その送り出された用紙Ｐ１の先端が紙
送り検知用センサーにより検知され、その検知信号に基
づいてキャリッジ駆動部６Ａ及び印字部７を駆動して印
字を開始する（Ｓ７）。その印字が終了したならば（Ｓ
８）、その検知信号に基づいてキャリッジ６が元の待機
位置に戻され、それと同時に、給紙ローラ１も元の待機
位置に戻される（Ｓ９）。
【００２０】上記構成において、図３仮想線に示すよう
に、給紙ホルダー８にセットしたＡ４形標準サイズの用
紙Ｐ１を例えばＢ５形小型サイズ（またはＢ４形大型サ
イズ）の用紙Ｐ２にサイズ換えした場合には、用紙Ｐ１
の中心Ｏ１に対して用紙Ｐ２の中心Ｏ２が所定幅αずれ
るが、前述の紙サイズ設定部１５の指令を受けた制御部
１４により、キャリッジ６を介して給紙ローラ１をサイ
ズ換えした用紙Ｐ２の中央部に自動的に移動させること
ができ、用紙Ｐ２を蛇行させることなく直線的に送り出
すことができる。
に、給紙ホルダー８にセットしたＡ４形標準サイズの用
紙Ｐ１を例えばＢ５形小型サイズ（またはＢ４形大型サ
イズ）の用紙Ｐ２にサイズ換えした場合には、用紙Ｐ１
の中心Ｏ１に対して用紙Ｐ２の中心Ｏ２が所定幅αずれ
るが、前述の紙サイズ設定部１５の指令を受けた制御部
１４により、キャリッジ６を介して給紙ローラ１をサイ
ズ換えした用紙Ｐ２の中央部に自動的に移動させること
ができ、用紙Ｐ２を蛇行させることなく直線的に送り出
すことができる。
【００２１】図６は本発明の第２の実施例を示すもので
あって、キャリッジ６の両側に給紙ローラ１が左右一対
設けられ、該両給紙ローラ１がキャリッジ６に一体的に
移動できるように回転自在に連結されている。上記以外
の構成は前記第１の実施例とほぼ同じであるので、同一
部分に同一符号を付してその説明を省略する。
あって、キャリッジ６の両側に給紙ローラ１が左右一対
設けられ、該両給紙ローラ１がキャリッジ６に一体的に
移動できるように回転自在に連結されている。上記以外
の構成は前記第１の実施例とほぼ同じであるので、同一
部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【００２２】上記構成によれば、第１の実施例と同様
に、両給紙ローラ１を用紙Ｐ１の中央部に自動的に移動
させることができると共に、その両給紙ローラ１の幅Ｈ
が広いため、給紙ホルダー８から用紙Ｐ１を一層確実に
直線的に送り出すことができる。
に、両給紙ローラ１を用紙Ｐ１の中央部に自動的に移動
させることができると共に、その両給紙ローラ１の幅Ｈ
が広いため、給紙ホルダー８から用紙Ｐ１を一層確実に
直線的に送り出すことができる。
【００２３】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、給紙ロー
ラの支持部材（給紙用駆動軸）がキャリッジの支持部材
を兼ねているため、従来に比べて、部品点数が少なく、
製作費が安くつき、省スペース小型化を可能とするもの
であり、かつ
ラの支持部材（給紙用駆動軸）がキャリッジの支持部材
を兼ねているため、従来に比べて、部品点数が少なく、
製作費が安くつき、省スペース小型化を可能とするもの
であり、かつ
【００２４】給紙ローラがキャリッジに一体的に移動す
るように回転自在に挟持されているため、給紙ホルダー
に用紙をセットした後、前記キャリッジを用紙の中央部
に移動させることにより、前記給紙ローラを前記用紙の
中央部に自動的に移動させることができ、これによっ
て、前記給紙ホルダーから前記用紙を蛇行させることな
く直線的に送り出すことができる。
るように回転自在に挟持されているため、給紙ホルダー
に用紙をセットした後、前記キャリッジを用紙の中央部
に移動させることにより、前記給紙ローラを前記用紙の
中央部に自動的に移動させることができ、これによっ
て、前記給紙ホルダーから前記用紙を蛇行させることな
く直線的に送り出すことができる。
【００２５】請求項２記載の発明によれば、前記給紙ロ
ーラがキャリッジの両側に左右一対設けられ、該両給紙
ローラがキャリッジに一体的に移動できるように回転自
在に連結されているため、請求項１記載の発明と同様
に、前記両給紙ローラを前記用紙の中央部に自動的に移
動させることができると共に、その両給紙ローラの幅が
広いため、前記給紙ホルダーから前記用紙を一層確実に
直線的に送り出すことができる。
ーラがキャリッジの両側に左右一対設けられ、該両給紙
ローラがキャリッジに一体的に移動できるように回転自
在に連結されているため、請求項１記載の発明と同様
に、前記両給紙ローラを前記用紙の中央部に自動的に移
動させることができると共に、その両給紙ローラの幅が
広いため、前記給紙ホルダーから前記用紙を一層確実に
直線的に送り出すことができる。
【００２６】請求項３記載の発明によれば、給紙ホルダ
ーに例えばＡ４形標準サイズの用紙をセットしている状
態から前記給紙ホルダーに例えばＢ５形小型サイズ（ま
たはＢ４形大型サイズ）の用紙をセットして、サイズ換
えした場合でも、紙サイズ設定部及び印字命令部からの
指令を受けた制御部により、キャリッジを介して前記給
紙ローラをサイズ換えした用紙の中央部に自動的に移動
させることができ、従来のように、前記給紙ローラを手
動で位置調整する場合に比べて、その位置調整を迅速に
行なうことができる。
ーに例えばＡ４形標準サイズの用紙をセットしている状
態から前記給紙ホルダーに例えばＢ５形小型サイズ（ま
たはＢ４形大型サイズ）の用紙をセットして、サイズ換
えした場合でも、紙サイズ設定部及び印字命令部からの
指令を受けた制御部により、キャリッジを介して前記給
紙ローラをサイズ換えした用紙の中央部に自動的に移動
させることができ、従来のように、前記給紙ローラを手
動で位置調整する場合に比べて、その位置調整を迅速に
行なうことができる。
【図１】本発明の第１の実施例であるインクジェット式
の印字装置を示す斜視図である。
の印字装置を示す斜視図である。
【図２】同概略側面図である。
【図３】同概略平面図である。
【図４】同印字装置に用いた駆動制御機構を説明するブ
ロック図である。
ロック図である。
【図５】同駆動制御機構の作用を説明するフローチャー
トである。
トである。
【図６】本発明の第２の実施例であるインクジェット式
の印字装置を示す斜視図である。
の印字装置を示す斜視図である。
【図７】従来例を示す概略側面図である。
【図８】同概略平面図である。
１ 給紙ローラ １ａ 給紙用駆動軸 ２ 紙送りローラ ３ 排紙ローラ ５ ガイドレール ６ キャリッジ ７ 印字部 ８ 給紙ホルダー １４ 制御部 １５ 紙サイズ設定部 １６ 印字命令部 Ａ 給紙方向 Ｐ１ 用紙 Ｐ２ 用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｂ４１Ｊ 25/34 Ｈ０４Ｎ 1/00 １０８Ｑ Ｈ０４Ｎ 1/00 １０８ Ｂ４１Ｊ 25/30 Ｚ
Claims (3)
- 【請求項１】給紙方向に沿って所定間隔ごとに配列され
た給紙ローラ、紙送りローラ及び排紙ローラをそれぞれ
回転駆動することにより給紙ホルダーから用紙を送り出
すと共に、給紙方向とは直交する方向に沿ってキャリッ
ジを往復移動させることにより、該キャリッジに取り付
けた印字部により前記用紙に印字するようにした印字装
置において、前記給紙ローラは、給紙方向とは直交する
方向に配設された給紙用駆動軸に外嵌して、該駆動軸と
一体に回転可能に構成されると共に、その駆動軸の軸心
方向に沿って移動可能に構成され、前記キャリッジは、
前記給紙用駆動軸と該駆動軸に平行するガイドレールと
に給紙方向とは直交する方向に沿って移動可能に支持さ
れており、前記給紙ローラはキャリッジと一体的に移動
するように前記キャリッジに回転自在に挟持され、かつ
その外周面に、キャリッジと一体的に移動する際のキャ
リッジの移動を妨げないための平面部１Ａを形成したこ
とを特徴とする印字装置。 - 【請求項２】給紙方向に沿って所定間隔ごとに配列され
た給紙ローラ、紙送りローラ及び排紙ローラをそれぞれ
回転駆動することにより給紙ホルダーから用紙を送り出
すと共に、給紙方向とは直交する方向に沿ってキャリッ
ジを往復移動させることにより、該キャリッジに取り付
けた印字部により前記用紙に印字するようにした印字装
置において、前記給紙ローラは、給紙方向とは直交する
方向に配設された給紙用駆動軸に外嵌して、該駆動軸と
一体に回転可能に構成されると共に、その駆動軸の軸心
方向に沿って移動可能に構成され、前記キャリッジは、
前記給紙用駆動軸と該駆動軸に平行するガイドレールと
に給紙方向とは直交する方向に沿って移動可能に支持さ
れており、前記給紙ローラはキャリッジと一体的に移動
するように前記キャリッジの両側に左右一対設けられ、
かつその外周面に、キャリッジと一体的に移動する際の
キャリッジの移動を妨げないための平面部１Ａを形成し
たことを特徴とする印字装置。 - 【請求項３】給紙方向に沿って所定間隔ごとに配列され
た給紙ローラ、紙送りローラ及び排紙ローラと、印字部
を取り付けたキャリッジとを制御する制御部が設けら
れ、該制御部により、前記各ローラを回転駆動して、給
紙ホルダーから用紙を送り出すと共に、前記キャリッジ
を給紙方向とは直交する方向に往復移動させて前記印字
部により前記用紙に印字するようにした印字装置におい
て、前記給紙ローラはその外周面に、キャリッジと一体
的に移動する際のキャリッジの移動を妨げないための平
面部１Ａが形成されると共に、前記キャリッジに回転可
能に連結され、前記制御部は、紙サイズ設定部及び印字
命令部からの指令を受けて、キャリッジを介して前記給
紙ローラを用紙の中央部に移動させるように構成されて
いることを特徴とする印字装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02037495A JP3278029B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02037495A JP3278029B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 印字装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08217273A JPH08217273A (ja) | 1996-08-27 |
| JP3278029B2 true JP3278029B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=12025289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02037495A Expired - Fee Related JP3278029B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 印字装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3278029B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6688739B2 (en) * | 2001-05-15 | 2004-02-10 | Eastman Kodak Company | Image acquisition device with integral ink jet printing |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP02037495A patent/JP3278029B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08217273A (ja) | 1996-08-27 |
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