JPH05189311A - キャッシュメモリ・システム - Google Patents

キャッシュメモリ・システム

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JPH05189311A
JPH05189311A JP4002083A JP208392A JPH05189311A JP H05189311 A JPH05189311 A JP H05189311A JP 4002083 A JP4002083 A JP 4002083A JP 208392 A JP208392 A JP 208392A JP H05189311 A JPH05189311 A JP H05189311A
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JP
Japan
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bus
signal
request
cache memory
bus right
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Application number
JP4002083A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Hiraki
俊行 平木
Akihisa Oosaki
暁寿 大崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優先度の異なる複数のバス使用要求レベルを
持つキャッシュメモリ・システムに対して、使用要求レ
ベルの優先度に応じて、システムバスのバス権を獲得
し、システムバスを有効に利用できるようにすることを
目的とする。 【構成】 バス権要求信号送出手段と要求レベル信号送
出手段とを有するキャッシュメモリ、または要求レベル
の異なる複数のバス権要求信号送出手段を有するキャッ
シュメモリと、これらの信号を受けて要求レベルに対応
したバス使用許可を与えるバスアービタを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の優先順位の異な
るバスアクセス要因によりバス権要求を行なうキャッシ
ュメモリ・システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のキャッシュメモリ・シス
テムを示す構成図である。図において、1はMPU(M
ICRO PROCESSING UNIT)、2は主
メモリ、3はMPU1と主メモリ2に対して直列に接続
されたキャッシュメモリである。4は周辺装置の1つで
あるDMA装置、5はどのデバイスにバス権を与えるか
を調停するバスアービタ、6はシステムバスである。7
aはキャッシュメモリ3がバスアービタ5に対してバス
権を要求するバス権要求C信号、7bはバスアービタ5
がキャッシュメモリ3に対してシステムバス6の使用を
許可するバス権許可C信号である。また、8aはDMA
装置4がバスアービタ5に対してバス権を要求するバス
権要求D信号で、8bはバスアービタ5がDMA装置4
に対してシステムバス6の使用を許可するバス権許可D
信号、8cはバスアービタ5がDMA装置4に対してシ
ステムバス6のバス権解放を促すバス権解放要求D信号
である。9はシステムバスに接続された入出力装置(以
下、I/O装置と記す。)である。
【0003】次に動作について説明する。まず、MPU
1が即時処理が必要なオンデマンド(即時)要求による
リード動作の例を説明する。MPU1はデータをオンデ
マンド要求する場合、まずキャッシュメモリ3にアクセ
スに行く。この時、MPU1が要求したアドレスに対す
るデータがキャッシュメモリ3内に存在する場合は、キ
ャッシュメモリ3はそのデータをMPU1に返し、オン
デマンド要求によるリード動作を終了する。この動作に
おいてはシステムバス6を使用する必要はない。
【0004】ところが、MPU1が要求したアドレスに
対するデータがキャッシュメモリにない場合は、主メモ
リ2にデータを取りに行く必要がある。この時、キャッ
シュメモリ3はバスアービタ5に対してバス権要求C信
号7aを送る。これに対して、バスアービタ5はシステ
ムバス6の使用状況を判断して、キャッシュメモリ3に
バス権許可C信号7bを与える。キャッシュメモリ3
は、バス権許可C信号7bを受け取りバス使用権を持
ち、システムバス6を介して主メモリ2をアクセスす
る。そして、MPU1から要求のあったアドレスに対す
るデータを取りに行く。キャッシュメモリ3がこのデー
タを取り込むと同時に、MPU1もこのデータを取り込
みオンデマンド要求によるリード動作を終了する。
【0005】次に、バスアービタ5の動作について述べ
る。まず、システムを構築する際に、バス使用権を持っ
ている各装置はシステムバス6を使用する優先順位が決
定される。バスアービタ5はこの優先順位に従って調停
できるように構築される。図5のシステム構成例の場合
の各装置のバス権獲得優先順位表を図6に示す。バスア
ービタ5はキャッシュメモリ3、又はDMA装置4どち
らか一方からのバス権要求信号のみであれば、バス権を
要求している装置に対してバス権許可信号を与える。
【0006】キャッシュメモリ3が既にバスを使用して
いる時に、DMA装置4がバス権要求D信号8aにより
バス権を要求した場合には、バスアービタ5は図6に示
す優先順位に従い、キャッシュメモリ3からのバス権要
求C信号7aが消失するまで、DMA装置4からのバス
権要求をバス権待状態とする。
【0007】次に、DMA装置4が既にバスを使用して
おり、I/0装置9と主メモリ2間でDMA転送を行な
っている時に、キャッシュメモリ3がオンデマンド要求
によるバス権要求C信号7aによりバス権を要求した場
合には、バスアービタ5は図6に示す優先順位に従い、
バス権解放要求D信号8cを出力し、DMA装置4に対
してバス権の解放を促す。DMA装置4はI/0装置9
と主メモリ2間のDMA転送をバスサイクルの切れ目で
中止し、バス権要求D信号8aを一旦、停止して消すこ
とにより、バス権を解放する。バスアービタ5は、この
バス権要求D信号8aの消失を確認して、バス権許可D
信号8bをオフにする。そして、キャッシュメモリ3に
対して、バス権許可C信号7bを送ることによりバス権
を与える。以上のように、バスアービタ5は各バスマス
タ装置からのバス権要求を調停する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のキャッシュメモ
リは以上のように1本のバス権要求信号を用いる構成と
なっているので、例えば、MPUからオンデマンド要求
や、やゝ優先度の低いプリフェッチ要求など、複数のバ
スアクセス要求レベルを持つキャッシュメモリにおいて
も、同一のバス権要求信号を用いることになる。キャッ
シュメモリはシステム構成時にバスアービタで決定され
た優先順位に従いバス調停されるので、例えばDMAコ
ントローラからのバス権要求を、キャッシュメモリのプ
リフェッチ要求より優先度の高いバス権要求に設定した
くとも、バス権要求信号が1本しかないので設定できな
い。従って、キャッシュメモリのプリフェッチ要求があ
れば、MPUからのオンデマンド要求と同じ優先度のバ
ス権要求信号でシステムバスを要求することになる。
又、DMAコントローラからのバス権要求があったとし
ても、キャッシュメモリのプリフェッチ要求によるバス
権要求が終了しなければ与えられない。従来のキャッシ
ュメモリは、このように構成されているので、システム
優先度とバス使用優先度が一致せず、全体のシステムの
性能が低下するという課題があった。
【0009】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、優先度の異なる複数のバス使用要
求レベルを持つキャッシュメモリ・システムに対して、
バス使用要求のレベルの優先度に応じて、システムバス
のバス権を獲得し、システムバスを有効に利用できるよ
うにしたキャッシュメモリ・システムを得ることを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるキャッシ
ュメモリ・システムは、システムバスの使用権を要求す
るバス権要求信号送出手段と、システムバスの使用権の
優先度信号を出す要求レベル信号送出手段とを有するキ
ャッシュメモリと、他の装置及びキャッシュメモリから
のバス権要求信号と、バス使用優先度を表す要求レベル
信号を受けてバス使用の許可を与えるバスアービタを備
えた。またはシステムバスの使用権を要求する信号を、
要求レベルの数に対応して複数出すバス権要求手段を有
するキャッシュメモリと、他の装置及びキャッシュメモ
リからの複数のバス権要求信号を受け、要求レベルに対
応したバス使用許可を与えるバスアービタを備えた。
【0011】
【作用】本発明におけるキャッシュメモリ・システム
は、バス権要求信号の他に要求レベル信号が与えられ、
これを受けてバスアービタ中の優先度設定順位表に従
い、バス使用の許可信号が与えられる。または要求レベ
ルの数に対応した複数のバス権要求信号が与えられ、こ
れを受けてバスアービタ中の優先度設定順位表に従い、
バス使用の許可信号が与えられる。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の実施例を図に基いて説明す
る。図1は本発明の一実施例であるキャッシュメモリ・
システムの構成図である。図において、図5と同じ符号
のものは既に説明した同符号のものと同じか、相当部分
なので説明を省略する。図1で新規な部分は以下の通り
である。まず、キャッシュメモリからはバス使用権の優
先度を表す要求レベル信号20が出る。21はキャッシ
ュメモリ3からの要求レベル信号20をエンコードして
バス権要求C1信号10a、又はバス権要求C2信号1
1aを出力するエンコーダである。22はバスアービタ
5が出力するバス権許可C1信号10bとバス権許可C
2信号11bとの論理和を取り、キャッシュメモリ3に
対してバス権許可C信号7bとして出力する論理回路で
ある。また、7cはバスアービタ5がキャッシュメモリ
3に対してシステムバス6のバス権解放を促すバス権解
放要求C信号である。31は上記のバス使用権を要求す
る信号を出すバス権要求信号送出手段、32は優先度を
示す信号を出す要求レベル信号送出手段である。また、
51、52は上記のバス使用を与えるバス権許可信号送
出手段、53はバス権解放要求送出手段である。
【0013】図1に示したシステム構成例の場合の各バ
スマスタ装置のバス権獲得優先順位表を図2に示す。次
に動作について説明する。まず、MPU1のオンデマン
ド要求によるリード動作について述べる。MPU1はデ
ータをオンデマンド要求する場合、まずキャッシュメモ
リ3にアクセスに行く。この時、MPU1が要求したア
ドレスに対するデータがキャッシュメモリ3内に存在す
る場合は、従来例で説明した動作と同じようにキャッシ
ュメモリ3はそのデータをMPU1に返し、オンデマン
ド要求によるリード動作を終了する。
【0014】しかし、MPU1が要求したアドレスに対
するデータがキャッシュメモリ3に存在しない場合は、
主メモリ2にデータを取りに行く必要がある。この時、
キャッシュメモリ3のバス権要求信号送出手段31はバ
スアービタ5に対してバス権要求C信号7aを出力する
と同時に、要求レベル送出手段32は要求レベル信号2
0として、例えば、“H”レベルを出力する。エンコー
ダ21では、要求レベル信号20の“H”を判断してバ
ス権要求C1信号10aを出力する。図3に、エンコー
ダ21の一構成例を示す。なお、バスアービタからのバ
ス使用許可信号の送出方式は後述する実施例2の構成で
あってもよい。
【0015】ところで、バスアービタ5は、図2に示す
優先順位に従い、バス権許可信号送出手段51は、キャ
ッシュメモリ3にバス権許可C1信号10bを送る。こ
のバス権許可C1信号10bは、論理回路22で、もう
一方のバス権許可C2信号11bとの論理和が取られ、
バス権許可C信号7bとしてキャッシュメモリ3に与え
られる。キャッシュメモリ3は、バス権許可C信号7b
を受け取りバス使用権を得て、システムバス6を介して
主メモリ2をアクセスし、MPU1から要求のあったア
ドレスに対するデータを取りに行く。キャッシュメモリ
3がこのデータを取り込むと同時に、MPU1もこのデ
ータを取り込みオンデマンド要求によるリード動作を終
了する。
【0016】次に、キャッシュメモリ3のプリフェッチ
時の動作について述べる。キャッシュメモリのプリフェ
ッチ動作とは、MPUから出力されるアドレスより先の
アドレスのデータを主メモリに取りに行く動作のことを
指す。これは即時処理が必要なオンデマンド要求に比較
して、即時動作の優先度は低い。キャッシュメモリ3
は、MPU1からプリフェッチアドレスを受け取ると、
バス権を獲得し主メモリ2にアクセスに行く。この時、
キャッシュメモリ3のバス権要求信号送出手段31はバ
スアービタ5に対してバス権要求C信号7aを送ると同
時に、要求レベル送出手段32は要求レベル信号20と
して、例えば“L”レベルを出力する。エンコーダ21
では、要求レベル信号20の“L”を判断してバス権要
求C2信号11aを出力する。
【0017】これに対し、バスアービタ5のバス権許可
信号送出手段52は、図2に示す優先順位に従い、キャ
ッシュメモリ3にバス権許可C2信号11bを送出す
る。このバス権許可C2信号11bは、論理回路22
で、もう一方のバス権許可C1信号10bとの論理和が
取られ、バス権許可C信号7bとしてキャッシュメモリ
3に与えられる。キャッシュメモリ3は、バス権許可C
信号7bを受け取りバス使用権を得て、システムバス6
を介して主メモリ2をアクセスし、プリフェッチアドレ
スに対するデータを取りに行く。キャッシュメモリ3が
このデータを取り込み1回のプリフェッチ動作が終了す
る。こゝで、DMA装置4の方が優先度が高いので、プ
リフェッチ動作中にDMA装置4からバス権要求信号が
出た場合には、バスアービタ5はバス権解放要求C信号
7Cを出し、キャッシュメモリからバス権要求C信号7
aがオフになって、これによりバス権要求C2信号11
aをオフにする。一旦、プリフェッチ動作が中止される
ことになる。そしてDMA装置にバス権許可D信号8b
を送る。
【0018】次に、バスアービタ5の動作について説明
する。従来例で説明したように、各バスマスタ装置はシ
ステムを構築する際にシステムバスを獲得する優先順位
が決定される。バスアービタ5はこの優先順位に従って
調停できるように構築されている。バスアービタ5はキ
ャッシュメモリ3、又はDMA装置4のどれか一つのバ
ス権要求信号のみであれば、バス権を要求している信号
に対してバス権許可信号を与える。
【0019】MPU1からのオンデマンド要求に対し
て、バス権要求C信号7aと要求レベル信号20“H”
よりエンコーダ21で判断されたバス権要求C1信号1
0aによりキャッシュメモリ3が既にバスを使用してい
る時に、DMA装置4がバス権要求D信号8aによりバ
ス権を要求した場合には、バスアービタ5は図2に示す
優先順位に従い、キャッシュメモリ3からのバス権要求
C信号7aがオフになるまで、DMA装置4からのバス
権要求をバス権待状態とする。DMA装置4が既にバス
を使用しており、I/0装置9と主メモリ2間でDMA
転送を行なっている時に、キャッシュメモリ3がオンデ
マンド要求によるバス権要求C信号7aと要求レベル信
号20“H”によりバス権を要求した場合には、このバ
ス権要求C信号7aと要求レベル信号“H”をエンコー
ダ21でエンコードしてバスアービタ5に対してバス権
要求C1信号10aを出力する。バスアービタ5ではこ
のバス権要求C1信号10aを受けて図2に示した優先
順位に従い、従来例で示したような動作でバス調停を
し、キャッシュメモリ3にバス権を与える。
【0020】次に、DMA装置4が既にバスを使用して
おり、I/O装置9と主メモリ2間でDMA転送を行な
っている時に、キャッシュメモリ3がプリフェッチ要求
によるバス権要求C信号7aと要求レベル信号20
“L”によりバス権を要求した場合には、このバス権要
求C信号7aと要求レベル信号20“L”をエンコーダ
21でエンコードしてバスアービタ5に対してバス権要
求C2信号11aを出力する。バスアービタ5ではこの
バス権要求C2信号11aを受けて図2に示した優先順
位に従い、DMA装置4からのバス権要求D信号8aが
消失するまで、キャッシュメモリ3からのプリフェッチ
要求によるバス権要求C2信号11aをバス権待状態と
する。
【0021】実施例2.図4は請求項2の発明の一実施
例であるキャッシュメモリ・システムの構成図である。
実施例1と同様、既に説明した部分と同一または相当部
分は同一符号を付してその説明は省略する。図4におい
て、バス権要求C1信号10a、バス権要求C2信号1
1aの意味は実施例1と同様であるが、キャッシュメモ
リ内に複数のバス権要求信号送出手段33と34を設
け、直接アービタに送出する。同様にバスアービタ内に
設けた複数のバス権許可信号送出手段とバス権許可C1
信号10b、バス権許可C2信号11bの意味は実施例
1と同じで、直接キャッシュメモリに送られる。また、
バス権解放要求送出手段54の出力である11cは、バ
スアービタ5がキャッシュメモリ3に対してシステムバ
ス6のバス権解放を促す第2のバス権解放要求C2信号
である。実施例2においては、キャッシュメモリ内にバ
スアービタからの複数のバス権許可信号を受け、またレ
ベルの異なるバス権解放要求信号を受けて、キャッシュ
メモリの動作を続行/中断することが出来るよう構築さ
れている。図4のシステム構成例の場合の各バスマスタ
装置のバス権獲得優先順位表は図2と同じとする。
【0022】次に動作を説明するが、MPU1がオンデ
マンド要求の時の動作や、単独使用時のキャッシュメモ
リのプリフェッチ動作等は、実施例1と同様であるので
詳細は省略する。次にDMA装置4とキャッシュメモリ
とが競合して動作する場合を説明する。DMA装置4が
既にバスを使用しており、I/O装置9と主メモリ2間
でDMA転送を行なっている時に、キャッシュメモリ3
がオンデマンド要求によるバス権要求C1信号10aに
よりバス権を要求した場合は、既に従来例で示したよう
な動作でバス調停し、キャッシュメモリ3にバス権を与
える。
【0023】次に、DMA装置4が既にバスを使用して
おり、I/O装置9と主メモリ2間でDMA転送を行な
っている時に、キャッシュメモリ3のバス権要求信号送
出手段34が、プリフェッチ要求によるバス権要求C2
信号11aによりバス権を要求した場合は、バスアービ
タ5は優先順位に従い、バス権要求C2信号11aを、
DMA装置4のバス権要求D信号9aがオフになるまで
待たせる。さらに、キャッシュメモリ3がプリフェッチ
動作中にDMA装置4からのバス権要求D信号9aが来
た場合には以下の動作となる。バスアービタ5のバス権
解放要求送出手段54は、キャッシュメモリ3に対しバ
ス権解放要求C2信号11Cを出し、これを受けて、キ
ャッシュメモリは1回のプリフェッチ動作が終わると、
バス権要求信号送出手段34によりバス権要求C2信号
11aをオフにし、これによりバスアービタ5はDMA
装置4にバス使用権を与える。
【0024】このように、バスアービタ5は、キャッシ
ュメモリ3からの優先順位の異なるバスアクセス要因に
対するバス権要求や、他のバス使用権を持つ装置からの
バス権要求を、その優先度に従い調停する。なお、バス
アービタからのバス使用許可信号の送出方式は図1に示
す方式であってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、バス権
要求信号送出手段と要求レベル信号送出手段とを有する
キャッシュメモリ、または要求レベルの異なる複数のバ
ス権要求信号送出手段を有するキャッシュメモリと、こ
れらの信号を受けて要求レベルに対応したバス使用許可
を与えるバスアービタを備えたので、システムの性能低
下が防げる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるキャッシュメモリ・シ
ステム構成図である。
【図2】図1に示したシステム構成のバス権獲得優先順
位表である。
【図3】図1におけるエンコーダの一構成例である。
【図4】本発明の他の実施例であるキャッシュメモリ・
システムの構成図である。
【図5】従来のキャッシュメモリ・システムの構成図で
ある。
【図6】図5に示した従来のシステム構成時のバス権獲
得優先順位表である。
【符号の説明】
3 キャッシュメモリ 5 バスアービタ 6 システムバス 7a バス権要求C信号 7b バス権許可C信号 7c バス権解放要求C信号 10a バス権要求C1信号 10b バス権許可C1信号 11a バス権要求C2信号 11b バス権許可C2信号 11c バス権解放要求C2信号 20 要求レベル信号 21 エンコーダ 31 バス権要求信号送出手段 32 要求レベル信号送出手段 33、34 バス権要求信号送出手段 51、52 バス権許可信号送出手段 53、54 バス権解放要求送出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通のシステムバスの使用権を要求する
    信号を出すバス権要求信号送出手段と、上記システムバ
    スの使用権の優先度信号を出す要求レベル信号送出手段
    とを有するキャッシュメモリと、 他の装置及び上記キャッシュメモリからのバス権要求信
    号と、上記要求レベル信号を受けてバス使用の許可を与
    えるバスアービタを備えたキャッシュメモリ・システ
    ム。
  2. 【請求項2】 共通のシステムバスの使用権を要求する
    信号を、要求レベルの数に対応して複数出すバス権要求
    信号送出手段を有するキャッシュメモリと、 他の装置及び上記キャッシュメモリからの複数のバス権
    要求信号を受け、要求レベルに対応したバス使用許可信
    号を与えるバスアービタを備えたキャッシュメモリ・シ
    ステム。
JP4002083A 1992-01-09 1992-01-09 キャッシュメモリ・システム Pending JPH05189311A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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