JPH09282112A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH09282112A
JPH09282112A JP8091268A JP9126896A JPH09282112A JP H09282112 A JPH09282112 A JP H09282112A JP 8091268 A JP8091268 A JP 8091268A JP 9126896 A JP9126896 A JP 9126896A JP H09282112 A JPH09282112 A JP H09282112A
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JP
Japan
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buffer
input
interfaces
buffers
data
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JP8091268A
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Nobuo Iwata
伸夫 岩田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の入出力インタフェースで1つのバッフ
ァを共有する場合、複数の入出力インタフェースが同時
に送受信動作を行えなかった。 【解決手段】 ブート・プログラム21は、複数のイン
タフェースが使用するバッファ数を決定し、この決定さ
れた数のバッファをメモリ中に割り当てるとともに、複
数のインタフェースの各々と割り当てられたバッファの
各々とを対応付ける。そして、ホスト・インタフェース
制御部22、ネットワーク・インタフェース制御部
(A)23,同(B)24は、1つのバッファに対して
複数のインタフェースが関連付けられた場合はバッファ
を複数のインタフェース間で共有し、1つのバッファに
対して1つのインタフェースが関連付けられた場合はバ
ッファを1つのインタフェースで占有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の入出力イン
タフェースを有するコンピュータ装置やプリンタ装置等
の情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の情報処理装置として、従来よ
り、入出力インタフェース毎にバッファを有するものが
知られている。このように、インタフェース毎にバッフ
ァを有する情報処理装置では、複数の入出力インタフェ
ースで同時に送受信動作が行える利点がある反面、より
多くのメモリが必要となるためコストが高くなり、また
必要なメモリを搭載しない場合には、使用可能な入出力
インタフェースが制限されるという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、複数の入
出力インタフェースで1つのバッファを共有する例えば
プリンタ装置が提案されている(例えば、特開平5−2
52220号公報や特開平6−332640号公報参
照)。しかしながら、複数の入出力インタフェースで1
つのバッファを共有する情報処理装置の場合には、コス
トを低く抑えることができるという利点がある反面、複
数の入出力インタフェースが同時に送受信動作を行えな
いという欠点があった。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、利用者が入出力イン
タフェース毎に入出力バッファを割り当てるに十分なメ
モリを搭載すれば複数の入出力インタフェースで同時に
送受信動作が行え、利用者が入出力インタフェース毎に
入出力バッファを割り当てるに十分なメモリを搭載しな
ければ複数の入出力インタフェースの同時送受信動作が
制限されて動作する情報処理装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数のイン
タフェースを有する情報処理装置において、複数のイン
タフェースが使用するバッファ数を決定するバッファ数
決定手段と、このバッファ数決定手段によって決定され
た数のバッファをメモリ中に割り当てるバッファ割当手
段と、複数のインタフェースの各々とバッファ割当手段
によって割り当てられたバッファの各々とを対応付ける
バッファ関連付け手段と、1つのバッファに対して複数
のインタフェースが関連付けられた場合にバッファを複
数のインタフェース間で共有するバッファ共有手段と、
1つのバッファに対して1つのインタフェースが関連付
けられた場合にバッファを1つのインタフェースで占有
するバッファ専有手段とを備えた構成となっている。
【0006】上記構成の情報処理装置において、バッフ
ァ数決定手段によってインタフェースが使用するバッフ
ァ数が決定され、この決定された数のバッファがバッフ
ァ割当手段によってメモリ中に割り当てられるととも
に、各インタフェースと割り当てられた各バッファがバ
ッファ関連付け手段によって対応付けられる。そして、
1つのバッファに対して複数のインタフェースが関連付
けられた場合は、バッファ共有手段によってバッファが
複数のインタフェース間で共有され、1つのバッファに
対して1つの入力インタフェースを関連付けられた場合
は、バッファ専有手段によってバッファを1つのインタ
フェースが占有する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、例えばプリ
ンタ装置に適用された本発明の一実施形態を示すハード
ウェア構成図である。
【0008】図1において、本実施形態に係るプリンタ
装置10は、印刷用紙に画像を形成して出力するプリン
タ・エンジン部11と、ホスト・インタフェース部12
と、ネットワーク・インタフェース部13と、プリンタ
・エンジン部11を駆動制御するプリンタ・エンジン制
御部14と、装置全体の制御を司るCPU(中央処理装
置)15と、装置全体の制御に必要なプログラムが格納
されたROM(読み込み専用メモリ)16と、画像デー
タが一時的に格納されるRAM(読み書き可能メモリ)
17とから構成されている。
【0009】そして、ホスト・インタフェース部12、
ネットワーク・インタフェース部13、プリンタ・エン
ジン制御部14、CPU15、ROM16およびRAM
17がバスライン18を介して相互に接続されている。
また、ホスト・インタフェース部12には単一のホスト
・コンピュータが接続され、ネットワーク・インタフェ
ース部13にはネットワーク19を介して複数のホスト
・コンピュータ、本例では2つのホスト・コンピュータ
が接続されている。
【0010】上記構成のプリンタ装置10において、C
PU15は、ROM16に格納されたソフトウェアを実
行し、ホスト・インタフェース部12またはネットワー
ク・インタフェース部13から入力されたデータをRA
M17に格納し、次いでこのデータを順次画像データに
変換して再度RAM17に格納し、この画像データを順
次プリンタ・エンジン制御部14を介してプリンタ・エ
ンジン部11に出力する処理を行う。
【0011】図2は、本実施形態に係るプリンタ装置1
0のソフトウェア構成図であり、CPU15およびRA
M17が持つ機能をブロック化したものである。図2に
おいて、ブート・プログラム21は、ROM16に格納
されたプログラムの1つである。CPU15は、ホスト
・インタフェース部12を制御するホスト・インタフェ
ース制御部22、ネットワーク・インタフェース部13
を制御するネットワーク・インタフェース制御部(A)
23,同(B)24および画像データを展開するデコン
ポーザ25の各機能を持っている。RAM17には、ブ
ート・プログラム21によって入力バッファ26,2
7,28およびページ・バッファ29が割り当てられ
る。
【0012】ブート・プログラム21は、電源投入(O
N)時にまず起動され、入力バッファ26,27,28
およびページ・バッファ29を割り当て、ホスト・イン
タフェース制御部22、ネットワーク・インタフェース
制御部(A)23,同(B)24、デコンポーザ25お
よびプリンタ・エンジン制御部14を起動する。ホスト
・インタフェース制御部22は、ホスト・インタフェー
ス部12からのデータを受信し、入力バッファ26に格
納する。ネットワーク・インタフェース制御部(A)2
3およびネットワーク・インタフェース制御部(B)2
4は、ネットワーク・インタフェース部13からのデー
タを受信し、入力バッファ27,28に格納する。
【0013】このように、インタフェース部12,13
は、物理的なインタフェースではなく、論理的なインタ
フェースであっても良い。本実施形態では、ネットワー
ク・インタフェース部13は、物理的には1つのインタ
フェースであるが、論理的には、通信手順によって、ネ
ットワーク・インタフェース制御部(A)23および同
(B)24の2つのインタフェースとして扱われる。
【0014】デコンポーザ25は、入力バッファ26,
27,28から読み出したデータを画像データに変換
(展開)し、ページ・バッファ29に格納する。プリン
タ・エンジン制御部14は、ページ・メモリ29から画
像データを読み出して、この画像データをプリンタ・エ
ンジン部11に転送する。なお、デコンポーザ25がデ
ータを入力する部分の処理を、通常デバイス・ドライバ
と呼ばれるようなサブ・ルーチンとしても良い。
【0015】図3は、RAM17の使用目的毎のメモリ
領域を示す概念図である。図3において、プログラム・
データ領域31は、ROM16に格納されたソフトウェ
アの更新可能なデータを格納する領域である。ページ・
バッファ領域32は、ソフトウェアによって生成される
画像データを一時的に格納する領域である。入力バッフ
ァ領域33は、ホスト・インタフェース部12から入力
されたデータを一時的に格納する領域である。プログラ
ム・スタック領域34は、ソフトウェア実行時に使用す
るスタックとして使用される領域である。プログラム・
ワーク領域35は、ソフトウェアが実行時に使用するワ
ーク領域である。
【0016】図4は、ブート・プログラム21によるメ
モリの割り当て処理の手順を示すフロー図である。この
ブート・プログラム21は、複数のインタフェースが使
用するバッファ数を決定するバッファ数決定手段および
決定された数のバッファをメモリ中に割り当てるバッフ
ァ割当手段としての機能を持つ。
【0017】まず、ROM16からプログラムのデータ
部をRAM17の先頭からコピーし(ステップS1
1)、続いてプログラム・スタック領域34とプログラ
ム・ワーク領域35の容量を算定する(ステップS1
2)。ここで、プログラム・スタック領域34は、ホス
ト・インタフェース制御部22、ネットワーク・インタ
フェース制御部(A)23,同(B)24、デコンポー
ザ25およびプリンタ・エンジン制御部14を起動する
際に割り当てるもので、そのサイズは予めブート・プロ
グラム21に組み込まれている。
【0018】また、プログラム・ワーク領域35は、ホ
スト・インタフェース制御部22、ネットワーク・イン
タフェース制御部(A)23,同(B)24、デコンポ
ーザ25およびプリンタ・エンジン制御部14の各々の
処理の実行に必要な固定容量と、デコンポーザ25が使
用するフォント・キャッシュ・サイズ等の利用者によっ
て変更可能な容量と、ネットワーク・インタフェース制
御部が同時応答可能なホスト数等の利用者によって変更
可能な諸元から計算によって求められる容量の合計であ
る。
【0019】次に、ページ・バッファ29のサイズを決
定する(ステップS13)。ページ・バッファ29のサ
イズは、利用者によって設定された値を使用する。利用
者により設定された値が、全メモリ容量からプログラム
・データ領域31、プログラム・スタック領域34およ
びプログラム・ワーク領域35と入力バッファ26〜2
8の1つの容量を差し引いた値よりも大きい場合、ペー
ジ・バッファ29のサイズをその差し引いた値とする。
【0020】ここで、ページ・バッファ領域32を所定
の画像データ・サイズの整数倍の領域としても良い。一
例として、ページ・バッファ領域32を一般的な画像デ
ータ・サイズであるA4サイズの整数倍の領域に設定す
ることで、画像データを格納する際に半端な領域が生じ
ることがないため、ページ・バッファ領域32を領域的
に有効利用できることになる。また、最小限割り当てら
れる入力バッファ数を設定可能としても良い。
【0021】次に、入力バッファ数を決定する(ステッ
プS14)。入力バッファ数は、全メモリ容量からプロ
グラム・データ領域31、ページ・バッファ領域32、
プログラム・スタック領域34およびプログラム・ワー
ク領域35を差し引いた値から、インタフェース制御部
の数(図2の例では、3つ)以内で、入力バッファがい
くつ割り当てられるかを求める。続いて、入力バッファ
26〜28およびページ・バッファ29を割り当てる
(ステップS15)。
【0022】次に、ホスト・インタフェース制御部2
2、ネットワーク・インタフェース制御部(A)23,
同(B)24、デコンポーザ25およびプリンタ・エン
ジン制御部14の各プログラムを起動する(ステップS
16)。このとき、それぞれ起動されたプログラムのス
タックが割り当てられる。起動された各プログラムは、
残った領域をワークとして使用して動作する。
【0023】ここで、入力バッファを割り当てる具体例
について説明する。図5は3つのインタフェース制御部
に対して3つの入力バッファが割り当てられた場合の概
念図であり、図6は3つのインタフェース制御部に対し
て2つの入力バッファが割り当てられた場合の概念図で
ある。これらの図において、「入力バッファH」,「入
力バッファA」,「入力バッファB」は、入力バッファ
の名前である。図6の例では、一方の入力バッファの実
体に対しては1つの名前が対応付けられ、もう一方の入
力バッファの実体に対しては2つの名前が対応付けられ
ていることを示す。
【0024】図7は、入力バッファの管理構造を示す概
念図である。図7において、先頭の管理ノードへのポイ
ンタ71は1つだけ存在し、1つ目の管理ノード72の
領域を指す。管理ノード72は、入力バッファの実体1
つに対して1つ存在する。管理ノードは、次の管理ノー
ドへのポインタによって別の管理ノード72を示すこと
により、複数の入力バッファの実体を管理することがで
きる。各管理ノード72は、名前ノードへのポインタ7
3によって複数の名前と関連付けることが可能である。
【0025】図5の例の場合には図8のような管理構造
が作成され、図6の例の場合には図9のような管理構造
が作成される。
【0026】図10は、インタフェース制御部、即ちホ
スト・インタフェース制御部22、ネットワーク・イン
タフェース制御部(A)23,同(B)24の各処理の
手順を示すフロー図である。以下、このフロー図にした
がって説明する。
【0027】まず、インタフェース制御部をビジー状態
に設定する(ステップS21)。ビジー状態の処理は、
インタフェース制御部によって異なる。例えば、ホスト
・インタフェース制御部22では、ホスト・コンピュー
タとの間のビジー制御線をONにする。ネットワーク・
インタフェース制御部(A)23では、データ・パケッ
トに対して受信不可パケットを送信する。ネットワーク
・インタフェース制御部(B)24では、サーバのキュ
ーの探索をしない。
【0028】次に、インタフェース制御部毎に予め決め
られた入力バッファ名を持つ管理ノードのアドレスを得
る(ステップS22)。このとき、図6のネットワーク
・インタフェース制御部(A)23,同(B)24のよ
うに、2つのインタフェース制御部に対して1つの入力
バッファが割り当てられた場合、図9の名前ノードへの
ポインタ93のように2つのインタフェース制御部が同
一の管理ノードのアドレスが得られる。
【0029】次に、タスク切替えを禁止状態にし(ステ
ップS23)、管理ノードのロック・フラグを検査する
(ステップS24)。管理ノード中のロック・フラグが
ONの場合、即ち同一の入力バッファを使用する他のイ
ンタフェース制御部が該入力バッファを使用中である場
合、タスク切替え禁止を解除し(ステップS25)、続
いて一定時間待つ(ステップS26)。そして、一定時
間経過後ステップS23に戻り、ロック・フラグがOF
Fになるまで、即ち同一の入力バッファを使用する他の
インタフェース制御部が該入力アッファを使用していな
い状態になるまで、この処理を繰り返す。
【0030】一方、ロック・フラグがOFFの場合、即
ち同一の入力バッファを使用する他のインタフェース制
御部が該入力バッファを使用中でない場合、管理ノード
中のロック・フラグをONに設定し(ステップS2
7)、タスク切替え禁止を解除する(ステップS2
8)。ここで、管理ノード中のロック・フラグをONに
設定したことは、該インタフェース制御部が該入力バッ
ファを使用中である状態に設定したことになる。
【0031】次に、ビジー状態を解除する(ステップS
29)。ビジー状態の解除は、インタフェース制御部に
よって異なる。例えば、ホスト・インタフェース制御部
22では、ホスト・コンピュータとの間のビジー制御線
をOFFにする。ネットワーク・インタフェース制御部
(A)23では、受信可能パケットを送信する。ネット
ワーク・インタフェース制御部(B)24では、サーバ
のキューの探索を開始する。
【0032】次に、処理すべき入力データが存在するか
を検査する(ステップS30)。ホスト・インタフェー
ス制御部22、ネットワーク・インタフェース制御部
(A)23では、受信データがあるかを調べる。ネット
ワーク・インタフェース制御部(B)24では、キュー
にデータが存在するかを調べる。処理すべき入力データ
が存在しない場合は、ロック・フラグをOFFに設定し
(ステップS31)、再びビジー状態に設定する(ステ
ップS32)。その後、一定時間の待機処理(ステップ
S26)を経てステップS23に戻る。
【0033】一方、処理すべき入力データが存在する場
合は、入力データを入力バッファに書き込む(ステップ
S33)。このデータ書き込みの際には、入力バッファ
を通常のリング・バッファとして扱う。リング・バッフ
ァが満杯の場合、デコンポーザ25が入力バッファから
データを読み出してリング・バッファに空きができるま
で、このステップ中で待ち状態となる。さらに、再度処
理すべき入力データが存在するかを検査し(ステップS
34)、処理すべき入力データが存在しなくなるまで、
入力データを入力バッファに書き込む。ここでは、入力
データにデータの終端符号を検出するまで、入力データ
を入力バッファに書き込む処理を行うようにしても良
い。
【0034】処理すべき入力データがなくなったら、入
力バッファにデータの終端符号を書き込む(ステップS
35)。ここで、終端符号を入力バッファに書き込まず
に、1つ以上のデータの終端アドレスの管理ノードを、
または管理ノードからリンクされるデータ終端管理ノー
ドを持つようにしても良い。続いて、ロック・フラグを
OFFに設定し(ステップS36)、再びビジー状態に
設定し(ステップS37)、しかる後ステップS23に
戻って上述した一連の処理を繰り返す。
【0035】図11は、デコンポーザ25の処理手順を
示すフロー図である。以下、このフロー図にしたがって
説明する。
【0036】まず、1つ目の管理ノードのアドレスを得
る(ステップS41)。続いて、管理ノード中の読み出
しポインタと書き込みポインタを比較し、入力バッファ
中にデータが存在するか否かを検査し(ステップS4
2)、データが存在しない場合は、次の管理ノードがあ
るか否かを判断する(ステップS43)。そして、次の
管理ノードがある場合は、次の管理ノードのアドレスを
得(ステップS44)、ステップS42に戻って全ての
管理ノードに対してデータの存在を検査する。全ての管
理ノードを検査した後、ステップS41に戻り、再度1
つ目の管理ノードの検査から繰り返す。
【0037】一方、入力バッファ中にデータが存在する
場合は、ページ・バッファ29をクリアし(ステップS
45)、続いて入力バッファからデータを読み出し、デ
ータの終端であるか否かを判断する(ステップS4
6)。入力データ中にデータの終端を検出した場合は、
プリンタ・エンジン制御部14に画像データの出力を指
示して出力完了を待ち(ステップS47)、以降、ステ
ップS43,S44の各処理を経てステップS42に戻
る。入力データ中にデータの終端を検出しない場合は、
続いてページの終端であるか否かを判断する(ステップ
S48)。
【0038】入力データ中にページの終端を検出した場
合は、プリンタ・エンジン制御部14に画像データの出
力を指示して出力完了を待ち(ステップS49)、しか
る後ステップS45に戻る。入力データ中にデータの終
端もページの終端も検出しない場合は、ページ・バッフ
ァ29に画像データを展開し(ステップS50)、しか
る後ステップS45に戻る。
【0039】すなわち、上述したデコンポーザ25の処
理を要約すると、1つ目の管理ノードのアドレスを得て
入力バッファ中にデータが存在するか否かを検査し、デ
ータが存在しない場合は、以降、同じ処理を繰り返して
全ての管理ノードに対してデータの存在を検査する。入
力バッファ中にデータが存在する場合は、入力バッファ
からデータを読み出してページ・バッファ29に画像デ
ータを展開する。そして、入力データ中にデータの終端
またはページの終端を検出した場合は、プリンタ・エン
ジン制御部14に画像データの出力を指示して出力完了
を待つ。
【0040】以上の一連の処理では、管理ノードを順に
検査する方法を示したが、予め存在する入力バッファ名
を得て、各入力バッファ名に該当する管理ノードを得る
方法でも良い。
【0041】なお、上記実施形態では、入力バッファに
ついての例を述べたが、出力バッファやその他のバッフ
ァ、共有メモリであっても良い。また、各入力バッファ
の容量が固定である場合について述べたが、各入力バッ
ファの容量を設定可能にしても良い。
【0042】また、各入力バッファの容量を予め決めら
れた下限まで小さくしていき、それでも入力バッファを
割り当てるために必要なメモリ領域が不足する場合に
は、入力バッファ数を制御し、割当可能な数を決定する
ようにしても良い。このとき、インタフェースとバッフ
ァとを関連付けるに当たっては、優先度の高い順に各イ
ンタフェースに1ずつバッファを関連付け、残りの1つ
のバッファには複数のインタフェースを割り当てるよう
にすれば良い。さらに、RAM17中にインタフェース
の数と同数のバッファを割り当てるための領域が不足す
る場合にはバッファ数を1とすれば良い。
【0043】また、上記実施形態においては、プリンタ
装置のインタフェース部と入力バッファについて述べた
が、一般的なコンピュータ装置等の情報処理装置の入出
力インタフェースと入出力バッファに関して同様の処理
を行っても良いことは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者が入出力インタフェース毎に入出力バッファを割
り当てるに十分なメモリを搭載すれば複数の入出力イン
タフェースで同時に送受信が行え、利用者が入出力イン
タフェース毎に入出力バッファを割り当てるに十分なメ
モリを搭載しなければ複数の入出力インタフェースの同
時送受信動作が制限されて動作するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るプリンタ装置のハ
ードウェア構成図である。
【図2】 本実施形態に係るプリンタ装置のソフトウェ
ア構成図である。
【図3】 使用目的毎のメモリ領域を示す概念図であ
る。
【図4】 ブート・プログラムによるメモリの割り当て
処理の手順を示すフロー図である。
【図5】 3つのインタフェース制御部に対して3つの
入力バッファが割り当てられた場合の概念図である。
【図6】 3つのインタフェース制御部に対して2つの
入力バッファが割り当てられた場合の概念図である。
【図7】 入力バッファの管理構造を示す概念図であ
る。
【図8】 3つのインタフェース制御部に対して3つの
入力バッファが割り当てられた場合の入力バッファの管
理構造を示す概念図である。
【図9】 3つのインタフェース制御部に対して2つの
入力バッファが割り当てられた場合の入力バッファの管
理構造を示す概念図である。
【図10】 インタフェース制御部の処理手順を示すフ
ロー図である。
【図11】 デコンポーザの処理手順を示すフロー図で
ある。
【符号の説明】
10 プリンタ装置 12 ホスト・インタフェース部 13 ネットワーク・インタフェース部 14 プリンタ・エンジン制御部 15 CPU 21 ブート・プログラム 22 ホスト・インタフェース制御部 23 ネットワーク・インタフェース制御部(A) 24 ネットワーク・インタフェース制御部(B) 25 デコンポーザ 26,27,28 入力バッファ 29 ページ・バッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のインタフェースを有する情報処理
    装置であって、 前記複数のインタフェースが使用するバッファ数を決定
    するバッファ数決定手段と、 前記バッファ数決定手段によって決定された数のバッフ
    ァをメモリ中に割り当てるバッファ割当手段と、 前記複数のインタフェースの各々と前記バッファ割当手
    段によって割り当てられたバッファの各々とを対応付け
    るバッファ関連付け手段と、 1つのバッファに対して複数のインタフェースが関連付
    けられた場合にバッファを複数のインタフェース間で共
    有するバッファ共有手段と、 1つのバッファに対して1つのインタフェースが関連付
    けられた場合にバッファを1つのインタフェースで占有
    するバッファ専有手段とを備えたことを特徴とする情報
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記バッファ数決定手段は、メモリ中に
    バッファを割り当てるための領域が不足する場合にバッ
    ファ数として割当可能な数を決定し、 前記バッファ関連付け手段は、優先度の高い順に各イン
    タフェースに1つずつバッファを関連付け、残りの1つ
    のバッファには複数のインタフェースを割り当てること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記バッファ数決定手段は、メモリ中に
    インタフェースの数と同数のバッファを割り当てるため
    の領域が不足する場合にはバッファ数を1とすることを
    特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
JP8091268A 1996-04-12 1996-04-12 情報処理装置 Pending JPH09282112A (ja)

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JP8091268A JPH09282112A (ja) 1996-04-12 1996-04-12 情報処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6819443B1 (en) 1998-10-14 2004-11-16 Seiko Epson Corporation Network printer
US7983402B2 (en) 2005-08-05 2011-07-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha System and program for controlling electronic devices

Cited By (2)

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