JPH09284713A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH09284713A
JPH09284713A JP8097089A JP9708996A JPH09284713A JP H09284713 A JPH09284713 A JP H09284713A JP 8097089 A JP8097089 A JP 8097089A JP 9708996 A JP9708996 A JP 9708996A JP H09284713 A JPH09284713 A JP H09284713A
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JP
Japan
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signal
muse
converter
circuit
magnetic recording
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JP8097089A
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Inventor
Nobuhiro Kimura
信浩 木村
Hisatoku Onishi
久徳 大西
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 M/Nコンバーター内蔵の磁気記録再生装置
において、受信している信号がMUSEかNTSCかを
早く判別することにより、MUSEチャンネルの立ち上
がりを改善する。 【解決手段】 MUSE方式信号をNTSC方式信号に
変換するM/Nコンバーターを有し、MUSE方式およ
びNTSC方式のいずれの方式の信号も受信できる磁気
記録再生装置において、M/N変換処理に使用する例え
ばPLLロック信号等のMUSE方式特有の信号を直接
用いて磁気記録再生装置がMUSE方式信号を受信して
いるか否かを判別する判別手段9と、この判別手段9の
出力に基づいてM/Nコンバーターにより変換された信
号と入力されたNTSC方式信号のいずれかを選択して
出力する信号切り換え手段6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MUSE信号をN
TSC信号に変換するM/Nコンバーターを内蔵し、M
USE方式及びNTSC方式の両方の信号を受信するこ
とができる磁気記録再生装置において、受信している信
号がMUSE方式かNTSC方式かを判別する技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のMUSE方式及びNT
SC方式の両方の信号を受信することができる磁気記録
再生装置の基本構成を示す図である。図において、1は
MUSE信号の検波入力、2はクランプ回路、3はA/
D変換器、4は映像信号処理回路、5はD/A変換器、
6はセレクタ回路、7はクランプ制御回路、8は音声信
号処理回路、9はマイコン、10はPLL回路、12は
NTSC映像入力、13はNTSC音声入力、14は映
像出力、15は音声出力、16はAFCパルス発生回
路、17は同期信号である。
【0003】次に動作について説明する。MUSE信号
の検波入力1は、クランプ回路2によりクランプされ、
A/D変換器3に入力されてデジタル信号に変換され
る。A/D変換されたデジタル信号はクランプ制御回路
7に入力され、クランプの制御を行う。また、A/D変
換されたデジタル信号は映像信号処理回路4、音声信号
処理回路8に入力されてMUSE−NTSC変換(以降
はM/N変換と称す)が行われ、M/N変換された信号
はD/A変換器5でアナログの映像信号と音声信号に変
換され、セレクタ回路6に入り、M/N変換信号側にマ
イコン9がセレクタ回路6を切り換える。
【0004】MUSE信号とNTSC信号を識別するの
には、一般的にキードAFCパルスがよく用いられる。
従来の磁気記録再生装置においても、キードAFCパル
スが使用されている。AFCパルス発生回路16は、A
/D変換されたデジタル信号を入力し、キードAFCパ
ルスをマイコン9に入力する。マイコン9は、キードA
FCパルスの周波数が60Hzであることを確認し、同
時に同期信号17の有無を検出して、磁気記録再生装置
の受信している信号がMUSE方式の信号であると判断
する。
【0005】また、キードAFCパルスが発生するの
は、M/NコンバーターにMUSE信号が入力された時
のみでなく、空きチャンネルなどのノイズが入力されて
も発生する場合がある。その場合は、周波数が微妙に違
うのと周波数が安定しないこととが正規のものと異なる
点である。従って、マイコン9は、キードAFCパルス
がちょうど60Hzであることと、安定性を確認するた
めに数回(例えば、3回程度以上)読む必要がある。
【0006】現在、MUSE放送はBSの9チャンネル
のみであるが、将来、MUSE放送が増え、多数のMU
SE放送のチャンネルが連続する場合が考えられる。M
USE放送のあるチャンネルから同じMUSE放送の他
のチャンネルに切り換えた場合、チャンネル切り換えの
途中においてキードAFCパルスが出たままになり、マ
イコン9は前のチャンネルのキードAFCパルスで判別
してしまい、次のチャンネルまでにセレクタ回路6の切
換操作をしないため、チャンネル切換時のMUTEが短
くなり、チャンネル切換時の映像が乱れるという不具合
も考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の装置においては、キードAFCパルスの有無とその周
波数を読み取り、さらに同期信号の有無を検知するた
め、マイコンにおける処理ソフトがかなり複雑になる。
また、キードAFCパルスが不安定なため、正しいもの
かどうかを判断するのに複数回読んで判断する必要があ
り、磁気記録再生装置が受信している信号がMUSE方
式かNTSCかを判別するのにかなりの時間を要してい
た。この発明は、このような従来装置の問題点を解決す
るためになされたもので、受信している信号がMUSE
方式かNTSC方式かを早く判別するすることにより、
MUSEチャンネルの立ち上がりの速度を改善すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る磁気記録
再生装置は、MUSE方式信号をNTSC方式信号に変
換するM/Nコンバーターを有し、MUSE方式および
NTSC方式のいずれの方式の信号も受信できる磁気記
録再生装置において、M/NコンバーターのPLLロッ
ク信号を用いて磁気記録再生装置がMUSE方式信号を
受信しているか否かを判別する判別手段と、この判別手
段の出力に基づいてM/Nコンバーターにより変換され
た信号と入力されたNTSC方式信号のいずれかを選択
して出力する信号切り換え手段とを備えたものである。
【0009】また、この発明に係る磁気記録再生装置
は、判別手段はM/NコンバーターのPLL制御信号を
用いて装置がMUSE方式信号を受信しているか否かを
判別するように構成したものである。また、この発明に
係る磁気記録再生装置は、判別手段はM/Nコンバータ
ーのPLL制御信号のディュティー比を検出して装置が
MUSE方式信号を受信しているか否かを判別するよう
に構成したものである。また、この発明に係る磁気記録
再生装置は、M/NコンバーターのPLL制御信号を積
分する積分回路を有し、判別手段は上記積分回路の出力
電圧値に基づいて装置がMUSE方式信号を受信してい
るか否かを判別するように構成したものである。
【0010】また、この発明に係る磁気記録再生装置
は、判別手段はM/Nコンバーター内のクランプ制御回
路で発生するクランプ電圧を用いて装置がMUSE方式
信号を受信しているか否かを判別するように構成したも
のである。また、この発明に係る磁気記録再生装置は、
判別手段はM/Nコンバーター内のMUSE音声処理回
路から発生されるビットストリーム信号を用いて装置が
MUSE方式信号を受信しているか否かを判別するよう
に構成したものである。また、この発明に係る磁気記録
再生装置は、判別手段は入力される同期信号の周波数に
基づいて装置がMUSE方式信号を受信しているか否か
を判別するように構成したものである。
【0011】また、この発明に係る磁気記録再生装置
は、判別手段はM/NコンバーターでNTSC方式に変
換されたビデオ信号より同期信号を分離する同期信号分
離回路を有し、判別手段は上記同期信号の有無により装
置がMUSE方式信号を受信しているか否かを判別する
ように構成したものである。また、この発明に係る磁気
記録再生装置は、判別手段はM/Nコンバーター内のM
USE音声信号処理に使用するMUTE信号を用いて装
置がMUSE方式信号を受信しているか否かを判別する
ように構成したものである。また、この発明に係る磁気
記録再生装置は、判別手段はBSアンテナに入力するB
S放送の信号レベルと同期信号の有無により装置がMU
SE方式信号を受信しているか否かを判別するように構
成したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。尚、図において同一符号は従来のもの
と同一または相当のものを表す。図1は、この発明に係
る磁気記録再生装置の実施の形態1を示す構成図であ
る。図1において、1はMUSE信号の検波入力、2は
クランプ回路、3はA/D変換器、4は映像信号処理回
路、5はD/A変換器、6はセレクタ回路、7はクラン
プ制御回路、8は音声信号処理回路、9はマイコン、1
0はPLL回路、11はPLLロック検出回路、12は
NTSC映像入力、13はNTSC音声入力、14は映
像出力、15は音声出力、17は同期信号である。
【0013】次に動作について説明する。MUSE信号
の検波入力1は、クランプ回路2によりクランプされ、
A/D変換器3に入力される。A/D変換されたデジタ
ル信号は、クランプ制御回路7に入りクランプの制御を
行う。また、A/D変換されたデジタル信号は、映像信
号処理回路4および音声信号処理回路8に入力されてM
/N変換が行われ、D/A変換器5でアナログの映像信
号と音声信号に変換されてセレクタ回路6に入り、MU
SE信号側に切り換えられる。一方、A/D変換された
デジタル信号はPLL回路10に入力され、PLL動作
を行い、PLLロック検出回路11でロック信号を検出
する。
【0014】ロック信号は、MUSE方式信号の場合に
はロー(LOW)レベル(以降はLと称す)でロック状
態となり、MUSE方式信号でない場合にはハイ(HI
GH)レベル(以降はHレベルと称す)であり、マイコ
ンでの検出と処理が非常に容易である。検出されたロッ
ク信号はマイコン9に入力され、マイコン9は装置が受
信している信号がMUSEであることを判別し、セレク
タ回路6をMUSE側に切り換え、映像出力14と音声
出力15はM/N変換された信号となる。すなわち、本
実施の形態においては、M/Nコンバーター内のPLL
ロック検出回路から発生されるPLLロック信号をマイ
クロコンピューターに入力して検知し、装置が受信して
いる信号がMUSE方式かNTSC方式かをM/Nコン
バーターでのM/N変換完了とほぼ同時に判別できる構
成としているので、瞬時にどちらかの信号に切り換える
ことができ、さらにMUSEチャンネルの切り換え時の
チャンネルの立ち上がりを早くし、また早く安定させる
ことができることになる。尚、従来のキードAFCを用
いた場合では、チャンネル切り換えからMUSE判別ま
でに約500msを要していたのが、本実施の形態によ
れば約110ms程度にまで短縮されることが実験結果
により確認されている。
【0015】実施の形態2.図2は、この発明に係る磁
気記録再生装置の実施の形態2を示す構成図である。図
2において、1はMUSE信号の検波入力、2はクラン
プ回路、3はA/D変換器、4は映像信号処理回路、5
はD/A変換器、6はセレクタ回路、7はクランプ制御
回路、8は音声信号処理回路、9はマイコン、10はP
LL回路、12はNTSC映像入力、13はNTSC音
声入力、14は映像出力、15は音声出力、17は同期
信号である。本実施の形態では、PLL回路10にて作
成されたPLL制御信号を直接マイコン9に入力して検
出し、PLL制御信号が検出されると受信している信号
がMUSE方式の信号であると判別し、セレクタ回路6
をMUSE側に切り換える構成としている。M/Nコン
バーター内でM/N変換処理に使用しているPLL制御
信号を直接用いて判別するので、実施の形態1の場合と
同様に、マイコン9での処理が非常に容易であり、M/
N変換処理とほぼ同時にマイコン9は判別が可能であ
る。マイコン9は装置が受信している信号がMUSEで
あることを判別するとセレクタ回路6をMUSE側に切
り換え、映像出力14と音声出力15はM/N変換され
た信号となる。
【0016】従って、即座にどちらかの信号に切り換え
ることができ、さらにMUSEチャンネルの切り換え時
のチャンネルの立ち上がりを早くし、また早く安定させ
ることができることになる。尚、PLL制御信号は、M
/N変換用のメインIC(デジタルIC)から出力さ
れ、一般的にデューティー(Duty)比が約50%の
PWM出力が多く用いられる。従って、PLL制御信号
の検出方法としては、PWM出力のデューティー比をマ
イコン9が読み取り、約50%であれば“PLL制御信
号あり”と判別するので有効的である。
【0017】実施の形態3.図3は、この発明に係る磁
気記録再生装置の実施の形態3を示す構成図である。図
3において、1はMUSE信号の検波入力、2はクラン
プ回路、3はA/D変換器、4は映像信号処理回路、5
はD/A変換器、6はセレクタ回路、7はクランプ制御
回路、8は音声信号処理回路、9はマイコン、10はP
LL回路、12はNTSC映像入力、13はNTSC音
声入力、14は映像出力、15は音声出力、17は同期
信号、18は積分回路である。本実施の形態では、PL
L制御信号検出の方法として、M/N変換用のメインI
C(デジタルIC)から出力されるデューティー比が約
50%のPWM出力を積分回路18を通し、DC電圧に
変換してからマイコン9に入力するものである。 PL
L制御信号検出のためにマイコン9がPWM出力のデュ
ーティー比を読み取るよりも、変換されたDC電圧を読
む方がマイコン処理は容易となる。また、積分回路18
は、抵抗とコンデンサで構成された一般的によく用いら
れる簡単なものであり、コストもほとんどかからない。
マイコン9は装置が受信している信号がMUSEである
ことを判別するとセレクタ回路6をMUSE側に切り換
え、映像出力14と音声出力15はM/N変換された信
号となる。
【0018】実施の形態4.図4は、この発明に係る磁
気記録再生装置の実施の形態4を示す構成図である。図
4において、1はMUSE信号の検波入力、2はクラン
プ回路、3はA/D変換器、4は映像信号処理回路、5
はD/A変換器、6はセレクタ回路、7はクランプ制御
回路、8は音声信号処理回路、9はマイコン、10はP
LL回路、12はNTSC映像入力、13はNTSC音
声入力、14は映像出力、15は音声出力、17は同期
信号である。本実施の形態では、クランプ回路2を制御
するクランプ制御信号をマイコン9にも入力し、その電
圧値を読みとることで判別する構成としている。検波入
力1(MUSE信号)は、クランプ回路2に入りクラン
プされるが、その場合にクランプ制御回路7より制御信
号が出力され、クランプが正常にかかっているかどうか
を制御する。この時、このクランプ制御信号のDC電圧
が約2.5Vになることを利用して、M/N変換処理と
ほぼ同時にマイコン9は装置かMUSE信号を受信して
いることを判別できる。マイコン9は装置が受信してい
る信号がMUSEであることを判別するとセレクタ回路
6をMUSE側に切り換え、映像出力14と音声出力1
5はM/N変換された信号となる。
【0019】実施の形態5.図5は、この発明に係る磁
気記録再生装置の実施の形態5を示す構成図である。図
5において、1はMUSE信号の検波入力、2はクラン
プ回路、3はA/D変換器、4は映像信号処理回路、5
はD/A変換器、6はセレクタ回路、7はクランプ制御
回路、8は音声信号処理回路、9はマイコン、10はP
LL回路、12はNTSC映像入力、13はNTSC音
声入力、14は映像出力、15は音声出力、17は同期
信号である。本実施の形態では、MUSE信号受信時に
音声信号処理回路8において誤り訂正後の音声データか
ら生成されるビットストリーム信号の有無をマイコン9
により検出する構成としているので、MUSE信号を受
信しているか否かの判別を早くすることができる。マイ
コン9は装置が受信している信号がMUSEであること
を判別するとセレクタ回路6をMUSE側に切り換え、
映像出力14と音声出力15はM/N変換された信号と
なる。
【0020】実施の形態6.図6は、この発明に係る磁
気記録再生装置の実施の形態6を示す構成図である。図
6において、1はMUSE信号の検波入力、2はクラン
プ回路、3はA/D変換器、4は映像信号処理回路、5
はD/A変換器、6はセレクタ回路、7はクランプ制御
回路、8は音声信号処理回路、9はマイコン、10はP
LL回路、12はNTSC映像入力、13はNTSC音
声入力、14は映像出力、15は音声出力、17は同期
信号である。本実施の形態では、マイコン9に入力され
る同期信号17がMUSE方式の信号とNTSC方式の
信号の場合とで周波数が異なることを利用し、その周波
数差をマイコン9にて読み取り判別する構成としてい
る。マイコン9は装置が受信している信号がMUSEで
あることを判別するとセレクタ回路6をMUSE側に切
り換え、映像出力14と音声出力15はM/N変換され
た信号となる。
【0021】実施の形態7.図7は、この発明に係る磁
気記録再生装置の実施の形態7を示す構成図である。図
7において、1はMUSE信号の検波入力、2はクラン
プ回路、3はA/D変換器、4は映像信号処理回路、5
はD/A変換器、6はセレクタ回路、7はクランプ制御
回路、8は音声信号処理回路、9はマイコン、10はP
LL回路、12はNTSC映像入力、13はNTSC音
声入力、14は映像出力、15は音声出力、17は同期
信号、20は同期信号分離回路である。本実施の形態で
は、図7に示すように装置が受信している信号の同期信
号17とは別にM/N変換後のビデオ信号から生成した
同期信号をマイコン9に入力し、その有無を検出する構
成としている。M/N変換されたビデオ信号は同期信号
分離回路20で同期分離され、マイコン9に入力され
る。マイコン9は、M/N変換されたビデオ信号の同期
信号の有無を検出するのみで、装置がMUSE方式の信
号を受信しているのか否かの判別を早くすることができ
る。マイコン9は装置が受信している信号がMUSEで
あることを判別するとセレクタ回路6をMUSE側に切
り換え、映像出力14と音声出力15はM/N変換され
た信号となる。
【0022】実施の形態8.図8は、この発明に係る磁
気記録再生装置の実施の形態8を示す構成図である。図
8において、1はMUSE信号の検波入力、2はクラン
プ回路、3はA/D変換器、4は映像信号処理回路、5
はD/A変換器、6はセレクタ回路、7はクランプ制御
回路、8は音声信号処理回路、9はマイコン、10はP
LL回路、12はNTSC映像入力、13はNTSC音
声入力、14は映像出力、15は音声出力、17は同期
信号、21はMUSE信号処理用MUTE回路である。
本実施の形態では、図8に示すように装置がMUSE方
式の信号受信しているか否かを判別するために、MUS
E信号処理に使用するMUTE信号をマイコン9に入力
し、HレベルかLレベルかを検出する構成としている。
MUSE信号処理用MUTE回路21にてMUSE信号
の有無を検出し、MUSE信号がないときは、Lレベル
の電圧を出し信号処理回路をMUTEするが、Hレベル
のときは“MUSE信号あり”の状態であり、この信号
をマイコンに入力して判別に用いるため、マイコン処理
が容易で早くできる。マイコン9は装置が受信している
信号がMUSEであることを判別するとセレクタ回路6
をMUSE側に切り換え、映像出力14と音声出力15
はM/N変換された信号となる。
【0023】実施の形態9.図9は、この発明に係る磁
気記録再生装置の実施の形態9を示す構成図である。図
9において、1はMUSE信号の検波入力、2はクラン
プ回路、3はA/D変換器、4は映像信号処理回路、5
はD/A変換器、6はセレクタ回路、7はクランプ制御
回路、8は音声信号処理回路、9はマイコン、10はP
LL回路、12はNTSC映像入力、13はNTSC音
声入力、14は映像出力、15は音声出力、17は同期
信号、22はBSチューナー回路、23はBSアンテナ
入力である。本実施の形態では、装置がMUSE方式の
信号を受信しているか否かを判別するために、BS放送
の信号レベルと同期信号17の有無をマイコン9で検出
する構成としている。
【0024】図9に示すように、BSアンテナ入力23
はBSチューナー回路22に入り、マイコン9からの指
示によりチャンネルを選択される。BSチューナー回路
22は信号処理と同時にC/Nをマイコン9に入力す
る。マイコン9はC/Nのレベルを読みとると同時に同
期信号17の有無も確認することにより、MUSEかN
TSCかを判別する。この構成によれば、2種類の信号
を検出する必要があるが、どちらも単にその有無を確認
するだけでよいので、マイコン処理としては容易であ
る。一般に磁気記録再生装置には、BS放送の受信レベ
ルを各チャンネル毎に表示する機能がある。
【0025】これはBSチューナーから出力されるC/
Nをマイコンに入力し、そのレベルを読み取り表示する
が、このC/NはBS9チャンネル(MUSE信号)受
信時は、レベルがゼロになる。従って、C/Nがゼロレ
ベルで同期信号17が有ればMUSE方式の信号を受信
していると判断できるわけである。マイコン9は装置が
受信している信号がMUSEであることを判別するとセ
レクタ回路6をMUSE側に切り換え、映像出力14と
音声出力15はM/N変換された信号となる。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、MUSE方式信号を
NTSC方式信号に変換するM/Nコンバーターを有
し、MUSE方式およびNTSC方式のいずれの方式の
信号も受信できる磁気記録再生装置において、例えばM
/NコンバーターのPLLロック信号等のようにMUS
EとNTSCで明らかに異なる信号(例えば、M/Nコ
ンバーターのPLLロック信号、PLL制御信号、PL
L制御信号のデューティー比、PLL制御信号の積分
値、クランプ電圧、MUSE音声信号無処理回路から発
生するビットストリーム信号あるいはMUTE信号、入
力される同期信号の有無あるいは周波数等)を直接用い
てMUSE方式信号を受信しているか否かを判別する判
別手段と、この判別手段の出力に基づいてM/Nコンバ
ーターにより変換された信号と入力されたNTSC方式
信号のいずれかを選択して出力する信号切り換え手段と
を備えたことにより、装置が受信している信号がMUS
E方式かNTSC方式かをM/NコンバーターでのM/
N変換完了とほぼ同時に判別することができるので、M
USEチャンネルの立ち上がりが早く、かつ早く安定さ
せることができる装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の構成を示すブロック
図である。
【図2】 本発明の実施の形態2の構成を示すブロック
図である。
【図3】 本発明の実施の形態3の構成を示すブロック
図である。
【図4】 本発明の実施の形態4の構成を示すブロック
図である。
【図5】 本発明の実施の形態5の構成を示すブロック
図である。
【図6】 本発明の実施の形態6の構成を示すブロック
図である。
【図7】 本発明の実施の形態7の構成を示すブロック
図である。
【図8】 本発明の実施の形態8の構成を示すブロック
図である。
【図9】 本発明の実施の形態9の構成を示すブロック
図である。
【図10】 従来装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 検波入力 2 クランプ回路 3
A/D変換器 4 映像信号処理回路 5 D/A変換器 6
セレクタ回路 7 クランプ制御回路 8 音声信号処理回路 9 マイコン(マイクロコンピューター) 10
PLL回路 11 PLLロック検出回路 12
NTSC映像入力 13 NTSC音声入力 14
映像出力 15 音声出力 16 AFC発生回路 17
同期信号 18 積分回路 20 同期信号分離回路 21 MUSE信号処理用MUTE回路 22 BSチューナー回路 23
BSアンテナ入力

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MUSE方式信号をNTSC方式信号に
    変換するM/Nコンバーターを有し、MUSE方式およ
    びNTSC方式のいずれの方式の信号も受信できる磁気
    記録再生装置において、 上記M/NコンバーターのPLLロック信号を用いて上
    記磁気記録再生装置がMUSE方式信号を受信している
    か否かを判別する判別手段と、 上記判別手段の出力に基づいて上記M/Nコンバーター
    により変換された信号と入力されたNTSC方式信号の
    いずれかを選択して出力する信号切り換え手段とを備え
    たことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 判別手段は、M/NコンバーターのPL
    L制御信号を用いて装置がMUSE方式信号を受信して
    いるか否かを判別することを特徴とする請求項1記載の
    磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 判別手段は、M/NコンバーターのPL
    L制御信号のデューティー比を検出して装置がMUSE
    方式信号を受信しているか否かを判別することを特徴と
    する請求項2記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 M/NコンバーターのPLL制御信号を
    積分する積分回路を有し、判別手段は上記積分回路の出
    力電圧値に基づいて装置がMUSE方式信号を受信して
    いるか否かを判別することを特徴とする請求項1記載の
    磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 判別手段は、M/Nコンバーター内のク
    ランプ制御回路で発生するクランプ電圧を用いて装置が
    MUSE方式信号を受信しているか否かを判別すること
    を特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 判別手段は、M/Nコンバーター内のM
    USE音声処理回路から発生されるビットストリーム信
    号を用いて装置がMUSE方式信号を受信しているか否
    かを判別することを特徴とする請求項1記載の磁気記録
    再生装置。
  7. 【請求項7】 判別手段は、入力される同期信号の周波
    数に基づいて装置がMUSE方式信号を受信しているか
    否かを判別することを特徴とする請求項1記載の磁気記
    録再生装置。
  8. 【請求項8】 M/NコンバーターでNTSC方式に変
    換されたビデオ信号より同期信号を分離する同期信号分
    離回路を有し、判別手段は上記同期信号の有無により装
    置がMUSE方式信号を受信しているか否かを判別する
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  9. 【請求項9】 判別手段は、M/Nコンバーター内のM
    USE音声信号処理に使用するMUTE信号を用いて装
    置がMUSE方式信号を受信しているか否かを判別する
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  10. 【請求項10】 判別手段は、BSアンテナに入力する
    BS放送の信号レベルと同期信号の有無により装置がM
    USE方式信号を受信しているか否かを判別することを
    特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
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