JPH09284629A - Ccdエリアセンサーの制御方法 - Google Patents

Ccdエリアセンサーの制御方法

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JPH09284629A
JPH09284629A JP8092228A JP9222896A JPH09284629A JP H09284629 A JPH09284629 A JP H09284629A JP 8092228 A JP8092228 A JP 8092228A JP 9222896 A JP9222896 A JP 9222896A JP H09284629 A JPH09284629 A JP H09284629A
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JP
Japan
Prior art keywords
area
read pulse
light receiving
exposure time
blanking period
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8092228A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Yamaguchi
正則 山口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8092228A priority Critical patent/JPH09284629A/ja
Publication of JPH09284629A publication Critical patent/JPH09284629A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子ズーム時にパンニングを行ってもフリッ
カーを発生させないようにすること。 【解決手段】 本発明は、CCDエリアセンサーの受光
領域Sにおける一部を有効領域Aとしてその電荷を垂直
方向および水平方向へ転送し外部モニタへ出力するとと
もに、有効領域A以外の無効領域Bの大きさを変化させ
る場合の制御方法であって、垂直ブランキング期間VB
LKに設定される読み出しパルスXSG1の発生タイミ
ングを可変として、その読み出しパルスXSG1を基準
とした無効領域Bでの電荷の処理を行うとともに、設定
された読み出しパルスXSG1の発生タイミングに応じ
て受光領域Sでの露光時間を調整している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCDエリアセン
サーにおいて電子ズームおよび電子パンニングを行う際
の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDエリアセンサーは、その受光領域
で受けた光を電荷に変換し、垂直方向および水平方向に
転送して外部モニタへ出力して所定の画像を得るもので
ある。このCCDエリアセンサーを用いて画像の拡大
(ズーム)を行うには、光学レンズを用いる場合と、電
子的に行う場合とがあるが、近年では機構の簡素化の観
点から電子的に行う電子ズームが盛んに行われている。
【0003】図2は従来例を説明するタイミングチャー
トであり、CCDエリアセンサーを用いて電子ズームお
よびパンニングを行う場合の垂直同期信号および読み
出し信号のタイミングを示している。なお、このタイ
ミングチャートでは、垂直ブランキング期間をVBL
K、読み出しパルスをXSG1で示している。
【0004】電子ズームを行うにはCCDエリアセンサ
ーの受光領域の一部を有効領域としてその電荷を外部モ
ニターへ出力し、これを拡大表示しているが、この際、
有効領域の垂直転送方向の前後にある無効領域の電荷を
垂直ブランキング期間VBLK内で処理している。
【0005】また、電子ズーム時にパンニングを行うに
は、有効領域がCCDエリアセンサーの受光領域内で移
動するため、大きさの変わる無効領域を垂直ブランキン
グ期間VBLK内で確実に処理するために、垂直ブラン
キング期間VBLK内で読み出しパルスXSG1の発生
タイミングを可変とし、無効領域の電荷の処理量を最大
限に大きくできるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電子ズーム時のパンニングにおいては、図2に示す
垂直ブランキング期間VBLK内で読み出しパルスXS
G1の発生タイミングが変わることから、フィールド毎
の露光時間に差が生じてしまう。
【0007】このため、急激にパンニングを行う場合に
は、垂直ブランキング期間VBLK内の読み出しパルス
XSG1の発生タイミングが大幅に変化し、フィールド
間の露光時間に大きな差が生じてフリッカーを生じさせ
ることになる。
【0008】そこで、電子ズーム時のパンニングを行う
際のフリッカーを抑制するために、図2に示すように読
み出しパルスXSG1の発生タイミングを徐々に変化さ
せ、フィールド間の露光時間を例えば262.5H(H
は水平走査期間)から263.0H、263.5Hのよ
うに見た目でフリッカーが分からない程度に少しずつ変
化させることが考えられる。
【0009】ところが、読み出しパルスXSG1の発生
タイミングを徐々に変化させたのでは、フリッカーは抑
制できるもののパンニング速度を低下させる原因とな
り、画面上を高速で移動する対象物にパンニングが追随
できなくなるという問題が生じる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために成されたCCDエリアセンサーの制御
方法である。すなわち、本発明は、CCDエリアセンサ
ーの受光領域における一部を有効領域としてその電荷を
垂直方向および水平方向へ転送し外部モニタへ出力する
とともに、有効領域以外の無効領域の大きさを変化させ
る場合の制御方法であって、電荷の読み出しにおける垂
直ブランキング期間に設定される読み出しパルスの発生
タイミングを垂直ブランキング期間内で可変として、そ
の読み出しパルスを基準とした無効領域での電荷の処理
を行うとともに、設定された読み出しパルスの発生タイ
ミングに応じて受光領域での露光時間を調整している。
【0011】本発明では、有効領域の電荷を外部モニタ
へ出力し電子ズームを行い、無効領域の大きさを変化さ
せてパンニングを行う場合に、垂直ブランキング期間内
で可変とした読み出しパルスの発生タイミングに応じて
受光領域での露光時間を調整していることから、読み出
しパルスの発生タイミングが変わってもフィールド間で
の露光時間を等しくできるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のCCDエリアセ
ンサーの制御方法における実施の形態を図に基づいて説
明する。図1は本実施形態を説明するタイミングチャー
トである。なお、図1においては垂直同期信号、は
読み出し信号、は垂直転送クロック、は電子シャッ
ター信号を示し、VBLKは垂直ブランキング期間、X
SG1は読み出しパルス、DSPは電子シャッターパル
スを示している。
【0013】また、図1に示すタイミングチャートで
は、CCDエリアセンサーの受光領域Sの図中上部に有
効領域Aがある状態から、この有効領域Aを受光領域S
の図中下部にパンニングし、その後、再び有効領域Aを
受光領域Sの図中上部にパンニングする場合を例として
いる。
【0014】先ず、有効領域Aを受光領域Sの図中上部
にパンニングした場合、読み出しパルスXSG1を垂直
ブランキング期間VBLKの終わり側で発生させ、その
読み出しパルスXSG1が発生する前の垂直ブランキン
グ期間VBLK内で、無効領域Bのmライン分の掃き出
し処理を行う。ここで、垂直ブランキング期間VBLK
は20Hであり、そのピッチは262.5Hである。
【0015】この状態から有効領域Aを受光領域Sの図
中下部にパンニングする場合、読み出しパルスXSG1
を次の垂直ブランキング期間VBLKの初め側で発生さ
せ、その読み出しパルスSXG1の発生後の垂直ブラン
キング期間VBLKで無効領域B’のnライン分のフレ
ームシフト処理を行う。
【0016】このように、有効領域Aを受光領域Sの図
中上部から下部にパンニングする場合には、読み出しパ
ルスXSG1のピッチが最も短くなり、図1に示す例で
は242.5Hとなる。
【0017】次に、有効領域Aを受光領域Sの図中下部
から上部にパンニングする場合、読み出しパルスXSG
1を垂直ブランキング期間VBLKの終わり側で発生さ
せ、その読み出しパルスXSG1が発生する前の垂直ブ
ランキング期間VBLK内で、無効領域Bのmライン分
の掃き出し処理を行う。
【0018】このように、有効領域Aを受光領域Sの図
中下部から上部にパンニングする場合には、読み出しパ
ルスXSG1のピッチが最も長くなり、図1に示す例で
は282.5Hとなる。
【0019】したがって、各読み出しパルスXSG1の
間隔に応じて露光時間を設定してしまうと、図1に示す
例ではフィールド間での露光時間が242.5Hから2
82.5Hへと急激に変化してしまいフリッカーを発生
させることになる。
【0020】そこで、本実施形態では、この露光時間差
を調整するために、読み出しパルスXSG1のピッチが
長くなる場合には、読み出しパルスXSG1の最短ピッ
チの露光時間に合わせるよう電子シャッターパルスDS
Pを発生させ、各フィールド間での露光時間を均一にし
ている。
【0021】例えば、読み出しパルスXSG1のピッチ
が最短となる242.5Hの場合には電子シャッターパ
ルスを使用せず全て露光時間に対応させ、読み出しパル
スXSG1のピッチが最長となる282.5Hの場合に
は、電子シャッターパルスDSPを282.5Hと24
2.5Hとの差分に応じた本数だけ発生させて露光時間
を242.5Hに合わせる。
【0022】このように、読み出しパルスXSG1の最
短ピッチを基準として、長くなった分に応じた電子シャ
ッターパルスDSPを発生させることで、各フィールド
の露光時間を読み出しパルスXSG1が最短ピッチとな
る場合の露光時間に合わせることができ、急激なパンニ
ングを行ってもフリッカーを発生させないようにするこ
とができる。
【0023】なお、図1に示す例では、読み出しパルス
XSG1が最短ピッチとなる242.5Hに露光時間を
合わせるよう電子シャッターパルスDSPを発生させて
いるが、この露光時間242.5H以下の露光時間に合
わせる場合には、その分だけ各フィールドで電子シャッ
ターパルスを増加させるようにすればよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のCCDエ
リアセンサーの制御方法によれば次のような効果があ
る。すなわち、本発明では、電子ズーム時のパンニング
において、フィールド毎に読み出しパルスのピッチの変
わる場合であっても、電子シャッターパルスの連動によ
って各フィールド間の露光時間を均一に調整しているこ
とから、フリッカーの発生を防止できるようになる。
【0025】特に、電子ズームによって写し出している
対象物が急激に移動する場合、これに追随するような急
激なパンニングを行ってフィールド間の読み出しパルス
のピッチが大きく変化してしまっても、各フィールドで
の露光時間を均一にできることから、フリッカーを発生
させることなく対象物を確実に写し出すことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を説明するタイミングチャートであ
る。
【図2】従来例を説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
A 有効領域 B 無効領域 DSP 電子シャッ
ターパルス S 受光領域 VBLK 垂直ブランキング期間 XSG1 読み出しパルス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCDエリアセンサーの受光領域におけ
    る一部を有効領域としてその電荷を垂直方向および水平
    方向へ転送し外部モニタへ出力するとともに、該有効領
    域以外の無効領域の大きさを変化させる場合の制御方法
    であって、 前記電荷の読み出しにおける垂直ブランキング期間に設
    定される読み出しパルスの発生タイミングを該垂直ブラ
    ンキング期間内で可変として、該読み出しパルスを基準
    とした前記無効領域での電荷の処理を行うとともに、 設定された前記読み出しパルスの発生タイミングに応じ
    て前記受光領域での露光時間を調整することを特徴とす
    るCCDエリアセンサーの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記露光時間を電子シャッターパルスに
    よって調整することを特徴とする請求項1記載のCCD
    エリアセンサーの制御方法。
JP8092228A 1996-04-15 1996-04-15 Ccdエリアセンサーの制御方法 Withdrawn JPH09284629A (ja)

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