JPH09274601A - バス制御回路 - Google Patents

バス制御回路

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JPH09274601A
JPH09274601A JP11008196A JP11008196A JPH09274601A JP H09274601 A JPH09274601 A JP H09274601A JP 11008196 A JP11008196 A JP 11008196A JP 11008196 A JP11008196 A JP 11008196A JP H09274601 A JPH09274601 A JP H09274601A
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JP
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bus
slave
master
data
request signal
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JP11008196A
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Makoto Kimoto
誠 木本
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バスマスタが現在のバススレーブの状態を認識
することにより、同一のバススレーブを連続してアクセ
スしないようにすることで、無駄なウェイトをなくしシ
ステムを高速化する。 【解決手段】各バススレーブの内部処理状態を、各バス
マスタが取り込み、バスマスタがアクセスしようとして
いるバススレーブが内部処理中ですぐに命令を実行する
ことができない場合には、バス調停回路に送るバスリク
エスト信号を一時的に停止することにより、バス使用許
可を得るバスマスタは、常にすぐ命令を実行できるバス
スレーブをアクセスするように構成されており、無駄な
ウェイトをなくすことができ、システム全体を高速化で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス制御回路に関
し、特に、複数のバスマスタ及び複数のバススレーブが
1組のバスを共有するシステムのバス制御回路におい
て、複数のバスマスタからのバス使用要求に対してある
1つのバスマスタへバス使用許可を与えるバス使用権の
管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバス制御回路は、例えば
特開昭63−89956号公報に示されるように、バス
制御回路において、各バスマスタに予め決められたバス
使用優先順位に基づいて優先順位の高いバスマスタから
バス使用許可を得るようになっていた。なお、上記特開
昭63−89956号公報には、ライトデータの取り込
み時間が異なる複数のスレーブが接続されていても、ラ
イトアクセス中にバスアービトレーションを行うことが
でき、バスの有効利用を図るようにしたマスタ・スレー
ブ方式のアクセス制御方式が提案されている。
【0003】図4は、従来のバス制御回路の一例を示す
ブロック図である。
【0004】アドレスバス301は、システムにおいて
データを転送する場合に相手先を特定するためのアドレ
スを伝えるためのバスであり、データバス302は、デ
ータを転送するためのバスである。また複数のバスマス
タ303、304、305は、システムがデータ転送を
行う場合に転送を制御する側の装置(CPU等)であ
り、複数のバススレーブ306、307はバスマスタ3
03、304、305からの制御命令により、データを
出力する又は取り込む装置(メモリ等)である。そして
バスマスタ303からバスマスタ304、305に出力
されるリクエスト信号308は、バスマスタ303がバ
スを使用することをバスマスタ304、305へ伝える
ための信号であり、バスマスタ304からバスマスタ3
05に出力されるリクエスト信号309は、バスマスタ
304がバスを使用することをバスマスタ305に伝え
るための信号である。
【0005】バスマスタ303、304、305のバス
を使用する優先順位は、予め決定されており、例えばバ
スマスタ303が1番優先順位が高く、次がバスマスタ
304、最後がバスマスタ305の順序となっている。
【0006】バスマスタ303がバスを使用する場合に
は、リクスエト信号308を出力することで、バスマス
タ304、305は、自分よりも優先順位の高いバスマ
スタ303がバスを使用すると判断し、バスマスタ30
4、305は、アドレスバス301及びデータバス30
2を使用する命令を実行することがないように制御を行
う。
【0007】バスマスタ304も、同様にリクエスト信
号309を出力すると、バスマスタ305は自分よりも
優先順位の高いバスマスタ304がバスを使用すると判
断し、アドレスバス301、データバス302を使用す
る命令を実行しないように制御を行う。
【0008】このような制御により、複数のバスマスタ
303、304、305が、1組のアドレスバス301
及びデータバス302を共有している。
【0009】また、システム全体の処理を高速化するた
め、例えばバスマスタ303側からバススレーブ306
側へデータを送信する場合(ライトアクセス時)、バス
マスタ303がバススレーブ306に対してアドレスデ
ータの送信が終了した時点で、バスマスタ303は自分
のバス使用動作を終了し、リクエスト信号308によっ
てバス使用終了を通知する。その際、バスマスタ303
は、例えばバススレーブ306からの送信データの取り
込み完了を示す応答信号を受け取ることを待つことな
く、バス使用終了を通知する。
【0010】リクエスト信号308を入力した、次の優
先順位のバスマスタ304は、バスマスタ303のバス
使用が終了したことで、バス使用要求がある場合、この
バスマスタ304によるバス使用動作が開始することに
なる。
【0011】一方、バスマスタ303がバススレーブ3
06側からデータを受信するような処理を行う場合には
(リードアクセス時)、バススレーブ306側でのデー
タ送信の準備が完了するまで待つ必要があるため、バス
スレーブ306側からのデータを受信した時点で、バス
マスタ303はバス使用動作を終了し、リクエスト信号
308によってバス使用終了を通知する。その結果、リ
クエスト信号308を入力したバスマスタ304は、バ
スマスタ303のバス使用が終了したことで、バスマス
タ304によるバス使用動作が開始することになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のバス制
御方式の問題点は、2つ以上のバスマスタが連続して同
一のバススレーブに対してデータの送受信の動作を行う
場合、システムとしての処理が遅くなるということであ
る。このシステムの性能低下は、最初のバスマスタがバ
ススレーブに対してデータ送信を行う場合に顕著であ
る。
【0013】すなわち、バスマスタがバススレーブに対
してデータ送信処理を行い応答を待たずにバス使用権を
放棄して、次バス使用権を獲得したバスマスタが、同一
のバススレーブに対してデータ送信処理を行った場合、
最初のバスマスタからのデータ送信処理をこのバススレ
ーブが未だ処理完了しない状態で、同一のバススレーブ
に対して続けてライトアクセスを行うことになり、バス
スレーブの処理待ちが発生し、結局、システムとしての
処理性能が低下することになる。
【0014】従って、本発明は、上記事情に鑑みて為さ
れたものであって、その目的は、あるバスマスタがバス
スレーブに対してデータを送信する処理を行った場合
に、バススレーブ側での処理状況を監視し、処理作業開
始可能なバススレーブにアクセスをしようとするバスマ
スタの中で一番優先順位の高いバスマスタが次のバス使
用を行うよう制御することで、バススレーブ処理待ちの
時間をなくし、システム全体の処理を高速化するように
したバス制御回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のバス制御回路は、複数のバスマスタと一又
は複数のバススレーブがバスを介して接続されてなるバ
スの制御方式において、前記バスマスタからバス使用要
求信号(「バスリクエスト信号」という)を入力した際
に、これらのバス使用要求を調停して、一のバスマスタ
に対してバス使用許可信号を出力するバス調停手段を備
え、前記バスマスタは、前記バススレーブの現在の処理
状態を所定のバスを介して監視する手段を備え、アクセ
ス対象のバススレーブが内部処理中であることを検知し
た際、バスリクエスト信号の出力を一時インアクティブ
とし、前記所定のバスを介して前記内部処理中のバスス
レーブが使用可能状態であることを検出した際に再び前
記バスリクエスト信号をアクティブとすることを特徴と
する。
【0016】本発明に係るバス制御回路は、好ましく
は、アドレスバス及びデータバスを備えてなるシステム
において、データを転送する際にアドレスを出力しデー
タ送信受信の処理を開始する回路であるバスマスタと、
データを転送する際に、前記バスマスタからの命令によ
ってデータを受信し内部で処理を行うか、または内部で
処理を行いデータを送信する回路であるバススレーブ
と、を複数備え、前記バスマスタから前記バススレーブ
へのデータ送信の際には、前記バスマスタがデータを前
記バススレーブに受け渡した時点で前記バススレーブ側
の処理の終了を待たずに次のバスマスタの処理を開始す
るバス制御回路において、前記バススレーブの現在の処
理状態を各バスマスタに伝えるための専用バスと、前記
各バスマスタがバスを使用しデータ転送を行うことを要
求する信号であるバスリクエスト信号を入力し、ある1
つのバスマスタに対してバス使用許可信号を出力するバ
ス調停回路と、を備え、前記各バスマスタが、スレーブ
バスから前記各バススレーブが内部処理を実行している
かどうかの状態を取り込む手段を有することを特徴とす
る。
【0017】さらに、本発明に係るバス制御回路におい
ては、前記バスマスタが、アクセス対象のバススレーブ
が内部処理中の場合、そのバスリクエスト信号の出力を
一時停止し、前記バススレーブが使用可能となってから
再びバスリクエスト信号を出力することを特徴とする。
【0018】本発明においては、複数のバスマスタがバ
ススレーブをアクセスしている場合に、各々のバススレ
ーブの内部処理状態を検出可能とすることで、常に空い
ている内部処理を行っていないバススレーブをアクセス
することができ、バススレーブアクセス処理終了待ちを
なくし、システムの処理速度を上げることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明の実施の形態を示す図であ
り、全体構成をブロック図にて示したものである。
【0021】図1を参照して、アドレスバス1は、シス
テムでバスマスタがアクセスを要求するバススレーブを
特定するためのアドレスを送るためのバスであり、デー
タバス2は、各々のバスマスタとバススレーブの間でデ
ータを送信、受信するためのバスである。スレーブバス
3は、バススレーブの状態をバスマスタに伝えるための
バスである。
【0022】バスマスタ11、12、13は、バスを使
用するための要求を出す回路であり、バススレーブ2
1、22、23は、バスマスタ11、12、13の要求
に対するアクセス先でありデータを受信または送信し、
またデータを内部にて処理する回路である。バス調停回
路31は、バスマスタ11、12、13からのバス使用
要求に対し、一番優先順位の高いバスマスタに対して使
用許可を与えるための回路である。
【0023】バスマスタ11、12、13は、バス使用
要求をそれぞれバスリクエスト信号41、42、43を
介してバス調停回路31に伝え、バス調停回路31は、
バス使用許可/不許可の判断結果をバス使用許可信号5
1、52、53を介してバスマスタ11、12、13へ
それぞれ通知する。
【0024】バスマスタ11、12、13は、スレーブ
状態入力信号61、62、63を介してスレーブバス3
からバススレーブ21、22、23のそれぞれの内部処
理状態を取り込む。
【0025】一方、バススレーブ21、22、23は、
スレーブ状態出力信号71、72、73を介してバスス
レーブ21、22、23の内部処理状態をスレーブバス
3に送出する。
【0026】バスの使用を認可されたバスマスタ11、
12、13は、アクセスするアドレスをバスマスタアド
レス出力信号81、82、83を介してアドレスバス1
へ送出し、バススレーブ21、22、23は、バススレ
ーブアドレス入力信号91、92、93を介してアドレ
スバス1からアドレスを受け取る。
【0027】バスマスタ11、12、13はそれぞれ、
バスマスタデータ入出力信号101、102、103を
介してデータバス2とデータの受け渡しを行い、バスス
レーブ21、22、23はそれぞれ、バススレーブデー
タ入力信号111、112、113を介してデータバス
2とデータの受け渡しを行う。
【0028】図2に、本発明の実施例として、上記した
実施の形態におけるバスマスタの内部構成の詳細を説明
する。図1に示したバスマスタ11〜13はいずれも基
本的に同一の構成を含むものとし、説明の重複を回避す
るため、以下では、図2に示したバスマスタ11につい
て説明する。
【0029】図2を参照して、バスマスタ11は、外部
のバススレーブ21、22、23のいずれかをアクセス
する場合に、アクセス要求とアクセス先のバススレーブ
を判断する外部アクセス要求回路201と、外部アクセ
ス要求回路201からのアクセス先情報と、バス調停回
路31から出力されたバス使用許可信号51と、を入力
する外部アクセス制御回路204と、スレーブ状態入力
信号61を介してスレーブバス3からのスレーブ状態を
入力し使用中のバススレーブを判断する使用中バススレ
ーブ判定回路202と、外部アクセス要求回路201か
らの出力と、使用中バススレーブ判定回路202の判断
結果から、バスマスタ11がアクセスしようとしている
バススレーブが使用可能な場合に、バスリクエスト41
を調停回路31へ出力するバスリクエスト生成回路20
3と、を具備している。
【0030】外部アクセス制御回路204は、バス調停
回路31からのバス使用許可信号51を受け、バスマス
タアドレス出力信号81およびバスマスタデータ入出力
信号101を介して外部へのアクセスを行う。
【0031】なお、前述したように、図1に示した他の
バスマスタ12、13も、図2に示したバスマスタ11
と同様、上記した外部アクセス要求回路201、使用中
バススレーブ判定回路202、バスリクエスト生成回路
203、及び外部アクセス制御回路204を備えている
ものとする。
【0032】本発明の実施例では、バス使用優先順位
は、バスマスタ11が一番高く、次がバスマスタ12、
最後がバスマスタ13の順序であるものとする。
【0033】図3は、本発明の実施例を説明するための
タイミング波形図である。図1、及び図3を参照して、
本発明の実施例の動作について以下に詳細に説明する。
【0034】ここで、バスマスタ11、バスマスタ1
2、バスマスタ13がいずれもバスを使用する要求を出
しているものとし、例えばバスマスタ11はバススレー
ブ21に対して書き込みを行う(データを送信する)命
令、バスマスタ12はバススレーブ21に対して書き込
みを行う命令、バスマスタ13はバススレーブ23から
読み込みを行う(データを受信する)命令、を実行しよ
うとしているものとする。
【0035】最初、バススレーブ21、22、23は、
いずれも内部処理を行っておらず、バススレーブ21、
22、23は全て命令の受付が可能な状態にある。そし
て、バススレーブ21、22、23は自分の内部処理状
態をスレーブ状態出力信号71、72、73を介してス
レーブバス3に出力する。すなわち、図3を参照して、
バススレーブ21、22、23のスレーブ状態出力信号
71、72、73はいずれもHighレベルとされてい
る。
【0036】バスマスタ11、12、13は、スレーブ
状態入力信号61、62、63によりスレーブバス3か
ら各バススレーブの現在の内部処理状態を取り込む。
【0037】バスマスタ11では、使用中バススレーブ
判定回路202がスレーブ状態入力信号61を入力し
て、各スレーブの現在の内部処理状態を検出する。ま
た、外部アクセス要求回路201が、現在アクセスしよ
うとしているバススレーブの番号を判断し、この番号情
報をバスリクエスト生成回路203へ渡す。バスリクエ
スト生成回路203は、アクセスしようとしているバス
スレーブ21が使用可能であるため、バスリクエスト信
号41をバス調停回路31に送出する。図3を参照し
て、バスマスタ11のバスリクエスト信号41はHig
hレベルからLowレベル(アクティブ状態)に遷移す
る。
【0038】同様にして、バスマスタ12は、アクセス
しようとしているバススレーブ21が使用可能であるた
めバスリクエスト信号42をバス調停回路31に送出
し、バスマスタ13はアクセスしようとしているバスス
レーブ23が使用可能であるためバスリクエスト信号4
3をバス調停回路31に送出する。図3を参照して、バ
スリクエスト信号42、43もLowレベル(アクティ
ブ状態)に遷移している。
【0039】バスリクエスト信号41、42、43を入
力したバス調停回路31は、バスリクエスト信号を出力
しているもののうち最もバス使用優先順位が高いバスマ
スタ(この場合バスマスタ11)にバス使用許可を与え
るべく、バス使用許可信号51を出力する。すなわち、
図3を参照して、バスマスタ11に対するバス使用許可
信号51のみがHighレベルからLowレベル(アク
ティブ状態)に遷移する。
【0040】バス調停回路31からのバス使用許可信号
51により、バス使用権を獲得したバスマスタ11は、
アドレスバス1、データバス2にアドレス及びデータを
送出してバススレーブ21へのアクセスを開始する(図
3のアドレスバス1のタイミング波形中のバスマスタ1
1参照)。その際、バスマスタ11のアクセスは書き込
み命令であるため、バススレーブ21にデータを渡す
と、バススレーブ21の動作完了(データの受信処理)
を待たずに、ライトアクセスを終了する。
【0041】バススレーブ21は、バスマスタ11から
送出されたデータを受信し、その内部処理を開始する
と、バススレーブ21はスレーブ状態出力71により、
現在他の命令を受け付けないことをスレーブバス3に出
力する。すなわち、図3を参照して、バススレーブ21
から出力されるスレーブ状態出力71はHighレベル
からLowレベルに設定される。
【0042】バスマスタ11、12、13は、スレーブ
状態入力61、62、63から現在のバススレーブ2
1、22、23の状態を取り込む。
【0043】バスマスタ12においては、外部アクセス
回路201が、バスマスタ12がバススレーブ21をア
クセスしようとしていること(すなわちバスアスタ12
がバススレーブ21へ書き込みを行う命令を実行しよう
としている)を検出し、バスリクエスト生成回路203
へ伝え、バスリクエスト生成回路203はバスリクエス
ト信号42の出力を一時中断する。すなわち図3に示す
ように、これまでアサートされていたバスマスタ12に
よるバスリクエスト信号42は、スレーブ状態出力71
のHighレベルからLowレベルへの変化を受けてH
ighレベル(インアクティブ)とされる。
【0044】この時点で、バス調停回路31には、バス
マスタ13によるバスリクエスト信号43だけが入力さ
れることになり、バス調停回路31はバスマスタ13に
対してバス使用許可信号53を出力する。図3を参照し
て、バス使用許可信号53がLowレベルとされる。
【0045】バスマスタ13は、バスマスタ11がバス
使用を終了するのを待ち、バスマスタ11がバスを解放
すると、バスマスタ13のバスアクセスを開始し、バス
スレーブ23に対してアドレスとバススレーブ23から
の読み出し命令であることを伝える。
【0046】バスマスタ13の命令は読み出しの命令で
あるため、バススレーブ23がデータを出力するまでバ
スは解放されない。ここで、バススレーブ21の内部処
理が終了した場合、バススレーブ21はバススレーブ状
態信号71の出力を停止し、各バスマスタに対して命令
受け付け可能となったことを知らせる。すなわち、バス
スレーブ状態信号71は再びHighレベルとなる。
【0047】バスマスタ12は、バススレーブ状態入力
62によって自分がアクセスしようとしているバススレ
ーブ21が命令を受付可能となったことを識別すると、
バスリクエスト生成回路203は、バスリクエスト信号
42をふたたび出力する。
【0048】バス調停回路31は、最後にバスマスタ1
2に対してバス使用許可信号52を出力し、バスマスタ
12はバスマスタ13のバス解放を待ち、バスマスタ1
2はバススレーブ21に対して書き込み命令を実行す
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バススレーブ内部処理待ちの時間をなくし、システムの
処理速度を上げ、このためシステム性能を向上させるこ
とができるという効果を有する。
【0050】これは、本発明においては、バススレーブ
の内部処理状態を監視することで、常にアクセス可能な
バススレーブへアクセスすることができるようにしたこ
とによる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバス制御回路の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明のバス制御回路におけるバスマスタの一
実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明のバス制御回路の一実施例の動作を示す
タイムチャートである。
【図4】従来のバス制御回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 アドレスバス 2 データバス 3 スレーブバス 11、12、13 バスマスタ 21、22、23 バススレーブ 31 バス調停回路 41、42、43 バスリクエスト信号 51、52、53 バス使用許可信号 61、62、63 スレーブ状態入力信号 71、72、73 スレーブ状態出力信号 81、82、83 バスマスタアドレス出力信号 91、92、93 バススレーブアドレス入力信号 101、102、103 バスマスタデータ入出力信号 111、112、113 バススレーブデータ入出力信
号 201 外部アクセス要求回路 202 使用中バススレーブ判定回路 203 バスリクエスト生成回路 204 外部アクセス制御回路 301 アドレスバス 302 データバス 303、304、305 バスマスタ 306、307 バススレーブ 308、309 リクエスト信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のバスマスタと一又は複数のバススレ
    ーブがバスを介して接続されてなるバスの制御方式にお
    いて、 前記バスマスタからバス使用要求信号(「バスリクエス
    ト信号」という)を入力した際に、これらのバス使用要
    求を調停して、一のバスマスタに対してバス使用許可信
    号を出力するバス調停手段を備え、 前記バスマスタは、前記バススレーブの現在の処理状態
    を所定のバスを介して監視する手段を備え、アクセス対
    象のバススレーブが内部処理中であることを検知した
    際、バスリクエスト信号の出力を一時インアクティブと
    し、前記所定のバスを介して前記内部処理中のバススレ
    ーブが使用可能状態であることを検出した際に再び前記
    バスリクエスト信号をアクティブとすることを特徴とす
    るバス制御回路。
  2. 【請求項2】アドレスバス及びデータバスを備えてなる
    システムにおいて、 データを転送する際にアドレスを出力しデータ送信受信
    の処理を開始する回路であるバスマスタと、データを転
    送する際に、前記バスマスタからの命令によってデータ
    を受信し内部で処理を行うか、または内部で処理を行い
    データを送信する回路であるバススレーブと、を複数備
    え、 前記バスマスタから前記バススレーブへのデータ送信の
    際には、前記バスマスタがデータを前記バススレーブに
    受け渡した時点で前記バススレーブ側の処理の終了を待
    たずに次のバスマスタの処理を開始するバス制御回路に
    おいて、 前記バススレーブの現在の処理状態を各バスマスタに伝
    えるための専用バスと、 前記各バスマスタがバスを使用しデータ転送を行うこと
    を要求する信号であるバスリクエスト信号を入力し、あ
    る1つのバスマスタに対してバス使用許可信号を出力す
    るバス調停回路と、を備え、 前記各バスマスタが、スレーブバスから前記各バススレ
    ーブが内部処理を実行しているかどうかの状態を取り込
    む手段を有することを特徴とするバス制御回路。
  3. 【請求項3】前記バスマスタが、アクセス対象のバスス
    レーブが現在データ転送可能な状態であるかどうかを判
    断する手段を有することを特徴とする請求項2記載のバ
    ス制御回路。
  4. 【請求項4】前記バスマスタが、アクセス対象のバスス
    レーブが内部処理中の場合、そのバスリクエスト信号の
    出力を一時停止し、前記バススレーブが使用可能となっ
    てから再びバスリクエスト信号を出力することを特徴と
    する請求項2又は請求項3記載のバス制御回路。
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