JPH09272339A - ドアベルトモールの取付構造 - Google Patents

ドアベルトモールの取付構造

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Publication number
JPH09272339A
JPH09272339A JP8111331A JP11133196A JPH09272339A JP H09272339 A JPH09272339 A JP H09272339A JP 8111331 A JP8111331 A JP 8111331A JP 11133196 A JP11133196 A JP 11133196A JP H09272339 A JPH09272339 A JP H09272339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
belt molding
positioning piece
door belt
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP8111331A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Ueda
忠史 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication of JPH09272339A publication Critical patent/JPH09272339A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストかつ簡易に、精度良くドアベルトモ
ールを位置決め固定する。 【解決手段】 車両ドアアウタパネル1の上端面1aに
沿って取り付けられたドアベルトモール2は、ドアフレ
ーム3の後側縁31下端部に係合する位置決め片23に
よって長手方向の位置決めがなされるとともに、ドアア
ウタパネル1の折り返し片1b下縁の規制部12に、ド
アベルトモール2の内側壁24下縁に形成された係止部
241が係合してその脱落が規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドアベルトモールの
取付構造に関し、特に簡易かつ確実な位置決めが可能な
取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドアベルトモールの取付構造の一
例を図4に示す。図はフロントドア後端部のベルトライ
ン付近を車両内方より見た斜視図で、ドアアウタパネル
1の上端(ベルトライン部)1aにはこれに沿って車両
前方(図の左方)へ延びる帯状のドアベルトモール2´
が設けられている。なお、ドア後端部には図示のように
上方へ延びるドアフレーム3がその後縁とドア後端面と
が一致するように位置し、また、ドアアウタパネル1と
ドアインナパネル4との間にはドアガラス昇降空間Sが
形成されている。
【0003】ドアベルトモール2´は図5に示すよう
に、下方へ開放する略U字断面をなし、ドアアウタパネ
ル1の上端面1aコーナー部を覆う本体21と、その内
側壁24に突設され、昇降するドアガラスWに接するシ
ールリップ25と、長手方向端部に型成形されたエンド
キャップ22とよりなる。ドアベルトモール2´の本体
21内には長手方向の適宜位置に複数の取付具5が挿入
係止されており、当該取付具5は、中央より下方へ長く
延びる所定幅の位置決め片51と、当該位置決め片51
を挟んで左右位置に形成されて(図4)下方へ延び、先
端に鉤部521(図5)を形成した係止片52とを有し
ている。
【0004】一方、ドアアウタパネル1にはその上端1
aより内側に折り返されてドアガラス昇降空間Sに臨
み、上記コーナー部を形成する折り返し片1bが形成さ
れ、この折り返し片1bの下縁に取付部13が突出形成
されている。この取付部13は、突出する枠部内に長方
形の取付穴131を形成したもので、取付穴131内に
上記取付具5の位置決め片51が挿入されて、エンドキ
ャップ22とドア後端面とが一致するようにドアベルト
モール2を長手方向で位置決めするとともに、枠部の下
縁には取付具5の各係止片52の鉤部521が係合して
(図5)ドアアウタパネル1からのドアベルトモール2
´の脱落を阻止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の取
付構造では、ドアベルトモール2´に取付具5を挿入係
止する際にある程度の位置誤差が生じるのは避けられな
いこと、および位置決め片51の挿入をスムーズになす
ために取付穴131の幅を、位置決め片51の幅に対し
てある程度(0.5mm程度)大きくしてあること等に
より、ドアベルトモール2´の長手方向の位置決めを一
度で精度良く行うことは困難である。このため、モール
本体21端部のエンドキャップ22(図4)がドア後端
からはみ出して見栄えを低下させ、甚だしい場合にはセ
ンタピラーやフェンダパネルと干渉して、再調整が必要
になるという問題があった。また、ドアベルトモール2
´とは別体の取付具5を必要とするためコストアップが
避けられないという問題もあった。
【0006】本発明はこのような課題を解決するもの
で、本発明の第1の目的は低コストかつ簡易に、精度良
くドアベルトモールを位置決め固定できるドアベルトモ
ールの取付構造を提供することにある。
【0007】また、本発明の第2の目的は、見栄えの良
いドアベルトモールの取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明では、車両ドアのドアベルトライン部に
配設されるドアベルトモール(2)の取付構造であっ
て、ドアアウタパネル(1)の上端(1a)を内側に折
り返して折り返し片(1b)を形成し、この折り返し片
(1b)の下縁にドアベルトモール(2)に一体に形成
した係止部(241)を係止させて、ドアアウタパネル
(1)にドアベルトモール(2)を係着するとともに、
ドアベルトモール(2)には、その長手方向端部(2
2)に長手方向における位置決め用の位置決め片(2
3)を突設して、ドアアウタパネル(1)の上端から上
方へ突出するドアフレーム(3)に位置決め片(23)
を係合させる。
【0009】本第1発明においては、位置決め片をドア
フレームに係合させることによりドアベルトモールが長
手方向で位置決めされる。この位置決め状態で、ドアベ
ルトモールの係止部がドアアウタパネルの折り返し片下
縁に係止されてドアベルトモールが固定される。このよ
うに、ドアフレームと係合する位置決め片によってドア
ベルトモールが長手方向で正確に位置決めされるととも
に、ドアベルトモールに一体成形された係止部によっ
て、従来のような別体の取付具を使用することなくドア
ベルトモールの固定がなされる。
【0010】本第2発明では、ドアフレーム(31)の
上記位置決め片(23)が係合する部分(311)を逃
がし形状に形成して、位置決め片(23)が係合した状
態でドアフレーム(31)の幅内に位置決め片(23)
が納まるようにしてある。
【0011】本第2発明においては、ドアベルトモール
の位置決め片をドアフレームに係合させた状態で、位置
決め片がドアフレームの幅内に納まり、ドアフレームか
ら出っ張らないから見栄えが良い。また、位置決め片が
ドアフレームの逃がし形状の中に位置しているから、ド
アベルトモールの長手方向端部が浮き上がることは防止
され、これによっても見栄えが向上する。
【0012】本第3発明では、位置決め片(23)を、
ドアベルトモール(2)の長手方向端部に型成形により
一体成形されたエンドキャップ(22)に突設してあ
る。
【0013】本第3発明においては、エンドキャップを
型成形する際に同時に位置決め片を成形できるから、コ
ストアップが回避される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の取付構造の一例を
示す分解斜視図で、従来技術を示す図4に対応する。ド
アアウタパネル1の上端面1aは内側へ折り返されて、
ドアインナパネル4との間のドアガラス昇降空間Sに臨
む折り返し片1bとなっており、その下縁には、長手方
向へ一定間隔で規制部12が形成されている。この規制
部12は、折り返し片1bの一部を下方へ突出させると
ともに、この部分を、下方へ向かうにつれて上記空間S
内へ傾斜突出させた(図3)ものである。なお、ドアア
ウタパネル1の上端面1aは、折り返し片1bとして折
り返される際に上方へ突出して(図3参照)係合壁14
となっている。また、ドア後端部には上方へ延びるドア
フレーム3がその後縁とドア後端面とが一致するように
位置し、ドアフレーム3の後側縁31は下端部311が
車両前方(図1の左方)へ傾斜屈曲して逃がし形状とな
っている。
【0015】ドアベルトモール2は樹脂の押出し成形等
により形成され、モール本体21は下方へ開放する略U
字断面をなし、内周部に沿って略同断面の金属製インサ
ート板26が埋設されている。モール本体21には、ド
アフレーム3に対応する部分を除いてその内側壁24
に、ドアガラス昇降空間Sへ突出するシールリップ25
が長手方向へ形成されている。モール本体21の内側壁
24はシールリップ25の形成域においてさらに下方へ
突出して、その下縁は鉤型断面をなして屈曲する係止部
241(図3)となっている。ドアベルトモール2の後
端部には射出成形等の型成形によりエンドキャップ22
(図1)が設けられ、当該エンドキャップ22の下半に
は側方へL字形に突出する位置決め片23が一体に形成
されて、この位置決め片23の一辺内周がドアフレーム
3の下端部311の逃がし形状に合致するように傾斜す
る当接面23aとなっている。
【0016】このようなドアベルトモール2を取り付け
る場合には、図2に示すように、エンドキャップ22の
位置決め片23をドアフレーム3の後側縁下端部311
に嵌合させ、当接面23aがドアフレーム3面に確実に
当たるまでドアベルトモール2を車両前方へ押しやる。
ドアフレーム3の後側縁下端部311は既述のように車
両前方へ逃がし形状となっているから位置決め片23の
厚みは吸収され、当接面23aとドアフレーム3の後縁
下端部311とが接した状態で、エンドキャップ22の
端面22aはドアフレーム3の幅(図2の左右方向)内
に位置する。このように、位置決め片23がドアフレー
ム31の幅内に納まるから、ドアフレーム3から位置決
め片23が出っ張って見栄えを損なうことがない。ま
た、位置決め片23が、ドアフレーム後縁下端部311
の、車両前方へ傾斜屈曲する逃がし形状の中に位置して
いるから、ドアベルトモール2の後端部が浮き上がるこ
とが防止され、これによっても見栄えが向上する。
【0017】このようにして、ドアベルトモール2を長
手方向で位置決めした後、モール本体21を下方へ押し
下げると、図3に示すように、鉤型断面に屈曲成形され
た係止部241が、ドアアウタパネル1の折り返し片1
b下縁に形成された各規制部12の背面を乗り越えてこ
れに係合する。これにより、ドアアウタパネル1にドア
ベルトモール2が脱落することなく固定される。ここ
で、図示のような上方へ突出する係合壁14がドアアウ
タパネル1にあると、モール本体21のU字断面空間内
に係合壁14が入り込んで、さらに確実な位置決め固定
がなされる。
【0018】本実施形態によれば、ドアフレーム3に係
合する位置決め片23によりドアベルトモール2を長手
方向で正確に位置決めし、ドアアウタパネル1の規制部
12にドアベルトモール2の内側壁24下縁の係止部2
41を係合させて固定するから、従来のような取付時の
誤差によりドアベルトモール2がドア後端からはみ出し
て見栄えを低下させ、あるいはセンタピラー等と干渉す
るという不具合は生じない。
【0019】また、位置決め片23を本実施形態のよう
にL字形に屈曲させてドアフレーム3の後側縁31に嵌
合させると、ドアベルトモール2は長手方向のみならず
幅方向へも位置決めされるから、その後の内側壁下縁2
41を規制部12に係合させる作業がより容易となる。
もちろん、位置決め片23をL字形に屈曲させることな
く当接面23aのみを有する形状に形成しても、従来に
ない効果を得ることはできる。
【0020】なお、ドアアウタパネル1の規制部12、
およびこれに係合する内側壁24下縁の係止部241の
形状は本実施形態に限られるものではない。例えば、ド
アアウタパネル1の折り返し片1b下縁に特に規制部1
2を設けず、折り返し片1bの下縁に係止部241を直
接係止させる構造としても良い。
【0021】位置決め片23はドアベルトモール2の前
端に形成することもできるが、センタピラー等に対する
ドア自由端の見切りを確実にするためには本実施形態の
ようにドアベルトモール2の後端に形成するのが有利で
ある。また、リヤドアに本発明のドアベルトモール取付
構造を採用することもできる。
【0022】
【発明の効果】本第1発明によれば、ドアフレームに係
合する位置決め片によってドアベルトモールの長手方向
の位置決めが確実になされるから、ドアベルトモールを
ドアアウタパネルに一度で精度良く位置決めすることが
できる。また、ドアアウタパネルの折り返し片の下縁
に、ドアベルトモールに一体成形した係止部を係合させ
て脱落を規制するから、従来のような別体の取付具は不
要であり、低コストとなる。
【0023】また、本第2発明によれば、位置決め片が
係合するドアフレーム部分を逃がし形状としたから、位
置決め片が出っ張ることなくドアフレームの幅内に納ま
るとともに、ドアベルトモール端部の浮き上がりも防止
され、これらにより見栄えが向上する。
【0024】さらに、本第3発明によれば、エンドキャ
ップの型成形と同時に位置決め片が成形されるから、コ
ストアップが避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における取付構造の分解斜
視図である。
【図2】本発明の一実施形態における取付構造の斜視図
である。
【図3】本発明の一実施形態における取付構造の断面図
で、図2のIII −III 線に沿った断面図である。
【図4】従来の取付構造の斜視図である。
【図5】従来の取付構造の断面図で、図4のV −V 線に
沿った断面図である。
【符号の説明】
1 ドアアウタパネル 1a 上端面 1b 折り返し片 11 ドアアウタパネル後端 12 規制部 2 ドアベルトモール 22 エンドキャップ 23 位置決め片 23a 当接面 241 係止部 3 ドアフレーム 31 後側縁 311 下端部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ドアのドアベルトライン部に配設さ
    れるドアベルトモールの取付構造であって、 ドアアウタパネル(1)の上端(1a)を内側に折り返
    して折り返し片(1b)を形成し、 前記折り返し片(1b)の下縁にドアベルトモール
    (2)に一体に形成した係止部(241)を係止させ
    て、前記ドアアウタパネル(1)に前記ドアベルトモー
    ル(2)を係着するとともに、 前記ドアベルトモール(2)には、その長手方向端部
    (22)に長手方向における位置決め用の位置決め片
    (23)を突設して、 前記ドアアウタパネル(1)の上端から上方へ突出する
    ドアフレーム(3)に前記位置決め片(23)を係合さ
    せたことを特徴とするドアベルトモールの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ドアフレーム(3)の前記位置決め
    片(23)が係合する部分(311)を逃がし形状に形
    成して、前記位置決め片(23)が係合した状態で前記
    ドアフレーム(3)の幅内に位置決め片(23)が納ま
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載のドアベ
    ルトモールの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記位置決め片(23)を、ドアベルト
    モール(2)の長手方向端部に型成形により一体成形さ
    れるエンドキャップ(22)に突設したことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のドアベルトモールの取付構
    造。
JP8111331A 1996-04-08 1996-04-08 ドアベルトモールの取付構造 Pending JPH09272339A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10906478B2 (en) 2019-02-01 2021-02-02 Toyota Motor Engineering & Manufactuirng North America, Inc. Vehicle door assemblies including front end engaged lower molding components

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10906478B2 (en) 2019-02-01 2021-02-02 Toyota Motor Engineering & Manufactuirng North America, Inc. Vehicle door assemblies including front end engaged lower molding components

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