JPH09284936A - 延線金車 - Google Patents

延線金車

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JPH09284936A
JPH09284936A JP9684096A JP9684096A JPH09284936A JP H09284936 A JPH09284936 A JP H09284936A JP 9684096 A JP9684096 A JP 9684096A JP 9684096 A JP9684096 A JP 9684096A JP H09284936 A JPH09284936 A JP H09284936A
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shoe chain
shoe
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武 山崎
Yoshihide Nakao
善英 中尾
Fumio Kato
文夫 加藤
Nobuyuki Kawakami
信行 川上
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Yasuda Seisakusho Co Ltd
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Yasuda Seisakusho Co Ltd
Sumitomo Densetsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ケーブルの途中に剛体部が存在しても、剛体部
はシューチェーンに対して線接触となり、剛体部に損傷
を与えることなくスムーズに通過させることができる延
線金車を提供することにある。 【構成】延線金車のシューチェーン26を掛け渡す複数
個の小形ローラ3を3個づつの小ブロック6にし、これ
ら小ブロック6を複数配置するとともに、前記小ブロッ
ク6を2個づつの中ブロック8にし、これら中ブロック
8を2個づつの大ブロック11にし、前記中ブロック8
及び大ブロック11を支持アーム13および中央支持ア
ーム14に対して上下方向に回動自在に枢支したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】近年の架空送電線の延線工事
においては、引留クランプ、直線クランプなどの剛体部
を予め取付けて延線する工法(プレハブ延線)が採用さ
れている。本発明は、架空送電線の延線工事において電
線およびクランプなどの剛体部を上下方向に回動自在に
枢支されたローラ上をシューチェーンに載せて電線およ
び剛体部の送り出す延線金車に関する。
【0002】
【従来の技術】架空送電線の延線工事において、ケーブ
ルを布設する際に、布設するケーブルの送り出しの方向
を変えたり、送り出すケーブルを空中に支持したりする
ため従来より延線金車が使用されている。この延線金車
はケーブルに張力を与えて延線する場合、ケーブルに歪
みを与えることなく、円滑に通過させることが望まし
い。従来よりこの延線金車としては一輪金車、半月金車
等が知られている。
【0003】前記一輪金車は、一般的に外周にU字溝を
有する1個の滑車を回転可能に支承し、前記溝に沿って
ケーブルを引き出すものであり、電線が湾曲する曲率半
径は滑車の直径で定まる。また前記半月金車は、半月形
の2枚の側板の間に複数個の小形ローラを一つの円弧状
に配列させることで、一輪金車に比べて比較的小形のも
のでケーブルを大きい曲率半径で通過させることができ
る。しかし、小形ローラ上をケーブルが通過するので、
高い張力が加わるとケーブルは小径のローラ上の通過に
よりローラと接触面は点接触状態となりケーブルの圧壊
などの悪影響を受ける。
【0004】そこで、前述のような問題を解決するため
には、特公平4−47535号公報に示す延線金車が開
発された。これは円弧状の側板の円弧に沿って複数個の
小形ローラが配置され、これら複数個の小形ローラに接
触して長手方向に移動するエンドレス状のシューチェー
ンを設け、ケーブルと金車(シューチェーン)との接触
面を改善し圧壊などの問題点が改善されている。電線が
通過する1/3程度の円弧に小形ローラを配置すること
により、一輪金車に比べ小型のもので一輪金車より大き
な曲率半径を得る長所がある。
【0005】しかし、プレハブ延線工法の採用により、
ケーブルに取り付けたクランプなど直線の剛体部を延線
金車に通さなければならない。一輪金車、特公平4−4
7535号公報に示す延線金車、いずれの延線金車の場
合も直線の剛体部が通過する際には、金車への接触面は
点接触に近い支持状態となり、剛体部に対して折り曲げ
る方向の大きさの分力が加わり剛体部および剛体部の両
端部のケーブルに損傷を与えるなどの問題がある。これ
を解決するために剛体部に鋼鉄製のプロテクタで剛体部
を覆い、剛体部および剛体部の両端部のケーブルを保護
する対策を取っているが、プロテクタの外径が大きく、
また重量も重く、作業時の負担増および金車の通過時の
障害となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題点に着目してなされたもので、第1の目的は、
延線するケーブルおよび剛体部に対して変形や破損を生
じさせることなく、通過可能とし、かつ延線作業の容易
化を図ると共に、中ブロックの動きが円滑な延線金車を
提供することにある。
【0007】第2の目的は、シューチェーンの動きが円
滑な延線金車を提供することにある。第3の目的は、延
線金車が傾いて吊り下げられても支持アームが円滑に回
動する延線金車を提供することにある。第4の目的は、
シューチェーンの横振れを防止でき、シューチェーンが
円滑に走行する延線金車を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1は、離間して配置された一対の側
板と、これら側板間に回転軸心を側板に対して直交する
向きにして円弧状に配置された複数個の小形ローラと、
これら複数個の小形ローラに接触して該小形ローラ上を
長手方向に移動するエンドレス状のシューチェーンと、
前記側板に設けられ前記シューチェーンにテンションを
付与するテンションローラとを具備し、前記シューチェ
ーンと小形ローラとは、その接触部においてシューチェ
ーンの移動方向に互いに嵌合する凹部と凸部とを有し、
前記シューチェーンを構成する各シューは、前記小形ロ
ーラに対向する面の反対側にケーブルを収容する凹溝を
有し、該凹溝は前記シューチェーンが前記小形ローラに
接触している範囲においては、前記小形ローラが配置さ
れた円弧状を構成する形状をとるようにした延線金車に
おいて、前記複数個の小形ローラを少なくとも3個づつ
小連結アームによって連結して小ブロックにし、これら
小ブロックを複数配置するとともに、前記小ブロックを
少なくとも2個づつ中連結アームによって連結して中ブ
ロックにし、これら中ブロックを大連結アームによって
連結して大ブロックにし、前記小ブロック、中ブロック
及び大ブロックの連結部を中心として前記側板間におい
て個々に上下方向に回動自在に枢支し、かつ前記大連結
アームの中連結アームとの連結部に長孔を設けて前記中
ブロックを前記シューチェーンの走行方向に移動自在に
したことを特徴とする。
【0009】請求項2は、離間して配置された一対の側
板と、これら側板間に回転軸心を側板に対して直交する
向きにして円弧状に配置された複数個の小形ローラと、
これら複数個の小形ローラに接触して該小形ローラ上を
長手方向に移動するエンドレス状のシューチェーンと、
前記側板に設けられ前記シューチェーンにテンションを
付与するテンションローラとを具備し、前記シューチェ
ーンと小形ローラとは、その接触部においてシューチェ
ーンの移動方向に互いに嵌合する凹部と凸部とを有し、
前記シューチェーンを構成する各シューは、前記小形ロ
ーラに対向する面の反対側にケーブルを収容する凹溝を
有し、該凹溝は前記シューチェーンが前記小形ローラに
接触している範囲においては、前記小形ローラが配置さ
れた円弧状を構成する形状をとるようにした延線金車に
おいて、前記複数個の小形ローラを少なくとも3個づつ
小連結アームによって連結して小ブロックにし、これら
小ブロックを複数配置するとともに、前記小ブロックを
少なくとも2個づつ中連結アームによって連結して中ブ
ロックにし、これら中ブロックを大連結アームによって
連結して大ブロックにし、前記小ブロック、中ブロック
及び大ブロックの連結部を中心として前記側板間におい
て個々に上下方向に回動自在に枢支し、かつ前記シュー
チェーンの両側面に対向する部位にシューチェーンの走
行に伴って転動するガイドローラを設けたことを特徴と
する。
【0010】請求項3は、離間して配置された一対の側
板と、これら側板間に回転軸心を側板に対して直交する
向きにして円弧状に配置された複数個の小形ローラと、
これら複数個の小形ローラに接触して該小形ローラ上を
長手方向に移動するエンドレス状のシューチェーンと、
前記側板に設けられ前記シューチェーンにテンションを
付与するテンションローラとを具備し、前記シューチェ
ーンと小形ローラとは、その接触部においてシューチェ
ーンの移動方向に互いに嵌合する凹部と凸部とを有し、
前記シューチェーンを構成する各シューは、前記小形ロ
ーラに対向する面の反対側にケーブルを収容する凹溝を
有し、該凹溝は前記シューチェーンが前記小形ローラに
接触している範囲においては、前記小形ローラが配置さ
れた円弧状を構成する形状をとるようにした延線金車に
おいて、前記複数個の小形ローラを少なくとも3個づつ
小連結アームによって連結して小ブロックにし、これら
小ブロックを複数配置するとともに、前記小ブロックを
少なくとも2個づつ中連結アームによって連結して中ブ
ロックにし、これら中ブロックを大連結アームによって
連結して大ブロックにし、前記小ブロック、中ブロック
及び大ブロックの連結部を中心として前記側板間におい
て個々に上下方向に回動自在に枢支し、かつ前記中連結
アーム及び大連結アームを支持アームによって前記側板
に回動自在に支持し、この支持アームに前記側板の内面
と転接する転接ローラを設けたことを特徴とする。
【0011】請求項4は、離間して配置された一対の側
板と、これら側板間に回転軸心を側板に対して直交する
向きにして円弧状に配置された複数個の小形ローラと、
これら複数個の小形ローラに接触して該小形ローラ上を
長手方向に移動するエンドレス状のシューチェーンと、
前記側板に設けられ前記シューチェーンにテンションを
付与するテンションローラとを具備し、前記シューチェ
ーンと小形ローラとは、その接触部においてシューチェ
ーンの移動方向に互いに嵌合する凹部と凸部とを有し、
前記シューチェーンを構成する各シューは、前記小形ロ
ーラに対向する面の反対側にケーブルを収容する凹溝を
有し、該凹溝は前記シューチェーンが前記小形ローラに
接触している範囲においては、前記小形ローラが配置さ
れた円弧状を構成する形状をとるようにした延線金車に
おいて、前記複数個の小形ローラを少なくとも3個づつ
小連結アームによって連結して小ブロックにし、これら
小ブロックを複数配置するとともに、前記小ブロックを
少なくとも2個づつ中連結アームによって連結して中ブ
ロックにし、これら中ブロックを大連結アームによって
連結して大ブロックにし、前記小ブロック、中ブロック
及び大ブロックの連結部を中心として前記側板間におい
て個々に上下方向に回動自在に枢支し、かつ前記テンシ
ョンローラは、外径が大小異なるテンションローラから
なり、大径テンションローラによって前記シューチェー
ンを方向変換し、小径テンションローラを前記シューチ
ェーンの内側に弾性的に圧接したことを特徴とする。
【0012】複数個の小形ローラを連結した小ブロック
は、複数個づつ連結され、中ブロックに構成され、中ブ
ロックは、複数個づつ連結され、大ブロックに構成さ
れ、中ブロックおよび大ブロックは連結部で上下方向に
回動自在に枢支されているため、ケーブルがシューチェ
ーンを通過する際に、ケーブルの途中に存在する剛体部
がシューチューンに差し掛かったとき、剛体部に倣って
小形ローラが直線上に配列され、剛体部はシューチェー
ンと線接触状態に支持される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は延線金車の内部構造を示す
正面図、図2は同側面図、図3は同外観を示す正面図
で、図1〜図3の図中1は延線金車本体であり、この本
体1は所定間隔を存して配設した扇状で円弧部2aを有
する2枚の側板2によって構成されている。2枚の側板
2の間には円弧部2aに沿って複数個、例えば3個の小
形ローラ3が所定間隔を存して配置されている。
【0014】これら小形ローラ3は、図6に示すように
シャフト4に回転自在に嵌合されている。この小形ロー
ラ3の軸方向の中間部には環状凹部3aが形成されてい
る。さらに、小形ローラ3の隣り合う3個はシャフト4
の両端部を軸支する小連結アーム5によって連結されて
おり、複数の小ブロック6が構成されている。
【0015】さらに、小ブロック6を構成する3個の小
形ローラ3のうち、中間の小形ローラ3を回転自在に軸
支するシャフト4の両端部は小連結アーム5を貫通して
外部突出している。また、隣り合う2個の小ブロック6
は中連結アーム7によって連結され、中ブロック8が構
成されている。すなわち、中連結アーム7は略コ字状
で、その両端部は前記小連結アーム5を貫通して外部に
突出しているシャフト4の端部に回転自在に連結されて
いる。この中連結アーム7の中間部には連結ローラ9が
設けられている。
【0016】さらに、複数個の中ブロック8のうち、中
間部に位置する隣り合う2個の中ブロック8は大連結ア
ーム10によって連結され、大ブロック11が構成され
ている。すなわち、大連結アーム10の両端部は前記中
連結アーム7の中間部に設けられた連結ローラ9を回動
及び移動自在に連結する長孔12が設けられている。ま
た、両端部に位置する中ブロック8は基端部が側板2に
枢支軸13aによって回動自在に枢支された支持アーム
13によって上下方向に回動自在に支持され、その先端
部は前記中連結アーム7の中間部に回動自在に連結され
ている。また、前記側板2の中間部に位置する大連結ア
ーム10は基端部が側板2に枢支軸14aによって回動
自在に枢支された中央支持アーム14によって上下方向
に回動自在に支持されている。
【0017】本実施形態によれば、図1に示すように、
24個の小形ローラ3が8個の小ブロック6に構成さ
れ、さらに8個の小ブロック6が4個の中ブロック8に
構成されている。また、図4に示すように、前記支持ア
ーム13及び中央支持アーム14の長手方向の中間部に
は開口部15が設けられ、この開口部15にはローラブ
ラケット16がボルト17によって固定されている。ロ
ーラブラケット16にはローラ軸18をアームの延長方
向に向けた転動ローラ19が回転自在に軸支され、この
転動ローラ19は側板2の内側面に転接している。すな
わち、支持アーム13及び中央支持アーム14の回動時
に転動ローラ19が側板2の内側面を転動して支持アー
ム13及び中央支持アーム14が円滑に回動するように
なっている。
【0018】また、2枚の側板2の外側には逆V字状の
吊り金具20が設けられ、この上端部には鉄塔等に掛止
するためのフック21が設けられ、下端部相互は補強板
22によって連結されている。吊り金具20の下端部に
は側板2を貫通して側板2間に突出する枢支軸23が設
けられ、この枢支軸23に前記吊り金具20の基端部が
回動自在に枢支されている。
【0019】さらに、側板2の内側面には中央支持アー
ム14の回動範囲を規制する2本のストッパピン24と
支持アーム13の回動範囲を規制する2本のストッパピ
ン25が設けられている。
【0020】前述のように小ブロック6、中ブロック8
および大ブロック11で連結された複数個の小形ローラ
3には長手方向に移動するエンドレス状のシューチェー
ン26が掛け渡されている。シューチェーン26は多数
のシュー27を連結リンク28によって連結することに
より構成されている。
【0021】シューチェーン26を構成するシュー27
の小形ローラ3に接触する側には環状凹部3aと嵌合す
る凸部27aが設けられ、小形ローラ3に接触する面の
反対側には延線すべき例えばケーブル29を収容する凹
溝、例えばU字状溝30が設けられている。
【0022】また、図1、図3に示すように、2枚の側
板2の両端部には上方に突出するシャフト31が設けら
れ、このシャフト31にはケーブル29がU字状溝30
から外れるのを防止する脱線防止ローラ32が回転自在
に軸支されている。
【0023】さらに、図5、図6に示すように、シュー
チェーン26のシュー27の両側面に対向する前記小ブ
ロック6の小連結アーム5の長手方向の両端部には開口
部33が設けられ、この開口部33にはローラブラケッ
ト34がボルト35によって固定されている。ローラブ
ラケット34にはローラ軸36をアームの延長方向に向
けたガイドローラ37が回転自在に軸支され、このガイ
ドローラ37はシュー27の両側面に転接している。す
なわち、シューチェーン26の走行時に個々のシュー2
7がガイドローラ37にガイドされて円滑に走行するよ
うになっている。
【0024】さらに、側板2の下端部には中央にセンタ
ーテンション部38が、両側にサイドテンション部39
が設けられている。まず、センターテンション部38に
ついて説明すると、図7に示す40は一対の側板2間に
固定された支持板であり、この支持板40には下方へ突
出する左右2本の外筒41が設けられ、この外筒41の
中心部には調節ボルト42が貫通して設けられている。
【0025】支持板40の下方には調節ボルト42の下
端部で支持されたローラ支持板43が設けられ、このロ
ーラ支持板43には上方に突出して前記外筒41に嵌合
する左右2本の内筒44が設けられている。外筒41と
内筒44の嵌合内部には支持板40とローラ支持板43
との間に圧縮状態でコイルスプリング42aが介在され
ており、ローラ支持板43を下方へ弾性的に押圧してい
る。
【0026】ローラ支持板43には左右2個のテンショ
ンローラ45が回転自在に軸支されている。これらテン
ションローラ45は前記小形ローラ3と同様に軸方向の
中間部にシュー27の凸部27aと嵌合する環状溝45
aが設けられ、両端部の外周面にはウレタンゴム45b
が被覆されている。そして、前記コイルスプリング42
aの弾性力によって下方へ押圧されたテンションローラ
45によってシューチェーン26に所定のテンションを
付与している。
【0027】さらに、ローラ支持板43の両側部にはそ
れぞれ2本の縦ローラ軸46が下方に突出して設けら
れ、この縦ローラ軸46の下端部間にブラケット47を
介して横ローラ軸48が架設されている。そして、縦ロ
ーラ軸46には縦ローラ49が回転自在に嵌合され、シ
ュー47の両側面を案内しており、横ローラ軸48には
横ローラ50が回転自在に嵌合され、シュー47の外周
部を案内している。
【0028】また、図1に示すように、前記サイドテン
ション部39は左右同一構造であるため、その一方につ
いて説明すると、51は略くの字状に回動レバーであ
り、その屈曲部が枢支軸52によって側板2に回動自在
に枢支されている。この枢支軸52には大径ローラ53
が回転自在に軸支され、この大径ローラ53によってエ
ンドレス走行するシューチェーン26を大きな曲率半径
で方向変換させている。
【0029】さらに、回動レバー51の先端部には小径
ローラ54が回転自在に軸支され、シューチェーン26
の内周側に転接している。回動レバー51の基端部と側
板2との間には引張りスプリング55が張設されてお
り、この引張りスプリング55によって小径ローラ54
をシューチェーン26の内周側から外周側へ弾性的に押
圧してシューチェーン26に所定のテンションを付与し
ている。
【0030】また、図9は他の実施形態を示し、前記一
対の側板2のうち、裏側の側板2には小形ローラ3の配
列方向に沿ってケーブル29の途中を延線金車に挿脱す
るための開口部55が設けられ、この開口部55は開閉
扉56によって開閉可能に構成されている。この開閉扉
56の開閉ロック機構は、実公昭59−2278号公報
によって公知であるため、簡単に説明すると、開口部5
5の下縁部にはヒンジ機構57によって開閉扉56の下
端部が外側へ回動自在に枢支されている。
【0031】開閉扉56の上縁部には側板2の上端部か
ら突設された突出片58と嵌合する嵌合孔59が設けら
れ、突出片58の下面には係止溝60が設けられてい
る。嵌合孔59の近傍に位置する開閉扉56の外側面に
はスプリング付きノブ61が突設され、この枢支軸61
には開閉レバー62の中間部が回動自在に枢支されてい
る。開閉レバー62はスプリング付きノブ61によって
開閉扉56側に圧接されており、一端部には前記係止溝
61に係止される係止部64が、他端部にはハンドル部
65が設けられている。そして、スプリング付きノブ6
1を押込み、ハンドル部65を持って回動レバー62を
スプリング付きノブ61を支点として回動することによ
り、係止部64を係止溝60から係脱でき、開閉扉56
を開閉することができる。
【0032】図8は前述した延線金車の使用例を示し、
70−1,70−2,70−3,70−4等は送電線用
の鉄塔であり、通常地上より50〜100mの高さを有
する。1−5,1−2,1−3,1−6は本発明による
延線金車を示すものであり、71はドラム場、72はエ
ンジン場である。次に、ケーブル29および剛体部29
aが延線金車を通過するときの延線金車の作用について
説明する。ケーブル29の途中には繋ぎ部によって長さ
が500〜600mmの剛体部29aが設けられてい
る。
【0033】ドラム場71より引き出されたケーブル2
9を各延線金車のシューチェーン26に設けられたU字
状溝30に掛け渡し、そのケーブル29の先端側をエン
ジン場72に接続してケーブル29に張力を与えると、
ケーブル29の走行に伴ってシューチェーン26が複数
の小形ローラ3に案内され、ケーブル29の走行方向と
同方向にエンドレス走行する。
【0034】そして、図10に示すように、ケーブル2
9の途中の剛体部29aが延線金車の側板2の左側部に
差し掛かると、剛体部29aはシュー27のU字状溝3
0に嵌合した状態で、しかもシュー27を側板2の円弧
部2aにおける曲率中心方向に押圧する。したがって、
左側部の支持アーム13は枢支軸13aを支点として矢
印a方向に回動し、中ブロック8は支持アーム13との
連結部を支点として矢印b方向に回動する。
【0035】また、中央支持アーム14は枢支軸14a
を支点として矢印c方向に回動するとともに、大連結ア
ーム10は中央支持アーム14の連結部を支点として矢
印d方向に回動する。さらに、大連結アーム10の左端
部の中ブロック8は連結ローラ9を支点として矢印e方
向に回動するとともに、長孔12の範囲内で左右方向に
移動し、左側部の2個の中ブロック8および小ブロック
6は剛体部29aに倣って略一直線上になる。しかし、
剛体部29aより走行方向側のケーブル29は可撓性を
有するために側板2の円弧部2aに沿って円弧状に配置
されたシューチェーン26に倣って湾曲している。
【0036】ケーブル29の走行が進んでケーブル29
の途中の剛体部29aが延線金車の側板2の左側から略
中央部に差し掛かり、剛体部29aが延線金車の側板2
の中央部を越えて右側へ移動すると、大ブロック11の
大連結アーム10は中央支持アーム14を支点として左
下がり傾斜から右下がり傾斜に矢印i方向に回動する。
その間、大ブロック11を構成する中ブロック8の中連
結アーム7も連結ローラ9を支点として回動して剛体部
29aに倣って略一直線上になる。
【0037】さらに、ケーブル29の走行が進んでケー
ブル29の途中の剛体部29aが延線金車の側板2の右
側部に差し掛かると、剛体部29aはシュー27のU字
状溝30に嵌合した状態で、しかもシュー27を側板2
の円弧部2aにおける曲率中心方向に押圧する。したが
って、右側部の支持アーム13は枢支軸13aを支点と
して矢印f方向に回動し、中ブロック8は支持アーム1
3との連結部を支点として矢印g方向に回動する。
【0038】また、中央支持アーム14は枢支軸14a
を支点として矢印h方向に回動するとともに、大連結ア
ーム10は中央支持アーム14との連結部を支点として
矢印i方向に回動する。さらに、大連結アーム10の右
端部の中ブロック8は連結ローラ9を支点として同方向
に回動し、右側部の2個の中ブロック8および小ブロッ
ク6は剛体部29aに倣って略一直線上になる。しか
し、剛体部29aより走行方向と逆方向側のケーブル2
9は可撓性を有するために側板2の円弧部2aに沿って
円弧状に配置されたシューチェーン26に倣って湾曲し
ている。
【0039】したがって、ケーブル29の途中に剛体部
29aが存在しても、金車への接触面は線接触の支持状
態となり、剛体部29aに対して折り曲げる方向の分力
が加わることはなく、剛体部29aおよび剛体部29a
の両端部のケーブル29に損傷を与えることなくスムー
ズに通過する。
【0040】また、支持アーム13および中央支持アー
ム14はストッパピン24,25によって回動範囲が規
制されているため、ケーブル29から大きな押圧力が加
わっても小ブロック6、中ブロック8および大ブロック
11に無理な力が加わることはない。さらに、側板2の
左右両端部には脱線防止ローラ32が設けられているた
め、ケーブル29および剛体部29aがU字状溝30か
ら外れるのを防止することができる。
【0041】また、側板2の下端部にはセンタテンショ
ン部38およびサイドテンション部39が設けられてい
るため、シューチェーン26に一定のテンションを付与
することができ、シューチェーン26を小形ローラ3に
密接することができる。しかも、シューチェーン26は
小径ローラ3に案内されて走行する際に、シュー27が
小連結アーム5に設けられたガイドローラ37に転接し
ているため、シューチェーン26のシュー27がガイド
ローラ37にガイドされて円滑に走行する。
【0042】また、支持アーム13および中央支持アー
ム14にはその長手方向の中間部にはローラブラケット
16を介して転動ローラ19が回転自在に軸支され、こ
の転動ローラ19は側板2の内側面に転接している。し
たがって、延線金車が傾いて吊り下げられても、支持ア
ーム13及び中央支持アーム14の回動時に転動ローラ
19が側板2の内側面を転動して支持アーム13及び中
央支持アーム14が円滑に回動する。
【0043】さらに、シューチェーン26はセンターテ
ンション部38とサイドテンション部39によって所定
のテンションが付与されており、特にサイドテンション
部39は大径ローラ53によってエンドレス走行するシ
ューチェーン26を大きな曲率半径で方向変換させてい
るため、シューチェーン26を円滑に走行させることが
できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、延線金車に設けた複数個の小形ローラを複数
個づつの小ブロックにし、これら小ブロックを複数配置
するとともに、前記小ブロックを複数個づつの中ブロッ
クにし、これら中ブロックを複数個づつの大ブロックに
し、前記中ブロック及び大ブロックを支持アームに対し
て上下方向に回動自在に枢支したことを特徴とする。
【0045】したがって、ケーブルの途中にケーブルの
繋ぎ目等によって剛体部が存在しても、複数個の小形ロ
ーラが剛体部に倣って略一直線状になり、剛体部はシュ
ーチェーンに対する接触面は線接触の支持状態となり、
剛体部に対して折り曲げる方向の分力が加わることはな
く、剛体部および剛体部の両端部のケーブルに損傷を与
えることなくスムーズな通過可能であり、延線作業の容
易化を図ることができる。また、大連結アームの中連結
アームとの連結部に長孔を設けて前記中ブロックを前記
シューチェーンの走行方向に移動自在にしたことによっ
てケーブルの搬入に伴って中ブロックがシューチェーン
の走行方向に円滑に移動し、ケーブルがスムーズに通過
できる。
【0046】請求項2によれば、前記シューチェーンの
両側面に対向する部位にシューチェーンの走行に伴って
転動するガイドローラを設けたことによってシューチェ
ーンの走行抵抗が軽減され、円滑に走行するこという効
果がある。
【0047】請求項3によれば、前記中連結アーム及び
大連結アームを支持アームによって側板に回動自在に支
持し、この支持アームに前記側板の内面と転接する転接
ローラを設けたことによって、延線金車が傾いて吊り下
げられても、支持アームが円滑に回動するこという効果
がある。
【0048】請求項4によれば、テンションローラに大
径テンションローラと小径テンションローラを設けるこ
とにより、大径テンションローラによってシューチェー
ンをスムーズに方向変換でき、小径テンションローラに
よってシューチェーンに所望のテンションを付与するこ
とができ、シューチェーンの振れを防止できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す延線金車の内部構造を
示す正面図。
【図2】同実施形態の延線金車の内部構造を示す側面
図。
【図3】同実施形態の延線金車の外観を示す正面図。
【図4】同実施形態の中央支持アームの正面図および縦
断側面図。
【図5】同実施形態の小連結アームの正面図。
【図6】同実施形態の小連結アームの縦断側面図。
【図7】同実施形態のセンターテンション部の正面図お
よび縦断側面図。
【図8】同実施形態の延線金車の使用状態図。
【図9】この発明の他の実施形態の開閉扉ロック機構の
正面図および側面図。
【図10】この発明の延線金車の作用を説明するための
正面図。
【符号の説明】 1…延線金車本体 2…側板 3…小形ローラ 6…小ブロック 8…中ブロック 11…大ブロック 13…支持アーム 14…中央支持アーム 19…転接ローラ 26…シューチェーン 27…シュー 29…ケーブル 37…ガイドローラ 38…センターテンションローラ 39…サイドテンションローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 文夫 東京都港区芝2丁目2番17号 住友電設株 式会社内 (72)発明者 川上 信行 東京都葛飾区堀切3丁目27番12号 株式会 社安田製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離間して配置された一対の側板と、これ
    ら側板間に回転軸心を側板に対して直交する向きにして
    円弧状に配置された複数個の小形ローラと、これら複数
    個の小形ローラに接触して該小形ローラ上を長手方向に
    移動するエンドレス状のシューチェーンと、前記側板に
    設けられ前記シューチェーンにテンションを付与するテ
    ンションローラとを具備し、前記シューチェーンと小形
    ローラとは、その接触部においてシューチェーンの移動
    方向に互いに嵌合する凹部と凸部とを有し、前記シュー
    チェーンを構成する各シューは、前記小形ローラに対向
    する面の反対側にケーブルを収容する凹溝を有し、該凹
    溝は前記シューチェーンが前記小形ローラに接触してい
    る範囲においては、前記小形ローラが配置された円弧状
    を構成する形状をとるようにした延線金車において、 前記複数個の小形ローラを少なくとも3個づつ小連結ア
    ームによって連結して小ブロックにし、これら小ブロッ
    クを複数配置するとともに、前記小ブロックを少なくと
    も2個づつ中連結アームによって連結して中ブロックに
    し、これら中ブロックを大連結アームによって連結して
    大ブロックにし、前記小ブロック、中ブロック及び大ブ
    ロックの連結部を中心として前記側板間において個々に
    上下方向に回動自在に枢支し、かつ前記大連結アームの
    中連結アームとの連結部に長孔を設けて前記中ブロック
    を前記シューチェーンの走行方向に移動自在にしたこと
    を特徴とする延線金車。
  2. 【請求項2】 離間して配置された一対の側板と、これ
    ら側板間に回転軸心を側板に対して直交する向きにして
    円弧状に配置された複数個の小形ローラと、これら複数
    個の小形ローラに接触して該小形ローラ上を長手方向に
    移動するエンドレス状のシューチェーンと、前記側板に
    設けられ前記シューチェーンにテンションを付与するテ
    ンションローラとを具備し、前記シューチェーンと小形
    ローラとは、その接触部においてシューチェーンの移動
    方向に互いに嵌合する凹部と凸部とを有し、前記シュー
    チェーンを構成する各シューは、前記小形ローラに対向
    する面の反対側にケーブルを収容する凹溝を有し、該凹
    溝は前記シューチェーンが前記小形ローラに接触してい
    る範囲においては、前記小形ローラが配置された円弧状
    を構成する形状をとるようにした延線金車において、 前記複数個の小形ローラを少なくとも3個づつ小連結ア
    ームによって連結して小ブロックにし、これら小ブロッ
    クを複数配置するとともに、前記小ブロックを少なくと
    も2個づつ中連結アームによって連結して中ブロックに
    し、これら中ブロックを大連結アームによって連結して
    大ブロックにし、前記小ブロック、中ブロック及び大ブ
    ロックの連結部を中心として前記側板間において個々に
    上下方向に回動自在に枢支し、かつ前記シューチェーン
    の両側面に対向する部位にシューチェーンの走行に伴っ
    て転動するガイドローラを設けたことを特徴とする延線
    金車。
  3. 【請求項3】 離間して配置された一対の側板と、これ
    ら側板間に回転軸心を側板に対して直交する向きにして
    円弧状に配置された複数個の小形ローラと、これら複数
    個の小形ローラに接触して該小形ローラ上を長手方向に
    移動するエンドレス状のシューチェーンと、前記側板に
    設けられ前記シューチェーンにテンションを付与するテ
    ンションローラとを具備し、前記シューチェーンと小形
    ローラとは、その接触部においてシューチェーンの移動
    方向に互いに嵌合する凹部と凸部とを有し、前記シュー
    チェーンを構成する各シューは、前記小形ローラに対向
    する面の反対側にケーブルを収容する凹溝を有し、該凹
    溝は前記シューチェーンが前記小形ローラに接触してい
    る範囲においては、前記小形ローラが配置された円弧状
    を構成する形状をとるようにした延線金車において、 前記複数個の小形ローラを少なくとも3個づつ小連結ア
    ームによって連結して小ブロックにし、これら小ブロッ
    クを複数配置するとともに、前記小ブロックを少なくと
    も2個づつ中連結アームによって連結して中ブロックに
    し、これら中ブロックを大連結アームによって連結して
    大ブロックにし、前記小ブロック、中ブロック及び大ブ
    ロックの連結部を中心として前記側板間において個々に
    上下方向に回動自在に枢支し、かつ前記中連結アーム及
    び大連結アームを支持アームによって前記側板に回動自
    在に支持し、この支持アームに前記側板の内面と転接す
    る転接ローラを設けたことを特徴とする延線金車。
  4. 【請求項4】 離間して配置された一対の側板と、これ
    ら側板間に回転軸心を側板に対して直交する向きにして
    円弧状に配置された複数個の小形ローラと、これら複数
    個の小形ローラに接触して該小形ローラ上を長手方向に
    移動するエンドレス状のシューチェーンと、前記側板に
    設けられ前記シューチェーンにテンションを付与するテ
    ンションローラとを具備し、前記シューチェーンと小形
    ローラとは、その接触部においてシューチェーンの移動
    方向に互いに嵌合する凹部と凸部とを有し、前記シュー
    チェーンを構成する各シューは、前記小形ローラに対向
    する面の反対側にケーブルを収容する凹溝を有し、該凹
    溝は前記シューチェーンが前記小形ローラに接触してい
    る範囲においては、前記小形ローラが配置された円弧状
    を構成する形状をとるようにした延線金車において、 前記複数個の小形ローラを少なくとも3個づつ小連結ア
    ームによって連結して小ブロックにし、これら小ブロッ
    クを複数配置するとともに、前記小ブロックを少なくと
    も2個づつ中連結アームによって連結して中ブロックに
    し、これら中ブロックを大連結アームによって連結して
    大ブロックにし、前記小ブロック、中ブロック及び大ブ
    ロックの連結部を中心として前記側板間において個々に
    上下方向に回動自在に枢支し、かつ前記テンションロー
    ラは、外径が大小異なるテンションローラからなり、大
    径テンションローラによって前記シューチェーンを方向
    変換し、小径テンションローラを前記シューチェーンの
    内側に弾性的に圧接したことを特徴とする延線金車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012148851A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Furukawa Unic Corp クレーン用シーブ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08289425A (ja) * 1995-04-12 1996-11-01 Sumitomo Densetsu Kk 延線金車

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