JPH02290294A - 浴槽水殺菌浄化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は浴槽水を浴槽外へ導いて濾過し、殺菌を行うこ
とができる浴槽水殺蘭浄化装置に関する。

〈従来技術とその課題〉 浴槽水を浴槽外へ循環させ、浴槽水の濾過を行わせるよ
うにした風呂装置において、その風呂装置が同時に前記
循環路の一部を用いて泡風呂機能を付加させている場合
、泡導入のために循環ポンプが強力となる結果、循環路
内も高圧となる傾向があった。このためオゾン導入によ
るオゾン殺菌を付加しようとする場合、従来は、オゾン
も加圧した状態で循環路に導入しなければ導入ができな
いという欠点があった。

そこで本発明は上記従来の欠点を解消し、オゾンを加圧
することなく循環水に導入することができる浴槽水殺菌
浄化装置の提供を目的とする。

また導入されたオゾンが十分に循環水と接触せられ、ま
た浴槽内へ高濃度のまま導入されることのない浴槽水殺
菌浄化装置の提供を目的とする。

また泡風呂運転も同時に行うことができる浴槽水殺菌浄
化装置の提供を目的とする。

く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本発明の浴槽水殺菌浄化装置
は、浴槽と循環ポンプとの間に構成される主循環路と、
該主循環路の浴槽への吐出路側から分岐され、濾過器を
経て前記主循環路の吸引路側に接続する濾過循環路とを
備えており、且つオゾンの導入口を前記主循環路の吸引
路側に設けたことを第１の特徴としている。

また本発明の浴槽水殺菌浄化装置は、上記第１の特徴に
加えて、循環ポンプを遠心ポンプとし、吐出路側からの
濾過循環路の分岐口を前記遠心ポンプのうず形室の吐出
口近傍外側壁に開口したことを第２の特徴としている。

また本発明の浴槽水殺菌浄化装置は、上記第１の特徴又
は第２の特徴に加えて、濾過循環路の分岐口より下流側
の主循環路にエアー導入口を設けたことを第３の特徴と
している。

く作用〉 上記本発明の第１の特徴によれば、オゾンの導入口を、
浴槽と循環ポンプとの間に構成される主循環路の循環ボ
ンブ吸引路側に設けたので、循環ポンプの吸引力が働き
、オゾンを加圧することなくスムーズに導入することが
できる。しかも濾過循環路は主循環路から分岐される形
で設けられるので、濾過器等により主循環路の流速が低
下せられることもない。よって主循環路にエアーを導入
すれば良好な泡風呂機能も発揮させることができる。

また上記本発明の第２の特徴によれば、Ｗ４環ボンブを
遠心ポンプとすることにより、導入されたオゾンがボン
ブ内を通る途中で、インペラにより十分攪拌されて、微
綱な気泡となる。よって循環水との接触面積が増大し、
殺菌効果が向上する。

また濾過循環路の分岐口を遠心ポンプのうず形室の吐出
口近傍外側壁に開口することにより、ポンプ内で遠心力
を受けているオゾンの気泡の大部分が前記分岐口より濾
過循環路に入る。よってオゾンが濾過循環路内で循環水
との十分な接触時間を持つことができる。また濾過循環
路の濾過器等において接触が終わったオゾンを系外へ放
出することもできる。そして特に、導入オゾンの浴槽へ
の流入割合がわずかとなるので、比較的高濃度のオゾン
を導入することが可能となる。

また上記本発明の第３の特徴によれば、濾過器等が設け
られない主循環路に対してエアー導入口を設けているの
で、十分な循環水量でもって十分な攬の泡を浴槽内に導
入することができる。

く実施例〉 第１図は本発明実施装置の全体構成図、第２図は循環ポ
ンプ付近の水平断面図、第３図は循環ポンプ付近の垂直
断面図である。

浴槽１と循環ポンプ１０との間に主循環路２０が構成さ
れている。該主循環路２０は浴槽ｌから循環ボンブ１０
への吸引路２１と、循環ボンブ１０から浴槽ｌへの吐出
路２２とからなる。該吐出路２２からは濾過循環路３０
が分岐され、途中で濾過器４０を経た後、吸引路２ｌに
接続している。３１は濾過循環路３０の吐出路２２から
の分岐口、３２は濾過ＷＪ環路３０の吸引路２１への接
続口である。また３３は濾過循環路３０の短絡路で、ｖ
Ｉ、■２、■３はそれぞれ三方切換弁である。

オゾン発生器５０からのオゾン導入口５１が主循環路２
０の吸込路２１に設けられている。またエアー導入管６
０の導入口６１が吐出路２２に設けられている。

このエアー導入口６１は吐出路２２が浴槽１への接続口
で形成するエジェクタの負圧形成部に接続される。主循
環路２０は浴槽１と循環ボンブ１ｏとの間に直接的に構
成されることから、適当な流速を保持することができ、
よって前記エアー導入に際して十分なエジェクタ効果を
奏することができる。同様にオゾン導入口５１には循環
ボンブ１０による十分な吸引力が働き、オゾンを加圧す
ることなく循環路に導入することができる。

前記循環ポンプ１０は、遠心ポンプとし、該遠心ポンプ
のインペラ１１の外周側、ケース１２との間に形成され
るうす形室１３の吐出口近傍のケース外側壁に前記濾過
循環路３０の分岐口３ｌを設けている。

循環ポンプ１０を遠心ポンプとすることにより、吸込路
２１側から導入されたオゾンが遠心ポンプ内でインベラ
１１により十分に攪拌、細気泡化され、水との接続面積
が増大せられる。また濾過循環路３ｏの分岐口３ｌを遠
心ポンプのうず形室１３の吐出口近傍のケース１２外側
壁に設けることにより、遠心ポンプ内で遠心力によって
外方へ力を受けているオゾンの気泡の大部分が分岐口３
１から濾過循環路３０内へ移行する。すなわち導入され
たオゾンの大部分が浴槽１へ行く前に濾過循環路３０へ
行く。よって濾過循環路３０を通る間に十分な時間をも
ってオゾンが循環水と接触し、十分な効率をもって殺菌
効果を発揮する。また浴槽１側・＼直接的に導入されな
いので、人体に対する影響も少なく、比較的高濃度のオ
ゾン導入による効果的な殺菌を行うことも可能である。

今、濾過運転を行う場合には、短絡路３３を閉止し、浴
槽水を実線矢符で示す如く循環させ、その循環水の一部
を濾過器４０に送って濾過する。この際導入されたオゾ
ンは、濾過槽４０内で流速が低下するため、エアー抜き
弁４１から容易に系外へ放出させることができる。そし
て濾過運転中も、勿論、エアーを導入して泡風呂とする
ことができる。

なお濾過器４０の逆洗運転を行う場合には、短絡路３３
を用いて、濾過循環路３０内を破線矢符方向に浴槽水を
導き、濾過器４０通過後の水を系外へ排水する。この際
にもオゾンを専大することができる。この場合にはオゾ
ンと濾過槽４０の濾過材との接触がより有効に行われ、
濾過材の殺菌を十分に行うことができる。

泡風呂運転の際には、空気が十分な流速をもった主ｖｆ
ｉ環路に導入されることになるので、浴槽への効果的な
泡導入が確保される。

く効果〉 本発明は以上の構成よりなり、請求項１に記載された浴
槽水殺菌浄化装置によれば、オゾン導入口を主循環路の
吸引路側に設けたので、循環ポンプの十分な吸引力によ
って、圧力を加えることなくオゾンを導入することがで
きる。よってコストダウンが図れる。しかも玉循環路は
濾過循環路とは別系統的になっており、十分な流量、流
速を確保できるので、該主循環路を利用して泡風呂機能
を持たせることもできる。

また請求項２に記載された浴槽水殺菌浄化装置によれば
、遠心ポンプによってオゾンを十分細かい気泡にするこ
とができ、しかもオゾンの気泡のほとんどが濾過循環路
側へ導かれるように分岐口を開口したので、濾過循環路
内で十分な時間をもって、且つ十分な接触面積で効果的
な殺菌を行うことができる。と同時に浴槽側への流入割
合をごくわずかにすることができるので、比較的高濃度
のオゾンを導入して殺菌を効果的に行っても、人体等に
及ぼす影響が生じない。

また請求項３に記載された浴槽水殺菌浄化装ｉ〃によれ
ば、上記した効果に加えて、泡風呂運転も十分な流量を
もって実際に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施装置の全体構成図、第２図実施装置
の循環ポンプ付近の水平断面図、第３図は実施装置の循
環ポンプ付近の垂直断面図である。 １：浴槽 １０：循環ポンプ １３：循環ポンプのうず形室 ２０：主循環路 ３０： ３１： ４０： ５０： ５１： ６０： 濾過循環路 濾過循環路の分岐口 濾過器 オゾン発生器 オゾンの導入口 エアー導入管

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）、浴槽と循環ポンプとの間に構成される主循環路
   と、該主循環路の浴槽への吐出路側から分岐され、濾過
   器を経て前記主循環路の吸引路側に接続する濾過循環路
   とを備えており、且つオゾンの導入口を前記主循環路の
   吸引路側に設けたことを特徴とする浴槽水殺菌浄化装置
   。
2. （２）、循環ポンプを遠心ポンプとし、吐出路側からの
   濾過循環路の分岐口を前記遠心ポンプのうず形室の吐出
   口近傍外側壁に開口した請求項１記載の浴槽水殺菌浄化
   装置。
3. （３）、濾過循環路の分岐口より下流側の主循環路にエ
   アー導入口を設けた請求項１又は２に記載の浴槽水殺菌
   浄化装置。