JP4432268B2 - バス調停システム及びこのシステムにおけるバスマスタとなる装置の中断処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バスマスタとなる装置からのバスの使用要求に応じてバスの使用許可を与えるバス調停装置を備えたバス調停システム及びこのシステムにおけるバスマスタとなる装置の中断処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
マイクロコンピュータやDMAC(Direct Memory Access Controller)などバスマスタとなる装置をバスを介して接続し、このバスに接続したメモリや入出力装置等に対してデータのやり取りを行うシステムでは、複数の装置から発生したバスの使用要求を調整するバス調停装置を設けたものが知られている。
【0003】
このような従来のバス調停システムの1例を図2を参照しながら説明する。
このシステムは、バスXとバスYを接続し、このバスXにはバスマスタとなる装置A及びメモリ11を接続し、バスYにはバスマスタとなる装置B及び外部装置と接続可能なインタフェース12を接続して構成される。例えば、装置A、Bはマイクロコンピュータにより構成される。
【0004】
また、上記バス調停システムには、上記バスX、Yの使用要求を調整するバス調停装置13が設けられている。上記バス調停装置13は、装置A、Bからのバス使用要求信号を調整し、バス使用要求信号を返すようになっている。装置A、Bからのバス使用要求信号が同時に発生した場合には、先にバス使用要求信号を入力した装置に対してバス使用許可信号を返すようになっている。
【0005】
また、装置A及び装置Bはリセット信号を受信可能に構成されている。このリセット信号は、バスX、Yに非接続のリセット装置14によりリセット要求信号に応じて出力される。装置A及び装置Bはリセット信号を受信すると、強制的にリセットされる。
【0006】
このようなバス調停システムでは、例えば装置AがバスXを介してメモリ11へアクセスする場合には、装置Aがバス調停装置13に対してバスXの使用要求信号を出力する。バス調停装置13はバスXが他の装置Bにより使用されていなければ装置Aに対してバスXの使用許可信号を出力する。装置Aはバス調停装置13からバスXの使用許可信号を受信すると、メモリ11へアクセスしデータ転送を開始する。
【0007】
また、装置Aがインタフェース12へアクセスする場合には、装置Aがバス調停装置13に対してバスX及びバスYの使用要求信号を出力する。バス調停装置13はバスX及びバスYが他の装置Bにより使用されていなければ装置Aに対してバスX及びバスYの使用許可信号を出力する。装置Aはバス調停装置13からバスX及びバスYの使用許可信号を受信すると、インタフェース12へのアクセスを開始する。
【0008】
装置Bがメモリ11又はインタフェース12へアクセスする場合も同様にバス調停装置13へバス使用要求信号を出力し、バス調停装置13からバス使用許可信号を受信してからアクセスを開始する。
【0009】
そして、リセット装置14がリセット要求信号が発生すると、これに応じて装置A、Bにリセット信号を出力する。各装置A、Bはリセット信号を受信すると強制的にリセットされ、データ処理などを行っている場合はその処理が中断される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなバス調停システムにおいては、バスマスタとなる装置がバス調停装置13からバスの使用許可を受けてデータ転送を行っている途中で、その装置がリセット信号を受信した場合には、データ転送が途中で強制的に中断されてしまうという問題があった。
【0011】
例えば図2の例によれば、装置Aがメモリ11へデータ転送を行っている途中に、リセット装置14からリセット信号を受信した場合には、データの転送が強制的に中断されてしまう。これにより、データ転送シーケンスが完了せず、メモリ11への書込み動作が規定外となればデータの破損が発生し、装置Aのリセット後にリセット前のメモリ11に記憶したデータを引継ぐ場合にはそのデータを正しく引継ぐことができないという問題があった。
【0012】
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、バスマスタとなる装置がバスを介してデータのやり取りを行っている途中で、リセット信号を受信した場合であっても、データのやり取りが途中で強制的に中断されることを防止できるバス調停システム及びこのシステムにおけるバスマスタとなる装置の中断処理方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、請求項1記載のようにバスを介して接続されたバスマスタとなる単数又は複数の装置と、これら各装置からのバスの使用要求を調停してバスの使用許可を行うバス調停装置と、バスマスタとなる各装置に対して処理の中断を指示する単数又は複数の中断指示装置とを備えたバス調停システムであって、前記中断指示装置は、前記バス調停装置へバス使用要求信号を出力可能に構成するとともに前記バス調停装置からのバス使用許可信号を入力可能に構成し、前記中断指示装置は、バスマスタとなる各装置に対して中断を指示するのに先立って、前記バス調停装置に対してバス使用要求信号を出力し、この要求に応じて前記バス調停装置からバス使用許可信号が入力されると、バスマスタとなる各装置に対して中断を指示するように構成し、また請求項2記載のようにバス調停装置は、中断指示装置からのバス使用要求信号を入力すると、バスを介して行われるデータのやり取りが終了したか否かを判断し、終了したと判断したとき前記中断指示装置に対してバス使用許可信号を出力するように構成し、また請求項3のように中断指示装置はバスから独立して構成したことを特徴とするバス調停システムを提供する。
【0014】
また、請求項4のようにバスを介して接続されたバスマスタとなる単数又は複数の装置と、これら各装置からのバスの使用要求を調停してバスの使用許可を行うバス調停装置と、バスマスタとなる各装置に対して処理の中断を指示する単数又は複数の中断指示装置とを備えたバス調停システムにおけるバスマスタとなる装置の中断処理方法であって、前記中断指示装置はバスマスタとなる各装置に対して中断を指示するのに先立って前記バス調停装置に対してバス使用要求信号を出力し、前記バス調停装置は前記中断指示装置からバス使用要求信号を入力すると、バスを介して行われるデータのやり取りが終了したか否かを判断し、終了したと判断したとき前記中断指示装置に対してバス使用許可信号を出力し、前記中断指示装置は、前記バス調停装置からバス使用許可信号が入力されると、バスマスタとなる各装置に対して中断を指示することを特徴とする中断処理方法を提供する。
【0015】
このようなバス調停システム及び中断処理方法によれば、中断指示装置がバスマスタとなる各装置に対して中断を指示するのに先立ってバス調停装置に対してバス使用要求を行い、バス使用許可を受けてから各装置に対して中断を指示するようにしたため、各装置はバスを介するデータのやり取りが終了してからリセットされる。これにより、データのやり取りが途中で強制的に中断されることを防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明に係るバス調停システムの概略構成を示す図である。このバス調停システムは、バスXとバスYを接続し、このバスXにはバスマスタとなる装置A及びメモリ21を接続し、バスYにはバスマスタとなる装置B及び外部装置と接続可能なインタフェース22を接続して構成される。バスマスタとなる装置A、Bは例えばマイクロコンピュータにより構成されるが、DMAC(Direct Memory Access Controller)などで構成してもよい。
【0017】
また、上記バス調停システムには、上記バスX、Yの使用要求を調停するバス調停装置23が設けられている。上記バス調停装置23は、装置A、Bからのバス使用要求信号を調整し、バス使用要求信号を返すようになっている。例えば、装置A、Bからバス使用要求信号を受信した場合、バスが使用されているか否かを判断し、バスが使用されていなければ、バス使用要求信号を返す。このバスが使用されているか否かの判断は、例えばバスにデータが出力されているか否かで判断してもよく、またメモリ21等へのアクセスが完了したか否かで判断してもよい。
【0018】
また、装置A及び装置Bはリセット信号を受信可能に構成されている。このリセット信号は、バスX、Yとは独立した(バスX、Yに非接続の)リセット装置24によりリセット要求信号に応じて出力される。装置A及び装置Bはリセット信号を受信すると、強制的にリセットされる。
【0019】
上記リセット要求信号は、例えば外部装置のリセットボタンの操作に基づいてリセット装置24に供給されるようにしてもよく、また装置A、装置B、バス調停装置23、リセット装置24のいずれかにおいてボタン操作などのリセット動作が行われたときにリセット装置24に供給されるようにしてもよい。
【0020】
上記リセット装置24はバス調停装置23へバス使用要求信号を出力可能に構成され、バス調停装置23からのバス使用許可信号を入力可能に構成されている。上記バス調停装置23はリセット装置24からのバス使用要求信号を受信可能に構成され、リセット装置24へバス使用許可信号を出力可能に構成されている。
【0021】
ここで、バスマスタとなる各装置のリセット処理方法(中断処理方法)を説明する。上記リセット装置24は、リセット要求信号が発生すると、装置A、装置Bに対してリセット信号を出力するのに先立ってバス調停装置23にすべてのバスX、Yについてのバス使用要求信号を出力する。
【0022】
すると、バス調停装置23は、装置A及び装置Bにおけるバスを介して行われるデータのやり取りが終了したか否かを判断する。このデータのやり取りが終了したか否かの判断は、上述したバスが使用されているか否かの判断と同様に例えばバスにデータが出力されているか否かで判断してもよく、またメモリ21等へのアクセスが完了したか否かで判断してもよい。
そして、データのやり取りが終了していないと判断したときはそのデータのやり取りの終了待ちを行い、データのやり取りが終了したと判断したときはリセット装置24に対してバスX、Yについてのバス使用許可信号を出力する。
【0023】
リセット装置24はバス調停装置23からのバス使用許可信号を受信すると、装置A、装置Bに対してリセット信号を出力する。装置A、装置Bはリセット信号を受信すると、強制的にリセットされる。
【0024】
このような構成のバス調停システムにおいては、例えば装置AがバスXを介してメモリ21へアクセスする場合には、装置Aがバス調停装置23に対してバスXの使用要求信号を出力する。バス調停装置23はバスXが他の装置Bにより使用されていなければ装置Aに対してバスXの使用許可信号を出力する。装置Aはバス調停装置23からバスXの使用許可信号を受信すると、メモリ21へアクセスしデータのやり取りを開始する。
【0025】
また、装置Aがインタフェース22へアクセスする場合には、装置Aがバス調停装置23に対してバスX及びバスYの使用要求信号を出力する。バス調停装置23はバスX及びバスYが他の装置Bにより使用されていなければ装置Aに対してバスX及びバスYの使用許可信号を出力する。装置Aはバス調停装置23からバスX及びバスYの使用許可信号を受信すると、インタフェース22へのアクセスを開始する。
【0026】
また、装置BがバスXを介してインタフェース22へアクセスする場合には、装置Bがバス調停装置23に対してバスYの使用要求信号を出力する。バス調停装置23はバスYが他の装置Aにより使用されていなければ装置Bに対してバスYの使用許可信号を出力する。装置Bはバス調停装置23からバスYの使用許可信号を受信すると、インタフェース22へアクセスしデータのやり取りを開始する。
【0027】
また、装置Bがメモリ21へアクセスする場合には、装置Bがバス調停装置23に対してバスX及びバスYの使用要求信号を出力する。バス調停装置23はバスX及びバスYが他の装置Aにより使用されていなければ装置Bに対してバスX及びバスYの使用許可信号を出力する。装置Bはバス調停装置23からバスX及びバスYの使用許可信号を受信すると、メモリ21へのアクセスを開始する。
【0028】
そして、例えば装置AがバスXを介してメモリ21へアクセスしている最中に、リセット要求信号が発生すると、リセット装置24は装置A、装置Bに対してリセット信号を出力するのに先立ってバス調停装置23にすべてのバスX、Yについてのバス使用要求信号を出力する。
【0029】
すると、バス調停装置23は、装置Aを介して行われているデータのやり取りが終了したか否かを判断する。このとき、装置Aのデータのやり取りが終了していないときは、そのデータのやり取りの終了待ちを行う。そして、装置Aのデータのやり取りが終了したと判断したときリセット装置24に対してバスX、Yについてのバス使用許可信号を出力する。
【0030】
リセット装置24はバス調停装置23からのバス使用許可信号を受信すると、装置A、装置Bに対してリセット信号を出力する。装置A、装置Bはリセット信号を受信すると、強制的にリセットされる。
【0031】
このように、中断指示装置としてのリセット装置24は、バス調停装置23へバス使用要求信号を出力可能に構成するとともにバス調停装置23からのバス使用許可信号を入力可能に構成し、バス調停装置23は、リセット装置24からのバス使用要求信号を受信可能に構成するとともにリセット装置24へバス使用許可信号を出力可能に構成し、リセット装置24は、バスマスタとなる各装置A、Bに対してリセット信号を出力(中断指示)するのに先立って、バス調停装置23に対してバス使用要求信号を出力し、この要求に応じてバス調停装置23からバス使用許可信号が入力されると、各装置に対してリセット信号を出力(中断指示)するように構成し、バス調停装置23は、リセット装置24からのバス使用要求信号を入力すると、バスを介して行われるデータのやり取りが終了したか否かを判断し、終了したと判断したときリセット装置24に対してバス使用許可信号を出力するように構成したことにより、例えば装置A、Bがバスを介するデータ転送を行っている途中でリセット要求信号が発生しても、装置A、Bは必ずそのデータ転送が終了してからリセットされる。
【0032】
これにより、バスを介するデータ転送が途中で強制的に中断されることを防止できる。従って、データ転送シーケンスが完了せずにメモリ21への書込み動作が規定外となることもなく、データの破損の発生を防止することができる。このため、例えばバスマスタとなる装置A、Bのリセット後にリセット前のメモリ21に記憶したデータを引継ぐ場合でもそのデータを正しく引継ぐことができる。
【0033】
また、リセット装置24はバス調停装置23にバス使用要求信号を出力し、バス使用許可信号の受信してからリセット信号を出力するという簡単な構成で足りるので、中断指示装置はバスマスタとなる装置に対してそれぞれデータのやり取りが終了したか否かを問い合せて応答を待つなどの複雑な処理を行う必要がない。このため、中断指示装置が行う処理の負担が少なくて済む。
【0034】
なお、本発明の実施の形態においては、バスマスタとなる装置として装置A及び装置Bの2つの装置がバスに接続したものについて説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、バスマスタとなる装置は1つでもよく、また3つ以上であってもよい。また、バス調停装置を複数設けるものであってもよい。
【0035】
また、本発明の実施の形態においては、中断指示装置としてリセット装置を1つ設けたものについて説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、リセット装置を2つ以上設け、各リセット装置とバス調停装置との間にそれぞれバス使用要求信号とバス使用許可信号を設けてもよい。
【0036】
さらに、本発明の実施の形態においては、バスマスタとなる装置A、Bがバスを介してデータのやり取りを行う対象としてメモリ21、インタフェース22をバスに接続したものについて説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、バスを介してデータのやり取りを行う対象としては、I/O(入出力装置)など他の装置をバスに接続したものであってもよい。また、バスマスタとなる装置A、B同士でバスを介してデータのやり取りを行うものであってもよい。
【0037】
また、本発明の実施の形態においては、中断指示装置としてのリセット装置24をバスとは独立の場合について説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、中断指示装置としてのリセット装置24はバスX、Yに接続したものであってもよい。
【0038】
以上、添付図面を参照しながら本発明にかかる好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に相当し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0039】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、中断指示装置がバスマスタとなる各装置に対して処理の中断を指示するのに先立ってバス調停装置に対してバス使用要求を行い、バス使用許可を受けてからバスマスタとなる各装置に対して中断を指示するようにしたため、バスマスタとなる各装置はバスを介するデータのやり取りが終了してからリセットされる。これにより、バスを介するデータのやり取りが途中で強制的に中断されることを防止できる。
【0040】
また、中断指示装置はバス調停装置にバス使用要求信号を出力し、バス使用許可信号を受信してから中断指示を出力するという簡単な構成で足りるので、中断指示装置はバスマスタとなる装置に対してそれぞれデータのやり取りが終了したか否かを問い合せて応答を待つなどの複雑な処理を行う必要がない。このため、中断指示装置が行う処理の負担が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るバス調停システムの構成を示す回路図。
【図2】従来のバス調停システムの構成を示す回路図。
【符号の説明】
21…メモリ
22…インタフェース
23…バス調停装置
24…リセット装置
A…バスマスタとなる装置
B…バスマスタとなる装置
X…バス
Y…バス
Claims (4)
- バスを介して接続されたバスマスタとなる単数又は複数の装置と、これら各装置からのバスの使用要求を調停してバスの使用許可を行うバス調停装置と、バスマスタとなる各装置に対して処理の中断を指示する単数又は複数の中断指示装置とを備えたバス調停システムであって、
前記中断指示装置は、前記バス調停装置へバス使用要求信号を出力可能に構成するとともに前記バス調停装置からのバス使用許可信号を入力可能に構成し、
前記中断指示装置は、バスマスタとなる各装置に対して中断を指示するのに先立って、前記バス調停装置に対してバス使用要求信号を出力し、この要求に応じて前記バス調停装置からバス使用許可信号が入力されると、バスマスタとなる各装置に対して中断を指示するように構成したことを特徴とするバス調停システム。 - 請求項1記載のバス調停システムであって、
バス調停装置は、中断指示装置からのバス使用要求信号を入力すると、バスを介して行われるデータのやり取りが終了したか否かを判断し、終了したと判断したとき前記中断指示装置に対してバス使用許可信号を出力するように構成したことを特徴とするバス調停システム。 - 請求項1又は請求項2記載のバス調停システムであって、
中断指示装置は、バスから独立して構成したことを特徴とするバス調停システム。 - バスを介して接続されたバスマスタとなる単数又は複数の装置と、これら各装置からのバスの使用要求を調停してバスの使用許可を行うバス調停装置と、バスマスタとなる各装置に対して処理の中断を指示する単数又は複数の中断指示装置とを備えたバス調停システムにおけるバスマスタとなる装置の中断処理方法であって、
前記中断指示装置はバスマスタとなる各装置に対して中断を指示するのに先立って前記バス調停装置に対してバス使用要求信号を出力し、
前記バス調停装置は前記中断指示装置からバス使用要求信号を入力すると、バスを介して行われるデータのやり取りが終了したか否かを判断し、終了したと判断したとき前記中断指示装置に対してバス使用許可信号を出力し、
前記中断指示装置は、前記バス調停装置からバス使用許可信号が入力されると、バスマスタとなる各装置に対して中断を指示することを特徴とする中断処理方法。
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