JP3500853B2 - テレビジョン受信機 - Google Patents

テレビジョン受信機

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JP3500853B2
JP3500853B2 JP12296896A JP12296896A JP3500853B2 JP 3500853 B2 JP3500853 B2 JP 3500853B2 JP 12296896 A JP12296896 A JP 12296896A JP 12296896 A JP12296896 A JP 12296896A JP 3500853 B2 JP3500853 B2 JP 3500853B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号の処理装
置に係わり、更に詳しくはプログラマブル演算回路(デ
ィジタルシグナルプロセッサ:以下、DSPと記す)を
用いたテレビジョン受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビジョン受信機の構成例を図
4に示す。
【0003】以下、従来のテレビジョン受信機について
図4を参照しながら説明する。図4は従来のテレビジョ
ン受信機の回路ブロックである。
【0004】図4において101は映像信号入力端子、
102、103は映像信号をデジタル信号に変換するA
/D変換器、104はA/D変換器102の出力端に接
続されたMUSE信号処理回路でMUSE方式の映像信
号を再生する回路、105はA/D変換器103の出力
端に接続されたNTSC信号処理回路で、NTSC方式
の映像信号を再生する回路、106はA/D変換器10
2の出力端に接続されたMUSEクロック発生及び同期
分離再生回路で、MUSEのフレームパルス検出を行い
同期信号を再生しクロックの発生を行う回路、107は
A/D変換器103の出力端に接続されたNTSC同期
分離再生回路で、水平・垂直同期信号を検出し同期信号
を再生しクロックの発生を行う回路、108はA/D変
換器102の出力端に接続されたMUSE同期判別回路
で、MUSEのフレームパルスを検出し入力信号がMU
SE信号かどうか判別し判別信号を出力する。
【0005】109はMUSE信号同期判別回路108
から出力される制御信号により、MUSE同期分離再生
回路106から出力される同期信号及びクロック信号か
NTSC同期分離再生回路107から出力される同期信
号及びクロック信号かを選択できる第1の選択回路、1
10はMUSE信号処理回路から出力された映像信号を
アナログ信号に変換するD/A変換器、111はNTS
C信号処理回路から出力された映像信号をアナログ信号
に変換するD/A変換器、112はMUSE信号同期判
別回路108から出力される制御信号により、D/A変
換器110から出力される映像信号かD/A変換器11
1から出力される映像信号かを選択できる第2の選択回
路、113は映像信号出力端子である。
【0006】以上のように構成された従来のテレビジョ
ン受信機について、以下その動作を説明する。
【0007】まず、映像信号は各A/D変換器102、
103に入力される。その出力信号はMUSE信号処理
回路104、NTSC信号処理回路105に入力されそ
れぞれ別に再生処理を行う。同様に、同期分離・再生も
MUSE同期分離再生回路106、NTSC同期分離再
生回路107のそれぞれ別の回路で行われ再生されたM
USE、NTSC同期信号を出力する。また、MUSE
同期判別回路108でMUSE信号かどうか判別を行
い、その判別信号に応じて第1の選択回路109、第2
の選択回路112はMUSE信号かNTSC信号のどち
らかを選択する。
【0008】このように、MUSE方式の映像信号、N
TSC方式の映像信号はそれぞれ別々の回路で信号処
理、同期分離再生処理が行われ、判別回路によりシステ
ム全体を切り換える。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来、複数の映像信号
を処理できるテレビジョン受像機を実現する場合におい
ては、各方式に沿った専用の映像信号処理回路が必要で
あり、より多くの機能を実現するためには数多くの回路
が必要となりコスト的な問題を抱えており、複数の映像
信号を1つの回路で実現できるDSPが要求されてい
る。
【0010】また、上記DSPを用いた信号処理回路に
おいては、複数の映像信号を1つの映像処理回路で処理
・構成できるが信号の切り替わりで映像信号処理の誤動
作やクロックの乱れなどで誤った画像出力を行ってしま
うという問題を抱えており、安定した映像処理システム
が要求されている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、入力された映像信号に応じてその信号処理
を適応的に行うプログラマブル演算手段を備えるととも
に、前記映像信号の同期信号をシステムクロックでカウ
ントして映像信号を識別し、識別結果に応じて前記シス
テムクロックを適応的に切り換え前記プログラマブル演
算手段を制御するテレビジョン受信機に関するものであ
り、DSPを用い複数の映像信号を1つの映像処理回路
で処理するとき、システムのクロックを入力された映像
信号の水平同期信号に基づいて適応的に切り換え可能な
ように構成したものである。
【0012】これにより、方式の異なる映像信号入力に
対し適応的にクロックを切り替える事ができると共に、
大幅なコストダウンを図れる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のテレビジョン受信機は、
複数の映像デコード処理アルゴリズムを規定する複数の
マイクロプログラムが予め格納されるメモリと、映像信
号が供給され前記マイクロプログラムに従って映像デコ
ード処理を行うプログラマブル演算手段と、前記メモリ
に格納されるマイクロプログラムを前記プログラマブル
演算手段への転送を制御するCPUと、入力映像信号に
対して同期分離再生を行う同期分離回路と、1つ或いは
複数の方式の映像信号を信号処理するためのクロックを
発生させるクロック発生回路と、前記クロック発生回路
からのクロックを分周して位相比較用の同期信号を発生
する分周器と、前記分周器からの位相比較用の同期信号
と、前記同期分離回路からの同期信号との位相比較を行
い差分を前記クロック発生回路に出力する位相比較器
と、前記同期分離回路からの同期信号の周波数を前記ク
ロック発生回路からのクロック数としてカウントする事
により測定し出力するカウンタと、前記カウンタの出力
値に応じて同期信号の周波数判別を行い、前記分周器の
分周比を切り替える判別制御回路によって入力される映
像信号に対応したクロックを選択できる選択手段を備え
たものであり、前記同期制御回路は同期判別後システム
全体を供給された映像信号をデコードするための映像信
号処理システムに変換制御することで、A/D変換器や
映像信号処理回路を共用でき大幅なコストダウンを図れ
るという作用を有する。
【0014】また、本発明のテレビジョン受信機は、複
数の映像デコード処理アルゴリズムを規定する複数のマ
イクロプログラムが予め格納されるメモリと、映像信号
が供給され前記マイクロプログラムに従って映像デコー
ド処理を行うプログラマブル演算手段と、前記メモリに
格納されるマイクロプログラムを前記プログラマブル演
算手段への転送を制御するCPUと、入力映像信号に対
して同期分離再生を行う同期分離回路と、1つ或いは複
数の方式の映像信号を信号処理するためのクロックを発
生させるクロック発生回路と、前記クロック発生回路か
らのクロックを分周して位相比較用の同期信号を発生す
る分周器と、前記分周器からの位相比較用の同期信号
と、前記同期分離回路からの同期信号との位相比較を行
い差分を前記クロック発生回路に出力する位相比較器
と、前記同期分離回路からの同期信号の周波数を前記ク
ロック発生回路からのクロック数としてカウントする事
により測定し出力するカウンタと、前記カウンタの出力
値に応じて同期信号の周波数判別を行い、前記分周器の
分周比を切り替える判別制御回路によって入力される映
像信号に対応したクロックを選択できる選択手段を備
え、前記判別制御回路は前記カウンタからの出力値が入
力映像信号に対する設定値と異なる場合においては無信
号と判断し、前記分周器の分周比を固定値として設定す
ることで、無信号時のクロックの安定化を図れるという
作用を有する。
【0015】また本発明のテレビジョン受信機は、複数
の映像デコード処理アルゴリズムを規定する複数のマイ
クロプログラムが予め格納されるメモリと、映像信号が
供給され前記マイクロプログラムに従って映像デコード
処理を行うプログラマブル演算手段と、前記メモリに格
納されるマイクロプログラムを前記プログラマブル演算
手段への転送を制御するCPUと、入力映像信号に対し
て同期分離再生を行う同期分離回路と、1つ或いは複数
の方式の映像信号を信号処理するためのクロックを発生
させるクロック発生回路と、前記クロック発生回路から
のクロックを分周して位相比較用の同期信号を発生する
分周器と、前記分周器からの位相比較用の同期信号と、
前記同期分離回路からの同期信号との位相比較を行い差
分を前記クロック発生回路に出力する位相比較器と、前
記同期分離回路からの同期信号の周波数を前記クロック
発生回路からのクロック数としてカウントする事により
測定し出力するカウンタと、前記カウンタの出力値に応
じて同期信号の周波数判別を行い、前記分周器の分周比
を切り替える判別制御回路によって入力される映像信号
に対応したクロックを選択できる選択手段を備え、前記
判別制御回路は前記カウンタからの出力値が入力映像信
号に対する設定値と異なる場合においては無信号と判断
し、前記分周器の分周比を固定値として設定すること
で、無信号時のクロックの安定化を図るとともに、前記
判別制御回路は前記カウンタからの出力値に対してヒス
テリシスを持たせ前記分周器の分周比を切り替えること
で、入力映像信号に対する誤判別を低減させるという作
用を有する。
【0016】(実施の形態1) 以下に本発明の第1の実施の形態について図1を用いて
説明する。
【0017】図1において、1は映像信号入力端子、2
は前記映像信号入力端子1から入力された映像信号をデ
ィジタル信号に変換するA/D変換器、3はA/D変換
器2から入力された映像信号を放送方式に応じて信号処
理できるプログラマブル演算回路、4は前記プログラマ
ブル演算回路から出力されたディジタル映像信号をアナ
ログ映像信号に変換するD/A変換器、5、6は複数の
映像デコード処理アルゴリズムを規定する複数のマイク
ロプログラムが予め格納されるメモリ、7は前記メモリ
5、6に格納されるマイクロプログラムを前記プログラ
マブル演算手段3への転送を制御するCPU、8は入力
映像信号に対して同期検出を行い、同期分離再生を行う
同期分離回路、9はクロック発生回路のクロックを用い
て前記同期分離回路8からの同期信号の周波数をクロッ
ク数としてカウントし、出力するためのカウンタ、10
は前記カウンタ9の出力値に応じて同期信号の周波数判
別を行い制御信号を出力する判別制御回路、11は前記
判別制御回路からの制御信号に応じて分周比を切り換
え、リファレンスの同期信号及び制御用の同期信号を出
力するプログラマブルな分周器、12は前述の同期分離
回路8からの同期信号と前記分周器からのリファレンス
の同期信号を用いて位相比較を行い、位相誤差データを
出力する位相比較器、13は前記位相比較器12の位相
誤差データを用いてクロックを発生させるクロック発生
回路、14は前述のD/A変換器4から出力される映像
信号を出力する端子、15は前述の分周器から出力され
る制御用の同期信号を出力する端子である。
【0018】以上のように構成された図1の映像信号処
理回路について、以下その動作を説明する。
【0019】映像信号入力端子1に入力された映像信号
は、A/D変換器2に入力される。A/D変換器2の出
力は、プログラマブル演算回路3と同期分離回路8に入
力される。
【0020】プログラマブル演算回路3では、メモリ
5、6で予め格納された複数の映像デコード処理アルゴ
リズムを規定する複数のマイクロプログラムをCPU7
の命令により転送・制御され、映像信号が供給され前記
マイクロプログラムに従って映像デコード処理がなされ
る。
【0021】同期分離回路8では入力映像信号の同期検
出を行い、同期分離再生を行う。カウンタ9ではクロッ
ク発生回路13のクロックを用いて前記同期分離回路8
からの同期信号の周波数をクロック数としてカウント
し、出力する。
【0022】判別制御回路10では前記カウンタ9の出
力値に応じて同期信号の周波数判別を行い制御信号を出
力するとともに制御結果をCPU7へも送る。分周器1
1は前記判別制御回路からの制御信号に応じて分周比を
切り換え、リファレンスの同期信号及び制御用の同期信
号を出力する。位相比較器12は前述の同期分離回路8
からの同期信号と前記分周器からのリファレンスの同期
信号を用いて位相比較を行い、位相誤差データを出力す
る。クロック発生回路13は前記位相比較器12の位相
誤差データを用いてクロックを発生する。
【0023】CPU7では判別制御回路7からの制御信
号によりプログラマブル演算回路3への送るプログラム
を変更・制御する。またカウンタ9からのカウント値に
対して判別を行う判別範囲を判別制御回路10にフィー
ドバックする。また周期的に同期制御回路8から出力さ
れる制御信号をCPU7に送ることで急に入力信号が変
化しても安定に動作する。
【0024】例えば、MUSEの水平周波数33.75
kHzに対するサンプリング周波数が32.4MHzで
1水平期間のサンプリング数が960サンプルで、NT
SCの水平周波数15.734kHzに対するサンプリ
ング周波数が28.6MHzで1水平期間のサンプリン
グ数が910サンプルの場合、システムクロックが3
2.4MHzで動作しているときカウンタ値が960近
傍であれば入力信号がMUSEであると判断できること
になり、また2059近傍(換算値)であればNTSC
であると判断できる。
【0025】また、システムクロックが28.6MHz
で動作しているときカウンタ値が1820近傍であれば
入力信号がNTSCであると判断できることになり、ま
た849近傍(換算値)であればMUSEであると判断
でき、システムを切り替えることができる。ただし、サ
ンプリング周波数値はこれに限るものではない。
【0026】(実施の形態2) 次に、本発明の第2の実施の形態について図2を用いて
説明する。なお前述した実施の形態と構成例については
同じ符号を用い説明を省略する。
【0027】図2において、16は前記カウンタ9の出
力値に応じて同期信号の周波数判別を行い制御信号を出
力し、またカウンタ9からの出力値が判別範囲外にある
ときは無信号と判断しスイッチを切り換えて分周器13
をフリーランモードに設定する判別制御回路、17は前
記判別制御回路16からの判別結果に応じて分周器へ送
る判別データをフリーランモードに切り換えるスイッチ
回路である。
【0028】以上のように構成された図2の映像信号処
理回路について、以下その動作を説明する。
【0029】判別制御回路16ではカウンタ9からのカ
ウント値とCPU7からフィードバックされる判別範囲
を比較し、カウント値が判別範囲外にある場合にはスイ
ッチ17をフリーランデータに切り換え、分周器13を
フリーランモードで動作させることで各ブロックにクロ
ックを安定に供給し、画面の乱れを防ぐ。例えば、MU
SEの水平周波数33.75kHzに対するサンプリン
グ周波数が32.4MHzで1水平期間のサンプリング
数が960サンプルで、NTSCの水平周波数15.7
34kHzに対するサンプリング周波数が28.6MH
zで1水平期間のサンプリング数が910サンプルの場
合、システムクロックが32.4MHzで動作している
ときカウンタ値が960近傍であれば入力信号がMUS
Eであると判断できることになり、また2059近傍
(換算値)であればNTSCであると判断できる。
【0030】また、システムクロックが28.6MHz
で動作しているときカウンタ値が1820近傍であれば
入力信号がNTSCであると判断できることになり、ま
た849近傍(換算値)であればMUSEであると判断
できる。
【0031】また、カウンタ値が判断範囲内にない場合
は無信号と判断しシステムクロックを固定値とし、無信
号時のクロックの安定化を図ることができる。ただし、
サンプリング周波数値はこれに限るものではない。
【0032】(実施の形態3) 次に、本発明の第3の実施の形態について図2、図3を
用いて説明する。
【0033】図3のフローチャートに基づき以下その動
作を説明する。まずスイッチ17をフリーランデータに
切り換え、分周器13の分周比をフリーランモードに設
定し、システムの安定化を図る。
【0034】次にカウンタ9からの出力値がフリーラン
時のMUSEモード判別範囲x1,x2の範囲内にm1
回以上連続であればMUSE信号であると判断し、分周
器13の分周比をMUSEモードに設定する。
【0035】MUSEモード時にカウンタ9からの出力
値がMUSEモード時のMUSEモード判別範囲x3,
x4の範囲外にm2回以上連続であればMUSE信号で
なくなったと判断し、分周器13の分周比をフリーラン
モードに設定する。条件を満たさない場合は満たすまで
判別を繰り返す。
【0036】更にカウンタ9からの出力値がフリーラン
時のNTSCモード判別範囲y1,y2の範囲内にn1
回以上連続であればNTSC信号であると判断し、分周
器13の分周比をNTSCモードに設定する。
【0037】NTSCモード時にカウンタ9からの出力
値がNTSCモード時のNTSCモード判別範囲y3,
y4の範囲外にn2回以上連続であればNTSC信号で
なくなったと判断し、分周器13の分周比をフリーラン
モードに設定する。条件を満たさない場合は満たすまで
判別を繰り返す。
【0038】上記分岐条件をすべて満たさない場合はフ
リーラン動作を繰り返す。これによって誤判別を防ぎ、
システムの安定動作を図ることができる。
【0039】例えば、MUSEの水平周波数33.75
kHz、NTSCの15.734kHZに対し、各信号
の有無を判定する引き込みに用いるカウンタ値を、その
時のシステムクロックに対する1水平期間のクロック数
の±3%とし、各モードから外れる保持範囲に用いるカ
ウンタ値をその時のシステムクロックに対する1水平期
間のクロック数の±5%とすることにより、信号の乱れ
等の理由による判別の誤作動を防ぐことができ、また判
別範囲を連続m回満たすことでモードを切り替えること
により、信号の欠落とうの理由による誤動作を防ぐこと
ができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、同期制御
回路は同期判別後システム全体を供給された映像信号を
デコードするための映像信号処理システムに変換制御す
ることで、A/D変換器や映像信号処理回路を共用でき
大幅なコストダウンを図れるという有利な効果が得られ
る。
【0041】また、判別制御回路は前記カウンタからの
出力値が入力映像信号に対する設定値と異なる場合にお
いては無信号と判断し、前記分周器の分周比を固定値と
して設定することで、無信号時のクロックの安定化を図
れるという有利な効果が得られる。
【0042】また、判別制御回路は前記カウンタからの
出力値が入力映像信号に対する設定値と異なる場合にお
いては無信号と判断し、前記分周器の分周比を固定値と
して設定することで、無信号時のクロックの安定化を図
るとともに、前記判別制御回路は前記カウンタからの出
力値に対してヒステリシスを持たせ前記分周器の分周比
を切り替えることで、入力映像信号に対する誤判別を低
減させるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による第1の映像信号処
理回路構成図
【図2】本発明の一実施の形態による第2の映像信号処
理回路構成図
【図3】本発明の一実施の形態による同期信号処理アル
ゴリズムフローチャート
【図4】従来の映像信号処理回路図
【符号の説明】
1 映像信号入力端子 2 A/D変換器 3 プログラマブル演算回路 4 D/A変換器 5 メモリ(ROM) 6 メモリ(RAM) 7 CPU 8 同期分離回路 9 カウンタ 10 判別制御回路 11 分周器 12 位相比較器 13 クロック発生回路 14 映像信号出力端子 15 同期信号出力端子 16 第2の判別制御回路 17 スイッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−41878(JP,A) 特開 平5−56372(JP,A) 特開 平8−65596(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46 H04N 5/04 - 5/12 H04N 7/00 - 7/01

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムによって制御されるプロセッ
    サを1つ或いは複数個用いてテレビジョン信号処理を実
    行するテレビジョン受信機であって、入力映像信号に対
    して同期分離再生を行う同期分離回路と、1つ或いは複
    数の方式の映像信号を信号処理するためのクロックを発
    生させるクロック発生回路と、前記クロック発生回路か
    らのクロックを分周して位相比較用の同期信号を発生す
    る分周器と、前記分周器からの位相比較用の同期信号
    と、前記同期分離回路からの同期信号との位相比較を行
    い差分を前記クロック発生回路に出力する位相比較器
    と、前記同期分離回路からの同期信号の周波数を前記ク
    ロック発生回路からのクロック数としてカウントするカ
    ウンタと、前記カウンタの出力値に応じて同期信号の周
    波数判別を行い、前記分周器の分周比を切り替える判別
    制御回路とを備え、前記判別制御回路はカウンタからの
    出力値が入力映像信号に対する設定値と異なる場合にお
    いては無信号と判断し、分周器の分周比を固定値として
    設定することを特徴とするテレビジョン受信機。
  2. 【請求項2】 判別制御回路はカウンタからの出力値に
    対してヒステリシスを持たせ分周器の分周比を切り替え
    ることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン受信
    機。
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