JPH09277703A - 光学記録媒体及び記録方法 - Google Patents

光学記録媒体及び記録方法

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JPH09277703A
JPH09277703A JP8093851A JP9385196A JPH09277703A JP H09277703 A JPH09277703 A JP H09277703A JP 8093851 A JP8093851 A JP 8093851A JP 9385196 A JP9385196 A JP 9385196A JP H09277703 A JPH09277703 A JP H09277703A
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Yuko Okamoto
祐子 岡本
Yutaka Kurose
裕 黒瀬
Takako Tsukahara
貴子 塚原
Shuichi Maeda
修一 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 600〜700nmのレーザー光による記
録、再生に適した光学記録媒体を提供する。 【解決手段】 下記一般式(I)又は(II)で表わされ
る色素と記録層に含有する光学記録媒体。 【化1】 【化2】 (式中、A1 、A2 は、イソキサゾール、オキサゾー
ル、ピラゾール等。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アゾ系化合物と金
属との金属キレート化合物を用いた光学記録媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、発振波長の短い半導体レーザーの
開発が進められ、従来の780nm、830nmよりも
短波長のレーザー光を用いたより高密度の記録再生可能
な光学記録媒体が求められている。従来提案されている
光学記録媒体としては、光磁気記録媒体、相変化記録媒
体、カルコゲン酸化物系光記録媒体、有機色素系光記録
媒体等がある。これらの中で、安価でプロセス上容易で
あるという点で、有機色素系光記録媒体は有意性を有す
るものと考えられている。また、有機色素系光記録媒体
には記録可能なコンパクトディスク(CD−R)とし
て、反射率の高い金属層を有機色素層の上に積層したタ
イプのものが広く知られている。
【0003】ところで、短波長半導体レーザー記録用の
有機色素系光学記録媒体では、CD−Rのレーザー波長
より短い波長のものを用い、レーザーのビーム径をより
微小なものにして高密度記録にすることができるが、現
在提案されているものは、記録時の色素の分解による記
録部の変形が大きいという問題や、変調度があまり得ら
れないという問題、その他に耐光性、耐久性の不十分と
いう問題を有している。また、特開昭62−30090
号公報では、記録層にアゾ系化合物と金属との金属キレ
ート化合物を含有することを特徴とする光記録媒体につ
いて記載されているが、保存安定性の不十分という欠点
を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決する光学記録媒体として、アゾ系化合物と金属
との金属キレート化合物を用いた光学記録媒体を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこの目的を
達成するべく鋭意検討した結果、下記一般式〔I〕また
は〔II〕で示されるアゾ系化合物と金属との金属キレー
ト化合物を記録層に含有することにより、記録再生特性
に優れ、高密度記録が可能な耐光性、耐久性に優れた光
学記録媒体が得られることを見い出した。すなわち本発
明は基板と記録層からなり、該記録層が下記一般式
〔I〕または〔II〕
【0006】
【化3】
【0007】(式中、A1 はそれが結合している炭素原
子および窒素原子と一緒になってチアジアゾール、イソ
キサゾール、オキサゾール、ピラゾール、イミダゾール
からなる群より選択された複素環を形成する残基を表わ
し、B1 はそれが結合している二つの炭素原子と一緒に
なって芳香族を形成する残基を表わし、Xは−OY、−
COOYを表わし、Yは水素原子またはカチオンを表わ
す。)
【0008】
【化4】
【0009】(式中、A2 はそれが結合している炭素原
子および窒素原子と一緒になってイソキサゾール、オキ
サゾール、ピラゾールからなる群より選択された複素環
を形成する残基を表わし、B2 はそれが結合している二
つの炭素原子と一緒になって芳香族を形成する残基を表
わし、Yは水素原子またはカチオンを表わす)。で示さ
れるアゾ系化合物と金属との金属キレート化合物を含有
することを特徴とする中心波長600〜700nmのレ
ーザー光で記録再生するための光学記録媒体をその要旨
とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明につき詳細に説明す
る。本発明のアゾ系化合物と金属との金属キレート化合
物を含有することを特徴とする光学記録媒体は、中心波
長600〜700nmのレーザー光に対する記録再生特
性が優れ、高密度記録が可能であり、さらに耐光性、耐
久性に優れている。本発明におけるアゾ系化合物として
は、前記一般式〔I〕において、A1 はそれが結合して
いる炭素原子および窒素原子と一緒になってチアジアゾ
ール、イソキサゾール、オキサゾール、ピラゾール、イ
ミダゾールからなる群より選択された複素環を形成する
残基であればよく、それらの群であれば、特に制限され
ない。例えば、一般式〔I〕において
【0011】
【化5】
【0012】としては下記のものが挙げられる。
【0013】
【化6】 前記一般式〔II〕において、A2 はそれが結合している
炭素原子および窒素原子と一緒になってイソキサゾー
ル、オキサゾール、ピラゾールからなる群より選択され
た複素環を形成する残基であればよく、それらの群であ
れば、特に制限されない。例えば、一般式〔II〕におい
【0014】
【化7】
【0015】としては下記のものが挙げられる。
【0016】
【化8】
【0017】(式中、R1 〜R12はそれぞれ独立して水
素原子;メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、tert−ブチル基、sec
−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基等の炭素
数1〜6の直鎖または分岐のアルキル基;シクロプロピ
ル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル等の炭素数3〜6の環状のアルキル基;メトキシ
基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ
基、n−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、sec−
ブトキシ基、n−ペンチルオキシ基、n−ヘキシルオキ
シ基等の炭素数1〜6のアルコキシ基;アセチル基、プ
ロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル
基、イソバレリル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基、
ヘプタノイル基等の炭素数2〜7のアルキルカルボニル
基;ビニル基、プロペニル基、ブテニル基、ペンテニル
基、ヘキセニル基等の炭素数2〜6の直鎖または分岐の
アルケニル基;シクロペンテニル基、シクロヘキセニル
等の炭素数3〜6の環状のアルケニル基;フッ素原子、
塩素原子、臭素原子等のハロゲン基;ホルミル基;ヒド
ロキシル基;カルボキシル基;ヒドロキシメチル基、ヒ
ドロキシエチル基等の炭素数1〜6のヒドロキシアルキ
ル基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、
n−プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニ
ル基、n−ブトキシカルボニル基、tert−ブトキシ
カルボニル基、sec−ブトキシカルボニル基、n−ペ
ンチルオキシカルボニル基、n−ヘキシルオキシカルボ
ニル基等の炭素数2〜7のアルコキシカルボニル基;ニ
トロ基;シアノ基;アミノ基;メチルアミノ基、エチル
アミノ基、n−プロピルアミノ基、n−ブチルアミノ
基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジ−n−プ
ロピルアミノ基、ジ−n−ブチルアミノ基等の炭素数1
〜10のアルキルアミノ基;メトキシカルボニルメチル
基、メトキシカルボニルエチル基、エトキシカルボニル
メチル基、エトキシカルボニルエチル基、n−プロポキ
シカルボニルエチル基、n−プロポキシカルボニルプロ
ピル基、イソプロポキシカルボニルメチル基、イソプロ
ポキシカルボニルエチル基等の炭素数3〜7のアルコキ
シカルボニルアルキル基;メチルチオ基、エチルチオ
基、n−プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、n−ブ
チルチオ基、tert−ブチルチオ基、sec−ブチル
チオ基、n−ペンチルチオ基、n−ヘキシルチオ基等の
炭素数1〜6のアルキルチオ基;メチルスルホニル基、
エチルスルホニル基、n−プロピルスルホニル基、イソ
プロピルスルホニル基、n−ブチルスルホニル基、te
rt−ブチルスルホニル基、sec−ブチルスルホニル
基、n−ペンチルスルホニル基、n−ヘキシルスルホニ
ル基等の炭素数1〜6のアルキルスルホニル基;ハロゲ
ン原子、アルキル基、アルコキシ基、フルオロアルキル
基等の置換基を有していてもよい炭素数6〜16のアリ
ール基;置換基を有していてもよい炭素数7〜17のア
リールカルボニル基;−CR13=C(CN)R14(R13
は水素原子、または前記R1 〜R12において定義したも
のと同義の炭素数1〜6のアルキル基を表わし、R14
シアノ基または前記R1 〜R12において定義したものと
同義の炭素数2〜7のアルコキシカルボニル基を表わ
す。);
【0018】
【化9】
【0019】(R15〜R17はそれぞれ独立して水素原子
またはニトロ基を表わし、ZはO,S,SCH2 、SO
2 、SO2 CH3 を表わす。);トリフルオロメチル
基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロ−n−プ
ロピル基、ヘプタフルオロイソプロピル基、パーフルオ
ロ−n−ブチル基、パーフルオロ−tert−ブチル
基、パーフルオロ−sec−ブチル基、パーフルオロ−
n−ペンチル基、パーフルオロ−n−ヘキシル基等の炭
素数1〜6のフルオロアルキル基;トリフルオロメトキ
シ基、ペンタフルオロエトキシ基、ヘプタフルオロ−n
−プロポキシ基、ヘプタフルオロイソプロポキシ基、パ
ーフルオロ−n−ブトキシ基、パーフルオロ−tert
−ブトキシ基、パーフルオロ−sec−ブトキシ基、パ
ーフルオロ−n−ペンチルオキシ基、パーフルオロ−n
−ヘキシルオキシ基等炭素数1〜6のフルオロアルコキ
シ基;トリフルオロメチルチオ基、ペンタフルオロエチ
ルチオ基、ヘプタフルオロ−n−プロピルチオ基、ヘプ
タフルオロイソプロピルチオ基、パーフルオロ−n−ブ
チルチオ基、パーフルオロ−tert−ブチルチオ基、
パーフルオロ−sec−ブチルチオ基、パーフルオロ−
n−ペンチルチオ基、パーフルオロ−n−ヘキシルチオ
基等炭素数1〜6のフルオロアルキルチオ基等を表わ
す。) 前記一般式〔I〕または〔II〕において、B1 、B2
それぞれはそれが結合している二つの炭素原子と一緒に
なって芳香族を形成する残基であればよく、特に制限さ
れないが、例えばベンゼン環、ナフタレン環、
【0020】
【化10】
【0021】(R18〜R25はそれぞれ独立して水素原子
または前記R1 〜R12において定義したものと同義の炭
素数1〜6のアルキル基を表わす。R26は下記定義に示
す。)等の芳香環を形成する残基等の異種原子を含有す
る芳香環を形成する残基が挙げられ、特にベンゼン環が
好ましい。また、Bは−NR2627(ここで、R26およ
びR27はそれぞれ独立して水素原子;メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
tert−ブチル基、sec−ブチル基、n−ペンチル
基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル
基、n−デシル基、n−ドデシル基、n−オクタデシル
基等の炭素数1〜20の直鎖または分岐のアルキル基、
好ましくは炭素数1〜10の直鎖または分岐のアルキル
基、より好ましくは炭素数1〜6の直鎖または分岐のア
ルキル基;フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチ
ル基等の炭素数6〜12のアリール基;ビニル基、プロ
ペニル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基等
の炭素数2〜10の直鎖または分岐のアルケニル基;シ
クロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、
シクロヘキシル等の炭素数3〜10の環状のアルキル基
を表わす。かかる炭素数1〜20の直鎖または分岐のア
ルキル基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数2〜1
0の直鎖または分岐のアルケニル基、炭素数3〜10の
環状のアルキル基は、メトキシ基、エトキシ基、n−プ
ロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、te
rt−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、n−ペンチル
基、n−ヘキシルオキシ基、n−ヘプチルオキシ基、n
−オクチルオキシ基、n−デシルオキシ基等の炭素数1
〜10のアルコキシ基;メトキシメトキシ基、エトキシ
メトキシ基、プロポキシメトキシ基、メトキシエトキシ
基、エトキシエトキシ基、プロポキシエトキシ基、メト
キシプロポキシ基、エトキシプロポキシ基、メトキシブ
トキシ基、エトキシブトキシ基等の炭素数2〜12のア
ルコキシアルコキシ基;メトキシメトキシメトキシ基、
メトキシメトキシエトキシ基、メトキシエトキシメトキ
シ基、メトキシエトキシエトキシ基、エトキシメトキシ
メトキシ基、エトキシメトキシエトキシ基、エトキシエ
トキシメトキシ基、エトキシエトキシエトキシ基等の炭
素数3〜15のアルコキシアルコキシ基;アリルオキシ
基;フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等
の炭素数6〜12のアリール基;フェノキシ基、トリル
オキシ基、キシリルオキシ基、ナフチルオキシ基等の炭
素数6〜12のアリールオキシ基;シアノ基;ニトロ
基;ヒドロキシ基;テトラヒドロフリル基;メチルスル
ホニルアミノ基、エチルスルホニルアミノ基、n−プロ
ピルスルホニルアミノ基、イソプロピルスルホニルアミ
ノ基、n−ブチルスルホニルアミノ基、tert−ブチ
ルスルホニルアミノ基、sec−ブチルスルホニルアミ
ノ基、n−ペンチルスルホニル基アミノ、n−ヘキシル
スルホニルアミノ基等の炭素数1〜6のアルキルスルホ
ニルアミノ基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子等のハ
ロゲン基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル
基、n−プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカル
ボニル基、n−ブトキシカルボニル基、tert−ブト
キシカルボニル基、sec−ブトキシカルボニル基、n
−ペンチルオキシカルボニル基、n−ヘキシルオキシカ
ルボニル基等の炭素数2〜7のアルコキシカルボニル
基;メチルカルボニルオキシ基、エチルカルボニルオキ
シ基、n−プロピルカルボニルオキシ基、イソプロピル
カルボニルオキシ基、n−ブチルカルボニルオキシ基、
tert−ブチルカルボニルオキシ基、sec−ブチル
カルボニルオキシ基、n−ペンチルカルボニルオキシ
基、n−ヘキシルカルボニルオキシ基等の炭素数2〜7
のアルキルカルボニルオキシ基;メトキシカルボニルオ
キシ基、エトキシカルボニルオキシ基、n−プロポキシ
カルボニルオキシ基、イソプロポキシカルボニルオキシ
基、n−ブトキシカルボニルオキシ基、tert−ブト
キシカルボニルオキシ基、sec−ブトキシカルボニル
オキシ基、n−ペンチルオキシカルボニルオキシ基、n
−ヘキシルオキシカルボニルオキシ基等の炭素数2〜7
のアルコキシカルボニルオキシ基等で置換されていても
よい。さらにR26およびR27で表わされる前述の炭素数
6〜12のアリール基および前述の炭素数3〜10の環
状のアルキル基は、メチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、tert−ブチル
基、sec−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル
基等の炭素数1〜6の直鎖または分岐のアルキル基また
はビニル基で置換されていてもよい。);メチル基、エ
チル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、tert−ブチル基、sec−ブチル基、n−ペン
チル基、n−ヘキシル基等の炭素数1〜6の直鎖または
分岐のアルキル基;メトキシ基、エトキシ基、n−プロ
ポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、ter
t−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、n−ペンチルオ
キシ基、n−ヘキシルオキシ基等の炭素数1〜6のアル
コキシ基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲ
ン基;シアノ基;ニトロ基;メチルスルホニル基、エチ
ルスルホニル基、n−プロピルスルホニル基、イソプロ
ピルスルホニル基、n−ブチルスルホニル基、tert
−ブチルスルホニル基、sec−ブチルスルホニル基、
n−ペンチルスルホニル基、n−ヘキシルスルホニル基
等の炭素数1〜6のアルキルスルホニル基;メトキシカ
ルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロポキシカ
ルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、n−ブトキ
シカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基、s
ec−ブトキシカルボニル基、n−ペンチルオキシカル
ボニル基、n−ヘキシルオキシカルボニル基等の炭素数
2〜7のアルコキシカルボニル基;およびチオシアナー
ト基から選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。
前記一般式〔I〕または〔II〕において、Yは水素原
子、またはNa+ 、Li + 、K+ 等の無機系の陽イオン
もしくは
【0022】
【化11】
【0023】等の有機系の陽イオン等のカチオンを表わ
す。本発明において、アゾ系化合物とキレート化合物を
形成する金属としては、一般に該アゾ系化合物とキレー
ト化合物を形成する能力のある金属なら特に制限はない
が、Ni、Co、Fe、Zn、Cu、Pd、Pt、R
u、Rh、Osなどの遷移金属が好ましく、耐光性、耐
久性の点から特にNi、Coが好ましい。
【0024】本発明の短波長記録用光学記録媒体は、基
本的には基板と前記アゾ系化合物と金属との金属キレー
ト化合物を含む記録層とから構成されるものであるが、
さらに必要に応じて基板上に下引き層を設けることがで
きる。好ましい層構成の一例としては、記録層上に金、
銀、アルミニウムの様な金属反射層および保護層を設け
た高反射率の媒体が挙げられる。金属反射層は、耐久性
の点から特に金、銀または、それらと他の金属との合金
が好ましい。前記基板としては、使用するレーザー光に
対して透明なものが好ましく、ガラスや種々のプラスチ
ックスが用いられる。プラスチックスとしては、アクリ
ル樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化
ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
エチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリイミド樹脂、
ポリスチレン樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。高生
産性、コスト、耐吸湿性の点から射出成型ポリカーボネ
ート樹脂基板が特に好ましい。
【0025】本発明の光学記録媒体におけるアゾ系化合
物と金属との金属キレート化合物を含有する記録層の記
録膜の成膜方法としては、真空蒸着法、スパッタリング
法、ドクターブレード法、キャスト法、スピナー法、浸
漬法等一般に行われている薄膜形成法で成膜することが
できるが、量産性、コスト面からスピナー法が好まし
い。また、必要に応じてバインダーを使用することもで
きる。バインダーとしてはポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、ケトン樹脂、ニトロセルロース、酢
酸セルロース、ポリビニルブチラール、ポリカーボネー
ト等既知のものが用いられる。
【0026】スピナー法による成膜の場合、回転数は5
00〜5000rpmが好ましく、スピンコートの後、
場合によっては、加熱あるいは溶媒蒸気にあてる等の処
理を行ってもよい。また、記録層の安定や耐光性向上の
ために、一重項酸素クエンチャーとして遷移金属キレー
ト化合物(たとえば、アセチルアセトナートキレート、
ビスフェニルジチオール、サリチルアルデヒドオキシ
ム、ビスジチオ−α−ジケトン等)を含有していていも
よい。さらに、必要に応じて他の色素を併用することも
できる。他の色素としては別の種類の同系統の化合物で
もよいし、トリアリールメタン系色素、アゾ系色素、シ
アニン系色素、スクワリリウム系色素、含金属インドア
ニリン系色素、フタロシアニン系色素等他系統の色素で
もよい。
【0027】ドクターブレード法、キャスト法、スピナ
ー法、浸漬法、特にスピナー法等の塗布方法により記録
層を形成する場合の塗布溶媒としては、基板を侵さない
溶媒なら特に限定されない。例えば、ジアセトンアルコ
ール、3−ヒドロキシ−3−メチル−2−ブタノン等の
ケトンアルコール系溶媒、メチルセロソルブ、エチルセ
ロソルブ等のセロソルブ系溶媒、n−ヘキサン、n−オ
クタン等の炭化水素系溶媒、シクロヘキサン、メチルシ
クロヘキサン、エチルシクロヘキサン、ジメチルシクロ
ヘキサン、n−ブチルシクロヘキサン、t−ブチルシク
ロヘキサン、シクロオクタン等の炭化水素系溶媒、ジイ
ソプロピルエーテル、ジブチルエーテル等のエーテル系
溶媒、テトラフルオロプロパノール、オクタフルオロペ
ンタノール、ヘキサフルオロブタノール等のパーフルオ
ロアルキルアルコール系溶媒、乳酸メチル、乳酸エチ
ル、イソ酪酸メチル等のヒドロキシエステル系溶媒等が
挙げられる。本発明の光学記録媒体の記録層は基板の両
面に設けてもよいし、片面に設けてもよい。また、基板
上に記録層を設けた2枚の媒体を貼り合わせたものでも
よい。
【0028】上記のようにして得られた光学記録媒体へ
の記録は、基板の両面または片面に設けた記録層にレー
ザー光をあてることにより行う。レーザー光の照射され
た部分には、レーザー光エネルギーの吸収による、分
解、発熱、溶融等の記録層の熱的変形が起こる。記録さ
れた情報の再生は、レーザー光により、熱的変形が起き
ている部分と起きていない部分の反射率の差を読み取る
ことにより行う。また、レーザーとしては各種のものを
使用することができるが、特に、軽量性、取扱の容易
さ、コンパクト性、コスト等の点から半導体レーザーが
好適である。本発明の光学記録媒体は、一般式〔I〕ま
たは〔II〕で示されるアゾ系化合物と金属との金属キレ
ート化合物を記録層に含有することにより、中心波長6
00〜700nmの半導体レーザー光を光源として用い
た場合に良好な特性を有するものである。一般式〔I〕
において、特に好ましいアゾ系化合物と金属との金属キ
レート化合物の例としては下記のものが挙げられる。
【0029】
【化12】
【0030】また、一般式〔II〕において、中心波長6
00〜700nmの半導体レーザーを用いた場合に特に
好ましいアゾ系化合物と金属との金属キレート化合物の
例としては下記のものが挙げられる。
【0031】
【化13】
【0032】上記のように一般式〔I〕または〔II〕に
おいて、中心波長600〜700nmの半導体レーザー
対応のアゾ系化合物と金属との金属キレート化合物が挙
げられるが、特に中心波長635nm近傍の半導体レー
ザーを用いた場合に好ましいアゾ系化合物と金属との金
属キレート化合物の例としては下記のものが挙げられ
る。
【0033】
【化14】
【0034】また、一般式〔I〕または〔II〕におい
て、特に中心波長650nm近傍の半導体レーザーを用
いた場合に好ましいアゾ系化合物と金属との金属キレー
ト化合物の例としては下記のものが挙げられる。
【0035】
【化15】
【0036】一般式〔I〕または〔II〕において、特に
中心波長680nm近傍の半導体レーザーを用いた場合
に好ましいアゾ系化合物と金属との金属キレート化合物
の例としては下記のものが挙げられる。
【0037】
【化16】
【0038】
【実施例】以下実施例によりこの発明を具体的に説明す
るが、かかる実施例はその要旨を越えない限り、本発明
を限定するものではない。また、ε(分子吸光係数)
は、金属一原子に対して二分子のアゾ系化合物が配位し
たものとして算出した。 実施例1 (a)製造例
【0039】
【化17】
【0040】上記構造式(1)で示される2−アミノ−
5−メチル−1,3,4−チアジアゾール2.30gを
酢酸20ml、プロピオン酸10mlに溶解し、0〜5
℃で硫酸13mlを滴下し、0〜5℃で43%ニトロシ
ル硫酸7.09gを加えジアゾ化した。得られたジアゾ
液をメタノール100mlにN,N−ジエチル−3−ア
ミノフェノール4.29g、尿素0.8g、酢酸ナトリ
ウム8.0gを溶解させた溶液に0〜5℃で滴下し、2
時間撹拌後、一晩放置した。析出した結晶をろ別し、乾
燥して下記構造式(2)で示される赤色結晶1.27g
を得た。
【0041】
【化18】
【0042】前記のようにして得られた構造式(2)で
示されるアゾ化合物1.00gをメタノール100m
l、THF20mlに溶解し、室温で酢酸ニッケル四水
和物0.51gのメタノール10ml溶液を加えた後、
室温で3時間撹拌し、水30mlを加えた。析出した結
晶をろ別し、これをメタノールで洗浄し、乾燥して緑褐
色結晶のニッケルキレート化合物0.74gを得た。こ
の化合物のλmax (クロロホルム中)は525nm(ε
=8.6×104 )であった。
【0043】(b)記録媒体例 前記のようにして得られたニッケルキレート化合物をオ
クタフルオロペンタノールに溶解し、1.2wt%にし
た。これを50℃下で30分間超音波分散した後、0.
2μmのフィルターでろ過し、その液を回転数800r
pmでポリカーボネート基板にスピンコートした。この
膜厚は、約200nmであった。次にこの塗布膜を80
℃のオーブンで乾燥した後、塗布膜の上にスパッタリン
グ法により膜厚80nmのAu膜を成膜し、反射層を形
成した。さらに、この反射層の上に紫外線硬化樹脂をス
ピンコートし、これに紫外線を照射して硬化させ、記録
媒体とした。塗布膜のλmax は586nmであった。 (c)光記録法 上記記録媒体を中心波長640nmの半導体レーザー評
価機で記録したところ、線速度3.0m/s、周波数3
MHz、duty30%、記録パワー9.0mWで、C
/Nが55dBの良好な記録特性が得られた。
【0044】実施例2 (a)製造例
【0045】
【化19】
【0046】上記構造式(3)で示される2−アミノ−
4,5−ジシアノイミダゾール2.66gを水80m
l、35%塩酸4.5mlに溶解し、0〜5℃で亜硝酸
ナトリウム1.52gの水溶液6mlを滴下し、ジアゾ
化した。得られたジアゾ液をメタノール30mlにN,
N−ジメチル−3−アミノ安息香酸3.96g、尿素
0.8g、酢酸ナトリウム8.0gを溶解させた溶液に
0〜5℃で滴下し、2時間撹拌後、一晩放置した。析出
した結晶をろ別し、乾燥して下記構造式(4)で示され
る緑色結晶5.55gを得た。
【0047】
【化20】
【0048】前記のようにして得られた構造式(4)で
示されるアゾ化合物3.09gと炭酸カリウム1.38
gをDMF37mlに溶解し、ヨウ化ブチル2.21g
を滴下した後、70℃に加熱した。70℃で2時間撹拌
後放冷し、水20mlを加え析出した副生成物を除去
し、残液を2N塩酸でpH2〜4にした。析出した結晶
をろ別し、乾燥して下記構造式(5)で示される赤色結
晶1.00gを得た。
【0049】
【化21】
【0050】前記のようにして得られた構造式(5)で
示されるアゾ化合物0.73gをメタノール50ml、
THF50mlに溶解し、室温で酢酸ニッケル四水和物
0.60gのメタノール20ml溶液を加えた後、室温
で5時間撹拌した。析出した結晶をろ別し、これをメタ
ノールで洗浄し、乾燥して濃緑色結晶のニッケルキレー
ト化合物0.33gを得た。この化合物のλmax (クロ
ロホルム中)は566nm(ε=8.2×104 )であ
った。 (b)記録媒体例 前記のようにして得られたニッケルキレート化合物を実
施例1と同様にして記録媒体を作製した。塗布膜のλ
max は590nmであった。 (c)光記録法 上記記録媒体を中心波長650nmの半導体レーザー評
価機で実施例1と同様に記録したところ、記録パワー1
0mWで、C/Nが53dBの良好な記録特性が得られ
た。 実施例3 (a)製造例
【0051】
【化22】
【0052】上記構造式(6)で示される3−アミノ−
4−ピラゾールカルボニトリル3.24gを水120m
l、35%塩酸6.6mlに溶解し、0〜5℃で亜硝酸
ナトリウム2.28gの水溶液10mlを滴下し、ジア
ゾ化した。得られたジアゾ液をメタノール15mlに1
4.2%N,N−ジプロピル−3−スルホン酸溶液6
5.2g、尿素1.2g、酢酸ナトリウム12.0gを
溶解させた溶液に0〜5℃で滴下し、2時間撹拌後、一
晩放置した。析出した結晶をろ別し、乾燥して下記構造
式(7)で示される橙色結晶5.20gを得た。
【0053】
【化23】
【0054】前記のようにして得られた構造式(7)で
示されるアゾ化合物3.00gと炭酸カリウム1.10
gをDMF30mlに溶解し、ヨウ化ブチル1.77g
を滴下した後、70℃に加熱した。70℃で5時間撹拌
後放冷し、水17mlを加えた。析出した結晶をろ別
し、乾燥して下記構造式(8)で示される濃赤色結晶
0.60gを得た。
【0055】
【化24】
【0056】前記のようにして得られた構造式(8)で
示されるアゾ化合物0.43gをメタノール60mlに
溶解し、室温で酢酸ニッケル四水和物0.30gのメタ
ノール10ml溶液を加えた後、室温で5時間撹拌し
た。析出した結晶をろ別し、これをメタノールで洗浄
し、乾燥して紫色結晶のニッケルキレート化合物0.1
4gを得た。この化合物のλmax (クロロホルム中)は
594nm(ε=7.5×104 )であった。
【0057】(b)記録媒体例 前記のようにして得られたニッケルキレート化合物を実
施例1と同様にして記録媒体を作製した。塗布膜のλ
max は608nmであった。 (c)光記録法 上記記録媒体を中心波長680nmの半導体レーザー評
価機で実施例1と同様に記録したところ、記録パワー
9.0mWで、C/Nが57dBの良好な記録特性が得
られた。 実施例4〜8 実施例4〜8は、実施例1〜3と同様に実施した。実施
例1〜8のニッケルキレート化合物の溶液λmax (クロ
ロホルム中)と塗布膜λmax を下記の表に示す。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】比較例1〜3 特開昭62−30090号公報に記載の実施例6、1
2、13で作製した記録媒体(それぞれ比較例1〜3と
する)と実施例1〜3でとの保存安定性について比較し
た。温度70℃、湿度80%で400時間置いたときの
λmax での吸収のピーク高さがどの程度残存するかを測
定した。実施例1〜3のニッケルキレート化合物が保存
安定性に優れていることがわかった。その結果を下記の
表に示す。
【0061】
【表3】
【0062】
【発明の効果】本発明のアゾ系化合物と金属との金属キ
レート化合物を用いた光学記録媒体は、中心波長600
〜700nmのレーザー光で記録再生特性に優れ、高密
度記録が可能であり、耐光性、耐久性に優れ、工業的に
極めて有用なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 233/68 C07D 233/68 233/90 233/90 261/14 261/14 263/28 263/28 285/08 285/08 285/135 285/12 E (72)発明者 前田 修一 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に光ビームによる情報の書き込み
    および/または読み取りが可能な記録層が設けられた光
    学記録媒体において、該記録層が下記一般式〔I〕 【化1】 (式中、A1 はそれが結合している炭素原子および窒素
    原子と一緒になってチアジアゾール、イソキサゾール、
    オキサゾール、ピラゾール、イミダゾールからなる群よ
    り選択された複素環を形成する残基を表わし、B1 はそ
    れが結合している二つの炭素原子と一緒になって芳香族
    を形成する残基を表わし、Xは−OY、−COOYを表
    わし、Yは水素原子またはカチオンを表わす。)で示さ
    れるアゾ系化合物と金属との金属キレート化合物を含有
    することを特徴とする中心波長600〜700nmのレ
    ーザー光で記録再生するための光学記録媒体。
  2. 【請求項2】 基板上にレーザーによる情報の書き込み
    および/または読み取りが可能な記録層が設けられた光
    学記録媒体において、該記録層が下記一般式〔II〕 【化2】 (式中、A2 はそれが結合している炭素原子および窒素
    原子と一緒になってイソキサゾール、オキサゾール、ピ
    ラゾールからなる群より選択された複素環を形成する残
    基を表わし、B2 はそれが結合している二つの炭素原子
    と一緒になって芳香族を形成する残基を表わし、Yは水
    素原子またはカチオンを表わす。)で示されるアゾ系化
    合物と金属との金属キレート化合物を含有することを特
    徴とする中心波長600〜700nmのレーザー光で記
    録再生するための光学記録媒体。
  3. 【請求項3】 B1 またはB2 がベンゼン環である請求
    項1または2に記載の光学記録媒体。
  4. 【請求項4】 記録層上に金属の反射層及び保護層を設
    けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載
    の光学記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の光
    学記録媒体に波長600〜700nmのレーザー光を照
    射することにより記録部を形成させることを特徴とする
    記録方法。
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