JP2000134547A - 固体撮像素子の駆動方法及び電子スチルカメラ - Google Patents

固体撮像素子の駆動方法及び電子スチルカメラ

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JP2000134547A
JP2000134547A JP10321520A JP32152098A JP2000134547A JP 2000134547 A JP2000134547 A JP 2000134547A JP 10321520 A JP10321520 A JP 10321520A JP 32152098 A JP32152098 A JP 32152098A JP 2000134547 A JP2000134547 A JP 2000134547A
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sub
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state imaging
solid
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Hiroyuki Nakada
浩之 中田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露出時間をよりきめ細かく制御でき、露出制
御の精度向上に貢献できる固体撮像素子の駆動方法及び
電子スチルカメラを提供する。 【解決手段】 電荷掃き捨て信号を出力するタイミング
を、水平走査期間の長さ単位に調整するとともに、さら
に、1水平走査期間の長さ未満で微調整する。該微調整
の分だけ露出制御の精度向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子の駆
動方法及び電子スチルカメラに関し、詳しくは、二次元
の画素配列を有する固体撮像素子の駆動方法及び電子ス
チルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】CCDなどの固体撮像素子を用いて撮影
された被写体の画像をモニタ画面に映し出し、所望の構
図が得られたときにシャッターキーを押してその画像デ
ータをメモリに記録する電子スチルカメラは、撮影した
画像をその場で確認できるなど、銀塩カメラにない優れ
た特長を持っており、幅広く用いられているところであ
るが、近時の高精細な画像要求に伴ってより精密な露出
制御が求められる傾向にある。一般に固体撮像素子の露
出は、電荷掃き捨て信号(この信号を出力すると蓄積電
荷がリセットされる)の出力タイミングの調節(電気的
なシャッタ制御)と、固体撮像素子の前面に置かれたメ
カニカルシャッタの開閉時間とに依存し、例えば、被写
体のスルー画像をモニタ画面に映し出している間はメカ
ニカルシャッタを開いたままにして電気的なシャッタ制
御で露出を決定する一方、シャッターキーが押し下げら
れると、メカニカルシャッタを閉じてキャプチャ画像を
記録するようにした電子スチルカメラが知られている。
【0003】図6は、いわゆるインターライン転送CC
D(Charge Coupled Device)と呼ばれる固体撮像素子
の簡略レイアウト図である。なお、図示のレイアウト
は、簡単化のために4行×2列の構造を示してある。図
において、I11、I21、I31、I41、I12、I22、I32
及びI42はそれぞれ光電変換素子である。I11、I21
31及びI41は1列目の感光部を構成し、I12、I22
32及びI42は2列目の感光部を構成している。V11
21、V31、V41、V51、V61、V71及びV81は、4相
の転送クロックφV1〜φV4に従って1列目の感光部の電
荷を取り込んで垂直方向に転送する1列目の垂直転送
部、V12、V22、V32、V42、V52、V62、V72及びV
82は、同転送クロックφV1〜φV4に従って2列目の感光
部の電荷を取り込んで同様に転送する2列目の垂直転送
部であり、H1、H2、H3及びH4は、2相の転送クロッ
クφH1、φH2に従って、これら二つの垂直転送部からの
電荷を水平方向に転送する水平転送部である。
【0004】垂直転送部は4相駆動のCCDで構成され
ており、上記のとおり、転送クロックφV1〜φV4に従っ
て垂直方向に電荷の転送を行うが、V21、V41、V61
81、V22、V42、V62及びV82については、感光部と
の間のフィールドシフトゲートの役目も担っている。図
7は、例えば、V21とそれに隣接する光電変換素子I 11
(図では単にI)の模式図であり、転送クロックの電位
を変えてV21の空乏層を制御し、光電変換素子Iとの間
にポテンシャル障壁を築いて絶縁(フィールドシフトゲ
ート:オフ)したり、同障壁を取り除いて(フィールド
シフトゲート:オン)光電変換素子Iの蓄積電荷を取り
込んだりしたりする様子が示されている。ここで、図中
の三つの電位(0V、10V、5V)は言うまでもなく
便宜値であるが、少なくとも、0Vと5Vはフィールド
シフトゲートのオフ電位、10Vはフィールドシフトゲ
ートのオン電位を示し、さらに、5Vは垂直方向への電
荷転送の制御電位を示している。
【0005】図8は、垂直転送部の動作波形図である。
この図において、t1でφV2を10Vにすると、奇数番
目のフィールドシフトゲート(V21、V61、V22
62)がオンし、隣接する光電変換素子から電荷が取り
込まれる(図9(a)参照)。このとき、φV3とφV4
0Vになっており、偶数番目のフィールドシフトゲート
(V41、V81、V42、V82)はオフになっている。
【0006】次のt2で4相の転送クロックをφV4→φ
V3→φV2→φV1の順に5Vにシフトし、しかも、どの状
態でも少なくとも一つを0Vにして障壁を形成すると、
21(及びV11)に蓄積された電荷は水平転送部のH1
に転送され、また、V61(及びV51)に蓄積された電荷
はV41(及びV31)を経てV21(及びV11)に転送され
る。同様に、V22(及びV12)に蓄積された電荷は水平
転送部のH3に転送され、また、V62(及びV52)に蓄
積された電荷はV42(及びV32)を経てV22(及び
12)に転送される(図9(b)参照)。そして、t2
の後半でφV4→φV3の順に0Vにし1周期の転送を終了
する。
【0007】このモデルでは垂直方向の画素数が4個で
しかもインターレースをしているため、t2の周期を2回
(t2とt3)繰り返すことにより、奇数フィールドの全
画素を読み出すことができるが、実際の画素数は遥かに
多いから、くり返しの回数は数百回にも及ぶことはもち
ろんである。繰返しの周期、すなわちt2とt3の間隔は
1H(水平走査期間)である。この1Hの間に水平画素
数相当の転送クロックφH1、φH2を水平転送部に加えて
1水平走査期間の信号を出力する(図9(c)参照)。
【0008】ところで、電子カメラなどに用いられる固
体撮像素子は、被写体の明るさに応じた時間だけ露出す
る必要があり、いわゆる電子的なシャッタ制御を必要と
する。図10は、その制御シーケンスを示す図であり、
基板電位SUBを高電圧にすることによって蓄積電荷を
リセット(基板側に引き抜く)し、そのリセット状態か
らフィールドゲートオンの時点(SG)までの時間を露
出時間とするものである。SUBはノイズの関係上、水
平帰線期間に同期しており、例えば、低光量下ではSU
Bの発生回数を減らすことによって露出時間を長くし、
高光量下ではSUBの発生回数を増やすことによって露
出時間を短くする。なお、SUBの出力タイミングを水
平帰線期間中にする理由は、水平期間以外の期間(すな
わち表示期間)にSUBを出力すると、比較的高電位の
SUBによってノイズが発生し、このノイズがモニター
画面上のスルー画像に現れて画質を損なうからである。
【0009】図11は、その詳細タイミングである。S
UB_Vは最後に発生するSUBまでの時間である。上
記のとおり、SUBは水平走査レートHに同期している
から、1水平走査期間の長さをHとすれば、SUB_V
はn×Hで表すことができる。露出時間を長くする場合
はnを小さくし、露出時間を短くする場合はnを大きく
すればよい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の固体撮像素子の駆動方法にあっては、1水平走査期
間の長さ単位でしか露出時間を増減できず、きめ細かな
露出制御が行えないと言う問題点があった。また、メカ
ニカルシャッタを有する場合は、該シャッタの応答遅れ
に起因する露出分を補正するために微妙な制御(SUB
の出力タイミング制御)が求められるものの、SUBの
出力タイミングをきめ細かく制御できなかったため、キ
ャプチャ画像に対する適正な露光時間を行えないと言う
問題点があった。
【0011】例えば、1500画素/ライン、500ラ
インの固体撮像素子を用いて毎秒20コマの画像を出力
する場合を考えると、1コマ当たり0.05秒となり、1
コマ500ラインだから1水平走査期間の長さは、0.
05秒÷500ライン=100μsとなる結果、100
μs単位でしか露出制御を行えない。なお、この時間
(100μs)はシャッタ速度に換算すると1万分の1
であるので、見方によっては十分にきめ細かな時間と言
うこともできるが、本発明はかかるシャッタ速度の緻密
さを論ずるものではない。露出制御の精度向上に寄与す
るか否かを評価するものである。
【0012】そこで、本発明の目的は、露出時間をより
きめ細かく制御でき、露出制御の精度向上に貢献できる
固体撮像素子の駆動方法を提供する点にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る固体撮像素子の駆動方法は、電荷掃き捨て信号を出力
することによって蓄積電荷をリセットし、該リセット状
態から露光を開始する固体撮像素子の駆動方法におい
て、前記電荷掃き捨て信号を出力するタイミングを、水
平走査期間の長さ単位に調整するとともに、さらに、1
水平走査期間の長さ未満で微調整するようにしたことを
特徴とする。請求項2記載の発明に係る固体撮像素子の
駆動方法は、請求項1記載の発明において、前記微調整
の時間は、固体撮像素子の前面に設けられた前記露光を
遮断するためのメカニカルシャッターの応答遅れ時間に
対応したものであることを特徴とする。請求項3記載の
発明に係る電子スチルカメラは、メカニカルシャッタを
有し、モニター時と記録時で電荷掃き捨て信号の水平走
査期間内での出力タイミングを変更可能としたことを特
徴とする。請求項4記載の発明に係る電子スチルカメラ
は、請求項3記載の電子スチルカメラにおいて、前記電
荷掃き捨て信号のモニター時における出力タイミングが
水平走査帰線期間内の任意のタイミングであり、且つ、
該信号の記録時におけめ出力タイミングが水平走査期間
内の任意のタイミングであることを特徴とする。請求項
5記載の発明に係る電子スチルカメラは、請求項3又は
請求項4記載の電子スチルカメラにおいて、前記電荷掃
き捨て信号の記録時におけめ出力タイミングを、メカニ
カルシャッタの応答遅れ時間より算出することを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、電
子スチルカメラに搭載した固体撮像素子を例にして、図
面を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態にお
ける電子スチルカメラのブロック図であり、1は写真レ
ンズ、2はメカニカルシャッタ、3はメカニカルシャッ
タ2の駆動機構、4はCCD(固体撮像素子)、5はC
CD4のドライバ、6はタイミング発生器(TG)、7
はサンプルホールド回路(S/H)、8はアナログディ
ジタル変換器、9はカラープロセス回路、10はビデオ
トランスファー回路、11はバッファメモリ、12は圧
縮・伸長回路、13はフラッシュメモリ、14はCP
U、15はキー入力部、16はディジタルビデオエンコ
ーダ、17は液晶ディスプレイ、18はバスである。な
お、本実施の形態のCCD4はカラーCCDである。一
般にCCDの画素情報そのものは色情報を持っていない
ため、カラーCCDでは前面に色フィルタアレイ(光の
三原色を用いた原色フィルタ又は色の三原色を用いた補
色フィルタ)を装着し、さらにその前面に、色フィルタ
アレイのピッチに相当する周波数成分を有する偽の色信
号を除去するための光学ローパスフィルタを装着する
が、図面では省略してある。また、図示の構成以外にも
自動露出(AE)や自動焦点(AF)などの自動化要素
を備えているが、図面の輻輳を避けるために省略してあ
る。
【0015】図2は、本実施の形態におけるCCD4
(固体撮像素子)の露出時間を示すタイミングチャート
であり、露出時間は、基板電位SUBを高電位にした時
点からフィールドゲートオンの時点(SG)までの時間
で与えられる点で従来技術と共通するが、基板電位SU
Bを高電位にするタイミングが、従来例ではSUB_V
(=n×H)であったのに対して、本実施の形態では、
さらに、SUB_Hを加える点で相違する。ここに、S
UB_Hは、0以上、1H未満の値であり、例えば、1
Hを100μsとすると、0μs以上、100μs未満
の値である。
【0016】一般に電子スチルカメラの記録モードで
は、固体撮像素子の出力画像をスルー状態でモニターに
映し出し、所望の構図が得られた時点でシャッターキー
を半押しして露出やシャッタ速度等を固定した後、同ボ
タンを最後まで押し切って固体撮像素子の出力画像をキ
ャプチャ(フラッシュメモリに電子記録)する。
【0017】キャプチャ画像の露出時間は、SUB_V
及びSUB_Hで制御されるとともに、メカニカルシャ
ッタの駆動時間によっても制御される。メカニカルシャ
ッタは固体撮像素子の前面に設けられた機械的なシャッ
タである。このシャッタは、スルー画像の表示中(モニ
ター中)は開いたままで、シャッターキーの押し切りと
同時に閉じられるようになっているが、機械的な応答遅
れが避けられないうえ、閉まり方のばらつき(固体差)
も無視できないものである。
【0018】応答遅れやばらつきは、設計や組み立ての
精度等にもよるが、露出時間換算で数mS程度である。
メカニカルシャッタの応答遅れやばらつきを修正するた
めには少なくとも数10μs単位での増減が必要である
にもかかわらず(特に高速シャッターを実現する場
合)、従来技術のように、SUB_Vだけで露出時間を
制御した場合は、1H単位(100μs)でしか増減で
きないため、メカニカルシャッタの応答遅れやばらつき
をきめ細かく修正できなかったが、本実施の形態では、
さらにSUB_Hを加えて、0μs以上、100μs未
満の範囲で増減調節できるようにしたから、メカニカル
シャッタの応答遅れやばらつきをきめ細かく修正できる
という格別の効果が得られる。
【0019】図3は、本実施の形態の電子スチルカメラ
における画像キャプチャの流れ図である。この図におい
て、シャッターキーの半押しが検出されると、まず、自
動露出(AE)や自動焦点(AF)及び自動ホワイトバ
ランス(AWB)などの自動化機構を作動させて良好な
キャプチャ画像を得るための各種設定を行う(S1)。
次に、シャッターキーの全押し(押し切り)を検出する
と(S2)、メカニカルシャッタの応答遅れやばらつき
を表す補正値(この補正値は工場出荷段階でセットされ
る)を読み出し(S3)、次に、AE値やこの補正値に
基づいてSUB_VとSUB_Hを演算する(S4、S
5)。そして、固体撮像素子の1フィールドの終了を待
ってから(S6)SUB_VとSUB_Hをセットし
(S7)、メカニカルシャッタを駆動(S8)して画像
のキャプチャーを完了すると(S9)、SUB_Hを初
期値(0μs)に戻して(S10)一連の処理を終了す
る。
【0020】図4は、メカニカルシャッタの閉鎖特性図
である。シャッタ制御信号が「開」から「閉」に変わっ
てもメカニカルシャッタはすぐに閉じない。若干の遅れ
時間Δtの後、ほぼ一定の速度で線形的に閉じる特性を
持っている。したがって、シャッタ制御信号が「閉」に
変わった時点以降、メカニカルシャッタを通過する光は
余分な露光であるから、この露光量(ハッチングの面
積)に相当する分だけ固体撮像素子の露光時間を短くし
なければならない。
【0021】本実施の形態では、0μs以上、100μ
s未満の範囲で微妙に調節できるSUB_Hを設けたの
で、かかる余分な露光量を打ち消すように、固体撮像素
子の露光時間を短くすることができる。
【0022】図5は、1Hの範囲内でSUBの発生タイ
ミングを微調整できることを示す図である。はほぼ1
Hレートに近く従来技術と大差ないが、、、とな
るにつれてSUBの発生タイミングが後ろにずれてい
き、結局、SUBとSGとの間の時間で与えられる露出
時間がT1、T2、T3、T4の順で短くなっている様子が
認められる。
【0023】したがって、本実施の形態によれば、従
来、1Hレート相当の100μs単位でしか露出時間を
調節できなかったものを、0μs以上、100μs未満
のきめ細かさで調節できるようになるから、より精密な
露出制御を行えるようになることに加え、さらに、メカ
ニカルシャッタの応答遅れやばらつきの補正も正確に行
うことができるという格別な効果を得ることができ、固
体撮像素子応用システムの性能向上を図ることができ
る。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る固体撮像素子
の駆動方法によれば、電荷掃き捨て信号を出力するタイ
ミングを、水平走査期間の長さ単位に調整するととも
に、さらに、1水平走査期間の長さ未満で微調整するよ
うにしたので、該微調整の分だけ露出制御の精度向上を
図ることができる。請求項2記載の発明に係る固体撮像
素子の駆動方法によれば、請求項1記載の発明におい
て、前記微調整の時間は、固体撮像素子の前面に設けら
れた前記露光を遮断するためのメカニカルシャッターの
応答遅れ時間に対応しているので、メカニカルシャッタ
ーの応答遅れ時間を考慮して正確な露出制御を行うこと
ができ、特に、電子スチルカメラの記録画像の画質向上
を図ることができる。請求項3記載の発明に係る電子ス
チルカメラによれば、メカニカルシャッタを有し、モニ
ター時と記録時で電荷掃き捨て信号の水平走査期間内で
の出力タイミングを変更可能としたので、きめ細かな露
出時間制御が可能となり、例えば、メカニカルシャッタ
の応答遅れに伴う露出時間の補正制御を高精度に行うこ
とができる。請求項4記載の発明に係る電子スチルカメ
ラによれば、請求項3記載の電子スチルカメラにおい
て、前記電荷掃き捨て信号のモニター時における出力タ
イミングが水平走査帰線期間内の任意のタイミングであ
り、且つ、該信号の記録時におけめ出力タイミングが水
平走査期間内の任意のタイミングであるので、特に、記
録時の露出制御を水平走査期間の1周期長以内できめ細
かに制御できる。請求項5記載の発明に係る電子スチル
カメラによれば、請求項3又は請求項4記載の電子スチ
ルカメラにおいて、前記電荷掃き捨て信号の記録時にお
けめ出力タイミングを、メカニカルシャッタの応答遅れ
時間より算出するので、メカニカルシャッタの応答遅れ
に伴う露出時間を高精度に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子スチルカメラのブロック図である。
【図2】SUB_Hを含むタイミング図である。
【図3】SUB_Hを含む設定流れ図である。
【図4】メカニカルシャッタの特性図である。
【図5】SUB_Hを適用したSUBの発生タイミング
図である。
【図6】固体撮像素子の概略レイアウト図である。
【図7】フィールドシフトゲートの構造図である。
【図8】垂直転送部の動作タイミング図である。
【図9】電荷転送の模式図である。
【図10】露出時間を示すタイミング図である。
【図11】露出時間の変化を示すタイミング図である。
【符号の説明】
SUB 基板電位 SUB_V 最後に発生するSUBまでの時間 SUB_H 0以上1H未満の値

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷掃き捨て信号を出力することによっ
    て蓄積電荷をリセットし、該リセット状態から露光を開
    始する固体撮像素子の駆動方法において、 前記電荷掃き捨て信号を出力するタイミングを、水平走
    査期間の長さ単位に調整するとともに、さらに、1水平
    走査期間の長さ未満で微調整するようにしたことを特徴
    とする固体撮像素子の駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記微調整の時間は、固体撮像素子の前
    面に設けられた前記露光を遮断するためのメカニカルシ
    ャッターの応答遅れ時間に対応したものであることを特
    徴とする請求項1記載の固体撮像素子の駆動方法。
  3. 【請求項3】 メカニカルシャッタを有し、モニター時
    と記録時で電荷掃き捨て信号の水平走査期間内での出力
    タイミングを変更可能としたことを特徴とする電子スチ
    ルカメラ。
  4. 【請求項4】 前記電荷掃き捨て信号のモニター時にお
    ける出力タイミングが水平走査帰線期間内の任意のタイ
    ミングであり、且つ、該信号の記録時におけめ出力タイ
    ミングが水平走査期間内の任意のタイミングであること
    を特徴とする請求項3記載の電子スチルカメラ。
  5. 【請求項5】 前記電荷掃き捨て信号の記録時におけめ
    出力タイミングを、メカニカルシャッタの応答遅れ時間
    より算出することを特徴とする請求項3又は請求項4記
    載の電子スチルカメラ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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