JPH0927756A - スケルチ回路 - Google Patents

スケルチ回路

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Publication number
JPH0927756A
JPH0927756A JP17645295A JP17645295A JPH0927756A JP H0927756 A JPH0927756 A JP H0927756A JP 17645295 A JP17645295 A JP 17645295A JP 17645295 A JP17645295 A JP 17645295A JP H0927756 A JPH0927756 A JP H0927756A
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JP
Japan
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noise
voltage
squelch
received signal
detected
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Pending
Application number
JP17645295A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Tahira
容夫 田平
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は受信信号中の微弱レベルのノイズを検
出して減衰させることができるスケルチ回路を提供する
ことを目的とする。 【構成】復調手段3により受信信号を復調し、この復調
された信号中のノイズ電圧V1をノイズ検出手段5によ
り検出し、この検出されたノイズ電圧V1と、スケルチ
設定手段6により設定される、受信信号中のノイズを検
出して減衰させることが可能なスケルチ電圧V0とを、
比較手段7によって比較し、受信信号中の減衰可能なノ
イズの検出を行う構成において、受信信号中のキャリア
を検出するキャリア検出手段20を、ノイズ電圧V1の
下限値が低下するようにノイズ検出手段5に接続して構
成し、また、キャリア検出手段20によるキャリアの検
出レベル幅に対応するノイズ電圧の下限値の低下レベル
幅分、スケルチ電圧V0の設定幅を広げるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は雑音電力が予め設定され
たレベルを越えた場合に受信機音声出力を抑圧するスケ
ルチ回路に関する。
【0002】このスケルチ回路は、例えば移動端末機の
受信回路に適用される。移動端末機は、通話を行うサー
ビスエリア拡大のため微弱電界下でも運用しており、又
FM方式であるため無線通話時には音声を抑圧する必要
があることからスケルチ回路が適用されている。
【0003】
【従来の技術】スケルチ回路は、上述したように微弱電
界を対象とする為に入力信号復調時に音声帯域外ノイズ
を検出する方式が一般的である。
【0004】ノイズ検出方式による従来のスケルチ回路
の構成例を図5に示し、その説明を行う。1,2はIF
帯に変換された受信信号を増幅するIF帯アンプ、3は
IF帯アンプ1,2で増幅された受信信号を復調する復
調回路、4は復調信号中のノイズを増幅するノイズアン
プである。
【0005】5は増幅されたノイズレベルを検出するノ
イズ検出回路、6は受信信号中のノイズを検出して減衰
させることが可能なスケルチ設定をスケルチ設定電圧V
0を可変することにより行うスケルチ可変回路、7はス
ケルチ設定電圧V0とノイズ検出電圧V1とを比較し、
受信信号中のノイズレベルを検出し、この検出電圧V2
を出力するオペアンプ、8は検出電圧V2に応じてオン
/オフすることにより復調信号をモニタ信号として出力
するスイッチである。
【0006】また、ノイズ検出回路5は、アノード端が
ノイズアンプ4の出力端に接続され、カソード端がオペ
アンプの逆相入力端「−」に接続されたダイオードD1
と、カソード端がノイズアンプ4の出力端に接続され、
アノード端がコンデンサC1を介して接地されると共に
抵抗器R1を介して接地されたダイオードD2と、電源
Vcc及びアース間に抵抗器R1と直列接続された抵抗
器R2と、一端がダイオードD1のカソード端に、他端
がダイオードD2のアノード端及び抵抗器R1及びR2
間に接続された抵抗器R3と、一端がダイオードD1の
カソード端及びオペアンプ7の逆相入力端「−」に、他
端がダイオードD2のアノード端及び抵抗器R1及びR
2間に接続されたコンデンサC2とを具備して構成され
ている。
【0007】スケルチ可変回路6は、オペアンプ7の正
相入力端「+」とアース間に接続された可変抵抗器R4
によって構成されている。このスケルチ可変回路6によ
るスケルチ設定電圧V0の可変範囲は、図6に示すよう
に、受信信号レベルの範囲が−10〜0dBμVの場合
にノイズ抑圧量が−20〜0dBとなる値であり、この
値は受信信号レベルの−10〜0dBμVに対応する
「2〜3V」である。
【0008】ノイズ抑圧量の20dBは、ノイズ検出方
式において無信号時を基準に入感したときの値であり、
業界基準に準拠するものである。また、図6において、
符号10で示すポイントはノイズを検出して抑圧する下
限値を示し、これは受信信号レベルが−10dBμVの
時に、0dBのノイズを抑圧することを示す。
【0009】符号11で示すポイントはノイズを検出し
て抑圧する上限値を示し、これは受信信号レベルが0d
BμVの時に、−20dBのノイズを抑圧することを示
す。このような構成において、スケルチ設定電圧V0が
例えば「2V」に設定されている場合に、ノイズ検出電
圧V1が「2V」よりも高ければ、検出電圧V2が
「L」レベルとなる。この「L」レベルがスイッチ8に
供給されると、スイッチ8はオンとなって復調信号がモ
ニタ信号として出力される。
【0010】この場合、受信信号中のノイズを検出して
減衰させることができるので、復調信号をモニタ信号と
して出力している。一方、ノイズ検出電圧V1が「2
V」以下であれば、検出電圧V2が「H」レベルとな
る。この「H」レベルがスイッチ8に供給されると、ス
イッチ8はオフとなって復調信号が遮断される。
【0011】この場合、受信信号中のノイズを検出して
減衰させることができないので、復調信号を遮断してい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、微弱電界下
でも運用される移動系の受信回路においては、ノイズの
影響が多く、ノイズを極力受け入れないようにする必要
があるが、スケルチ設定の上限が限定されることから、
その上限に対応する受信信号レベルが0dBμVを越え
ている場合は受信信号中のノイズを検出して減衰させる
ことができない問題があった。
【0013】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、受信信号中の微弱レベルのノイズを検出し
て減衰させることができるスケルチ回路を提供すること
を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。図中、3は復調手段であり、受信信号を復調する
ものである。5はノイズ検出手段であり、復調手段3で
復調された信号中のノイズ電圧V1を検出するものであ
る。
【0015】6はスケルチ設定手段であり、受信信号中
のノイズを検出して減衰させることが可能なスケルチ電
圧V0を設定するものである。7は比較手段であり、ノ
イズ電圧V1とスケルチ電圧V0との比較により受信信
号中の減衰可能なノイズの検出を行うものである。
【0016】20は本発明の特徴要素であるキャリア検
出手段であり、受信信号中のキャリアを検出するもので
あって、ノイズ電圧V1の下限値が低下するようにノイ
ズ検出手段5に接続されたものである。
【0017】また、キャリア検出手段20によるキャリ
アの検出レベル幅に対応するノイズ電圧の下限値の低下
レベル幅分、スケルチ電圧V0の設定幅を広げるのが好
ましい。
【0018】
【作用】上述した本発明によれば、キャリア検出レベル
幅分、ノイズ電圧V1の下限値が低下し、この低下レベ
ル幅分、ノイズ電圧V1の検出幅が広くなるので、その
分、スケルチ電圧V0の設定幅を低電圧側に広げること
が可能となる。
【0019】スケルチ電圧V0の設定幅が低電圧側に広
がれば、その分、微弱レベルのノイズを検出して減衰さ
せることができる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図2は本発明の一実施例によるスケルチ
回路の構成を示す図である。この図において図5に示し
た従来例の各部に対応する部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
【0021】図2に示す実施例が図5に示した実施例と
異なる点は、キャリア検出回路20を設けた点にある。
キャリア検出回路20は、アノード端を抵抗器R1に、
カソード端をアースに接続することにより抵抗器R1と
アース間にダイオードD3を接続し、更にそのアノード
端をIF帯アンプ1の出力端に接続して構成したもので
ある。
【0022】一般的に受信機は受信信号中のキャリアを
検出する回路(図示せず)を備えている。これは図3に
示すように、従来例で説明したスケルチ設定範囲の−1
0〜0dBμV以上の0〜20dBμVに対応するキャ
リアレベル「0〜−1V」を検出するものであり、この
キャリア検出範囲はスケルチ設定範囲に対応するノイズ
検出範囲よりも受信信号レベルが高い範囲で行われるよ
うになっている。
【0023】そこで、図2に示す実施例回路では、図5
に示した従来のスケルチ回路にキャリア検出回路20を
設けることによって、図4に符号10及び11で示す間
のノイズ検出範囲に、符号11及び23で示す間のキャ
リア検出範囲が連続的に重畳されるように、オペアンプ
7に印加されるスケルチ設定電圧V0を可変可能なよう
にした。
【0024】即ち、ダイオードD3にIF帯アンプ1か
ら出力される受信信号のキャリア電流が流れることによ
って、抵抗器R1に発生する電圧V3が下がり、これに
よってノイズ検出電圧V1が下がるように成されている
ので、ノイズ検出電圧V1の範囲がキャリア検出レベル
分広がることになり、その分、スケルチ設定電圧V0の
可変範囲を広げることが可能となる。
【0025】この例の場合のスケルチ設定電圧V0の可
変範囲は受信信号レベルの−10〜+20dBμVに対
応する「1〜3V」である。また、受信信号レベルの−
10〜+20dBμVに対応するノイズ抑圧量は従来よ
りも僅かに多くなるがほぼ同様な−20〜0dBとな
る。
【0026】このような構成において、スケルチ設定電
圧V0が例えば「1V」に設定されている場合に、ノイ
ズ検出電圧V1が「1V」よりも高ければ、検出電圧V
2が「L」レベルとなる。この「L」レベルがスイッチ
8に供給されると、スイッチ8はオンとなって復調信号
がモニタ信号として出力される。
【0027】一方、ノイズ検出電圧V1が「1V」以下
であれば、検出電圧V2が「H」レベルとなる。この
「H」レベルがスイッチ8に供給されると、スイッチ8
はオフとなって復調信号が遮断される。
【0028】即ち、受信信号レベルが+20dBμV以
下であればその受信信号中のノイズを検出して抑圧する
ことができる。以上説明した実施例によれば、スケルチ
設定範囲を従来の−10〜0dBμVから−10〜+2
0dBμVに拡大することができるので、その分、従来
よりも微弱レベルのノイズを検出して抑圧することが可
能となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信信号中の微弱レベルのノイズを検出して減衰させる
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例によるスケルチ回路の構成を
示す図である。
【図3】受信信号レベルとキャリア検出値との関係を示
す図である。
【図4】受信信号レベルとスケルチ設定電圧との関係を
示す図である。
【図5】従来例によるスケルチ回路の構成を示す図であ
る。
【図6】受信信号レベルとノイズ抑圧量及びスケルチ設
定電圧との関係を示す図である。
【符号の説明】 3 復調手段 5 ノイズ検出手段 6 スケルチ設定手段 7 比較手段 20 キャリア検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を復調する復調手段と、該復調
    手段で復調された信号中のノイズ電圧を検出するノイズ
    検出手段と、該受信信号中のノイズを検出して減衰させ
    ることが可能なスケルチ電圧を設定するスケルチ設定手
    段と、該ノイズ電圧と該スケルチ電圧との比較により受
    信信号中の減衰可能なノイズの検出を行う比較手段とを
    有するスケルチ回路において、 前記受信信号中のキャリアを検出するキャリア検出手段
    を、前記ノイズ電圧の下限値が低下するように前記ノイ
    ズ検出手段に接続したことを特徴とするスケルチ回路。
  2. 【請求項2】 前記キャリア検出手段による前記キャリ
    アの検出レベル幅に対応する前記ノイズ電圧の下限値の
    低下レベル幅分、前記スケルチ電圧の設定幅を広げたこ
    とを特徴とする請求項1記載のスケルチ回路。
JP17645295A 1995-07-12 1995-07-12 スケルチ回路 Pending JPH0927756A (ja)

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JP17645295A JPH0927756A (ja) 1995-07-12 1995-07-12 スケルチ回路

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JP17645295A JPH0927756A (ja) 1995-07-12 1995-07-12 スケルチ回路

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JP17645295A Pending JPH0927756A (ja) 1995-07-12 1995-07-12 スケルチ回路

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JP (1) JPH0927756A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015203334A1 (de) 2015-02-25 2016-08-25 Brother Kogyo K.K. Flüssigkeitskartusche
DE102015203336A1 (de) 2015-02-25 2016-08-25 Brother Kogyo K.K. Flüssigkeitsverbrauchsgerät

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015203334A1 (de) 2015-02-25 2016-08-25 Brother Kogyo K.K. Flüssigkeitskartusche
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031125