JPH09279514A - 路面処理作業機 - Google Patents

路面処理作業機

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JPH09279514A
JPH09279514A JP9261796A JP9261796A JPH09279514A JP H09279514 A JPH09279514 A JP H09279514A JP 9261796 A JP9261796 A JP 9261796A JP 9261796 A JP9261796 A JP 9261796A JP H09279514 A JPH09279514 A JP H09279514A
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JP9261796A
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Shigeyuki Tate
成行 楯
Mitsuhiro Hidaka
光博 日高
Katsuya Kazabayashi
克也 風林
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Nippon Road Co Ltd
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Nippon Road Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴射ノズルを左右へガイドするガイド部材を
常に水平状態に保持する。 【解決手段】 自走可能な機体19に設けられた車幅方
向に長いガイド部材21に、そのガイド部材21に沿っ
て横移動可能な噴射ノズル25を有する高圧水噴射装置
11と、ガイド部材21の水平方向の傾きを少なくとも
2個所で検知する検知センサ39を設け、その検知セン
サ39からの検知信号に基づき作動するガイド部材水平
保持装置29により前記ガイド部材21を常に水平状態
に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高圧水の噴射に
よって路面のハツリ作業や目荒し作業を行なう路面処理
作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、傷んだ路面の補修作業時、あるい
は、路面の摩擦抵抗を出すために、ハツリ作業や目荒し
作業が行なわれる。
【0003】ハツリ作業及び目荒し作業は、噴射ノズル
から路面へ高圧水を噴射することで路面の弱い部分を破
砕し、路面に凹凸面を作るもので、噴射ノズルは、ガイ
ド部材に沿って左右に横移動しながら作業範囲の端から
端まで往復動する構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】噴射ノズルを左右に移
動させるガイド部材は、車幅方向に長い形状となってい
るところから、機体が傾くと、機体に支持されたガイド
部材の左右両側域では、その傾きは一層拡大される。こ
の結果、噴射ノズルと処理面との距離が変化し、高圧水
のエネルギーもこれにつれて変化するため、均一な作業
が困難となる。
【0005】特に、路面の表面を、例えば、10〜20
mmほど均一に飛ばす目荒し作業にあっては、大きな問
題となる。
【0006】そこで、この発明は、機体の傾き等の条件
に影響されることなく常にガイド部材の水平状態が保持
されさらに処理面とノズルの距離が一定に保持されるよ
うにした路面処理作業機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、自走可能な機体に設けられた車幅方向
に長いガイド部材に、そのガイド部材に沿って横移動可
能な噴射ノズルを有する高圧水噴射装置と、ガイド部材
の水平方向の傾きを少なくとも2個所で検知する検知セ
ンサを設け、その検知センサからの検知信号に基づき前
記ガイド部材を水平状態に保持するガイド部材水平保持
装置を備える。
【0008】これにより、機体の傾きに伴ないガイド部
材が傾くと、その傾きを検知センサが検知し、その検知
信号はガイド部材水平保持装置に送られ、ガイド部材水
平保持装置により、機体の傾きに対応してガイド部材を
上下し、ガイド部材の水平状態を確保する。これによ
り、噴射ノズルからの噴射距離は常に一定に保持される
と共に正しい噴射角度が得られるようになる。
【0009】また、この発明の路面処理作業機にあって
は、自走可能な機体に設けられた車幅方向に長いガイド
部材に、そのガイド部材に沿って横移動可能な噴射ノズ
ルを有する高圧水噴射装置を設け、その高圧水噴射装置
に、噴射ノズルから噴射する高圧水噴射時の上向きの反
力を打ち消す重りを設ける。
【0010】これにより、噴射ノズルから路面に高圧水
が噴射される際に、高圧水噴射装置に上向きの反力が作
用し、特に、自由端となる左右両側域で顕著となるが、
この上向きの反力は重りにより打ち消されるため、ガイ
ド部材の傾きは起こらず、常に一定の噴射距離及び正し
い噴射角によって作業が行なえるようになり、均一な処
理面が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4の図面を参照
しながらこの発明の実施形態を具体的に説明する。
【0012】図4において、1は水タンク3を備えた水
タンク車、5はトレーラ7に搭載された高圧ポンプ、9
は高圧水噴射装置11を備えた路面処理作業機をそれぞ
れ示しており、水タンク3内の水は高圧ポンプ5により
圧力が高められ、高圧ホース13を介して前記高圧水噴
射装置11に送り込まれるようになっている。
【0013】路面処理作業機9は、駆動部(図示してい
ない)からの動力にて駆動される駆動輪15と走行輪1
7とで自走可能となっており、機体19の底部には、車
幅方向に長いガイド部材21が配置され、ガイド部材2
1には横移動装置23により前記ガイド部材21に沿っ
て横移動可能な噴射ノズル25を備えた高圧水噴射装置
11が装着されている。
【0014】噴射ノズル25は、前記高圧ホース13と
接続連通し、高圧水を路面27へ向けて噴射するように
なっている。
【0015】ガイド部材21は、機体19に対して、左
右のガイド部材水平保持装置29,29により支持され
ている。
【0016】ガイド部材水平保持装置29,29は、上
下に伸縮可能な外筒と内筒とから成るケース31内に配
置されたシリンダ33と、シリンダ33に対して伸縮可
能ピストン35とから成り、シリンダ35は機体19側
に取付けられている。ピストン35はガイド部材21に
固着されたブラケット37に取付けられ、左右のピスト
ン35,35の伸縮量によりガイド部材21の水平バラ
ンスが確保されるようになっている。左右のピストン3
5,35の伸縮量は、ガイド部材21の両端部に設けら
れた左右の検知センサ39,39からの検知信号に基づ
いて作動制御される。
【0017】検知センサ39は、路面27に常時接触し
合う橇部41から作動ロッド43が立上がり、作動ロッ
ド43の上端部はセンサ本体45内に臨む構造となって
いる。
【0018】センサ本体45は、ガイド部材21の傾き
に対応して傾き側の作動ロッド43のストロークLが短
くなると反対側の作動ロッド43のストロークLが長く
なることで、左右の作動ロッド43の伸縮量によりガイ
ド部材21の傾きが検知されるようになっている。左右
の検知センサ39,39によって検知された検知信号
は、制御部47を介して左右のガイド部材水平保持装置
39,39に送られるもので、例えば、ガイド部材21
が左側に傾くと左側を支持しているガイド部材水平保持
装置29側のピストン35が縮小するよう指令信号を出
力する。同時に右側を支持しているガイド部材水平保持
装置29側のピストン35が伸長するよう指令信号を出
力し、ガイド部材21の水平バランスおよび路面との距
離が常に確保されるようになっている。
【0019】噴射ノズル25を横移動させる横移動装置
23は、図3に示す如く、高圧水噴射装置11を装着し
た移動主体枠49にガイド部材21のガイドレール面5
1に沿って走行可能な上下に対向し合うガイドローラ5
3,53と、油圧モータ55により正転・逆転自在に駆
動される駆動歯車57とを有し、駆動歯車57はガイド
部材21に沿って設けられたラック59と噛み合ってい
る。これにより、ラック59と噛み合う駆動歯車57が
正転又は逆転することで、移動主体枠49、即ち、噴射
ノズル25はガイド部材21に沿って横移動が可能とな
っている。
【0020】油圧モータ55は、ガイド部材21の両サ
イドに設けられたサイド検知スイッチ31,32に移動
主体枠44が当接することで、そのサイド検知スイッチ
31,32からの検知信号により正転又は逆転自在に制
御されるようになっている。
【0021】このように構成された路面処理作業機9に
よれば、噴射ノズル25をガイド部材21に沿って横移
動させながら高圧水を路面27へ向けて噴射すること
で、ハツリ作業あるいは目荒し作業が行なえるようにな
る。この作業時において、路面条件により機体19が傾
くとそれに対応してガイド部材21も傾くようになる
が、その傾きは左右の検知センサ39,39により検知
される。左右の検知センサ39,39により検知された
信号は、制御部47を介して左右のガイド部材水平保持
装置29,29に送られ、各ピストン35,35の伸縮
により、ガイド部材21の水平バランスが確保される。
これにより、噴射ノズル25は常に一定の噴射距離と正
確な角度で噴射されるため、均一な処理面が得られる。
【0022】図5は路面処理作業機9の別の実施形態を
示したものである。
【0023】即ち、この実施形態にあっては、機体19
の底部には、車幅方向に長いガイド部材61が左右の固
定支持部材63,63により固着され、ガイド部材61
には移動主体枠49に装着された横移動装置23により
ガイド部材61に沿って横移動可能な噴射ノズル25を
備えた高圧水噴射装置11が装着されている。高圧水噴
射装置11には、噴射ノズル25から高圧水を噴射する
際に上向きに作用する反力を打ち消す重り65が装着さ
れている。
【0024】なお、横移動装置23は前記図2,図3と
同一のため同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0025】したがって、このように構成された路面処
理作業機9によれば、噴射ノズル25をガイド部材61
に沿って横移動させながら高圧水を路面27へ向けて噴
射することで、ハツリ作業あるいは目荒し作業が行なえ
るようになる。
【0026】この作業時において、噴射ノズル25から
噴射される高圧水により上向きの反力が発生するように
なり、この反力は重り65により打ち消される。したが
って、反力によるガイド部材61の傾きは起こらず、常
に一定の噴射距離が得られると共に正確な噴射が行なえ
るようになり、均一な処理面が得られる。
【0027】特に、ガイド部材21の左右両側域は、支
持点から外れた自由端となる所から、支持剛性は中央部
位より低下するようになるが、重り65は上向きの反力
とバランス結果、傾きは小さく抑えられる。また、重り
65は、高圧水噴射装置11に直接設けられているた
め、効率のよい打ち消し作用が得られる。
【0028】したがって、反力に打ち勝つように作業機
全体を重くする必要がなくなる。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の路面
処理作業機によれば、噴射ノズルを左右へガイドするガ
イド部材の水平バランスを保つことができるので、一定
の噴射距離及び正しい噴射角度によりハツリ作業や目荒
し作業が正確に行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる路面処理作業機を切断した正
面説明図。
【図2】ラックと駆動歯車の関係を示した説明図。
【図3】路面処理作業機を側面からみた説明図。
【図4】全体の作業状態を示した説明斜視図。
【図5】高圧水噴射装置に重りを設けた別の実施形態を
示した路面処理作業機の切断した正面説明図。
【符号の説明】
11 高圧水噴射装置 19 機体 21 ガイド部材 25 噴射ノズル 29 ガイド部材水平保持装置 39 検知センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走可能な機体に設けられた車幅方向に
    長いガイド部材に、そのガイド部材に沿って横移動可能
    な噴射ノズルを有する高圧水噴射装置と、ガイド部材の
    水平方向の傾きを少なくとも2個所で検知する検知セン
    サを設け、その検知センサからの検知信号に基づき前記
    ガイド部材を水平状態に保持するガイド部材水平保持装
    置を備えることを特徴とする路面処理作業機。
  2. 【請求項2】 自走可能な機体に設けられた車幅方向に
    長いガイド部材に、そのガイド部材に沿って横移動可能
    な噴射ノズルを有する高圧水噴射装置を設け、その高圧
    水噴射装置に、噴射ノズルから噴射する高圧水噴射時の
    上向きの反力を打ち消す重りを設けることを特徴とする
    路面処理作業機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111326A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Yukihiro Higuchi はつり作業車
JP2012077546A (ja) * 2010-10-04 2012-04-19 Concrete Kooring Kk 伸縮継手の撤去方法及び道路の切削方法

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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