JPH09285794A - オゾン水生成装置 - Google Patents

オゾン水生成装置

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JPH09285794A
JPH09285794A JP9893296A JP9893296A JPH09285794A JP H09285794 A JPH09285794 A JP H09285794A JP 9893296 A JP9893296 A JP 9893296A JP 9893296 A JP9893296 A JP 9893296A JP H09285794 A JPH09285794 A JP H09285794A
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JP
Japan
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gas
ozone
ozone gas
oxygen
water
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Application number
JP9893296A
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English (en)
Inventor
Noriko Nagura
紀子 名倉
Kazunari Komatsu
一成 小松
Shintarou Tsujimi
信太郎 辻見
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は使用済みのオゾン水から発生したオ
ゾンガスを回収することを課題とする。 【解決手段】 オゾン水生成装置1は、オゾンガス生成
ユニット2と、水を送液する送液管路3と、水とオゾン
ガスを混合させるミキシングポンプ4と、ミキシングポ
ンプ4から吐出されたオゾン水を洗浄工程に供給するオ
ゾン水供給管路5と、洗浄工程で使用されたオゾン水か
ら分離したオゾンガスを回収するオゾンガス回収部6
と、各機器を制御する制御装置7とからなる。オゾンガ
ス回収部6は、吸引ポンプ24によりオゾンガス回収フ
ード22を介して洗浄工程で使用されたオゾン水からオ
ゾンガスを吸引する。オゾンガス回収フード22から回
収されたオゾンガスは、排ガス処理槽25で酸素ガスに
分解された後、コンプレッサ13に還流されて原料空気
として再利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオゾン水生成装置に
係り、特に混合されたオゾン水から分離されたオゾンガ
スを含む気体をリサイクルするよう構成したオゾン水生
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオゾン水生成装置では、オゾン発
生器により発生されたオゾンガスを水中に溶解させてオ
ゾン水を生成する手段として、例えば水流の流速を利用
してオゾンガスを水中に溶解させるエゼクタや、モータ
で駆動されて水及びオゾンガスを強制的に混合するミキ
シングポンプ等が使用されていた。
【0003】上記エゼクタを用いてオゾン水を生成する
場合、水に溶けきれなかった余剰のオゾンガスは、気液
分離槽により回収された後、オゾンガス処理槽により酸
素に分解されて大気に放出される。また、ミキシングポ
ンプを用いてオゾン水を生成する場合、オゾンガスの溶
解効率が高いため、生成されたオゾン水は気液分離槽を
経ずに洗浄工程で使用され、洗浄工程でオゾン水から分
離したオゾンガスは、排ガス処理が行われないまま大気
中に放出される。
【0004】さらに、オゾン水を洗浄水として使用する
洗浄工程では、供給されたオゾン水からオゾンガスが放
出されているので、洗浄工程を行う箇所に排気用ダクト
が設けられ、オゾンガスは排ガスとして大気中に放出さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のオゾン水生成装
置において、例えばエゼクタを用いてオゾン水を生成す
る場合、オゾンガスの溶解効率が悪いため、生成された
オゾンガスの約70%が排ガスとして酸素に分解され大
気に放出させていた。
【0006】また、ミキシングポンプによりオゾン水を
生成する場合、オゾンガスの溶解効率が高いので気液分
離槽を使用しないため、洗浄工程までの距離が長いと、
ミキシングポンプにより生成されたオゾン水に含まれる
微細な気泡が大きくなり、あるいは飽和近くまで溶解し
ていたオゾンガスが大気中にそのまま放出されていた。
このように、従来の装置では、オゾンガスが排ガスとし
て大気中に放出されるため、オゾンガスが無駄に排気さ
れてしまうという問題があった。
【0007】また、オゾン水生成装置からの排ガスは、
オゾンガスだけでなく、水中に含まれる塩素や揮発性有
機物(VOC)も含まれるため、洗浄工程で使用された
オゾン水から分離したオゾンガスを含む気体を回収して
リサイクルする構成を考えた場合、オゾンガスをそのま
ま装置内に戻すと装置が劣化して寿命が短くなる。
【0008】そこで、本発明は上記問題を解決したオゾ
ン水生成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
の発明は、コンプレッサにより圧縮された空気からオゾ
ンガスを生成するオゾンガス生成手段と、該オゾンガス
生成手段で生成されたオゾンガスを水に混合する気液混
合手段と、を有するオゾン水生成装置において、前記気
液混合手段により混合されたオゾン水から分離したオゾ
ンガスを含む気体を吸引して回収する回収手段を設けた
ことを特徴とするものである。
【0010】従って、請求項1によれば、気液混合手段
により混合されたオゾン水から分離したオゾンガスを含
む気体を吸引して回収することができるため、オゾンガ
スが大気中に放出されることを防止できる。また、請求
項2の発明は、前記請求項1記載のオゾン水生成装置に
おいて、前記回収手段により回収されたオゾンガスを含
む気体を前記オゾンガス生成手段に還流させる還流手段
を設けたことを特徴とするものである。
【0011】従って、請求項2によれば、回収手段によ
り回収されたオゾンガスを含む気体をオゾンガス生成手
段に還流させることができるため、回収したオゾンガス
をリサイクルできると共に、オゾンガス生成効率を高め
ることができる。また、請求項3の発明は、前記請求項
1記載のオゾン水生成装置において、前記回収手段によ
り回収されたオゾンガスを酸素に分解する排ガス処理槽
を設け、該排ガス処理槽から排気された酸素を前記オゾ
ンガス生成手段に還流させることを特徴とするものであ
る。
【0012】従って、請求項3によれば、回収手段によ
り回収されたオゾンガスを排ガス処理槽で酸素に分解
し、排ガス処理槽から排気された酸素をオゾンガス生成
手段に還流させることにより、回収したオゾンガスをリ
サイクルできると共に、オゾンガス生成効率を高めるこ
とができる。
【0013】また、請求項4の発明は、前記請求項1記
載のオゾン水生成装置において、前記オゾンガス生成手
段に高濃度の酸素を供給する酸素ガス生成手段と、該酸
素ガス生成手段に前記回収手段により回収されたオゾン
ガスを含む気体を還流させる還流手段と、を設けたこと
を特徴とするものである。
【0014】従って、請求項4によれば、オゾンガス生
成手段に高濃度の酸素を供給する酸素ガス生成手段に回
収されたオゾンガスを含む気体を還流させることによ
り、回収したオゾンガスをリサイクルできると共に、オ
ゾンガス生成効率を高めることができる。
【0015】また、請求項5の発明は、前記請求項1記
載のオゾン水生成装置において、前記気液混合手段によ
り混合されたオゾン水から溶存気体を脱気させる脱気手
段と、該脱気手段により脱気された気体を前記オゾンガ
ス生成手段に還流させる還流手段と、を設けたことを特
徴とするものである。
【0016】従って、請求項5によれば、気液混合手段
により混合されたオゾン水から脱気されたオゾンガスや
酸素ガスを含む気体をオゾンガス生成手段に還流させる
ことにより、オゾンガスの回収効率を高めことができ
る。さらに、回収したオゾンガスをリサイクルできると
共に、オゾンガス生成効率を高めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例について説明する。尚、図1は本発明になるオゾン水
生成装置の第1実施例の概略構成図である。オゾン水生
成装置1は、大略、オゾンガス生成ユニット(オゾンガ
ス生成手段)2と、水を送液する送液管路3と、送液管
路3から送液された水とオゾンガス生成ユニット2から
供給されたオゾンガスとを混合させるミキシングポンプ
(気液混合手段)4と、ミキシングポンプ4から吐出さ
れたオゾン水を洗浄工程に供給するオゾン水供給管路5
と、洗浄工程で使用されたオゾン水から分離したオゾン
ガスを回収するオゾンガス回収部(回収手段)6と、各
機器を制御する制御装置7とからなる。
【0018】送液管路3には、上流側から順に、電磁弁
よりなり水源から供給される水の供給を停止させる元弁
8が配設されている。そして、ミキシングポンプ4によ
り混合されたオゾン水を洗浄工程に供給するオゾン水供
給管路5には、電磁弁よりなるオゾン水供給弁9が配設
されている。
【0019】従って、元弁8及びオゾン水供給弁9が開
弁されると、ミキシングポンプ4において送液管路3か
ら供給された水とオゾンガス供給管路10から供給され
たオゾンガスとが混合されて洗浄工程を行う場所へ混合
されたオゾン水が供給される。
【0020】次にオゾンガス生成ユニット2の構成につ
いて説明する。オゾンガス生成ユニット2は、高濃度の
酸素ガスを生成する酸素ガス発生部(酸素ガス生成手
段)11と、酸素ガス発生部11から供給された酸素ガ
スからオゾンを生成するオゾンガス発生器12とよりな
る。
【0021】上記酸素ガス発生部11は、例えばPSA
( Pressure Swing Adsorption )分離法により大気中よ
り高濃度の酸素を分離生成する構成とされている。尚、
上記PSA分離法以外の酸素供給手段、例えば高濃度の
酸素が充填された酸素ボンベを酸素ガス発生部11とし
て用いても良いし、あるいは空気からオゾンガスを生成
することも可能である。
【0022】先にPSA分離法を用いた場合の酸素ガス
発生部11の構成について説明する。酸素ガス発生部1
1は、大気中の空気を圧縮するコンプレッサ13と、コ
ンプレッサ13から供給された圧縮空気を除湿するエア
ドライヤ14と、エアドライヤ14から供給された圧縮
空気を原料気体(空気は、窒素が78%、酸素が18
%、残りが他の成分である)として空気中に含まれる酸
素分子を分離生成する一対の吸着槽15,16と、一対
の吸着槽15,16より取り出された酸素ガスを貯溜す
る酸素ガス槽17とを有する。
【0023】エアドライヤ14と一対の吸着槽15,1
6とを接続する管路及び一対の吸着槽15,16と酸素
ガス槽17とを接続する各管路には、電磁弁(図示せ
ず)が配設されている。また、吸着槽15,16には、
ゼオライトよりなる吸着剤(図示せず)が充填されてい
る。
【0024】このゼオライトは、コンプレッサ13によ
り圧縮された圧縮空気が吸着槽15,16内に供給され
て吸着槽15,16内が加圧されると、圧縮空気中に含
まれる窒素分子を吸着する。そして、ゼオライトに吸着
されなかった吸着槽15,16内の残りの酸素分子が取
り出される。
【0025】従って、吸着槽15,16の上下流側に配
設された各電磁弁を開閉制御することにより、吸着槽1
5,16は交互に昇圧工程(吸着)、減圧工程(再
生)、取出工程、均圧工程よりなる酸素生成サイクルを
繰り返して酸素濃度がおよそ90%に濃縮された高濃度
酸素ガスを酸素ガス槽17に供給する。そのため、酸素
ガス槽17には、圧縮された高濃度酸素ガスが高圧に蓄
圧されている。
【0026】尚、上記吸着槽15,16においては、一
方が昇圧工程のとき、他方が減圧工程が行われるように
一連の酸素生成サイクルを180°ずらして交互に高濃
度酸素ガスが取り出されるように各電磁弁は開閉制御さ
れ、各工程毎が繰り返される。
【0027】 昇圧工程:圧縮空気が吸着槽15又は
16に供給される。 減圧工程:吸着槽15又は16内の窒素ガスが大気
中に排気される。 取出工程:吸着槽15又は16内でゼオライトに吸
着された窒素以外の酸素分子が取り出されて酸素ガス槽
17に供給される。
【0028】 均圧工程:吸着槽15,16内の圧力
が均一になる。 上記構成とされた酸素ガス発生部11の酸素ガス槽17
は、取出管路18を介してオゾンガス発生器12と接続
されている。従って、酸素ガス槽17に蓄圧された酸素
ガスは取出管路18を介してオゾンガス発生器12に供
給される。
【0029】オゾンガス発生器12は例えば無声放電法
によりオゾンを発生させる構成であり、電極間に電圧を
印加して無声放電を生じさせてオゾンを発生させる。
尚、オゾンガス発生器12には、上記酸素ガス発生部1
1により生成された高濃度酸素ガスが酸素ガス槽17か
ら供給されるため、高圧のオゾンガスを連続的に生成す
ることができる。
【0030】オゾンガス発生器12で生成されたオゾン
ガスは、取出管路18に配設された酸素ガス供給弁19
と、オゾンガス供給管路10に配設されたオゾンガス供
給弁20とが開弁されることにより、ミキシングポンプ
4に供給される。そして、ミキシングポンプ4の内部で
オゾンガス発生器12から供給されたオゾンガスと、送
液管路3から供給された水とが混合される。
【0031】次にオゾンガス回収部6の構成について説
明する。ミキシングポンプ4から吐出されたオゾン水
は、オゾン水供給管路5を介して洗浄工程へ供給され、
被洗浄物を洗浄するのに使用される。そして、洗浄工程
を行う洗浄エリアの天井には、オゾン水から分離したオ
ゾンガスを回収するためのオゾンガス回収フード22が
取り付けられている。このオゾンガス回収フード22に
は、オゾンガス回収管路23が接続され、オゾンガス回
収管路23にはオゾンガス回収フード22内の気体を吸
引する吸引ポンプ24が配設されている。
【0032】また、オゾンガス回収管路23の端部は、
排ガス処理槽25に接続されている。この排ガス処理槽
25は、オゾンガスを酸素ガスに分解するためのもので
あり、排ガス処理槽25から吐出された酸素ガスは還流
管路(還流手段)26を介してコンプレッサ13の上流
側(入口側)に連通されている。
【0033】そのため、吸引ポンプ24の吸引動作によ
りオゾンガス回収フード22を介して使用済みのオゾン
ガスが回収されると、オゾンガスは排ガス処理槽25で
酸素ガスに分解されてコンプレッサ13に戻される。よ
って、洗浄に使用されたオゾン水から分離したオゾンガ
スを吸引ポンプ24の吸引動作により回収することがで
きるため、オゾンガスが大気中に放出されることを防止
できる。
【0034】このように、洗浄工程で使用されたオゾン
水からオゾンガスを回収するオゾンガス回収部6は、オ
ゾンガス回収フード22、オゾンガス回収管路23、吸
引ポンプ24、排ガス処理槽25、還流管路26により
構成されている。本実施例のミキシングポンプ4による
オゾンガスの溶解率は、約90%であるので、約10%
のオゾンガスが排ガスとして装置外に放出される。ま
た、生成されたオゾン水の使用場所が遠い場合、ミキシ
ングポンプ4により生成された微細気泡が大きくなり、
大気中に放出される。あるいは、溶解していたオゾンガ
スも大気中に放出されてしまう。
【0035】さらに、気体は溶解平衡を保っているた
め、ミキシングポンプ4を使用して飽和近くまでオゾン
ガスを溶解するさせることにより、水に溶解していた塩
素や揮発性有機物(VOC)も大気中に放出される。こ
のようにして放出された排ガスは、オゾンガス回収フー
ド22を介して吸引ポンプ24により吸引され、排ガス
処理槽25へ導かれる。この排ガス処理槽25の内部に
は、活性炭あるいは触媒等が設けられており、排ガス中
のオゾンガスは、酸素ガスに分解され、塩素や揮発性有
機物(VOC)も吸着あるいは分解される。
【0036】排ガス処理槽25に供給された排ガスは、
酸素ガス発生部11への影響の少ない酸素濃度の高まっ
た空気となり、原料空気として還流され通常の原料空気
とともにコンプレッサ13へ導入される。これにより、
一度生成した高濃度の酸素を回収して再利用することで
効率良く酸素が生成され、酸素ガス発生部11の酸素生
成効率を向上させることができる。
【0037】ここで、制御装置7が実行する処理につき
図2及び図3のフローチャートを参照して説明する。制
御装置7は、オゾン水生成装置1の電源スイッチがオン
に操作されると、図2,図3の処理を実行する。すなわ
ち、図2のステップSP1(以下「ステップ」を省略す
る)において、コンプレッサ13の電源をオンにしてコ
ンプレッサ13を起動させた後、SP2に進み、エアド
ライヤ14の電源をオンにしてコンプレッサ13で圧縮
された空気を除湿させる。次のSP3では、PSA分離
法の酸素ガス発生部11の電源をオンにして高酸素の生
成を開始する。
【0038】SP4では、暖気運転が完了したかどうか
を確認するため、予め設定された所定時間が経過した否
かを判定する。SP4において、所定時間が経過する
と、SP5に進み、元弁8を開弁させてミキシングポン
プ4に水を供給する。続いて、SP6で酸素ガス供給弁
19を開弁させて酸素ガス槽17に蓄圧された酸素ガス
をオゾンガス発生器12に供給する。次のSP7では、
オゾン水供給弁9を開弁し、続いてSP8でミキシング
ポンプ4を起動させる。
【0039】さらに、SP9では、吸引ポンプ24を起
動させ、洗浄工程で使用されたオゾン水から分離したオ
ゾンガスをオゾンガス回収フード22からオゾンガス回
収管路23に吸引する。そして、吸引ポンプ24から吐
出されたオゾンガスは、排ガス処理槽25に供給され、
酸素ガスに分解される。さらに、排ガス処理槽25から
吐出された酸素ガスは、還流管路26を介してコンプレ
ッサ13に還流される。
【0040】このようにして洗浄工程で使用されたオゾ
ン水から回収したオゾンガスが酸素ガスに分解されてコ
ンプレッサ13に還流されるため、従来大気中に放出さ
れていたオゾンガスを高濃度の酸素ガスとしてリサイク
ルすることができる。従って、コンプレッサ13から供
給される圧縮空気の酸素濃度を高めることが可能にな
り、排ガスとして放出していたオゾンガスを有効に再利
用できると共に、吸着槽15,16で生成される酸素ガ
スの濃度をより高めることができる。
【0041】次のSP10では、オゾンガス発生器12
の電源をオンにする。そのため、オゾンガス発生器12
は、酸素ガス槽17から供給された高濃度の酸素ガスか
らオゾンガスを生成する。その後、SP11に進み、オ
ゾンガス供給弁20を開弁させる。そのため、オゾンガ
ス発生器12は、酸素ガス槽17から供給された高濃度
の酸素ガスからオゾンガスを生成してミキシングポンプ
4へ供給する。これにより、ミキシングポンプ4におい
て、オゾンガス発生器12から供給されたオゾンガス
と、送液管路3から供給された水とが混合される。そし
て、ミキシングポンプ4から吐出されたオゾン水は、オ
ゾン水供給管路5を介して洗浄工程へ供給される。
【0042】次のSP12では、オゾン水生成装置1の
運転を停止させるか否かを判定する。ここで、オゾン水
生成装置1の電源スイッチがオフにされると、SP13
に進み、オゾンガス発生器12の電源をオフにしてオゾ
ンガスの生成を停止させる。続いてSP14でオゾンガ
スが装置1内に残留しているか否かを判定するため、所
定時間が経過したかどうかをチェックする。
【0043】SP14において、所定時間が経過したと
きは、SP15に進み、ミキシングポンプ4を停止させ
た後、SP16でオゾン水供給弁19を閉弁させる。さ
らに、SP17でオゾンガス供給弁20を閉弁させ、そ
の後SP18で元弁8を閉弁させる。
【0044】続いて、SP19で吸引ポンプ24を停止
させ、SP20で酸素ガス発生部11の電源をオフにす
る。そして、SP21でエアドライヤ14の電源をオフ
にした後、SP22でコンプレッサ13の電源をオフに
する。これで、一連のオゾン水生成処理が終了する。
【0045】図4に本発明の第2実施例を示す。尚、図
4において、上記第1実施例と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略する。本実施例では、ミキシング
ポンプ4の代わりにエゼクタ31が気液混合手段として
用いられている。エゼクタ31は、送液管路3を流れる
水の流速を利用してオゾンガス供給管路10から供給さ
れたオゾンガスを吸引し、水流にオゾンガスを混合しな
がらオゾン水を吐出するように構成されている。エゼク
タ31で混合されたオゾン水は、オゾン水供給管路32
を介して気液分離槽33に供給される。
【0046】気液分離槽33には、オゾン水供給管路3
2が挿入された内槽33aと、内槽33aで分離できな
かった余分なオゾンガスを分離させるための外槽33b
とを有する。気液分離槽33においては、オゾン水供給
管路32から供給されたオゾン水に含まれている余分な
オゾンガスの気泡が内槽33aで分離されて上部空間に
溜まる。そして、内槽33aから溢れたオゾン水が外槽
33bに流出し、外槽33bを通過する間にもオゾン水
に含まれている余分なオゾンガスの気泡が分離されて上
部空間に溜まる。
【0047】気液分離槽33の上部空間には、分離した
オゾンガスを回収するためのオゾンガス回収管路34の
一端が連通されている。このオゾンガス回収管路34の
他端は、吸引ポンプ24とオゾンガス回収フード22と
の間を連通するオゾンガス回収管路23に合流されてい
る。そのため、気液分離槽33の上部空間に溜まった余
剰オゾンガスは、オゾンガス回収管路34を介して吸引
ポンプ24に吸引され、排ガス処理槽25へ供給され
る。これにより、オゾンガスの回収効率を高めることが
できる。
【0048】また、気液分離槽33の下部には、オゾン
水を取り出すためのオゾン水供給管路35が連通されて
おり、オゾン水供給管路35には気液分離槽33のオゾ
ン水を送液するためのポンプ36と、電磁弁よりなるオ
ゾン水供給弁37とが配設されている。
【0049】本実施例では、気液分離槽33からのオゾ
ン水は、ポンプ36の起動及びオゾン水供給弁37の開
弁により洗浄工程エリアに供給される。そして、洗浄工
程で使用されたオゾン水から分離したオゾンガスは、オ
ゾンガス回収フード22を介して吸引ポンプ24により
吸引される。
【0050】従って、吸引ポンプ24の吸引動作によ
り、気液分離槽33の上部空間に溜まった余剰オゾンガ
ス及び、洗浄工程で発生したオゾンガスが排ガスとして
回収され、オゾンガス回収管路23を介して排ガス処理
槽25へ供給される。このようにして回収された排ガス
は、排ガス処理槽25の内部に充填された活性炭あるい
は触媒等により酸素ガスに分解され、塩素や揮発性有機
物(VOC)も吸着あるいは分解される。
【0051】そのため、排ガスは、酸素ガス発生部11
への影響の少ない酸素濃度の高まった空気となり、原料
空気として還流され通常の原料空気とともにコンプレッ
サ13へ導入される。これにより、一度生成した高濃度
の酸素を回収して再利用することで効率良く酸素が生成
され、酸素ガス発生部11の酸素生成効率を向上させる
ことができる。
【0052】図5は本発明の第3実施例の概略構成図で
ある。尚、図5において、上記第1、第2実施例と同一
部分には同一符号を付してその説明を省略する。ミキシ
ングポンプ4の吐出口は、オゾン水供給管路5を介して
洗浄槽41に連通されている。ミキシングポンプ4で生
成されたオゾン水は、オゾン水供給弁9の開弁により洗
浄槽41に供給され、洗浄槽41の内部で被洗浄物を洗
浄するのに使用される。
【0053】また、洗浄槽41の上方には、洗浄槽41
で発生したオゾンガスを回収するためのオゾンガス回収
フード22が取り付けられている。そのため、洗浄槽4
1の洗浄工程で発生したオゾンガスは、オゾンガス回収
フード22に吸引され吸引ポンプ24により排ガス処理
槽25へ供給される。
【0054】また、洗浄槽41の底部には、ドレン管路
42の一端が連通されている。この排水管路42は、他
端が排水処理槽(脱気手段)43に連通され、排水ポン
プ44及び排水弁45が配設されている。そのため、洗
浄槽41で洗浄に使用されたオゾン水は、排水ポンプ4
4が駆動され、排水弁45が開弁されることにより排水
処理槽43に導入される。
【0055】この排水処理槽43においては、脱気効果
のある超音波を発信する超音波送信器(図示せず)が装
着されており、超音波により排水に含まれたオゾンガス
と酸素ガスを分離させるよう構成されている。排水処理
槽43の上部には、排水処理槽43に排水された使用済
みのオゾン水から分離したオゾンガス等の気体を回収す
るためのオゾンガス回収管路46の一端が連通されてい
る。そのため、洗浄槽41からの排水に含まれたオゾン
ガスは、吸引ポンプ24によりオゾンガス回収管路46
を介して回収される。これにより、オゾンガスの回収効
率を高めることができる。
【0056】また、オゾンガス回収管路46の他端は、
吸引ポンプ24とオゾンガス回収フード22との間を連
通するオゾンガス回収管路23に合流されている。そし
て、排水処理槽43の下部には、処理済みの廃水を排水
するためのドレン管路47が接続され、ドレン管路47
に配設されたドレン弁48の開弁により排水処理槽43
の廃水が排水される。
【0057】吸引ポンプ24は、洗浄槽41でオゾン水
から分離したオゾンガスと、排水処理槽43で排水から
分離したオゾンガスとを吸引して排ガス処理槽25へ供
給する。そのため、洗浄槽41及び排水処理槽43から
回収された排ガスは、排ガス処理槽25で酸素ガス発生
部11への影響の少ない酸素濃度の高まった空気とな
り、原料空気として還流される。
【0058】また、本実施例の場合、コンプレッサ13
の入口に連通された空気供給管路49には、異物を除去
するフィルタ50が配設されている。このフィルタ50
は、排ガス処理槽25の内部に充填された活性炭等の破
片が還流管路26を介してコンプレッサ13に導入され
ることを防止するものである。そのため、排ガス処理槽
25から排出された活性炭等の破片あるいは原料空気に
含まれた異物がフィルタ50により除去されるため、コ
ンプレッサ13が異物流入により作動不良になったり、
あるいは酸素ガス発生部11の電磁弁が作動不良を起こ
すことを防止できる。
【0059】また、洗浄槽41及び排水処理槽43から
回収された排ガスは、排ガス処理槽25で高濃度の酸素
ガスとされた後、通常の原料空気とともにコンプレッサ
13へ導入される。これにより、一度生成した高濃度の
酸素を回収して再利用することで効率良く酸素が生成さ
れ、酸素ガス発生部11の酸素生成効率を向上させるこ
とができる。
【0060】ここで、制御装置7が実行する第3実施例
の処理につき図6及び図7のフローチャートを参照して
説明する。制御装置7は、オゾン水生成装置1の電源ス
イッチがオンに操作されると、図6,図7の処理を実行
する。図6において、SP31〜SP35までは第1実
施例のSP1〜SP5と同じ処理なので、ここではSP
31〜SP35の説明を省略する。
【0061】次のSP36では、オゾンガス供給弁20
を開弁させ、オゾンガス発生器12で生成されたオゾン
ガスをミキシングポンプ4に供給可能とする。次のSP
37では、オゾン水供給弁9を開弁し、続いてSP38
でミキシングポンプ4を起動させる。
【0062】さらに、SP39では、吸引ポンプ24を
起動させ、洗浄槽41で使用されたオゾン水から分離し
たオゾンガスをオゾンガス回収フード22からオゾンガ
ス回収管路23に吸引すると共に、排水処理槽43で排
水から分離したオゾンガスとを吸引して排ガス処理槽2
5へ供給する。そして、吸引ポンプ24により回収され
たオゾンガスは、排ガス処理槽25で酸素ガスに分解さ
れる。さらに、排ガス処理槽25から吐出された酸素ガ
スは、還流管路26を介してコンプレッサ13に還流さ
れる。
【0063】このようにして洗浄槽41及び排水処理槽
43から回収したオゾンガスが酸素ガスに分解されてコ
ンプレッサ13に還流されるため、従来大気中に放出さ
れていたオゾンガスを高濃度の酸素ガスとしてリサイク
ルすることができる。従って、コンプレッサ13から供
給される圧縮空気の酸素濃度を高めることが可能にな
り、排ガスとして放出していたオゾンガスを有効に再利
用できると共に、酸素ガス発生部11で生成される酸素
ガスの濃度をより高めることができる。
【0064】次のSP40では、オゾンガス発生器12
の電源をオンにする。そのため、オゾンガス発生器12
は、酸素ガス槽17から供給された高濃度の酸素ガスか
らオゾンガスを生成してミキシングポンプ4へ供給す
る。これにより、ミキシングポンプ4において、オゾン
ガス発生器12から供給されたオゾンガスと、送液管路
3から供給された水とが混合される。そして、ミキシン
グポンプ4から吐出されたオゾン水は、オゾン水供給管
路5を介して洗浄工程へ供給される。
【0065】その後、SP41で洗浄槽41に必要量の
オゾン水が溜まるまでの所定時間が経過したか否かを判
定する。SP41において、所定時間が経過すると、S
P42に進み、排水弁45を開弁させる。続いてSP4
3で排水ポンプ44を始動させる。これにより、洗浄槽
41のオゾン水が排水処理槽43に排水される。
【0066】次のSP44では、排水処理槽43に必要
量の排水が溜まるまでの所定時間が経過したか否かを判
定する。SP44において、所定時間が経過すると、S
P45に進み、排水処理槽43の電源をオンにして超音
波を発信させる。そのため、排水処理槽43において
は、超音波により排水中に含まれている溶存気体が気泡
となって分離される。
【0067】SP46では、ドレン弁48を開弁させ排
水処理槽43の廃水を排水する。次のSP47では、オ
ゾン水生成装置1の運転を停止させるか否かを判定す
る。ここで、オゾン水生成装置1の電源スイッチがオフ
にされると、SP48に進み、オゾンガス発生器12の
電源をオフにしてオゾンガスの生成を停止させる。続い
てSP49でオゾンガスが装置1内に残留しているか否
かを判定するため、所定時間が経過したかどうかをチェ
ックする。
【0068】SP49において、所定時間が経過したと
きは、SP50に進み、ミキシングポンプ4を停止させ
た後、SP51でオゾン水供給弁9を閉弁させる。さら
に、SP52でオゾンガス供給弁20を閉弁させ、その
後SP53で元弁8を閉弁させる。
【0069】続いて、SP54で排水ポンプ54を停止
させ、SP55で排水弁12を閉弁させる。その後、S
P56に進み、排水処理槽43の電源をオフにして超音
波の発信を停止させ、SP57でドレン弁48を閉弁さ
せる。さらに、SP58で吸引ポンプ24を停止させ、
SP59で酸素ガス発生部11の電源をオフにする。そ
して、SP60でエアドライヤ14の電源をオフにした
後、SP61でコンプレッサ13の電源をオフにする。
これで、一連のオゾン水生成処理が終了する。
【0070】図8は本発明の第4実施例の概略構成図で
ある。尚、図8において、上記第1乃至第3実施例との
同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。排
水管路42には、排水ポンプ44、排水弁45の他に気
液分離器(脱気手段)51と気液分離槽(脱気手段)5
2が配設されている。気液分離器51は、上記第3実施
例のように超音波を利用する代わりに水流に衝撃を与え
てオゾンガスを分離させるものである。
【0071】気液分離器51の内部には、例えば排水管
路42を流れる廃水としてのオゾン水の流れを邪魔する
邪魔板あるいはメッシュ板等が設けられている。そのた
め、洗浄槽41から排水された廃水は排水ポンプ44に
より加圧されて流速が増速されて気液分離器51に流入
すると、気液分離器51の内部で邪魔板に衝突する。そ
の際の衝撃により廃水中に溶解されていたオゾンガスが
大きな気泡となり、オゾンガスの分離を容易にする。こ
のように構成された気液分離器51では、上記第3実施
例のように超音波を発信させないため、電源を必要とし
ない。
【0072】気液分離器51から気液分離槽52に流入
された廃水は、気液分離槽52においてオゾンガスが分
離され、気液分離槽52の上部空間に溜まったオゾンガ
スは、吸引ポンプ24により吸引されて排ガス処理槽2
5に供給される。これにより、オゾンガスの回収効率を
高めることができる。
【0073】そして、洗浄槽41及び気液分離槽52で
回収された排ガスは、排ガス処理槽25で高濃度の酸素
ガスとされた後、通常の原料空気とともにコンプレッサ
13へ導入される。図9は本発明の第5実施例の概略構
成図である。尚、図9において、上記第1乃至第4実施
例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0074】排水管路53は、一端が洗浄槽41の底部
に連通され、他端がコンプレッサ13に挿入されたヒー
トパイプ(脱気手段)54の入口に連通されている。ま
た、ヒートパイプ54の出口には、排水管路55が連通
されている。コンプレッサ13に挿入されたヒートパイ
プ54は、コンプレッサ16からの発熱により加熱され
ているため、洗浄槽41から排水された廃水は、ヒート
パイプ54を通過する際に加熱される。そのため、廃水
中に溶解されていたオゾンガスを含む気体がヒートパイ
プ54を通過する間に加熱されて大きな気泡となり、オ
ゾンガスの分離を容易にする。このように、ヒートパイ
プ54は、コンプレッサ13の発熱を利用して加熱され
るため、上記第3実施例のように超音波を発信させない
ため、電源を必要としない。
【0075】洗浄槽41から排水管路53に排水された
廃水は、排水ポンプ44によりヒートパイプ54へ圧送
され、ヒートパイプ54を通過して加熱された後、排水
管路55を通過して気液分離槽52に供給される。その
ため、気液分離槽52では、ヒートパイプ54で加熱さ
れたオゾンガスを含む気体を容易に分離させることがで
きる。
【0076】さらに、気液分離槽52の上部空間に溜ま
ったオゾンガスを含む気体は、吸引ポンプ24により吸
引されて排ガス処理槽25に供給され、排ガス処理槽2
5で高濃度の酸素ガスとされた後、通常の原料空気とと
もにコンプレッサ13へ導入される。
【0077】尚、上記実施例では、オゾン水を洗浄用と
して使用する場合を一例として挙げたが、これに限ら
ず、オゾン水を洗浄以外に使用しても良いのは勿論であ
る。また、上記実施例では、吸引ポンプ24により使用
済みのオゾン水から分離してオゾンガスを回収するよう
にしたが、これに限らず、吸引ポンプ24の代わりに送
風機等を使用しても良いのは勿論である。
【0078】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
気液混合手段により混合されたオゾン水から分離したオ
ゾンガスを吸引して回収することができるため、オゾン
ガスが大気中に放出されることを防止できる。そのた
め、高濃度にオゾンガスと酸素ガスを含む気体を無駄に
放出することを防止すると共に、使用済みのオゾン水か
ら回収したオゾンガスを含む気体を再利用することがで
きる。
【0079】また、請求項2によれば、回収手段により
回収されたオゾンガスを含む気体をオゾンガス生成手段
に還流させることができるため、回収したオゾンガスを
含む気体をリサイクルできると共に、オゾンガス生成効
率を高めることができる。そのため、オゾンガス生成コ
ストを安価に抑えることができる。
【0080】また、請求項3によれば、回収手段により
回収されたオゾンガスを排ガス処理槽で酸素に分解し、
排ガス処理槽から排気された酸素をオゾンガス生成手段
に還流させることにより、回収したオゾンガスを高濃度
の酸素ガスに変換して原料空気としてリサイクルできる
と共に、オゾンガス生成効率を高めることができる。そ
のため、オゾンガス生成コストを安価に抑えることがで
きる。
【0081】また、請求項4によれば、オゾンガス生成
手段に高濃度の酸素を供給する酸素ガス生成手段に回収
されたオゾンガスを含む気体を還流させることにより、
回収した高濃度の酸素ガスを原料空気としてリサイクル
できると共に、オゾンガス生成効率を高めることができ
る。
【0082】また、請求項5によれば、気液混合手段に
より混合されたオゾン水から脱気されたオゾンガスを含
む気体をオゾンガス生成手段に還流させることにより、
オゾンガスの回収効率を高めることができる。さらに、
回収したオゾンガスをリサイクルできると共に、オゾン
ガス生成効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるオゾン水生成装置の第1実施例を
示す概略構成図である。
【図2】制御装置が実行する処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】図2の処理に続いて制御装置が実行する処理の
フローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例を示す概略構成図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す概略構成図である。
【図6】第3実施例の制御装置が実行する処理のフロー
チャートである。
【図7】図6の処理に続いて制御装置が実行する処理の
フローチャートである。
【図8】本発明の第4実施例を示す概略構成図である。
【図9】本発明の第5実施例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 オゾン水生成装置 2 オゾンガス生成ユニット 3 送液管路 4 ミキシングポンプ 5 オゾンガス処理槽 6 オゾンガス回収部 7 制御装置 11 酸素ガス発生部 12 オゾンガス発生器 13 コンプレッサ 14 エアドライヤ 15,16 吸着槽 17 酸素ガス槽 22 オゾンガス回収フード 23 オゾンガス回収管路 24 吸引ポンプ 25 排ガス処理槽 26 還流管路 31 エゼクタ 33 気液分離槽 36,44 排水ポンプ 41 洗浄槽 43 排水処理槽 46 オゾンガス回収管路 51 気液分離器 52 気液分離槽 53,55 排水管路 54 ヒートパイプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサにより圧縮された空気から
    オゾンガスを生成するオゾンガス生成手段と、該オゾン
    ガス生成手段で生成されたオゾンガスを水に混合する気
    液混合手段と、を有するオゾン水生成装置において、 前記気液混合手段により混合されたオゾン水から分離し
    たオゾンガスを含む気体を吸引して回収する回収手段を
    設けたことを特徴とするオゾン水生成装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載のオゾン水生成装置に
    おいて、 前記回収手段により回収されたオゾンガスを含む気体を
    前記オゾンガス生成手段に還流させる還流手段を設けた
    ことを特徴とするオゾン水生成装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載のオゾン水生成装置に
    おいて、 前記回収手段により回収されたオゾンガスを酸素に分解
    する排ガス処理槽を設け、 該排ガス処理槽から排気された酸素を前記オゾンガス生
    成手段に還流させることを特徴とするオゾン水生成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1記載のオゾン水生成装置に
    おいて、 前記オゾンガス生成手段に高濃度の酸素を供給する酸素
    ガス生成手段と、 該酸素ガス生成手段に前記回収手段により回収されたオ
    ゾンガスを含む気体を還流させる還流手段と、 を設けたことを特徴とするオゾン水生成装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1記載のオゾン水生成装置に
    おいて、 前記気液混合手段により混合されたオゾン水から溶存気
    体を脱気させる脱気手段と、 該脱気手段により脱気された気体を前記オゾンガス生成
    手段に還流させる還流手段と、 を設けたことを特徴とするオゾン水生成装置。
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