JPH06205333A - サラウンド装置 - Google Patents
サラウンド装置Info
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- JPH06205333A JPH06205333A JP5000466A JP46693A JPH06205333A JP H06205333 A JPH06205333 A JP H06205333A JP 5000466 A JP5000466 A JP 5000466A JP 46693 A JP46693 A JP 46693A JP H06205333 A JPH06205333 A JP H06205333A
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- input
- input signal
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- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小レベルのステレオ音声入力信号、モノラル
音声入力信号が入力されてもL−Rの有無によって2モ
ードの切り替えが正確かつ自動的にできるようにし、結
果として良好なサラウンド効果が得られるようにする。 【構成】 ステレオ音声信号における左入力信号と右入
力信号と差信号分をL−R抽出回路20で抽出し、検波
回路21で差信号分を検波する。左入力信号と右入力信
号との和信号分をL+R抽出回路22で抽出して、検波
回路23で検波する。二つの検波出力信号の比を割算回
路24で得る。左入力信号と右入力信号と差信号分を抽
出してL−R抽出回路15からサラウンド処理回路16
に送出する。入力信号調整回路14aは、L−R抽出回
路15の一方の入力端を割算回路24の割算値によっ
て、左入力信号と右入力信号とがモノラル音声入力信号
の場合は入力レベル低下させ又は入力を断として、L−
R抽出回路15からの出力を、L+R成分を混在させ、
又はL+R成分のみに切り換える。
音声入力信号が入力されてもL−Rの有無によって2モ
ードの切り替えが正確かつ自動的にできるようにし、結
果として良好なサラウンド効果が得られるようにする。 【構成】 ステレオ音声信号における左入力信号と右入
力信号と差信号分をL−R抽出回路20で抽出し、検波
回路21で差信号分を検波する。左入力信号と右入力信
号との和信号分をL+R抽出回路22で抽出して、検波
回路23で検波する。二つの検波出力信号の比を割算回
路24で得る。左入力信号と右入力信号と差信号分を抽
出してL−R抽出回路15からサラウンド処理回路16
に送出する。入力信号調整回路14aは、L−R抽出回
路15の一方の入力端を割算回路24の割算値によっ
て、左入力信号と右入力信号とがモノラル音声入力信号
の場合は入力レベル低下させ又は入力を断として、L−
R抽出回路15からの出力を、L+R成分を混在させ、
又はL+R成分のみに切り換える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステレオ音声で再生を
行う音声多重テレビジョン受像機、ステレオシステムに
利用し、小レベルのステレオ音声入力信号、モノラル音
声入力信号が入力された場合に正確かつ確実に2モード
の切り替えを行うサラウンド装置に関する。
行う音声多重テレビジョン受像機、ステレオシステムに
利用し、小レベルのステレオ音声入力信号、モノラル音
声入力信号が入力された場合に正確かつ確実に2モード
の切り替えを行うサラウンド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声多重テレビジョン受像機、ス
テレオシステムでは、ステレオ音声信号を位相シフト処
理又はディレイ処理を行うサラウンド装置が用いられて
いる。
テレオシステムでは、ステレオ音声信号を位相シフト処
理又はディレイ処理を行うサラウンド装置が用いられて
いる。
【0003】このようなサラウンド装置にあって、ステ
レオ音声信号における左入力信号と右入力信号と差信号
分を抽出したL−(マイナス)R成分をサラウンド信号
とする際に、モノラル音声信号が入力される場合は、L
=RであるためL−Rの出力が零となる。この場合、サ
ラウンド信号は出力されない。このためモノラル音声信
号とステレオ音声信号を制御信号で切り換えて処理する
2モード切り替えが行われている。
レオ音声信号における左入力信号と右入力信号と差信号
分を抽出したL−(マイナス)R成分をサラウンド信号
とする際に、モノラル音声信号が入力される場合は、L
=RであるためL−Rの出力が零となる。この場合、サ
ラウンド信号は出力されない。このためモノラル音声信
号とステレオ音声信号を制御信号で切り換えて処理する
2モード切り替えが行われている。
【0004】図3は、制御信号で2つのモード切り替え
を行う従来サラウンド装置の構成を示すブロック図であ
る。同図において、この例は、入力端子1a,1bに入
力されたモノラル又はステレオ音声信号における左
(L)入力信号と右(R)入力信号とが、それぞれバッ
ファ2a,2bを通じて出力端子3a,3bからL出力
信号とR出力信号として送出される。
を行う従来サラウンド装置の構成を示すブロック図であ
る。同図において、この例は、入力端子1a,1bに入
力されたモノラル又はステレオ音声信号における左
(L)入力信号と右(R)入力信号とが、それぞれバッ
ファ2a,2bを通じて出力端子3a,3bからL出力
信号とR出力信号として送出される。
【0005】同時にバッファ2bからのR入力信号がL
−R抽出回路5の一方の入力端に入力される。またバッ
ファ2aからのL入力信号がスイッチ4を通じてL−R
抽出回路5の他方の入力端に入力される。スイッチ4
は、コントロール端子8からのコントロール信号でオン
/オフ(ON/OFF)される。このオン/オフでモノ
ラル音声信号処理と、ステレオ音声信号処理を切り換え
る2モード切り替えが行われる。すなわち、通常のスイ
ッチ4がオン(ON)の場合、L−R抽出回路5の出力
信号が、(R2 /R1 )×(L−R)になる。スイッチ
4がオフ(OFF)の場合、−(マイナス)(R2 /R
1 )×Rの出力信号となる。この場合、入力がモノラル
信号であるため−(R2 /R1 )×(L+R)/2の出
力信号がL−R抽出回路5から得られ、位相シフト処理
又はディレイ処理等を行うサラウンド処理部6に入力さ
れる。このサラウンド処理部6からサラウンド処理信号
が出力端子7を通じて送出される。
−R抽出回路5の一方の入力端に入力される。またバッ
ファ2aからのL入力信号がスイッチ4を通じてL−R
抽出回路5の他方の入力端に入力される。スイッチ4
は、コントロール端子8からのコントロール信号でオン
/オフ(ON/OFF)される。このオン/オフでモノ
ラル音声信号処理と、ステレオ音声信号処理を切り換え
る2モード切り替えが行われる。すなわち、通常のスイ
ッチ4がオン(ON)の場合、L−R抽出回路5の出力
信号が、(R2 /R1 )×(L−R)になる。スイッチ
4がオフ(OFF)の場合、−(マイナス)(R2 /R
1 )×Rの出力信号となる。この場合、入力がモノラル
信号であるため−(R2 /R1 )×(L+R)/2の出
力信号がL−R抽出回路5から得られ、位相シフト処理
又はディレイ処理等を行うサラウンド処理部6に入力さ
れる。このサラウンド処理部6からサラウンド処理信号
が出力端子7を通じて送出される。
【0006】ところで、この図3に示すサラウンド装置
では、サラウンド処理のために切り替えスイッチが配置
されることになる。この場合、モノラルモードの場合に
ステレオ音声信号が供給されると正常な音声出力が得ら
れなくなるため、本発明によって入力信号の成分を判定
して自動的に2モード切り替えを行うサラウンド装置の
提案を行った(特願昭63−11388号公報)。
では、サラウンド処理のために切り替えスイッチが配置
されることになる。この場合、モノラルモードの場合に
ステレオ音声信号が供給されると正常な音声出力が得ら
れなくなるため、本発明によって入力信号の成分を判定
して自動的に2モード切り替えを行うサラウンド装置の
提案を行った(特願昭63−11388号公報)。
【0007】図4は、この入力信号成分を判定して自動
的に2モード切り替えを行う従来のサラウンド装置の構
成を示している。
的に2モード切り替えを行う従来のサラウンド装置の構
成を示している。
【0008】図4において、この例は、図3に示した入
力端子1a,1b、バッファ2a,2b、出力端子3
a,3b、L−R抽出回路5、サラウンド処理部6を有
している。この他にスイッチ回路4a,L−R抽出回路
9、検波回路10が設けられている。
力端子1a,1b、バッファ2a,2b、出力端子3
a,3b、L−R抽出回路5、サラウンド処理部6を有
している。この他にスイッチ回路4a,L−R抽出回路
9、検波回路10が設けられている。
【0009】L−R抽出回路9では、L入力信号とR入
力信号の差信号分を抽出する。この差信号分を検波回路
10で検波し、この検波信号によってL−R抽出回路5
の片側の入力に設けたスイッチ回路4aをオン/オフ
(ON/OFF)する。このオン/オフ(ON/OF
F)によってサラウンド処理部6の入力信号をL−R信
号からモノラル時にL+R信号を混合し、又はL+R信
号に切り替えている。
力信号の差信号分を抽出する。この差信号分を検波回路
10で検波し、この検波信号によってL−R抽出回路5
の片側の入力に設けたスイッチ回路4aをオン/オフ
(ON/OFF)する。このオン/オフ(ON/OF
F)によってサラウンド処理部6の入力信号をL−R信
号からモノラル時にL+R信号を混合し、又はL+R信
号に切り替えている。
【0010】図5はスイッチ回路4aとL−R抽出回路
5とを組み合わせた詳細な構成を示す回路図である。図
4において、ステレオ音声信号のL入力信号、R入力信
号がL−R抽出回路9に入力された場合に検波回路10
からロー(L)レベルの検波信号が図5のトランジスタ
12のベースに入力される。またモノラル音声信号のL
入力信号、R入力信号がL−R抽出回路9に入力された
場合は、検波回路10からハイ(H)レベルの検波信号
がトランジスタ12のベースに入力される。ハイレベル
の検波信号が検波回路10から送出されるとスイッチ回
路4aとL−R抽出回路5では、R3 +R4 =R2 の場
合、ステレオ音声信号入力時は、トランジスタ12がオ
フ(OFF)となる。すなわち、(R2 /R1 )×(L
−R)となる。
5とを組み合わせた詳細な構成を示す回路図である。図
4において、ステレオ音声信号のL入力信号、R入力信
号がL−R抽出回路9に入力された場合に検波回路10
からロー(L)レベルの検波信号が図5のトランジスタ
12のベースに入力される。またモノラル音声信号のL
入力信号、R入力信号がL−R抽出回路9に入力された
場合は、検波回路10からハイ(H)レベルの検波信号
がトランジスタ12のベースに入力される。ハイレベル
の検波信号が検波回路10から送出されるとスイッチ回
路4aとL−R抽出回路5では、R3 +R4 =R2 の場
合、ステレオ音声信号入力時は、トランジスタ12がオ
フ(OFF)となる。すなわち、(R2 /R1 )×(L
−R)となる。
【0011】モノラル音声信号入力時には、トランジス
タ12がオン(ON)となり、その出力は、
タ12がオン(ON)となり、その出力は、
【0012】
【数1】 となる。
【0013】また、モノラル音声信号入力時は、L−R
=0である。したがって、−R4 /(R1 +R3 )Rと
なる。また、R3 =0,R4 =R2 とすると出力は、−
(R2 /R1 )×R=−(R2 /R1 )×(L+R)/
2となる。すなわち、図3に示した構成と同様の信号処
理が行われる。
=0である。したがって、−R4 /(R1 +R3 )Rと
なる。また、R3 =0,R4 =R2 とすると出力は、−
(R2 /R1 )×R=−(R2 /R1 )×(L+R)/
2となる。すなわち、図3に示した構成と同様の信号処
理が行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
のようにL−R信号抽出を行うサラウンド装置では、モ
ノラルソース用モードを設ける必要があり、その構成が
複雑である。
のようにL−R信号抽出を行うサラウンド装置では、モ
ノラルソース用モードを設ける必要があり、その構成が
複雑である。
【0015】また図4に示す構成では、検波回路10か
らの検波信号のレベルがトランジスタ12のVBEより低
電圧の場合には、トランジスタ12がオン(ON)にな
らないため、入力端子1a,1bの音声信号の入力レベ
ルが低いと自動の2モード切り替えに誤動作が発生する
場合がある。
らの検波信号のレベルがトランジスタ12のVBEより低
電圧の場合には、トランジスタ12がオン(ON)にな
らないため、入力端子1a,1bの音声信号の入力レベ
ルが低いと自動の2モード切り替えに誤動作が発生する
場合がある。
【0016】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、小レベルのステレオ音声入
力信号、モノラル音声入力信号が入力されても2モード
の切り替えが正確かつ自動的にでき、結果的に良好なサ
ラウンド効果が得られるサラウンド装置の提供を目的と
する。
課題を解決するものであり、小レベルのステレオ音声入
力信号、モノラル音声入力信号が入力されても2モード
の切り替えが正確かつ自動的にでき、結果的に良好なサ
ラウンド効果が得られるサラウンド装置の提供を目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のサラウンド装置は、ステレオ音声信号にお
ける左入力信号と右入力信号と差信号分を抽出する第1
のL−R抽出手段と、第1のL−R抽出手段からの差信
号分を検波する第1の検波手段と、ステレオ音声信号に
おける左入力信号と右入力信号との和信号分を抽出する
L+R抽出手段と、L+R抽出手段からの和信号分を検
波する第2検波手段と、第1の検波手段からの検波出力
信号と第2検波手段との検波出力信号とを割り算した割
算値信号を得るための割算手段と、ステレオ音声信号に
おける左入力信号と右入力信号と差信号分を抽出してサ
ラウンド処理部に送出する第2のL−R抽出手段と、第
2のL−R抽出手段の一方の入力端を、割算手段からの
割算値信号の割り算値によって、左入力信号と右入力信
号とがモノラル音声入力信号の場合は入力レベル低下さ
せ又は入力を断として、第2のL−R抽出手段からの出
力を、L+R成分を混在させ、又はL+R成分に切り換
えるための入力信号調整手段とを備える構成である。
に、本発明のサラウンド装置は、ステレオ音声信号にお
ける左入力信号と右入力信号と差信号分を抽出する第1
のL−R抽出手段と、第1のL−R抽出手段からの差信
号分を検波する第1の検波手段と、ステレオ音声信号に
おける左入力信号と右入力信号との和信号分を抽出する
L+R抽出手段と、L+R抽出手段からの和信号分を検
波する第2検波手段と、第1の検波手段からの検波出力
信号と第2検波手段との検波出力信号とを割り算した割
算値信号を得るための割算手段と、ステレオ音声信号に
おける左入力信号と右入力信号と差信号分を抽出してサ
ラウンド処理部に送出する第2のL−R抽出手段と、第
2のL−R抽出手段の一方の入力端を、割算手段からの
割算値信号の割り算値によって、左入力信号と右入力信
号とがモノラル音声入力信号の場合は入力レベル低下さ
せ又は入力を断として、第2のL−R抽出手段からの出
力を、L+R成分を混在させ、又はL+R成分に切り換
えるための入力信号調整手段とを備える構成である。
【0018】
【作用】このような構成の本発明のサラウンド装置で
は、第2のL−R抽出手段の一方の入力端を割算手段の
割算値によって、左入力信号と右入力信号とがモノラル
音声入力信号の場合は入力レベルを低下させ又は入力を
断として、第2のL−R抽出手段からの出力を、L+R
成分を混在させ又はL+R成分のみに切り換えるように
しているので、小レベルのステレオ音声入力信号、モノ
ラル音声入力信号が入力された場合にも2モードの切り
替えが正確かつ自動的にできる。
は、第2のL−R抽出手段の一方の入力端を割算手段の
割算値によって、左入力信号と右入力信号とがモノラル
音声入力信号の場合は入力レベルを低下させ又は入力を
断として、第2のL−R抽出手段からの出力を、L+R
成分を混在させ又はL+R成分のみに切り換えるように
しているので、小レベルのステレオ音声入力信号、モノ
ラル音声入力信号が入力された場合にも2モードの切り
替えが正確かつ自動的にできる。
【0019】
【実施例】次に、本発明のサラウンド装置の実施例を図
面を参照して詳細に説明する。
面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は、サラウンド装置の実施例における
構成を示すブロック図である。図1において、このサラ
ウンド装置は、モノラル又はステレオ音声信号における
左(L)入力信号と右(R)入力信号がそれぞれ入力さ
れる入力端子11a,11bと、この入力端子11a,
11bと接続されてL入力信号、R入力信号がそれぞれ
入力されるバッファ12a,12bと、このバッファ1
2a,12bからのL出力信号とR出力信号とをそれぞ
れ出力する出力端子13a,13bを有している。
構成を示すブロック図である。図1において、このサラ
ウンド装置は、モノラル又はステレオ音声信号における
左(L)入力信号と右(R)入力信号がそれぞれ入力さ
れる入力端子11a,11bと、この入力端子11a,
11bと接続されてL入力信号、R入力信号がそれぞれ
入力されるバッファ12a,12bと、このバッファ1
2a,12bからのL出力信号とR出力信号とをそれぞ
れ出力する出力端子13a,13bを有している。
【0021】さらに、このサラウンド装置には、バッフ
ァ12aからのL入力信号が一方の入力端に入力される
L−R抽出回路15と、バッファ12bとL−R抽出回
路15の他方の入力端間に接続される入力信号調整回路
14aと、L−R抽出回路15の出力端と入力端が接続
されるサラウンド処理回路16と、サラウンド処理回路
16の出力端と接続されてサラウンド処理信号を出力す
る出力端子17とが設けられている。なお、入力信号調
整回路14a,L−R抽出回路15は従前の図5に示し
た回路と基本的に同様の構成である。
ァ12aからのL入力信号が一方の入力端に入力される
L−R抽出回路15と、バッファ12bとL−R抽出回
路15の他方の入力端間に接続される入力信号調整回路
14aと、L−R抽出回路15の出力端と入力端が接続
されるサラウンド処理回路16と、サラウンド処理回路
16の出力端と接続されてサラウンド処理信号を出力す
る出力端子17とが設けられている。なお、入力信号調
整回路14a,L−R抽出回路15は従前の図5に示し
た回路と基本的に同様の構成である。
【0022】さらに、このサラウンド装置は、バッファ
12aからのL入力信号が入力されるL−R抽出回路2
0と、このL−R抽出回路20の出力端と入力端が接続
されて検波信号を出力する検波回路21と、バッファ1
2bからのR入力信号が入力されるL+R抽出回路22
と、このL+R抽出回路22の出力端と入力端が接続さ
れて検波信号を出力する検波回路23と、検波回路2
1,23からの検波信号を割算し、この割算した値の割
算値信号を入力信号調整回路14aに送出する割算回路
24とを有している。
12aからのL入力信号が入力されるL−R抽出回路2
0と、このL−R抽出回路20の出力端と入力端が接続
されて検波信号を出力する検波回路21と、バッファ1
2bからのR入力信号が入力されるL+R抽出回路22
と、このL+R抽出回路22の出力端と入力端が接続さ
れて検波信号を出力する検波回路23と、検波回路2
1,23からの検波信号を割算し、この割算した値の割
算値信号を入力信号調整回路14aに送出する割算回路
24とを有している。
【0023】次に、この実施例の構成における動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【0024】図1において、入力端子11a,11bに
入力されたモノラル又はステレオ音声信号における左
(L)入力信号と右(R)入力信号が、それぞれバッフ
ァ12a,12bを通じて出力端子13a,13bから
L出力信号とR出力信号として送出される。
入力されたモノラル又はステレオ音声信号における左
(L)入力信号と右(R)入力信号が、それぞれバッフ
ァ12a,12bを通じて出力端子13a,13bから
L出力信号とR出力信号として送出される。
【0025】同時にバッファ12aからのL入力信号が
L−R抽出回路15の一方の入力端に入力される。また
バッファ12bからのR入力信号が入力信号調整回路1
4aを通じてL−R抽出回路15の他方の入力端に入力
される。
L−R抽出回路15の一方の入力端に入力される。また
バッファ12bからのR入力信号が入力信号調整回路1
4aを通じてL−R抽出回路15の他方の入力端に入力
される。
【0026】このL−R抽出回路15で抽出した信号が
サラウンド処理回路16に入力される。サラウンド処理
回路16では、位相シフト処理又はディレイ処理等を行
ったサラウンド処理信号を出力端子17を通じて出力す
る。
サラウンド処理回路16に入力される。サラウンド処理
回路16では、位相シフト処理又はディレイ処理等を行
ったサラウンド処理信号を出力端子17を通じて出力す
る。
【0027】一方、バッファ12aからのL出力信号
は、L−R抽出回路20に入力され、ここで抽出した信
号が検波回路21で検波され、この検波信号が出力され
る。
は、L−R抽出回路20に入力され、ここで抽出した信
号が検波回路21で検波され、この検波信号が出力され
る。
【0028】同時にバッファ12bからのR出力信号が
L+R抽出回路22に入力される。ここで抽出した信号
が検波回路23で検波されて、この検波信号が出力され
る。この検波回路21,23からの2つの検波信号が割
算回路24に入力され、ここで割算が行われる。すなわ
ち、(L−R)/(L+R)又は(L+R)/(L−
R)を求める。
L+R抽出回路22に入力される。ここで抽出した信号
が検波回路23で検波されて、この検波信号が出力され
る。この検波回路21,23からの2つの検波信号が割
算回路24に入力され、ここで割算が行われる。すなわ
ち、(L−R)/(L+R)又は(L+R)/(L−
R)を求める。
【0029】そして、この(L−R)/(L+R)の割
算値が0の場合に入力信号調整回路14aは、L−R抽
出回路15の一方の入力を断にする。また(L+R)/
(L−R)の割算値が極めて大の場合に入力信号調整回
路14aは、バッファ12bからのR出力信号のレベル
を低下させてL−R抽出回路15に出力する。
算値が0の場合に入力信号調整回路14aは、L−R抽
出回路15の一方の入力を断にする。また(L+R)/
(L−R)の割算値が極めて大の場合に入力信号調整回
路14aは、バッファ12bからのR出力信号のレベル
を低下させてL−R抽出回路15に出力する。
【0030】このL−R抽出回路15の一方の入力断及
びR出力信号のレベル低下の制御について説明する。図
2は、この制御におけるサラウンド処理回路16の入力
レベルと(L−R)との関係を示している。
びR出力信号のレベル低下の制御について説明する。図
2は、この制御におけるサラウンド処理回路16の入力
レベルと(L−R)との関係を示している。
【0031】図2において、この例は、入力されたモノ
ラル音声信号の特性がカーブ特性(a)である。そし
て、この場合に(L+R)、(L−R)のレベルが大き
い場合に(L−R)がL−R抽出回路15を通じてサラ
ウンド処理回路16に入力され、入力信号のA点で入力
信号調整回路14aがオン/オフ(ON/OFF)す
る。
ラル音声信号の特性がカーブ特性(a)である。そし
て、この場合に(L+R)、(L−R)のレベルが大き
い場合に(L−R)がL−R抽出回路15を通じてサラ
ウンド処理回路16に入力され、入力信号のA点で入力
信号調整回路14aがオン/オフ(ON/OFF)す
る。
【0032】また入力信号調整回路14a、すなわち、
従前の図5のトランジスタ12のオン/オフ(ON/O
FF)を(L−R)と(L+R)との割算値で徐々に切
り替えるようにして図2中のカーブ特性(b)を得る。
なお、図2は、図5中の抵抗器R3 =0のときの例であ
る。
従前の図5のトランジスタ12のオン/オフ(ON/O
FF)を(L−R)と(L+R)との割算値で徐々に切
り替えるようにして図2中のカーブ特性(b)を得る。
なお、図2は、図5中の抵抗器R3 =0のときの例であ
る。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のサラウンド装置は、第2のL−R抽出手段の一方の入
力端を割算手段の割り算値によって、左入力信号と右入
力信号とがモノラル音声入力信号の場合は入力レベル低
下させ又は入力を断として、第2のL−R抽出手段から
の出力を、L+R成分を混在させ又はL+R成分のみに
切り換えるようにしているため、小レベルのステレオ音
声入力信号、モノラル音声入力信号が入力された場合に
も2モードの切り替えが正確かつ自動的にできるという
効果を有する。
のサラウンド装置は、第2のL−R抽出手段の一方の入
力端を割算手段の割り算値によって、左入力信号と右入
力信号とがモノラル音声入力信号の場合は入力レベル低
下させ又は入力を断として、第2のL−R抽出手段から
の出力を、L+R成分を混在させ又はL+R成分のみに
切り換えるようにしているため、小レベルのステレオ音
声入力信号、モノラル音声入力信号が入力された場合に
も2モードの切り替えが正確かつ自動的にできるという
効果を有する。
【図1】本発明のサラウンド装置の実施例における構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】実施例の動作説明に供され、サラウンド処理回
路の入力レベルと(L−R)との関係を示す図である。
路の入力レベルと(L−R)との関係を示す図である。
【図3】制御信号によって2モード切り替えを行う従来
サラウンド装置の構成を示すブロック図である。
サラウンド装置の構成を示すブロック図である。
【図4】入力信号成分を判定して自動的に2モード切り
替えを行う従来のサラウンド装置の構成を示すブロック
図である。
替えを行う従来のサラウンド装置の構成を示すブロック
図である。
【図5】図4中のスイッチ回路とL−R抽出回路とを組
み合わせた詳細な構成を示す回路図である。
み合わせた詳細な構成を示す回路図である。
11a,11b 入力端子 12a,12
b バッファ 13a,13b 出力端子 15,20
L−R抽出回路 14a 入力信号調整回路 16 サラウ
ンド処理回路 17 出力端子 21,23
検波回路 22 L+R抽出回路 24 割算回
路
b バッファ 13a,13b 出力端子 15,20
L−R抽出回路 14a 入力信号調整回路 16 サラウ
ンド処理回路 17 出力端子 21,23
検波回路 22 L+R抽出回路 24 割算回
路
Claims (1)
- 【請求項1】 ステレオ音声信号における左入力信号と
右入力信号と差信号分を抽出する第1のL−R抽出手段
と、上記第1のL−R抽出手段からの差信号分を検波す
る第1の検波手段と、上記ステレオ音声信号における左
入力信号と右入力信号との和信号分を抽出するL+R抽
出手段と、上記L+R抽出手段からの和信号分を検波す
る第2検波手段と、上記第1の検波手段からの検波出力
信号と第2検波手段との検波出力信号とを割り算した割
算値信号を得るための割算手段と、上記ステレオ音声信
号における左入力信号と右入力信号と差信号分を抽出し
てサラウンド処理部に送出する第2のL−R抽出手段
と、上記第2のL−R抽出手段の一方の入力端を、上記
割算手段からの割り算値信号の割り算値によって、上記
左入力信号と右入力信号とがモノラル音声入力信号の場
合は入力レベルを低下させ又は入力を断として、上記第
2のL−R抽出手段からの出力を、L+R成分を混在さ
せ、又はL+R成分に切り換えるための入力信号調整手
段とを備えるサラウンド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5000466A JPH06205333A (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | サラウンド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5000466A JPH06205333A (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | サラウンド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06205333A true JPH06205333A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=11474580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5000466A Withdrawn JPH06205333A (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | サラウンド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06205333A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007081926A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Yamaha Corp | 音場制御装置 |
-
1993
- 1993-01-06 JP JP5000466A patent/JPH06205333A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007081926A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Yamaha Corp | 音場制御装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |