JPH03117924A - マルチシステムamステレオ受信器 - Google Patents

マルチシステムamステレオ受信器

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JPH03117924A
JPH03117924A JP2254986A JP25498690A JPH03117924A JP H03117924 A JPH03117924 A JP H03117924A JP 2254986 A JP2254986 A JP 2254986A JP 25498690 A JP25498690 A JP 25498690A JP H03117924 A JPH03117924 A JP H03117924A
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stereo
signal
receiver
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channel
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JP2254986A
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Leonard R Kahn
レオナード リチャード カーン
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/44Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for broadcast
    • H04H20/46Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for broadcast specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53-H04H20/95
    • H04H20/47Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for broadcast specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53-H04H20/95 specially adapted for stereophonic broadcast systems
    • H04H20/49Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for broadcast specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53-H04H20/95 specially adapted for stereophonic broadcast systems for AM stereophonic broadcast systems

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  • Signal Processing (AREA)
  • Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、マルチシステムAMステレオ受信器にかかり
、特にこの受信器における同チャネル形妨害の好ましく
ない影響の低減に関するものである。
(従来の技術) 1982年3月、連邦通信委員会(FCC)は、AMス
テレオ放送の標準を選定する、いわゆる“market
place approach”をフォローして、複数
の競合システムの何れでも使用できる放送方式をオーソ
ライズした。競合するAMステレオシステムではすべて
、左チャネル(L)および右チャネル(R)のステレオ
音声信号を加算してL+R信号をつくり、これを用いて
従来のようにラジオ周波数(RF)キャリアの振幅変調
を行っている。
同様に、減算によってL−R信号がつくられ、いくつか
のAMステレオシステムでは、これを用いてRFキャリ
アの位相変調(PM)を行い、またほかのシステムでは
キャリアの直角変調(QM)を行っている。
米国における、すべてのAMステレオシステムからの放
送信号は、通常のモノラルSM受信器で受信できるが、
相互には両立的になっていない。すなわち、或るシステ
ム用に設計したAMステレオ受信器は、他のシステムを
用いて放送されたステレオ信号に対しては一般に受信不
能である。
この非両立性のために、受信器メーカーはステレオの設
計で、1つだけのAMステレオシステム用にするか、2
つ以上のシステムの信号のステレオ受信ができるように
するかの選択を行う必要があった。両タイプの受信器が
市場にでており、またマルチシステム受信器には2つの
タイプが出ている。すなわち、一部のものはパイロット
信号検出回路を有し、これによって受信したAMステレ
オ信号を正当にデコードできるように、受信器回路を自
動的にスイッチングしている。また他のマルチシステム
受信器は、この目的のための手動スイッチを設けている
ここで用いられている“同チャネル形の妨害(co−c
hannel type interference)
”という用語は、同一チャネル妨害と、これに似た例え
ば、選択的フェージングあるいは上空波/地上波間干渉
などによる妨害とを意味している。
同チャネル形妨害の存在によってマルチシステムAMス
テレオ受信器に発生する悪影響の迷惑度は、すべてのA
Mステレオシステムで必ずしも同じではない。例えば、
受信器のAMステレオデコーダ回路が、位相分離システ
ムの1つであるmotorolaシステムの受信モード
で動作しているときに妨害が発生したとすると、同チャ
ネル形妨害は(モノラル受信の場合に普通に経験される
音量の変動に加えて)AMステレオイメージにおける音
源の横から横への移動を発生させ、この移動はいわゆる
ステレオの“platform motion”(プラ
ットフォーム運動)として知られている。また或る妨害
状態では、ステレオイメージにおける音源が、同チャネ
ルのビート周波数、すなわち所望信号と妨害信号とのキ
ャリア周波の差に同期して、前後に、かつ左右全体にス
イングする。
しかしながら、受信器がKahn/Hazaltine
システムの受信モードで動作しているときは、Kahn
/Hazeltineシステムが、独立側帯波(ISB
)あるいは周波数分離AMステレオシステムであるため
に、プラットフォーム運動は生じない。Motorol
a受信モードの場合はプラットフォーム運動は、このA
Mステレオシステムの性質による受信器設計の本来的な
特性である。Kahn/Hazeltineシステムに
はプラットフォーム運動が生じないのに、このMoto
rolaシステムにはプラットフォーム運動が生ずる理
由は、要約すると次の通りである。
Kahn/Hazeltine ISB AMステレオ
システムは本質的に周波数分離システムであり、従って
送信信号内では、左ステレオ情報は本質的に単一側帯と
して周波数の低い方の側帯内で搬送され、右ステレオ情
報は周波数の高い方の側帯内で搬送される。これに対し
てMotorolaシステムでは、Magnavoxシ
ステムなど他の位相分離システムと同じように、ステレ
オ情報はキャリア位相変調内に存在し、二重側帯波信号
から周波数によって分離することはできない。すなわち
、Motorola AMステレオシステムは本来、位
相分離システムであり、従って放送信号が受信器でデコ
ードされる前にその位相を変えるような干渉(例えば同
チャネル)やその他の妨害の何れに対してもクリチカル
な感受性を持っている。
これに対して、Kahn/Hazeltineシステム
は周波数分離方式であり、例えば望ましくない同一チャ
ネル信号と受信器内の望ましい信号との相互干渉によっ
て発生する信号内の無用な位相変化に対して比較的不感
応である。
(発明が解決しようとする課題) 従って本発明の目的は、AMステレオ受信器に、その時
に受信しているAMステレオ信号のタイプの如何にかか
わらず、好ましくない同チャネル形の妨害が存在すると
き、受信器がKahn/Hazeltineシステムの
受信モードになければ、自動的に受信器をこのモードに
切換える能力をあたえることである。また受信している
信号が、Motorolaシステムのような位相分離A
Mステレオシステムの信号であれば、そのままでは再生
されたステレオイメージの中に存在する筈の好ましくな
いステレオプラットフォーム運動は、受信器の受信モー
ドをKahn/Hazeltineシステムの受信モー
ドに切換えることによって除去される。
位相分離ステレオシステムの受信中に、受信器をKah
n/Hazeltineシステムの受信モードに切換え
ると、ステレオ分離はこれによって悪い影響を受けるが
、聴取者に対する全体的な効果は、プラットフォーム運
動が無くなることによって著しい改善になる。さらに、
“fullness”(充実性)すなわちサウンドイメ
ージの雰囲気は健在であり、ステレオサウンドイメージ
におけるこの音の“Fullness”が極めて重要で
あることは、古くから認められているところである。事
実、或る人は、聴取者にとって方向特性よりも遥かに重
要であると考えており、例えば下記の論文に述べられて
いる。“The Non−Directional A
spect of Stereo”(ステレオの非方向
性の特性),C.J.Hisch,IRE Trans
actions of Broadcast and 
Television Reseived.1961年
11月発行版、Vol.BTR−7,No.3,p.3
6〜39。
位相分離システム用の従来のAMステレオ受信器の或る
ものは、同チャネル形の妨害が存在するとき、受信器を
自動的にモノラル受信に切換える検出器を用いることに
よって、同チャネル形妨害に起因する問題を“解決”し
ているが、これは同時にステレオ受信のすべての利点を
失うことになる。しかしながら本発明は、これに対して
、再生されるステレオイメージの望ましい雰囲気を維持
しながら同チャネル形の妨害によるプラットフォーム運
動を除去するものである。
本発明のもう1つの目的は、同チャネル妨害がAM受信
器内に存在するとき発生する歪み効果を低減することで
ある。妨害信号と受信器内の所望信号との相互干渉は選
択的フェージングと同じような効果を発生する。選択的
フェージングは、IEEE Standard Dic
−tionary of Electrical an
d Electronic Terms(IEEE電気
および電子用語の標準辞典),ANSI−IEEE s
td.100−1984,8月10日,1984年刊、
p.812に、“Fading that is di
fferent at different freg
u−encies in a freguency b
and accupied by a madnlat
ed wave”(変調波で占められた周波数帯内の周
波数ごとに異るフェージング)と定義されている。
従って、AM受信器内に同チャネル形妨害が存在すると
、受信器内の包絡線検波器によって再生されたオーディ
オ信号に歪みが生ずる。同じ妨害状態で、同期検波器の
出力の歪みは著しく小さくなる。現在のAMステレオシ
ステム用の受信器では、ステレオ信号のL+R成分を再
生するのに包絡線検波器を用いることが共通の技術とな
っているので、本発明は、同チャネル形の妨害が存在す
るとき、受信器を包絡線検波から同期検波に自動的に切
換えるスイッチング手段を設け、これによって歪みを低
減させるものである。
(課題を解決するための手段と作用) 本発明の1つの態様によれば、選択されたAMステレオ
システムに対応して発生されると共に同チャネル形の妨
害によって悪影響を受けているAMステレオ信号用の改
良されたAMステレオ受信器が提供される。この受信器
は、ラジオ周波数(RF)AMステレオ信号を受信する
と共に、この信号を対応する中間周波数信号(IF)に
変換する手段を含んでいる。この受信器はさらに、受信
した信号の中に同チャネル形の妨害の存在することを検
出すると共に、これを指示する制御信号を発生する手段
を含んでいる。この受信器はまた、上記IF信号および
上記制御信号に応答すると共に、少くとも2つの異るモ
ードでステレオ信号をデコードできる能力を有し、同チ
ャネル形妨害の存在によって悪影響を受ける第1のステ
レオモードで、受信されたAMステレオ信号をデコード
し、さらに同チャネル形妨害の存在が上記制御信号によ
って指示されたとき、同チャネル形妨害に悪影響を受け
ることの少い第2のステレオモードに切換えるデコード
手段を含んでいる。
本発明のもう1つの態様によれば、同チャネル形妨害が
存在するとき、そのままではAM受信器の出力に発生す
る歪みを低減させる歪み低減装置を有するAM受信器が
提供される。上記の受信器は、上記受信器で受信したラ
ジオ周波数(RF)信号を表わす中間周波数(IF)信
号を供給する手段を含んでいる。この受信器はまた、上
記IF信号内に同チャネル形妨害が存在することを検出
し、これを指示する制御信号を発生する手段を含んでい
る。
この受信器はさらに、上記IF信号、および上記制御信
号に応答すると共に、2つの異るモードの振幅変調が可
能であり、その第1のモードは上記信号の包絡線検波を
用い、その第2のモードは同期検波を用いており、上記
IF信号を上記第1のモードで振幅復調すると共に、同
チャネル形妨害の存在が上記制御信号によって指示され
たとき上記第2のモードに切換え、これによって同チャ
ネル形妨害が存在するとそのままでは上記復調手段の出
力の中に存在する歪を低減させる復調手段を含んでいる
(実施例) 以下、本発明を図面を参照して詳細に説明する。
本発明によるマルチシステムAMステレオ受信器の一実
施例の機能ブロック図を第1図に示す。説明を分り易く
するために、図は機能ブロックに分けて示しているが、
これらのブロックは必ずしも、実際のマルチシステムA
Mステレオ受信器における回路区分を表わすものではな
い。例えば、第1図における各L−Rブロック12およ
び13は、同期検波器や位相基準信号源など、同じよう
な(場合によっては同一の)回路を用いることが普通で
あり、従ってこれらの回路は実際的には結合されること
が多い。しかしながら、第1図の機能区分は本発明の説
明に最良のものであり、但し本発明を限定するものでは
ない。
第1図において、スイッチ21〜23、25および26
は電気的制御信号によって作動される電子スイッチを示
す。このタイプのスイッチは集積回路の形で容易に入手
可能であり、例えばRCAのCD4066B形4極2方
向性スイッチ集積回路がある。しかしながら、本発明は
この形式のスイッチの使用に限定されるものではない。
このことは、第2図および第3図の中のスイッチについ
ても同様である。
第1図において、マルチシステムAMステレオレコーダ
10へのIF入力は、アンテナに結合されてラジオ周波
数(RF)信号を受信してこれを対応する中間周波数(
IF)信号に変換する、従来の方法を用いたRF/IF
ユニットから与えられる。IF入力は包絡線検波器11
のほか、Kahn/HazeltineシステムL−R
デコーダ12、MotorolaシステムのL−Rデコ
ーダ13、およびMagnavoxシステムのL−Rデ
コーダ(図示せず)に結合されている。これらのL−R
デコーダの各ブロックは、各デコーダの設計に対応する
、AMステレオシステムの信号からL−R情報をデコー
ドするのに必要な回路を含んでいる。
これらのAMステレオシステムのそれぞれに対するデコ
ーダ回路の設計は、当業者にとっては周知のものである
。なお、第1図〜第3図では、3つのタイプのAMステ
レオシステムのみに対するデコーダが示されているが、
本発明のスコープ内で、他のタイプのAMステレオシス
テム用のデコーダを追加したり、或いは代用することが
可能である。
マトリックス27はL+R信号とL−R信号を加算およ
び減算して左(L)および右(R)の信号出力を発生し
、これらの出力は、それぞれLおよびRの音響再生装置
を駆動するオーディオ増幅器に結合されている。
IF入力信号はまた、パイロット信号および同チャネル
形妨害の検出器ユニット15に接続されている。しかし
ながら、実際の受信器では、L−Rデコーダ12または
13内の位相検出器(または2つ以上のL−Rデコーダ
に共通の位相検出器)の出力が、ユニット15内のパイ
ロットおよび同チャネル形妨害の検出回路に入力を与え
ることもある、ということは再度注意すべきである。当
業者にとっては、種々のタイプのパイロット検出回路が
知られており、また同チャネル形妨害検出器の一例は、
Sanyo製のLA1910マルチマルチシステムAM
ステレオデコーダ用集積回路(IC)の中に見出すこと
ができる。
SanyoのICについては、下記の技術論文に詳細に
述べられている。“Single Chip Mult
i−System AM Stereo Decode
r IC”、(単一チップのマルチシステムAMステレ
オデコーダ用IC)IEEE Transaction
s On Consumaer Electronic
s,1986年8月、Vol.CE−32,No.3(
ISSN 0098−3063)p.482〜495。
特に断わらない限り、同チャネル妨害検出器15は、A
Mステレオパイロット信号と、同チャネル形妨害が両方
とも存在するときのみ、出力制御信号を発生するものと
する。その検出器が本来このような性質をもっていない
ときは、当業者にとって自明なように、AMステレオパ
イロット信号の有無にかかわらず動作する同チャネル形
妨害検出器に、パイロット検出器回路からの入力を有す
る適当なロジック回路を接続し、同チャネル形妨害のほ
かにAMステレオパイロット信号も存在するよきのみ同
チャネル形妨害制御信号を出力するようにすればよい。
ブロック15でKahn/Hazeltineシステム
の信号を受信しているときは、これに関連した15Hz
のパイロット信号が検出されて制御信号が作られ、リー
ド16を介してスイッチ22に結合される。同様にMo
torolaシステムの信号を受信しているときは、こ
れに関連した25Hzのパイロット信号が検出されて制
御信号が作られ、リード17を介してスイッチ23に結
合される。同じようにしてMagnavoxシステムの
信号が受信されているときは、その5Hzのパイロット
信号が検出されて制御信号が作られ、リードを介してス
イッチ24に結合される。
所定のスレショルドレベル以上の同チャネル形妨害が存
在すると、対応する制御信号がユニット15によって発
生され、リード19を介してスイッチ21および25に
結合される。第1図では、各スイッチは、Motoro
la AMステレオシステムの信号を受信中で、かつ同
チャネル形妨害が無い場合の動作位置で示されている。
例えばKahn/Hazeltine AMステレオシ
ステムの信号が受信されているときは、スイッチ22は
閉じられ、スイッチ23は開かれる。第1図に示すスイ
ッチはスイッチ26を除いてすべて常開であり、リード
16〜19を介して制御信号が与えられたときに閉路す
る。
第1図において、同チャネル妨害が存在すると、その結
果としてリード19に発生する制御信号がスイッチ21
および25を閉路させる。スイッチ21が閉路すると、
Kahn/HazeltineシステムのL−Rデコー
ダ12の出力がマトリックス27に接続される。スイッ
チ25が閉じると、スイッチ26が開かれる。このよう
に、同チャネル形妨害が存在すると、本発明では、Mo
torolaシステムのデコーダ13のL−R出力がス
イッチ26によってマトリックス27のL−R入力ポー
トから切り離されると共に、スイッチ21の閉路によっ
て、Kahn/HazeltineシステムのL−Rデ
コーダ12の出力に切換えられる。
前に述べたように、この構成を用いると、音の雰囲気は
、マトリックス27の出力側に結果として生成されるス
テレオ信号から再生された音響イメージ内に保持される
と共に、但しその方向特性は本質的に失われる。しかし
ながら、結果としての音響イメージにおいてプラットフ
ォーム運動が無くなることは基本的な利点であり、さら
に受信器がMotorolaシステムのモードのままで
あったり、或いはモノラル受信モードに切換えられたり
する場合に比べて、より好ましい音響イメージを与える
同様に、Magnavox AMステレオシステムの信
号が受信されていると、或るスイッチが閉じてスイッチ
23が開いている。この場合は、同チャネル妨害が存在
すると、リード19上の制御信号がスイッチ21および
25を閉路させ、これが次にスイッチ26を開路させる
。これによってMagnavoxシステムのデコーダ1
5の出力はマトリックス27から切り離され、Kahn
/Hazeltineシステムのデコーダ12の出力が
代って接続される。
第1図において、Kahn/Hazeltineシステ
ムの信号を受信中に同チャネル形の妨害が存在すると、
スイッチ21および25が閉路し、スイッチ26が開路
する。
本発明の説明の便宜上、第1図には特定のスイッチング
形式が示されている。しかしながら、当業者にとっては
、本発明の精神を逸脱することなく、スイッチング形式
を種々に変更することは容易である。第1図に示す本発
明の実施例の重要な特徴は、同チャネル形妨害が存在す
るとき、マルチシステムAMステレオデコーダ10を、
受信中のAMステレオ信号のタイプの如何にかかわらず
Kahn/Hazeltineシステムの受信モードで
動作させるということである。
第2図は、第1図を用いて説明した本発明の第1の態様
を含むと共に、下記に説明する追加された態様を含むマ
ルチシステムAMステレオデコーダ31の機能ブロック
図を示している。第2図における構成要素11〜27の
名称および動作は、上記説明したばかりの第1図におけ
る対応する番号の構成要素と同じである。第2図はさら
に、下記追加の構成要素、すなわち同期L+R検波器2
8およびスイッチ29および30を含んでおり、これに
よって同チャネル形妨害の存在において、さらに音響品
質の改善が得られる。ユニット内の同期検波器28への
基準入力信号は位相ロックループまたは同業者には周知
の他の方法によって与えられる。第1図の場合と同じよ
うに、第2図の各スイッチは、Motorola AM
ステレオシステムの信号を受信中で、かつ同チャネル形
妨害が無い時の位置を示している。
第2図において、同チャネル形妨害が存在すると、結果
として発生するリード19上の制御信号によってスイッ
チ21および25が閉じると共にスイッチ26が開き、
第1図で説明した結果と同じになる。しかしながら、こ
の場合はさらに、リード20上の信号がスイッチ29を
閉路させ,これによってL+R包絡線検波器11の出力
をマトリックス27のL+R入力から切り離す。同様に
、リード19上の制御信号がスイッチ30に結合され、
これを閉路させると共に、L+R同期検波器28の出力
を,ユニット11からのL+R包絡線検波器の出力の代
りにマトリックス27へ接続する。このように、同チャ
ネル形妨害が存在するとき、包絡線検波を同期L+R検
波に切換えることが,本発明のもう1つの特徴であり,
全タイプのAMステレオ信号の受信に対して,歪みの低
域およびSN比の改善の両方の意味で受信品質の改善を
もたらす。
この場合も,第2図に示すスイッチング回路の構成を,
当業者が,本発明のスコープ内で種々に享受することは
容易である。
第3図は、第2図で説明した本発明の第2の態様のみを
具体化した,マルチシステムAMステレオデコーダ40
の機能ブロック図を示したものである。第3図において
、第2図の実施例の場合と同じ動作を行う構成要素は同
じ参照番号を付している。
第3図の実施例においては,同チャネル形妨害があって
も、他のAMステレオシステムの信号を受信中は,AM
ステレオ信号デコーダを自動的にKahn/Hazel
tineシステムの動作モードに切換えることはしない
。しかしながら第2図で説明したのと同じように,同チ
ャネル形妨害が存在すると,L+R検波は自動的に包絡
線検波から同期検波に切換えられ、第2図の実施例で説
明したのと同じ利益が得られる。
第1図〜第3図に示す本発明の各実施例では、モノラル
信号を受信中は、受信モードのKahn/Hazelt
ineシステムへの切換え,および同期L+R検波への
切換えは行われず、これは前に説明したように、同チャ
ネル形妨害検出器15は、AMステレオパイロットと同
チャネル形妨害との両方が同時に受信信号内に存在しな
い限り、リード19への制御信号の出力を行わないから
である。
しかしながら、パイロット信号の存在を必要としない同
チャネル形妨害検出器が第3図の実施例に用いられたと
すると、この場合は同チャネル形妨害が存在すると,受
信モードがモノラルおよびステレオの何れであっても、
L+R検波が包絡線検波から同期検波に切換えられる。
従って、同チャネル形妨害が存在する場合の同期検波の
利点は、ステレオ受信と同じくモノレル受信でも得られ
ることになる。従って、本発明のこの態様は,モノラル
のAM受信器にも適用できるものである。
同様に、第1図において、AMステレオパイロットの存
在を必要としない同チャネル形妨害検出器が用いられた
とすると、第1図についてすでに説明した動作に加えて
、モノラル信号を受信中にも、同チャネル形妨害が存在
すると、スイッチ21が閉路することによって、受信器
はKahn/Hazeltineシステムの受信モード
に切換わる。一般的に、マルチシステム受信器でモノラ
ル信号を受信するときは、Kahn/Hazeltin
eシステムの受信モードの方が普通のモノラル受信に比
べて遥かに好ましいものであり、これは前者の方が顯著
の不利を伴うことなく、サウンドイメージに“full
ness”が得られるからである。
第2図の実施例で、AMステレオパイロットの存在を必
要としない同チャネル形妨害検出器が用いられたとする
と、同チャネル形妨害が存在すると、受信器がどのタイ
プのAMステレオシステム信号を受信中であっても、受
信器は前述のように(Kahn/Hazeltineシ
ステムの受信モードで)動作することになる。さらに。
同チャネル形妨害の存在する中でモノラル信号を受信す
ると、リード19に発生した制御信号によってデコーダ
31が、Kahn/Hazeltineシステムのデコ
ードモードに(このモードになっていない場合)切換え
られ、包絡線検波に代ってL+R同期検波を行う。
同チャネル形妨害検出器の他の具体例を、第2図に示す
タイプのマルチシステムAMステレオデコーダに用いる
ことも可能である。
例えば、2つのタイプの同チャネル形妨害制御信号の発
生が可能であり、その1つはAMステレオパイロットを
必要とするものであり、他の1つはこれを必要としない
ものである。
両方の1つの信号を発生する1つの存在は、先ずAMス
テレオパイロットを必要としない同チャネル形妨害検出
器を用いて第1の同チャネル形妨害制御信号を発生し、
次に適当なロジック回路を用いて、ステレオパイロット
と同チャネル形妨害とが両方とも存在するときだけ、同
チャネル形妨害制御信号を発生するようにすることであ
る。この第2の制御信号を第2図の中のリード19を介
してスイッチ21に印可すると共に、上記第1の制御信
号のための別な出力リードをブロック15とスイッチ2
5および30との間に追加し、これをこれらのユニット
間を接続しているリード19の代りに用いればよい。こ
の場合、同チャネル形妨害が存在するときの動作は、第
2図について最初に説明した動作と同じである。さらに
、同チャネル形妨害の存在するモノラル信号を受信して
いるときは、デコーダはモノラルモードのままであるが
、L+R検波は包絡線検波から同期検波へ切換えられる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例として、同チャネル形妨害
が存在するとき、受信モードを自動的にKahn/Ha
zeltineシステムに切換えるマルチシステムAM
ステレオ受信器のデコーダ部を示す機能ブロック図、第
2図は、本発明の他の実施例として、同チャネル形妨害
が存在するとき自動的にL+R包絡線検波から同期検波
に切換えるマルチシステムAMステレオ受信器のデコー
ダ部を示す機能ブロック図、第3図は,本発明のさらに
他の実施例としてのマルチシステムAMステレオ受信器
のデコーダ部を示す機能ブロック図である。 10、31,41 AMステレオデコーダ11、 L+
R包絡線検波器 12、 L−Rデコーダ(Kahn/Hazeltin
e)13、 L−Rデコーダ(Motorola)15
 同チャネル形妨害検出器 16、17、19、20、 リード

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、選択されたAMステレオシステムに対応して発生さ
    れると共に同チャネル形の妨害によって悪影響を受けて
    いるAMステレオ信号をデコードする、AMステレオ受
    信器用の改良されたステレオデコーダにおいて、 受信されたラジオ周波数のAMステレオ信号に対応する
    中間周波数信号を供給する手段、上記中間周波数信号の
    中に同チャネル形の妨害が存在することを検出し、これ
    を指示する制御信号を発生する手段、および 上記中間周波数信号および上記制御信号に応答すると共
    に、少くとも2つの異るモードでステレオ信号をデコー
    ドでき、包絡線検波を用いて上記中間周波数信号内のス
    テレオ和信号(L+R)情報を表わす信号を発生すると
    共に同チャネル形妨害の存在によって悪影響を受ける第
    1のステレオモードで、受信されたAMステレオ信号を
    デコードし、さらに同チャネル形妨害の存在が上記制御
    信号によって指示されたとき、同期検波を用いて(L+
    R)を表わす信号を発生すると共に同チャネル形妨害に
    悪影響を受けることの少い第2のステレオモードに切換
    える手段、 を備えたことを特徴とする、改良されたステレオデコー
    ダ。 2、上記選択されたAMステレオシステムは位相分離シ
    ステムであり、上記デコード手段は上記位相分離システ
    ムの信号に対する正当なデコードに対応する第1のステ
    レオデコードモードで動作し、さらに上記第2のステレ
    オモードは周波数分離AMステレオシステムに対する適
    当なデコードに対応している、請求項1による改良され
    たAMステレオ受信器。 3、上記位相分離AMステレオシステムはMotoro
    laシステムであり、上記周波数分離システムはKah
    n/Hazeltineシステムである、請求項2記載
    の改良されたAMステレオ受信器。 4、同チャネル形妨害が存在するとき、そのままではA
    M受信器の出力に発生する歪みを低減させる歪み低減装
    置を有するAM受信器において、 上記受信器で受信したラジオ周波数(RF)信号を表わ
    す中間周波数(IF)信号を供給する手段、 上記IF信号内に同チャネル形妨害が存在することを検
    出し、これを指示する制御信号を発生する手段、および 上記IF信号、および上記制御信号に応答すると共に、
    2つの異るモードの振幅復調が可能であり、その第1の
    モードは上記信号の包絡線検波を用い、その第2のモー
    ドは同期検波を用いており、上記IF信号を上記第1の
    モードで振幅復調すると共に、同チャネル形妨害の存在
    が上記制御信号によって指示されたとき上記第2のモー
    ドに切換え、これによって同チャネル形妨害が存在する
    とそのままでは上記復調手段の出力の中に存在する歪を
    低減させる復調手段、 を備えたことを特徴とする、歪み低減装置を有するAM
    受信器。
JP2254986A 1989-09-25 1990-09-25 マルチシステムamステレオ受信器 Pending JPH03117924A (ja)

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