JPH09285069A - 車両用交流発電機のリアベアリングクリープ防止装置 - Google Patents
車両用交流発電機のリアベアリングクリープ防止装置Info
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- JPH09285069A JPH09285069A JP8219973A JP21997396A JPH09285069A JP H09285069 A JPH09285069 A JP H09285069A JP 8219973 A JP8219973 A JP 8219973A JP 21997396 A JP21997396 A JP 21997396A JP H09285069 A JPH09285069 A JP H09285069A
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- Japan
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- bearing
- vehicle
- bracket
- prevention device
- creep prevention
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/16—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
-
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- H02K5/173—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings
- H02K5/1732—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings radially supporting the rotary shaft at both ends of the rotor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/04—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2380/00—Electrical apparatus
- F16C2380/26—Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リアベアリングのクリープ現象を防止してリ
アベアリングの耐久寿命の向上とベアリングの騒音の発
生を抑止することができる車両用交流発電機のリアベア
リングクープ防止装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 車両用交流発電機は、フロントおよびリ
アブラケット１０、２０に嵌込まれて固定される固定子
とフロントおよびリアブラケット１０、２０に組立てら
れたフロントベアリングおよびリアベアリング５０によ
って支持される回転子とを備えている。そして、ブラケ
ットリアベアリング２０に設けられた嵌込み孔２１に複
数の弾性板８０を設置して、リアベアリング５０の外周
部５１を弾力的に支持してクリープ現象を防止する。
アベアリングの耐久寿命の向上とベアリングの騒音の発
生を抑止することができる車両用交流発電機のリアベア
リングクープ防止装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 車両用交流発電機は、フロントおよびリ
アブラケット１０、２０に嵌込まれて固定される固定子
とフロントおよびリアブラケット１０、２０に組立てら
れたフロントベアリングおよびリアベアリング５０によ
って支持される回転子とを備えている。そして、ブラケ
ットリアベアリング２０に設けられた嵌込み孔２１に複
数の弾性板８０を設置して、リアベアリング５０の外周
部５１を弾力的に支持してクリープ現象を防止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用交流発電機
のリアベアリングに関し、特にリアベアリングのクリー
プ現象を防止してリアベアリングの耐久寿命の向上とベ
アリングの騒音の発生を防止する車両用交流発電機の前
記リアベアリングクリープ防止装置に関する。
のリアベアリングに関し、特にリアベアリングのクリー
プ現象を防止してリアベアリングの耐久寿命の向上とベ
アリングの騒音の発生を防止する車両用交流発電機の前
記リアベアリングクリープ防止装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、車両用交流発電機はフロントブ
ラケットおよびリアブラケットの内径に嵌込まれて固定
される固定子と、この固定子の内側に固定子のコアと対
向するように両方のブラケットのベアリングボックス部
にあるベアリングに支持されて回転する回転子とから構
成されている。回転子はフロントブラケットとリニアブ
ラケットにそれぞれ組立てられたベアリングに設置さ
れ、エンジンの駆動力を受けて回転するようにプーリが
組み立てられている。
ラケットおよびリアブラケットの内径に嵌込まれて固定
される固定子と、この固定子の内側に固定子のコアと対
向するように両方のブラケットのベアリングボックス部
にあるベアリングに支持されて回転する回転子とから構
成されている。回転子はフロントブラケットとリニアブ
ラケットにそれぞれ組立てられたベアリングに設置さ
れ、エンジンの駆動力を受けて回転するようにプーリが
組み立てられている。
【０００３】フロントベアリングの外周部はフロントブ
ラケットのベアリングボックス部内に固く挿入され、リ
アベアリングの外周部は発電機の組立て時に軸方向への
移動が可能なように、リアブラケットのベアリングボッ
クス部内径に緩く挿入されている。
ラケットのベアリングボックス部内に固く挿入され、リ
アベアリングの外周部は発電機の組立て時に軸方向への
移動が可能なように、リアブラケットのベアリングボッ
クス部内径に緩く挿入されている。
【０００４】リアベアリングはリアブラケットのベアリ
ングボックス部内に緩く挿入されているので、交流発電
機の駆動時にベアリングボールの回転運動によって熱が
発生し、また、駆動力の急激な変化（エンジンの急加速
・減速に起因）と最近のエンジンの小型化によるエンジ
ンの振動の増加に起因してリアベアリングがベアリング
ボックス内でスリップする。このため、ベアリングの回
転子の回転中にベアリングの外周部とブラケットの内周
部との間に空回転（クリープ）が発生する。
ングボックス部内に緩く挿入されているので、交流発電
機の駆動時にベアリングボールの回転運動によって熱が
発生し、また、駆動力の急激な変化（エンジンの急加速
・減速に起因）と最近のエンジンの小型化によるエンジ
ンの振動の増加に起因してリアベアリングがベアリング
ボックス内でスリップする。このため、ベアリングの回
転子の回転中にベアリングの外周部とブラケットの内周
部との間に空回転（クリープ）が発生する。
【０００５】すなわち、車両用交流発電機は、エンジン
の駆動力によって回転子が急加速・減速され、エンジン
の振動により振動する。また、回転子は車両の電気負荷
量により変化するトルクの影響を受けている。リアベア
リングは発電機組立体の軸方向に発生する組立の公差を
吸収して、軸方向への移動が可能となるように、リアブ
ラケットのベアリングボックスとベアリングの外周部は
緩く組立てられる。
の駆動力によって回転子が急加速・減速され、エンジン
の振動により振動する。また、回転子は車両の電気負荷
量により変化するトルクの影響を受けている。リアベア
リングは発電機組立体の軸方向に発生する組立の公差を
吸収して、軸方向への移動が可能となるように、リアブ
ラケットのベアリングボックスとベアリングの外周部は
緩く組立てられる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
エンジンの小型化による振動と、エンジンと発電機から
発生する熱等に起因するベアリングボックの熱膨張と、
回転子の回転力の急加速・減速の変化と振動等によっ
て、リアベアリングの外周部がベアリングボックスの内
部でスリップし、ベアリングクリープ現象が現れる。こ
のような問題を防止するために、ベアリングのクリープ
を防止する機能が追加されて、現在は車両用交流発電機
にリアベアリングとして採用されている。
エンジンの小型化による振動と、エンジンと発電機から
発生する熱等に起因するベアリングボックの熱膨張と、
回転子の回転力の急加速・減速の変化と振動等によっ
て、リアベアリングの外周部がベアリングボックスの内
部でスリップし、ベアリングクリープ現象が現れる。こ
のような問題を防止するために、ベアリングのクリープ
を防止する機能が追加されて、現在は車両用交流発電機
にリアベアリングとして採用されている。
【０００７】しかし、このように新たに機能が追加され
たものは、交流発電機の動作時に車両と発電機から発生
される熱によって両ブラケットのベアリング部が熱膨張
し、また、エンジン回転力の急加速・減速とエンジンの
振動によってリアベアリングの外周部がリアブラケット
のベアリングボックスの内部でスリップする。このた
め、ベアリングにクリープが発生して、ベアリングの熱
の発生を増大させるので、両方のベアリングにより支持
されて回転する回転子は、プーリとベアリング損傷によ
り発生する張力によって中心が外れ、固定子と回転子が
干渉して発電機の機能を低下させる問題がある。
たものは、交流発電機の動作時に車両と発電機から発生
される熱によって両ブラケットのベアリング部が熱膨張
し、また、エンジン回転力の急加速・減速とエンジンの
振動によってリアベアリングの外周部がリアブラケット
のベアリングボックスの内部でスリップする。このた
め、ベアリングにクリープが発生して、ベアリングの熱
の発生を増大させるので、両方のベアリングにより支持
されて回転する回転子は、プーリとベアリング損傷によ
り発生する張力によって中心が外れ、固定子と回転子が
干渉して発電機の機能を低下させる問題がある。
【０００８】このような問題点を解決するために、ベア
リングの外周部に熱膨張の係数が異なる弾性リングまた
は弾性プラスッチックバンドを設けたり、また、プラス
チックカバーをベアリングボックス内に挿入した後にリ
アベアリンングを組立てる等のクリープ防止構造を採用
している。しかしながら、ベアリングの構成が複雑なた
め製造コストが上昇し、これによって車両用交流発電機
の全体の製造コストを上昇させてしまう問題点があっ
た。
リングの外周部に熱膨張の係数が異なる弾性リングまた
は弾性プラスッチックバンドを設けたり、また、プラス
チックカバーをベアリングボックス内に挿入した後にリ
アベアリンングを組立てる等のクリープ防止構造を採用
している。しかしながら、ベアリングの構成が複雑なた
め製造コストが上昇し、これによって車両用交流発電機
の全体の製造コストを上昇させてしまう問題点があっ
た。
【０００９】従って、本発明は上記問題点に鑑みて、従
来の車両用交流発電機のリアベアリングクリープ防止装
置を改良して、リアベアリングのクリープ現象を防止し
て、リアベアリングの耐久寿命の向上とベアリングの騒
音の発生を防止できる車両用交流発電機のリアベアリン
グクリープ防止装置を提供することを目的とする。
来の車両用交流発電機のリアベアリングクリープ防止装
置を改良して、リアベアリングのクリープ現象を防止し
て、リアベアリングの耐久寿命の向上とベアリングの騒
音の発生を防止できる車両用交流発電機のリアベアリン
グクリープ防止装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の車両用交流発電機は、フロントブラケット
およびリアブラケットに嵌込まれて固定される固定子
と、この固定子のコアに対向するように、フロントブラ
ケットおよびリアブラケットに組立てられたフロントベ
アリングおよびリアベアリングのシャフトに支持され、
エンジンから伝達される駆動力によって回転する回転子
とを備える車両用交流発電機のリアベアリングクリープ
防止装置において、リアベアリングの外周部を弾力的に
支持してクリープ現象を防止するようにリアブラケット
に所定の間隔で複数の弾性板を設置する。
に、本発明の車両用交流発電機は、フロントブラケット
およびリアブラケットに嵌込まれて固定される固定子
と、この固定子のコアに対向するように、フロントブラ
ケットおよびリアブラケットに組立てられたフロントベ
アリングおよびリアベアリングのシャフトに支持され、
エンジンから伝達される駆動力によって回転する回転子
とを備える車両用交流発電機のリアベアリングクリープ
防止装置において、リアベアリングの外周部を弾力的に
支持してクリープ現象を防止するようにリアブラケット
に所定の間隔で複数の弾性板を設置する。
【００１１】ここで、弾性板を略１２０°または略９０
°の間隔に設置することが好ましい。また、この弾性板
をリアブラケットの内側に一定に突出するように湾曲ま
たは円弧状に形成することができる。更に、弾性板を弾
力性のある金属材、または、所定の熱特性と低い熱変形
係数を有する弾力性のあるプラスチックから形成するこ
とが好ましい。また、リアブラケットは、弾性板の両端
が嵌込まれて弾力的に出入りするように、所定の位置に
貫通形成される複数の嵌込み孔を有することができる。
°の間隔に設置することが好ましい。また、この弾性板
をリアブラケットの内側に一定に突出するように湾曲ま
たは円弧状に形成することができる。更に、弾性板を弾
力性のある金属材、または、所定の熱特性と低い熱変形
係数を有する弾力性のあるプラスチックから形成するこ
とが好ましい。また、リアブラケットは、弾性板の両端
が嵌込まれて弾力的に出入りするように、所定の位置に
貫通形成される複数の嵌込み孔を有することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。なお、説明において、
同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略す
る。
図面を参照して詳細に説明する。なお、説明において、
同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略す
る。
【００１３】図１および図２は、本発明の車両用交流発
電機のリアベアリングクリープ防止装置の実施の形態で
ある。図示のように、車両用交流発電機のリアベアリン
グクリープ防止装置は、フロントブラケット１０および
リアブラケット２０に嵌込まれて固定される固定子３０
と、固定子３０のコアに対向するように、フロントブラ
ケット１０およびリアブラケット２０に組立てられたフ
ロントベアリング４０およびリアベアリング５０のシャ
フト７０に支持され、エンジンから伝達される駆動力に
よって回転する回転子６０とを備えている。
電機のリアベアリングクリープ防止装置の実施の形態で
ある。図示のように、車両用交流発電機のリアベアリン
グクリープ防止装置は、フロントブラケット１０および
リアブラケット２０に嵌込まれて固定される固定子３０
と、固定子３０のコアに対向するように、フロントブラ
ケット１０およびリアブラケット２０に組立てられたフ
ロントベアリング４０およびリアベアリング５０のシャ
フト７０に支持され、エンジンから伝達される駆動力に
よって回転する回転子６０とを備えている。
【００１４】リアベアリング５０の外周部５１を弾力的
に支持してクリープ現象を防止するように、リアブラケ
ット２０に所定の間隔で複数の弾性板８０を設置してい
る。この弾性板８０は略１２０°間隔または略９０°間
隔に設置され、リアブラケット２０の内側に一定に突出
するように屈曲または円弧状に形成されている。弾性板
８０は、弾力性のある金属材、または、熱特性を有し熱
変形の係数が小さいプラスチックで形成する。
に支持してクリープ現象を防止するように、リアブラケ
ット２０に所定の間隔で複数の弾性板８０を設置してい
る。この弾性板８０は略１２０°間隔または略９０°間
隔に設置され、リアブラケット２０の内側に一定に突出
するように屈曲または円弧状に形成されている。弾性板
８０は、弾力性のある金属材、または、熱特性を有し熱
変形の係数が小さいプラスチックで形成する。
【００１５】リアブラケット２０の所定の位置には、弾
性板８０の両端がそれぞれ嵌めこまれて弾力的に出入り
するように、嵌込み孔２１が貫通形成されている。リア
ブラケット２０の嵌込み孔２１は、金型成形または加工
形成することができ、また、ダイカスト作業時に同時に
形成することができる。
性板８０の両端がそれぞれ嵌めこまれて弾力的に出入り
するように、嵌込み孔２１が貫通形成されている。リア
ブラケット２０の嵌込み孔２１は、金型成形または加工
形成することができ、また、ダイカスト作業時に同時に
形成することができる。
【００１６】換言すれば、車両用交流発電機のリアベア
リングクリープ防止装置は、両側のブラケット１０、２
０のベアリングボックスに設けられたベアリング４０、
５０によって支持される回転子６０と、両側のブラケッ
ト１０、２０の内周部によって支持される固定子３０と
を備えている。そして、リアブラケット２０のベアリン
グボックスの熱膨張係数はブラケット２０とは異なり、
熱膨張が小さく、弾性力を有する円弧状の弾性板８０の
両端を内部に突出するように、リアブラケット２０の嵌
込み孔２１に挿入する。ここで、弾性板８０は略１２０
°間隔に設置されている。回転子６０のシャフト７０に
組立てられたリアベアリング５０は、外周部５１が複数
の弾性板８０によって弾力的に支持されるように、ベア
リングボックスの内部に組立てられる。このような構成
により、車両用交流発電機のリアベアリング５０とリア
ブラケット２０との間のスリップを防止して、ベアリン
グのクリープを防止することができる。
リングクリープ防止装置は、両側のブラケット１０、２
０のベアリングボックスに設けられたベアリング４０、
５０によって支持される回転子６０と、両側のブラケッ
ト１０、２０の内周部によって支持される固定子３０と
を備えている。そして、リアブラケット２０のベアリン
グボックスの熱膨張係数はブラケット２０とは異なり、
熱膨張が小さく、弾性力を有する円弧状の弾性板８０の
両端を内部に突出するように、リアブラケット２０の嵌
込み孔２１に挿入する。ここで、弾性板８０は略１２０
°間隔に設置されている。回転子６０のシャフト７０に
組立てられたリアベアリング５０は、外周部５１が複数
の弾性板８０によって弾力的に支持されるように、ベア
リングボックスの内部に組立てられる。このような構成
により、車両用交流発電機のリアベアリング５０とリア
ブラケット２０との間のスリップを防止して、ベアリン
グのクリープを防止することができる。
【００１７】詳述すれば、リアブラケット２０のベアリ
ングボックス部に形成された嵌め込み孔に円弧状の弾性
板８０が挿入された後に、回転子６０のシャフト７０に
組み立てられたリアベアリング５０を組立てる。従っ
て、従来の技術において車両の振動と熱によってブラケ
ットが熱膨張され、それに起因してベアリングがクリー
プするという問題点があるが、本発明においてはリアブ
ラケット２０の嵌込み孔２１に設置される弾性板８０に
よってリアベアリング５０の外周部５１が支持されてお
り、この弾性板８０がエンジンの振動を吸収し熱膨張の
影響を受けない。このため、リアベアリング５０とリア
ブラケット２０のベアリングボックスとの間のスリップ
および騒音を防止することができ、これによりベアリン
グの寿命が大幅に延長される。
ングボックス部に形成された嵌め込み孔に円弧状の弾性
板８０が挿入された後に、回転子６０のシャフト７０に
組み立てられたリアベアリング５０を組立てる。従っ
て、従来の技術において車両の振動と熱によってブラケ
ットが熱膨張され、それに起因してベアリングがクリー
プするという問題点があるが、本発明においてはリアブ
ラケット２０の嵌込み孔２１に設置される弾性板８０に
よってリアベアリング５０の外周部５１が支持されてお
り、この弾性板８０がエンジンの振動を吸収し熱膨張の
影響を受けない。このため、リアベアリング５０とリア
ブラケット２０のベアリングボックスとの間のスリップ
および騒音を防止することができ、これによりベアリン
グの寿命が大幅に延長される。
【００１８】本発明において、リアベアリング５０の外
周部５１が、リアブラケット２０の周辺に略１２０°間
隔で設けられた嵌込み孔２１に挿入されている円弧状の
弾性板８０により支持されているので、リアブラケット
２０と嵌込み孔２１を金型から成型時に同時に形成可能
になり、製品のコストを低減することが可能になる。
周部５１が、リアブラケット２０の周辺に略１２０°間
隔で設けられた嵌込み孔２１に挿入されている円弧状の
弾性板８０により支持されているので、リアブラケット
２０と嵌込み孔２１を金型から成型時に同時に形成可能
になり、製品のコストを低減することが可能になる。
【００１９】本発明は、モータ類または一般の発電機が
回転子と固定子とから構成され、回転子がプーリの張力
によって回転して、ベアリングとベアリングボックスの
スリップを防止する全ての構造に該当する。図２では、
弾性板８０がリアブラケット２０に略１２０°間隔で設
置されているが、嵌込み孔をリアブラケット２０に略９
０°間隔に形成して、弾性板８０を略９０°間隔に設置
してもよい。
回転子と固定子とから構成され、回転子がプーリの張力
によって回転して、ベアリングとベアリングボックスの
スリップを防止する全ての構造に該当する。図２では、
弾性板８０がリアブラケット２０に略１２０°間隔で設
置されているが、嵌込み孔をリアブラケット２０に略９
０°間隔に形成して、弾性板８０を略９０°間隔に設置
してもよい。
【００２０】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、リアブラケットに略１２０°間隔または９０°間隔
に円弧状の弾性板を設置してリアベアリングの外周部を
支持しているので、リアベアリングのクリープ現象を防
止して、リアベアリングの耐久寿命の向上とベアリング
の騒音の発生を防止することができる。
ば、リアブラケットに略１２０°間隔または９０°間隔
に円弧状の弾性板を設置してリアベアリングの外周部を
支持しているので、リアベアリングのクリープ現象を防
止して、リアベアリングの耐久寿命の向上とベアリング
の騒音の発生を防止することができる。
【図１】本発明の実施の形態の交流発電機を示す構成図
である。
である。
【図２】本発明の要部を示す側断面図である。
１０…フロントブラケット ２０…リアブラケット ２１…嵌込み孔 ３０…固定子 ４０…フロントベアリング ５０…リアベアリング ５１…外周部 ６０…回転子 ７０…シャフト ８０…弾性板
Claims (8)
- 【請求項１】 フロントブラケットおよびリアブラケッ
トに嵌込まれて固定される固定子と、前記固定子のコア
に対向するように、前記フロントブラケットおよび前記
リアブラケットに組立てられたフロントベアリングおよ
びリアベアリングのシャフトに支持され、エンジンから
伝達される駆動力によって回転する回転子とを備える車
両用交流発電機のリアベアリングクリープ防止装置にお
いて、 前記リアベアリングの外周部を弾力的に支持してクリー
プ現象を防止するように前記リアブラケットに所定の間
隔で複数の弾性板を設置することを特徴とする車両用交
流発電機のリアベアリングクリープ防止装置。 - 【請求項２】 前記弾性板は、略１２０°の間隔に設置
されることを特徴とする請求項１記載の車両用交流発電
機のリアベリングクリープ防止装置。 - 【請求項３】 前記弾性板は、略９０°の間隔に設置さ
れることを特徴とする請求項１記載の車両用交流発電機
のリアベリングクリープ防止装置。 - 【請求項４】 前記弾性板は、前記リアブラケットの内
側に一定に突出するように湾曲に形成されることを特徴
とする請求項１記載の車両用交流発電機のリアベリング
クリープ防止装置。 - 【請求項５】 前記弾性板は、前記リアブラケットの内
側に一定に突出するように円弧状に形成されることを特
徴とする請求項１記載の車両用交流発電機のリアベリン
グクリープ防止装置。 - 【請求項６】 前記弾性板は、弾力性のある金属材から
形成されることを特徴とする請求項１記載の車両用交流
発電機のリアベリングクリープ防止装置。 - 【請求項７】 前記弾性板は、所定の熱特性と低い熱変
形係数を有する弾力性のあるプラスチックから形成され
ることを特徴とする請求項１記載の車両用交流発電機の
リアベリングクリープ防止装置。 - 【請求項８】 前記リアブラケットは、前記弾性板の両
端が嵌込まれて弾力的に出入りするように、所定の位置
に貫通形成される複数の嵌込み孔を有することを特徴と
する請求項１記載の車両用交流発電機のリアベリングク
リープ防止装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR96-11607 | 1996-04-17 | ||
| KR1019960011607A KR100193064B1 (ko) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 차량용 교류 발전기의 리어 베어링 크리프방지 장치 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09285069A true JPH09285069A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=19455933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8219973A Pending JPH09285069A (ja) | 1996-04-17 | 1996-08-21 | 車両用交流発電機のリアベアリングクリープ防止装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5801468A (ja) |
| JP (1) | JPH09285069A (ja) |
| KR (1) | KR100193064B1 (ja) |
| CN (1) | CN1071505C (ja) |
| DE (1) | DE19647840A1 (ja) |
| IN (1) | IN189399B (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5969450A (en) * | 1998-09-30 | 1999-10-19 | Ryobi North America Inc. | Armature assembly with creepage shield |
| KR20010001167A (ko) * | 1999-06-02 | 2001-01-05 | 구자홍 | 터보 압축기의 베어링 구조 |
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