JPH09278461A - 光学部品の成形装置 - Google Patents

光学部品の成形装置

Info

Publication number
JPH09278461A
JPH09278461A JP11715096A JP11715096A JPH09278461A JP H09278461 A JPH09278461 A JP H09278461A JP 11715096 A JP11715096 A JP 11715096A JP 11715096 A JP11715096 A JP 11715096A JP H09278461 A JPH09278461 A JP H09278461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pusher
mold
upper die
die holder
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11715096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3852129B2 (ja
Inventor
Hiroyasu Muto
弘泰 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP11715096A priority Critical patent/JP3852129B2/ja
Publication of JPH09278461A publication Critical patent/JPH09278461A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3852129B2 publication Critical patent/JP3852129B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/80Simultaneous pressing of multiple products; Multiple parallel moulds

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上型を下型から分離するために上昇させた時
に、上型に光学部品が固着していても、確実に型離れを
行わせる。 【構成】 胴型24内に装着した下型22の外径は上型
21の外径より大きくなっており、上型21を装着した
上型ホルダ23には、所定ストローク昇降可能なプッシ
ャ27が連結されている。プッシャ27には上型21を
ほぼ隙間のない状態にして挿通されており、プッシャ2
7は上型ホルダ23に当接した時には、上型21はプッ
シャ27から突出する。プッシャ27には板ばね31が
装着されて、上型ホルダ23に接合させると、その間を
離間させる方向に付勢力が作用する。成形時において、
上型ホルダ23を下降させて、ガラス素材35を成形す
る際には、上型21はプッシャ27より突出し、成形が
終了して、上型ホルダ23を上昇させると、板ばね31
の作用により上型ホルダ23と共に上型21が上昇し
て、たとえ上型21の成形面21aにレンズ成形品38
が固着していても、プッシャ27と当接することにより
成形面21aから離間する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の形状をした
ガラス素材を加熱下でプレス成形することによって、レ
ンズその他の精密光学部品を成形する光学部品の成形装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学部品として、例えばレンズの製造
は、近年においては、研磨方式の他に、ガラス素材をプ
レス成形する方式が用いられるようになってきている。
このための成形装置としては、図8に示したように、成
形型1と上部加圧部材2aと下部加圧部材2bとからな
るプレス手段とを備える構成となっている。成形型1
は、それぞれ相対向する面が所定の曲面形状となった成
形面3a,4aを有する上型3及び下型4と、胴型5と
から大略構成される。通常は、胴型5に下型4を組み付
けた状態となし、上型3は胴型5にガイドされて、下型
4に対して近接・離間する方向に変位させるように構成
している。
【0003】レンズ成形を行うに当っては、上型3を下
型4から離間させた状態で、下型の成形面上にガラス素
材6を載置し、加熱雰囲気下でガラス素材を軟化させ
て、上型3を胴型5にガイドさせて、ガラス素材に当接
させ、これら上型3及び下型4をプレス手段の上部加圧
部材2aと下部加圧部材2bで上下から加圧することに
よりプレス成形が行われて、ガラス素材6は上型3及び
下型4の成形面3a,4aに沿った形状に成形すること
ができる。
【0004】レンズ成形装置は以上のように構成される
が、このレンズ成形機構のシステム全体を自動化するに
当っては、例えば図9に模式的に示したように、閉鎖ル
ープ状のコンベア10を設けて、このコンベア10に下
型4と胴型5とを組み込んだ下型ユニット11を搬送す
るように構成する。下型ユニット11を、まずガラス素
材の移載手段を設けたガラス素材移載ステーション12
に搬送し、下型4の成形面にガラス素材6を載置する。
次いで、下型ユニット11を成形ステーション13に移
行させる。この成形ステーション13には、上型3とプ
レス手段とが配置されると共に、ガラス素材6を加熱す
る加熱機構を備えている。従って、加熱機構でガラス素
材6を加熱・軟化すると共に上型3及びプレス手段を作
動させて、ガラス素材6を成形加工する。
【0005】レンズの成形加工が終了すると、上型3を
下型4から分離させ、この下型4の成形面4aにレンズ
成形品を保持させた状態で、下型ユニット11をレンズ
成形品取り出しステーション14に移行させて、下型4
から胴型5を取り外して、ロボット等のハンドリング手
段でレンズ成形品の取り出しを行う。レンズ成形品が取
り出された下型ユニット11は再びガラス素材移載ステ
ーション12に移行させる。以下、これを順次繰り返す
ことによって、レンズの成形加工を自動的に、かつ連続
的に行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レンズ成形
品は下型からハンドリング手段により取り出されるか
ら、レンズ成形品は常に下型側に位置していなければな
らない。上型の分離は上型を上方に持ち上げられるか
ら、重力の作用により、通常はレンズ成形品は下型に残
ることになる。しかしながら、ガラス素材を加熱して軟
化させた状態で上型と下型との間でプレスされることか
ら、レンズ成形品は下型及び上型における両成形面に密
着して、固着した状態になる。下型の側より上型の側の
方により強い固着力が作用している場合があり、この場
合には、上型の上昇時にレンズ成形品は下型から剥離し
て、上型に固着したままで上昇することになる。このよ
うに、上型の成形面にレンズ成形品が固着したままにな
ると、次に搬送されてくる下型ユニットに対してレンズ
成形を行えなくなってしまう。また、上型に固着したレ
ンズ成形品が途中で脱落して、コンベア上に落下する等
のおそれもある。
【0007】以上のことから、レンズ成形が行われた後
に、上型が分離する際に、上型の成形面からレンズ成形
品を剥離させる、所謂型離れを行わせなければならな
い。この型離れを促進するために、従来技術において
は、例えば上型の成形面における離型性を良好にする処
理を施したり、上型を分離する際に上型の温度と下型の
温度を異なるように温度制御を行ったり、さらには上型
と下型とを熱膨張係数が異なる部材で形成する等といっ
た対策を講じていた。勿論、以上のような対策により上
型の側における型離れはある程度は促進されるものの、
なお上型にレンズ成形品が固着してしまう可能性は否定
できない。従って、光学部品をプレス成形を行うシステ
ムを完全に自動化する上で、成形品の上型からの型離れ
を確実に行うことに対する要請は極めて強い。
【0008】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、上型から強制的に成
形品を剥離することによって、上型の側における型離れ
を確実に行えるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、上型の外径を胴型の内径より小さく
なし、下型はその成形面が胴型内に挿入可能となってお
り、この胴型の上面に接離可能でかつ上型の外径より大
きく、成形された光学部品の外径より小さい挿通孔を有
するプッシャを備え、上型は、このプッシャの挿通孔に
挿入されて、この上型の成形面がプッシャの胴型への当
接面に対して上下に相対移動可能に挿入する構成とした
ことをその特徴とするものである。
【0010】ここで、プッシャは上型にレンズ成形品が
固着している場合に、このレンズ成形品を強制的に押し
出すようにして型離れを行わせるものであって、上型が
装着される上型ホルダに所定のストローク上下方向に移
動可能に連結する構成とすることができる。また、プッ
シャに対する上型の相対移動を確実に行わせるために
は、プッシャと上型ホルダとの間には、上型ホルダとプ
ッシャとを離間する方向に付勢するばね等の付勢手段を
作用させるのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の
形態では、成形型は4個のレンズを同時に成形加工を行
うように構成したものを示すが、本発明による成形装置
は4個のレンズを形成するものに限定されるのではな
く、1回で成形加工されるレンズの数は任意のものであ
り、またレンズ以外の精密光学部品の成形を行う場合に
も適用できる。
【0012】まず、図1及び図2において、20は成形
型を示し、この成形型20は、それぞれ4個の上型21
と下型22とを備えている。各上型21及び下型22の
相対向する面は、所定の曲面形状となった成形面21
a,22aである。上型21は上型ホルダ23に装着さ
れ、また下型22は胴型24に装着されている。上型2
1には、その成形面21aとは反対側の部位に大径部2
1bが形成されており、この上型ホルダ23には、4箇
所の上型挿通孔23aが形成されている。この上型挿通
孔23aは段付きの孔からなり、上型21は、その大径
部21bが段差に当接した状態にして上型挿通孔23a
内に挿通されている。ここで、上型21と下型22とで
は、下型22の方が外径寸法が大きくなっている。ただ
し、上型21の外径は小さくなっているものの、その成
形面21aはガラス素材からレンズを成形するに当っ
て、少なくともレンズ有効径を十分カバーできる大きさ
となっている。
【0013】下型22は胴型24に形成したガイド孔2
4aに挿通されている。そして、下型22にはピン25
が連結されており、このピン25は下型22の軸線と直
交する方向に延在されている。胴型24にはピン25が
挿通される長孔26が穿設されており、これによって下
型22はピン25が長孔26の長さに相当するストロー
クで上下動できるようになっている。
【0014】さらに、27はプッシャを示し、このプッ
シャ27は上型ホルダ23に上下動可能に連結されてい
る。そして、プッシャ27には上型ホルダ23の上型挿
通孔23aに連なる挿通孔27aが4箇所穿設されてお
り、上型21はこの挿通孔27aにほぼ隙間のない状態
にして挿通されている。そして、図3に示したように、
上型ホルダ23には一対のストローク規制用のピン28
が垂設されており、またプッシャ27には一対のピン挿
入孔29が穿設されている。このピン挿通孔29は段差
のある上方が小径部29a、上方の部位が大径部29b
となっており、ピン28は小径部29aに挿通され、そ
の頭部28aは小径部29aと大径部29bとの間の外
径を有する。このピン28により、プッシャ27は上型
ホルダ23に対して、上下方向に移動可能で、かつ分離
不能に連結される。
【0015】図3の右半分に示したように、プッシャ2
7を上型ホルダ23に当接させると、上型21がプッシ
ャ27の下面から所定長さ突出することになり、プッシ
ャ27のこの位置がプッシャとして型離れ機能を発揮し
ない退避位置となる。また、同図の左半分に示したよう
に、プッシャ27がピン28の頭部28aにより規制さ
れる位置まで下降すると、上型21がプッシャ27の挿
通孔27a内に埋没する状態となり、この位置がプッシ
ャ27の作動位置で、上型21にレンズ成形品が固着し
ていると、この上型21から剥離させることができる状
態になる。
【0016】プッシャ27の上型ホルダ23への対向面
には段差を有する凹部30が形成されており、図4に示
したように、この凹部30には、板ばね31が掛け渡す
ように設けられており、この板ばね31の両端は、凹部
30における水平面部30aに固定されている。また、
上型ホルダ23側には突起32が設けられ、プッシャ2
7が上型ホルダ23から離間している状態では、図中に
実線で示したように、上型ホルダ23の突起32は板ば
ね31とは非接触状態に保持され、またプッシャ27が
上型ホルダ23に接合されると、同図に仮想線で示した
ように、突起32は板ばね31を押圧変形させて、プッ
シャ27は上型ホルダ23から離間する方向の付勢力が
作用することになる。
【0017】以上の構成において、成形型20のうち、
上型21、及び上型ホルダ23とプッシャ27とからな
る上型ユニット33は成形ステーションの所定の位置に
昇降可能に設けられており、また下型22は胴型24に
組み込まれてユニット化されて下型ユニット34とな
し、ガラス素材35を下型22の成形面22aに載置さ
れ、コンベア等適宜の搬送手段により成形ステーション
に搬入される。そして、下型ユニット34が上型ユニッ
ト33と対面する所定の位置に位置決めされ、上部加圧
部材36により上型ユニット33を上方から加圧する共
に、下部加圧部材37により下型ユニット34のうち、
下型22を突き上げるようにしてプレス加工が行われ
る。
【0018】成形ステーションは加熱雰囲気下にあるか
ら、下型ユニット34が搬入されると、下型22に載置
されているガラス素材35が加熱されることになって、
このガラス素材35の軟化が開始する。そして、下型ユ
ニット34が所定の位置に位置決めされると、図5に示
した位置から、上型ユニット33を下降させる。これに
よって、まずプッシャ27が下型ユニット34の胴型2
4の上面に当接する。この状態から、上部加圧部材36
によりなおも上型ユニット33を下降させる方向に押圧
することによって、上型ホルダ23がプッシャ27に当
接し、上型21は、その先端部分がプッシャ27から突
出して、胴型24のガイド孔24a内に入り込むことに
なる。この状態はプッシャ27より上型21が下降して
いる退避位置である。また、上型ホルダ23がプッシャ
27に当接すると、プッシャ27に設けた板ばね31が
上型ホルダ23に設けた突起32により押圧されて撓め
られ、上型ホルダ23とプッシャ27との間には、相互
に離間する方向への弾発力が作用する。
【0019】上型21は下型22より小径であるから、
上型21が胴型24のガイド孔24a内に入り込むと、
上型21の外周面とガイド孔24aの内周面との間の径
差に所定の空隙が生じ、プッシャ27はこの空隙の部分
を含めて胴型24に当接している。そして、ガラス素材
35が加熱されることにより軟化するに応じて、下部加
圧部材37により下型21を突き上げことにより、軟化
したガラス素材35は、図6に示したように、上型21
及び下型22の成形面21a,22aに倣うように変形
して、レンズ成形品38が成形される。
【0020】成形が行われると、下部加圧部材37によ
る下型22の突き上げ状態に保ったまま、上部加圧部材
36による上型ホルダ23への押圧力を解除する。この
結果、図7に示したように、板ばね31の弾性復元力に
よりプッシャ27と上型ホルダ23との間が離間するよ
うになり、所定のストローク分だけは上型ホルダ23が
上昇する。また、上型ホルダ23には上型21が保持さ
れているので、この上型21も上昇することになり、従
って上型21はプッシャ27における挿通孔27a内に
埋没する状態に変位し、プッシャ27が作動位置に変位
する。
【0021】今、上型21の成形面21aに成形したレ
ンズ成形品38が固着しており、上型ホルダ23と共に
上型21が上昇を開始すると、レンズ成形品38が下型
22の成形面22aから剥離して、上型21により持ち
上げられたとする。この上型21の外径寸法はレンズ成
形品38の外径寸法より小さく、しかも上型21はプッ
シャ27の挿通孔27aにほぼ隙間のない状態に挿通さ
れているから、上型21が上昇すると、レンズ成形品3
8の外周側の部位がプッシャ27における挿通孔27a
のエッジ部分に当接する。そして、上型21はなおも上
昇して、プッシャ27の挿通孔27a内に完全に埋没す
る状態となるが、レンズ成形品38はプッシャ27に規
制されてそれ以上は上方に変位できないことになる。従
って、レンズ成形品38は上型21の成形面21aから
剥離されて、矢印で示したように、下型22側に落とし
込まれる。
【0022】以上のように、たとえレンズ成形品38が
上型21に固着してたとしても、上型ユニット33を上
昇させて行く過程で、レンズ成形品38が確実に上型2
1から剥離されて、下型22に位置するようになる。そ
の後に、上型ユニット33を下型ユニット34から完全
に離間させると共に、下部加圧部材37を下降させるこ
とによって、下型22を所定の位置まで下降させる。そ
して、搬送手段により下型ユニット34を移載ステーシ
ョンにまで搬送し、下型22を胴型24の上面より高い
位置にまで突き上げられて、レンズ成形品38がハンド
リング手段により取り出される。
【0023】このように、レンズ成形品38を上型21
から強制的に剥離させることによって、上型21におけ
る型離れ不良は確実に防止できる。ここで、型離れ時に
は、レンズ成形品38はプッシャ27に当接することに
なるが、レンズ成形品38におけるプッシャ27の当接
部は、レンズの有効径の外側に位置しているから、この
プッシャ27の当接によりレンズの精度等に全く影響を
与えることはない。しかも、上型21の上昇ストローク
はレンズ成形品38の型離れを行うためのものであるか
ら、この上昇ストロークはあまり大きくする必要がな
く、しかも下型22を突き上げられた位置に保持してお
くことによって、上型21から離れたレンズ成形品38
は下型22に落下する際における落差は僅かなものであ
るから、レンズ成形品38が衝撃で変形する等といった
不都合は生じない。
【0024】なお、プッシャは必ずしも上型ホルダに連
結する必要はなく、上型ホルダとプッシャとは別個の昇
降部材により個別的に昇降駆動させるように構成するこ
とができる。また、プッシャと上型ホルダとに間に板ば
ねを介装させたが、プッシャを重量物で形成する等によ
っては、必ずしも板ばね等の付勢手段を介在させる必要
はない。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、上
型に固着した成形品を、この上型の上昇過程でプッシャ
により強制的に剥離させて、型離れを確実に行える等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すものであって、図
2におけるX−X位置における断面図である。
【図2】上型ユニットの平面図である。
【図3】図2のY−Y位置における断面図であって、図
の左半分はプッシャの作動位置を、右半分は退避位置に
ある状態を示す図である。
【図4】図2のZ−Z位置における断面図である。
【図5】レンズ成形の一工程を示す工程説明図である。
【図6】レンズ成形の他の工程を示す工程説明図であ
る。
【図7】レンズ成形のさらに他の工程を示す工程説明図
である。
【図8】従来技術によるレンズ成形装置の断面図であ
る。
【図9】レンズの自動成形機構の構成を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
20 成形型 21 上型 22 下型 21a,22a 成形面 23 上型ホルダ 24 胴型 27 プッシャ 27a 挿通孔 28 ピン 30 凹部 31 板ばね 32 突起 33 上型ユニット 34 下型ユニット 35 ガラス素材 36 上部加圧部材 37 下部加圧部材 38 レンズ成形品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型、下型及び胴型とからなり、ガラス
    素材を加熱雰囲気下で下型及び上型の成形面間でプレス
    することにより光学部品を成形するものにおいて、前記
    上型の外径を前記胴型の内径より小さくなし、下型はそ
    の成形面が胴型内に挿入可能となっており、この胴型の
    上面に接離可能でかつ上型の外径より大きく、成形され
    た光学部品の外径より小さい挿通孔を有するプッシャを
    備え、前記上型は、このプッシャの挿通孔に挿入され
    て、この上型の成形面がプッシャの胴型への当接面に対
    して上下に相対移動可能に挿入する構成としたことを特
    徴とする光学部品の成形装置。
  2. 【請求項2】 前記上型を上型ホルダに装着し、この上
    型ホルダに前記プッシャを所定ストロークだけ上下動可
    能に連結する構成としたことを特徴とする請求項1記載
    の光学部品の成形装置。
  3. 【請求項3】 前記上型ホルダと前記プッシャとの間に
    は、相互に離間する方向に付勢する付勢手段を介装する
    構成としたことを特徴とする請求項2記載の光学部品の
    成形装置。
JP11715096A 1996-04-16 1996-04-16 光学部品の成形装置 Expired - Fee Related JP3852129B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11715096A JP3852129B2 (ja) 1996-04-16 1996-04-16 光学部品の成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11715096A JP3852129B2 (ja) 1996-04-16 1996-04-16 光学部品の成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09278461A true JPH09278461A (ja) 1997-10-28
JP3852129B2 JP3852129B2 (ja) 2006-11-29

Family

ID=14704706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11715096A Expired - Fee Related JP3852129B2 (ja) 1996-04-16 1996-04-16 光学部品の成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3852129B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3852129B2 (ja) 2006-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4192300B2 (ja) 光学ガラス素材の移載装置
CN101410335B (zh) 玻璃元件成型用模具
JP4933247B2 (ja) ガラスレンズ成形装置およびガラスレンズ成形方法
JPH09278461A (ja) 光学部品の成形装置
TW201305066A (zh) 玻璃成形品之成形裝置
JPH08109031A (ja) 光学ガラス素子成形装置
KR101344175B1 (ko) 유리렌즈 성형장치 및 유리렌즈 성형방법
KR101100350B1 (ko) 박판 소재 성형용 프레스 금형장치
JPH09124325A (ja) 光学素子の成形方法
KR101955310B1 (ko) 언더컷 회피기능을 갖는 사출금형
JP2008247671A (ja) 光学素子成形装置
JP2820762B2 (ja) プラスチックレンズの加熱圧縮成形方法
JP4383322B2 (ja) 光学素子の成形装置及び成形方法
JP2009029683A (ja) 成形品の離型方法及び装置
NL2030237B1 (en) Method and an assembly for removing an intraocular lens from an injection molded mold half
KR102169007B1 (ko) 콘택트 렌즈 제조 장치
JPH1036126A (ja) 光学部品の成形装置
JP2001158627A (ja) 光学ガラス素子の成形方法及び成形用ガラス素材
JPH11920A (ja) インサート樹脂成形金型装置
KR0119807Y1 (ko) 광학소자 성형용 금형의 소재 이송 및 지지장치
JPH092826A (ja) 光学素子の成形方法
JP2501160B2 (ja) プレスレンズの成形方法
JP4933248B2 (ja) ガラスレンズ成形装置
JPS62196612A (ja) 光学部品の成形方法
JPS6335425A (ja) プレスレンズ成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051011

A521 Written amendment

Effective date: 20051207

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060815

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060828

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees