JPS63166494A

JPS63166494A - オゾン水処理装置

Info

Publication number: JPS63166494A
Application number: JP5081287A
Authority: JP
Inventors: Toshihiko Sasaki; 利彦佐々木; Hatsuo Yotsumoto; 初男四元
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1987-03-05
Filing date: 1987-03-05
Publication date: 1988-07-09
Anticipated expiration: 2009-06-15
Also published as: JPH0645030B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野〕この発明は水質改善、およびろ過装置洗浄にオゾンを注
入し、原水の水質改善、ろ過装置の洗浄を高効率でしか
も経済的に行うものに関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来の浴場における配管系統を示すフロー図で
あり、図において、（１）は浴湯水、（２）は循環水量
調整弁、（３）は集毛器、（４）は原水ポンプ、（５）
は正循環弁、（６）は逆洗弁、（７）は逆洗排水弁、（
８）はろ過装置、（９）は空気抜弁で、ろ過装置（８）
内にたまった空気を自動的に排出する、ａＧは浴場返送
弁、（ロ）は熱交換缶で浴湯水の温度を一定に保つ、（
２）は次亜塩素酸タンク、口は次亜塩素酸ソーダ注入ポ
ンプ、Ｕ◆は高分子凝集剤タンク、（至）は高分子凝集
剤注入ポンプ、αＱは固形塩素投入タンク、σηは逆洗
水供給水管、（至）は給水弁、翰は逆洗水貯留タンク、
■は逆洗供給弁である。

次に動作について説明する。浴湯水（１）は矢印Ａの循
環系により清浄化される。つまり、弁（２）　、　（５
）　。

αＱが開放、弁（６）　、　（７）　、　ａｌが閉、原
水ポンプ（４）、薬品注入ポンプ（至）、　Ｑ４）は運
転状態である。従って浴湯水（１）は、次亜塩素酸ソー
ダ（ロ）、高分子凝集剤α増が注入され、次亜塩素酸に
よる殺菌、高分子凝集剤により、浴湯水の微細な汚濁物
質を粗大フロック化させる。薬剤＠、ａ４を注入された
浴湯水（１）は集毛器（３）で浴湯水（１）に混入した
毛髪が除去され、原水ポンプ（４）により循環送水され
る。原水ポンプ（４）により送水された浴湯水（１）は
、汚濁度が高い場合は更に、固形塩素投入タンクαＱよ
り固形塩素が投入され浴湯水（１）に混入され、薬剤が
増量される前述の薬剤により殺菌、粗大フロック化され
た浴湯水（１）はろ過装！（８）の上部より入り、ろ過
装置（８）のろ材により粗大フロック化された汚濁物質
は、ろ材に捕捉される。ろ過装置（８）内に一部混入し
た空気は、一定量の空気量になると空気抜き弁（９）に
より自動排出される。ついで、ろ過装置（３）により汚
濁物質を除去された浴湯水（１）は浴場返送弁αＱを経
由し、熱交換器Ｑ１）により適温に加温され浴場に送水
される。

次にろ過装置（８）のろ材の許容量の汚濁物質を捕捉す
ると、ろ過装置の効果がなくなるので、この段階で捕捉
した汚濁物質を系外へ排出しなければならない、つまり
ろ過装置に矢印Ｂの系統の逆洗洗浄が必要であるためこ
の例について説明する。

例えば水道水が逆洗水供給管αηに接続され、給水弁（
ト）を開して逆洗水貯留タンク翰に貯水される。

逆洗時の系統弁の状態は弁■、　（６）、　（７）が開
、弁（２）。

（５）、Ｑ（Ｉは閉、原水ポンプ（４）は運転、薬剤ポ
ンプ（至）。

（ト）は停止状態である。つまり逆洗貯留タンクの水は
、逆洗弁に）を通り原水ポンプ（４）により弁（６）を
通り、ろ過装置（８）の下部から上方へ吹き上げ、ろ過
装置　（８）内のろ材に捕捉した汚濁物質を逆洗水によ
り押し出し、弁（７）を経由して系外にドレンとして排
出する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のろ過装置を有し、循環使用する例えば浴場の水処
理装置は以上のように構成されているので、薬剤である
例えば次亜塩素酸ソーダ、高分子凝集剤、又高汚濁時の
薬剤増量のための固形塩素剤が、多量必要とするため浴
場において例えば塩素奥が濃く、人に不快感を与えるば
かりでなく金属を腐食させ、植物を枯れさせていた、又
、高分子凝集剤により過大に粗大フロック化するため、
これがろ過装置のろ材表面を早期に塞ぐため、多回数の
逆洗が必要であり、又一般にはろ過装置のろ材として小
径の砂質のものが６１６して構成されるため、微生物が
繁殖するのが常で、この微生物がろ材内に増殖すると例
えば水道水による逆水洗浄のみでは、完全に除去できな
いためろ材が回復できず、まれには流出し浴場に送水さ
れるなどの間層があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、薬剤の大巾な減量もしくは不要化し、ろ材
内に繁殖した微生物を除去し、ろ過装置の逆洗回数もし
くは逆洗水鯰・ｉ・大巾に低減し、ろ材の完全な回復を
計るとともに、水質、雰囲気を大巾に改善できる水処理
装−を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るオゾン処理装置は、原水にオゾンを高効
率に反応吸収させ水質改善を計るとともに薬剤の大巾な
低減あるいは不使用化し、さらにろ過装置のろ材逆洗に
オゾン水と微細なオゾン化ガスによりろ材内部に発生し
た微生物、および捕捉した汚濁物質を効率よく除去でき
るようにしたものである。

〔作用〕

この発明における水質改善のためのオゾン水処理装置は
原水あるいは洗浄水の一部を分岐し、その分岐回路にエ
ジェクターを配備し、オゾンを作るとともに微細なオゾ
ン化ガス量を原水ポンプのキャビチーシランを起こさな
い量のオゾン化ガス量に抑え、ポンプエンペラ−の撹拌
によるオゾン吸収率を向上させるとともに、ろ過装置の
ろ材逆洗時には、ろ材内部にオゾン水と、微細な未反応
オゾン化ガスを吹き込み、ろ材内部に発生した微生物を
殺すとともに、微細なオゾン化ガスの浮上刃によりろ材
層間の汚濁物質を系外へ除去でき、ろ材の清浄化が効率
的にすることができる。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図においてＱυは循環水分岐弁、（２）は逆洗水分岐弁
、ａはエジェクターで、水に流速をもって通水すると吸
引ガスを微細気泡化混合させる。

鱒は分岐水返送弁で原水ポンプ（４）の吸引側の主管に
混合される。（ホ）はオゾン発生装置で空気あるいは酸
素からオゾンを生成する。（７）はオゾン供給弁。

（財）はチャツキ弁でオゾン発生器への水の逆流を防止
する様配備される。

次に動作について説明する。浴湯水（１）は矢印Ａの循
環系により清浄化される。つまり弁（２）　＃　（５）
　。

ＱＱ、＠、鱒、（ホ）が開、原水ポンプ（４）、オゾン
発生装置ｉ＠が運転状態、つまり浴湯水（１）は、弁（
２）、集毛Ｗ　（３）　、原水ポンプ（４）、弁（５）
、ろ過装置（８）、を通り弁αＱから熱交換器αηで加
温されて浴場へ返送されるが、オゾン水濃度を高めるた
め清浄水化されたろ過装置を経たろ過水を、設定量分岐
し弁ｅυを経てエジェクター四、弁■を通り、前述の浴
湯水（１）の循環水と原水ポンプ（４）の吸引側で混合
される。

このときエジェクター（２）の吸引部にはオゾン発生器
（至）により発生したオゾン化ガスが、弁（至）、チャ
ツキ弁（ロ）を経てエジェクター−に吸引注入され、こ
こでオゾン化ガスは微細気泡化され、分岐水と混合する
ことにより、分岐水と次亜塩素酸ソーダの数倍から数千
倍の酸化力を持つと言われるオゾンにより殺菌、有機物
の分解等により水質改善処理が行なわれると共に、一部
はオゾンホス、一部の未反応オゾン化ガスは、微細化気
泡のまま原水ポンプ（４）の吸引側で混合され、更に原
水ポンプ（４）内で原水ポンプエンペラ−により混合が
促進され、分岐水のオゾン水、微細なオゾン化ガスは、
循環水全量に高効率に反応吸収される。従って、このこ
と：こより循環水全量はオゾンにより高品位の水質に改
善され、ろ過装置（８）に入り、浮遊物質はろ材層に捕
捉され、オゾンにより殺菌、脱色、脱臭を含む水質改善
されて清浄な水となって、浴場へ返送される。

又一方、ろ過装置（８）のろ材に捕捉された浮遊物質は
、矢印Ｂの系統により捕捉された物質は、系外へ排出さ
れる。つまり貯留タンクＱｌの逆洗水は、弁■、循環ポ
ンプ（４）、弁（６）よりろ過装置の大部へ入る一方、
逆洗水は弁四に分岐されエジェクター−に入る、これは
前述の如くオゾン発生′ａ（至）により供給されたオゾ
ンが逆洗分岐水を一部で更に水質改善を計る一方、オゾ
ン水微細なオゾン化ガスとなり、弁（ホ）を経てきた逆
洗水と混合、更に循環ポンプ（４）により混合が促進さ
れ、全量がオゾン水化し、微細気泡は全量に細かく混合
した状態となる。前記状態の逆洗水はろ過装置（８ンの
下方より入り、ろ材を下方より上方へ洗浄するがこのと
きオゾン水はる材層間に捕捉した物質、更にろ材層に発
生した微生物を細菌し、上部へ排出する、しかし洗浄水
のみによる捕捉物質を排出するには、多量の洗浄水が必
要であるが、ここで微細な空気、未反応オゾン化ガスの
気泡はろ材層に発生した微生物を細菌すると共に、ろ材
を分離し通気状態を良（する一方、空気の浮上刃が加速
するための洗浄水のみによる洗浄水水量に比べ大巾に小
量の水量でろ材の洗浄が効率的に除去、清浄回復ができ
ることになる。

なお、上記実施例では浴場循環水について説明したがこ
れは同様なろ過装置を有し、−過で循環しないものであ
ってもよく、また循環分岐水をろ過装置から出た清浄水
から分岐しオゾンを注入するようにしたが、これは原水
ポンプの吐出側であればよく、更には別系統から、分岐
しオゾン注入できる構造で、オゾン注入後の返送先は、
原水ポンプの段用側であればよく、又、系統の弁は手動
弁あるいは電動弁であってもよく、更にその配置場所は
、循環水及び洗浄水が分岐通水できる様装置されればよ
い。また上記実施例では浴場に規定の残留塩素を残すた
め、固形塩素投入タンクを設けたがこれは注入するもの
であればよく、又残留塩素の規制がない場合はなくても
、上記実施例と同様の効果を奏する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、水質改善の水処理［
１として原水ポンプ吐出側の循環水の一部にオゾンを注
入し、オゾン化ガスの微細空気量を原水ポンプのキャビ
チー９１ン以内とし、原水ポンプの撹拌混合によりオゾ
ン反応効率を上げることができ、オゾン以外の薬剤の使
用危が皆無かあるいは大巾に低減できるため、浴場内の
塩素濃度も皆無か大巾に低減できる。従って建物に使用
されている金属の腐食、および雰囲気が大巾に改善でき
快的な浴場となる。又、オゾン水及び微細なオゾン化ガ
ス気泡混合の洗浄水によるろ材の洗浄が、少い量で清浄
回復できるため経済的であり、ろ材内部の微生物細菌を
殺菌するため非常に衛生的な浴湯水が得られる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による浴場循環水のオゾン水処理装置
を示す配管系統フロー図、第２図は従来の浴場の循環氷
水処理装置を示す配管系統フロー図である。（２）は循環水分岐弁、磐は逆洗水分岐弁、ｑはエジェ
クター、□□□は分岐水返送弁、■はオゾン発生装置、
四はオゾン供給弁、（イ）はチャツキ弁。なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ろ過装置を有し、水の水質改善をするものにおい
て、原水ポンプの吐出側より原水の一部が分岐できる分
岐配管を設け、その分岐配管にエジェクターを配備し、
エジェクターの吸引部にオゾン発生器により得られたオ
ゾンを注入混合させ、水をオゾン処理するとともにオゾ
ン水を造り、オゾン水化した分岐配管を原水ポンプの吸
引側に返送し、原水全量に前述のオゾン水及び未反応の
オゾン化ガスを原水ポンプがキャビテーションを起こさ
ない範囲で供給しポンプエンペラーの撹拌によりオゾン
水による原水全量にオゾン処理及び原水ポンプの未反応
オゾン化ガスの反応促進によりオゾンの吸収効率を向上
させて、オゾンによる水処理ができるように構成したこ
とを特徴とするオゾン処理装置。
（２）ろ過装置を有し、そのろ過装置のろ材を定期的に
洗浄するものにおいて、洗浄水の一部が分岐できる分岐
洗浄配管を設け、その分岐配管にエジェクターを配備し
エジェクターの吸引部にオゾン発生器により得られたオ
ゾンを注入混合させ、オゾン水及び微細なオゾン化ガス
気泡を作り、洗浄水を原水ポンプの吸引側で合流し原水
ポンプにより更に未反応オゾンを吸収混合させ、ろ材洗
浄回路をろ過装置下部に設けた洗浄水供給部より吐出さ
せることにより、ろ過装置のろ材をオゾン水、およびオ
ゾン化ガス微細空気により、ろ材の洗浄およびろ材に発
生した細菌を滅菌するように構成したことを特徴とする
オゾン水処理装置。