JPH07131715A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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Publication number
JPH07131715A
JPH07131715A JP5276494A JP27649493A JPH07131715A JP H07131715 A JPH07131715 A JP H07131715A JP 5276494 A JP5276494 A JP 5276494A JP 27649493 A JP27649493 A JP 27649493A JP H07131715 A JPH07131715 A JP H07131715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
blur
circuit
signal
video signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5276494A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Wada
秀俊 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH07131715A publication Critical patent/JPH07131715A/ja
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 暗い場所における撮影画像のぶれを電気的に
補正して、自然味のある画像を得ることの出来る映像信
号処理装置を得ることを目的とする。 【構成】 撮像素子1による撮像を電気信号に変換し、
これを映像信号化するCCD信号処理回路2と、この映
像信号から画像ぶれを検出するぶれベクトル検出回路4
と、画像ぶれに応じて撮像素子1の蓄積時間を可変する
撮像素子駆動回路3と、画像のぶれを補正するぶれ補正
回路5とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像ぶれの量に応じて信
号処理方法を変更し、画像ぶれの影響を低減した映像信
号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラもしくはカメラ一体型VT
Rにおいて、手持ちなどのためにカメラが揺れたり動い
たりすると、撮影した画像がぶれて見苦しいものであ
る。
【0003】この画像のぶれの方向及び量を検知し電気
的に補正する装置が知られている。この装置では、撮像
装置で撮影した画像を1度メモリに書き込み、ぶれ検出
装置によりぶれベクトルを検出して、それに従ってメモ
リに書き込まれている画像から画像を切り出すことによ
りぶれのない画像を作るようにしている。
【0004】NTSC方式では、1フィールドが1/6
0秒で構成されている。通常ビデオカメラもしくはカメ
ラ一体型VTRでは撮像素子の画像蓄積時間は約1フィ
ールド時間(1/60秒)であり、カメラがぶれると撮
像素子のこの蓄積時間内に画像が動くため、被写体がぶ
れてぼけてしまう。
【0005】図2は撮像素子の蓄積時間が1/60秒の
通常撮像時の画像を示したもので、(a)はぶれ補正前
の画像、(b)はぶれ補正後の画像である。これは1例
であるがnフィールド目と比べ、補正前ではn+1フィ
ールド目とn+2フィールド目の画像が左右にぶれてい
る。
【0006】ぶれ補正後の画像(b)を見ると、各フィ
ールドで被写体の画面上での位置はぶれ補正の結果動い
ていない。
【0007】しかし、撮像素子の1蓄積時間内に画像が
ぶれてしまいぼけてしまった画像までは補正できないの
で、ぶれ補正後の画像(b)では被写体の画面上での位
置は静止しているが原画像でぶれによりぼけた画像はぼ
けたままになっている。このために画面上では被写体が
静止しているのに被写体がはっきり写ったりぼけて写っ
たりして不自然になってしまう。
【0008】これを改善するための公知の技術として、
ぶれ補正を行う時に撮像素子の蓄積時間を短くする方法
がある。
【0009】図3は撮像素子の蓄積時間が1/500秒
のように高速なときの画像を示したものである。(a)
はぶれ補正前の画像、(b)はぶれ補正後の画像をそれ
ぞれ示している。ぶれ補正前で、nフィールド目と比
べ、n+1フィールド目とn+2フィールド目の画像が
ぶれている場合を示す。
【0010】原画像(a)においても撮像素子の蓄積時
間が短いため被写体がぶれても画像はぼけていない。こ
れによりぶれ補正後の画像(b)でも、画面上での被写
体の位置は静止し、なおかつぼけることはない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、撮像素子の蓄
積時間を短くすると撮像素子の感度が低くなってしまう
のでレンズの絞りを開かなければならない。そこで、暗
い場所で撮影していて、既に絞りが開放状態になってい
てそれ以上開かない場合には、撮像された信号を自動利
得制御(AGC)などによって増幅しなければならな
い。しかし増幅に伴いノイズが増加し、S/N比が小さ
くなるため結果的にはザラザラした映像になってしまう
という問題点がある。
【0012】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたもので、ぶれ補正時の撮像素子の蓄積時間の短
かさに起因する画像のざらつきを少なくして自然味のあ
る画像に補正することの出来る画像信号処理装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像素子から
の信号を処理して映像信号を作成する映像処理回路と、
前記撮像素子を駆動する駆動回路と、前記映像信号から
のぶれベクトルを検出するぶれベクトル検出回路と、前
記ぶれベクトル信号に基づいて前記映像信号の画像ぶれ
を補正するぶれ補正回路とを有する映像信号処理装置に
おいて、前記ぶれベクトル検出回路で検出される画像の
ぶれ量に対応したぶれ量信号に応じて、前記駆動回路が
前記撮像素子の画像蓄積時間を増減させるようにしたも
のである。
【0014】さらに、前記ぶれ量信号に応じて、前記映
像信号処理回路が前記映像信号の利得を増減させるよう
にしても良い。
【0015】
【作用】本発明によれば、暗い場所における撮像のぶれ
補正時には、撮像素子で撮影している画像のぶれ量の大
きさによって、撮像素子の蓄積時間を可変し、ぶれ量が
大きい場合には蓄積時間を短くとり、逆にぶれ量が少い
場合には蓄積時間を長くとることによりぶれ量の少ない
時の画像のざらつきが除去される。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例を示す映像信号処
理装置の構成ブロック図である。1はCCDなどの撮像
素子である。2はCCDからの信号を処理して映像信号
をつくるCCD信号処理回路、3はCCDを駆動するC
CD駆動回路である。また、4はCCD信号処理回路か
らの映像信号により画像のぶれベクトルを検出するぶれ
ベクトル検出回路である。5はぶれベクトル検出回路4
からのぶれベクトル信号によりCCD信号処理回路2か
ら出力される映像信号の画像ぶれを補正するぶれ補正回
路、6はCCD信号処理回路2から出力される映像信号
をいったん記憶するメモリである。
【0018】先ず、撮像素子であるCCD1が被写体を
撮像して電気信号に変換する。そしてCCD信号処理回
路2にてCCDからの電気信号12を映像信号に変換す
る。そしてこの映像信号25はぶれベクトル検出回路4
とぶれ補正回路5とに送られる。
【0019】ぶれベクトル検出回路4では映像信号25
より前フィールドと現フィールドの画像を比較して、現
フィールドの画像が前フィールドの画像に比較してどち
ら方向にどれくらい動いた(ぶれた)かを検知して、ぶ
れベクトル信号45をぶれ補正回路5へ出力する。
【0020】ぶれベクトル補正回路5ではCCD信号処
理回路2からの映像信号25をメモリ6に記憶させる。
そしてぶれベクトル検出回路4からのぶれベクトル信号
45により現画像がぶれた方向と量とによりメモリ6か
ら画像を切り出して、ぶれ補正をした画像を出力する。
【0021】また、このときぶれベクトル検出回路4は
画像のぶれ量によりCCD駆動回路3とCCD信号処理
回路2とにぶれ量に応じた信号をそれぞれ、ぶれ量信号
43、AGCコントロール信号42として送る。先ずC
CD駆動回路3ではぶれベクトル検出回路4からのぶれ
量信号43に基づいてCCD1の撮像時の蓄積時間を変
化させる。即ち、ぶれ量が多い時にはCCD1の蓄積時
間を短くする。また、ぶれ量が少ない時にはCCD1の
蓄積時間を長くする。これにより画像のぶれが多いとき
はCCD1の蓄積時間が短くなるために補正後の画像は
ぼけない。また、ぶれ量が少ないときには蓄積時間を長
くとるためにS/N比の悪化に伴う画像のザラつきが少
なくなる。
【0022】また、ぶれベクトル検出回路4はCCD信
号処理回路2にもぶれ信号を送る。これは本発明では画
像のぶれが多くなるとCCDの蓄積時間を短くすること
によりCCD1の感度が低下するために、CCD信号処
理回路2内のAGCにてCCD1からの信号を増幅する
ためである。
【0023】ぶれベクトル検出回路4からぶれ信号がA
GCコントロール信号42としてCCD信号処理回路2
に与えられると、そのぶれ量に対応してCCD信号処理
回路2のAGC利得が変化する。通常はCCD信号処理
回路2内のAGCの時定数は長めであるが、本発明では
通常時のAGCの時定数はそのまま長めに、ぶれ補正時
はそのままの時定数では追従できないために、AGCコ
ントロール信号42によって直接AGCの利得をコント
ロールして利得を上げる。
【0024】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、電気的に
ぶれ補正をするビデオカメラ又はカメラ一体型VTRに
おいて、ぶれベクトル検出回路からのぶれ信号により撮
像素子の画像蓄積時間を適応的に可変するようにしたの
で、暗い環境での撮影時のぶれ補正時でもザラついたり
ぼけたりしない自然な画像を得ることのできる映像信号
処理装置を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】撮像素子の画像蓄積時間が長い時の画像を示す
図である。
【図3】撮像素子の画像蓄積時間が短い時の画像を示す
図である。
【符号の説明】
1 CCD撮像素子 2 CCD信号処理回路 3 CCD駆動回路 4 ぶれベクトル検出回路 5 ぶれ補正回路 6 メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子からの信号を処理して映像信号
    を作成する映像信号処理回路と、 前記撮像素子を駆動する駆動回路と、 前記映像信号処理回路からの前記映像信号から画像のぶ
    れベクトルを検出するぶれベクトル検出回路と、 前記ぶれベクトル検出回路からの前記ぶれベクトル信号
    に基づいて前記映像信号の画像ぶれを補正するぶれ補正
    回路とを具備した映像信号処理装置において、 前記ぶれベクトル検出回路で検出される画像のぶれ量に
    対応したぶれ量信号に応じて、前記駆動回路が前記撮像
    素子の画像蓄積時間を増減させることを特徴とする映像
    信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ぶれ量信号に応じて、前記映像信号
    処理回路が前記映像信号の利得を増減させることを特徴
    とする請求項1記載の映像信号処理装置。
JP5276494A 1993-11-05 1993-11-05 映像信号処理装置 Pending JPH07131715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5276494A JPH07131715A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 映像信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5276494A JPH07131715A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 映像信号処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07131715A true JPH07131715A (ja) 1995-05-19

Family

ID=17570247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5276494A Pending JPH07131715A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 映像信号処理装置

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JP (1) JPH07131715A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09284629A (ja) * 1996-04-15 1997-10-31 Sony Corp Ccdエリアセンサーの制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09284629A (ja) * 1996-04-15 1997-10-31 Sony Corp Ccdエリアセンサーの制御方法

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