JPH09276682A - 回転式コンテナ混合装置 - Google Patents

回転式コンテナ混合装置

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JPH09276682A
JPH09276682A JP8095247A JP9524796A JPH09276682A JP H09276682 A JPH09276682 A JP H09276682A JP 8095247 A JP8095247 A JP 8095247A JP 9524796 A JP9524796 A JP 9524796A JP H09276682 A JPH09276682 A JP H09276682A
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Atsushi Sakamoto
篤 坂本
Koji Futamura
光司 二村
Norio Teranishi
則夫 寺西
Hideaki Mitsuzawa
秀晃 光澤
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Nippon Aluminium Co Ltd
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Nippon Aluminium Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸心部分の収容物に滞留を生じさせることな
く、短時間で十分な混合を行なうことができる、回転式
コンテナ混合装置を提供すること。 【解決手段】 回転装置に把持されたコンテナ1内に一
対の仕切板3を着脱自在に有している。仕切板3は、回
転軸の軸心と平行に延び且つ軸心を間に置いて対向して
いる。仕切板3の軸心方向の両側縁はコンテナ1内壁に
当接しており、仕切板3の側縁32a,32bはコンテ
ナ1内壁との間に隙間W1,W2を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2種以上の粉末状
等の原材料をコンテナ内に収容し、コンテナを回転させ
ることにより、収容物の混合を行なう、回転式コンテナ
混合装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその課題】回転式コンテナ混合装置とし
ては、例えば、実公昭58−17626号公報、特公平
4−691号公報に記載のものが知られているが、一般
に、次のような問題があった。即ち、仕込み率即ちコン
テナ内充填量のコンテナ内容積に対する割合が小さい場
合には混合時間が短くても十分に混合できるが、仕込み
率が大きくなると、軸心部分にある収容物が滞留し、混
合が不十分となり、十分に混合するには長時間を要して
いた。
【0003】本発明は、軸心部分の収容物に滞留を生じ
させることなく、短時間で十分な混合を行なうことがで
きる、回転式コンテナ混合装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、回転装置により把持され
た、コンテナ本体と蓋とを備えたコンテナを回転させる
ことにより、コンテナ内の収容物を混合する回転式コン
テナ混合装置において、コンテナ内に、一対の仕切板
が、回転軸の軸心と平行に延び且つ軸心を間に置いて対
向し、更に各仕切板の、軸心方向の両側縁がコンテナ内
壁に接続し、軸心に対し直角方向の両側縁がコンテナ内
壁との間に隙間を有するよう、設けられており、一対の
仕切板は、コンテナ本体と蓋とにより挾持される被挾持
体に固定支持されて、被挾持体と共にコンテナに対して
着脱自在となっていることを特徴としている。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成において、コンテナ本体内壁に、仕切板の一部を構成
する板部が突出して形成されている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態の回転
式コンテナ混合装置を示す斜視図、図2は図1の平面断
面図、図3は図1のIII −III 断面図、図4は図1のIV
−IV断面図である。この混合装置は、コンテナ1が両側
壁にて回転軸(回転装置)2に把持されて構成されてい
る。コンテナ1は、円筒部11及び円錐部12からなる
コンテナ本体と蓋13とバルブ14とで構成されてお
り、円筒部11の上開口が蓋13で塞がれている。蓋1
3は、そのフランジ131が円筒部11のフランジ11
1に締結されることにより、円筒部11に固定されてい
る。蓋13は、その中央の投入口13aが投入蓋13b
で塞がれている。円錐部12は下方に尖っており、下開
口(排出口)がバルブ14で塞がれている。回転軸2は
駆動源(図示せず)により回転されるようになってい
る。
【0007】コンテナ1内には、2枚の仕切板3が設け
られている。仕切板3は、回転軸2の軸心と平行に延び
且つ軸心を間に置いて対向している。仕切板3の軸心方
向の両側縁31は、図2及び図3に示すように、コンテ
ナ本体内壁に接続しており、仕切板3の、軸心に対し直
角方向の両側縁32a,32bは、図4に示すように、
コンテナ1内壁との間に隙間W1,W2を有するよう設
けられている。なお、側縁32aは蓋13の内壁との間
に隙間W1を有している。
【0008】仕切板3は、コンテナ1に対して着脱自在
に設けられている。即ち、仕切板3は、図5に示すよう
に、リング体33と一体物として、コンテナ1とは別体
に構成されている。仕切板3は、リング体33に垂下さ
れた状態で固定されている。そして、仕切板3は、リン
グ体33を蓋13のフランジ131と円筒体11のフラ
ンジ111とで挾持した状態で、コンテナ1内に設けら
れている。仕切板3の両側縁31は、コンテナ本体の内
壁に、当接している。
【0009】上記構成のコンテナ1に前工程で数種の内
容物を充填し、コンテナ1を例えばキャスター付きの台
車に載せて運搬して回転装置にセットする。回転装置を
作動させると、コンテナ1内の収容物4は、図6ないし
図9に示すように混合される。図6はコンテナ1が鉛直
状態にある時の収容物の状態を示す。図6の状態からコ
ンテナ1が矢印方向に回転すると、コンテナ1内の収容
物は図7、図8、図9の各状態を経て、図6の状態とな
る。この過程において、図7に示すように、仕切板3の
側縁32aの下側には空間部51が形成され、また、図
9に示すように、仕切板3の側縁32bの下側には空間
部52が形成される。このような空間部51,52が形
成されるため、仕切板3で区画された各区分40a,4
0b,40cにおける収容物はそれぞれ大きく流動する
こととなり、軸心部分において滞留は生じない。従っ
て、比較的短時間で十分な混合が行なわれる。また、空
間部51,52が形成されなくなる直前まで収容物を充
填できるので、仕込み率を大きくできる。
【0010】また、仕切板3をリング体33と共にコン
テナ1内から取外せるので、コンテナ1を洗浄する際に
コンテナ1内に邪魔になる物はなく、従って、洗浄が容
易となる。
【0011】図10は本発明の別の実施形態の回転式コ
ンテナ混合装置を示す縦断面図である。この実施形態で
は、仕切板3がそれぞれ、本体3aと2枚の板部3bと
に分割されている。板部3bは図11に示すようにコン
テナ本体内壁から突出して形成されている。本体3a
は、図12に示すように、リング体33にW1の長さの
棒体33cを介して垂下された状態で固定されており、
コンテナ1とは別体に構成されている。本体3aの幅は
投入口13aの幅より少し小さく設定されている。本体
3aは、リング体33を投入口13aのフランジ131
aと投入蓋13bの周縁との間に挾持して、固定されて
いる。本体3aは、蓋13を固定したコンテナ1に投入
口13aから挿入して、コンテナ1内に設置される。な
お、図10において、本体3aの両側縁31aは板部3
bの側縁31bに当接している。このコンテナ1におい
ても、隙間W1,W2(図10)があるため、混合過程
において複数の空間部が生じ、従って、比較的短時間で
十分な混合が行なわれ、また、仕込み率を大きくでき
る。
【0012】なお、コンテナ1とは別体に構成する仕切
板の本体3aにおいては、図13に示すように、2枚の
本体3a間に支持棒30を渡して設けてもよい。これに
よれば、2枚の本体3aがより安定したものとなる。勿
論、図5に示す場合においても、同様に支持棒30を設
けてよい。なお、本体3aは蓋13と一体であってもよ
い。
【0013】また、コンテナ本体の形状は、丸形でも角
形でもよい。また、リング体33の形状は、コンテナ本
体の形状に合わせてあればよく、環状形状でないもの、
即ちフランジ131とフランジ111とで挾持できる物
であれば他の形状の物を用いてもよい。
【0014】また、回転軸(回転装置)2は、コンテナ
1の胴部を把持でき且つ充分な強度があれば、片持ち式
即ち1本でもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように、請求項1,2記載の発明
によれば、混合過程において空間部51,52を形成で
きるので、仕切板3で区画された各区分40a,40
b,40cにおける収容物をそれぞれ大きく流動させ、
軸心部分における収容物の滞留を防止できる。従って、
比較的短時間で十分な混合を行なうことができ、しか
も、仕込み率を大きくできる。
【0016】また、仕切板3をコンテナ1内から取外せ
るので、コンテナ1内の洗浄を容易に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の回転式コンテナ混合装
置を示す斜視図である。
【図2】 図1の平面断面図である。
【図3】 図1のIII −III 断面図である。
【図4】 図1のIV−IV断面図である。
【図5】 コンテナとは別体に構成された仕切板を示す
斜視図である。
【図6】 コンテナが鉛直状態にある場合の収容物の状
態を示す、図4に相当する断面図である。
【図7】 コンテナが回転途中にある場合の収容物の状
態を示す、図4に相当する断面図である。
【図8】 コンテナが逆鉛直状態にある場合の収容物の
状態を示す、図4に相当する断面図である。
【図9】 コンテナが回転途中にある場合の収容物の状
態を示す、図4に相当する断面図である。
【図10】 本発明の別の実施形態の回転式コンテナ混
合装置を示す、図3に相当する断面図である。
【図11】 図10の装置においてコンテナとは別体に
構成された仕切板本体を取外した状態を示す縦断面図で
ある。
【図12】 図10の装置に用いる、コンテナとは別体
に構成された仕切板本体を示す斜視図である。
【図13】 コンテナとは別体に構成した仕切板本体の
別の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 13 蓋 14 バルブ 2 回転軸(回転装置) 3 仕切板 3a 本体 3b 板部 31,31a,32a,32b 側縁 33 リング体(被挾持体) 4 収容物 51,52 空間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺西 則夫 大阪府大阪市淀川区三国本町3丁目9番39 号 株式会社日本アルミ内 (72)発明者 光澤 秀晃 大阪府大阪市淀川区三国本町3丁目9番39 号 株式会社日本アルミ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転装置により把持された、コンテナ本
    体と蓋とを備えたコンテナを、回転させることにより、
    コンテナ内の収容物を混合する回転式コンテナ混合装置
    において、 コンテナ内に、一対の仕切板が、回転軸の軸心と平行に
    延び且つ軸心を間に置いて対向し、更に各仕切板の、軸
    心方向の両側縁がコンテナ内壁に接続し、軸心に対し直
    角方向の両側縁がコンテナ内壁との間に隙間を有するよ
    う、設けられており、 一対の仕切板は、コンテナ本体と蓋とにより挾持される
    被挾持体に固定支持されて、被挾持体と共にコンテナに
    対して着脱自在となっていることを特徴とする回転式コ
    ンテナ混合装置。
  2. 【請求項2】 コンテナ本体内壁に、仕切板の一部を構
    成する板部が突出して形成されている請求項1記載の回
    転式コンテナ混合装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005528199A (ja) * 2002-05-31 2005-09-22 ターンブル、サム、ドミニク、シートン スクリーン/ミキサ
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CN108144496A (zh) * 2018-02-10 2018-06-12 黑龙江迪尔制药机械有限责任公司 一种旋转式多维混合机

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