JP2001197373A - 撮像装置及び受光感度制御方法 - Google Patents

撮像装置及び受光感度制御方法

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JP2001197373A
JP2001197373A JP2000006139A JP2000006139A JP2001197373A JP 2001197373 A JP2001197373 A JP 2001197373A JP 2000006139 A JP2000006139 A JP 2000006139A JP 2000006139 A JP2000006139 A JP 2000006139A JP 2001197373 A JP2001197373 A JP 2001197373A
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一雄 遠藤
Satoshi Nakamura
中村  聡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、解像度が高くより自然で連続的な映
像を生成するようにする。 【解決手段】本発明は、撮像レンズ12を介して撮像面
に結像される被写体11の光学像に応じた電荷を各画素
に対応したフォトダイオード21に蓄積し、所定の時間
毎に垂直レジスタ22に転送するようになされたCCD
13のフォトダイオード21に蓄積された電荷の掃捨処
理と、フォトダイオード21に蓄積した電荷を垂直レジ
スタ22に転送する転送処理とを所定の時間の中で交互
に繰り返す際、電荷の掃捨量を制御してCCD13の撮
像面に対する受光感度を可変することにより、残像効果
を持ち自然で連続的な解像度の高い画像を生成すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置及び受光感
度制御方法に関し、例えば放送局等で使用されるCCD
(Charge Coupled Device:電荷結合素子) を用いた業務
用のビデオカメラに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラにおいては撮像素子
としてCCDが用いられ、被写体の光学像をCCDの撮
像面に結像することにより感光部に電荷を蓄積し、これ
を1フィールド毎に転送することにより、撮像した画像
をモニタ等に表示するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
ビデオカメラにおいては、例えば図9に示すように1フ
ィールドすなわち1/60秒間に左側の始点から右側の
終点まで(矢印で示す)高速移動する白いボール1を被
写体として撮像する場合、図10(A)に示すようにC
CDの感光部に対する電荷の蓄積を1フィールド内につ
き一定感度で行っているので、図10(B)に示すよう
に電荷の蓄積中に高速移動する被写体が移動方向に多重
露光されて動解像度が大幅に低減してしまう。
【0004】このような現象を回避するため、ビデオカ
メラでは図11(A)に示すように1フィールド内の前
半部分で蓄積した電荷を強制的に掃き捨てることにより
電荷の蓄積時間を短くするようになされた電子シャッタ
機能が実用化されている。
【0005】こうした電子シャッタ機能をビデオカメラ
において使用した場合、図11(B)に示すように高速
移動する被写体のある瞬間(1フィールド内の後半部
分)だけを捕らえ得ることにより、電子シャッタ機能を
使用しない場合よりも動解像度を大幅に向上することが
可能になる。
【0006】ところがビデオカメラにおいて電子シャッ
タ機能を使用した場合、1フィールド内の前半部分は撮
像されていないことと同じで、高速移動中における被写
体像の後半部分だけの画像となることにより、高速移動
する被写体が複数フレームにも渡って表示されるときに
は、全体として不連続的な印象を与える映像となってし
まう。
【0007】すなわちビデオカメラは、電子シャッタ機
能を使用することにより動解像度を向上した場合でも、
動画像としては不自然な映像になるという問題があっ
た。
【0008】また、このような現象は1フィールドの単
位時間が長くなればなるほど顕著に見られる。例えば、
現行のテレビジョン放送では60[Hz]の間隔で撮像され
て画像が形成されるが、映画と同じ24[Hz]の間隔で撮
像して画像を形成しようとすると、1フィールドの単位
時間が長くなるので電荷の蓄積時間が長くなって動解像
度がさらに低下してしまう。
【0009】ところで人間の目は、動体を捕らえる視力
に限界があるので高速移動している被写体をはっきりと
捕らえられない場合があるが、捕らえられた場合の映像
については時間の経過と共に次第にぼやけていくような
残像効果を持っている。このために高速移動する被写体
については、電子シャッタによって動解像度を向上する
よりも、むしろ適度に解像度の低下した状態の映像の方
が人間の目には自然に見えることが多い。
【0010】しかしながらビデオカメラにおいては、C
CDにより一定感度で蓄積された電荷を1フィールド毎
にまとめて電気信号に変換し、これを映像信号として出
力していることにより、時間の経過と共に次第にぼやけ
ていくような残像効果を持たせることは困難であった。
【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、解像度が高くより自然で連続的な画像を生成し得る
撮像装置及び受光感度制御方法を提案しようとするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、光学系を介して撮像面に結像され
る被写体の光学像に応じた電荷を各画素に対応した感光
部に蓄積し、所定の時間毎に垂直転送部に転送するよう
になされた撮像手段の感光部に蓄積された電荷の掃捨処
理と、感光部に蓄積した電荷を垂直転送部に転送する転
送処理とを所定の時間の中で交互に繰り返す際、電荷の
掃捨量を制御して撮像手段の撮像面に対する受光感度を
可変することにより、残像効果を持ち自然で連続的な解
像度の高い画像を生成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0014】図1において、10は全体として本発明の
撮像装置としてのビデオカメラを示し、被写体11の光
学像を撮像レンズ12で集光してCCD(Charge Couple
d Device:電荷結合素子) 13に結像し、当該CCD1
3の撮像面で光電変換された電荷を電圧信号に変換した
後にゲインアンプ14で増幅し、これをモニタ(図示せ
ず)を介して画像として出力するようになされている。
【0015】ここでCCD13は、図2に示すように光
学像に応じた電荷を各画素毎にそれぞれ蓄積する複数の
フォトダイオード21と、各フォトダイオード21から
転送される電荷を一時的に保持し、1フィールドすなわ
ち1/60秒毎に1画面分として一斉に転送する複数の
垂直レジスタ22とによって構成されている。
【0016】このCCD13は、フォトダイオード21
に蓄積した電荷を全て垂直レジスタ22に転送するので
はなく、タイミングジェネレータ15から供給される電
子シャッタパルスSHP1が立ち上げられている間だけ
電子シャッタ機能によってフォトダイオード21に蓄積
した電荷を下層に位置するベース基板(N−Sub)に
掃き捨てるようになされている。
【0017】かかる構成に加えてビデオカメラ10(図
1)は、ROM(Read Only Memory)17及びRAM(Ran
dam Access Memory)18と接続されたCPU(Central P
rocessing Unit) 16によってタイミングジェネレータ
15を制御するようになされており、当該タイミングジ
ェネレータ15から出力される電子シャッタパルスSH
P1に応じてCCD13のフォトダイオード21に蓄積
された電荷の掃捨量を制御すると共に、タイミングジェ
ネレータ15から出力される垂直レジスタ転送パルスR
GP1に応じてCCD13の各垂直レジスタ22に蓄積
された1フィールド分の電荷をゲインアンプ14に転送
するようになされている。
【0018】すなわちCPU16は、ROM17からR
AM18上に立ち上げた電荷転送制御プログラムに従っ
てタイミングジェネレータ15から出力される電子シャ
ッタパルスSHP1のパルス幅を1/60秒(1フィー
ルド)の間で調整すると共に、垂直レジスタ転送パルス
RGP1を1/60秒毎に出力するようになされてい
る。
【0019】なおタイミングジェネレータ15は、CP
U16の制御に基づいてゲインアンプ14へ同期パルス
SYNP1を出力するようになされており、これにより
ゲインアンプ14は垂直レジスタ転送パルスRGP1に
応じてCCD13から転送された1フィールド分の電荷
を、同期パルスSYNP1に同期したタイミングで取り
込むようになされている。
【0020】実際上、CPU16はタイミングジェネレ
ータ15から出力される電子シャッタパルスSHP1の
パルス幅を1フィールドすなわち1/60秒間の最後に
近づくに連れて次第に短くなるように制御することによ
り、図3(A)に示すように電荷の掃捨時間を短縮して
掃捨量を次第に低減すると共に、それに連れて図3
(B)に示すようにフォトダイオード21から垂直レジ
スタ22に転送される蓄積電荷量を次第に増加するよう
になされている。
【0021】これによりビデオカメラ10は、図4に示
すように1フィールドすなわち1/60秒間の前半部分
では電子シャッタ機能によりフォトダイオード21に蓄
積した電荷を全て掃き捨てた後、後半部分では電荷の蓄
積及び掃捨を交互に行うと共に掃捨時間を次第に短くし
て電荷の転送頻度を高くすることができ、かくして1/
60秒の最後に近づくに連れてフォトダイオード21に
蓄積した電荷を複数回に渡って垂直レジスタ22に転送
して加算し得るようになされている。
【0022】この結果ビデオカメラ10は、高速移動中
の被写体11を撮像した場合でも、1フィールドすなわ
ち1/60秒間の前半部分では通常の電子シャッタ機能
で蓄積した電荷を掃き捨てることにより前半部分での多
重露光を防止し得、さらに後半部分では最後に近づくに
連れてフォトダイオード21に蓄積した電荷を何度も垂
直レジスタ22に転送して蓄積電荷を加算することによ
り、受光感度を次第に高めて画素の輝度レベルを次第に
上げ得るようになされている。
【0023】このようにビデオカメラ10は、1/60
秒間の後半部分のうち高速移動中である被写体11の始
点部分における輝度レベルが低く、終点部分における輝
度レベルが高い画像を生成し得るようになされている。
但し、この場合の撮像中における被写体への露光量につ
いては常時一定であるものとする。
【0024】従って図5(A)に示すように、ビデオカ
メラ10は1フィールドすなわち1/60秒間の後半部
分において、最後に近づくに連れて垂直レジスタ22に
転送する蓄積電荷量を増加して受光感度をアナログ的に
高めることにより、図5(B)に示すように後半部分か
ら最後にかけてモニタに表示される高速移動中の被写体
11を次第に輝度レベルが高くなるような残像効果を持
つ動解像度の高い画像として表示し得るようになされて
いる。
【0025】同様にビデオカメラ10は、図6(A)に
示すように1フィールドすなわち1/60秒間の前半部
分において、垂直レジスタ22に転送する蓄積電荷量を
減少して受光感度をアナログ的に低下させることによ
り、図6(B)に示すように前半部分からモニタに表示
される高速移動中の被写体11を次第に輝度レベルが低
下するような残像効果を持つ動解像度の高い画像として
表示することもできる。
【0026】続いて、上述のビデオカメラ10における
電荷の転送制御処理手順について図7を用いて説明す
る。ビデオカメラ10のCPU16は、ルーチンRT1
の開始ステップから入ってステップSP1に移る。
【0027】ステップSP1においてCPU16は、電
荷転送制御プログラムに従ってCCD13のフォトダイ
オード21に蓄積された1フィールドの前半部分におけ
る電荷を電子シャッタ機能で全て掃き捨て、次のステッ
プSP2に移る。
【0028】ステップSP2においてCPU16は、電
荷転送制御プログラムに従って1フィールドの後半部分
でフォトダイオード21に電荷を所定時間分蓄積し、次
のステップSP3に移る。
【0029】ステップSP3においてCPU16は、電
荷転送制御プログラムに従ってフォトダイオード21に
蓄積した電荷を垂直レジスタ22に転送し、次のステッ
プSP4に移る。
【0030】ステップSP4においてCPU16は、電
荷転送制御プログラムに従って前回よりも短い掃捨時間
でフォトダイオード21に蓄積された電荷を掃き捨て、
次のステップSP5に移る。
【0031】ステップSP5においてCPU16は、電
荷転送制御プログラムに従って1フィールドすなわち1
/60秒が経過したか否かを判定する。ここで否定結果
が得られると、このことは1画面分に相当する1/60
秒を経過していないことを表しており、このときCPU
16はステップSP2に戻って1/60秒が経過するま
で電荷の蓄積、転送及び掃き捨てを交互に実行する。
【0032】このときCPU16は、電荷転送制御プロ
グラムに従ってタイミングジェネレータ15を介して電
子シャッタパルスSHP1のパルス幅を次第に短くする
ことにより、電荷の掃捨量を序々に低減すると共に蓄積
電荷の転送頻度を上げて1/60秒間における後半部分
の最後に近づくに連れて受光感度を高めて画素の輝度レ
ベルを次第に上げることができる。
【0033】これに対してステップSP5で否定結果が
得られると、このことは電荷の蓄積、転送及び掃き捨て
を交互に実行した後、1画面分に相当する1/60秒が
経過したことを表しており、このときCPU16は次の
ステップSP6に移る。
【0034】ステップSP6においてCPU16は、電
荷転送制御プログラムに従ってタイミングジェネレータ
15を介して垂直レジスタ転送パルスRGP1をCCD
13に出力することにより、当該CCD13の各垂直レ
ジスタ22に蓄積された1フィールド分の電荷を電圧信
号に変換した後ゲインアンプ14に転送する。
【0035】この結果ビデオカメラ10は、1/60秒
の間の後半部分のうち高速移動中である被写体11の始
点部分における輝度レベルが低く、終点部分における輝
度レベルが高い画像(図5(B))をモニタに表示する
ことができる。
【0036】以上の構成において、ビデオカメラ10の
CPU16はタイミングジェネレータ15を介してCC
D13に対する電荷の蓄積及び掃捨を交互に行う際、電
荷の掃捨量を制御することに伴って蓄積電荷の転送頻度
を制御することにより、1フィールドすなわち1/60
秒の間で垂直レジスタ22に対する蓄積電荷量を時間の
経過と共に次第に増加又は減少させることができる。
【0037】これによりビデオカメラ10は、1/60
秒の間でCCD13の撮像面に対する受光感度を可変し
て各画素の輝度レベルをアナログ的に調整し得、この結
果あたかも人間の目に対して残像効果を与えるような自
然で連続的な画像を生成することができる。
【0038】またビデオカメラ10は、1/60秒の間
でタイミングジェネレータ15を介してCCD13にお
ける電荷の蓄積及び掃捨を交互に行うことにより、従来
のように1/60秒の間で常時一定感度で撮像する場合
と比べて動解像度についても一段と向上することができ
る。
【0039】以上の構成によれば、ビデオカメラ10は
1フィールドすなわち1/60秒の間でCCD13に対
する電荷の蓄積及び掃捨を交互に行い、その際に電荷の
掃捨量を制御することに伴って蓄積電荷の転送頻度を制
御して、1フィールドの後半部分に進むに連れて垂直レ
ジスタ22に対する蓄積電荷量を調整することにより、
受光感度を変化させて画素の輝度レベルを調整すること
ができ、かくして人間の目に対して残像効果を与えるか
のような自然で連続的な動解像度の高い画像を生成する
ことができる。
【0040】なお上述の実施の形態においては、撮像手
段としてのCCD13における電荷の蓄積及び掃捨を交
互に行う際、制御手段としてのCPU16及びタイミン
グジェネレータ15によって掃捨時間を次第に短くして
電荷の転送頻度を上げるようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、掃捨時間を一定にして転送
頻度についても一定にするようにしても良い。この場
合、電子シャッタ機能を用いた場合と用いない場合とを
連続的に実行したような上述の実施の形態とは異なった
効果を有する画像を生成することができる。
【0041】また上述の実施の形態においては、1フィ
ールドすなわち1/60秒の間で電荷の蓄積及び掃捨を
交互に行うことにより自然で連続的な動解像度の高い静
止画像を生成するようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、複数フィールド単位で電荷の蓄積
及び掃捨を交互に行って動画像を生成するようにしても
良い。
【0042】さらに上述の実施の形態においては、1/
60秒の間で電荷を蓄積し、電子シャッタ機能で電荷を
掃き捨てることを交互に行うようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、電子シャッタパルスS
HP1のパルス幅を時間の経過と共に次第に狭くするこ
とにより、図8に示すように電子シャッタパルスSHP
1により電荷を全て掃き捨ててしまうのではなく、一部
だけ掃き捨てて垂直レジスタ22に転送するようにして
も良い。
【0043】この場合にも、次第に電荷の掃捨量が低減
されて垂直レジスタ22に転送される蓄積電荷量が増加
することになり、1フィールドの後半に進むに連れて受
光感度が高くなって人間の目に対して残像効果を与える
かのような自然で連続的な画像を生成することができ
る。
【0044】さらに上述の実施の形態においては、CP
U16が電荷転送制御プログラムに従ってタイミングジ
ェネレータ15から出力される電子シャッタパルスSH
P1のパルス幅を次第に短くするようにした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、プログラム制御で
はなく予め設定されたタイミングジェネレータ15の内
部制御によって電子シャッタパルスSHP1のパルス幅
を次第に短くするようにしても良い。
【0045】さらに上述の実施の形態においては、本発
明の撮像装置を放送局等で使用される業務用のビデオカ
メラ10に適用するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、CCD13を搭載したものであ
れば民生用のビデオカメラ等の他の種々の撮像装置に適
用するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、光学系を
介して撮像面に結像される被写体の光学像に応じた電荷
を各画素に対応した感光部に蓄積し、所定の時間毎に垂
直転送部に転送するようになされた撮像手段の感光部に
蓄積された電荷の掃捨処理と、感光部に蓄積した電荷を
垂直転送部に転送する転送処理とを所定の時間の中で交
互に繰り返す際、電荷の掃捨量を制御して撮像手段の撮
像面に対する受光感度を可変することにより、残像効果
を持ち自然で連続的な解像度の高い画像を生成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビデオカメラの構成を示すブロツ
ク図である。
【図2】CCDの画素構成を示す略線図である。
【図3】電荷の掃捨量制御及び蓄積量制御の説明に供す
る略線図である。
【図4】受光感度制御の説明に供する略線図である。
【図5】残像効果のある画像(1)の説明に供する略線
図である。
【図6】残像効果のある画像(2)の説明に供する略線
図である。
【図7】蓄積電荷の転送制御手順を示すフローチャート
である。
【図8】他の実施の形態における電荷の蓄積量制御の説
明に供する略線図である。
【図9】高速移動する被写体像の画像を示す略線図であ
る。
【図10】従来の撮像方法による撮像結果を示す略線図
である。
【図11】従来の電子シャッタ機能を使用した撮像方法
による撮像結果を示す略線図である。
【符号の説明】
1、11……被写体、10……ビデオカメラ、13……
CCD、14……ゲインアンプ、15……タイミングジ
ェネレータ、16……CPU、17……ROM、18…
…RAM、21……フォトダイオード、22……垂直レ
ジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H002 CC00 DB02 DB19 4M118 AA10 AB01 BA13 CA02 FA13 GA10 5C024 AX19 CX54 CX68 CY50 GX03 GY01 GZ18 HX57 HX60

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学系を介して撮像面に結像される被写体
    の光学像に応じた電荷を各画素に対応した感光部に蓄積
    し、所定の時間毎に垂直転送部に転送する撮像手段と、 上記撮像手段に対して、上記感光部に蓄積された上記電
    荷を掃き捨てる掃捨処理と、上記電荷を上記垂直転送部
    に転送する転送処理とを上記時間の中で交互に繰り返す
    際、上記掃捨処理による上記電荷の掃捨量を制御するこ
    とにより、上記撮像手段の上記撮像面に対する受光感度
    を可変する制御手段とを具えることを特徴とする撮像装
    置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、上記時間の中で上記電荷
    の掃捨量を次第に低減するように制御して、上記垂直転
    送部に対する上記電荷の転送処理回数の頻度を上げるこ
    とにより上記受光感度を向上させることを特徴とする請
    求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】上記制御手段は、上記時間の中で上記電荷
    の掃捨量を次第に増加するように制御して、上記垂直転
    送部に対する上記電荷の転送処理回数の頻度を下げるこ
    とにより上記受光感度を低下させることを特徴とする請
    求項1に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】上記制御手段は、1フィールドに渡る上記
    時間の中で上記掃捨処理による上記電荷の掃捨量を制御
    することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】光学系を介して撮像面に結像される被写体
    の光学像に応じた電荷を各画素に対応した感光部に蓄積
    し、所定の時間毎に垂直転送部に転送するようになされ
    た撮像手段の上記感光部に蓄積された上記電荷を掃き捨
    てる掃捨ステップと、 上記撮像手段の上記感光部に蓄積した上記電荷を上記垂
    直転送部に転送する転送ステップと、 上記撮像手段に対して、上記掃捨ステップと上記転送ス
    テップとを上記時間の中で交互に繰り返す際、上記掃捨
    ステップにおける上記電荷の掃捨量を制御することによ
    り上記撮像手段の上記撮像面に対する受光感度を可変す
    る制御ステップとを具えることを特徴とする受光感度制
    御方法。
  6. 【請求項6】上記制御ステップは、上記時間の中で上記
    電荷の掃捨量を次第に低減するように制御して、上記垂
    直転送部に対する上記電荷の転送処理回数の頻度を上げ
    ることにより上記受光感度を向上させることを特徴とす
    る請求項5に記載の受光感度制御方法。
  7. 【請求項7】上記制御ステップは、上記時間の中で上記
    電荷の掃捨量を次第に増加するように制御して、上記垂
    直転送部に対する上記電荷の転送処理回数の頻度を下げ
    ることにより上記受光感度を低下させることを特徴とす
    る請求項5に記載の受光感度制御方法。
  8. 【請求項8】上記制御ステップは、1フィールドに渡る
    上記時間の中で上記掃捨処理による上記電荷の掃捨量を
    制御することを特徴とする請求項5に記載の受光感度制
    御方法。
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