JPH09279147A - コ−クス炉壁面の観察装置 - Google Patents

コ−クス炉壁面の観察装置

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JPH09279147A
JPH09279147A JP8913696A JP8913696A JPH09279147A JP H09279147 A JPH09279147 A JP H09279147A JP 8913696 A JP8913696 A JP 8913696A JP 8913696 A JP8913696 A JP 8913696A JP H09279147 A JPH09279147 A JP H09279147A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コ−クス炉の狭隘な空間における壁面プロフ
ィル測定の為に挿入されるランスが変形した場合の、該
ランス先端部に配置した非接触式距離測定装置又は炉壁
面観察装置の位置及び傾きの算出、並びに距離測定値の
補正。 【解決手段】 ランス、ランス駆動手段、ランス位置測
定手段、ランス先端垂直部に一端を固定し、ランス後端
部との間に張った耐熱性線材(セラミックファイバ−)
でなる弦、弦緊張手段、該弦のy方向に延びる基準線に
対する偏向角θを検出する弦偏向測定手段、ランス先端
部のねじれ角φを測定するねじれ角測定手段、および偏
向角θ、ねじれ角φ、ランス位置測定値等に基づき弦先
端位置及び傾き、並びにランス先端垂直部に配置した距
離測定装置の位置を算出し、距離測定値を補正するため
の位置演算手段、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランス先端部に装
着された非接触式距離測定手段、または炉壁観察装置を
コ−クス炉に挿入し、該炉の側壁プロフィ−ルを観察す
るに際し、ランスの蛇行、あるいは変形に伴う該ランス
先端の位置及び傾きを検出し、検出した値に基づき観察
値の補正を行なう機能を備えるコ−クス炉壁面の観察装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】コ−クス炉は、多数の炭化室と燃焼室が
交互に連接して構成され、炭化室に石炭を搬入し、炉壁
を介して燃焼室より炭化室に900℃〜1100℃の高
熱を大略20時間連続して加え、石炭を乾留する。すな
わちコ−クスを製造する。この乾留が終了すると、コ−
クスを排出し、そして石炭を装入してまた加熱を開始す
る。この繰返しであり、コ−クス炉の炭化室は常時高温
である。
【0003】図8の(a)に、炭化室を、窯口(IN)
より窯出口(EX)方向を見た場合の視認形状を示し、
(b)には、該炉を平面で見た状態を示す。炭化室の大
きさは一例で、大略高さ(H)6.5m,幅(W)0.
4/0.46m(テ−パ状をなし、コ−クス押出機側
(IN側)で0.4m,コ−クス窯出口側(EX側)で
0.46m)及び長さ(L)16mであり、非常に幅狭
で奥行きが深い炉空間を形成している。この炭化室から
焼成したコ−クスを搬出するために、コ−クス炉押出用
ラム12がラムビ−ム13によって窯口(IN)から挿
入され、窯出口(EX)に向って該コ−クスを押出す。
炉壁を構成する個々の耐火レンガは、大略で高さ120
mm,幅260mm,厚さ110mmである。
【0004】この炭化室内壁(燃焼室との隔壁)に使用
される耐火レンガは、長期間上記の高熱に曝され、又コ
−クス完成後の搬出に際しては、コ−クス押出機による
コ−クス圧力を受け、熱的,化学的あるいは機械的なス
トレスにより損傷し易い。すなわち壁面の目地切れ,レ
ンガ亀裂,剥離,カ−ボン付着、あるいは壁面の凹凸,
湾曲,窯幅変動等を招き易い。損傷部はコ−クス押出し
時に局部的に過大な力が加わって更に損傷が拡大し易
く、また損傷部は、熱伝播特性が正常部とは異なるの
で、操業上好ましくない。比較的に小さな損傷部は耐火
物を溶射して埋め、レンガ欠落部には耐火レンガをはめ
込んで目地に耐火物を溶射して修復するが、損傷の発見
と位置把握が難しい。
【0005】操業の合間の短時間を利用してコ−クス炉
窯口から炉内壁を観察する方法では、炉内が高温である
ので狭い窯口の外から内部を見ざるを得ず、この場合炉
内は、図8の(a)に示す形で見える。奥行きが深いの
で、垂直壁面W1,W2の表面の観察は非常に難しい。
そこで、垂直壁を指向する一対の、または複数対の非接
触式距離計を炉窯口から挿入してコ−クス炉炭化室幅を
測定し得られた距離情報、あるいは炉壁観察用テレビカ
メラを同様に挿入して得られた画像情報により壁面の損
傷状態を判定する方法が提案されている。コ−クス炉炭
化室幅を測定する場合には、図8の(c)に示すよう
に、コ−クス押出用のラム12を駆動するラムビ−ム1
3上に、一対の非接触式距離計TRL1,TRR1を左
右両側壁W2,W1を指向するようにして取付け、その
位置から左壁までの距離測定値l2、及び右壁までの距
離測定値l1を計測する。ラムビ−ム13の幅をl0と
すると、炉幅ltは、lt=l1+l2+l0で求ま
り、この場合は、炉内における距離計の位置の正確さは
必要としない。
【0006】例えば、ラムビ−ム13が右側(右壁W1
側)に偏位した場合、一方の距離計TRR1は右壁W1
に近付くので距離測定値l1は小さくなり、他方の距離
計TRL1は左壁W2から遠ざかるので距離測定値l2
は大きくなり、その結果、両測定値の合計である炉幅値
ltは変化しない。しかし、単に炉幅ltを測定したの
では全炉幅のみしか知り得ず、各壁面の凹凸状態は把握
出来ない。
【0007】すなわち、得られた炉幅値ltが異常であ
っても、何れ側の壁面に異常があるのかは判明せず、ま
た両壁が平行のままで湾曲している様な場合にも、それ
を検知することは出来ない。従って、単に炉幅のみを測
定するのでなく、各壁面までの距離を単独に測定する必
要があり、この場合にはラムビ−ム13上に装着した一
対の非接触式距離計TRL1,TRR1の正確な取付け
位置の把握が必要となる。例えば、特開平3−2692
09号公報には、コ−クス炉炭化室の窯口より一対の非
接触式距離センサを搭載したコ−クス押出機または押出
ラムビ−ムを炉内に挿入し、窯奥方向に移動しながら炉
内壁面までの距離を測定することにより、コ−クス炉炭
化室の側壁面プロフィルの測定を行なう方法及び装置が
提案されている。該提案によれば、炉内壁面までの距離
を測定する一対の距離センサ13A,13Bに加えて、
別に備えた一対のラムビ−ム位置センサ14A,14
B、及び一対の押出機平行度センサ15A,15B、押
出機走行方向センサ16等により、ラムビ−ム13の長
手方向の偏りδを求め、上記距離センサ13A,13B
による測定で得られた両壁面までの距離測定値l1,l
2を、該偏りδに応じて補正するようにしたものであ
る。
【0008】これにより、基準線からそれぞれの側壁面
までの距離、すなわち壁面のプロフィルy1,y2を、
y1=l1+l0/2−δ、y2=l2+l0/2+δ
として求め、その結果をデ−タ表示装置に表示すること
を提案している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記提案ではラムビ−
ム13のy軸に対する傾きを検出し、ラムビ−ム先端部
のx軸方向に関する中心からのオフセットδを算出し
て、それに基づき炉壁面までの測定値を補正している。
一般的に長大なラムビ−ムを高熱の炉中に繰り返し挿入
・退出を実施すると、ラムビ−ムの変形(曲り)が懸念
される。
【0010】上記提案ではラムビ−ム13は直線である
と言う仮定に立っているので、ラムビ−ム13が徐々に
変形した場合には、壁面までの距離検出精度が大きく劣
化する。またラムビ−ム13がねじれると、先端に搭載
されている距離センサの位置が左右方向に変化し誤差を
招くが、これに対する補償は行なわれていない。更にラ
ムビ−ム13の長手方向の偏りδを求めるのに、炉壁面
までの距離センサ13A,13Bの他に、更に2対の距
離センサ(一対のラムビ−ム位置センサ14A,14
B、及び一対の押出機平行度センサ15A,15B)等
を使用しており、構成が複雑である。
【0011】本発明は、非接触式距離測定器、あるいは
炉壁撮影装置を搭載したラムビ−ムを炉内に挿入し、窯
奥方向に移動しながら炉内壁面プロフィルを観察するに
際し、簡易な方法によりラムビ−ム先端垂直部の位置、
水平偏向角、及び垂直傾斜角を測定し、該距離測定器あ
るいは撮影装置の搭載位置を算出し、これらを用いて距
離測定値、あるいは炉壁撮影画像を補正することによ
り、炭化室幅及び側壁面のプロフィ−ル測定の精度向上
を計ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のコ−クス炉壁の
観察装置は、(1)先端にコ−クス炉壁面までの距離を
測定する距離測定器(TRL1〜3,TRR1〜3)およびコ−クス
炉壁面を撮影する撮影装置の少くとも一者を搭載したラ
ンス(1)、および、該ランスを、その先端をコ−クス炉
に対して挿入/退出するようにy方向に往復駆動する駆
動手段(LFIX,LDRV)、を備えるコ−クス炉壁面の観察装
置において、前記ランス(1)の先端から後端方向に延び
る耐熱性線材(7);該耐熱性線材に長手方向に引張力を
与える緊張手段(9);および、前記耐熱性線材の、y方
向に延びる基準線に対する水平偏向角θを検出する偏向
測定手段(5,6);を備え、(2)ランスのy方向の位置
を検出するランス位置測定手段(LPOS);偏向測定手段
(5,6)が検出した偏向角θ、およびランス位置測定手段
(LPOS)が検出したy方向の位置に基づいて、ランス先端
の水平方向すなわちx方向の位置を算出する位置演算手
段(CPT);を備え、(3)ランスの先端のyz平面から
の傾斜角φを検出する傾斜角測定手段;を更に備え、位
置演算手段(CPT)は偏向角測定手段(5,6)が検出した偏向
角θ、ランス位置測定手段(LPOS)が検出したy方向位
置、および傾斜角φに基づいて、距離測定装置(TRL1〜
3,TRR1〜3)のx方向位置を算出する。
【0013】なお、理解を容易にするためカッコ内に
は、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号を参考
までに付記した。
【0014】これによれば、コ−クス炉壁面までの距離
を測定する非接触式距離測定手器(TRL1〜3,TRR1〜3)、
またはコ−クス炉壁面を撮影する撮影装置を搭載するラ
ンス(1)、該ランスをその先端をコ−クス炉に対して挿
入/退出するようにy方向に往復駆動する駆動手段(LFI
X,LDRV)を備え、該ランス先端部(8F)と、ランス後端部
(8A)の間に耐熱性線材でなる弦(7)を張り、ランス後端
付近にy方向に離間して配置した2個1対で構成される
弦偏向測定手段(5,6)を備える。該弦偏向測定手段(5,6)
により、耐熱性線材でなる弦(7)のy方向に延びる基準
線に対する水平偏向角θ(x方向)を計測する。予め測
定した弦長(L)と偏向角θの値、及びランス位置測定手
段(LPOS)により検出するランスのy方向の位置に基づ
き、位置演算手段(CPT)によって演算することにより、
基準点(座標は既知)を起点とした弦先端の絶対位置
(x,y、z位置)を求める。
【0015】又、ランス先端垂直部分(8)が傾きyz面
に対して傾斜角を持った場合には、距離測定装置(TRL1
〜3,TRR1〜3)の位置が左右(x方向)に変化するので、
壁面までの測定距離も変化する。従って距離測定装置(T
RL1〜3,TRR1〜3)の位置変化量を求め壁面までの測定距
離を修正する必要がある。ランス先端部の傾き角φを測
定する方法として、傾斜角測定手段(11)を更に備え、位
置演算手段(CPT)は前記弦先端位置と距離測定装置取付
位置の相対関係により、ランス変形後の距離測定装置(T
RR1〜3,TRL1〜3)各々のx方向の位置、y方向の位置を
算出する。
【0016】すなわち、例えランスが偏向角θ、あるい
は傾斜角φを持つ様に変形しても、ランス先端に設けた
弦先端位置、及び距離測定装置(TRR1〜3,TRL1〜3)取付
け位置を求めることが出来、該装置による側壁面(W1,W
2)までの距離測定の誤差を補正し、あるいは該位置に配
置した撮影装置によるコ−クス炉壁面の撮影に際し撮影
位置を補正することにより、正確な壁面プロフィルを得
ることが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】ここで本発明のコ−クス炉壁面の
観察装置の別の形態をより具体的に説明すると、(4)
先端にコ−クス炉壁面までの距離を測定する距離測定器
(TRL1〜3,TRR1〜3)およびコ−クス炉壁面を撮影する撮
影装置の少くとも一者を搭載したランス(1)、および、
該ランスを、その先端をコ−クス炉に対して挿入/退出
するようにy方向に往復駆動する駆動手段(LFIX,LDR
V)、を備えるコ−クス炉壁面の観察装置において、前記
ランス(1)の先端から後端方向に延びる、y軸と直交す
る方向に離れ実質上平行な2本の耐熱性線材(7,2);耐
熱性線材のそれぞれに長手方向に引張力を与える緊張手
段(9,10);および、耐熱性線材のそれぞれの、y方向に
延びる基準線に対する偏向角θ1,θ2を検出する偏向測
定手段(5,6,3,4);を備え、(5)ランスのy方向の位
置を検出するランス位置測定手段(LPOS);偏向測定手段
(5,6,3,4)が検出した偏向角θ1,θ2、ランス位置測定
手段(LPOS)が検出したy方向の位置、および距離測定装
置の取付け位置に基づいて、ランス先端のy,z平面に
対する傾斜角φ、及び距離測定装置(TRR1〜3,TRL1〜3)
のx方向位置を算出する。
【0018】これによれば、ランス先端垂直部分(8)が
ねじれ、yz面に対して傾斜角を持った場合には、距離
測定装置(TRL1〜3,TRR1〜3)の位置が左右(x方向)に
変化するので、壁面までの測定距離も変化する。従って
距離測定装置(TRL1〜3,TRR1〜3)の位置変化量を求め壁
面までの測定距離を修正する必要があり、該目的のため
に、ランス先端部(8F)の傾き角φを使用する。ランス先
端部の傾き角φを測定する方法として、ランス先端(8F)
からランス後端(8A)方向に、y軸と直交する方向に離
れ、実質上平行な2本の耐熱性線材(7,2)を使用する。
該耐熱性線材それぞれに長手方向に引張力を与える緊張
手段(9,10)を接続し、それぞれの、y方向に延びる基準
線に対する水平偏向角θ1,θ2を検出する偏向測定装置
(5,6,3,4)を備える。
【0019】ランスがねじれ、ランス先端部(8F)が垂直
方向に傾いた時の2本の耐熱性線材(7,2)の先端位置を
前述と同様にして求め、両線材先端位置の差(x、y方
向)、及び耐熱性線材(7,2)の間隔値(v)から垂直方向の
傾斜角φを算出する。
【0020】位置演算手段(CPT)は、該傾き角φ、弦固
定位置(P20)、及び距離測定器の弦固定位置(P20)からの
距離(A,H1,H2,H3)を使用して距離測定器(TRR1〜3)の位
置を算出する。
【0021】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0022】
【実施例】
−第1実施例− 図1の(a)に本発明のコ−クス炉内位置測定装置全体
の平面配置を示し、図1の(b)には、その正面配置を
示す。以下の説明において、炭化炉の幅(W:図9の
(a),(b))方向をx方向、奥行き(長さL)方向
をy方向、および、垂直方向(高さH)をz方向と称す
る。コ−クス押出機ラムヘッドと同様に、窯口(IN)
から窯出口(EX)まで突出し駆動されるU型を成すラ
ンス1の先端垂直部8Fには、複数の非接触式距離測定
装置(センサ)TRL1〜3,TRR1〜3を装着し、
各距離測定装置によって炭化炉側壁W1,W2までの距
離を測定する。
【0023】この測定は、コ−クス製造の合間に実施す
るので、これら距離測定装置TRL1〜3,TRR1〜
3は炭化炉中の高温雰囲気に耐える様に、循環水による
強制水冷機構(図示せず)を備えた遮熱ヘッドSHDの
内側に収納しており、距離測定用ビ−ムの通過する部分
には、耐熱ガラス製の窓を設け、更に該窓の周縁から前
方に向けてダストパ−ジ用の気体を噴射するガスパ−ジ
ヘッドを装着している。
【0024】U型を成すランス(8F,8A,及び1)
の先端下部には、そり型のランスシュ−SHを備え、ラ
ンスを炉内に挿入する際にはその重量を支えつつ炉床面
上を摺動移動出来る様にしている。ランス水平部は固定
されたランス固定部LFIXにより保持されており、複
数のロ−ラによりy軸方向に摺動することが出来るの
で、ランス駆動部LDRVによりy軸方向に自在に移動
することが出来る。この移動量をランス位置測定装置L
POSにより測定する。ランス固定部LFIXには、ラ
ンス基部BSEが取付けられている。ランス先端部8F
と、ランス後端部8A間には、耐熱性を有するセラミッ
ク・ファイバ−製の弦7を張っている。
【0025】該弦の一端はランス先端部8Fに固定して
いるが、他端はランス後端部8Aにおいてプ−リを介し
て弦に引張力を与える為のテンション用重り10に接続
している。従って該弦は、例えランスが変形移動しても
常に一定の張力で緊張している。ランス基部BSEの上
部には弦偏向測定装置5,6が配置されており、弦7は
これらを通過している。
【0026】弦偏向測定装置は弦とy方向に延びる基準
線に対する水平偏向角(x方向)θを測定するものであ
り、弦の偏位を測定するセンサである。
【0027】前記弦偏位量、ランス移動量等に基づき、
弦7の偏向角度、ランス先端部位置等を算出するための
位置演算装置CPT、及びモニタMONがランス固定部
付近に配置してある。
【0028】図2の(a)に、1本の弦を使用してラン
ス先端位置(弦先端位置)を検出する一実施例を示す。
該ランス1の先端部8Fとランス後端部8Aとの間に
は、耐熱性を有する1本のセラミック・ファイバ−製の
弦7が張られている。セラミック・ファイバ−製の弦7
は、γ/δアルミナと非晶質シリカから構成される連続
長繊維で成り、1100度の環境下においても長時間使
用することが出来る。該弦7の一端はランス基部BSE
に取付られている弦偏向測定装置5及び6を通過してテ
ンション用重り9に接続されている。
【0029】弦偏向測定装置5及び6は前記弦7のx方
向の移動量を測定するもので、半導体レ−ザを使用した
精度2μmのものであり、図示しないコントロ−ラと共
に使用する。
【0030】図2の(b)に、何等かの原因、例えばラ
ンス挿入時の蛇行、あるいはランス1が変形によりラン
ス先端部分8がyz面に対して水平方向(x方向)に偏
向した場合の一例を示す。弦を使用したので、例えラン
ス1が途中において非直線的に変形したとしても、上記
弦7は、ランスの全体としての歪(変形)に従って変針
することになるので、位置測定に関し何等支障を生ずる
ことはない。
【0031】図2の(c)に、弦偏向測定装置5,6付
近の部分拡大図を示す。変形前のランス先端位置P1(x
1,y1)は、ランスをコ−クス炉に挿入する前の静止状態
において求めておく。すなわち光学的方法等により弦7
を水平かつy軸に平行にして取付け(弦基準位置)、ま
た弦7の長さLを予め測定しておけば、点P0(x0,y0)
を基準とした位置P1(x1,y1)を求めることが出来る。
変形後のランス先端位置をP2(x2,y2)とする。変形に
よる弦のx軸方向の偏位量は、弦偏向測定装置5により
弦基準位置からの偏位距離r1,弦偏向測定装置6によ
り弦基準位置からの偏位距離r2と測定される。弦偏向
測定装置5と6間の距離dは一定で既知である。
【0032】P0−P1とP0−P2の成す角度(偏向
角)θは、
【0033】
【数1】
【0034】にて求めることが出来る。
【0035】またランス変形後の弦7の長さは、ランス
長(長大)と、実質的なランス変形量を考慮すると、弦長
の変化量は無視出来るので、ランス挿入前の弦長L(既
知)と同一とすれば、ランス先端位置P2のx座標x2
は、 x2=x0+Lsinθ ランス先端位置P2のy座標y2は、 y2=y0+Lcosθ にて求めることが出来る。
【0036】この計算は、炉外に設置された位置演算装
置CPTにより実施する。これらの値により、弦7先端
と同位置に装着されている一対の非接触式距離測定装置
の位置補正を実施することにより、例えランス先端部分
8が水平方向に変位し、センサ位置が炉中央からズレた
としても、精度の高い距離測定値を得ることが出来る。
【0037】−第2実施例− 複数対の距離測定装置がU型をなすランス先端垂直部に
取付けられている場合には、それらの取付け位置は測定
した弦先端部位置とは多少異なる。この様な構成におい
ては、ランス先端垂直部8Fがランスの変形等により水
平方向に偏向した場合には、第1実施例と同様の方法に
よって算出した弦先端の位置を基準として、各々の距離
測定装置に対して傾きに応じた位置修正を行なう必要が
ある。
【0038】またランス先端垂直部8Fがランスのねじ
れにより水平方向に偏向すると、各々の距離測定装置の
発射するビ−ム方向が前後(y方向)に変化し、測定す
る炉壁面までの距離に変化を生ずるが、ランス長に比較
して実質的な偏向角は小さいので、変化量は実質上無視
出来る。
【0039】図3の(a)に、ランス先端垂直部8Fに
複数の距離測定装置TRL1(〜3)、TRR1(〜
3)が取付けられている状態を平面で示す。弦先端位置
P3(x3,y3)は、第1実施例と同様の方法により求め
る。距離測定装置TRR1(〜3)の取り付け位置P8
の座標は(x3+A,y3+D1)であり、距離測定装置TRL1
(〜3)の取り付け位置P9の座標は(x3-B,y3+D1)であ
る。
【0040】図3の(b)にランス先端垂直部8Fが水
平方向に角度θ偏向した状態を平面で示す。
【0041】弦7の先端である点P5(x5,y5)、及び偏
向角θ(弦7の傾きと同一)は、第1実施例と同様の方
法により求める。
【0042】ランス先端位置P5のx座標x5は、 x5=x0+Lsinθ ランスが水平方向に偏向した場合、ランス長に比較しラ
ンスのx方向の偏位量は小さいので偏向角θも小さく、
従ってランス長の変化は無視出来るので、ランス先端位
置P5のy座標y5は、 y5≒y0+L である。
【0043】同様にして、例えば距離測定装置TRL1
の取り付け位置P11の座標は x11≒x5−(B−Dlsinθ) y11≒y5+D1+Bsinθ であり、距離D1,Aを使用して距離測定装置TRR1
の取り付け位置P10を求めると、以下の様になる。
【0044】x10≒x5+(A+D1sinθ) y10≒y5−D1+Asinθ これらの計算は、炉外に設置された位置演算装置CPT
により実施する。この様にして距離測定装置TRR1〜
3の測定位置を補正すれば、該距離測定装置の測定精度
が向上するので、各壁のプロフィルをそれぞれ単独に精
度よく観察することが出来る。他の部分は第1実施例と
同様であるので説明を省略する。
【0045】−第3実施例− 上記第2実施例においては、ランス先端垂直部8Fがy
z面に対し水平方向に偏向した場合を述べたが、以下は
ランスがねじれ、ランス先端垂直部8Fがyz面に対し
横方向(x方向)に傾斜した場合の実施例である。
【0046】ランス先端垂直部8Fがx方向に傾斜する
と、各々の距離測定装置の位置(座標)が変化し、測定
する炉壁面までの距離に誤差を生ずる。しかしランス先
端幅と炉幅の関係において、実質的に発生するの傾斜角
φは小さく、従って上下方向(z方向)の位置変化は極
めて小さいので無視出来、同様に傾斜による距離測定装
置のビ−ム方向変化についても無視することが出来る。
すなわち横方向(x方向)の位置変化のみ考慮すればよ
い。
【0047】この誤差補正のために、ランス先端垂直部
のx方向の傾き(ねじれ)角度を測定する。図4の
(a)は、ランス先端垂直部8Fの先端にねじれ角測定
用傾斜計11を配置した状態を正面から示し、(b)は
ランス先端垂直部8Fがyz面に対しねじれ、横方向に
傾斜した状態を右側面(図4の(a)のA−A断面)か
ら示す。該傾斜計11には、1軸用で分解能0.24
分、レンジ±20度のもので、図示しない別置型のエレ
クトロニクス部と共に使用し、ランス先端垂直部8Fの
横方向(x方向)の傾斜角φを測定する。
【0048】図5にランス1の先端垂直部8F、及び取
付けられた距離測定装置TRR1〜3が横(x方向)に
角度φ傾いた状態の一例を示す。
【0049】ランス先端垂直部8Fがyz面に対し傾い
た時の3台の非接触式距離測定装置TRR1〜3の位置
は、ねじれ角測定用傾斜計11から得られた傾斜角φ、
ランス先端垂直部8Fに固定されている弦位置、及びラ
ンス先端垂直部8Fに対する距離測定装置TRR1〜3
取り付け位置寸法を使用して求める。ランス先端垂直部
8Fに固定されている弦位置P20(x20,y20,z20)
は、実施例1で述べた方法と同様な方法で求める。
【0050】ランス先端垂直部8Fの中心線上の点P2
1,P22,P23におけるx座標は、 x21=x20−H1sinφ x22=x20−(H1+H2)sinφ x23=x20−(H1+H2+H3)sinφ 従って距離センサTRR1,TRR2,TRR3のx座
標は、 x31=x21+A x32=x22+A x33=x23+A にて求める。
【0051】これらの計算は、炉外に設置された位置演
算装置CPTにより実施する。この様にして距離測定装
置TRR1〜3の測定位置を補正すれば、該距離測定装
置の測定精度が向上するので、各壁のプロフィルをそれ
ぞれ単独に精度よく観察することが出来る。他の部分は
第1実施例と同様であるので説明を省略する。
【0052】−第4実施例− ランス先端垂直部8Fの横方向の傾斜角φを測定するた
めの別の態様として、2本のセラミック・ファイバ−製
の弦7、2を使用する実施例を述べる。
【0053】図6の(a)に、耐熱性を有する2本のセ
ラミック・ファイバ−製の弦7、及び弦2を使用した場
合の正面配置を示し、(b)はランス先端垂直部8Fが
横方向に傾いている状態を側面(図6の(a)のA−A
断面)で示す。図に示すように2本の弦は、z軸方向に
間隔vを持って平行に取付けられており、ランス基部B
SEに取付られている弦偏向測定装置5,6及び3,4
を通過し、テンション用重り9,10により常時一定の
テンションが加えられている。弦2、弦偏向測定装置
3,4、テンション用重り10は、各々第1実施例で説
明した弦7、弦偏向測定装置5,6、テンション用重り
9と同様なものである。
【0054】図7の(a)に、ランス先端垂直部8Fが
yz面に対して傾いた時の弦偏向測定装置5,6付近の
部分拡大断面を示し、図7の(b)に、弦偏向測定装置
3,4付近の部分拡大断面を示す。偏向後の弦7先端位
置をP5(x5,y5)、弦2の先端位置をP6(x6,y6)とし、
P5及びP6の座標は、前述第1実施例と同様な方法に
より測定する。
【0055】すなわち弦7の、y方向に延びる基準線に
対する角度θ1は、
【0056】
【数2】
【0057】但しr1は弦偏向測定装置5の検出した弦
7のx方向偏位量、r2は弦偏向測定装置6の検出した
弦7のx方向偏位量である。
【0058】弦2の、y方向に延びる基準線に対する角
度θ2は、
【0059】
【数3】
【0060】但しr3は弦偏向測定装置3の検出した弦
2のx方向偏位量、r4は弦偏向測定装置4の検出した
弦2のx方向偏位量である。
【0061】ランス先端垂直部8Fの横方向の傾斜に伴
うz方向の位置変位は微小であり、実質上無視し得る。
【0062】ランス先端の位置P5の座標(x5,y
5)は、 x5=x0+Lsinθ1 y5=y0+Lcosθ1 ランス先端の位置P6の座標(x6,y6)は、 x6=xq+Lsinθ2 y6=yq+Lcosθ2 にて求めることが出来る。この計算は、炉外に設置され
た位置演算装置CPTにより実施される。
【0063】以上により求めた弦先端位置P5,P6を
使用して、ランス先端垂直部8Fの傾斜角φを算出す
る。図6の(b)において、P5の(z5)とP6の(x6)の
交点をP7(x6,z5)とする。
【0064】P7−P6とP5−P6の成す角度(傾斜
角)φは、
【0065】
【数4】
【0066】にて求めることが出来る。この計算は、炉
外に設置された位置演算装置CPTにより実施される。
【0067】他の部分は第1〜第3実施例と同様である
ので説明を省略する。
【0068】以上はランス先端垂直部がyz面に対して
水平方向に偏向(θ)した場合、及びyz面に対して横
方向に傾斜(φ)した場合に関しての実施例であるが、
本発明はランス先端垂直部がxz面に対して偏向(垂
下)する場合にも使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)はランス1にセラミック・ファイバ−
でなる弦7を使用してランス先端部8Fの傾きを測定す
る態様を示す平面図であり、(b)はランス先端部8F
及びランス駆動手段LDRVを含むコ−クス炉壁面観察
装置の全体構成を示す正面図である。
【図2】 (a)は弦を1本使用してランス先端垂直部
8Fのyz面に対するx方向の傾きを測定する態様を示
す正面図であり、(b)はランスが横方向に偏向した状
態を平面で示し、(c)はランスが横方向に偏向した状
態での、弦偏向測定装置付近の状態を拡大平面で示す。
【図3】 (a)ランス先端垂直部8Fに配置した複数
の距離測定装置の位置と、弦先端の位置関係を示す拡大
平面図であり、(b)はランス先端部がyz面に対して
横方向に偏向した状態を示す拡大平面図である。
【図4】 (a)はランス先端垂直部8Fの、yz面に
対するねじれを検出するためのねじれ角測定用傾斜計1
1の配置状態を示す正面図であり、(b)は(a)のA
−A線断面であり、ランス先端部がyz面に対してねじ
れ、傾斜した時の状態を側面から示す断面図である。
【図5】 複数の距離測定装置を配置したランス先端垂
直部8Fがyz面に対してねじれた場合に、距離測定装
置の位置が変化する状態を側面から示す断面図である。
【図6】 (a)は弦を2本使用してランス先端垂直部
8Fの傾きを測定する態様を示す正断面図であり、
(b)は(a)のA−A線断面であり、該ランスがyz
面に対して傾いた状態を示す。
【図7】 (a)は弦を2本使用してランス先端垂直部
8Fの傾きを測定する態様の弦7及び偏向測定装置5,
6付近の部分拡大で示す平面図であり、(b)は弦2及
び偏向測定装置3,4付近の部分拡大で示す平面図であ
る。
【図8】 (a)はコ−クス炉の1つの炭化炉の内空間
を窯口の外から、窯口を通して窯出口まで見た斜視図で
あり、(b)は該炭化炉及びコ−クス押出機の平面配置
を示す平面図であり、(c)は該炭化炉に挿入されたラ
ムビ−ム、及びラムビ−ムに搭載された非接触式距離計
の断面配置であり、それらと炉側壁面までの距離の関係
を示す。
【符号の説明】
1:ランス 2,7:耐熱性線材(セラミック・ファイバ−製の弦) 3〜6:弦偏向測定装置 8A:ランス後
端部 8F:ランス先端垂直部分 9,10:弦緊
張用重り 11:ねじれ角測定用傾斜計 12:コ−クス押出用ラム 13:ラムビ−
ム BSE:ランス基部 CPT:位置演
算装置 EX:炭化炉窯出口 FL:炭化炉床
面 IN:炭化炉窯口 LFIX:ラン
ス固定部 LDRV:ランス駆動部 LPOS:ラン
ス位置計測装置 MON:モニタ SH:ランスシ
ュ− SHD:遮熱ヘッド TRL1〜3,TRR1〜3:非接触式距離測定装置 W1:炉壁(右) W2:炉壁
(左)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端にコ−クス炉壁面までの距離を測定す
    る距離測定器およびコ−クス炉壁面を撮影する撮影装置
    の少くとも一者を搭載したランス、および、該ランス
    を、その先端をコ−クス炉に対して挿入/退出するよう
    にy方向に往復駆動する駆動手段、を備えるコ−クス炉
    壁面の観察装置において、 前記ランスの先端から後端方向に延びる耐熱性線材;該
    耐熱性線材に長手方向に引張力を与える緊張手段;およ
    び、 前記耐熱性線材の、y方向に延びる基準線に対する偏向
    角θを検出する偏向測定手段;を備えることを特徴とす
    るコ−クス炉壁面の観察装置。
  2. 【請求項2】ランスのy方向の位置を検出するランス位
    置測定手段;偏向測定手段が検出した偏向角θ、ランス
    位置測定手段が検出したy方向の位置に基づいて、ラン
    ス先端の水平方向すなわちx方向の位置を算出する位置
    演算手段;を更に備える請求項1記載のコ−クス炉壁面
    の観察装置。
  3. 【請求項3】ランスの先端のyz平面からの傾斜角φを
    検出する傾斜角測定手段;を更に備え、位置演算手段は
    偏向角測定手段が検出した偏向角θ、ランス位置測定手
    段が検出したy方向位置、および傾斜角φに基づいて、
    距離測定装置のx方向位置を算出する;請求項2記載の
    コ−クス炉壁面の観察装置。
  4. 【請求項4】先端にコ−クス炉壁面までの距離を測定す
    る距離測定器およびコ−クス炉壁面を撮影する撮影装置
    の少くとも一者を搭載したランス、および、該ランス
    を、その先端をコ−クス炉に対して挿入/退出するよう
    にy方向に往復駆動する駆動手段、を備えるコ−クス炉
    壁面の観察装置において、 前記ランスの先端から後端方向に延びる、y軸と直交す
    る方向に離れ実質上平行な2本の耐熱性線材;耐熱性線
    材のそれぞれに長手方向に引張力を与える緊張手段;お
    よび、 耐熱性線材のそれぞれの、y方向に延びる基準線に対す
    る偏向角θ1,θ2を検出する偏向測定手段;を備えるこ
    とを特徴とするコ−クス炉壁面の観察装置。
  5. 【請求項5】ランスのy方向の位置を検出するランス位
    置測定手段;偏向測定手段が検出した偏向角θ1,θ2
    ランス位置測定手段が検出したy方向の位置、および距
    離測定装置の取付け位置に基づいて、ランス先端のy,
    z平面に対する傾斜角φ、及び距離測定装置のx方向位
    置を算出する;請求項4記載のコ−クス炉壁面の観察装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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